お友達の選ばれし物さんの 『ポンコツ屋のブログ』 にて、ちょっと面白い企画をなさっておりましたので画像を紹介させていただこうと思いました。
四の五の書く前に、まずはそのまとめ画像を貼り付けますね。
画像は全部、ポンコツ屋のブログさんから直接フィードしています。
(ですから、あちらのサーバーが例えばダウンしてたり、ご覧になっている方のサーバーがexcite!をブロックしていたりしますと、画像が表示されないということになります。)
画像を拡大したい場合は、クリックして頂きましてポンコツ屋のブログさんの当該ページに飛びますので(別ウインドウが開く設定にしてます)、そちらであらためて画像をクリックして(2回クリックしないと拡大しないかも) いただきますと大きい画像で見ることができます。
まずは国内男子プロの使用アイアン。
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使用クラブは、GDOのサイトにあった使用クラブの表を元にしているそうです。
ですから、今は違うの使ってるよ、とか、2種類併用じゃない?とか、多少のいろいろはあろうかとは思いますが(私自身思いましたが)、GDOさんのせいです。(笑)
(基本的には取材日まで記載されてますから、タイミングの問題だけで間違ってはいないのだろうと思いますけれども。)
私としては、キャロウエイに移籍した遼くんが アーニー・エルスやフィル・ミケルソンと同じRAZR X Muscleback を選択し無かったのが意外でした。
RAZR X Musclebackは次の写真に出てきますが、別名 X-Proto (お友達の hallyさんが愛用なさっていらっしゃいます) の新溝適合バージョンのアイアンです。
こちら ↓ に、選ばれし物さんの記事の主旨が書かれておりますが、
2013年の国内メーカー各社からそれぞれ所謂マッスルバックのアイアンが新しくリリースされ、マッスルバックへの回帰の様なトレンドが見て取れるが、プロの場合は案外と純然たるマッスルバックのアイアンを使っていないなぁ。 ということが見て取れます。
この写真ですと、16本中、1本半って感じですかね。
こちらはPGA(および欧州ツアーから来てプレーしてる人も)の男子プロの使用アイアンです。
似たような傾向が見て取れます。
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サポート体制とかの差でしょうか、日本国内メーカーさんのアイアンが減りまして、米国メーカーさんのアイアンが並んでいます。
左上が空いているのは、ローリー・マキロイがタイトリストからナイキに移籍して、GDOさんのリストではまだタイトリストの712MBになってたからでしょうかね?
マット・クーチャーも、この間のアクセンチュア・マッチプレーの時に見てたら、スネデカーと同じブリジストンのJ40使ってましたね。
こちらでも、15本中4本だけです。
でも、キャビティーバックと言うにはあまりにも凹部分が浅いよねー、って感じのクラブも多いですね。
こうやって画像で並べていただく(選ばれし物さんからの) 一手間で、随分見やすいです。
もひとつ、ワールドランキング順になっているのがこちらの写真です。
2013年、最新のランキングでの使用クラブ。
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ローリーがまだナイキになっていませんけど、ワールドランキングの上位の上位になりますと、少しだけマッスバック率が増えてるような感じがいたします。
16本中の8本、ってところでしょうか。
私には、680MBが際だって見えちゃうんですけど、ウエブ・シンプソンは712のAP2に変えちゃってるっぽい情報もあります。
アダム・スコットは710MBのままなんでしょうかね。
私、個人的には710MBより712MBの方が見た目が全然カッコ良くなってると思うんですが、ここまで今年から使わないローリーの分しか712MBの写真が無いのがすごく意外でした。
もうふたつ、国内女子とワールド女子。
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ゼクシオとブリジストンの一騎打ちって感じですね。 そうでもないかな?
選ばれし物さんが元記事に、「TOURSTAGE V-iQ FORGED IRONとゼクシオ セブン アイアンて 設計思想の方向性が 随分違う気がします。 」ってお書きになっています。
これはちょっと私も気になりますねぇ。
あと、ちょっと目を引きましたのは、6位の人のアイアン、見たこと無いなぁ。ってところです。
ワールド女子の方は、
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私としては、クリスティ・カーがちょっと嬉しいです。
X-22 Tourってクラブは、X-Tourがマッスルに移行するに伴って、X-Tourと全く同じ感覚で使えて見た目も落ち着いて出来ているクラブでして、一時X-Tourの6番が無くなった時(←あとで無事出て来ました。)にX-22 Tourを買って入れてラウンドしたぐらい違和感ないです。
テイラーメイドの ツアープリファードMCってクラブも試打だけですが好きな感触でした。
CBではなく、(MBも良かったけど、) MCです。
ずらーっと並べてみると、楽しいですね。
選ばれし物さん、ありがとうございます。m(__)m
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私自身としましては、マッスル、キャビティ、マッスル、キャビティ、キャビティ、マッスルと変遷してきていまして、どちらにもこだわりがありませんし、あんまり違いを感じません。
むしろ、オフセット(フェース・プログレッション)とか、重心距離とか、そういうスペックの方が、自分に合う合わない、使いやすい使いにくい、という感触につながっているように感じます。 (スペックとの関連はよく分かっていませんけれども。(^^;)
グースが強いと駄目なんですよね。
しばらく辛抱して使えば慣れちゃうのかも知れないんですけど、最初に打った時の第一印象をもっとも重視してクラブを選んじゃいますので、今まで何度かトライしましたが定着しませんでした。
もっと私にふさわしいアベレージ向けとかの易しいクラブで距離も出る、っての 「いいなぁ。」って思うのですけど、1球目からスパーン!って行ってくれるクラブになかなか出くわしません・・・。
2013年、国内メーカーのマッスルブームとも言うべきか? な動向、今後のプロのクラブ選択とか、俄然注目ですね。
マッスルバックのクラブ自体、一昔前のマッスルバックとは全然違いますからね。
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以下、私のアイアンセットの履歴です。
(これ以降は、おっさん(私Z)の昔語りになっちゃうので、続きを読む>>に。(笑))
スポルディング トップフライト プロフェッショナル (シンクロダインド)
このクラブに人気があったの、当時は知りませんでしたね。
これを貰ったので、それまで数回クラブを借りて左打ちで練習を始めていたのですが、右打ちにしました。
当時はクラブは高くて学生でしたから手が出ないし、左用は本当に少なかったし、まぁそんなところです。
ちょっとシャフトの中が錆びてて打った時に折れまして、手をパックリ切ってしまったこともありまして、このクラブだけはたぶん実家にも残っていません。
ちなみにこの頃はスライサーでした。
マグレガー JNP (Jack Nicklaus Personnel)
こちらは、86年にジャック・ニクラスが復活してマスターズに勝った時のクラブを記念して、後にマグレガーから市販されたモデルです。
ジャックが初めて手にしたキャビティバックです。
これと、レスポンスから出たヘッドのデカいパターをマグレガーがダブルネームで出したやつを使ってましたね。
フェース側は、マグレガーのVIPとかミュアフィールドとそっくりでした。
スペック的には、あまりキャビティーの恩恵を感じない造りでした。
このクラブは、買い集めて、1番、2番、PWからSW、パターまで全部持っています。
当時もうひとり大好きだったアイサオ・エイオーキー(青木功) の真似をして、アイアンのロフトは全部カタログより1度寝かせていました。
1番アイアンだけ、ティーショットに限定していたので1度立てました。
マグレガー ミュアフィールド 20th
このクラブは、ジャックが66年にジ・オープン(全英)を勝った時のプロトタイプを後に市販化されたものです。
その後、ミュアフィールドでの全英勝利から20周年を記念して、それまで根強く人気が続いていたこのクラブの復刻版を、ミュアフィールド 20th として86年に売り出されました。
ということは、このクラブが売りだされた年にはジャックは上記 JNP のプロトタイプを使ってプレーしていたということになりますね。
私はもちろんそれから数年後に、中古である程度安く入手しています。
このクラブも買い集めまして、1番、2番、PWからSW、パターまで全部揃って持っています。
(こちらは以前記事にしています。)
これを私が使い始めた頃には、港区にマグレガーの直営アンテナショップもありましたし、また芝公園の辺りにマックスさんという方がやっていたマグレガーを中心としたちょっとしたコレクター向け的なショップがありまして、時々足を運んだものでした。
そのお店で、長嶋茂雄が使っていたという、マグレガー・カスタム・リミテッド・エディションというアイアンセット (・・・長嶋さんのは限定刻印100セット中の003番とかのやつで、とんでもない値段でしたが) の、限定刻印なしの廉価版のセット (それでも当時で30万円ぐらいでした) の、お客さんが買わないで残っていた 1番アイアン(しかもジャック&長嶋さん仕様の革巻きグリップ) を、単品 5万円で購入しまして、今でも家宝にしています。 (笑)
(本当はジャックの皮グリップを巻ける人は、世界に一人しか居ません。)
形状としては、ミュアフィールドとほぼ同じですね。
このクラブを最後にプレーしたのは昨年の8月、怒涛のゴルフ月間の最後の締めで、サンクレメンテ・ムニでのラウンドでした。
タイトリスト DCI
こちらのクラブは、96年のchoice誌に出ていました 95年のPGA使用率 No.1 になっていたクラブを、その1-3年後くらいから買い集めた際に買ったものです。
(この件に関しましては、以前こちらに少しだけ書きましたですね。)
ドライバーはグレートビッグバーサ、SWはクリーブランドのTA588、パターはピンアンサー、って感じです。
おそらく、PGAのツアーカードを持ったプレイヤー百数十名の中での使用率だったんじゃないかと思います。
かなりしっかり深いキャビティ形状でしたが、かなりビシっとしたアイアンでした。
こちらのクラブは、2番アイアン以降しか持っておりません。 1番が見つからなかったんですよね。
この後 DCI を冠したクラブが様々出てきますが、最初のDCIです。
後に、区別して「DCI-B」と呼ばれるようになった模様です。
このクラブを最後にプレーしたのは昨年の8月、怒涛のゴルフ月間の始めで、鎌倉パブリックでのラウンドでした。
キャロウエイ X-Tour
米国に転勤して来ましてしばらくはゴルフをやる余裕がなかったのですが、また復活してやり始めるに当たり、ちょっとクラブでも新調しようかな、ということで米国に来てから初めて購入したのが、こちらのアイアンセットです。
ドライバーも、グレートビッグバーサからFT-3に変えました。
ミケルソンや他のキャロウエイと契約しているプロは、2003年頃はこのモデルのプロ仕様のやつを使っていたと思います。
それまでのキャロウエイのショートホーゼルな設計思想の、大人気だったX-14とかのラインから、初めてロングホーゼルのマッスルバックにキャロウエイが歩み寄って作ったフォージドのアイアンです。
私はこの頃からハイブリッドのクラブ (テイラーのレスキュー) を使うようになりまして、このアイアンセットは3番アイアン以降しか持っておりません。
2番アイアン、出てたのかなぁ?
新溝の適合性は、まだATR (追加テストを要する)になったまんまです。
(ちなみにキャロウエイは、ここからX-Protoまで全部 ATRのまんまです。)
プロとかは、もう古いの使いませんからねー。
このクラブで最後のラウンドしたのは今のところ、ついこの間のグレンアイビーでのラウンドでしたが、まだ使ってラウンドする機会もありそうです。
このアイアンセットは、かなり好きです。(^^)
アダムズ IDEA MB2
実はこのクラブの前に、タイトリストの690.MB というアイアンセットを購入しています。
記事にしましたですね。 非常に人気の根強いクラブでして、実は私のブログの記事の中でも一番多いアクセス数を続けているのが、タイトリストの690.MBの記事だったりします。
(古いモデルながら新溝適合でして、それが理由で(というか口実にして) 「ただ形が好きだから(要するにミュアフィールドによく似ているんです)」購入しましたもので、未だにたまに打ってみる程度でして、バッグには入っていないのです。)
そして、つい最近記事にしましたが、気まぐれに購入して目下気に入って使い始めたのが、こちらのIDEA MB2です。
その昔、ベルンハルト・ランガーがマグレガーのアイアンにちょうどこんな感じでドリルして真鍮を埋め込んで低重心化して使っていたことを思い出します。
特筆しておきたいのは、このアイアンのforgiveness(寛容度合い)です。
シャフトが薄黒くてカーボンシャフトみたいに見えますが、KBSのスチールシャフトが入っています。
遠くない将来 2セット目を買っちゃおうかなぁ、と思っちゃうぐらいこのクラブは良いですね。
(追記: 2セット目、2014年に買いました。 溝がピンピンのやつ。(^^))
以上、マッスルが好きなんだかキャビティーが好きなんだかよく分からない、私のクラブ変遷でした。(笑)
9 件のコメント:
こんばんは (=^・・^=)
お・・ 長い記事になってますね
ありがとうございます。
2013年ワールドランキング男子 名前の入った物に 変えましたので
こちら画像も差し替えて下さい。(*^_^*)
続きも 読む も 読みました(笑)
私は 過去に キャビティーは 1度のみ
しかも 2週か程度で 友人に売却
それ以降は まあ・・ 止めていた時期も有るけど MBばかり 使ってます。
多分 下手だから 使えるのだと・・(汗)
アダムズ IDEA MB2 もう 1セット買うと言うのは かなり惚れてますね。
う・・ これは 是非 何とか チェックしないと。
しっかし色んなヘッドがありますね。
スポルディングの「赤トップ」懐かしいですね。凄くいい顔していました。
非常に面白く、興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
Zさんのアイアンの変遷を見ていると、人気のクラブを数年遅れで買っているのと、見た目を重要視している感じを受けました。実は私も同じかも知れません。
選ばれし物さん、こんにちは。
紹介の許可いただいてありがとうございます。
みなさん興味深く見てくださってますですね。
写真、早速差し替えました。
IDEA MB2はですね、選ばれし物さんには分かっていただけると思うんですけど、ノーメッキなんです。
それで、少々使い込んであってもフェースの打球跡のメッキが剥げて丸く違う色になったりしないんですよね。
手入れが面倒ってことはあるかも知んないですけど、磨くのもある意味楽しいですし、ある程度錆びていくのも楽しめますし。
ちょっと粗めのコンパウンドで磨いたんですが、クラブ同士の擦過跡もテカってついたりします。
まー、その面倒くささがいいっていいますか。
メッキ無し表面処理なしの軟鉄のアイアンで、こんなに安価で入手できるクラブって無いですよね。
新品探すと$1000程度ですけど、中古品で(もちろん程度によりますが)ショップでは$450-550程度で手に入ります。eBayで上手くやると$300程度でも入手可能かもです。
サンディエガンさん、こんにちは。
息子さん、楽しみですねー。 応援してます!
我々へぼちんアマチュアは、四の五のクラブを買ったり、思いを馳せたり、コレクションしたり、ゴルフに対する接し方が、「愉しみ」優先になっちゃうんですよね。(^^;
サンディエガンさんもあのクラブお好きなのですね。
私は初心者でしたし、難しい印象しか覚えていないです。(^^;
やっぱり今でも私の一番の憧れはリミテッド・カスタムでしょうかねー。
(持っていませんが。(笑))
「我々」ってのは、私と友人たちのことです。
スクラッチプレイヤーのサンディエガンさんや競技ゴルフバリバリのアマの方々は入っておりません。(^^)
trimetalさん、こんにちは。
面白いですよね。
ひと昔前のリストとかも作って並べて見ることが出来たらまた面白いと思うんですけどね。
私はクラブを腕で評価するようなスイングしてませんですからね。(^^;
しかもですよ、計測によるフィッティングとかしたことありませんから、自分が見た目で好きなクラブを選んで鳥かごで打っての印象で買いますから、見た目重視です。(笑)
2年から数年遅れるのは、値段の問題だけですね。
26-7年もゴルフやってて、6セット目に入ったところですから、そんなに変える方ではないと思います。 他にもちょろちょろ試したクラブはあったりします。
トップフライトと、JNPの間にもなんかアイアンがあったんですが、もらいもんのバッタモンでしたしまるで何も覚えてないんです。 使ったのもずっとじゃなかったですし。(^^;
たとえばですね、X-Tourを買ったときは最初X-18のTourじゃない方を買ったんですよ。X-20が出たばっかりの時に。
その前がDCIのキャビティでしたから。
で、2-3ラウンド使ってみたけど、全然上手く打てなかったので、取り替え、取り替えしまして(近所のゴルフ屋さんが、90日以内は100%でストアクレジットにしてくれます。)、X-Tourに落ち着いたのです。
今回も、710MB試したけど止めて取り替えてますしね。(^^;
でも、メッキ無しのクラブに辿り着いたのは嬉しい誤算でした。
(もっと面倒だと思っていたんです。)
このアダムスのIDEAってアイアンは魅力的ですね。人のを見るとつい欲しくなる悪い癖です。
私は大学に入ってからフルセットを初めて買ったのですが、それ以来の変遷は、
(1978)Macgregor軽量アイアン(モデル名は不明)
(1979)HOMMA DC-700
(1981)HOMMA FE-700
(1997)PRGR DATA-601
(2009)FOURTEEN TC550
(2011)Callaway X-forged 2009
6セットですね。35年で6セットですから少ない方だと思います。
でも、FE700とDATA-601が圧倒的に長いです。最初の頃は、腕の上達に合わせてクラブを変えていたのかも知れません。
ゴルフやりこんでいる方で、35年で6セットはすごく少ない方だと思いますです。(^^)
ノーメッキのアイアンって、そんなに無いですよね。
後継機種のMBが、すでにテイラーのMBみたいになってますから、
IDEA MB2が絶滅種になると思うので、もう1セット確保しておきたいかな、って思っちゃうんです。(笑)
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