12/08/2009

ゴルフボール・ファインダー・メガネ


以前、Eagle Eyesっていうサングラスをご紹介しましたが、その時に、
Visiballっていう商品にもちょっと興味あるなぁって書いたんですが、類似商品をかなりの安値で購入してゴルフ・ビギナーにプレゼントしました。


その名も、「 Golfball Finder Glasses 」です。

これも、「As see on TV」商品です。(笑)



メガネかけている人でしたので、メガネの上から掛けられるこの商品はすごくピッタリでした。


そうなると、ホントによく見えるのかどうか、気になりますわね。(笑)

プレゼントしたばかりだってのに、1番ホールのティーイング・グラウンド脇で見させてもらって、ついでに写真も撮らせてもらいました。(^^;

こちらです。 ↓

画像をクリックで拡大します。

私のボール2個、どこにあるか分かりますでしょうか?
画像をクリックして拡大して見てみてください。

肉眼ですと、写真で撮ったよりももう少しボールが蛍光色な感じに光って見えます。

これは意外に見えやすいかも。 ♪


ただですね、問題を発見しました。

肝心のビギナー本人さんが、7I、PW、PTの3本を持って走りつつ、このサングラスを忘れずに持ち歩くのが困難なのでした。(笑)

(激安ディスカウントの$6.99で買ったから、まぁいっか! (^_-)


12/06/2009

Glowball Golf Tournament


この記事 → 「Glowball Golf at Coyote Hills」の続き、
体験レポートです。(^^)


いやー、行ってきましたよ!{笑顔}

結論から言いますと、もんのすごく楽しかったです。
まずはコースに集まって、外のパテオでビュッフェ形式のディナー。



ディナーってもね、ハンバーガーが中心だったりするんですけどね。(笑)

リピーターの人、多かったですねー。
みんな楽しみにして来たみたいでした。(笑)


コースは、ここです。 → コヨーテ・ヒルズ・ゴルフクラブ

で、大まかなルール説明がありまして。



意外に帽子被ってる人が多かったですね。 夜なのに。(笑)

ルールは、2人1組のチーム戦で、各ショットをベストボール形式でいい方を選んで同じところからプレーし、スコアをひとつ記入します。
ボールは、蛍光スティックが飛び出さないようにいちいち向きをクラブフェースとボールの中のスティックが平行になるようにセットし直さなければならないですし、もう一人は拾い上げていい方のボールの位置からプレーしますので、6インチプレースありです。

ボール3とも無くしたら、その時点でそのプレイヤーはアウト。

ピンフラッグのライトは地面に置くと消えることがあるんで、次のグループのためにてっぺんのスイッチを押して再点灯してあげて下さい。


13番-15番の遠い場所からスタートの人たちは、係員がカートでシャトルしてあげます。
ってなところでした。


「グリーン上のマークは見えないと思うけどどうするんでしょう?」って質問してみると、「ティーでも刺して下さい。 月が出る頃には目が慣れてなんとか見えると思います。」ってことでした。



でね、写真載せてみますが、見えないんですよ、これが。(笑)

画像をクリックで拡大します。


街中と違って、ゴルフ場って暗いんですよね。
これ、12番だったかな?のティーインググラウンドで前の組の人もいて7人写ってるはずの写真です。

動画も載せてみますね。


一緒の組になった、なかなかの腕のプレイヤー(多分ハンディ8ぐらい?)、チャーリーです。
見えませんけど、5Wを打ってます。
音は聞こえますかね?



さすがに見えませんから、ティーは白ティーからでした。

1枚、私がティーショットを打った直後にフラッシュ焚いて写真撮ってもらってみたんですが、こんな感じです。

画像をクリックで拡大します。


フラッシュの光が届く範囲なんて、知れてますからね。



コース上には、200y、150y、100yのところに赤い光るスティックが刺してあって、目標にもなっているんですが、バンカーも近くのやつがほのかにしか見えないし、フェアウエーもどこが絞れてたかとかあんまりよく見えません。

しかもこの間は黒ティーからラウンドしちゃいましたので、ティーショットの落どころが違って来る関係で、記憶に頼る位置関係も定かじゃない。
で、仕方ありません。 距離も短いですから、ユーティリティーでのティー
ショットを多用しました。

ボールはね、光ってて見えるんですけど、クラブヘッドがかすかにしか見えないっての、けっこう不安ですね。(笑)


ボールには、なん種類か違う色があって、ランダムに配られたボールを使ったのですが、みんなシャーピーでマーキングしていましたです。


ショットガン・スタートで、我々は17番クリーク越えのパー3からのスタートでした。


スコアの方はこんな感じです。


17 3 - / 11S-①
18 4 △ 0 2BL-①

10 4 - 0 11S-②
11 5 - 0 8A
12 4 - 0 4A
13 4 - 0 18S-② (4 ->3パット?)
14 3 △ / U28S-4S-① (3パット)
15 5 - 0 ④ (サンドセーブ) (8歩?)
16 4 △ 3 9A (ウォーターハザード)
39 (18)


私に付き合って来てくれた貴徳な友人(笑)は、ハンディキャップで29の人でしたので、まぁ殆んど私のショットを選択することにはなったんですが、彼に先に打ってもらってうまく行ったときはそのボールをセーフティネットにして私は思い切ったギャンブルに出るとか、ボール採用しなかった時でも力になってくれました。

私がミスして4歩残した13番のファーストパットを2歩(約1m半)に付けてくれたり、15番のバンカーからは私がグリーンのカラーまでしか出なかったところを、先に4歩(約3m)に付けてくれたり(これは私が4歩のパットを入れてサンドセーブしました。)、けっこういいチームワークでしたけど、上位入選は到底無理かな。

最終16番ではついに噛みあわず、1ペナルティーでドロップすることに。
友人がティーイング・グラウンドすぐ左のブッシュに打ち込み、私のティーショットも予定より飛び過ぎてウォーターハザードでした。

時間が遅くなったので、ふたりとも表彰式出ないで急いで帰って来ちゃったんで結果が判んないんですけどね。(^^;


彼は、ブッシュにも5回打ち込みましたし池にも3発入れたんですが、暗闇で光ってますからさすがに見つけやすいですね。(笑)
ボール回収用の道具も持っていましたので、無くなったのは谷底へ行った友人のボール1個だけでした。
私の方は支給される2個のボールの他にもう一つ買うことができるってルールでしたので当然もう一つ買っといたんですが、1個で済んじゃいました。(^^)

ティーショットとか色々、見えないから集中して打てる、って言う効果はあったかも知れませんね。

なんだかんだ、距離もそんなに外れず、1-2クラブアップぐらいで打ってまぁまぁの結果でしたし。


ただ、グリーンの傾斜は見えにくいですねー。
歩いて感じないとダメです。
同じところから二人打つので、二人目はラインが分かるっていう面はありましたけど、真っ直ぐ転がんない時もあるボールですからね。(笑)
難しかったです。



この冬は、1月か2月にまた同じイベントをやる予定だとか言ってました。
評判がいいんですね、このイベント。(笑)

私も、スーパー楽しかったです。(^^)

12/04/2009

距離計測機能付パター(DMMP)


コネチカットのtrimetalさんから、大変興味深い商品(パター)を教えていただきましたので(と言っても日本の商品ですが)、私からの考察を加えつつご紹介してみたいと思います。


まずは、大本のHPのリンクはこちらです。
http://www.dmmpdesign.co.jp/

使い方の説明が、詳しく書かれていますので読んでみました。

この商品の核心部分は、この↓目盛りが刻まれているグリップですね。


グリップエンドのところに貫通穴があけてあり、多くのプロがやっているような形でパターを立ててぶら下げて持ったときに、水平が出せるようにしてあります。

そして、30cmのテークバックで打つパットの距離を基準にして、その他の距離をテークバックの大きさで打ち分ける、という仕組みです。
基本的な考え方は、私の実践しているデジタルパットに近いですので、コンセプトは分かりやすかったです。


もうちょっと具体的な使用法も見てみましょう。



この図が仕組みを端的に表していて分かりやすいのですが、まずは30cmのテークバックでボールを打ち、転がった距離を確認します。マークなどを置いて打つ前のボールの位置が分かるようにしておくといいですね。

で、打つ前のボールの位置の真上にこのパターを吊るし、▽マークの位置に打ったボールが重なるように自分が動いてパターと自分との距離(「腕の長さ」とされているのがこの距離ですね。)を調節します。

で、ラウンド中パットを打つ時に、この時に決めた「腕の長さ(ボール上に吊るしたパターと自分(の目)との距離)」をいつも一定に保っておいてボール後方からパターをボールの真上にかざして吊るし、カップを見ます。
その時に、カップが重なる位置のグリップ上の目盛りを読んで、目盛りの表示するcmのテークバックでストロークするとカップまでの距離になる。 というシステムですね。


あらゆるグリーンの速さ、あらゆる傾斜、あらゆる人のストロークの個人差にも対応できるのは、30cmのテークバックで実際に打った距離を基準にキャリブレーションするから、という訳です。



このページの図 ↑ とかを見ますと、ちょっと複雑に感じてしまうのですが、やってみると意外にシンプルですね。



いくつか、問題点も感じます。


このシステムで一番肝心になるのが、「腕の長さ(L1またはL2)」で、これはすなわち“ボール上に吊るしたパターと自分(の目)との距離”な訳ですが、これをラウンド中にずっと一定に保つ術が説明されていません。

これは一定に保つのがけっこう困難な感じがするのですけれど、このパターを使い込んでいくと慣れて出来るようになるのでしょうか?
といいますのも、グリーンのスピードなどの差で毎回ラウンドするたびに違う距離になりますから。

ボールからつま先までの距離で確認して、それをさらにこのパターの目盛りを使って測り、傾斜に負けずに真っ直ぐ立つようにする、とかすれば、一定に保てるかなー、とか思いますが、そうなるともはやパッティングそっちのけの測量になっちゃって実用に向かないような?

まぁ、いつもホームコースで使い、いつも同じ距離で持つようにしている、とかならアリなのかな?


もっと大きな問題は、R&AやUSGAで公認されるかどうか。

ルールブックのグリップに関する項目には明示はされていませんが、グリップに目盛りが入っているとなりますと、当然非公認にされるものと思われます。

HPには、
>現在、ゴルフ規則の適合性についてグリップのみを英国R&Aへ審査を申請しております。
と書かれています。

露骨に目盛りに見えないように、あたかもグリップの柄かのように工夫してはありますが、おそらく通らないでしょう。


テークバックの大きさを、どうやって作るかの説明もされていません。
ノリさんの「決め打ち(デジタルパット)」では、スタンス幅を変えて右足の靴や太腿を基準にコントロールする術がキチンと確立されていますが、このパターで分かるのは、36cmとか、55cmとか80cmとか、数字で分かるだけですからね。

私の経験では、80cmのテークバックを振り子式ストロークで真っ直ぐ引くのは至難の業です。


あとひとつは、どうやって一定のストロークを保つかということ。
振り子式ストロークが推奨されています。

発明者で社長の小祝秀明さんという方は、パットの上手な方だと確信はいたしますが、説明にやや不備があると感じました。

身長と拍数の対照表まで用意して“全くの振り子式パット”を推奨なさっていますが、全くの振り子のような動きをしますと、ボールはよく転がりません。

先日のテークバック相関グラフという記事に書きましたが、本人が限りなく振り子に近くほんの少しの一定の加速度を加えているつもりで打っているパットも、実際にスローで録画してみますと、トップからインパクトにかけてはテークバックの3倍強ものスピードで振っているのです。

でも、振り子式パッティングを推奨するために、わざわざパターが重めに出来ているところには共感いたします。


それと、これは大した問題ではないのですが、長い距離ほど誤差が出やすいパターグリップを使っての測量よりも、ボールからカップまでの距離は歩測した方がずっと正確だ、という点も挙げられます。
Homeのページにある「お客様の声」にも、そういう意見が上がっていますね。



問題点をいくつか挙げてみましたが、よいアイデアであることには間違いないと思いました。(^^)

少なくとも、HPにも書かれているように

>初級者の負担を軽減するために開発

されたものとしては、秀逸で画期的なシステムです。

ただ、商品としてはいささか魅力に欠けるような気がいたします。

ゴルフの初級者向けにしては、システムが少し複雑で取っ付きがよくないこと。
そしてまた、Homeのページにある「お客様の声」に、初・中級者向けの価格を考えて欲しい、というショップからの意見もあがっていますが、初心者向けにしては“物が良い”だけに値の張ってしまうパターの匠、IPTの山田パターと組み合わせてしまったところも、マーケットを見誤っているような気がしてなりません。


でも、私は好きですね、この商品。
できればグリップ単体だけ2,000円ぐらいだったら欲しいかな。(^^;



公認されなければ結局「練習だけ」用なのですから、手持ちのスペアのパターのグリップに銀マジックで目盛り線を自分で入れて、グリップエンドに細いストローでも貼り付けてみてどのくらい有用か実験して試してみますけど。

・・・というのは聞かなかった方向でお願いします。m(__)m (笑)