10/02/2012

バッバとポールターはPGAの歴史を変えるのか?


この記事ねー、私も以前から同じことを思っていまして今回のライダーカップで「うん、うん。」って思っていたんですよ。




私は野球とかフットボールが好きですので、観客を喜ばせる、興奮させる、魅せる、スポーツエンターテイメントとしては、こういう方が好きですねー。


米国の観客が騒がしいのは今に始まった話ではなくて、2月にアリゾナ州ののTPCスコッツデールで行われるフェニックス・オープンではゴルフトーナメントの観客がらんちき騒ぎに近いすごい歓声で盛り上がるのは有名ですけど、このライダーカップもいつにも増してすごい歓声でした。


(もちろん、本来の戦いとしても今回のライダーカップは随所にスーパーショットが見られて迫力満点、大満足でした。 でもこの記事ではその点はさて置きまして。)



今回ちょっと違ったのは、バッバが1番ホールのティーショットを打っている “最中にも” 歓声がずっと続いていたところですね。

バッバが観客に要求しましたので、成り立ったわけなんですけれども。


こちらに動画があります。



カメラのシャッターの音で打てないとか、ものすごくか弱いプロスポーツって感じしますよね。
既成概念を外して考えてみますと。

バッバもなんてことなく打ってますし。

歓声が続いている中で打てば、突然のシャッター音に「ビクっ!」とかなることもなくてかえって良いのではないでしょうか。(^^)


これ、私がTV見ていた限りでは、バッバより先にイアン・ポールターがやったんですよね。
土曜日の対戦で。

(追記:コメントをいただいて判明しましたが、どうやらその前の金曜日にバッバが観客に要求したのが最初で、土曜日にポールターが応戦したそうです。「俺にもやってくれよ。」って感じではなくて、「どうだやってみろ。」的なジャスチャーだったのですけど、ポールターはいっつもそんな感じですもんね。(^^))


応援する観客と言うよりも、野次る観客を煽るような感じで 「(騒音を) 続けたらどうだ?」「ほらどうした、音が小さいぞ?」みたいな感じのジャスチャーして、歓声が続いたまま打ったんですよね。

その直後のバッバが、「あれ?俺んときは歓声やってくんないの?」みたいな感じで続きまして。

最終日のスタート時には、バッバが完全に自分のものにしていました。(笑)



私は個人的にこのノリは好きです。(^^)

(私には歓声送ってくれる人居ませんけど、例えば後ろの組みの人がうるさかったりしても全然気にならずにティーショット打てます。 ですからまぁ、ほとんどのプロはもっとずっと大丈夫なんじゃないかと思うんですよね。)


9/30/2012

ニューポートビーチ (カントリークラブ)


こちらは、チャンピオンズ・ツアーの東芝シニア・クラシックが開催されているプレイベートコースです。

今年の東芝クラシックは50mphはあろうかという暴風雨の日があった中、驚異的なことにトップ集団のプロは-6とか-7のアンダー・パーでプレーでラウンドしていましたことが、記憶に新しいです。
グリーンが柔らかくなっていたこともあったのでしょうか。 凄いですねー。

コースがあることは知っておりましたが、なにしろ立地的には超高級住宅街の只中でしかも海沿いのPacific Coast Highway沿いとありまして、メンバーさんは超お金持ちばかりのプレイベートコースでありまして非常に敷居が高く、近くて遠い存在のコースでした。(^^)


Newport Beach Country Club 
http://www.newportbeachcc.com/


1953年の設立で非常に古い歴史あるコースです。

ロサンゼルス周辺の古いコースに典型的な、William Bell氏の設計で、キクユ芝のファエウエーとラフ、ベントとポアナの混合のグリーンです。

後に、Harry Rainville氏とそれから後にTed Robinson氏によって、何度か改修されているそうです。

メンバーの方に聞いたんですが、最近ベン・クレンショーにも改修を頼んだのだそうですが、直すとこないよ!って言って請け負わなかったそうです。


ラフのキクユ芝の強いところに行きますと、グリーンへたった15yのアプローチも振り切って打たねばならず私にとっては驚異的に難しくなりますね。 逆目だったらもうお手上げです。


コース的には、コースのサイトの写真を見ていただいても分かりますが、スロープの数字も大きくありませんし、フェアウエーも広々として、ハザードも目立って多くはなく、セパレーションの木々も密集したところはあまりありませんで、とてもゆったりとした気持ちのよいコースだと思います。

ただし、噛めば噛むほど的なコースなのでしょうか、すぐ隣りのPelican Hill のようなワクワク感のするデザインではありませんでした。

これだけ海に近くて、どのホールからも海が見えないというのもその辺りのことを象徴していると言いましょうか。



それではいくつか写真をご紹介していきますね。

今回は青と白のコンボ・ティーからのラウンドです。


まずはスタートの1番ホール、青からで339yの短いパー4です。

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写っているのが、今回招待して下さったマイクさんです。

後方にホテルが見えます。 海を背にして打っていく方向で、2打目からは左へドッグレッグしています。フェアウエイ・バンカーのやや左へドローで行っていくとちょうどよいですね。

私はティーショット、2打目とも無難に良いショットを打って、ピンハイの9歩(約6m)。グリーン左手前のガードバンカーを避けた感じです。

このパットが入りかけたのですが、少し強すぎてカップから跳ね出てパーの無難なスタートでした。


しかし無難だったのは最初だけ、この後3番4番と連続で池ぽちゃなどもあり、沢山ダブルボギーを打ったのでした。



次の写真は、418yの6番ホール、グリーンから振り返って撮った写真です。

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このホールではドライバーを左に曲げまして、セパレーションの木の後ろから大きなフックでフェアウエーに戻しまして、約65yの3打目勝負でした。

この日は本当にショートパットがことごとく入りませんでしたが、写っているボールの4歩(約3m)のパットは運良く入ってくれまして、1番ホール以来のパーが獲れました。

ホールは広々としていますよね。



こちらの写真は13番ホールのパー3、青ティーからで170yです。

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確かピンが奥目で風がアゲンスト、185yぐらい打つ計算だったと思います。

例の前記事のレスキューの3FWを使ってみましたが、見事にフックしてグリーン左サイドの(写真では木の後ろに写っている) マウンドに造られているバンカーに入りました。

かなり曲げ過ぎです。

バンカーショットはまぁまぁ悪くない感じで出ましたが、寄せきれずにボギー。



そしてこちらは17番ホールの美しいグリーンです。青ティーから185yのパー3。

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ここは、上手く打っても奥のピンにはやや短いかなー、と認識しつつユーティリティーの4番で打ちまして、予定通り? グリーン真ん中やや手前にオン。

池が右サイドでしたのでなんとか池ぽちゃせずにすみました。(^^)

2段グリーンの下から、あわや入りそうになったファーストパットでしたが微妙に外れた後、するすると2歩(約1m半)も離れてしまいます。

この返しのパットを外して3パットのボギーにしてしまいました。



さて、最後にご紹介いたしますのは、18番ホール510yのパー5の3打目地点です。

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本当は3打目地点(かむしろやや後方)なのですが、私はティーショットをまたまたぶん曲げていましたので、こちらが4打目でした。

非常に美しく造ってあるフィニッシング・ホールですね。


ただこの写真も海の方を向いているのですけれども(正面の方と右サイドの方向が海です。)、全く海が見えませんです。 (ゴルフカートで行ったら2-3分で海に出られる位置なのに。)



トーナメント・コースということで、かなり入れ込んで行ったのがスコアには災いしました(?)が、ちょっとそこ居らへんのムニシパル(市営) のコースの管理がちょっとよくされている版、って言う印象を受けたことは正直否めませんでした。


マイクさんがもしまた誘ってくださったらリベンジに行くかも知れませんが、年収が私と30-1000倍は違おうかという方々のプライベートコースですので、居心地良くないのでもう行かないかもです。(^^;


9/17/2012

新加入の道具を3点ほど


このカテゴリーの記事は久しぶりかも?


このところクラブは満足しちゃっているし、ゴルフ屋さんには足を運ぶものの何も買わないなぁ、なんて日が何ヶ月も続いていますが、先日の誕生日にも託つけつつちょっと買い物をしました。

まずはこちら。

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今まで使っていたプッシュ・カートが壊れかけまして、新しいのを買うことにしました。
で、以前から4輪のカートに興味があったのでこちらを購入。

Caddytek CaddyCruiser One Push Cart


他にも、Sun MountainのMicro-Cartとか、Bag BoyのQuadとか候補があったんですが、一番安く買えるしあちこちのreviewを見ても評判良いし、Costco.comで買えるし、ということでこちらにしました。



ついでに買いましたのが、上の写真に箱が写っていますが、ClicgearのSand Bottleです。

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ゲータレードのボトルに砂入れてドリンクホルダーも悪くはなかったんですが、どうも使い易くなくてしっくり来ませんで。

乗用カートですと、こういったサンド・ボトルが2本積んであって使いやすいんですが、プッシュカートだと目土しないケースもけっこう出て来まして(飛ばしたディボットはいつも戻しますが) どうも気が引けていたので、この商品を見かけましたので即購入しました。(^^)

今日使ってみましたけど、すごくいいですね。

ワンタッチで引っ掛けてぶら下げますので、手間がかかりません。

いろんなゴルフ場の芝種を混ぜてもいけませんので、毎回ちゃんと洗うか、もしくは種が入っていないミックスサンドを使っているゴルフ場の砂を入れておいて使うのが良いかも知れません。

途中で補充するのはそのゴルフ場のミックスですから問題ないでしょう。(^^)


スターターのおじさんが、「ミックス詰めてからラウンド行くプッシュカートの人を見たの、ここ6ヶ月で君が二人目だよ。 大歓迎だね。」って言ってました。

気分悪くないすね。(^^)

もうちょっと普及してもらったらいいですねー。



さて、3点目はこちらです。

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本当は、すごく気に入って使っている3W (Callaway; Great Big Bertha II 3+) の5Wがあれば使ってみようかなー?って感じでいたんですけど、これはさすがにモデルが古過ぎてなかなか見つからない。
わざわざeBayで探して買ってしかもリシャフトするほど合うかどうかもわからない、ということで、まぁなくても支障ない範囲で探しているようないないような・・・。(笑)


そんな中で、「お、このハイブリッドともフェアウエーウッドともつかない中間的なフォルムは何だ?」ってことで、手にとってみました。

お店の人によると、発売当時ほんの半年ほど在ったけど売れなくてすぐに消えてしまったクラブだそうでして。

興味本位で買ってみました。

スチールシャフトが入っていて、ロフトもよく判りません。 多分15度?
長さは、42インチくらいですかね?

一般的な3Wと、ユーティリティーの2番の間くらいの長さです。


今日、バック9の練習ラウンドに連れて行ってみました。

全部で4ホールで使いました。

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これは18番ホール、パー5の2打目地点ですが、ボールがラフに2/5ほど沈んでいます。

こんな状況でも、けっこうバズっと打って行けますね。

この程度なら、ユーティリティーの2番でもそこそこ打っていけると思いますけど、このクラブもなかなか悪くなさそうです。


私、元々若いころはフェアウエーウッドが極端に苦手で1番2番アイアンをセットにいつも入れて持っているアイアン星人だったんですが、ハイブリッド(ユーティリティー)のお陰で今では3Wも大好きになりました。

そういう、どうもフェアウエーウッドが苦手だ、みたいな方には、このBetweener(間を取った品)君はすごく使いやすいかも知れません。


飛距離を知る意味でも、しばらく練習ラウンドで使ってみますね。(^^)


追記: ものすごくボールが上がりやすくて3Wとしては非常に打ちやすい部類に入ろうかと思いますが、私のスイングですとラフから打った時に簡単にフックが出やすい様子です。よく上がるのですが。
練習場で上手く打てても、いざというときに使いにくいような気がします。