明け方は朝もやがかかることが多いMile Square GCの 10番ホール・ティー。
パー5のホールです。
左右にフェアウエー・バンカーがあってドライバーの落としどころが幅15yぐらいしかないのでなかなかに難しいティーショットになります。特に朝一。
もやに隠れてバンカーが見えませんねー。
---
こちらの記事にありますドライバーの測定データ表は、ゴルフショップに置いてありますForesight GC Quad Launch Monitorで計測したものです。
ここまで細かく正確なデータは 私の持っているmevoでは出ませんので、なかなか貴重です。
今頃になって「あれ?」と思う分析値がありました。
それが今回の、「Descent Angle」です。なんだろう、これ?
別名 Landing Angle と呼ばれているデータです。こちらの名前でしたらイメージ湧きますね。
ドライバーの場合は、35°から40°ぐらいが良いとされています。
数字が低い方がフェアウエーに落ちてから転がる距離が長くなってくれますね。
こちらにTRACKMANが載せているPGAとLPGAのデータがあります。
PGA
TRACKMANでは、Land Angleと呼ばれているようです。
PGAの平均は 38°になっています。
Launch Angle、10.9°なんですね。 Attack Angleは -1.3°です。思っていたより低く出していって左右への散らばりをコントロールして打っているようです。
JBホームズとか Bubba Watsonは +3°から+5°のAttack Angleで打っていたと思います。
我々男性アマチュアが参考にすべきは、LPGAのデータの方かと思います。
LPGA
Descent Angleは平均で 37°になっています。
Launch Angleが 13.2°、そして Attack Angleは +3.0°です。
スピンレートが 2,611rpm。この辺が目標値になりますでしょうか。
私のデータは、Launch Angleが 16°~18°台、Descent Angleは大体 37°~43°程度になっていましてちょっと弾道が高すぎる模様です。
(今現在はドライバーのスペックが変わりまして、幸いにも少し弾道が低くなっています。だいぶ良くなってるはず。 データを取り直すのはなかなか難しいのですが。)
アイアンのデータを見ますと、PGA男子は6番アイアン以下は Descent Angleが50°を超えてくるのですね。
プロが打つとショートアイアンだと真上から落ちてくるようなイメージを持っていましたが、50°っていったら実際にはけっこう斜めに落ちてくるんですね。
ここでも参考にして目標にするのはLPGAの平均データの方でしょう。
Descent Angleは 私の持っているmevoでは測定できませんので、こちらの表をベースにして、Launch AngleとSpin Rateから推測をして使うことができますね。
一番大切なのは、ひとつ前の記事にも書きましたが 自分の「キャリーの飛距離」をきちんと把握すること、だと思います。その上でSpin RateとDescent Angleを意識しておけば、グリーン上でのボールの挙動の傾向も把握することができますね。