2/02/2022

TaylorMadeの STEALTHドライバーを試打

2/02/2022:  STEALTH 9°の試打をした件、↓ 下方に追記しました。

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いつもの友達と、Green River GC
気持ちの良い打ち降ろしの 1番ホールのティーで待っているところ。


南カリフォルニアでこういう雲が出るのはとても珍しいので写真に。

このコース、以前は 27ホールあったのですが、18ホールに減りました。

写真左の方へ緩くドッグレッグしていきます。
右へ行くと突き抜けてしまって木が邪魔になりますので、ドローボールで伸び伸び打って行きたいところです。ただしフェアウエー左サイドにもでかい木がありますのでそれは右か左に避けるように神頼みして。(笑)

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ちょっとゴルフショップに立ち寄ったところ、話題の STEALTHドライバーが置いてありましたので、試打コーナーで打ってきました。

まだ値札がついておりませんで売ってはいないみたいなのですけど、試打用クラブが用意されていまして。

これ全部試打用クラブ (発売日前)

ずらっと。HDだけ見当たらないかな?
試打コーナーにも何本かありました。


こちらのロフト 8°のSTEALTH +(プラス)と、



あと、STEALTHの 10.5°が打てそうでしたので、この2本を打ってきました。

普通のSTEALTHの 9°が一番打ちたかったのですが、それはちょっと見当たらず。
お店のどこかにあったのかと思われますが。


お店の測定器は、GC Quad Launch Monitor です。


まずは 8°ロフトのSTEALTH + (プラス)、かちゃかちゃはスタンダード位置。
シャフトは Kurokage HYの 60Sですかね。

よくスイートスポットで当たった感覚だったデータをいくつか。




スピンレートは2,000 ~ 2,200rpmと理想的ですが、Launch Angleが 13.5 ~ 15.5° と少々低め、足りません。(16−18°くらいに収まってほしいのですが。)
やっぱりちょっと 8度はきついな。


次は 10.5°ロフトのSTEALTH、かちゃかちゃはスタンダード位置。
シャフトは Ventus Redの 5Sでしたか。

こちらもよくスイートスポットで当たった感覚だったデータをいくつか。






こんどはLaunch Angle は 17.4 ~ 19.9° とちょっと高めですが、まぁまぁ。
一方、スピンレートの方は、2,500 ~ 2700rpm台と高めの数字が出ています。
(ひとつ、1,593rpmで、260y飛んでるデータがありますが、測定ミスじゃないかな。スピン量そんな低くないと思うわ。)

私のヘッドスピードですと、Launch Angle 17°、Spin Rate 1,700rpmで最大飛距離が望めるらしいので、理想的には Launch Angle 16 ~ 18°、Spin Rate 1,600 ~ 2,200rpmくらいのデータが出るドライバーが良いのですけれど。

やはり予想していたように、STEALTHのロフト 9° (もしあれば9.5°でも可。) がスペック的には合っていそう。

でもね、正直そんなに夢のドライバー、ってほどにバカっ飛びするわけでもありませんでした。「曲がらない」って噂でしたけど、打ちそこねればちゃんと曲がりますわよね。
結構当たったな、上手く打ったな、っていうときにちょっと左へドローしていって少々逸れるのは、私のドライバーショットの癖なのですが、STEALTHでも同じ傾向でした。

十数発ずつ試打しただけではコースでどうか、っていう本当のところまでは分かりませんが、SIM2のロフト9° で十分同等に打てるような気もしています。

その確認がある程度できたというか、少なくとも目星がついた試打になりました。
それだけでも良かった。

とりあえず、とても性能のよいドライバーには違いないと感じました。
打球音も良いですね。好きな音です。
SIM2 より少し高いけど、同じ傾向の音のような気がしました。

なにしろいち早く試し打ちができまして良かったです。(^^)


1/30/2022

58°のウエッジのフェースを開いて使った時の距離感の考察 (リビュー2)

 Angeles National GC、ジャック・ニクラスの設計でとても難しいコースです。


日本のコース・デベロッパーのミノル・イスタニさん (Cosmo World Corporation)っていうミリオネアの方が所有しているそうです。(--> 今はUSTマミヤが所有している、というお話も聞きました。私には定かではございません。)
ペブルビーチとスパイグラスヒルも一度購入なさって、手放した、ってことだそうでして、現在も北カリフォルニアにすごいゴルフリゾートの開発を計画中だそうです。

日本経営ということもあってか、松山英樹プロもよくここで練習しているのだそうで、プレーしに行くと「Hideki was here yesterday! (昨日ヒデキが来てたよー!)」ってコースの人に教えてもらったりします。
(いや、そりゃぁ日本語はしゃべれますけどね、お友だちとかじゃないですから。畏れ多い。)

古閑プロや丸山プロもこっちに来たときに練習ラウンドしてる、ってサンディエガンさん (今年JPGAでシード権を獲得したエリック杉本プロのお父様)からも以前 お話を伺いました。


写真で分かりますかねー?
硬くて速いので全然止まらないグリーンが、さらにポテトチップス型のすごいアンジュレーションのグリーンで、読むのが難しいったらありゃしない。


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この頃のラウンドでは、わっほーまっちゃんの日常ご推奨の「PING Glide 3.0 Wedge 58°ロフト 14°バンス Wide Sole (ピンポイントで厳密にこのウエッジ)」を使ってまして、本当に洋芝でもよく滑るソールだなぁ、と感心しきりでプレーしているのですが、題記の一点で距離が合わせられずにいるので何とかしよう、という記事です。


昨年末とりあえず一つリビューを書きました。
当然まだ夏芝は経験できてませんし、ほんのちょっと打ってみた段階で。

PING Glide 3.0 Wedge 58°ロフト 14°バンス Wide Sole のリビュー1

実際にコースで打ってみて、軽く感じましたので応急でヘッドに鉛を貼りました。


私の最大の関心事だった、「本当に厄介な KIKUYU芝の逆目」にこのソールはどんな挙動を示すのか? ...は、もちろん最初に試しますよね。(そりゃぁね。)

それで分かったのは、フェースを開いてセットしないといくらこのトゥルントゥルン(byわほまつ) のソールでも突っかかる、という結果でした。

でも驚異的なことに、本当に厄介な KIKUYU芝の逆目でさえも、フェースを開けば、なんとか打ててしまいます!
普通のウエッジでKIKUYU芝の経験ないゴルファーが逆目のタイトなところで打つと、1yしか飛ばないミスをしてしまう状況から、打ててしまうのはすごいです。

贅沢を言うようですが、開いて打った時の距離感を掴んで、カップに寄せるショットを打ちたい。それには普段全くやらなくなったフェースを開いて打つときの距離の指標が欲しい、と思ったわけなんです。


こちらの動画 2本を見ますと、フェースを開いた時の打ち方がふんだんに出てきてとても勉強になります。




以前 58°がバッグに入っていないときに 54°を開いて打つ CT-30 っていうショットを練習していましたが、あの場合はフェースを 30°開いた状態でグリップをしていたんです。

この 58°のワイドソールのウエッジのフェースを開いて使う時、タイトなライや、硬いバンカー、ダウンヒルのライ、などなどでは、フェースを開くのだけれども開いた状態で握り直すのではない、ハンドファーストにしてフェースを開いて使う、そしてハンドダウンでソールのヒール寄りを使う、という打ち方が紹介されています。


先日、「54°のウエッジのフェースを30°開くとロフト角は何度相当になるのだろう?」っていう記事をアップしまして、フェースを開くとどのくらいキャリーの距離が変わるのだろう?っていう検証をしましたが、その中でも、ゴルファーは開いて構えていてもある程度そのフェースを戻しながら打っているようだ、との考察をしていました。
先程の動画でも、フェースは開いて使うのだけれども、フェースは回して戻してきて使うのでボールがフェースにしっかり乗って距離もそれなりにコントロールして出していく打ち方ですよね。

つまり、以前 CT-30 で考えていたような、「単純に 60%飛ぶ」というような換算にはならなさそうだな、と考えています。

一応参考までに、この 58°のワイドソールのウエッジのフェースを20°ほど開いた時の、仰角成分はどのくらいのロフト相当になっているのだろう?ということで、また同じ方法で確かめてみました。
(30°でなく20°開いて検証した理由は、58°を30°も開くと難しくなってしまうので、20°くらいで使うことが多かろう、という想定をしたからです。)

58° を真っ直ぐセットしたとき

58°のフェースを約20°開いてセットしたとき

真っ直ぐセットした方も、実際にチップショットを打つ際には、若干ハンドファーストにしますので、シャフトはロフトを立てる方向に傾きます。

この写真で比較した範囲では、仰角成分は約 11°ほど大きくなります。写真では 70°のウエッジ相当ですね。ただ、戻してきて打つことになりますので、そこまでロフトを開いた状態でボールに入る訳ではなさそうです。

こないだの 54°のウエッジの測定と今回の 58°の違いだけで、似たような感じの結果です。


ちょうど、(KIKUYU芝ではありませんが) 逆目で下が柔らかい激ムズの動画も上がっていました。


やはりこういうライからでは、距離をコントロールするのは難しそうです。
(でも 60°がフェース開かずに打てているので、KIKUYU芝の逆目よりは多少厄介でないライの様子に見えます。枯れてますし。) 

この状況では多くを望んではいけないですね、やっぱり。

とはいえ、フェースを開いた状態での距離感覚はある程度の基準を掴んでおきたいと思います。
まずは良いライから。良いライではフェースは開かないのですが。

(この記事は、途中経過です。まだ距離感つかめておりません。)

練習場のマットからフェースを開いて打ってみてひとつ気が付きましたことは、
58°のフェースを開いて使った場合は、まだ私の場合今の段階ではキャリーの距離が安定していない、ということです。

おそらくなのですが、ウエッジをボールに向かって入れていく動作が一定していないからではなかろうかと思っています。

フェースを開いていると、どうしてもフェースを閉じながらボールへ戻してくる動きが発生します。その方が良いのですが。この時には、キャリーはフェースを開かない場合の約90%ぐらい飛ぶ感じでした。

フェースが開いた状態でグリップを握り直し、開いたまま閉じてくる動きがない入り方でボールに来る打ち方ですと、少し右へ出て上に上がり、キャリーが大きく落ちます。先ほど測定した通り 70°近いロフトで打っていることになり、フェースも右を向いているので、それはそうかな、という感じがします。
この場合ですと、キャリーはフェースを開かない場合の約60%ぐらい飛ぶ感じでした。
コースの芝で打つと、下を抜けるケースも出てきてしまって、打っているつもりの距離の40-50%ぐらいしか飛ばないこともありそうです。
つまりこちらのセットアップの打ち方は私の場合は使い物にならないかな、と思います。


やはり (私には理屈はよく分からないのですが)、「グリップはフェースを開かないで握っておいてハンドファーストにすることでフェースを開いて構え、その形からチップショットをしてインパクトでは開いたフェースを戻して来ながら打つのだけれども、地面にはソールから当たるような打ち方」を、練習して安定させる必要がありそうです。

ここでは、逆目の芝からでも事故なくある程度脱出するためにソールのバンスを使って打つためにフェースを開くわけですから、やはりまず開かずに握っておいてそこからハンドファーストにしてフェースを開いておいて戻してきて打つ方の打ち方が安定して打てるように練習しようと思います。
その上で、マットからではなく実際の芝から打ったときのデータを経験値として積んでいってみたいと思います。


1/23/2022

Cleveland LAUNCHER UHX Utility Irons の5番アイアン

2/11/2022 追記しました。↓

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1/23/2022

Tustin Ranch GC、の 4番ホールのティーです。テッド・ロビンソン設計の全体にはフラットながらとても難しいコースです。

この日は特に、私が苦手な硬くてボールが止まらないグリーンに仕上がっていました。
良いボール打ったな、っていうショットが、グリーンを奥にこぼれたり、思いがけない方向に跳ねてバンカーまで転がり落ちたり。

グリーンが柔らかくて止まるコンディションの日にはアンジュレーションはあるけれどもそんなに難しくは感じないのですが。痺れる池超えのショットが要求されるグリーンが、パー3も含めて 3つほどあります。

この日は加えて 8番ホールまでやけにショットがブレまして、バンカー入りも多かったし苦戦しました。9番で直すきっかけをつかんで良くなったのですが、後半は最終18番で池超えのグリーンへのショットが跳ねてオーバーして、戻しはグリーン面がありえないほどのダウンヒルで、小さく打ってグリーンの外に2バウンドさせて乗せたボールがするするするする転がってグリーンの向こう側へ溢れるほど。最後にダボを打ちまして。 43・41 = 84でした。


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それでですね、この日に投入しましたのが題記の Cleveland LAUNCHER UHX Utility Irons の5番アイアンです。


その前のラウンドで、5番アイアンで芯を外して距離が足らず池に入れてドロップエリア行きのミスショットをしていまして、もうちょっと易しく打てそうな 5番を探してみるかな?ってことでラウンド前にゴルフショップに寄りまして、入手しました。

ユーティリティー・アイアンって名前になってますとおり、ちょっと肉厚のボリュームある多分中空のボディーになっているアイアンで、グースが若干強めに入っている感じ。


構えてみた感じでは、ほぼアイアンっていう感じで構えやすいです。
普通に打てば良い感じ。


ヘッドはこんな感じで、ヒールのところのバックフェースが少しはみ出て見えていますね。
若干のグースがいかにもつかまりが良さそうな雰囲気を醸し出しています。

シャフトには、UST Mamiyaの Recloil 95 の f4 が入っているものを選びました。
店内で試打をして、いきなり感触が良かったので。 


この日のラウンドでは 3回ほど使ってみたのですが、ものすごく安心感がありました。
ボールも簡単に上がって、しっかりと距離も出てくれます。
むしろロフト角が 23°で、IDEA MB2 よりも 3° (ほぼ 1クラブ分) 立っていることもあり、それ以上、1クラブ以上に飛んでしまう感触でした。これから距離に慣れていかないといけませんが。

こういう中空系のアイアンっぽいクラブを試打してみますと、私個人的には自分が思っているより右へ出るモデルが多いように感じるのですが(構え方の問題かも知れません、よく分かりません)、このクラブはまぁまぁ方向性良かったです。

なによりも、クラブのバランスのせいかもしくは上がる安心感からかどうか、力みが出ませんのでミスが出にくい印象を受けました。

なんだかとても頼もしい味方ができた感じです。

あまりに良いので、今のアイアンセットも (とはいえもはや 6~9番, PWだけですが) 現行の IDEA MB2 (2012年のクラブです) から、ちょっと中空系のヘッドの大きめのアイアンに変える手もありかも?って思ってしまいました。