3/27/2023

パッティングやショートゲームの転がしの際の歩測について

サンディエゴにいる友達に呼ばれまして、The Golf Club of California をプレーしてきました。

こちらのコースのサイトに写真があります 7番ホールのパー3には、グリーン内バンカーがあります。

7th hole, 171y par3

ピンの位置によって、狙う場所が変わってきますね。
我々がプレーした日のピンは、バンカーのやや左後方でグリーンの奥の方でした。
私のティーショットは、右奥の後方にグリーンを外したところでした。運よくワンクラブに寄せることが出来ましてパーをセーブしました。
前回はグリーン上のバンカーを挟んだ反対側に乗せてしまってボギーでしたのでこのホールはリベンジしました。(笑)

青ティーからですと、コースレート/スロープレートが 72.0/132 ですので、6,500yではありますが難しいコースです。昨年初めてラウンドしまして、今回が 2度目です。


この日は雨続きの週の土曜日に運よく雨がやんでくれた最中で、写真の様に霧というか霧雨というか、もやーっとした天候でした。
下の地面も柔らかめで、バンカーのいくつかには水が溜まっていました。

こんな状態で始まったにもかかわらずショットは好調で、出だし5ホールはグリーンを捉えてパーオン達成して2パット、6番でパー5なのに3打目をミスってパーオンに失敗、3歩に寄せるも外してボギー、8番の423yと長いホールで3打でボギーオンプランでプレーしているのにチップショットをトップ目にミスしてダボオン・ツーパットのダボにしまして、前半は39。

後半は13番のやはり404yと長めのパー4で、フェアウエーが2つに分かれている一番難しいホールでグリーン右手前のガードバンカーに入れ打ち過ぎてグリーンオーバー、なんとか寄せてボギーにした後の14番パー5で3打目が2歩に付いてくれてバーディ、16番パー3でグリーン外して寄せきれずボギー、続く17番でも408yのパー4でGIRできずに寄せるも4歩のパットが入らず2パットでボギー、ということで、38。トータル77で、ディファレンシャルが 4.3でした。

決してやさしくないコースでしたので、ダボはありましたがショットは調子良い方で満足なラウンドでした。2時間かけて行った甲斐がありました。


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私はパッティングの際に必ず歩測をします。
ということで今回は、歩測についてメモしておこうと思います。


距離を打ち分ける上で、打とうとしている距離を把握しておくことは大切だと思います。
フィーリングだけでプレーしていて、むしろその方が距離感を出せる、というゴルファーもいらっしゃるかもしれませんが、後々へのフィードバックとか改善とかコースごとでのアジャストメントとか考えますと、距離は把握しておいた方が良いと思います。

私が敬愛してやまないデーブ・ペルツ先生は、1歩が1ヤード(約91.4㎝)になるようにトレーニングして歩測に利用しているそうです。

当ブログの先輩、決め打ちパットの使い手のノリさんは、駅と外のタイル(20㎝角、40㎝角)などを利用して80㎝幅で歩く練習をなさったそうです。


ただし、

デーブ・ペルツ先生は190㎝もある大男ですし、例えばパッティングの真っ直ぐなピュアインライン・ストロークとかでも「2万回も練習すれば身に付く」とかにべもなく述べてしまう方ですので、ピッタリ1ヤードで歩けるのだと思います。

ノリさんも180㎝を超える長身の方で、日本人男性としては大柄、ご職業柄外で歩く機会が多い方ですから身に付けることができたのだと思います。

写真はイメージです

もし練習するとしたら、例えば横断歩道の縞々は 90㎝間隔になっていますので、1ヤードの練習にちょうど良いですね。
点字ブロックは (使わない方が良いと思いますが) 30㎝角のものが多いそうです。

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歩幅を一定させる歩行練習自体は「ゴルフのため」ということで行えばそれなりに楽しいかとは思いますけれども、私の場合は練習しない方向で考えました。

先に書きますと、結果的には、私の1歩の歩幅は約70㎝くらいです。
練習は全くせず、普段の自然な歩幅で歩き、10歩の距離を測定して平均する方法を取りました。

10歩歩いた距離の結果が、大体23フィート(7.01m)に集まっていました。
ズレることもありますが、ブレの幅としては大体 23フィート +/-8インチ(約20㎝)以内ぐらいに収まっています。
1歩辺りにしますと、+/-2cm以内のブレですからゴルフのパットにはさほど影響なく使える範疇の誤差です。

自然に歩いているだけですので、練習は全く不要です。

10歩が23フィート。

なにかとても中途半端ですが、日々、変わっていないかどうか床のタイルカーペットなどを利用して確認するにはキリが良いフィートの切れ目でそれなりに都合が良かったです。

これ、自然なリピートできる歩幅であれば、64㎝であろうが86mであろうが、キリが良い数値に修正する練習しなくても良いと思うんですね。


グリーン上ではもう、自分の 1歩をグリーン上での単位としてしまう。
それでその単位に対して、このストロークは 8歩のストローク(基準)、これが4歩のストローク(半分)、16歩のストローク(2倍)、っていう格好でそのまま使えば、自分専用に使うためには換算とか全く要らないと思うのです。

後でブログでラウンド記を書くとかの時に、あれは10歩だったから、86㎝ x 10 = 8.6mか、っていう時に換算するくらいで、普段のラウンド中は、10歩は10歩という単位の距離、として扱えば全然支障ないんですよね。




友達と普段ラウンドしている最中には、ワンクラブが 3フィートぐらい、ワンピンが 8フィート、7歩が 16フィート(5m弱)くらいで、10歩が23フィート(7m)、14歩が 32フィート(10m弱)、くらいが頭に入っていますので、会話するにも困っていません。

日本でプレーなさっているゴルファーは、なぜかグリーン上でだけはメートルで表現される方が多いので、まぁ例えば 1歩が64㎝でしたら10歩が 6.4m、5歩が 3.2mとかの換算は計算ってほどでも無いですしね。

まぁもちろん換算しやすい歩幅が身に付いていれば便利には違いありませんけれど。不可欠ではないと思います。


自分の普段の自然な歩幅を基準にしますと、日が経ってくるとだんだん伸びるとかだんだん縮むとかもありませんし、+/-に前後してブレても、10歩も歩いて20㎝ (1歩辺り2㎝)くらいなものだろうと思います。安定して使えます。


もっと肝心なのは、「左足から右足までの幅で気持ちよくストロークしたら、8歩転がる」とかの基準のストロークの出力が一定して出せる、っていうことの方がパッティングにとっては重要と思います。

こちらも、なるべく自分自身の事前な動きを大切にして、できるだけ一定の結果を出せるようにしたいです。


これからパットするラインの距離を補足する際に、できればカップの向こう側からラインを読んだりする際の歩行を利用して、往復の方向で歩測をすると良いと思います。
やはり人間、上り坂では歩幅が多少狭まったりします。グリーン上は傾斜きつくても3%がいいところなので、ほんの多少ですけどね。往復で歩測すれば、大体間違いないです。


4歩(1/2)、8歩(基準)、16歩(x2)っていう風にストロークの出力が出来れば、グリーン上の歩測の単位は自分だけに特有の「」で用が足ります。



3/22/2023

ショートパットの確度を上げる方法論と取り組み (Green River GCでパープレー)

このところ良くラウンドしているコースの一つ、Green River GC にて、2023年初のパープレーが達成できました。

今年は1月に +1オーバーがありましたが、パープレーは素直に嬉しいです。

7番ホール パー5のティーショット


スコアカードです。
今回のバーディー3つはどれもかなり長いパットが入ってくれたもので、まぐれを活かせた格好です。


コースレート/スロープレートは、青ティーからで 71.7/125ですので、この日のラウンドのディファレンシャルが 0.3になります。(スコアカードはまだ古い数字のものを使って消化しているようです。)


1番ホールのティーショットです。かなりの打ち降ろし。


ちょっと雨が降っていますが気にならない程度、終始曇天でした。

意図していたよりも少しドローが強くかかり、2打目はフェアウエー左の木に枝に少し阻まれてグリーン左いっぱいのバンカー上に立っていたピンは狙えない状況に。(打ち出し方向に真っ直ぐならベストでした。)
そこから約145y、6番アイアンでフックに打ってグリーン右端から運よくグリーンに転がし上げました。(元々狙えるピン位置ではなかったです。)
パットはグリーン上の尾根を越えて36フィート(約11m)もあったのですが、まぐれのカップインでおはようバーディ。

7番のパットも12番のパットも20-30フィートはありました。
そうそうあることではありませんので、運が良かったと思います。

今度またアップロードいたしますが、この日は試しに購入しました新しいドライバーシャフトを持ち込んでいまして、幸先の良いスコアでしたのでまずまずではあるようです。写真を見ますと、まぁまぁな程度にトゥダウン的な挙動をしている模様です。(特によく飛んだとかという訳ではなかったと思います。)


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さて、ショートパットについて、です。

パッティング技術の向上を目指して15年前に立ち上げた当ブログですが、当初 10年くらいはショートゲームのカテゴリーの記事があまりなかったのですが、このところはだいぶ増えてきました。

一方、依然としてパッティングに関する項目には情熱的な温度感を常に高く保っています。


ショートパットに関して、データには取っていないので説得力的にはどうかなっていうところではありますが、個人的にはこのところかなりしぶとく入れるショートパットの確率が上がって安定している感がありまして、気が付いたことをメモしておいて取り組みに繋げようと思います。




今までにショートパットについても何度かブログ記事に書いています。

最近書いたものがこちらの二つで、



この時に、

これはちょっとした発見かもしれません。 
体の重心の安定という観点で、傾斜からのロングパットとかも含めて検証していってみたいと思います。 
ひょっとするとひょっとするなぁ、これ。

って書いていたのですが、体の重心を安定させたストロークっていうのは間違いなく
ショートパットの確度を上げる一つの鍵になると実感しました。


次にこちらの二つの記事 ↓ は、タイガーがものすごく強かった時期にずば抜けていたのが、圧倒的な飛距離とかマジックのようなグリーン周りのショートゲームという印象がありながら、実は桁違いに他のツアープロとの差を開いていたのがショートパットだったという記事です。



こちらの二つの記事 ↓ は、よそからアイディアをもらってきてトライアルしましたが、失敗に終わりました。



そして、データ的な基本は、以下の二つの記事に書かれています。

 (1.8m~2.1mのパットにおいて、PGAツアー1位のプロと100位のプロですごい差が付いているデータが載っています。)


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今回の焦点は、ショートパットの確度をあげるとは言っても、競技とかのラウンド内でのショートパットを、ここっていうクラッチな場面でビシッと確実に決めて外さない、とかそういう主旨ではありません。


むしろ、ラインを読んで思ったスパットに思ったスピードで打ち出して、自分的に満足な出来のストロークをして、結果的に統計的な意味でショートパットが年間通して良く入っていた、っていうショートパットの確度を上げる方法を考えています。


横道にそれますが、これとは別に年間のトータル的なパット数を減らすという意味では、というよりもゴルフするときはいつでも、ってことになってきますが、こと「パット数を減らす」という観点からしますと、堀川未来夢プロがこのショート動画で語っていることに尽きます。

これがもう究極です。


内容的には、『朝のパッティング練習でとにかく時間を費やした方が良いのは、ロングパット。 2.5mぐらいの距離では世界で一番上手い人でも53%、下手なプロでも47%で大きく差はでない。1m以内であれば 98%はカップインする。この2.5mと1mの差の約50%はものすごく大きいので、とにかくこの1m以内に入れるかどうかに尽きる。』っていうことで、これがもう究極で間違いありません。

ファーストパットでもチップショットでも同じことで、当ブログではこの「約ワンピン(2.4m)とワンクラブ(90㎝)の差をハッスルゾーン」と呼んで重要視しています。 


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もうひとつ前置きがあります。

「この勝負パットを絶対に決める!」的なパッティングは、ツアーで戦うプロには4日目に必要になってくる場面はあろうかとは思いますし、ツアープロのメンタルとしては常にバーディーを獲りに行く、どのパットも入れる、っていう姿勢が必要なのだろうと思いますけれども、

...そうしますと、こういうことが起きてしまいます。↓

セルヒオ・ガルシアの6パット


ダニー・リーの6パット


もう最悪で、見ていられません。

どちらも短いパーパットを「決めに」行っているために事故が起きています。
普通は 3パットまでには収まっていることがほとんどでしょうけれども、このお二人の場合は雑さが出てしまっていいる感は否めません...でも、プロの場合は次のパットを短く残すとかは頭になくて、必ず入れに行くから、っていう要因が少なからずあろうかと思います。
(こういう極端な例は、過去にイップスで苦しんだ経験があるとかの要因も影響しているのかもしれません。)


一方、私のレベルのゴルフの場合は、パットに限らず、

・いかに大叩きの事故を起こさないか。
・往復ビンタをどう避けるか。
・連続OBをしないためには、同じ位置から同じクラブで打たない。

...といった項目を重要視すればよいと思っています。 

スコア的に、アグレッシブに決めに行く必要がないからです。
ゴルフをプレーする目的が違うんですよね。できるだけ少ないスコアでラウンドしたいというところだけが僅かに共通してはいますが。お金は賭けていませんし。
たとえ競技に出たとしても、私はプレースタイルを変えないと思います。(プレッシャーとかでミスは増えると思います。でもマネージメントとかショットの選択とかは変えないと思います。)


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さて今回の、「ショートパットの確度を上げる方法論」ですが、考えていますのは、3フィート(約90㎝)から 4フィート(約1.2m)までの是非ともカップインしたい範囲(私が本来ショートパットと思っている範囲)、そして 5フィート(約1.5m)から 8フィート(約2.4m)までの入れごろ外しごろの範囲(短くないけど条件によってはショートパットと言ってもよいかな、の範囲)をほぼ共通に扱った取り組みになる予定です。

これに関しましては、たとえ 2フィート(約60㎝)であっても横の曲がるラインでとても厳しいパットの場合もありますし、例えば12~14フィート(約3.6~4.2m)もあっても通り過ぎたラインを見ていた返しの登りで高確率でカップインできるパットになるケースもあったりはします。


上記の長い前置きに書きました前提の通り、ショートパットでも次のパットの入れやすさを考えたパッティングをしていく。というのが骨子になります。グリーンの傾斜の真横のラインから往復ビンタを避けるパッティングと同じ要領です。


何度も何度も持ち出してきますが、


この考え方が私のパッティングにおきましては絶対です。
必ず次のパットのことを考えます。(案外入ったりもします。)

例えば、1mも通り過ぎる強気のしっかり打ったパットはツアープロが使うものであって、私は真似をしないことにしています。
(もちろん普段のラウンドで、読み違えてて、とかミスして、1m以上通り過ぎることもままあります。)


練習をするときに、自分がストロークして転がした距離を最後まで確認したいので、入らないカップがとても有用です。
カップに入ってしまいますと、どのくらいの強さでストロークしていたか結果の判別が分からなくなってしまいますので。


私のパッティングスタンスはやや変則でボール位置は左足踵内側くらいの位置、左目の真下にはボールをセットしていません。
右から覗き込む形で構えていますので、ボールとカップが両方視界に入っています。見えていますので、ヘッドアップをしなくてすみます。

カップの上を通過した後、どこまで転がるかをしっかり確認します。
理想的なのはオプティマムスピードで、カップを17インチ(約42cm)通り過ぎて止まるスピードで打てれば、カップインの確率を最大化できます。
 
17インチ(約42cm)って実際にはすごい短くて、いわゆるジャストタッチでカップにやっと届く感覚に近いです。「カップを通りすぎる」意識を持ちますと、大抵オーバーしてしまいます。


先日記事にしました横からの曲がるラインのパットの場合ダウンヒルスライダーの場合はは例外で、さらにジャストタッチでカップ上に止まる距離感でパットをできることが成功のカギになります。(理由はリンク先をご参照ください。)


総合的には、距離感がどれだけ出せるか?ということと同時に、カップ周りの傾斜をどれだけ正確に読むことができるか?ということがポイントになってきます。

カップを過ぎた後に、どんなラインでどこまで転がるか、をよく観察しておくことを練習します。次のパットに役立つ情報であると同時に、今打ったパットの将来に向けての改善のデータになります。
次のパットを必ず頭に入れておくようにしています。


縦位置の、登りか下りか、どの程度の傾斜か、という読みは、ラインを横から見ることによってある程度読むことができます。


ショートパットといえども、スピードの管理は非常に重要です。真っ直ぐ目な平らとか登り傾斜とかではガツンと打っても入りますが(ちょうど室内用のパッティングマットの持ち上がったカップの様に)、曲がるラインや、横のライン、などでは、ボールのスピードによってカップイン可能なラインが全然変わってきてしまいます。
ラインの曲がり幅と、ボールのスピードが、両方揃って初めてカップインします。

ショートパットを外してしまう原因の85%は、引っ掛けとかプッシュといったストロークが原因ではなく、ボールスピードが合っていないまたは傾斜が読めていないことが原因である、とDave PelzがPutting Bibleの中で述べています。

毎日パターマットで真っ直ぐ打って2mを繰り返しカップに入れる練習は15%の部分の改善にはなっているけれども、85%の部分の改善には全く寄与していない訳です。


ショートパットにおいても、極力スピードのコントロールに気を付ける。
パッティングの練習グリーンで横の曲がるラインを再度練習してみまして、自分がいかに荒っぽくいい加減だったか実感いたしました。

私の場合は、1歩(約70㎝)、2歩(1.4m)、3歩(2.1m)という打ち分けはある程度練習していますが、曲がるショートパットに対処するためにはもう少し細かくコントロールしたいなと思いました。


繰り返し練習というよりは、小さな距離を打つ時のストロークのスピード感をもう一度よく見直してみる取り組みを考えています。

これは、家のパターマットとかでも効率的に練習できます。

持ち上がったカップは使わず、カップには入れずに、2フィート(60㎝)、3フィート(90㎝)、4フィート(1.2m)、5フィート(1.5m)、6フィート(1.8m)のところに印をつけて、そこへ止める練習をすれば良いですから。
(この練習、ちゃんとできるかどうか取り組んでやってみます。)

この練習やってるゴルファー、私も含めてあんまりいないんじゃないかと思いますが、相当効果が出ると目論めるかも?と思っています。


3/18/2023

ハイブリッドの6番 SIM2 Max Hybrid #6 (GDの記事『5番アイアンちゃんと打ててる?』)

Hemet GCの 7番ホール、202yのパー3です。


風がアゲンストになることが多いですかね。
このホールは割合に相性が良い感じです。3Wで打つことになって、方向性がよいショットが出ていないと厳しいですが、でも割とセットアップして構えやすいといいますか。

このコース、全体的にすごく好きです。
ベントグリーンなのが特に良い!と思います。


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こちらの大変に「辛辣な」というか、むしろ「親切な」というか、かなり驚きのデータに基づくGolf Digest 誌からの提言記事を見まして、私としては個人的に納得せざる得ないな、という感想を持ちました。

ご紹介します。


New study reveals the harsh truth about 5-irons
(新しい研究調査によって 5番アイアンに関する残酷な真実が明らかになった)
https://www.golfdigest.com/story/7-iron-longer-than-5-iron


という、こちらの記事です。

Golf Digest 誌のウエブには、Hot-List っていう出たばかりの新商品をテストしてみました...的なコーナーがありまして、様々な実力レベルのパネラー(試打する人たち)を揃えていて、その都度打ってみたリビューや採ったデータなどをもとに各メーカーの新商品を紹介しています。

その Hot-Listで採ったデータをもとに、今回の記事では、「君たち 5番アイアンまともに打ててる?」っていう内容です。


データ入りの部分を抜き出して訳してみます。

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Using data from the Rapsodo MLM2Pro at this year’s Hot List testing summit, we looked at five of our Hot List panelists with driver swing speeds just slightly under 90 miles per hour. The average distance between the 7-iron and 5-iron for that group was just five yards, and none of them showed an adequate distance gap between the 5- and 7-iron. Two actually carried the 7-iron farther than the 5-iron. Only one in the group recorded a yardage gap between the 7- and 5-iron in double-digits, but even then the 16-yard gap would not be nearly enough to accommodate three clubs (5-, 6- and 7-iron).

今年の Hot-Listのテスト集会で Rapsodo MLM2Pro (弾道測定器)のデータを使って、ドライバーのスイングスピードが 90mph (40.2m/s)を少し下回るパネリスト5人のデータを見てみました。7番アイアンと5番アイアンの平均の飛距離の差は僅かに5yで、誰一人として十分な番手間のギャップを持っていませんでした。このうち 2人は実のところ7番アイアンのキャリーの方が5番アイアンよりも飛んでいたのです。5人の内でたった 1人だけ、7番アイアンと5番アイアンの平均の飛距離の差が二桁を記録しました。しかしながら16yの差は、3本のクラブ(5番、6番、そして7番アイアン)の間の距離の差としては全くもって十分とは言えません。

(中略)
*注: ここで昨今のアイアンはストロングロフトが進んでいて、上がりにくくなっている(キャリーが出にくくなっている)という解説が挟まります。


In fact, research from Mizuno showed that at 7-iron swing speeds between 70-80 miles per hour (LPGA level and better), a slightly higher lofted 7-iron (like 31 degrees) is going to carry farther than a lower-lofted 7-iron (28 degrees)

事実、ミズノが行ったリサーチによっても、7番アイアンのスイングスピードが 70-80mph (31.3-35.8m/s。これはLPGAレベルかそれ以上)であっても、ロフト角の立った 28°の7番アイアンよりも、すこしロフト角の大きい 31°とかの7番アイアン の方が距離が出るという結果を示しています。

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私は7番アイアンのヘッドスピードは把握していませんが、ドライバーでのヘッドスピードがだいたい 88-92mph(39.3-41.1m/s)ぐらいで、ほぼほぼこの記事のスピードに当てはまります。
ものすごく上手く行った時でやっとこ94mph(42m/s)が出る程度です。(かつては振れば99mph(44.3m/s)ぐらい出せたのですが...)


そうかー、ヘッドスピードが楽々90mph越えていないと 5番アイアンは厳しいかー。っていうのはすでに自ら感じていまして、私の 5番アイアンはクロスオーバーのアイアン型UTです。

このCallaway X-Forged UT Iron 24° (2018)は旧型の方ですが、トップブレードも薄く作ってあってほとんど(今どきの中空構造の)アイアンにしか見えません。


今のところまぁまぁ打ててはいるとは思いますが、最近の動画だとこちらの記事のショットがこのクラブで打ったショットです。↓


16番は景色がすごいので、セカンドショットも動画を撮りました。


見えにくいかもしれませんが、よく見ますとグリーン前にクリークが横切っています。
友達の一人は気付かずに入れていました。(結果的には水はありませんでしたので、友達はクリーク内からチップアップしました。)

このショットはとても上手く打てました。
キャリーを150yぐらい見て、クリークを越えてグリーンちょい手前にバウンス、カップまで6歩のバーディーチャンスに付きました。外してパーでした。


お友だちの Dr. Golf のさすらいさんにアイアン型UTのクロスオーバーの良さを教えていただきまして購入、昨年の 3月から愛用しています。
残りのアイアンはPXGでこれだけがキャラウエイのクラブです。

打てていない訳ではないと思いたいのですが...

ボールの上がりやすさ、グリーンを狙って捉えようとするときのスイングのリラックス度、ファーストカットのラフなどの対応、FWバンカー、ミスの出る確率など、いろいろと状況を考えますに、個人的にはこの一つ上の距離を打つのに使っている Hybridの 4番 SIM2 Maxの方がむしろ打ちやすいと感じているかも知れないな、と思い当たります...。


Hybridの 4番もSIM2 Maxに揃えることにしました。シャフトは同じVentus Blue 6Rです。


...ということなどを色々踏まえまして、SIM2 Max Hybridの 6番を導入することにいたしました。(中古品を購入)
Callaway X-Forged UT Iron 24° (2018)を抜いて入れ替える格好です。


6番ハイブリッドもシャフトは4番ハイブリッドと同じVentus Blue 6Rです。
シャフトの重さのフローを合わせるために、シャフトに 3g程度の鉛を貼って調節しました。


これで、SIM2 Maxのドライバー3番ウッド5番ウッド4番ハイブリッド、そしてこの6番ハイブリッドと、ウッド類 5本は全部 SIM2 Maxで揃えた格好になります。

SIM2 Maxはどれもものすごい打ちやすくて、とても好きです。


しばらくは両方のクラブを確保しておいて、どちらが使い勝手が良いのか実際のラウンドでいろいろな場面で使いつつ、14本のラインナップを調整していってみたいと思っています。


* すでに 2ラウンドほどこのSIM2 Max Hybridの 6番を使ってみましたが、並行して使って確認するまでもなく、これはもう入れ替え確定です。すぐ上の3行、撤回します。(笑)
平たく言うと、5番アイアンちゃんと打ててないじゃん?ってことになるかも...

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