5/23/2015

エイミングのスパットの使い方、再考

ブログの更新頻度が非常に下がっておりますけれども、これからも気が付いたことは自分の為に書き留めておくつもりです。


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今回はエイミングについてです。

ことのきっかけは、

なぜか構えにくいホールや、なぜかいつも決まってボールが変な方へ曲がってしまうティーインググラウンドがある、

あるいは、コースの練習場でラウンドの直前まで調子よく打っているのにいざラウンドに入るととんでもないボールが出てしまう。(でも次のホールでは普通にティーショット出来ていて、とてもさっきのホールだけスイングが狂ったとは思いがたい。)

というようなケースについて、ちょっと考えてみようと思ったのです。

もちろんいつもの通り、これから実験・実践していきますのでまだ結論は出ていませんし解決していません。


自分で明らかにスイングがおかしかった時にはわかりますよね。
その原因もエイミングもしくはセットアップが狂っていたことだったりもいたしますが。



以前にもいくつか練習や実践の工夫を記事にしています。


鉄道線路効果 (Train track effect)」= こちらは、ボールの後ろから目標を見るときに一歩左へステップを踏んでみる方法です。
2本のレールをビジュアライズします。

どちらかというと、グリーンへのアプローチショット(日本で言う2打目パーオンを狙うショットのことです。)のときに有効です。


D-Plane流に真っ直ぐなボールを打つ」= こちらは、スイングメカニズムのイメージの問題です。
かたくなに左曲がり系のボールを持ち球にしていましたので、この記事を書きました。
その分を見込んで少ーし右目を狙うといいのに、って思いきや、それをやると返ってフックが大きくなって左に外したり、意図せず真っ直ぐ出て右に外れたり、余計なことはしない方がいい、って言う状態だった時に、修正の糸口になりそうな気がしたものです。


セカンド・ショットの考察 その2」= こちらは、上に書きました問題の修正は、数学的な角度の観点から言いますとそれはもう非常に微妙で、構える向きで調整するには無理があるのだという結論に至って書いたものです。


現在は、約8ヶ月の肘痛その後のスイングの狂いを原因にした2年間にわたるスランプの後に、若干のスイング改造をした関係で、以前ほどかたくなな左曲がりではなくなりまして事情は変わってしまっています。

一方で、左右にミスが出ることもありまして、エイミングに迷うケースが多く出てきたことで、今回のアイディアにいたりました。 上手く行くといいんですけど。(^^;



鉄道線路効果 (Train track effect)のときに書いたのですが、私は普段ボールの後ろから目標方向を見まして、ボールの先50-80cmくらいのところに目印を見つけてそこに合わせて構えています。
しかし、目標決めにもう少し気を使う感じのホールでは、ボールの後方40-50cmのところにも目印をつけてボールとの3点で直線をイメージするようにしています。(マッシー倉本がレッスン番組で言っていた方法です。)

画像をクリックで拡大します。


画像では、便宜的にボールの前後にティーを刺して写真を撮っています。


目印はもちろんこのアングルからではなく、ボールの後方から目標方向を見て、地面の上のなにかを見付けるようにしています。

画像をクリックで拡大します。


ボールの直径は4cmほどもありますから、角度にして6度(時計の1秒)にも満たない微妙な調整は到底無理ですが、マッシーの3点法にすると大幅に改善しますですね。



で、ここからなのですが、
せっかく3点あるのに活かしきれていないことに気が付きました。

3点をつないだ線をイメージしまして、そこに平行にスタンスを取ります。
ところが、実際にスタンスを取る際には私の場合はちょっと散漫になりがちです。実際の目印はもっと判りにくい場合が多いですから見失いますしね。


そこで、スタンスを取る際には後ろの目印を使って立つことにしました。

画像をクリックで拡大します。


ボールは左足の前ですし、後ろの目印は平行地点の右足に近い位置にあります。
ボールと目印に合わせやすいんですよね。

ただ、このまま直線をイメージして打ちますと、私の場合若干カットに入る傾向が出ることが判りました。
後ろの目印を意識したままにしていますと、無意識にクラブヘッドがその上を通ろうとしてしまうような気がするんですね。必ずしもそうなるとは限りませんけれども、練習場で何球も打ってみますとそんな傾向が出るような気がしました。


この点を解消するため、スタンスを決めた後はボールの先方に見つけておいた目印に向けての直線を意識してスイングすることにしました。
このとき、後ろの目印は忘れることにします。 もうスタンスは取りましたのでね。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと面倒くさそうな感じはしますが、手順としてはそれほど変わりません。
目印は見失わないようにしないといけないのですけどね。

しかしながら、ティーインググラウンドの方向がどうも打つ方向とずれていて構えにくいホールや、左右の張り出した木やウォーターハザードの位置などの影響でエイミングに非常に気を使うホールなどにおきまして、この方法を試してみるつもりです。

何に差し置いてもファストプレーが信条ですので。(^^)


検証結果はまた改めまして、追記なりに書いてみたいと思います。



1/02/2015

2014年の成績と、2015年の数値目標


今年の打ち初めは簡単なコースで肩慣らしの9ホールから。


今年は2年間のスランプから脱出するぞ・・・


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一応毎年恒例の、2014年の成績の振り返りと、2015年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2013年の成績と、2014年の数値目標



昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)


2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


 
一見、2013年よりも若干改善しているように見えますが昨年はショットが酷いスランプに陥りました。
GIR(パーオン率)の低下が顕著でして、一気に3ホール分も悪化。
これは主に、ドライバーをはじめとする長物のクラブのショットが酷くバラついたためです。

2013年にスイングを壊してしまった影響が色濃く残って出てしまいました。

パーオンで乗りませんため、ボギーオンとそれ以上が増えてしまい、その結果、グリーン上に乗った時には短めのパットが残るという算段で、上記のような数字になっています。

こうなって来ますと、ちょっとデータ整理の仕方を変えるとかしませんと、パットの実情が見えにくくなってしまいますですね。

2015年は、ドライバーのストロークをはじめ、3W、ユーティリティー、ロング-ミドル・アイアンのショットを基本に立ち返って修正していく年にしなければならぬ、と感じています。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7

2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)


平均スコアはかろうじて2013年よりも少しだけ向上していますが、グリーン周りのアプローチショットが少しだけ改善したことに拠るもので、GIRは肘痛のあった2013よりも悪化しています。
我ながらずいぶんスイングを崩してしまったものだと思いました。(x_x)

昨年は80を切るラウンドが3ラウンドしかありませんでしたのも、この辺りが原因です。


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バーディー数も昨年は減っています。(パーオン数も減っていますので。)

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)

パーオン率が下がっただけあって、バーディー数も半減近く減ってしまいました。
まぁこれは、GIRの低下(つまりバーディーパットのトライ数が減ったということ)が原因ですので、致し方のないところです。

ちょっとよかったことは、昨年2014年はこのうち2つがイーグルだったことです。
短めのパー4とパー5で1回ずつ、80-100y前後のショットがカップインしました。

今年の後半はデーブ・ペルツの3x4システムを精査しなおして練習していましたので、その成果もあるかもしれないと思う次第です。
  

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さて昨年も一番に力を入れようと目論んでいた、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


特に2014年の目標には掲げませんでしたが、基本的には「Z版がんばり率 50%達成」を掲げて頑張っているつもりです。


2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)


ここでも顕著に判りますのは、頑張り率の数字の以前に360回もパーセーブ・トライの機会があったことです。
率としてはもうちょっと頑張りたいですね。

10月にお友達のSamさんに、ロー・バウンスのウエッジの効能を教えていただきまして、ずっと苦手だったKIKUYU芝の対策用にウエッジを用意しましたので、2015年はこちらも駆使してデータの向上に努めたいと考えております。(^^)


昨年はラウンドあたりのパー・オン数が減った分もありまして、ボギー・オン数がグッと増えました。パーオン数を回復しつつ、ボギーオン数も維持できたら理想的ですが、この辺は兼ね合いになりそうです。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年9.27回になっています。

2015年も、Z版「がんばり率」とボギーオン率の組み合わせで、拾うゴルフを向上させたいところです。


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昨年に引き続きまして、わたしのスイングが具体的な数値を設定するレベルにありません。

基本に立ち返り、ドライビングレンジでボールを打つ機会をできるだけ設けるようにして、もう少し力強いショットを打てるように練習していけば、結果はおのずか回復してくると信じて取り組む気持ちでいます。




12/29/2014

15インチの「でかカップ」はゴルフを救うのか?


突然ですが、日本でも米国でもゴルフ人口は年々減少の途を辿っているそうです。

そこで、ゴルフをもっと簡単に、もっと楽しく、そしてプレー時間を短縮して、手軽に出来るかも?
さらには、パット技術よりもショットの技術優先のもっとアスレチックな競技になるかも?

・・・的な考えで、どでかサイズの15インチカップなるものが、一部のゴルフ関係者の間で推奨されています。


本当にゴルフを救えることになるのかどうかは別としまして、私にも15インチカップを試す機会がありましたので、体験記をメモして残しておくことにします。


ナイター証明のグリーンなので写真はかなり画質がナンではありますが、そのどでかカップがこちらです。



直径が15インチですから、40cm弱(38.1cm)の大きさがあります。

バレーボールが4つすっぽり入るかな、ぐらいで、かなり大きいですね。
バスケットボールのゴールリング(45cm)よりも少し小さいくらいです。


現在のゴルフのカップの大きさは 4 1/4インチですから、直径にして約3.5倍、面積ですと12.5倍あります。



とりあえず私は、32フィート(約10m弱)の位置にセットをしましてパット練習をしてみました。
16フィート(約5m弱)からですと、明らかに入り易かったからです。



写真では判りにくいのですが、このラインはフラットから後半やや下りになり、右に切れていくラインです。
距離をピッタリかオプティマム・スピードで打って、カップ3個分左 ...ぐらいが狙い目になる感じ。


通常のカップかの様に考えてパッティングしてみますと、そもそも入りにくい下りのスライス・ラインということもありましてか、これが(私のパッティング技術では)なかなか入らなかったんですね。
あくまでもカップの真ん中に入れるイメージで、旗を狙って。 普通のカップみたいに。

正直、ちょっと意外なくらい外しました。


・・・それで、ムキになって入れようとしますね。(笑)
「あんなデカいんだから!」って思うわけです。

入れに行きますと、真っ直ぐ目に狙って、かなり強めに打っちゃうとけっこう入ってくれたりします。 かなりの範囲でリップオフしませんからね。
ドスンと落ちたらけっこうスピードがあっても向こう側の壁に当たってカップ内に収まります。

んー、これは「新ゴルフ」体験にはなっても、決して「旧ゴルフ(というか本来のゴルフ)」のパットの練習にはあまり役に立ちません・・・。



通常のラウンドで32フィートがカップインすることは、私の技術ではそうそう起きない確率です。
実際のところ、2-3%でしょうかね? データ取るのは難しいのですが。
プロでも5%程度ですので 4 1/4インチの大きさのカップでは、まぁそんなところでしょう。


「パットってどのくらい入るもんなの?」という記事に使ったグラフをまたまたこちらに引用いたしましょう。

(参考グラフ)


以前からの繰り返しで恐縮ですが、6フィートの距離を中心に、2フィートから10フィートの距離の辺りがスコアを決めるクリティカルな領域になります。(→「ザ・ゴールデン・8」


つまり、32フィートのパットなんていうのは、私レベルですと特に(2-3%しか一発では入んないわけですから)、2パット目にどれだけ短いやさしいパットを残すか、という打ち方をしてしかるべきなので、「強めに真っ直ぐ目にぶっ放す」15インチカップ型の新ゴルフ式でパットするべきではないのですよね。

そうしますと曲がるラインでは、あのでかい丸になかなか嵌んないってことが起きてきちゃうんです。
ちょっと新発見な感じ。


統計を取ったものを見ておりませんのではっきりとは判りませんが、理屈から言いますとクリティカルゾーンは21フィートの距離を中心に、7フィートから35フィートの距離の辺りが勝負の決め手、ということになってくる計算になりますので・・・、強めに打って外しても12フィートぐらいまでなら返しが大抵入るよ、っていう強さで打てば良いわけですね。

私が試した32フィートのパットは、通常の4 1/4の大きさのカップではちょうど9フィートのパットぐらいな難しさですから、ラインが判っていなくて読まなくちゃなんない条件下ではプロで30%、アベレージで10%ぐらいのカップイン率ですから、私の場合で8割方は外しちゃうパットだったんですね。
(ラインが判っていても、32フィート程度の(ラインの曲がる下りのラインでは特に)パットではスピードのコントロールが正確でなくてはいけませんから、思ったより入らなかった訳が記事にまとめてみてよく判りました。)



で、素直な気持ち的な感想ですが、ポコンってカップインしたときの「おおーっ!」っていう嬉しさ感がけっこう低いです。 32フィートも離れているのに低い。

それでもって、32フィートのパットが(下って曲がったりするときのラインでは特に)、2パット確実圏内に寄ってくれたときの安堵感・達成感的なものが、無い。 全然無い。


これは新しく始める人とってはともかく、今まで何年もゴルフをしてきた人たちにとっては受け入れられにくいなー、と思いました。


逆に言いますと、グリーン上のカップから約30フィート圏内、つまり10y圏内にショットが打てる人はバーディー量産が出来る、新感覚のショット・メイキング・ゲーム的なゴルフになろうことは想像出来ますですね。(^^)