先週末、友達と楽しくラウンドした後にやり取りをして、ふと「?」に思ったので書き留めておこうかと思いまして。(すなわち今回は(も?)結論ありません。)
---
河川敷の割合都会の只中にあるコース、River View Golf Courseをプレーしました。 距離は長くなく、コースレートは低い簡単めな評価のコースで、雨が多いと川に沈んでしまいますが、グリーンの整備の状態だけはとても良いです。
川床と土手の上を川を斜めに渡って行ったり来たりしますが、グリーンは全部上手く両側の土手の上に造ってあって、川に沈まないようになっています。
(それ故に打ち上げのブラインドのグリーンが多くて、個人的にはあまり得意にしていないコースです。今回はショットが好調でたまたま克服できたんですが。)
これが一番難しい 4番ホールで、392yのパー4です。
セカンドが難しくて、川向こうの右側の川堤の上にある広くはないグリーンに斜めに打ち上げて乗せていくのですが、グリーン右手前にある木がものすごく邪魔をします。持ち球のドローで打てない感じ。
距離がまぁまぁ400y近くありますのでDRも妥協できませんし、刻もうにも川があってあんまり意味ない刻みになりがち。いつもボギー取れれば上出来と思っています。
こちらの動画は、3番ホールのパー3で、この日は195yありました。
川堤の上の狭いところに造られていまして、このホールは平らでプレーしやすいです。長くて狭いですけど。
この日、我々が1番ホールのティーでスタートする直前に、9番ホールの短いパー3に来ていたグループの一人が、ホールインワンしました。
二人が「ワーッ」て言いながら全力で走ってきて何事かと思ったら、「入ってるーっ!」って。
いや110yの打ち降ろしなんだからティーから見えてるでしょ?(笑)
でも、すごい興奮するのは分かりますね!
それもありまして、「俺らも入るかもしんないから(笑)、パー3は動画撮りながら打とうぜ。」ってなりまして。
動画でも「入る”かも”知んないじゃん。」って言いながらセットアップしてます。
「いいね、その調子。」「そしたら高っかいビールおごってもらうから。」「ははは」「おー、そういうことね、OK。」とか友達が言う中でプレーしてます。(笑)
打つ直前に「任せといて。」ってかましてから、バシッと。
「おっと!」「お、分かんねーぞ?!」「転がってる、近づいてる」「傾斜を降りてる」「入れ!」「これは良いわ」って3人が騒いでくれてます。
けっこう惜しかったんで、最後に「入んなかったわー。」とか生意気げに一言。(笑)
まぁ友達とラウンドをワイワイ楽しみたいので、こういうのもありだと思っています。
登りのフックラインの 4歩を入れてバーディーは獲れました。
スコアカードです。
パー3が 6個あるパー70のコースなんですが、風が強かったのもあって例の 9番ホールともうひとつ、パー3で二つもウォーターハザードに打ち込んで(ショット自体は悪くなかったのですが、風に流されて木の枝にかかって、とかで。)、1ペナでドロップして寄せてなんとか二つともボギーセーブ。
トータル 26パットは普段滅多にない少なさで、チップショットが良かったことが覗えます。
パー70 (34 36)、コース/スロープ・レートが68.4/120となっていまして、
36 36 = 72でしたので、この日のラウンドのディファレンシャルは 3.9でした。
---
今回一緒にラウンドしている友達が、ロングパットを苦手にしているけどいつもチップショットはビンビン寄せてくるんですよね。私から見て、すごく上手いと思っています。
その友達がラウンド後に、「俺のチップショットの方が弾道高く上がってるけど、お前のは少し低いけどスピン利いてるよね。どうやって打ってる?」って聞かれまして。
私はプロがよく使っている「低く出てスピンが利いててチャッと止まるショット」とかは全く打っていませんで、ただ単に58°で「クロ狙い2.2」を実行して、クラブフェースも開かずにただただインサイドに引き過ぎないようにだけ気を付けて一定のテンポでチップショットを打っているだけで、自分ではチップ&ランっていう気持ちで打っていますので、「ん?」って思いました。
(実際には58°ですとキャリーが多いのでピッチショットに近いものになっているかも知れません。)
その友達は、ドライバーも当たれば260-290yぐらい飛んでいますので、ウエッジのスピン量も全然多いと思うのです。ウエッジは、CostcoのSigniture 3本セット(52°、56°、60°)を使っています。あれけっこう性能良いですね。
10-30yのチップショットの時、言われてみますと少しスピン入った転がりを「込み」でイメージしているのかも知れません。50°でやるとことごとくオーバーしてしまいますので。
状況によっては、例えばグリーンが登り傾斜がまぁまぁ意識されたりとか、ボール下の地面がちょっと柔らかいときとか、持ち替えて54°で打っていく場合はちょいちょいあります。
基本的にはクロ狙いの教えに従って、殆ど58°で打つようにはしています。
グリーンの硬さにかなり左右される感じがあるのは、きっとこのスピン量の関係かも知れないと思いました。
スピンがある程度効いているっていうボール挙動は、フェアウエーとかの芝が短くてフェースとボールの間に芝が挟まりにくい状況っていうことが前提にはなります。ラフからだと芝も挟まりますし転がりが多め。
使うボールがスピン系っていうことも前提になると思います。
15y以内でD-Chopを打ったり、転がしで打っていくときには、使うクラブのロフトはほぼほぼ距離感には影響がない、という認識でいます。(PWから、9番、8番、...Hybridぐらいまで。)
しかしながら、チップショットの時には使うロフトで距離感がかなり違ってきます。
今回は、「ゴルフゲームの本質はロングパットなのかもしれない、という仮説」という記事に分類しました、
① グリーン上: デジタルパット② 15y以内: テキサスウエッジ、D-Chop を中心とした転がし
③ 10-30y: クロ狙い2.2 を主体にしたチップショットとピッチショット⑤ 100-150y: 各アイアンのフル(1/1)と 3/4ショットやノックダウン⑥ 160-220y: 打ちやすいスペックのウッド類とイス軸法 (ゾンビ立ち)⑦ ドライバー: 魚突きドリルこんな感じで距離別に分けてのグリーンへのアプローチを考え、それぞれで距離のコントロール方法を考えて実行しています。
の中の、
③の10-30yでは、シンプル化したショットで余計なことをせず、草摺りを徹底してトップやダフリを避け、打つ時にはイメージに任せて邪魔をしない。
の領域での距離感に関する考察です。
ひとつ考えていますのは、このクロ狙い2.2で打っていくチップショット、ハイバンスのEdelウエッジで打っていまして、イメージとしてはソールのバンスを積極的に利用できるのでわざわざクラブフェースを開いてバンスを利かせる必要がない、っていうのはあるんじゃないかと思います。
多少のラフとか、KIKUYUほどキツくない逆目の芝とか、多少の芝が薄いライとか、大概の場面で勝手にバンスが効いてくれます。
クロ狙い2.2の打ち方は一通りで、飛ばす距離に拠らず同じテンポで打っていきたいと心掛けていますので、これは当分変えるつもりはありません。
グリーンの硬さが違う時に、スピンが関わった跳ね方とその後の転がり方がどのように変化するのか、ちょっと今まで以上に注意を払って観察してみたいと思います。
余談ですが、この友達と私が共通して実感しているのが、軽い受けグリーンで約30y残っているときのチップショットです。
普段練習していてそしてコースで何度となく使っていて、ライが良い場合はもう自動的に「これ、寄るんじゃね?」って思いながら打つのが、この30yです。 (笑)
彼もトータル30yをひとつの基準にしているようです。
ゴルフって、ある程度は少しばかり過剰なくらいの自信を持ってショットに臨むっていうこともけっこう大事なんじゃないかなー、とか思います。