1/01/2025

2024年の成績と、2025年の数値目標

あけましておめでとうございます。



例年は初日の出のご来光を見に行っていたのですが、今年はカウントダウンからの初詣にいきました。お炊き上げも行われていて。
子どもたち二人とも合格祈願していたのが成就していただけまして、参拝に。

ひとつには、米国には日本の神社がなかったんです。
仏教やキリスト教との違いかと思いますが、地域の自然や社会とのつながりが強いからじゃないかと思ったりしています。

本年もよろしくお願いいたします。

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毎年恒例の2024年の成績の振り返りと、2025年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2023年の成績と、2024年の数値目標

自分用のデータでカウントの取り方も独自ですが、毎年集計することに意味があると思っています。

昨年は日本に帰国後、御殿場東名GCの会員になりまして日本のゴルフにアジャストするべく過ごした年になりました。途中5月に米国出張してプレーした7ラウンドが入っています。(まだまだそこだけ特にスコアが良い状態でしたが、気長に頑張ります。)

ーーー

個人的にデータ整理で状況が変わりましたことは、日本のコースにはまだまだスロープレーティングの設定がなく、今まで通りのHDCPインデックスが計算できなくなったことは若干不便に感じます。

2グリーンのコースが多く、パーオン率がガクッと減ったことも大きいです。
グリーンが小さくてしかも砲台に持ち上げてあると寄せを打つ時の感覚、距離感も変わってきますので、そこが一番苦戦したところでした。

ラフは明らかに楽になっていますが、大きくミスした時に隣のホールからのプレーができないなども影響しています。

なんとかアジャストしていきたいと思います。

ーーー

昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)


2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57

Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)


2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71

Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)


2019年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  30.21

Putts per GIR:     2.003
(パーオン率は5.86/18ホールで、平均11.73パットでした。)


2020年
Score Average:    +9.6
Putts per Round:  31.56

Putts per GIR:     2.055
(パーオン率は7.11/18ホールで、平均14.61パットでした。)


2021年
Score Average:    +7.7
Putts per Round:  31.70

Putts per GIR:     1.994
(パーオン率は7.94/18ホールで、平均15.79パットでした。)


2022年
Score Average:    +5.7
Putts per Round:  30.69

Putts per GIR:     1.962
(パーオン率は8.43/18ホールで、平均16.54パットでした。)


2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80

Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72

Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)


昨年2024年は日本に戻ってきて本格的にアジャストしていこうとのプランでしたが、思っていたより時間がかかりそうです。

日本のゴルフにも少し慣れてきたかと思いきや、2グリーンのコースが多くてショットの精度の不足が原因で小さなグリーンに乗らず砲台をこぼれ、寄せも今ひとつ寄らない、ということとか、冬ゴルフのペタペタの芝には慣れ以上のテクニックが必要そうだということとか、なかなか思うように行きません。


案の定、パーオン率は大きく約1.5ホール分下がって 8.17/18から 6.64/18になりました。
この落ちた分をクロ狙い2.3を駆使してカバーしないといけないのですが、そこまで上手く行っておりません。


*ここまで見てきて、パッティングのスタッツを見て愕然としました。
Putts per GIRはパーオンしたときのパット数ですが、これが 1.95 から 2.44に大きく下がっています。
小さなグリーンにパーオンしたときのパット数ですから、不用意な(不可抗力のもいくつかありますが) 3パットが多発している、もしくはバーディチャンスをことごとく外している、の2つしか原因がありません。
これは少し分析の深堀りが必要です。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2
2019:    +5.2 +4.7 = +9.9
2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7
2022:    +3.0 +2.7 = +5.7
2023:    +2.5 +2.5 = +5.0 
2024:    +4.5 +4.9 = +9.4

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかり
2008年の5月にブログをスタート、08年は延べ約39ラウンド
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少、初HIO達成)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。 (飛距離とショットの調子がベストだった年)
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)
2019年は約62ラウンドです。 (飛距離が徐々に落ちてる…)
    COVID-19
2020年は約71ラウンドです。 (自分史上初、スイングに取り組む)
2021年は約99ラウンドです。 (2012以来のカンバックの年)
2022年は約114ラウンドです。 (念願だったアンダーパー達成)
2023年は約59ラウンドです。 (ベストスコアの-2達成、HIOも(ただし前半))
2024年は約39ラウンドです。 (日本の、特に冬ゴルフへのアジャストに苦労中)

スコアを大きく落とした印象です。
自分のラウンドを工程分析し最適化して過去3年スコアをぐっと減らしましたが、それが振り出しに戻ってしまった印象です。

ショットやパッティング技術は殆ど変わっていませんので、スコアを改善するにはやはりこれは工程分析をやり直して日本のコースに合わせた最適化の作業が必要なようです。

もともと技術力やショット力が上がって上手くなったわけではなく、持てるショットや技術でスコアを最小化するにはどうするか?という取り組みをしていたのですから、当然と言えば当然の結果が出たように思いました。


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バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)
2019:  46個 (62ラウンド)
2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2022:  136個 (114ラウンド)
2023:  64個 (59ラウンド)
2024:  35個 (39ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディー数も、1個/ラウンドを下回ってしまいました。
コースの距離がかなり短くなっているにも関わらず、昨年はイーグルも出ておりません。
引き続きパー5の3打目がカギになるとは思いますが、16フィート以下のバーディチャンスのときにしっかりある程度 の確率でカップインさせるように取り組みを始めるべきと思いました。

チャンスでのパット自体よりも「チャンス(機会)を増やすこと」に尽きる、と言う考えは変わりません。

ダボを打たないようにするマネージメント、グリーンを外した時 (GIRを逃した時) にいかにパー・パットを打てる状況に持っていく、できれば 1ピン以内グリーンが近ければ 1クラブ以内ぐらいにアプローチするよう心掛ける、ダボオンでも粘り強くワンパットのボギーで収めていく、というところに重点を置いてプレーする方針は絶対ですが、昨年は素ダボが増加していたという結果が出てしまいました。


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さて、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーならスクランブル成功としてデータを抽出したデータです。)


長年かかって掲げていた目標の「Z版がんばり率 50%達成」を達成し、%を増やしておりましたが、日本に帰国してからはZ版がんばり率も大きく下がってしまいました。
原因は砲台グリーンへの対応と、冬のペタペタ芝への対応です。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)
2019:  232/526 = 44.1% (62ラウンド)
2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2022:  465/917 = 50.5% (114ラウンド)
2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

いわゆる寄せワンのパーを目指している訳ですが、データ的には打った距離別に仕分けをしていませんので、この指標を読むには注意が必要です。(ダボオン時の寄せはデータに考慮しておりません。)
Z版「がんばり率」のデータは、ボギー・オンしたホールが分母の母数です。


ボギー・オン数がこちらです。

アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回、19年8.48回、20年7.52回、21年7.9722年7.9923年8.1724年7.90回、。

実践中の 100以内の 2x6システム の効能で4年前からこの母数が増えました。(より遠くからボギーオンできてきた証だという解釈ができます。)


スコアにとって重要なパーオン数とボギー数の合計の数値ですが、一昨年は両方足して(8.17+8.17/18 = 16.41/18 でしたが、昨年は 6.64/18 + 7.90/1814.54/18ホールと大幅に下げました。
この数値はティーショットとセカンドショットの精度が重要ですが、それほどOBが多かったわけでもなく、やはり砲台を転がり落ちるところ、これが問題と思います。
パーオン率が下がっている分の影響が大で、ボギーオン率の方はさほど変わっていません。結果的にスコア直結のパーオンとボギーオンの合計が下がってしまっています。

グリーンが小さいコースが多のがショット精度の足りない私にとってはどうにも難点ですが、2つのバンカーの間が安全地帯になっているコースも少なくありませんので、この辺りを本格的に取り組んで、そこからのセーブ技術に活路を見出したいと思います。
今更大幅な飛距離の改善やショットの精度の向上を目指すのは良いことではありますが、還暦過ぎのゴルファーにとって効率的に捗る対策とは思えません。


ーーー

さてそれでは昨年後半に日本でラウンドしましたデータを環境変化を比較できるように見ていってみます。

まずはベースのデータです。
スコアと、パット数、GIR時のパット数と、パーオン率です。

2022年
Score Average:    +5.7
Putts per Round:  30.69

Putts per GIR:     1.962
(パーオン率は8.43/18ホールで、平均16.54パットでした。)


2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80

Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

2023年 (日本)
Score Average:    +8.8
Putts per Round:  32.23

Putts per GIR:     2.030
(パーオン率は7.61/18ホールで、平均15.46パットでした。)

  ↓

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72

Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)


スコアを平均で4打ほど落としています。
感覚的にはもっと落ちている感覚がしますが、プレーしている距離が俄然短いだけに不甲斐なさを感じるのだと思います。逆に言うと、飛距離を伸ばせたとしても対策にはならないことの証とも言えそうです。
ラウンド頻度が落ちるとちょっとしたミスショットが増えてしまう、これがパーオン+ボギーオン率にとっては切実な問題でもあります。


スコアです。

2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7
2022:    +3.0 +2.7 = +5.7
2023:    +2.5 +2.5 = +5.0 
2023(日本):   +4.2 +4.7 = +8.8
2024:    +4.5 +4.9 = +9.4 


前後半を分けていますが、日本ではインコース・スタートというのが非常に多くなっていまして、私の統計はホール番号通りで前後半をプレーした順番にしていません。
実情として圧倒的に前半に叩いています。


バーディ数です。

2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2022:  136個 (114ラウンド)
2023:  64個 (59ラウンド)
2023(日本):  13個  (13ラウンド)
2024:  35個 (39ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディパットがなかなか入んないなー、っていう感覚が如実にデータに出ました。
隠れた傾斜とか、芝目とか、短めのミドルパットに出る影響が私には大きく出ています。
富士山の裾野に乗っていてコース全体が傾いている傾斜もパットのライン読みの計算に入れるようにしているのですが、どの程度なのか?どの角度で入るのか、ちょっと大雑把なので思っていない曲がりをすることがまだまだまだまだ多いんですよねー。

前段の方で、Putts per GIRが増えているデータも有りましたが、間違いなく4〜10フィート(1.2m〜3m) 辺りの距離のパットのカップイン率が下がっているのだと思い当たります。

砲台グリーンによるパーオン率の低下と、短めのミドルパットのカップイン率、この2つに対する対策が必要だと判りました。
どう改善するかの案はまだありません。


Z版頑張り率です。

2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2022:  465/917 = 50.5% (114ラウンド)
2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
39/104 = 37.5%
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

ここのデータが日本に来てからだいぶ落ちています。
ただし、寄せのショットはそんなに悪くなくて、いまいち1歩以下に寄り切らず2-3歩、4歩残してしまって、それを外す、っていう悪化です。
ラウンド頻度と慣れの問題が影響しているように思いました。
この昨年の考えは引き続き変わっておりません。


ボギーオン数です。

20年7.52
21年7.97
22年7.99
23年8.17
23年(日本)は7.16回
24年7.90


昨年、ルー・リッキオの法則にはピンとこないゴルファーが日本には多い理由が判りました。
と書きましたが、小さいグリーンに乗せるのはなかなか難しいです。
15yを超すロングパットはほぼ不要でした。

いろいろ数値のデータは悪化していますが、引き続き「かなり安定して70台を出せるゴルファー」は目指したいと思います。

クロ狙い2.3の改良とか精度向上とかではなく、別の取り組みが必要だということが今回の分析でよく判りました。

2025年の目標としましては、引き続き日本でのゴルフへの対応が課題です。

せっかくアプローチ練習場が充実しているコースの会員権を入手したのですが、パッティング練習ができるグリーンが必要です。
そのグリーンへチッピングできる練習環境は...ちょっと望めないんですよねー、神奈川近辺では。(超高級コース以外)


ただ、取り組む課題ははっきりしました。

1. クロ狙い2.3の砲台グリーンへのアジャストの考案
     (まだ方法論はありませんが、ヒントとしてはパーオン率が減った分をボギーオン率に上乗せできれば、と思っています)

2. ミドルレンジ・パットの日本のゴルフ場に合わせた改善

・ショートMP(1.2m〜3m)のカップイン率の改善
     (まだ方法論なし)
・ロングMP(3m〜9.6m)からの3パット削減
     (こちらは縦距離の傾斜の読みとジャストタッチの徹底に尽きるでしょう)

(9.6mを超えるLP(ロングパット)については日本では出現回数が少なすぎるので改善を目論まず今までの精度で十分とジャッジしました)


さてさて、難題ですけど何ができるのか...



12/31/2024

打ち納め2ラウンド(富士グリーンヒルGC、御殿場CC)

2024年の打ち納め、富士グリーンヒルGC と 御殿場カントリークラブをプレーしてきました。


御殿場方面ゴルフシリーズ


富士グリーンヒルGCは、2000年以前に日本にいた頃の友達がメンバーで呼んでもらいました。
距離は長くありませんで割合にタイトではありますが、トリッキーなホールはほとんどありません。

サム・スニード VS 中村寅吉 TVマッチをやったこともあったり、ナンシー・ロペス、ローラボー、樋口久子、岡本綾子が出場して日米プロ・アマチャリティーゴルフをやったりしたこともある、というコースです。


富士山からの傾斜もあり、微妙に切れるグリーンでスピードも速めにセットされていました。
9.5フィートくらいだったと思います。


こちらにコース紹介があります。



御殿場・足柄の周辺ですから、朝は氷点下のスタートです。

この日は 8時過ぎのスタートで氷点下を脱して上回ったあたりでスタートでした。


1番ホールからちょっとタイトな感じで、この日は青ティーからのプレーでした。


練習していた、氷点下ストロークで打って無難にスタート。
出だしは 2つ打ってグリーンのちょっと外、寄せはまずまずでしたが4歩を残してパットが入らずボギーで滑り出しました。


2番ホールのティーショット、ものすごくよく飛ぶ元プロのラガーマンの友達に続いて二人目が私ですが、ティーが上手く刺さらず、非常にもたつきました。


このホールは2オンしてパーをとり、非常に順調な滑り出し2ホールでしたが...


3番はアプローチをシャンクしてダブルボギー、4番は寄せをダフってミスって寄らず3パットしてダブルボギー、5番は凍ったバンカーから反対側のバンカーへ打ってそこからダウンヒルの難しいバンカーを上手く打って3歩に寄せましたがパットを外してダブルボギー、3ホール連続のダブルボギーにしてしまいました。

6番は2オンしてパーでしたが、7、8、9番はパーオンせず、ボギー、ダボ、ボギーと立て直しのきっかけを掴めず。
やはりグリーンを外したときに拾えないと、スコアは崩していってしまいます。


前半11オーバーで90切りが危うくなりまして、後半は頑張るぞ!と意気込みました。
しかし10番はティーショットを不本意な右サイドにそらし、セカンドを木に当ててしまい、サードショットもグリーンの手前に外し...
ダボオンから這々の体でのボギーセーブ。


11番は打ち下ろしですが400yほどある長いホール、ティーショットのあたりが今一つで2つで届かせる事ができず30y残りました。


この寄せの決め打ちが決まって、タップインでパーセーブ。
これで少し立て直すことができました。


ショットにも落ち着きを取り戻し、12番はパーオンで2パットのパー。

13、14、15番はパーオンできず、寄せも落ち着いて上手く打てたと思ったのですが、すすすーっと離れてしまい6−7フィート(約1.8〜2mぐらい)残してしまい、パットが入りません。
(14番はグリーン手前の砲台でワンバンさせて寄せるつもりが止まってしまいタップインに寄せ直しました。)

こちらは15番から見えた富士山です。


もっと良いロケーションで富士山の写真撮れたはずですけどね。
余裕なかったのでしょう。笑


16、17、18番は、パーオンしました。
ひとつくらいバーディ入れたかったのですが、全部入らず2パットで3連続パーでラウンド終了。

47(18)  40(15) = 87(33)でした。

冬ゴルフのグリーン周りにまだまだ課題を残しています。
それと前半のショットの乱れ。着膨れ対策がさらに必要です。
氷点下でなくなっても、冬ゴルフは氷点下ストロークを徹底した方が良さそうです。


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さて、もう一つのラウンドはPGM御殿場カントリークラブでした。

こちらは米国から台湾系の友人が来まして、「富士山が大きく見えるコースでラウンドしたい」というご夫婦の要望で、私の好きなこちらのコースにしました。


1番のパー5を無難にパーオンして2パットのスタートでした。
友達に合わせて、白のレギュラーティーからのプレーです。


2番のパー4はこちらのティーショットです。


もう少し右を狙ったのですが、結果的には真ん中の小さな木をかわしてグリーンに打つことができて結果オーライでした。
左に外しましたが、テキサスウエッジで寄せてパーセーブ。


3番のパー5は2打で良い位置につけ、3打目をぴったりに!って思ったのですが右に外してしまいました。この寄せもテキサスで行って、ちょっと長めの7フィート弱(約2mぐらい)を入れてパーセーブ。


4番の打ち上げのパー3は、グリーンを大きく右に外し、58°でショートして寄せきれず、4歩(約9フィート)ぐらい残しました。パットも入らず、ボギー。


5番ホールはセカンドがハーフトップで低い弾道になって高さが出せず手前のガードバンカーに捕まりました。バンカーショットは出はしましたがグリーンオーバー。
そこからまたまたテキサスで寄せてワンパットでかろうじてボギー。


5番から6番へはこの陸橋を渡ります。


干上がっていましたが下に川があったようです。


6番は谷越えのティーショットのホールです。


富士山が午前中は上半分雲に隠れていました。
富士山自体の斜面が雲を作る要因になっていますから、こういうことはよくあります。
でもせっかくカリフォルニアから来てくれているんですから、なんとか顔を出して欲しい!

6番はグリーンとグリーンの間に打って、テキサスで寄せてパーセーブ。


7番は段々に打ち下ろしていくホールです。


ティーショットが結構下まで転がっていて、残り距離が短くなりました。
パーオンさせることができて2パットでパー。


8番のパー3は、ティーショットがピンに真っすぐ行ったのですがオーバーしてグリーン奥にこぼれました。この下りの寄せもテキサスウエッジでパーセーブ。

花道の芝はかなり短く刈ってあって、ペタペタのこと逆目のことを考え合わせるとどう見てもパターが安全です。


9番はかなりの斜度で登りっぱなしで400y‐430yあってとても2オンできません。
3打目勝負に行って、さらにグリーンをショートして外し、4打目の寄せをしっかり頑張ってなんとかボギーセーブ。



午後に入っての10番、風が吹いてきたせいもあって徐々に富士山が雲から出てきました。


こちらが友達です。

富士山が綺麗に雲から出てきましたので10番のフェアウエーから写真を撮りました。


スターウォーズのキャディバッグが見えてて、よいスナップが撮れました。
午後からはちょっと風が強くなりまして、それで富士山が出てきてくれたのは良いのですけれども、プレー自体は難しくなりました。

パー5で頑張りたいところですが、結構長いホールでしたしグリーンを左に外しました。
なんとか寄せてパーセーブ。


11番は400yある長いホールでしたが4Uで2オンしまして、2パットでパー。


12番はセットアップがズレていたのか、ショットがシャンク気味だったのか、大きく右にそれました。左のグリーンだったのでハザードはまぬがれました。
45yぐらいを確実にグリーンに乗せて、2パットでボギー。


13番は上りで400y超ある長いパー4のホールです。


2打目を3Wで打って届かず、3打目になる寄せも手前の砲台傾斜で止まってしまい、ダボオンをテキサスで寄せてボギー。



14番はちょっと左右が狭く感じるパー4です。


こちらのティーショットはまずまずでした。
相変わらずスタンス取ったあとには目標方向を見ることなく打っていますね。

14番のグリーン周り、テキサスではなく58°で寄せました。


ホールアウト後に、同じ場所からパターでテキサスやってみましたが、同じくらいの寄り方でした。パターの方がリスクも少なくて良いですね。
ここは寄せてパーセーブ。


15番は茶店後のパー4です。

こちらの動画は2打目のショットです。


7番アイアンで打ってると思います。
2オンしてバーディパットはいらず、パーでした。


16番は登っていくパー4です。


まずまずでした。
ちなみに私は「季節感おかしいですよ?」とよく言われます。
最高気温が 5°Cくらいだったのですが、陽が差すと暖かいです。

16番の2打目がこちらです。


結構な急坂の上りでしたので、2クラブぐらい上げて6Uで打ちました。
内観で9時3時くらいのスイング幅で打っています。

傾斜の重力で右に体重が残ってしまって打点がずれるとダフったり逆に跳ねて歯で打ったりしてしまいがちですので、意識して左体重で打っています。
ちゃんと草摺をやっていますが若干打球が低くなってしまいまして、グリーン手前のガードバンカーに捕まりました。
バンカーは出ましたが、カップには大きくショートしまして、2パットのボギー。


17番は打ち上げのパー3です。
強くなった風も鑑みて、ちょっと大きめのクラブで打っていきまして、カップ右手前5歩の絶好の位置に付きましたが、パットを外して2パットのパーでした。


18番は白ティーからで620yある長い長いホールです。左ドッグレッグ。


打ち下ろしは特に注意が必要です。左右にバラけにくくなるようです。

18番の2打目地点。


この右の上の段にボールがあるのですが、この距離から3Wで打って行って、さらに5Wか3Wを打っていかねばなりません。
十分に狙えましたが、完璧なあたりは出ずグリーンにはショートしました。

最後もテキサスで寄せて行ってパーセーブ。
39(12)  39(14) = 78(26)でした。


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スコアカード 2枚です。







14番ホールで友達と記念撮影。







12/26/2024

氷点下で大きくミスをしないためのストロークを練習

明け方は氷点下を記録するようになってきました。


でも富士山の冠雪は例年に比べて少ないようです。
冬は富士山が頂上までよく見える日が多いです。


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私はわりあいに朝早いスタート時間が多いということで、出だしの数ホールにいつも苦戦しています。

そういうことで今回は、寒くて着込んで着膨れしていて、思うように動けないときにとんでもないミスが出がちですので、そういった現象に対する対策に取り組もうということで、練習を始めました。


まずはいつも以上に着込んだ状態での練習開始。

いつものようにドライバーを1発打ってから練習をスタートします。


まずは凍えて固まった体をほぐすように7回ほど振って、そしてあたらめてボールの後ろからターゲットと構えるためのスパットを確認するところからやってコースの打席に入るイメージでセットアップ。

吐く白い息が、火を噴くドラゴンみたいになってますね。笑

テークバックは暖かい時のフルスイングよりも小さく上げるイメージでやっています。
ふり幅が減っても、いつもより短くグリップしてはいませんでいつも通りの長さに握っていますのでテンポは同じ、というイメージです。
(あくまでも自分の頭の中のイメージですので、すみません。)

狙っているよりもちょっと右に着弾していますが許容範囲です。右サイドのフェアウエーに残る程度だと思います。


次にPWでのフルショットを打ちました。


100yのグリーンに向かって打っていますが、打ち下ろしていますので90yぐらいのショットです。
ホント火を噴くドラゴンみたいな白い息。さすが氷点下。

ボールの後ろから見てスパットを確認はしていますが、このくらいのショットの時はスタンスしてからグリーン(というかターゲットエリア)を見ます。

フルショットで打つ時は、ほぼほぼ素振りは入れません。傾斜が打点に影響しそうなときには素振り(というか本気のリハーサルストローク)をすると思います。

寒くて着膨れしていますと、シャンクとかチョロとか出がちですので、9時ぐらいのテークバックから打っていくイメージです。氷点下バージョンのフルショットを意識しています。
寒くて飛びませんので、私の場合はPWでこのくらいの距離だと思います。


そして全く同じ距離、同じターゲットを今度は8番アイアンで打っていきます。


スリークォーター(3/4)ショットで低い弾道で、凍ったグリーンに手前から転がし乗せるイメージで打っていきます。
3/4ショットの時は、必ず素振り(本気のリハーサルストローク)を入れます。経験的に、素振りなしでいきなり行くとテンポがズレてシャンクしたり大きくダフったりしてしまいがちですので。

時計盤は全く意識していませんが、8時半くらいでしょうか?本来は9時のテークバックが3/4ショットになるのですが、こちらも氷点下バージョンを意識しています。
(普段は暖かくて平らの時に、8番アイアンの3/4ショットで92y程度のキャリーをみて打っています。)


今回気が付きましたが、ワッグルの時に息を吐いて、ストロークの時にはインパクトしてから息を吐いているようです。