1/26/2025

東京カントリー倶楽部 (旧秦野ゴルフコース)

お掃除ロボット導入しました。


自分でこの充電基地に戻って勝手に充電します。
各部屋のマッピングをしてスマホの地図に現在地を示しながらお掃除します。

ウエットのスワイプ機能も付いているのですが、まだ試していません。

お掃除をおしまいにして自分で充電に帰り、タワーにゴミを回収してもらうときに結構大きな音がします。
なかなかカワイイ感じがします。


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東京カントリー倶楽部をプレーしに行ってきました。

ここは以前は秦野ゴルフコースという名称だったようです。
予想外に、と言っては失礼かもしれませんが、とても良いコースでした。
27ホールあります。秦野GCだった頃は36ホールあったそうですが、県の指導により?27ホールに減らして運営しているそうです。

PGMの秦野カントリークラブと伊勢原カントリークラブのちょうど間くらいの位置にありまして、3コースとも新東名高速道路のトンネルの上にあるような格好です。
このため、てっきり両カントリークラブのような険しくてトリッキーなコースを想像していました。クラブハウスへの道路も、急勾配でうねうね上がっていきますから「これはやばいな」って思ったのですが、プレーしてみてびっくり。

急勾配は急勾配ですが、フェアウエーが広く、そして整備が行き届いていて素晴らしかったです。ディボット跡という跡、ことごとく目土がされていました。
整備の努力が伺われます。
戦力性の高いレイアウトながら、決してトリッキーではありません。

グリーンは、ちょうど私の基準としている9.5フィートくらいのスピードでした。
傾斜さえ気をつければ距離感は出しやすいので助かりました。


コース図です。コースサイトのページにリンクしてあります ↓ 

クリックでコースのウエブサイトにリンクしています。


今回は、南コースから東コースのOUT9ホールの2つをプレーしました。
ちょっと時間に余裕がありましたので9:45amの遅いスタートです。

今度東のINコースが入っている組み合わせもプレーしに行きたいと思います。


まずは南の1番。
ティー付近から遠方の中井町を見下ろす見晴らしの良い景色でした。



南の1番は打ち下ろしのパー5でした。


ずーっと向こうに見えているのは2番ホールで、1番のグリーンは右下へ降りていった方にあります。


ティーショットを記念撮影。


ちょっと左へ行きましたが、朝一のティーショットとしてはまずまずでしょうか。

3打で首尾よくパーオンしましたが、3パット。
練習グリーンが閉鎖されていたのでグリーンのスピードが皆目わからない中、下りのパットを14フィート(4mちょっと)も打ちすぎてしまいました。
しかもこのパットは、中井町に向かって速い傾斜にまんまと乗っかってしまいました。


2番ホールのティーショットです。


これも左サイドが安全ということで左は狙っておりましたが、ちょっと曲がりすぎました。
ラフの傾斜地から打つはめになってグリーンを右手前に外しました。


2打目地点に向かう途中で撮った富士山。


グリーン手前は、砲台というかもう、ちょっとショートすると50yぐらい戻る感じの傾斜の登りでした。


こういうホールで寄せるには何回か来てプレーして、慣れが必要ですねー。
慣れても寄らないかもですが。2パットでボギー。

4番ホールでパーオンできたものの、6歩の距離でバーディは入らず。
3番から9番まで、なかなかパーセーブできずにボギーを重ね、前半は6ボギーの42(15)でした。

フェアウエーが広いので大叩きはしませんが、高低差と傾斜を換算してグリーンに距離を合わせて乗せるのが難しいです。


後半の東コース、まずは1番ホールのティーで動画を撮りました。


この当たりは良かったです。
右サイドの傾斜に打って、左に転がり落ちてフェアウエーの算段です。

東の1番のグリーン脇に鹿のファミリーがいました。


このホール、7歩の位置に乗ったのですが絶対にショートしないように狙っていってカップの山側を抜けてオーバー。気合い入れすぎでした。距離感合ってたら入ってたかもなー。
返しも外して3パットのボギー。
(これをやらないのが課題だったのでは?)


東の2番ホールのグリーンです。


綺麗なコースですねー。
カップの近くに私のマークが写っています。
グリーンが凍っていませんでしたので、寄せの距離感も良くなってきました。


東の3番にはティーインググラウンドのすぐ前に木が立っていました。


これはまぁドライバーで超えていける高さですかね。
成長してきたら邪魔になりそうです。
安全サイドの右の斜面に狙っていきました。

このホールはセカンドを若干ミスしまして、右手前のカラーに。久しぶりに20歩のパットを残して、ファーストパットはまずまずだと思ったのですがやや強くて2歩オーバー。返しの下りのパットを外してまたしても3パットしました。こちらの3パットは残念でしたが許容範囲かもしれません。


こちらは東7番のティーから撮った写真ですが、見えているのは東6番のフェアウエーとグリーンですかね。


この日は1日中、曇天でした。
晴れの予報だったんですけどねー。私にはこういうお天気が多いです。


東の9番も最終ホールがパー3です。


このコースに唯一不満点があるとすると、なかなか取れないOUT-INでのラウンド以外はパー3がフィニッシングホールになるところでしょうか。

このパー3は30−40yくらいの打ち下ろしで距離感が難しかったのですが、185yを145yキャリーで打っていきましたのが奇跡的に上手くいきまして、右奥の難しいカップ位置のカップと同じ段にワンオン。最終ホールバーディで終えることができました。
後半は 38(15)で、トータル 42(15) 38(15) = 80(30) となりました。


スコアカードです。



家から40分と割合に近い距離で、こんなに良いコースがあるとは知りませんでした。
アップダウンは相当激しいのですが、フェアウエーが広いですしコースの整備が良いのでむしろ平坦なコースよりも楽しさがあります。

前半特に、傾斜でダフったりトップしたりミスがまぁまぁ出ましたが、傾斜の打ち方を徹底するにもこのコースは良いと思います。


会員権は100万円くらいで入手可能なようです。
まだホームコースのhdcpも取れていませんし、購入を検討するっていうわけにも行きませんが、ここは27ホールありますし悪くないなぁ、と思いました。


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1/18/2025

ミドルレンジのパット、具体的な取り組みのアイディア ‐ ロングMP


とても気に入っている季節・時間帯の富士山です。


Red, White, and Blue (赤、白、青)の富士山。
この写真が撮れるのは冬の早朝のほんの十数秒くらいの短い時間です。
アメリカ人の友達にも気に入ってもらえます。
(フランス人の友人はおりませんのですが。)


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前記事の続きです。

問題点はデータから見えてきた訳なのですが、問題点が分かったからと言ってすぐに直せるというものでもありません。
対応策、改善策への取り組み方法を考えなくてはいけません。

ひとつ言えることは、「とにかく慣れること」あるいは「練習あるのみ」などの猛練習を必要とする対策は、...私の辞書には載りません。笑

正直言って効果的な解決策はまだ思いついておりません。


まず、前回取り上げてまとめました、問題点を。


A. 4~10フィートの、ショートMP(1.2m〜3m)
ワンパットでカップインする確率が20~80%の範囲でいわゆるスコアを左右する要素が強い領域のパットをショートMP(1.2m〜3m)としました。

こちらは、ワンパットをどのくらい増やすことができるのか?という課題です。


B. 10~32フィートの、ロングMP(3~9.6m)
カップインする確率はほとんど5%以下で、徹底して2パットを目指し、外しても返しを比較的容易に決められるようにすべき領域のパットをロングMP(3~9.6m)としました。

こちらは、3パットを防ぎつつカップを脅かすようにストロークするという課題です。


3.クロ狙い2.3の改良
グリーン周りの10~30yのハッスル・ゾーンで、ワンピンかワンクラブか?という瀬戸際をどう攻めていくか、という領域になります。

状況別に合わせて狙い方やストロークの際の意識付けなど、特に砲台グリーン特有のボール位置の傾斜や、グリーンとの高低差、を考慮した狙い方、そして構え方、クラブ選択を含めました打ち方を探ってみたいと目論んでいます。


ーーー


今回は、B. のロングMP (10~32フィート、3~9.6m)から。

問題点の詳細を探るため、昨年のラウンド中に3パットにつながってしまったミスを、思い当たる範囲であげてみます。

・富士山周辺コースでは下りのパットがものすごく速くなることがある。思いがけず打ち過ぎて、外れてから6-10フィート(1.8m-3m)も行き過ぎてしまう。

・グリーンが亀の甲状で、マウンドを超えたあたりにカップが位置していて、上りの後特にカップを過ぎてから下っていて、思った以上にスルスルスルーっと通り過ぎてしまい、距離を残す。

・かなりの下り(2%くらい)と読んでカップまでの半分の距離でストロークしたが、全然手前で止まってしまい、下りで6-7フィート(2m前後)も残してしまう。

・軽い上りでフックラインと読んでカップ3つくらい右にエイミングしてストロークしたが、むしろ右に切れて行ってしまい、??となった。
セカンドパットも、方向が全く違う上にその前の読み違いで混乱しており、まともに読めずにミス。


この範囲のパッティングストロークは、私の場合でだいたい 2歩~14歩程度のストロークになります。本来であればデジタル管理をしやすく、パッティング・スピードに関しては考える必要がなくラインに乗せたりカップインさせることに集中したりしやすい範囲の距離であるはずでした。

本人的には過信していたつもりは決してないのですが、積極性が雑な方向に出てしまっていたかも知れません。結果的に3パットを増産してしまっていたのではないか?と思い返しました。

今後の方針としましては、この4歩~14歩の距離の場合に、今まで以上にグリーンの読みに工夫をしまして、確実に2パットで済むように意識付けをして臨むようにしたいと思います。

ラグパットをしてできるだけ2パットで行こうとするロングパット(LP)も基本的なアプローチとしては同じなのですが、やはりLPの場合は横からの読みを重点的にして、前後の距離をできるだけピンハイに付けたい、ロングパットの場合は「カップ」というよりも「ピン」を意識して1mの円の中に入れる意識で取り組みたいと思っておりますので、今回のロングMPとは違います。

まだ今後、このロングMPの領域(2歩~14歩)でなにか良いことを思いつきましたらまた記事にして練習及び取り組みにしていきたいと思います。


次回は、ショートMPについてのとりあえずの取り組みについてです。


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とりあえず、練習開始です。

メインのテーマは、

・距離感をぴったり目に打つこと。
・微妙な傾斜に合わせたスピードのコントロールを心がけること。
・方向性はフェースの向きをスパットに合わせることにだけ集中。
・ストロークは特に決め事はなく、フォローを止める。
・ボールの行方をしっかりと最後まで目で追うこと。

です。


まずは微妙に登りの若干フックライン。(サムネの画像の感じだと下りに見えてしまいますね。)
距離は約16フィート(約5m弱)で、グリーンの速さはおおよそ11〜11.5フィートくらいで若干速めです。


カップの後ろから、目線を低くして傾斜をよく読みます。
そしてボールまで歩測をしていって、グリーンの低い側の位置からカップとボールのラインを横から見て上り下りをよく観察します。これも姿勢は低い方がベター。
最後にボールの後ろからカップの右のエイミング・ターゲットを見て、構えるためのスパットを見つけます。
スパットに対してパターフェースをセットして、スタンスを取ります。
そして補足した歩数を、グリーンのスピードを考慮して傾斜を考慮して換算し、あらためて決めた歩数のストロークをします。
この動画では、距離は7歩ちょいありましたが、5歩のストロークで打っています。

1球目がわずかに谷側に外れました。
これを本当に微妙にエイミングのスパットを微調整してもう少し膨らますように構えて2球目を打ちます。
しかし依然として重要なのは縦の距離をブレさせないことです。
この動画のパットはまたしても谷側に外れ、1球目のボールに当たりました。
上手くアジャストして打ったと思ったのですが、距離が5m近くありますとなかなかに微妙です。


こちらは今度は反対側から。
逆になりますので、微妙に下りの若干のスライスライン。
距離は約16フィートで、グリーンの速さはおおよそ11〜11.5フィートくらいです。


手順はさっきの動画とほぼ同じです。
カップの後方からボールを見る位置で姿勢を低くして傾斜を見て、グリーンの低い位置からライン全体の傾斜を見ます。
歩測をして、ボールの後方からターゲットを見てスパットを決めます。
こちらの動画では、補足して7歩の距離を4歩のストロークで打っています。
こちらは 1球目がカップインしました。
動画で見直す限りでは、ボールスピードもまずまずだったとは思います。
でも、カップインしなかったら3フィート(1m弱)くらい通り過ぎたかもしれません。

2球目は、subconscious (潜在意識)的に若干ストロークが弱まっているようです。
自分の conscious (意識)としては、決め打ちで4歩のストロークで打っているつもりですが、人間の脳の対応能力は面白いです。
そして、このボールはわずかに曲がりきらずカップを外れていますが、下りのパットのスピードのコントロールとしては理想的でした。
左下に写っていますが、グリーンのカラーはすぐそこで、カップのあとにぐぐーっと下がっていますので、カラーまで出てしまいますからあまりオーバーしたくない状況です。


もう一つ、ボール側からの動画も撮りました。
1つ目の動画とだいたい同じポジションから、反対側からの映像です。
こちらから見ますと上りに見えますね。1つ目と同じラインです。


こちらは手順として歩測が先になっています。
そしてカップの後ろからボールに向いて姿勢を低くして傾斜を確認しています。
ボールのところに戻ってくる途中でグリーンの低い位置からの傾斜の確認をしています。
(この辺りの読みは、自分の番が来る前にこっそり済ましておくのが良いですね。時間短縮になりますものね。)
ボールの後ろからカップ右のターゲットに向かってスパットを探して決めて、パターをセット。
私のストロークは、アーク型です。
1球目はわずかに左に切れました。カップを1foot (30cm)くらい過ぎて止まりましたので、若干弱かったかもしれませんが、私の場合はデジタルに決め打ちなのでそこは気にしません。

2球目はエイミングをもう少しだけ外に膨らませて。
ストローク後のフィニッシュを止めた状態でボールの行方を目で追っています。
今度はカップインしてくれました。
2球目じゃなくて1球目でカップインする率を上げたいですねー。あくまでも読みの正確さと運によりますが。


今回の練習くらいのコントロールの利いたパッティングをしていれば、ロングMPで3パットをすることはないでしょう。

ロングパット(LP)は多少合わないことがあっても仕方ない面もありますが、今回の重点領域でありますロングMPを、今まで以上に丁寧にやっていきたいと心に誓いました。
(ひとつ気がついたのですが、昨年一年間、進行とか同伴の方とのやり取りに重きをおいてしまって、目線を下げるのを省いてしまっていることが多かったように思いました。そこはしっかり目線を下げたいと思います。身体能力的にカミロ・ビジェガスのようにはいたしませんが。)



1/15/2025

ミドルレンジ・パットでの取り組み(今年の課題の一つ)

昨年の暮れに入手しましたSTARWARSのキャディバッグに合う良い感じのアイテムを見つけました。


裏側にバーガーキングのロゴをパクったおふざけデザインのボールマーカーもマグネットで装備されています。(このマーカーはいろいろ種類があるようです。一般のマーカーと入れ替え可能です。)

ミレニアムファルコンがなかなか精巧にできていまして、重量感も多少ありまして、なかなか良いです。お気に入りです。

昨年12月の記事にリンク

もう最近はクラブには買うものがなくなって来まして、こういうものを購入して気分を上げて行こうと思ったりしています。


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昨年のラウンドのデータの分析をして気が付いた点がありました。


1.まずは、パーオン率の低下とGIR時のパッティングの増加です。

コピーして持ってきて比べてみます。

2023年
Score Average:    +5.3
Putts per Round:  29.80
Putts per GIR:     1.956
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)

  ↓

2024年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  30.72
Putts per GIR:     2.440
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)

これはちょっと由々しき悪化です。

スコアで+4.1打/round、パーオン数で-1.53/18holes、ラウンドのパット数で+0.88打/round、パーオン時のパット数で+0.48打/holeも悪くなっていました。

1ラウンドあたりのバーディ数も悪化しています。
そりゃあそうのはず、パーオン時のパット数が+0.48打/holeも増えていましたので、ワンパットより3パットの方が多いということです。


2.Z版頑張り率  もう一つ顕著なのはこちらの指標の数値が低下したことです。
(ボギーオンでどれだけパーセーブできているか、という指標です。)

2023:  261/482 = 54.1% (59ラウンド)
2024:  142/308 = 46.1% (39ラウンド)

2023年後半の日本に戻ってきたばかりの時は、37.5%まで低下してしまっていました。
どんだけ対応できてないのよ?っていうことなのですが、技が多彩ではありませんので、経験値を積むのに時間がかかります。

この指標は、ラウンドのパット数(Putts per Round)にもダイレクトに影響します。


上記2点の改善が必要ですが、どういった取り組みをしてどう改善をしていくか、を考えていかねばなりません。

まだ方法論は見つけておりませんが、問題を整理してどの状況下で何を改善していくのか、というところですが、データから思い当たる問題点が、実はロングパット(LP)でもなく、ショートパット(SP)でもなく、ミドルレンジのパッティング(MP)です。


日本のゴルフコースには、2グリーンで個々のグリーンの大きさは小さいものが多く、直径で30yかそれより小さいものも少なくありません。したがって、15y以上のロングパットはあまり発生しません。
ポテトチップ型のうねっていて大きなグリーンのロングパットがスコアにとってはひとつのカギだったゴルフとはうって変わりました。

ロングパット(LP)が減って3パットが減少するかと思いきや、かえって増加しています。
自分では意外だったのですが、これは自信を持っていたはずのミドルレンジのパットで3パットをやらかす機会が増えているということになります。


ーーー


以上を鑑みまして、当面のあいだ取り組んでみたいと思っております内容が以下です。

A.ショートMP(1.2m〜3m)のカップイン率の改善  
B.合わせてロングMP(3m〜9.6m)の3パット削減
3.クロ狙い2.3の改良



A.と B.はどちらともミドルレンジのパットですが、4フィートから10フィート(1.2m〜3m)、10フィートから32フィート(3m〜9.6m)の二つの距離で分けて考えたいと思います。

理由は以下の通りです。
2008年ごろのちょっと古いデータですが、

ツアープロは、

3フィート(約91cm)で90%、
6フィート(約1.8m)で50%、
9フィート(約2.7m)が30%、
12フィート(約3.6m)が20%、
18フィート(約5.4m)で10%、
30フィート(約9.1m)で5%、
42フィート(約12.7m)でも約4%がカップインします。

一方のアマチュア(HDCP15-25)では、

3フィート(約91cm)で75%、
6フィート(約1.8m)で25%、
9フィート(約2.7m)が10%、
12フィート(約3.6m)が5%、
18フィート(約5.4m)で2%、
30フィート(約9.1m)で1%、
42フィート(約12.7m)では0.5%しかカップインしません。

パットの成功率はこのくらいになります。
(ツアー・プロは、かなり遠くても4-5%の確率でワンパットを決めてバーディを獲っていくのですよね。)


このデータを踏まえましても、そしてラウンドしている中での実感としましても、だいたい4フィート(約1.2m)ちょっと、私の指標で2歩(約1.4m)以下を個人的にはショートパット(SP)と認識しています。
ショートパットは、やや強めにショートしないように打っても、少し目標から左右にズレても入ってくれる確率が高く(横の下りのラインなどの例外はあるにはありますが)、パターフェースの向きにだけ気をつけて自信をもってストロークすれば問題なく80%以上はカップインしてくれる範囲とカテゴライズします。

(前提として、2歩以下のパットは読みが大きく外れていなければ基本入ることがほとんどだと感じていまして、ショートパットはどちらかというと得意としています。)

ーーー

そういう訳で、3パットの確率がそう高くはない(デジタル式のストロークのスピードの管理で打ち分けやすい)ミドルレンジのパット(MP)に今回焦点を絞ることにしました。

そのミドルレンジのパット(MP)のなかでも、

A. 4~10フィートの、ショートMP(1.2m〜3m)
ワンパットでカップインする確率が20~80%の範囲でいわゆるスコアを左右する要素が強い領域のパットをショートMP(1.2m〜3m)としました。
こちらは、ワンパットをどのくらい増やすことができるのか?という領域です。

B. 10~32フィートの、ロングMP(3~9.6m)
カップインする確率はほとんど5%以下で、徹底して2パットを目指し、外しても返しを比較的容易に決められるようにすべき領域のパットをロングMP(3~9.6m)としました。
こちらは、3パットを防ぎつつカップを脅かすようにストロークすべき領域です。
(これを超える LP(ロングパット)の領域では、ラグパットに徹して寄せに行きます。)


上り下りや、横のライン、尾根にあって判断が難しい場合や、高麗芝でカップ付近で芝目の影響が強い場合などの例外は一部あるかとは思いますが、こうして距離別にパットの目的意識を明確にすることによって、あらためてストロークのときにどこに重点を置くか、という使い訳をしていきたいと考えています。


昨年はどうやら領域 A.ではワンパットを逃し、領域 B.では不用意に、あるいは読み違えによって3パットを増やしてしまっていたようです。

具体的に、領域 A.、および領域 B.におきまして、どのような取り組みができるのかはこれから考えていきますが、少なくともストロークの重点には意識的に区別をつけて打っていきたいと思います。


3.クロ狙い2.3の改良
クロ狙い2.3の改良についてですが、構想しておりますことは、基本的に打ち方そのものを改良するのではなく、状況別に合わせて狙い方やストロークの際の意識付けなど、特に砲台グリーン特有のボール位置の傾斜や、グリーンとの高低差 (←この二つは私が思っていた以上にカップへの寄り方に多大な影響があるようです。)を考慮した狙い方、そして構え方、クラブ選択を含めました打ち方を探ってみたいと思います。
(基本的にこれまでのクロ狙い2.3は58°のウエッジが中心で、上りの受けグリーンなど一部の条件で54°や50°を使っていましたが、今後はこれらでのトゥ打ちも含めまして、砲台グリーン用と冬芝用のアプローチを見直したいと思います。)

以前おととしになりますが「パーとボギーの境界線 (--> ハッスル・ゾーン(Hustle Zone))」という記事を書きました。
グリーン周りの10-30yというゾーンのことを指しますが、昨年はこのゾーンから3つもしくは4つかかってしまってスコアを崩す、ということが多々発生しました。

砲台を乗せきらず止まってしまうとか、冬芝で弾かれてシャンク気味にグリーン右に外れて転がり落ちるとか、バンカー越えでバンカーに入れてしまうとか、バンカー出るのに2回かかるとか、そういった、そもそも取り組み以前のミスも出ていたように思います。

やはり、ライに慣れる、距離が合う合わない以前のミスを徹底して減らす、グリーンの跳ね方に注意力を払い転がりを予想する、といったきめの細かい対応が足りていなかったように思いました。


何を対策して何が取り組みできるのか、いろいろと考えてみたいと思います。