2/20/2013

Adams IDEA MB2 アイアンセット


ああ、すみません、すみません。(^^;

先日、Titleist 710MB アイアンセットって記事を書きましたがどうも私にはフィットしなかったため、いつものゴルフショップに trade-in しまして、別のアイアンセット購入に充てました。

ついでにTitleist Vokey Spin Milled 4 PW 48-10 のウエッジの方も返却いたしました。



それで、購入いたしましたのがこちらの IDEA MB2 アイアンセットです。
4番からPWまでの7本ですね。

画像をクリックで拡大します。


いつものように中古品の購入で、購入当日にサムさんが練習していたレンジに持ち込んで 10球程度を試打いたしまして (サムさん、お邪魔いたしました。ありがとうございます!)、良い感触を得ましたため、
ショップに取って返して全グリップの交換と全クラブのロフト/ライ角のチェック&アジャストに出しまして調整してもらいました。

その後、うちに帰って茶色くなっていたヘッドの錆をゴシゴシと磨いてクリーンナップしました。

このクラブはメッキ無し仕上げですので、すぐに錆が出てしまうのですよね。
手入れしながら使ううちにもまた少しづつ変色してくると思うのですが、その部分も楽しみです。


スペックは以下の様な感じです。 私の購入したものにはKBSの黒いスチールシャフトでStiffのシャフトが入っています。

画像をクリックでAdams Golfのサイトにリンクしています。


6I~PWのロフト角が 1度、X-Tourよりも立っています。 (3I~5I は同じ)
シャフトがDG S300 ->  KBS Smoke Steel Stiff で、ほんの数グラム軽くなるのでしょうか。

バランスとか長さはほとんど同じです。
むしろウエッジだけ若干バランスが重くなっているのが私には嬉しいです。


いつもの朝練のラウンドで一度使ってみましたが、ものすごく良い感じです。
ロフトの1度と、シャフトの違いと、相乗効果で半クラブくらい飛ぶような気がしました。

距離に慣れるまでちょっとかかるかも知れませんが、私の半クラブなんてのはたかだか5yの違いですので、まぁあんまり影響ないです。



バッグにも早速入れてみました。

この際、元々大好きだった4番アイアンをまたバッグに復帰させるつもりです。(^^)

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シャフトのせいが大きかろうかとは思いますが、打感が非常に柔らかいというか良い感触でした。 (^^)

私にとって大きかったのは、X-Tourとあまり変わらない方向性でボールが出て行くところです。

上手く打てた時、ミスした時含めまして、Titleist 710MB のような自分が思ったのと違うところにボールが出て行く、っていうことがありませんでした。
(これは多分に私個人的な私のスイングの問題で、確信は無くっておそらくですが、重心距離の長さ、もしくはソール形状が影響しているのでは?と想像いたします。)



重心角ってほどの正確な測定ではありませんが、大まかなバランスする角度も撮ってみました。

画像をクリックで拡大します。


この写真ですと、ヒール部分がけっこう丸めてある印象を受けますね。

埋め込まれたbrass (真鍮) が効いているのか、打ってみた感じとしても低重心化に成功している印象を受けます。

すでにかなり愛着が湧いてしまいました。

まだ、私のバッグに完全に定着するかどうか決定ではありませんが、とても好感触です。


実のところ、Adamsを選択することは考えていなかったのですが、まぁ90日以内なら返せるしtrade-inキャンペーン中だしどれか試してみよう的なきっかけで選んでみたのですが、ちょっと目からうろこでした。
Adamsは買収されて、テイラーメード・ファミリーになっていますですね。



フェース側の写真も撮っておきました。


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2011年のクラブですから溝は適合ですが、溝幅も溝の間隔も特に変わっている印象はありません。
ノーメッキなので、フェースに傷が付きやすいことはありますね。

芝の下に尖った砂の入ったレンジでボールを打つとテキメンにスクラッチ傷が付きます。


6年ぶりのアイアンセット変更になるのかならないのか、自分でもちょっと楽しみですし、ボールを打つのがまたちょっと楽しくなりそうです。 (^^)



~~~


追記:

早速ラウンドしました。
   
「 ウエストリッジ(ゴルフクラブ)の2 」

なかなか良い感じです。(^^)




2/19/2013

ラウンド記録 (ドーヴ・キャニオンの3)


このコースはすでに2回ほどご紹介しています。

どちらもSCGAのメンバー・トーナメントでしたのでショットガン・スタートでしたが、
今回はメンバーさんに招待していただいてのラウンドでした。

ジャック・ニクラス設計のとても素晴らしいコースでして、ジャックの設計フィロソフィーの一つである、スタートホールのティーショットは伸び伸びと打てるように広々とストレスの無いように。 というスタートを堪能するチャンスです。 (^^)

ここは長谷川滋利 元投手とかもメンバーだそうですね。



まずはスコアを。

結論的に言いますと、またもやジャックのグリーン周りにはやられてしまいました。
ジャックのコースには特有のピンの配置が6分割になっているアンジュレーションの大きいグリーン。

ピンの位置に合わせて狙って行かないと、とんでもない上り下りのパットが残ります。


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かと言って、ピンの位置に合わせてグリーンを狙いますと、そこは通常の1/4ぐらいのちいさな的になってしまい、しかもその的を外してグリーンの外に行ってしまいますと、わずか1-2フィート外であっても粘っこい芝にスポンと潜ってしまい、ウエッジでズバッと打たない限りなかなか寄ってくれない難しいチップショットになってしまうのです。

もしくは、ほんの 1フィートもグリーンを外しただけで、持ち上げられたグリーンからこぼれて20-30yも転がり落ちてしまって、そこから打ち上げのアプローチが残ってしまうという寸法です。



青ティーからのコースレートは71.7、スロープは132です。パーは36・35の71です。

1 5 - 2 U16A-①
2 4 △ 0 UD7AL-②
3 4 - 0 UD11A
4 3 □ /  D16S-2B-  (3パット) (Sx)
5 4 +3 0 U12A  (75y)  (2nd WH)
6 4 - 0 D③  (D7)
7 3 □  /  D16AL-②  (23)
8 4 △ 0 3-   (98y)
9 5 - 0 ①  (16)

10 3 △ /  D4A  (D24)
11 5 □ 0 D16B  (20)  (Sx)
12 4 - 0 ①  (14)
13 3 - 0 U9AL-②
14 5 △ 0 ①   (6) 
15 4 □ 1 7A  (24)
16 4 - 0 ①  (22)
17 3 - /  ①  (18)
18 4 □ 0 ①  (7)  (22)  (Sx,HR )

45(17)・43(13)= 88(30)


この日のグリーンは、私にとってはかなり速くて、いつもの標準の20%増しぐらいでした。
5歩のストロークが6歩転がる、7歩のストロークは8歩半ほど行ってしまうっていう感じです。

前回のスコアでもそうなんですが (前々回、前回はまだアプローチの距離をきちんと記録していない時期でしたが)、(D7) とか、(6) とか、一桁の距離のチップショットが発生してしまいます。

そしてむしろその距離からロブを打てないと寄らないケースも多いのですが。


ドライバーはむしろ調子悪くなかったですし、ボールもひとつしか無くしませんでしたし、3パットだって 1回だけでしたが、・・・スコアはやられてしまいました。


セカンドショットの正確性、コースを熟知した攻め方、それとグリーン周りの巧みさ、の3つが揃わないとなかなかきちんと攻略できないです・・・。


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すごく綺麗なコースですよね。

呼んでくれた友人、ジョンのティーショットですが、ハンチングがお洒落でしょ?



この日、呼んでくださったメンバーさんのマイクさんのお友達のお嬢ちゃん、ブリトニーちゃんが途中から我々のドローに加わりました。

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まだ13歳とかですが、4歳からゴルフをやっていて、ここのメンバーです。

美しいスイングで飛ばしますし、最初のホールでバンカーからガツンってバーディー決めたり、すごい上手でした。 (^^)

普段ここで白ティーから 70台の中ぐらいのスコアで回るんだそうです。


こんなおじさんのトップ目に入っちゃったアプローチとかにも「sit!」とかボールに声かけてくれてて、マイクさんのオヤジギャグにもよく笑うし、いい子でしたよ。(笑)




2/14/2013

ラウンド記録 (グレンアイビーの3)


こちらは過去に2度ほど記事にしてご紹介しております。

・ ザ・ゴルフ・クラブ at グレン・アイビー (旧トリロジー at グレンアイビー)
・ グレン・アイビーの2



何回行っても楽しい18番の200フィートの打ち降ろし、大好きなグレン・アイビーです。(^^)


The Golf Club at Glen Ivy (旧 Trilogy)


テッド・ロビンソンSr.氏の設計で、前半は割りとフラット目な感じの丘陵コースから、後半途中からはとてつもないローラーコースター・ライド並の山岳コースに様変わりするコースです。

そんな訳で過去2回、バック9のホールを中心に色々ご紹介する形になっておりましたので、今回はフロント9のホールの写真を少しご紹介しようかと思ったりしてます。


バミューダ芝ですがラフはけっこう短めに刈られていまして、粘りついて苦労するということはほとんどありません。


前回の記事の写真で、お友達のサンディエガンさんから、

『名前が変わったと言うことは所有者が変わったのですね。 芝生の色から判断して水代をセーブしているように見えます。』 とコメントをいただいていたのですが、

悲しいかな大正解だった様子で、コースのフェアウエーの芝はかなり傷んできてました。

一方、グリーンは硬くなって少しだけ速くなって居たのがちょっと皮肉な感じでした。


ここは風が強めに吹く日が多いらしいのですが、この日は中程度に吹いていました。



それでは、コースの写真をまた少しご紹介しまして、スコアの記録をメモします。


まずは4番ホール、358yの短いパー4です。

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写真にはバンカーが4つ見えていますが、右二つはフェアウエーバンカーで、左の二つがグリーンのガードバンカーです。

この日はTail Wind (フォローの風) でしたが、普段320yぐらい飛ばしている人以外はFWバンカーの手前に刻むのが正解でしょうか。
バンカーの左にドライバーで打っていくのもそんなに狭くありませんのでOKだと思いますが。

キャリーで260y飛ばせる人は、ガードバンカーの上を越えて打つのも良しです。 割合にサービスホールですね。 左にフックは駄目ですが。



次にご紹介しますのは、木が邪魔で私が苦手な6番ホール、358yのパー4です。

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写真の中央、フェアウエー右サイドに写っております大きな木がフック系の私にとってはどうにも邪魔っけな感じですが、実はもっと邪魔っけなのはその向こう側のグリーンの前をガードしている枝を広げた2本の木なのです。 (1個目の記事の写真 を参照方。)

左の道路が近いんですよ、フック系の私には。
ショットの調子も良かったしこのホールもフォローの風でしたので、フェード系のボールを打つべくトライしてみました。

フェードと言うよりはただ高い弾道で出て行ったボールは、この木を上手くかわしてくれそうでしたが、木のてっぺんに当たってしまい、ボールは木の下やや向こう側に。

そこからものすごく低く打って枝の下を抜き、ついでに向こう側の2本の木の枝の下を転がして抜いて、グリーンの手前10-20yに持っていければ。 と皮算用してU2でボールをうんと右に置いて打ってみました。

・・・と思ったら、手にしていたのはU4。(呆)
目の前上方の枝に当ててしまい、・・・100yのアプローチもさらにグリーンを外し、ダブルボギーにしてしまいました。



続く7番ホールです。 506yのパー5。
右ドッグレッグで、2打目以降は強烈な登りになっています。

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フェアウエー左サイドにカートが2台写っています方向に打っていった方が良いことは分かっていたのですが、私のティーショットは右に逸れ、レイアウト図でコース中程のFWバンカーの付近、一本の大きめな木がスタイミーになる位置に行ってしまいました。

2打目は木の上を越えるぎりぎりのクラブ、PWでレイアップ。

3打目は168yも残っていました。

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このホールのフェアウエーも、かなり荒れていますね。

それにしても強烈な登りです。
平らな時+30yぐらいは余分を見て打つつもりで、ユーティリティーの2番をフルスイングしました。

これが運良くガードバンカーをギリギリ超えてくれまして、DR-PW-U2 と言うadventurousなGIR(パーオン) になりました。



こちらは 9番ホール、綺麗な打ち降ろしのパー3、177yです。

画像をクリックで拡大します。


最初の記事 でもこのホールはご紹介していますが、その時はグリーンからティー方向への写真でした。
今回は、ティーからグリーンを見下ろしています。

風が左から右に横風のアゲインスト方向でしたので、U2を持ってノックダウン気味に打って行きました。

これはさすがに長くって、グリーンにバウンドした後、転がって奥のバンカーにコロンと入ってしまいました。
グリーンの後ろが池のバンカー・ショットは勇気が入りますね。

案の定、チビってしまって18歩(約12m半)の下りのパットを残してしまいました。

心理的に、手前の池が効いているんですよねー。



そしてやはり最後に、(毎回ご紹介してはおりますが) 18番ホールの写真をもう一度。

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今回は、グリーン上から写真を撮ってみました。
ピンフラッグの上方やや(写真で)向かって左、200フィート(約60m) 上の 山の上にティーがあります。


今回は左から右のアゲインストで、私のティーショットもかなりあおられました。
低く打つっていうのが限り無く難しいティーショットです。

残りが約165y残っていまして、風を計算してU4の3/4で打って行きました。
(スリークオーターといっても私の感覚の中での3/4ですので、傍目にもフルスイングに近く見えますし距離的にも-10yぐらいなショットです。)

けっこう上手く行ってくれました。
グリーンに写っているのが私のボールです。(^^)

ピンがグリーンの手前ギリギリぐらいの位置で、2打目で寄せるのは至難の業のポジションでしたので、下りの9歩(約6m半)が残っていても、かなり満足度の高いショットでした。



このコースでのラウンドはいつも本当に楽しいです。

ちょっとコース・メンテナンスが劣化しつつあったのが心配ですが、春から夏にかけて緑色を取り戻してくれますでしょうか?



2/08/2013

Titleist 710MB アイアンセット


例によって中古品の購入ですが、アイアンセットを購入してみました。(^^)

まだ 1 ラウンド半しか使ってみておりませんので記事にするにはちょっと早いのですが・・・。
このまま定着しますか、またキャラウエイに戻すのか、自分でも興味を持っています。って言うのはちと変な物言いですよね。


タイトリストとしては、すでに次世代の712MBを出してから 1年が過ぎ、さらに代々使用していたローリー・マキロイがナイキに移籍してしまったことも重なりまして、710MBには一気に値頃感がでて安価に手に入りやすくなった。

というのが入手した理由でして(^^;、ひと昔前のMBモデル と比べて格段に打ちやすくなった近年のMBモデルを使いたいなぁ、と、・・・まぁ安くなったから買ってみた。ってだけだったりします。


むしろ私は Titleistの690.MB も購入して持っておりまして、バックフェースなんかは690.MBの方が好きだったりするのですが・・・


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なかなかに機能美を感じさせてくれるアイアンです。
今回は、2番 3番アイアンは含まれていないセットです。


本当は、(Jawsウエッジとの繋がり的にも) お友達の hallyさんが愛用なさっているCallaway X-Prototypeアイアンがいいなぁ、って思っていたのですけれども、R&Aの新溝適合機種リストでは何時まで経っても ATR (追加テストを要する)のまま放置されていますし、値段も下がらないクラブで状態の良い物が見つかりにくくなって来ている、ってこともありまして。

ちなみにX-Prototypeは、RAZR X Muscleback として広く市販されています。



インプレッションを語れる程の腕前ではないのですけれども、一応使ってみた感想を。

ブログ開始当時から使用しております、CallawayのX-Tour と比べましてもクラブ・ヘッド&フェースの大きさはほとんど変わりません。


スペック表を比較してみます。

・ 710MB
・ X-Tour

ロフト角は各番手すべて全く同じ、バンス角はX-Tourの方は数字が抜けていますがほとんど同じ、長さとライ角はショートアイアンでほんの少し差がありますがまぁ、ほとんど同じ。

フェースプログレッションも両者ほぼストレートと言って差し支えない範囲の数字です。

シャフトが両者全く同じDGのS300ですので、バランスも両者D2で揃っています。

まぁつまりスペック上は私がクラブにアジャストする必要は殆ど無いってことになりますですね。


しかし実際に打ってみますと、710MBの方を打つときには気持ちボールを1/2か1/4ぐらい右に入れた方が良いあたりが出るし、目標に向かって飛んで行くような気がいたしました。
X-Tourの方は深いポケットキャビティーなので重心が深いから、とかの理由なのでしょうか?
私には良くわかりません。(^^;


一方、打ってみた弾道としましては、綺麗に打てた時には 710MBの方が弾道が少し高いです。
クラブが打ち込むスイングを要求するからでしょうかね?

それとほぼいつもドロー気味に出る私のボールですが、710MBの方がボールの落ち際に左へズレる大きさがやや大き目かもしれません。
それほど精度の良いスイングをしておりませんので、アバウトな当 打ち手比の話でありまして、正確ではありませんが。

データが載っていませんので定かでは無いのですが、X-Tourよりも710MBの方が重心距離が長いのじゃなかろうかと想像します。 X-Tourの方がヘッドを返しやすいように感じますので。
(間違っていましたら、申し訳ありません。)


私としましては一番気になるところの、どちらがより forgiving (ミスに優しい)か、という点に関しましては、もう少し使ってみないとなんとも言えません。
ボール位置も含めまして、私自身のクラブへの慣れの問題もありますし、まだまだラフの種類とか傾斜地とか濡れた地面とか いろいろな場面でのショットを試しつつ使ってみてからのジャッジにしたいと思っています。


比較に意味があるかどうか分かりませんが、昔使っておりましたミュアフィールドなんかと比べますと、かなり打ちやすくなっているアイアンだと実感されます。



追記: 選ばれし物さんにコメント頂けましたので、バッグの写真もアップしておきます。


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多機能でなかなか良い感じですが、足が付いていないバッグは久しぶりなので倒しそうでハラハラしちゃいます。


***


ラウンドの方は、勝手知ったるリオ・ホンドCCでお試ししまして、スコア的には 43・36=79 (パー 36・35=71) でした。

9番ホールの2打目にOBを打ってクアドループル・ボギーにしたのが痛かったんですが、これはユーティリティーの2番でのミスでアイアンには関係なし。


そもそもスコアなんてのは、アイアンセットはほとんど関係無いんですよね。 (^^;

まずはパット、そしてグリーン周りの出来と、ドライバーで大怪我しないこと、が全てになりますので。


今回のアイアン全体での出来は、可もなし不可もなしといったところでした。

もうちょっとこう、すごい切れが良かった!とかだと良かったのですが、世の中そんなに甘く無いです。 ダフリとかも打ちましたしね。(^^;


今週末も、これで行ってみます!!



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写真は16番ホールの2打目地点です。

右サイドのカート道で跳ねて、ここまで来ましたが、何度もラウンドしていて初めてです。
ここからは80yしかありませんが、グリーンは左も奥も全部池に囲まれています。 

こっちからだと池越えになりませんので攻めやすいんですよね。
ですから、毎回わざと右のカート道付近を狙って打ってます。 ここに来ちゃったのは予定外でしたが。



1/31/2013

Titleist Vokey Spin Milled 4 PW 48-10


ちょっと思うところありまして、ピッチング・ウエッジを購入しました。


正確には、PWとして売られているわけではなくって、タイトリストのVokeyウエッジ、スピン・ミルド4のラインナップ のうちの一つです。

ロフト角は46度から、48、50、52、・・・って具合で 2度置きに64度まで全部揃っていますね。

ロフト48度~60度のウエッジには、バンス角のバリエーションも用意されています。
48度ロフトには、バンス角は6度と10度がありました。


色(というか表面処理)は3種類揃っていまして、 Tour Chrome (クロムメッキの白いサテン仕上げ)、Black Nickel (鈍い色で黒光りしてます)、Oil Can (茶色で削れて剥げると目立ちやすいかな、っていう色です) の中から選べます。



私が選択しましたのは、ロフト48度バンス10度のブラック・ニッケル仕上げのものです。

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PとかPWって書いてありませんけど、まぁピッチング・ウエッジですね。

写真にうまく撮れていませんが、渋くて綺麗です。 抱っこして寝ちゃおうかと思うくらい。


フェースには、旧来の(とは言っても新グルーブルールの) 溝の他に、細かーいミーリングの溝が切られています。 コブラとか、スクラッチ・ウエッジとか、最近のウエッジはみんなこんな感じの細かい溝が付いてるの多いですね。

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ティアドロップ型のフェースで、ストレートで真っ直ぐな感じに見える顔をしています。

ほとんど打っていませんのでまだ鉛を張っていませんが、バランスはD3になっているらしいです。


実を言いますと、購入していきなり ロフト角47度、ライ角64度に調整してもらってあります。
ですから、バンス角的にも 9度くらいになってるかも知れませんですね。 よくわかりません。

たぶんこのままで行くと思いますけど、もしフルショットの距離に若干の長い短いがある様子でしたら、また微調整はしてもらうかも知れません。 (大して分かんなくてそのままの可能性大ですが。)



こういうクラブがバッグに入りますと、グリーン周りで54度のウエッジを持ってG-Check (とかCT-30) を打つ割合がすごく多くなっていたのが、もう少し球足を使うチップショットを使う機会を増やすことになっていいんじゃないか、と思ったりしています。


両腕を、いわゆるデッドアームの状態にして 8kgぐらいになる両腕の重さを使って振る、というショットをもうちょっと練習して取り入れて行こうかと思っていまして、打ち方的にはG-Check と
あまり変わんないかと思いますが、

もう少しラグ・パットに近い打ち方を自分ではイメージしています。



1/19/2013

ポーター・バレー (カントリー・クラブ)


いつもの友人が、またまたプレイベートコースのティータイムをセットアップしてくれまして、行って来ました。

冬場のみ、定期的に開催されているそうですが、チャリティー用に缶入りの食料を二つ持って行きまして、安く設定されたグリーンフィーを支払ってショットガンでプレーします。

コースが休みの日に開催されますので、レストランやスナックバーは開いていませんし、ドリンク・カートも回って来ません。


Porter Valley Country Club 
http://www.clubcorp.com/Clubs/Porter-Valley-Country-Club/Amenities/Golf


けっこう古い方に数えられると思いますが1968年の設立で、Ted Robinson氏の設計のコースです。
古いコースですから、KIKUYU芝が使われています。

しかし、私が非常に苦手にしている状態のKIKUYUとは少々違った感じのグリーン周りでした。
確かにごわごわした感じはあるのですが、クラブフェースを回してしまう感じは少なかったです。
別の品種をオーバーシードしてあるような感じでたでしょうか?


この日にご一緒しました、メンバーでここをよくラウンドしているジョーさんに伺ったのですが、
青のバックティーからでも 6,090yしかない短いコースですが、それだけに いつもすごく速いスピードに仕上げてある上にまるで重力に逆らって傾斜を登って行くかのように曲がる読むのが難しいグリーンと、強めに吹くことの多い風がコース側の防御になっているんだ、というお話でした。

これはもうおっしゃるとおりで、特にグリーンは私は混乱しましたですねー。

グリーンの見た目の傾斜に加えて、Valleyの方へ切れるんだ。 と教わりまして、先日の風の記事と同様に最初に教わったValleyの方向をコースの全体図に描き込んでおいたのですが、ホール毎にジョーさんが大まかに教えてくれる切れる方向が、一定していないのです。

ジョーさんは、いつもラウンドして頭に入っている模様ですが、私にはお手上げでした。(^^;



加えまして、この日はものすごく寒くて、しかも強い強い風が吹いていました。

パットの転がりに影響してしまうほどの20マイルはあろうかという強風で、体感温度をさらに下げて居ました。

これはもう、コース云々ではなくて、単純に寒さと強風だけでも難コースです。


これ見て下さい。

画像をクリックで拡大します。


噴水が凍っています。

実はこの氷、ラウンドを終えた午後2時過ぎになってもまだ 1/4ぐらい残っていました。
そのくらい寒かったってことなのです。


白ティーからプレーしましたが、最後まで寒さが大変なラウンドになりました。 我々は、18番ホールからのスタートでした。
(まぁ、スコアは置いておいて普段にない風を楽しみながらプレーするに限りますが。)



それではいくつか写真をご紹介していきますね。


まずはシグニチャーホールの3番、白から135yの短いパー3です。

画像をクリックで拡大します。


池自体はどうってことないのですが、「グリーンが2段グリーンになっていて、乗せる方を間違うと大変だ。 特に奥に外すと、チップショットは止まらないのでグリーンの手前側の外までボールが転がるよ。」というメンバーからのアドバイス。

しかも写真には池の波ぐらいでしか伺えませんが(と言いますか、この池に波が立っている事自体が実はちょっと異常です。(笑))、この日はかなり強い向かい風。若干右から左の逆風でした。

私は5番アイアンで打って行きました。 フルスイングです。

ものすごく上手く打てましてグリーン上の段でピンの左5歩(約3m半)の位置に乗せました。
あと二人がティーショットをして、カートに乗るまではボールはその位置にあったのですが、グリーンへ向かう途中、息を継いだ風が急にビューっと吹いた瞬間に動き始めてしまいました。

結局、グリーン手前の30cmほどグリーンを溢れた所まで転がり落ちてしまいました。

ちょっと洒落にならない風ですね。 スコアはともかくと思っていましたが、体感温度が寒くて参りました。

ショットガンのスタート前にプロショップのプロが、「Welcome, crazy golfers!」ってジョークをマイクで言ってたのを思い出しました。(笑)



次の写真は、我々の飛距離でも下手したら届くよ。と説明された11番ホールの短いパー4、白からは260yです。

画像をクリックで拡大します。


通常であれば180y打って、80y残すっていう選択肢を考えたのですが、フォローの強風が吹いていましたので左にせり出している小さい木の向こう側へ行くという意味も踏まえてドライバーを打ってみました。
下手すると風で乗りますしね。 2打目も、80-100yは強風下では逆に厄介です。 30-40yのチップのほうが望ましいかと。

結果的にはグリーン左サイドのバンカーに捕まったのですが。(^^;

バンカーは上手く出せたのですが、やはり思うようには寄ってくれず、パットも惜しくもカップをかすめて入らず、パーでした。 まぁでもこんな日はパー取れれば御の字です。



さて、最後にご紹介いたしますのは、16番ホール160yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


こちらが件のジョーさんです。
長身から、ものすごく良いボールを打つゴルファーです。  時々大きく右に曲がるのさえ減らせればすごいんじゃないかと思いますです。

このホールは右から左にアゲンストの強風が吹いていました。

登りで、ピン位置は赤色の旗でグリーン手前です。 同伴の人のレンジファインダーでは、145yということでした。

私のクラブ選択はユーティリティーの2番。
グリーンの右に外すぐらいの位置を狙って、ちょうど途中にある小さい木の上を狙う感じで思い切って打ちました所、風で舞い上がり押し戻されて左へ流れ、カップの手前2歩(約1.2mぐらい)に付いてくれました。

みんなには、「入るんじゃないか?!」って言われたのですが、そうは甘くありませんですねー。(笑)

ジョーさんのアプローチして乗ったボールが私のボールのラインのすぐ外に来まして、ラインまで見せてもらえる絶好のバーディーチャンスになりましたが、風で入らず。

30cmぐらい外からのジョーさんのパットはまるで見えている傾斜に逆らうかのように(見せかけの話で、マジで重力に逆らっているように見えました。) 左に1カップぐらい曲がったんですよね。

私はカップの右縁ぐらいにエイミングしてパットを打ちましたが、明らかに転がる途中で風がビューっと来てボールをなんと右に曲げました。


しかしこの日は、午後の1時になっても2時になっても寒かったです。
写真ですと、そういう風に見えないのですけどね。
強風でますます体感温度が冷たいって言いますか。

寒いせいかどうか、iPhoneの電池もあっという間に消耗してしまうと感じたのは気のせいでしょうか?


しかしこうして見ますと、池のさざ波以外に写真には強風の様子が写ってませんね・・・。
帽子も飛んじゃったりしたぐらいだったのですけどねー。(^^;



1/18/2013

タイガー、アブダビで2打罰を受ける


PGAの2013年シーズンも開幕しましたね。

Abu Dhabi HSBC Golf Championshipでは、Nikeと大型契約を結んで今季から移籍したワールドランキングNo.1 プレイヤーのローリ・マキロイと、Nikeと大型契約を結んでいるすでにLegendのタイガー・ウッズの二人が初日・2日目にマーティン・カイマーと同組にペアリングされて話題になりました。

画像をクリックで画像元にリンクしてます。


あいにく二人揃って予選落ち、カットされてしまったのですが、ローリーの方はニック・ファルドが懸念していたように道具総取っ替えによる不調でしょうか?
慣れるまでしばらくかかるかも知れませんですね。

1日目を終了した後、パターをNikeのMethodから昨年まで使っていたスコッティ・キャメロンに戻した辺りに、調整の難しさが現れていると思います。

けっこう時間かかるんじゃないでしょうかね?


タイガーの方は、1日目出遅れた後、2日めには持ち直して予選通過するペースではあったのですが、5番ホールのボールの処置に関するペナルティーで2打罰を加算されまして、1打及ばずに予選落ちしてしまいました。

11番ホールで競技委員によってタイガーに2打罰の連絡が届いたそうです。



さてその問題のペナルティーになった事例の内容ですが、ルールには詳しいタイガーが処置を間違うくらいですから、ちょっと複雑です。


こちらが5番ホールの全景。 (下の動画からのキャプチャー画像です。)


タイガーのボールは、右側のウエイスト・エリアみたいな中のブッシュの浅い部分に飛び込んでいます。
ローリーは左のバンカーの縁、カイマーがフェアウエーの右サイドですね。


こちらに当日の中継の動画がありますので、見てみましょう。




どうやら放送の解説を聞いてみますと、つた植物の中の地面にボールが食い込んでいるため 出来るだけ近い場所に無罰でドロップしている、・・・という状況の模様です。

アンプレアブルであれば、クラブを持ちだして2クラブ・レングズ測って場所を選び、ドロップ位置を決めるはずですからね。


ちょっと分かりにくいのですが、地面に食い込んだボールが救済されるのはフェアウエーだけのはずです。

ルールブック上はスルー・ザ・グリーンは全部ラフもフェアウエーも関係無くスルー・ザ・グリーンとして扱われますので、唯一ルールブック上で芝の短く刈られた区域(すなわちフェアウエーのことです) が特定されて書かれているのが、実はこの地面にめり込んだボールの項目だけなんですよね。


もう一つめり込んだボールが救済されるのは、「異常なグラウンド状態」の場合かと思います。
通常は雨でぬかるんでいるケースが主だと思います。

動画ではどんな状態かまでは伺えませんが、かなりボールがめり込んでいて、マーカーのカイマーから見ても、「ああこれはドロップして良いね。」という状態だったのではないかな、と想像いたします。

本当にどういう状況でどういうジャッジだったのかは、今回の場合は私には判然といたしません。


しかしオフィシャルは、ここをバンカー内とジャッジした模様です。



これ、なんか思い出しますねー。

2010年、ウィッスリング・ストレイツでのPGA チャンピオンシップ(全米プロ)最終日の18番ホールでダスティン・ジョンソンにペナルティー架せられたあの出来事です。

その時の記事。 ↓

これがバンカーってのは、無いよなー。
デイビッド・プライス氏側の説明

あの時は、オフィシャル(デイビッド・プライス氏)が問題の18番の件以外でも、別の16番ホールでバンカー内のルースインペディメントをどけても良いと(ルール上 大間違いの)発言をしたとか、もうグダグダで後味の悪いジャッジでしたが、今回のも微妙ですねー。

面白いのは、あの時ダスティン・ジョンソンに追いつかれることなくプレーオフの末にバッバ・ワトソンを下して優勝したのが、今回のタイガーのマーカーだったマーティン・カイマーだったんですねー。
因果でしょうか。


バンカー作るんなら、もっと伝統的なバンカー作って欲しいですね。
じゃなけりゃ、こんなのは全部ウエイスト・エリアに指定すべきだと思います。

こんな長々した馬鹿でかい、均すためのレーキも置いていない、木やつる草が生えてる区域をバンカーとするなんてのは断じて間違っています。


再来年またバンカーが1,200個あるウィッスリング・ストレイツでメジャー大会が開かれますが、きっとまたなんか起きますね。


ちなみにですが、バンカー内に生えている木や植物はルール上、バンカーではありません。
生えている以上、ルースインペディメントでもありません。



今回の場合、タイガーが取るべきだった措置は、バンカー内なので自分のボールの確認のために少しだけ砂を払い除く、そしてそのまま埋まったボールを無理やり打つか、もしくはアンプレイアブルを宣言して1打罰を払いバンカー内で 2クラブレングズ以内のホールに近づかない位置にドロップする。 ということだったとなりますでしょうか。
(そのドロップした位置が、つる植物の葉っぱの上だったらバンカーじゃないですから再ドロップですね。 ・・・馬鹿げてます。)


タイガーには結局、誤所からのプレーの2打罰と、バンカー内でボールをピックアップした1打罰が違反になりますが、一つの行為で同時に2つの違反が重なったため、高い方を取って 2打罰となります。


さらにちなみにですが、誤所からのプレーは、(すごく近づいて有利になったなどの)重大な違反が無かった場合には最終ホールのパッティンググリーンを離れる前までに罰打を加えてスコアの修正をし、ストロークのやり直しをせずにスコアとします。



デイビッド・デュバルも今年からNikeと契約してツアーカードの再取得を目指しているそうです。

     応援します!


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追記:

パット・エイミング教本細貝さん から、メールをいただきました。

私はローカルルールを把握しないでTVを一部見ましたので今回なにが起きたのか謎だったのですが、サンディエガンさんのコメントと、細貝さん のメールで、ようやく理解出来ました。

(本来の) ルールでは限定的となっている救済を、多くのゴルフ場ではローカルルールで「スルーザグリーン」に広げる緩和策を取っています。日本のゴルフ場のローカルルールは、無条件に全てのスルーザグリーンでの救済を認めるようになっていますが、コース内に砂丘やウエイストエリアなどを抱える欧米(&中近東?)のゴルフ場では、この(球食い込み)ローカルルールに『ただし砂地を除く』という但し書きを付加していることが多いとのことです。 
アブダビのコースのローカルルールも「砂地を除くスルーザグリーンでは食い込み球は無罰でドロップできる」となっていたのです。タイガーの球が食い込んでいた箇所は(つる草状の)草がぼうぼうのところでしたから、タイガーは「スルーザグリーン」だと思い、競技委員を呼ぶことなく、食い込んだ球をピックアップしてドロップしてしまったところ、後から、あの場所は「砂地」だと判定され、2打罰となったのです。 
アブダビのローカルルール(英語)がどう書いてあるのか調べてないのですが、テレビ中継での日本語の説明を聞く限り、あの草ぼうぼうの場所を「砂地」だと言うのはタイガーに酷ではないかと思われます。多分、ローカルルール(又は競技規則)の原文では、救済の対象が「スルーザグリーンただしウエイスエリアは除く」というような表現になっていたのではないかと想像します。

気になったルール解釈は、いつも考えてみるようにしています。

ありがとうございました!




1/14/2013

モレノ・バレー・ランチ (ゴルフコース)


季節的には山のコースへ行くにはちょっと寒いのですが、昨年9月にGroupGolfer.comのクーポンを買って居たのを忘れていまして、期限が切れちゃう2日前の週末の早朝に駆け込みでプレーしてきました。

ここは少し遠くて1時間10分ぐらいかかるため、一緒に行った友人も私も11時過ぎぐらいまでいかプレーできませんので、voucherは27ホールのプレーがOKでしたが、18ホール出来れば御の字という予定のラウンドでした。



モレノ・バレーにありますこのコース、Mt. Russellの麓にあって非常に綺麗なコースです。


設計はあの有名なピート・ダイ。

アップダウンやアンジュレーションも大きくて難しいコースでした。


Moreno Valley Ranch Golf Course
http://www.theranchatmorenovalley.com/


コースとしては全体にフェアウエーもうねっていまして、ティーショットを大きく曲げてしまうと谷底という感じのホールが多くあります。

雰囲気的には、荒々しい印象を受けるデザインでわくわくします。

27ホールのゴルフ場です。


この日は南カリフォルニアには珍しい非常に寒い日でして、明け方には氷点下の気温になっていました。

6時50分のティータイムだったのですが、このため frost delay (霜のためスタート遅延) になってしまいましてスタートは9時頃、せっかくはるばる来たけど9ホールは出来そうかな?と言う感じで朝食を食べながら待っていました。

思いの外早く 8時35分には、トップスタートの2サムでコースに出させてもらえました。
できる限り早く回って 9ホールを終えたらあとはプロショップに戻り、時間切れまで何ホール行けるかやらせてもらえることになりまして、結果的には後半も友人との2サムで駆け足でラウンドしてトータル3時間弱で18ホールラウンド出来てしまいました。
(プロショップの方には感謝しています。)


では、いつものようにコースの写真を何枚かご紹介していこうと思います。



まずは、最初にラウンドしたマウンテンコースの2番ホール、374yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


1番ホールも綺麗だったのですが、逆光でしたので、2番の写真から。

遠方の山々の頂上には雪が被って白くなっています。ここもとても綺麗です。

ご覧のとおり、バンカーは深く見えますし、フェアウエーも傾いていて、エイミングをしっかりしないといけない感じのレイアウトです。

この日の前半、グリーンはまだ凍っていました。
直接グリーンに落としますと、カキーンと言ってカート道みたいに跳ねてしまいます。

ちょっと日本での冬のプレーを思い出しまして、懐かしい気持ちがしました。(^^)

日本で培った技をってことで、グリーンの手前にわざと刻んで・・・、ってやろうと思ったのですが、ピート・ダイのグリーンは、グリーンを外すと斜面を転がり落ちるようにできていますし周りのバンカーも深くてワングリーンですから、そういう訳にもいかないホールがほとんどで、非常に大変でした。

このホールも、2打目はグリーンを跳ねて大きくグリーンの後ろに。
チップショットも、カツッーン、コンッ、コンッ、ピューっと行ってしまいました。(^^;
(分かっているのにアジャストできない悲しさよ。)



次の写真は、6番ホールのパー5、485yです。

画像をクリックで拡大します。


正面に岩山が見えますね。
ホール自体は、ティーショットを真っすぐ行った後、60度ぐらい左にドッグレッグして強烈な角度で登っていきます。

岩の合間のフェアウエーに打ち上げていくセカンドショットは曲げないようにだけ気をつけました。
3打目でグリーンに乗せるときの距離感が難しいですね。



続く 7番ホールは、豪快なパー3です。 青ティーからは166y。

画像をクリックで拡大します。


すごいでしょ?

写真で拡大して見ていただくと見えますかね?
グリーンが向こうに浮かんでいるように見えます。

この日のピン位置は左端手前でした。

ここはものすごく上手く打てて5歩(3m半)に付けたのですが、バーディーならず。



前半最後の写真は、8番ホール514yのパー5の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ここも景色が綺麗ですねー。
ティーショットはまぁまぁの当たりで、ここからは約240y残っていました。

グリーン左手前のバンカーの手前が少し広いですが、コチコチのグリーンにバンカー越えで攻めるのは大変ですね。

案の定奥に跳ねて溢れまして、戻してくる寄せも4歩(約3m)と寄せ切れずボギーに。



後半はバレー・コースをラウンドしました。

こちらは1番ホールのパー4、424yです。

画像をクリックで拡大します。


グリーンの後ろと左側がぐるーっと池になっていますね。

右の手前から攻める感じで打って行きたい2打目です。
175yありましたので、U4で持ち球の軽くドロー目で打っていけました。



3番ホールのティーショットはフェードを打つといい感じのレイアウトです。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエーが左から右に斜めに走っていまして、私の苦手なパターンですが、このホールは幸い498yのパー5ですので、とにかく池には入れないように気楽に打っていけました。

ティーショットは左のラフに行きましてややトラブル目。 なんとか3打でグリーン付近まで持って行きましてパーセーブを狙いましたが、グリーンがこの時間でもまだ硬くてなかなか寄ってくれません。

この辺りの時間まで来ますと、ずっと日向にあるグリーンは少し溶けて柔らかめになって来て、影にあったグリーンはまだ凍っている、と言う状態になって来ています。



続きましては、454yの5番パー5の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


写真で2打目を打っているのが、一緒に行った友人です。
(G-Checkを教えてくれたのが彼です。)

ティーショットは登りでして、ここからでグリーンまでまだ220yありました。

私のボールは10yほど後ろで、まぁちょっと2オンは無理かなっていう状況でした。
見た目よりずっと登っているような感じです。



最後にご紹介いたしますのは 7番ホール、507yのパー5の3打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットは登り、セカンドはクリーク越えで狭くなっている中を上手く打って来ることが出来まして、写真の先方に写っております絶好のボール位置に持ってきたのですが、約45yほどのアプローチはピンが池に近い右端の微妙な位置にあったため、口を開けたバンカーの上からロブショットで寄せようとした3打目が距離感をミスってしまいみすみすバンカーに。(x_x)

一番やってはいけないミスですね。(^^;
このグリーンは日向にありますからもう柔らかくなってたと予想したんですよね。(予定通り凍って居ませんでした。)

バンカーショットは出ただけで土手のてっぺんに。
ここからの難しいチップショットが奇跡的にカップインしてくれてパー・セーブしました。(笑)



このコース、なぜか昨年の初め頃にもクーポンを購入していたのに使わずにexpireさせてしまっていたんですよね。
2度目の正直も、霜で遅れて普通なら9ホールしかラウンド出来ないところでしたが、コースの方の計らいで18ホールをプレーすることができて本当に良かったと思いました。


難しいコースですが、ドライバーさえ暴れていない日であれば、すごく楽しくラウンド出来る素晴らしいコースだと思いました。

16ホール目のバレーの6番ホールは登っているのに443yもある長いパー4なんですが、フェアウエー上にコヨーテが歩いていました。


ピート・ダイのコースですし、まだ残りのレイク・コースをプレーしていませんし、出来ればもう少し暖かい時期にもう一度来たいと思います。(^^)



1/13/2013

ボールの目線で考えてみました。


1月の初め頃、お友達のサムさんのホーム・フィールド、サンクレメンテ・ムニシパル・ゴルフコースにお邪魔したのですが、ここは昨年のワースト・スコアを叩いたニューポートビーチ・カントリーと似た、私が苦手とするKIKUYU芝に海際の切れるグリーンという同じパターンのコースで、またもや大苦戦いたしました。

そこでちょっと考察をしてみることに。
後の祭りですが、今後のためになるかもしれないと思いまして。


葉っぱと根が強くてごわごわしたKIKUYU芝なのですが、横からシャローに入れると葉っぱががっちりボールとウエッジのフェースの間に入ってスピンさせません。
それでクラブを上からボールに入れると、ヘッドのシビアなコントロールが必要になるばかりでなく、エッジが刺さって芝から抜けてくれません。
グリーン周りでターフのディボットが取れるほど強く打ち込むわけでもなくて、いつも抵抗に負けてしまいます。

フェースを開いてロフトを殺し、大きめに振るスイングも試してみましたが、歯で打ってすっ飛んでしまう始末。 難しいです。


最初のハーフは、いつもの調子て上手く打ったと思ったチップショットがカップ付近でスーッと走ってしまい、2歩以内につけるはずが4-5歩も行ってしまってアップ&ダウンのパーが取れない、とか、

あるいはグリーンの場所によっては海に向かってスパーっと切れるラインがあって、パターで寄せに行ってまぁまぁかな?と思った奴がググーッと切れてカップから5歩も離れた横位置に行ってしまう、とか、

14歩の下りのラインを7歩のストロークで打ってみたら、カップに近づくに連れてスピードを上げてしまいボールはグリーンの外、10歩の上りを残す、とか、

チップが寄らないかと思えば、パーオンしても 3パットしてしまうといった感じでなかなかパーを取れず、ティーショットか2打目でミスをすればダボになってしまうといった様相で、45。


後半に入って5ホールでパー3つ、ボギー2つと、いつものペースに戻したかと思った矢先の15番、約190yのパー3、

(このホールです。 先の獣道を歩いているのがサムさんです。(^^))

画像をクリックで拡大します。


ティーショットで芯を外したショットを打ってしまい、手前のラフに。
打ち上げの寄せもクラブが突っかかりショートしてグリーンに乗せられずダブルボギーにしてしまいまして、

その次の、まともに太陽に向かう逆光のティーショット(←これも苦手なんです。(^^;) をOBにしてしまいまして。 打ち直しは、慎重にティーアップの位置を変え、ターゲットも変えて太陽から少しずらすようにして打てたのですが、5Wのセカンドショットをダフってしまいクアドループル・ボギーにしてしまいました。

リズムを失った感じでそこからは、チップショットもダフってしまうし、パットもダフってしまうし、最後にはドライバーまで滅多にないスライスでぶん曲げてしまうわで(なぜかこのホールはチップインしてパー拾いましたが。(笑))、46。 合計91と “惨敗”しました。


グリーン周りばかりでなく、セカンドショットもファーストカットのラフに行ったときはKIKUYUの根の強い芝に負けてショットが左に右にブレてしまいます。


前回、8月の末にここをプレーして 81だったときは単身期間中で毎週末ゴルフをして絶好調の時でして、締めくくりにパーシモン・ドライバーとミュアフィールドのアイアンを持ち込んでプレーしたのでした。

それでちょっと思い出したのですが、すべてのショットが調子よく気持ちよく振れていたこともさることながら、

グリーン周りはすべて、現行のPW(47度)の代わりに9番アイアン(46度)、自作のミュアフィールドのSWのバンスを削って作ったギャップウエッジ(約54度)、ミュアフィールドのPW(50度)を主に使って、あまり強くスピンしない状態の古いクラブでチップショットを打っていたのでした。

もしかしたら、苦手なKIKUYU芝の攻略の糸口になるかも知れません。



ここでやっと表題の内容にたどり着くんですが、こちらの写真3枚をご覧下さい。

(60度のウエッジ)


(54度のウエッジ)


(48度のピッチングウエッジ)



60度のウエッジのボール側から見たクラブフェースの幅の狭いこと!
ミスしろと言わんばかりです。(少なくとも私にはそう見えます。(^^;)

フェース下のバンスも非常に大きく見えています。 (これはウエッジのソール形状にもよると思いますが。)

私は60度のウエッジは使いませんが、54°のフェースを開いてセットしたときはこうなりますし、さらに斜めに開いていることになりますねー。

普段は上から見てますからフェースが大きく見えて、うっかり安心感持ったりすると危ないと思いました。
(私は打点が縦方向にもかなりバラつきますので、余計になんですが。(^^;)

一番上の写真だけ、どうやら他の2枚に比べますとカメラ位置が若干高くズレてますから、実は余計に狭いってことですよね。


ウエッジ(またはショートアイアン) のフェース面を大きく使ってボールを打ち、転がる球足を使った転がしのチップショットを多用するようにしたら、だいぶマシにプレーできるんじゃないでしょうか?


サンクレメンテ・ムニシパルの切れるグリーンをちゃんと読めるか、っていうのはまた別の問題ですが、完全攻略とは行かないまでも、ワーストスコアを叩かないように防ぐラウンドが出来れば御の字だと思います。



ピッチング・ウエッジっていうぐらいで、昔は50度以上ありましたし、ピッチ・ショットを打つ (チップショットではなく) ためのクラブだったのでしょうけれども、今みたいにはバンスも付いてなくって、技の居るクラブだったのでしょうねー。

今どきのPWは45度ぐらいにロフトが立っていますので(私のは47度ですが)、低く転がすチップショットには向いているはずだと思うのです。(^^)


今のところ ただの皮算用でして、実際にKIKUYUに再挑戦したわけではありませんことをご了承下さい。m(__)m




1/06/2013

ロス・ヴァルデス(ゴルフ・コース)


こちらのコースは、長年ラウンドしようと思いつつなかなかラウンド出来なかった念願のコースです。
年末のどさくさにラウンドしました。(^^)
(スコアのまとめ記事にはすでにデータに入っています。)

実は11年前に一度ここに来たことはあるのですが、その時は12番ホールで日没、18ホール完遂できませんでした。


立地的には、ロサンゼルスの南西パロス・バルデス半島の部崎にありまして、トランプ・ナショナル (旧オーシャン・トレイルズ)や、ジャックさんとご一緒させていただたテラネア・ゴルフリンクスの近くにあります。

近隣の2コース同様、太平洋に面した丘陵地に造られたコースは、ため息が出るほどに景色の良い美しいホールがあります。
起伏に富んでいて斜面の打ち方も必要ですが、フェアウエーは割と広々ととられていますし初心者にも優しいレイアウトです。

グリーンは全部、アンジュレーションに加えて海の方へ切れますね。


Los Verdes Golf Course 


1970年設立の比較的古いコースで、William Bell氏の設計です。

キクユ芝ですが潮風に負けないよう他品種を加えているのかそれほどゴワついていませんでした。
典型的なロサンゼルス近郊の古いコースの様式です。
パブリックのコースですから、絶景なのに 値段も安めの設定です。


そういう訳でものすごく人気があるんですよね、このコース。

リタイヤした方々が多く住んでいらっしゃる地域でもありますし、とにかく休日・平日を問わず朝から晩までびっしり 5サムで予約が入っているんです。

シングルで行けばどこかにねじ込んではくれると思いますが、10時以降ですとラウンドに6時間は優にかかってしまいます。
11年前も、日没の4時間半は前にスタートして12番で撃沈していまして、ですから足が向かなかったのです。


常に風のある海際のコースですのでグリーンは本来は硬いと思われますが、この日は雨の翌々日で柔らかめでした。 風も比較的弱めでラウンドには絶好でした。
グリーンのスピードは標準くらいでした。



ではいくつか写真をご紹介しますね。 今回は青ティーからのラウンドです。


まずはクラブハウス前のパッティング・グリーン。

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すでに海が望めるすごく良い景色ですね。 どのホールからも海が見えます。
木の生え方も、風が強そうだな、っていう感じ。

Walk-inでwaiting listの順番を待つ間、この切れ切れグリーンで2時間練習しました。(^^;
(そう見えませんけど、海の方にすごい切れるんです。)



こちらが1番ホール、489yの短いパー5です。
右サイドに太平洋が広がっていて、綺麗ですねー。 左ドッグレッグです。

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短いですけど、飛ばし屋さんでも2オンは難しいかもです。
曲がり角付近に木もありまして、ティーショット250y、セカンド250yで刻む格好になりますのでね。
クラブハウスから、「前が空いたら早く打って下さい。」ってマイクのアナウンスで催促されますので、コースの知るプロでもない限り左の木越えで300y打ってく訳にもなかなか行かないでしょう。(笑)

ま、私の場合はドライバーで打っても見えている辺りに行けますので気楽です。
3打目に50y残しまして、狙ったのですがショート目。 12歩残してしまいました。
80-100y残すべきだったかなぁ。 (でもパーなら文句ありません。)



次にご紹介しますのは、3番ホール180yパー3のグリーンです。

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この写真は、4番ホールのティーから撮っています。
ティーが空くのを待ってて暇ですし、景色が綺麗なのでパチリ。

3番ホール自体は、太平洋を右側に海に並行して打つデザインですね。



さて、いよいよ海に向かって打ち下ろすデザインのホールは、11番でやって来ます。
305yの一番短いパー4です。

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少し逆光気味で、右の木に太陽を隠して撮ってます。

ドライバーで打って残り30-40yまで持って行きたかったのですが、芯を外してしまったトゥ寄りのショットで左サイドのラフに。

70y程度ですからピンに寄せたかったのですが、ラフからでショートしてグリーン手前に外しました。
2歩(約1m半)に寄せるも、パットを外してボギー。 海の方に切れるファクター、入れてるつもりが足りないんですよね。(っていうか、このグリーンは2方向海か。 ・・・半島ですからね、ややこしいです。)



そしてこちらがシグニチャー・ホールの15番、417yのパー4です。
海に向かって打ち下ろすんですが、やはり逆光気味でグリーンが遠いですから、ここはグリーン付近の写真を。

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先にグリーンオンしましたので、一緒にラウンドした方に撮っていただきました。
向かって右に立っているのが私です。

このホールのグリーンは本当に海の高台にあります。 いやーもう、絶景のグリーンでした。


もう一つ、15番のグリーンを別角度から。

画像をクリックで拡大します。


こちらは16番ホールのティーの方向からの写真です。

いやー、すごいです。
こんなコースが、ビジター(パロス・バルデス市の住民じゃないという意味)で、土日でも$48とかですからね。 混まないわけがないですね。


16番ティーは、3組の待ち。  短い488yのパー5で、2オン狙いの人と3オン狙いの人が混在してしまうために渋滞する様子です。 (普段の渋滞はパー3で起きることが多いですよね。)
15番の写真撮るのに忙しくても全然余裕。



もう一つご紹介しておきたいのは、17番ホールのパー3。 なんと225y あります。

画像をクリックで拡大します。


グリーンに向かって、head wind (アゲンストの風)になりますね。
この日はそんなに強く吹いていませんでしたが、風が強い日は大変ですね。

もうドライバーで行っちゃおうかと思いましたが、グリーンの後ろはすぐに木があってその向こうはガクンと下って11番ホールの中腹なので、止めときました。

ちょっと足りないかなー、と思いつつ、3Wでフルスイング。
やや左に曲がって斜面で右にキック、グリーン脇のラフ、カップから17歩(約12m)のところに行ってくれました。 ラッキー。



さて、最後にご紹介しますのは、ラウンドを終えて撮りました夕焼けです。

画像をクリックで拡大します。


見えているのは、18番とその向こうの10番のフェアウエーでしょうか。

実に綺麗ですねー。

しかし10時50分のティータイムで、夕焼けを拝むとは思いませんでした。
実に(バナナ1本食べてスルーなのに) 6時間のラウンドでした。