4/11/2021

(続編) ドライバー用 Project X Hand Crafted Loading Zone (LZ) Shaft

松山英樹選手、歴史的な勝利でしたね! おめでとうございます。


日本からマスターズチャンピオンが出るとは。
感慨無量です。


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さて、題記のシャフト、Project X Hand Crafted Loading Zone (LZ) Shaft (ドライバー用) ですが、あれから 1か月以上使ってみまして、非常に気に入っています。
飛距離にも貢献してくれていますし、なにより打った感触が抜群に相性が良い感じです。


で、ラウンドで使っていく中で、朝一番の体が硬くて動いていないときやちょっと疲れが出てきたときなど、取り回し的に余裕がない時に操作が乱れるというか、(以前のシャフトよりも 10gちょっとも軽くなっているにもかかわらず) ちょっと重く感じることがありまして、半インチ、もしくは 1インチくらい短くしたらどうだろう? と思うようになりました。

少し短く持って打ってみたりもしましたが、実のところどうも苦手でして感触としては良さそうだけどはっきりは分からないとしか言いようがなく...。


まぁ気に入っているんだしってことで、またまた同じシャフトを購入してしまいました。
元の長さも取っておいて、Flight Scope mevo を使いながら打ち比べることもできますし、この方が安心で確実です。


シャフトとしてはフルレングズでスリーブだけつけてもらったものを購入し、届いてからショップに持ち込んで長さをカットしてグリップを付けてもらいました。

写真の様に、微妙な差ですが 1/2 インチ短くなりました。
Flight Scope mevo を使ってデータを取ってみましたが、飛距離はほとんど落とすことなく明らかに打ちやすくなりました。

この長さのシャフトで、広いコース、狭いコース、少なくとも数ラウンドはこなしてみまして感触を得たいと思います。
1ラウンド使ってみましたところ、かなり打ちやすくなった印象です。

肝心のヘッドを付けたドライバーの長さが分からないのですが、どうやら 45 1/2 インチ、もしくは 45 1/4 インチになっている模様です。


まえのポストと重複しますが、スペックを貼っておきます。




この中の、LZ50 の Flex 6.0 が該当のシャフトです。




4/05/2021

ゴルフスイング ‐29 on the Course (ラウンド中、グリーン周り編)


南カリフォルニアには珍しい積乱雲が出ている景色です。


Westridge GCの 12番ホールのティーインググラウンドです。
すぐそこの左のネットに当ててしまってすぐ下に、っていうショットが過去にありまして、逆に右の斜面、右サイドの木のこっち側に行ってしまうことが多くなりました。(笑)
つま先上がりの左上がりのライになりますし、ラフになっちゃうし、グリーンの左手前はブッシュが近いし、で難しいショットを残してしまいます。
真ん中にドカーンとドライバーを打てた時はそんなに難しいホールではないのですが。


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ゴルフスイング ‐28 on the Course (ラウンド中、DR以外編)」に続きまして、プッシュカートにスマホをセットする治具を活用しまして、ラウンド中の動画をいくつか撮ってみました。

(今回も弾道線を入れていますが、グリーン周りは入れなくても良いような気がします。
ワンバウンド目に落ちた後のボールの挙動およびグリーン上での転がりには私のアプリでは弾道線を入れられませんので。)


さて今回は Jurupa Hills CC で、歩きのラウンドです。
皆プレーが早い、いつも一緒にラウンドしている気の置けない友達たちとのプレーなので、ところどころ余裕のある時にセットして撮ってみました。


2番ホール、357yのパー4 の 3打目です。


セカンドショットの9番アイアンがダフリ気味に入ってしまい左手前にショートしまして、そこからの寄せです。
最近練習しています54度を使わずに58度を使ってのチップショットを、カップの左手前に落としてそこから右へスーッと転がってカップに近付いていきます。これは上手く打てたと思います。
ぴったり行ったかなー、と思いましたがカップを左から右に 1mくらい過ぎてしまいました。なんとか返しのパットは入れました。 1番は外してボギーだっただけに助かります。


4番ホールは 363yのパー4です。右ドッグレッグでフェアウエー右サイドはスタイミーになってしまうため、ティーショットは左サイドを狙って打っていきますが、フェアウエーに落ちたボールは傾斜で全部右に流れて転がってしまう難しいレイアウトです。


私はティーショットを左へ行きすぎまして、木の下からフックを打ってレイアップしまして、この位置から残り 61yの 3打目となるアプローチショットです。ちょっと下の方がフレームアウトしていてボールが見えませんがちょっと窪んでいるけどまぁまぁのライからです。
このショットは最近全部のウエッジで練習して使っています打ち方で、この場合は46度のPWで、足幅を狭くセットしてチップ式で無理せずに打てる最大の距離でアプローチしています。
グリーンの奥気味の青い旗のピンの少し左の方向、グリーン面に落ちましてピンハイぐらいで距離がワンピンぐらいの良い位置に行ってくれました。なんとかパーチャンス。
でもこのパットは残念ながら入りませんでした。

このくらいの距離の平らな特にハザードもないショットって案外に難しいと思うのですが、クラブを使い分けて同じ打ち方で打っていけるこのショットは経験値を積んでいって武器にしたいと思っています。


7番ホールは 500yのパー5です。


ティーショットが右のラフに入った辺り、右側の木が邪魔な感じの位置からの 2打目は右からのプレッシャーに負けて押されたかのようにやや左へ向かいまして、この左サイドの木の下の位置に来ました。
約 120y残っていましたが、目の前に左の木からの枝が突き出していますので、その下を掻い潜るように 6番アイアンでボールを右において低く打っていきました。ライもベアグラウンドですのでダフらないように潰し気味に。
手前ではありましたが、グリーンに転がり乗ってくれました。
せっかく乗りましたが、3パットしてボギーにしました。


9番ホール、345yのパー4は、2打目打つ時にフェアウエーの真ん中やや左に電柱が立っていて邪魔な変なホールです。


私のティーショットは左サイド、そこから電柱の右を巻いてドローで打ったセカンドショットは戻り切らずにグリーン右のバンカーのちょっと外に落下して、斜面をさらに右に転がり落ちて、基本的には来てはいけない場所に来てしまいました。
このアプローチはバンカー越えですし、かなり打ち上げなくてはなりません。真ん中の白旗のピンに向かって、普段滅多にやらないようにしているロブショットです。
58度のフェースを開いて、ここからバンカーに入れたりしないよう、さらに短くて斜面で元の位置に戻ってきたりしないよう、しっかり打ちたい場面です。
このショットはたまたま上手くいきまして、カップの左に 3フィートくらいについてくれました。バウンド位置とかスピンとかの様子は見えていません。
こういうパーセーブは大きいですけど、私の今の実力では計算できません。


15番ホール、520yのパー5の 4打目になります。


ティーショット、2打目の 3Wとも順調に行っての 3打目は約 90yをPWでグリーンを右に外したところ、芝が無くぼんぼん転がってグリーン後ろサイドの木の横のこの位置まで来てしまいました。
グリーンは受けグリーンですのでここからですと左へ傾いています。ダフらないように、トップしないように、ということだけ注意して 54度でグリーンのカラーの周辺に打っていきました。
旗までの距離を計測しまして、「いや 79yってことはないでしょ? 30yか。」とか言いながら準備しまして。いつものように 54度は 50-50で半分ぐらいキャリーする感じです。すすーっと左に転がって1ピンぐらいの距離に寄ってくれました。このパットが入ってくれましてセーブできたのは、前の 14番ホールが短いパー3でバーディだっただけに大きかったです。


この日はグリーン周りのショットが出来すぎぐらい良かったのでこうなっていますが、もちろんあまり寄っていないアプローチもありました。1番ホールのチップショットとか。撮っていなかったので載せられないのですが。逆に 16番なんかはあと 10回やってもこんなに上手く打てないでしょ?ってぐらい上手く打てました、が撮っていません。(笑)

酷いミスをしたショットとかも録画して、何が悪かったのか分析してみるのが一番、今後のためには効果ありそうです。

今後とも、余裕のあるラウンドではいろいろ録画していきたいと思います。



3/29/2021

マーク金井さん企画の「あなたもダスティン・ジョンソンに」を推測で真似て実験

追記3 しました。 ずっと ↓の方。

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3/06/20221

いつも楽しく観ています、YouTubeの「わっほーまっちゃんの日常」 の動画を見ての、これは試して実験してみよう的なポストです。

あくまでも、詳しい内容はまだマーク金井さんが伏せておりまして、多分に的外れな実験になっているっぽいですので、私の実験はまた別物として捉えていただいて、まずはこちらの動画を一通りよく見ていただければ、と思います。↓



耳打ちしてますのでね、細かいちゃんとした内容は分からないのですが、うかがい知れるところでは、

1. 運動エネルギーは、K=1/2mv2 であらわされるので、質量 (m) よりも スピード (v) の方が遥かに大きく 2乗で効いてくる。

通常は c であらわすのは 光速です。E=mc2 であらわされるのは、アインシュタインの「質量とエネルギーの等価性」の式ですので、ここでは運動のエネルギーKを表す質量mと速度 v (velocity)の式に変えました。
もっと言うと、ボールとクラブヘッドの衝突で考えるのべきなのは、むしろ力積FΔt = mv - mv’ の方じゃないんかな? ヘッドスピードがボール初速に変換されるときのスマッシュ・ファクターってのはまさに力積では? っていう疑問も湧かないでもないですが、とりあえず置いときます。(^^;; 


2. ヘッド重量が軽くてバランスが軽いクラブになっていてスイングスピードをダスティン・ジョンソン並みに上げて打って、自分のポテンシャルを知る道具。

3. シャフトは、軽いが非常に硬いシャフトを使っているけどスイングが速いのでそれでもしなりを感じる。

4. クラブ重量としては普通のクラブとそんなに変わらない。(…ということはカウンターの重量がグリップ内に入っていると推測。)

5. 要するに、非力だからスイングのヘッドスピードが上がらないんだから、筋力付けてスピード上げるトレーニングする代わりに、軽い道具にしてそのパワーで最大限出せるスピードを出してみようじゃないの、ってこと。


...私が推測した内容はこんなところです。


もう一度お断りしておきますが、私が勝手に解釈して実験したもので、あくまでも別物です。 ご了承ください。



と、いう訳で、まずはヘッド。

持っていました TaylorMade M1ドライバーの、黒い錘と赤い錘の両方をサクッと外して軽くしてみました。


ヘッド重量は、175gになりました。
元々が 203gある、若干重めのヘッドだったのですが、28gも軽くなったことになります。
錘はそれぞれ15gぐらいらしいので、大体合ってます。

ボールの重さが 45gくらいありますから、あんまり軽くて50gとかだと明らかに当たり負けしますけど、このくらいの重さがあればボールへの当たり負けはしないでくれると思います。


次にシャフトです。
硬いんだけど軽いシャフトですが、これはなかなか難しいです。

とりあえず在りものの、MIYAZAKI B. ASHA 4X を付けて試してみることにしました。



X-Stiffのシャフトは、大抵70g近くかそれ以上に重いシャフトばかりでして、なかなか軽いものがありません。
今回の実験のために新たに買うのもなんですし。

こちらのシャフトは 4Xでして、50g 台の重さでX-Stiffです。これで行ってみることに。

元々は、203gのヘッドにKUROKAGE TiNi 60X (70g) の組合せのクラブでしたので、43g 軽くなりました。


そして最後にここに、シャフト・スタビライザー (←懐かしいですね。12年前の記事です。) を仕込みます。

25g と50g のものを持っているのですが、ヘッドとシャフト合計で 43g 軽くなっていますから、50g の方を入れてみます。


クラブ総重量では、+7g になりますが、オリジナルの状態から比べますとものすごく軽く感じます。もう素振りの段階で、「なんだ、これ??」ぐらい軽いです。

いやー、もうね、練習場に持っていて、Flight Scope mevoで測定しながらどのくらいスピードが出るのか楽しみです!



追記: 3/09/2021 

これはやっぱり185gのヘッドと長尺シャフトで飛ばしまくったブライソン・ディシャンボウの影響だと思いますが、ヨコシンのYouTubeとかいろんなところで軽いヘッドが試されているようです。こちらの場合は、Rシャフトなど、やや柔らかめの軽めのシャフトを推奨されている場合が多い模様。
4/01号のチョイスでも特集があると言っていました。