よくfrost delayにせず、プレーに出してくれたなー、と思いましたくらい朝は冷えていました。Cart Path Onlyでしたけどね。プッシュカートで歩いてラウンドの我々は普段通り。
これだけ芝に霜が付いていると、素振りの段階でチップショットしたときにウエッジのフェース面に霜が掻き集まってくっ付いて、ボールが上を滑ります。
つるんと滑ってボールが無回転ですぐ近くにポトッと落ちるの、ラウンド前にチッピング練習してみて笑ってしまいました。写真のウエッジのフェース全面に氷がくっ付いているのが見えますでしょうか。
こちら、2番ホールの右側にある17番ホールのグリーンへつながる斜面です。霜が張って冷たそう。
2番ホールの斜面は朝の時間日陰になる部分で、こちらが1番ホールのティーです。
コースの景色がなんだかいつもと違って見えます。
真ん中やや左寄りの小さな細い木より右は、右側の池に入ってしまいます。
1番ホールのフェアウエー、案外狭いんですよね。左サイドも友達の左に見えているブッシュから左は崖と川でウォーターハザードです。
私はこの日はすごい久しぶりに左サイドのFWバンカーに捕まりました。
顎には近くなかったのでハイブリッドで打ってグリーンの手前部分にかろうじて乗せることができました。コースは頭に入っているのでブラインドショットでしたが方向は大丈夫です。
パー34 36 = 70、コース/スロープ・レートが71.4/128、この日のスコアは 39 40 = 79で、寒さ自体よりむしろ凍ってはいないけど硬くなったグリーンや、溶けて柔くなった地面に対応でききれず、勝手知ったる得意コースとしてはやや苦戦しまして+9オーバー、この日のラウンドのディファレンシャルは 6.7でした。
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今回は、いつもよく一緒にラウンドしている友達に教えてもらった良いアイディアをメモしておいて、これから実践して使ってみよう、という記事です。
私のブログでは何度となく、左右の曲がりに注力してグリーンをよく読むよりも、むしろグリーンの傾斜をグリーンの外から把握すること、ボールとカップのラインを横から読んで上り下りの度合いをよく読むこと、の方が大切だと書いています。
しかし傾斜の読み方については、あまり言及をしていません。
私の実態としては、傾斜の度合いを 1%、2%、3%、4%ぐらい、っていう風に分けて分類しまして、主に見た目で斜度をジャッジして、だいたい2%ぐらい、とかこの分類に当てはめるやり方をしています。
見た目での読み方に言及した記事も、
2011年1月のこの記事「グリーンの高低差を読む。」と、
2016年3月のこの記事「グリーンの傾斜にプラムボブ (Plumb-Bob) を利用する時のポイント」
...ぐらいでしょうか。
(青木功プロのプラムボブ、カッコいいですよね。)
私自身は講習をやレッスンを受けたことがないのですが、エイム・ポイントを習った人は、グリーン上の傾斜に肩幅くらいに足を拡げて立ち、目を瞑って足の裏で傾斜を感じる、っていう体のセンサーを使ったりしているようです。
感覚が鋭い人は、そもそもグリーン上を歩くときに足の裏でグリーン面の硬さや傾斜を感じているそうです。
そういう訳で私もグリーン上では目を瞑ることこそほとんどしませんが、できるだけ足の裏で感じるように意識したりはしています。しかしながら、見て分からないような微妙な傾斜では目を瞑って重力の傾きを感じようとしても、元が鈍感な方ですからなかなか感じません。
ハッキリわかるような傾斜なら、見た目でも分かる場合が多いので必要がなくなってきますし...。
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そうしたところこの友達が、時々カップ付近とか、自分のボールのライン付近とかで肩幅に足を開いて立ち、傾斜を感じている風にしているので、「足の裏で感じる?」って聞いてみたところ、意外な返事が返ってきました。
「ここってカップに向かって登ってるよね?」
こうして立っているとき、目は閉じることなく真っ直ぐ前方を見ているんだそうです。
「でさ、俺も足の裏ではいまいち傾斜感じなくてさ。」
「足を少し開いて傾斜に真っ直ぐに立つじゃん? 体は傾けないように真っ直ぐ。」
「そん時にここに注目するのよ。」
「腕をね、脱力してだらーんと下げて重力に任せるの。そうすると、片方は太ももに触れるけど、反対側は間が空くんだわ。」
実践してもらいまして、写真を撮らせてもらいました。
これだったらですね、感覚が鈍々の私でもできそうです。(^^)
まだ、実戦でどこにどの向きに立って、どんな感じでやると効果的なのかとか、
使い方は修練が要るかも知れません。
ちょっとこれからグリーン上で、自分の番が来るまで余裕があるときに、実際に試してみて、できれば応用していってみたいと思います。
昨年12月の記事、「ゴルフゲームの本質はロングパットなのかもしれない、という仮説」の中で書いていました、
①のグリーンでは、縦距離の把握を改善するために、グリーンの横からと最大傾斜下方からの読みに重点を置き、3パットを激減させる。
という取り組みのなかでどうやって活かして組み合わせるか、試行錯誤していってみたいと思います。