6/04/2010
スコアメイクの鍵
実は最近お越しいただきましたmayumiさんという方にご質問をいただきまして、久しぶりの英語シリーズ 第9弾です。(^^;
ご質問は、スコアメイク (score make)という英語は間違っているのではないか?
と言うことでした。
おっしゃるとおり、これは和製英語です。
・・・で終わるわけには行きませんので(笑)、ちょっと蛇足の解説をしてみます。(^^)
まず、文法的には、あり得るとしても動詞の後ろに目的語が来ますから、 make scoreの順になるべきです。
しかし、ゴルフのscoreに使われる動詞は通常、makeではなく、keep [(スコアを)付ける]とか、shoot (shot) [(スコアを)出す]とか、count [(スコアを)数える]という動詞が使われます。
また、score自体が、[得点する]という動詞としても使われます。
では、日本語でいうスコアメイクは英語ではどのような表現をされるのでしょうか?
いくつか挙げてみますね。
Improve (lower) your score
[スコアを良く(少なく)しよう]
How to Manage Your Game and Play Smart
[ゲームをマネージして賢くプレーする方法]
Better course management can lower your golf score
[もっと良いコース・マネージメントでゴルフ・スコアは良くなります]
Manage your game, score better
[ゲームをマネージして、良いスコアを出そう]
こんなところになってきますでしょうか。
和製英語の「スコアメイク」には、練習していいショットを打てる確率を上げて上手くなってスコアを良くすると言う意味合いではなく、「工夫してプレーすることでスコアを良くする」というニュアンスがある、という観点で選んだフレーズです。
マネージメントという単語が一番フィットする表現ということになりますでしょうか。
ここでさらに注意していただきたいのは、manage your score という言い方もしない、という点ですね。
manageできるのは、yourself と your gameです。
一方、golf において、makeするのは、「birdie」とか、「putt」です。
made birdie [バーディーを取った]、made the putt [パットを決めた]とか。
(外したは、missed the putt になります。)
おそらく、この辺りから誤解されてしまって日本で make を score に使われたものかと想像しますが、なぜにスコア・メイクの順にひっくり返っているのかは・・・?
もうひとつおまけに、スコアアップという和製英語もありますが、もしも英語でいうなら、down your scoreです。
アップではなくて、ダウン。
(先ほどもありましたように lower your score です。)
なぜにアップになってしまったのか、はたまたスコア・アップの順にひっくり返っているのか・・・?
このシリーズでは、過去にもなんどか書いておりますけれど、和製英語と言うのは英語ではなく英単語を元に作られた日本語です。 むしろ英製和語と呼ぶべきもののような気がします。
ですから、私の見解としては、和製英語は日本語と心得て使えば何の問題もない。と思っています。(^^)
ただし、よく出来ている(笑)ものというのは、ついつい英語圏でも使ってしまいがちですので、英語をしゃべるときには厄介ですから注意が必要です。
アゲンスト/フォロー・ウインドとか、ワン・オンとか、スライス/フック・ラインとか、そういうヤツですね。
つい、使いそうになっちゃうんですよ。(笑)
他に日本ですごい間違われている例としては、
「グリーン上のディボット(divot)」なんていうのがありますね。
グリーンにボールが落ちて出来るのは、ピッチマークです。
ちなみに、divotと言うのは「クラブヘッドで削り取られた芝片」のこと(飛んでいく方)でして、フェアウエーの地面の土が出てしまった凹みの方は、
divot 跡 と呼ぶのが正しいです。
あとは、「オーバー・ドライブ」とか。
overdrive は自動車用語でして、1:1のギア比よりも動力側の歯車が小さい状態を指しますよね。
相手が自分のボールを超えて飛ばしてきたときには、outdrive (アウト・ドライブ)された、と言います。
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(英語シリーズの過去ログ・リンク)
第1回: Good Drive!!
第2回: いやん、バンカー!
第3回: パットのOKを英語で
第4回: ゴルフ・ジョーク2本
第5回: ダフる
第6回: フック、ドロー、フェード、スライス
(番外): タイガーのインタビュー(at&tでの優勝スピーチ)
第7回: 大叩き
(番外2): ホーガンとジンジャーエール
第8回: クロハンディド・グリップ
(番外3): タイガー、ナイキの新CMが物議
※なお、私の学んだ英語は基本的に、西海岸のロサンゼルス中心の南カリフォルニア地域の米語が中心です。
6/03/2010
貴重(レア)な映像
鳩山首相、よりによってTwitterで辞意を表明しちゃったらしいですね。
以前から、かなり疑問に思っていたのですが、Twitterが日本版ではなぜに「つぶやき」と翻訳されてしまっているのでしょうか?
その方が、基本的にシャイな日本人のユーザーのみなさんが気楽に「tweet」してくれるだろうという、電通かどこかの読み・思惑でもあったのでしょうかね?
非常に疑問です。
「tweet, tweet.」って、小鳥のさえずりでしょう?
そうなんです。 「tweet」は、「tweeter」に変化するのではなくって、
「twitter」に変化するのです。
小鳥のさえずりからの連想で、「ぺちゃぺちゃおしゃべりする」という意味があります。
インターネットで、全世界に向けて自分のおしゃべりを発信するわけですから、断じて「つぶやき(wisper)」などでは無い! ・・・と私は思うのですが。
私のGDOのブログお友達関係でも、masan72pt。さんや、ファルコン松原さんが、Twitterをご利用になっていらっしゃるようです。
こちら米国では主に、芸能人やマスコミ関係、政治家など、あるいはスポーツ・コメンテイターとか、いわゆるメディアの第2第3の形的な意味でずいぶん使われている様子で、この間もローリー・サバティーニの奥さんが一般人がtweetした夫の悪口に脊髄反射的なtweetを返したりして話題になってましたですね。
ちなみにですが、「Tweeter」は「Woofer」の対語で(商標?)、高音用の小さいスピーカのことです。(マメ情報)
~~~
今回は、珍しい映像が取れましたので、みなさんにもお見せしようかと。
これはですね、酔っぱらいのパトカーです。↓
・・・というのは冗談で、米国ではよく見かける光景です。
(ちょっと画面が揺れてて、酔っちゃいましたですか?ごめんなさい。)
ですから、出来事自体は珍しくはないのですけれどね。
フリーウエイに、なにか物が落っこちていたりとか、理由は色々ですが、パトカーが後続の車を止めるために、ハザードランプをつけながらこうしたジグザク運転をして行って、徐々にスピードを落とし、最終的に全車線(この場合は片側4車線)の車を止めるんです。
これが突然始まりますと、たとえ急いでいてもすり抜けて追い抜くわけには行きません。(笑)
よく見る光景なのですが、珍しかったのは、私が後続の先頭車両の1台だったこと。
カメラが間に合ったこと。(笑)
それと、段々現場に近づいてきて、止まりかけそうなスピードに落ちてきた辺りで、先行のパトカーが既に処理していたことに気が付き、パトカーから降りてきて後続の車を完全に停止させる必要がなくなり、ハザードランプを消し、直進していった(つまり結果的に何もしなかった)というのが、この映像を“珍しい”とした理由です。
全国のPolice Officers(おまわりさん)、ご苦労様です!
6/02/2010
フェアウエー・バンカー (コヨーテ・ヒルズの3)
ここは、「コヨーテ・ヒルズ (ゴルフコース) の2」と、「コヨーテ・ヒルズ (ゴルフコース)」と、すでに2回ご紹介していますですね。
あと、暗闇の、「Glowball Golf Tournament」でも、ご紹介しています。
(とは言っても、コースの写真は真っ暗でなんにも写ってませんでしたが。(笑))
Coyote Hills Golf Club
http://www.coyotehillsgc.com/golf.cfm
けっこう距離がなくてタイトな感じなんですが、ペイン・スチュワート設計の戦略性とか色々、私は大好きなコースです。
ここは、ティーの並びが、ゴールド(コヨーテ)、黒、青、白、赤、黄色となっていまして、他と違うんですよね。
黒が、青ティーの位置付けになります。
(青と白の間にゴールドが入るコースも多いです。 ペブルビーチもそうですね。)
ところで私はUSGA(SCGA)に60名ぐらいの団体グループに所属して、そこの登録での申請をしてハンディキャップ・インデックスを取得しています。
普通は、ホーム・コースを持ち、そこでの登録をしてUSGAに加盟する、という方法が取られます。
私は、ホームコース持つのはお金がかかりますし、色々なコースをラウンドしたい気持ちの方が強いので、そういう格好になっているんですが、その場合でも、好きなコースどこでもいいからホームに指定するようになっていました。
なんだろう? 日本で言う本籍地みたいなもんですかね?(笑)
で、加入したときになぜかここコヨーテ・ヒルズをホームに指定しまして、現在に至ります。
(変更可能かどうかすら確認しておりませんです。(^^;)
かくして、ここでのスコアをポストするときは、「home」としてポストするんですね。
あとは全部、「away」か、「tournament」です。
3連休でしたので、早朝ラウンドを。
午前5時40分のティー・タイム(驚いたことに前に2組入ってました。)で、我々は3サムです。
もちろん普段の半額以下のディスカウント・ディールで予約しました。(^^)
前に4サムが入っていましたので、思うようにサクサク進みませんでしたが、それでも9時50分にはホールアウト。
家族に優しい時間設定で、とても助かります。(^^)
そういう訳で、その他のラウンド・カテゴリー記事です。
近頃は、ものすごくドライバーが好調です。
先だっての「PGAウエスト (ジャック・ニクラス・トーナメント・コース)」でも、DAPがわずかに1ポイントでしたが、この日も引き続き好調でした。(^^)
距離も私としてはよく出ていましたし。(^^)
↓のスコア記録に出てきますが、フェアウエー・バンカーに入ったドライブが3つ、DAPポイントがわずかにトータル3でした。
そこで、フェアウエー・バンカーから打つことになる訳ですが、私は比較的フェアウエー・バンカーを苦手にしていません。
Lip(あご)の高さを考慮して、クリアー出来るクラブを選んで左足体重で3/4スイングを心がけるだけの方法なんですが、メンタル面でプレッシャーを感じないのが良いのだと思われます。
特に、あごから近くなくてユーティリティーの4番が使える時などは、ソールが砂に潜らずボールも上がりやすいし、下手をすると練習場のマットで打つ時のように多少ダフリ気味で入ってもすごくいいボールが出てくれますから、本当に気が楽です。
Lip(あご)をクリアすることにだけ集中しますので、グリーンまでの距離とか、他のいろいろなことに気を取られませんので、いい意味で集中出来るのもあるかも知れません。
あごまでの距離に合わせて、6番アイアン、8番アイアン、PW、など使い分けますが、あくまでもあごがクリア出来るかだけがジャッジで、残り距離はあまり気にしません。
ところが今回、調子に乗りすぎてアホなミスをやらかしました。(^^;
12番の383yのパー4です。
ティーショットは、なぜかややフェードしまして、ギリギリで右のフェアウエーバンカーに転がり込みました。
最後右に転がり込む形で、レイアウト写真に白い×印を書き入れた位置に。
目の前のLip(あご)は、9番アイアンぐらいでないとクリア出来なさそうでした。
で、見ますと、内側に出っ張った部分を右からかわしてフックで行けそうな気がしました。
と、いうことで、ユーティリティーの4番を持ち出して、フェアウエー・バンカーからフックにグリーンを、
・・・狙えるはずも無く。(笑) (^^;
右手の、グリーンまで110yぐらいの小さい木の枝が邪魔になる場所へ。(x_x)
そこからはさらにグリーンを狙えず、グリーン手前の花道の正面にチップ・アウト。
4打目の40yが運良く1歩に付いてくれて、ボギーでとどまりましたが、なんとも無計画な強引・無謀なホールになりました。
好調すぎて調子こくのも考えものです。
反省します。(^^;;
では、ラウンド・スコア記録です。
黒ティーのコースレート/スロープは69.4/128、パーは34・36=70です。
1 4 △ 0 4A (バンカー)
2 4 △ 0 12AL-①
3 3 - / ② (サンドセーブ)
4 4 - 0 D12B
5 4 - 0 DS15B
6 4 □ 0 5B (チップミス x2)
7 4 ◯ 0 ⑤
8 3 - / ①
9 4 △ 0 U20S-4AL-① (カラーから3パット)
10 4 - 0 ①
11 5 - 1 S4B
12 4 △ 1 ①
13 4 - 0 D12BL-①
14 3 △ / 4S
15 5 - 1 ③
16 4 - 0 DS8B
17 3 - / D15AL-②
18 4 - 0 U15A
38(15)・38(15)= 76(30)
出だしのホールでボギーが続くの、いつも傾向なんですよね。
朝早いとレンジに行く暇が無いので・・・、という見方もありますが、レンジで汗かいてからラウンドしても出る現象でして、なんとかしたいなー。とは思っておりますですが。(^^;
1番ホールは、なかなかいいティーショット、セカンドショットだったんですが、ガードバンカーに捕まりまして、寄せきれず。
2番ホールも、なかなかいいティーショット、セカンドショットでしたが、2打目のユーティリティーがしっかり打て過ぎて転がりでてしまってグリーンオーバー、寄せでダフってしまい12歩残し。
・・・ということで、なんとなくボギーっちゃってる感じです。
パッティングもこのところ安定してきたように思います。
このコースのグリーンは速いですしよく切れるんですが、割合と曲がりが記憶に残ってますから、とても楽しくパットできます。(^^)
9番のパターはひどかったですね。
20歩ですから、カラーを無視したぐらいの距離で丁度良い感じのフックラインだったんですが、例によってsubconsciousの働きで狙ったラインよりも右に出まして、なんと、40cmぐらいの予定が4m程もカラーの上を走ってしまって、大幅にショート。(x_x)
前回の時ご紹介しました難しい7番ホールのティーショットは、この日は軽くアゲンストでしたのでドライバーを選択。
またもや谷ギリギリまで攻めることが出来ました。
やはり、残り100yを切るところまで持ってくると、バーディー・チャンスも巡ってきますね。
いつもって訳ではありませんけれども。(^^)
そういうことで、久しぶりですかね。80を切るラウンドになりました。
嬉しい。(^^)
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