5/09/2011

golfreak銀さん、ホールインワンを達成!(祝)


私の師匠でもありお友達でもあり、そしてこのブログを始めるきっかけとなってくださった、私の尊敬するgolfreak銀さんが、つい先週末の5月5日(余談ですがこちらではシンコ・デ・マイヨのお祭りの日です。)、ホールインワンを達成なさいました。


本当におめでとうございます!!

まるで自分のことのように嬉しいです!


※ 画像はイメージです。



golfreak銀さんご本人の記事はこちらです。

入ったぁ~!!(^。^)!!    (←クリック)

(from: ダボ時々パー golfreak銀のブログ as it lies


画像はgolfreak銀さんの記事から。クリックでリンクしています。

(こういう写真を私も撮っておきたかったんですが、ピッチマークを一緒に画像に入れようとしてこうなりませんでした。(^^;)


何よりも素晴らしいのが、スクラッチ選手権という公式戦の場で達成なさっているというところです。(^^)


そして、池越えという難しいレイアウト。
どうしても通常は大きめに打ちたいところですし、まして競技会です。

けれども、クラチャンも獲得していらっしゃるホームコースということで、なんども打っていて距離感がつかめている故のジャストタッチでのショットであったであろうに違いありません。

それが証拠に、2バウンド目でガツンと飛び込んだりしたのではなく、ジャストの距離のショットであったということです。


画像はgolfreak銀さんの記事から。クリックでリンクしています。


それでまたこれがすごいんです。

以前このカテゴリーの私の記事に同様の非常に珍しいケースがありましたが、次の方がティーアップするまではボールがカップに入らずピンの横に見えていたという時間差攻撃での達成だったというのですからとても稀少です。(^^)

喜びもひとしおですねー。



大変に僭越かつ手前味噌ですが(笑)、golfreak銀さんには、私が昨年8月に人生初のホールインワンを達成したときにはしゃいでこしらえた記念品のジッポーのグリーンツールを受け取っていただいておりまして、m(__)m

自分勝手に、『ご利益公式認定第1号』 とさせていただいちゃおうかと思います。 :-P


(正直、そういった迷信ごとを信じている訳ではございませんが、こういったお目出たいことははしゃいでしまおう、と言う趣旨のもと、記事まで書いて祝福させていただこうと思った次第です。(^^))



golfreak銀さん、本当に、本当に、おめでとうございます!! (^^)!



こちらの盾、米国では非常にポピュラーなのですが、Hole-in-one、つまり直訳して「(数字の)1 の中に穴」という訳で、駄洒落になってるわけなんですね。

(画像検索してみて、「あれ、日本にもこれと同じスタイルの盾を持っていらっしゃる方が居るのか?!」と思ったら、中村寅吉さんがオーガスタ・ナショナルでホールインワンを達成した記念に贈られたものでした。 日本語ではピンと来ない駄洒落ですもんね。)





5/08/2011

チャールズ・バークリー 最新スイング


以前、ヘイニー・プロジェクトという番組でチャールズ・バークリーのイップスにかかったスイングを治す、という企画があって記事にしましたが、久しぶりにバークリーがプロ・アマに顔を出しまして、最新のスイングにお目にかかれました。

チャンピオンズ・ツアーの、アラバマのショールクリークで行われている、リージョンズ・トラディションのプロ・アマです。


動画は、最初のホールらしいです。



あちゃー!

全っ然、治ってないじゃん!


まぁねー、イップスですからね。
subconsciousでこうやって体が動いてますから、メンタルの問題で、治すのは難しいと思いますけど・・・

でも、ハンク・ヘイニーは番組で自信たっぷりに、「メンタルじゃない。メカニカルな問題だ。彼のスイングだよ。」 なんて言ってたんですから、これはないよなー、っていう印象です。



よりにもよってドライバーのヘッドがぶっ飛んでますけど、バークリーの表情が最高ですね。(笑)


同組でプレーしているファジー・ゼラーが、飛んだヘッドをボールかのように扱って、「Charles! Are you playing a black Nike? (チャールズ! お前の、ナイキの黒使ってる?)」ってジョーク飛ばしてて、すんごく可笑しいです。(笑)



本当、だれか精神科医か催眠術師か、そういう人に治してもらう訳に行かないんでしょうか?



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追記:  5/8/2011

セベ・バレステロスが亡くなってしまいました。


友人はじめ色々なゴルフ界の方々がツイッターでコメントしたものが列挙されている記事がありましたので、リンクしておきます。

こういう時、生の声という意味でツイッターは良いですね。(私はアカウント持ってませんが。)

http://golf.about.com/b/2011/05/07/players-tweet-thoughts-of-seve.htm


  • Annika Sorenstam: Seve, you will be missed. I have always admired your game. Your imagination, charisma & ability elevated our sport. Thanks for the memories.
  • Colin Montgomerie: A true legend, the most talented golfer ever. An honour to play with him and under him. You will be forever with us Seve, your friend Monty
  • Nick Faldo: Sad day. Seve's passing, I would now call him the Cirque du Solei of golf. The greatest show on earth. I was a real fan
  • Julieta Granada: Sad to wake up to the news that Seve has passed away.. we lost a GREAT magician around the greens and also a GREAT person.
  • Graeme McDowell: One of my favourite lines I have read this morning.... "Apparently God needed a short game lesson....."
  • Karen Stupples: Gone too soon but living on in the memories of golfers everywhere
  • Zach Johnson: The clever, imaginative, classy and ever smiling Seve is in a much better place. Thoughts and prayers to the Ballesteros family.
  • Maria Hjorth: I am so saddened to wake up to the terrible news of Seve's passing. He is one of the reasons to why I started playing. You will be very missed. My thought goes out to his family!
  • Ian Poulter: The last time we spoke to Seve was on the eve of the 2010 Ryder Cup. I will remember his words for the rest of my life.
  • Sandra Gal: His passion, courage and creativity made the world a better place.
  • Tiger Woods: His creativity and inventiveness on the golf course may never be surpassed. His death came much too soon.
  • Sophie Gustafson: We are all worse off now when Seve is gone but you will forever be in our hearts. European golf changed with you.
  • Oliver Wilson: Few rounds of golf pass without Seve coming to mind. He's the first thing that you think of when facing the impossible shots.
  • Paul Azinger: I'm saddened by the news of Seve's passing. He was the toughest, most passionate, most patriotic competitor I've ever faced.
  • Peter Kostis: Seve hit the greatest shot I ever saw. 1983 Ryder Cup vs.Fuzzy 18th hole PGA Nat. 3 wood from fairway bunker 238 yards over a lip that most would need a 6 iron to clear. Halved the match.
  • Sam Torrance: feel I've lost a dear friend. Golf has lost something much more.
  • Lee Westwood: It's a sad day. Lost an inspiration,genius, roll model, hero and friend. Seve made European golf what it is today. RIP Seve.


セベよ永遠に。 R.I.P.



5/06/2011

PGAの新スタッツ: Strokes Gained - Putting


これは是非にご紹介しなければなりません。


私のゴルフ仲間の間で現在話題持ちきりなのですが、PGA Tourが導入した新しいスタッツのひとつで、パッティングのスコアに対する影響を表す数字です。

Strokes Gained - Putting  (PGATour.com)


タイガーはラウンド数が足りなくて入っていませんが、仮にリストに入っても今年のようなパッティングぶりでは、かつてのようにトップ3にランクされることはないでしょう。


どんなスタッツなのか、の説明が表の下の方に書いてあります。

The number of putts a player takes from a specific distance is measured against a statistical baseline to determine the player's strokes gained or lost on a hole. The sum of the values for all holes played in a round minus the field average strokes gained/lost for the round is the player's Strokes gained/lost for that round. The sum of strokes gained for each round are divided by total rounds played.

(プレイヤーが、特定の距離からパットしてかかったストローク数を量り、統計的ベースラインに対してどれだけストロークを稼いだかあるいは落としたかを判定します。 1ラウンドすべてのホールで出た値を合計し、そこからその日の全員の平均値を差し引きした数値が、そのプレイヤーのその日のストロークを稼いだか/落としたかの指標になります。
それぞれのラウンドでストロークをどれだけ稼いだか合計し、ラウンド数で割ったものがこの数値になります。)

The Strokes Gained - Putting concept is a by-product of the PGA TOUR's ShotLink Academic program, which encourages members of the academic community to perform research against the wealth of ShotLink statistical data. Professor Mark Broadie from Columbia Business School developed the early concept which was later refined by the TOUR (2564)



ということでですね、これはパッティングがどれだけスコアに貢献したか・足を引っ張ったかを判定する、非常に優れた指標ということになると思われます。

野球のオフェンスで言う、Run Creationという指標にちょっと似ていますですね。
(単純な打率や打点とかではなく、どれだけチームの得点につながるパフォーマンスをしたか、個々人のプレイヤーベースの数値だけで割り出すスタッツです。)


ちょっとオタッキーな感じがしますが(笑)、これはパット&データ好きな私としては大興奮して注目しなくてはなりません。





以前、「パットってどのくらい入るもんなの?」という記事で、

>「パットがうまい人」と言った場合には、一体どんな人を指すのでしょうか?

・・・という考察をしてみたことがありますが、今回導入されたこの指標、まさにパッティングの上手いプレイヤーのイメージに合うランキングになるように思いました。


例えばタイガー。

データのある2004年から今年まで、

2004     2位
2005     9位
2006   22位
2007     3位
2008      -    (ラウンド数不足?データなし)
2009     2位
2010      -     (ラウンド数不足?データなし)
2011      -     (ラウンド数不足?データなし)

といった感じになってます。

2008年はおそらく隠れ2位とか3位だったんじゃなかろうかと想像しますが、2010年、2011年はラウンド数が足りていても楽々50位以下に低迷しているのではなかろうかと思ったりします。 もっと下かも。


2009年と2010年の1位はルーク・ドナルドです。 今年は今のところ8位。

パットの上手いプレイヤーということで、「G-Macの強さの秘密」と言う記事で取り上げましたよね。

もうひとり取り上げましたブライアン・ゲイも常にトップ10に入っています。


リュージ・イマダも、ここ4-5年10位台20位台に安定して入っていて強いところを見せていますね。



今週はすでにTV放送でもこの新しいスタッツのことが取り上げられていまして、ミケルソンに対して「今週はStrokes Gained - Puttingがマイナスのデータになっていますね。 パッティングが上手く行っていないようです。」 なんてコメントされていました。


私の仲間内からも、この指標をもう少し計算しやすい簡略化したアレンジにしてスタッツ採ってみようか? なんて案が出たりしています。(^^;