8/07/2025

自分なりのロースコアが出たラウンドを18年分のデータで振り返って分析

以前ご紹介したことのあるショートコースの早朝ラウンド(他にプレーしてる人が全くいません)に行って、先日トライしたシミュレーションゴルフでのアプローチ練習をそのまま再現してみました。


富士山も近くに見えますし、コースの整備状態もショートコースにしては非常に良い状態です。

前回の記事中に、

大まかな感触ですが、
58°が18y
54°が23y
50°が28y

となっていましたので、こんなセットアップを。↓

  ↓

ちょっと写真だと見えにくいですが、ピンから測定して 18y、23y、28y のところに、それぞれのウエッジ 58°、54°、50°とボールをそれぞれ 1個ずつ置いてセットしてあります。

私は常に 1球目の結果を重視していますので、1球ずつ。
(単に再現性確認のためにはなりますが 2球ずつにするのもありだと思います。)


こちらが結果です。
1回しかやっていないにしては上手くいったと思います。
シミュレーターの距離感と同じでいきなりまぁまぁ上手くいきました。


ズームして見ていただくとボールが3つ見えるかと思います。

58°で打った一球目がちょっと左に行きまして5フィートくらいあります
54°はベタピン
50°も3フィートぐらいについてくれています。

上出来だと思います。

グリーンのコンディション、フェアウエーのライの状態などでも変わってくるとは思いますが、シミュレーションゴルフとほぼ同じ距離感でこれだけ寄ってくれれば大収穫です。

ちょっと楽しみになって来ました。


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先日短いコースとはいえ、パープレーができたということで、この際辿れる範囲で履歴を振り返ってみようということでリストしてみました。

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+4、+5のスコアまで入れるか迷ったのですが、そこまで入れてしまうと数が増えすぎて焦点がぼやけてしまいますので、+3オーバー以下の良かったスコアをリストアップしてみます。

2010年以前は、本当に調子よくて運も良くてひょっこり良いスコアを達成した感のあるランドで年1回ぐらい起きていた感じです。


2007



2008



2009



2010



こんなところです。

そして、2011年はちょっとレベルアップした実感のあった年でした。


2011

+/-0

+1

+2

+3


少し短めの割とフラットなコースで極稀に調子がいいと、リストしたようなロースコアが出る感じだった(Coyote Hillsだけアップダウンが大きいです)のですが、グレッグ・ノーマン設計のVellanoというコースでの+1は、SCGAのトーナメントのときに出まして、このラウンドは記憶に深いです。
ショットガンスタートの最終ホールがパー5で、ほぼ2オンしてグリーンのカラーに来ていました。そこで慎重に2パットで行けばパープレーができたのにイーグル狙いに行って3パットしましてパー、1オーバーに終わったんです。でも良い思い出です。そしてそのVellanoはコースが潰れてなくなってしまいました。

パープレーの California Oaksは今回の四街道のように短いコースです。
Monarch Beachは海辺の高級リゾートコースです。


2012

+1
Mile Square, Classic Course


この年の 6月に、オフィスで新調してくれた役員チェアーが原因で両肘を痛めてしまいます。
(椅子はボロいのに戻しました。)
ブログを書きながらレベルアップしてきて、ようやく+1とかパープレーが見えてきたところだったのに。本当に惜しいことをしました。


(この後 8年間は、一番良くて+4 までしか出せませんでした。酷いスランプは2012〜2015くらいまででしたが、戻してくるのに時間がかかりました。いつも年始に記事にしている年間データの平均スコアとベストスコアの出方はよくリンクしていると思います。 +3以下のスコアって私にはなかなか出せないスコアということなのだろうと思います。)


スランプを乗り越え、世間が新型コロナウイルスでゴルフがプレー出来にくくなっただけにゴルフ熱が上がって来まして、自分のゴルフゲームの工程分析をしてKAIZEN手法でスコアを減らす取り組みをしてみようとしたのが、この後の新型コロナ禍下の2020年から2021年にかけてです。


2021

+2

+3


+2、+3 といった好スコアが出始めてくれました。
この頃には、「しっかりしたコースでのパープレーがしたい。」「ゴルフを初めて以来、漠然といつかはパープレーがしてみたい。」と思っていました。もうちょっとです。
難易度が特に高いコースはHidden Valleyです。ここの+3は今でも嬉しいです。


2022

-2 

-1

+/-0

+1

+2

+3
Mile Square, Classic Course


やはりベストスコアというのは何打も離れていきなり出るよりも、数多くの次点、次次点、次次次点のスコアがあって出てくるもののように思いました。
アンダーパーが2つ出せましたが、この2022年のリストの中ではイーブンパーのDos Lagosが一番難易度が高く満足度が高いような気が私としてはしています。ついでLinks at Summery、Glen Ivy、Links at Victoriaのスコアかな。

+3ですが、Half Moon Bayとか、Indian Wells GLとかHemetとかは、遠くでしたしコースも記念に残るような良いコースでしたから、好スコアが残せて嬉しいです。


2023



+1

+2

+3


2023年の 6月末にカリフォルニアから日本に帰ってきました。
ですから、半年の間にこれだけ +3以下のスコアが出ているということは、ラウンド数も多いしプレー頻度も高いし、ゴルフの状態もこの2023年がピークだったと思います。
6月に大好きな難易度も高いDos Lagosでホールインワンも出ていますし、帰る直前の 6月下旬に−2アンダー 68 というベストスコアも出ています。(パー70の短めのコースです。タイガーが中学生の時に学校のチームでラウンドしていたコースです。)

Oak Quarryの +1は感慨深いです。難しいコースですから。
Native Oaksも割と難易度高かったと思います。若干距離が短めでしたが。
逆にGreen Riverはフラットなのですが、距離はしっかりあります。


2024

+3


2025



2024年は帰国して日本のコースセッティングにアジャストするのに苦労して80台後半、90届くラウンドもいくつか出ました。2グリーンだとグリーンが小さいのと、砲台になっていて、亀の甲型グリーンなんかも多くて苦戦しています。
米国出張先でゴルフして水を得た魚よろしく+3の好スコア出したりしました。
懐かしのDos Lagos、Oak Quarry、Hidden Valleyもラウンドして、76、79、78でした。

ホームコースの御殿場東名では散々80後半とかを叩いているのでホームでとりあえず hdcp13をいただいたのですが、ベストは75が1回だけあった模様です。

そして今回の四街道GCで +/-0 が出せました。

日本のコースに技術をアジャストして、そしてゲームをマネージメントして、なんとか対応していきたいと思っていますが、プレー頻度がちょっと足らないかなー。


こうやって振り返ってみますと、リストに載せなかった +4、+5のスコアと、リストした+3以下のスコアにはなかなか大きいギャップがあります。

そしてさらに、+2までのスコアーと、それより少ない +1、+/-0、-1-2 のスコアにも、かなりのギャップがありますねー。 達成回数が物語っています。
(そして私には -3以下のスコアの出し方は未体験です。)

...あくまでも私の場合、ですが。

飛ばし屋で、出入りが激しかったり、両方の意味で爆発力があったりするゴルファーの方がスコアの爆発力がありそうです。


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日本のコースは、ラフからでも芝が粘くはありませんので打ちやすいですし、比較的距離が短いコースが多いですし(数字上は距離あっても打ち下ろしが多くて案外実質は長く感じないとかもありますね)、グリーンもアンジュレーションの大きいポテトチップグリーンみたいなのも多くはありませんし、パー3の多くが180-210y級の長いホールだったりもしませんけれども、

逆に狭さでOBや1ペナに行きやすかったり、アップダウンや左右の斜面の傾斜が強くて傾斜地からのショットの技術がより極端に要求されるとか、雨で濡れた地面をプレーする機会も多いとか、ただでさえ2グリーンだったりしてグリーンが小さくて乗りにくいのにさらに砲台グリーンにしてあって、エッジで止まらず転がり落ちていっちゃうとか、ボールを上げてさらに止めないと寄らないとかの状況が多かったり、グリーンが小さいせいで+0.5打は覚悟するピンに対してニアサイドからのアプローチが多くなったりとか、私があまり得意ではない林間コースが多かったりとか、まぁまぁスコアを増やす要因はいろいろあります。

この違いを打破して良いスコアを出していくには、自分の最適化していたはずだったゴルフゲームを、これからどうアジャストメントして修正を入れて、コースに適合をして行くか。

プレー頻度の減少を補う意味合いも含め、結果的にグリーンをこぼれて多発するグリーン周りからの寄せの技術向上も目指せると思いますし、特にロングパットそしてミドルレンジのパットの距離感をラインが読めている(というか表示されている)中でストロークの距離のコントロールを磨くこともできそうですから、シミュレーション・ゴルフでの練習にはかなり期待をしています。

どういう練習をしていけばよいのか、よーく考えてやっていきたいと思っています。


8/01/2025

シミュレーターのショートゲームモードを利用した練習

うちの娘用に購入したSurface Pro7。
学校に持って行く用に状態の良い中古を購入しました。



実は家には、グラフィックボードだけで18万円もする40万円超のデスクトップ型ゲーミングPCも娘専用に買ってあります。ゲームもですが、デジタルで絵を描くのが好きなんです。
(息子の方もコンピュータグラフィック系の学校なのでさらに少しハイスペックのデスクトップをデュアルモニターで用意してあげてます。)

2人とも頑張って欲しいな。

大学まで約1時間、毎日毎日背負って持って行くラップトップ、女の子ですからなるべく軽いのにしてあげたいと思いまして。

私が会社で使っているWINDOWSのラップトップ(HPのPROBOOK 430 G8 13.3インチ)は大きさ的にもスペック的にもほぼ同じなのですが、1.4kgします。
娘のSurface Pro7はCPUが少し新しいやつでメモリ容量やストレージ容量は同等ですが、780gなのでほぼ半分の重さです。良いの買ったな、って思っています。


ーーー


先日、シミュレーションゴルフにアプローチ練習のモードが追加に なった記事を書いたのですが、あの時点ではクロ狙いを練習するために利用しようと考えていました。
画面に映る景色の様子とピンまでの距離でフィーリングを磨こう、と。

幸いなことに、キャリーとランを合計してキャリーの距離ではなくてあえて「トータル距離」で実感する、という練習をするには、シミュレーションゴルフを利用することがとても合理的だと思うのです。つまり、グリーン上の転がりが良い状態で繰り返しチッピングができる環境が確保できるのですから。

コースのチッピングエリアではちゃんと整備して刈り込んだグリーンへはチッピングさせてもらえませんので、使いようによってはむしろ優れた練習環境かも知れません。(カリフォルニア時代には、多くはありませんが練習させてくれるところも少しありましたが、基本的にはどこもパッティンググリーンとチッピングエリアのグリーンは別物です。)

しかしながら今のところまだ、スクリーン上の景色と実際のコースの見え方の整合性に全幅の信頼は置けません。実際のグリーンとのある程度の差異を把握して、後からアジャストする必要はあるのではないかとは思います。


このような条件下において、やはり私としては決め打ちに近い方法論で距離のコントロールを図りたい。漠然とフィーリングに頼るのではなく、何かしらの基準を決めてそこから拡げる形にしたいと考えました。

そこで思い出しましたのが、お友達のsyoballさんとのやり取りで、何気に「ぽいーっ」っとチップショットを打った時の距離がだいたい一定しているのでそれを利用する方法です。さらにオノマトペでストロークのリズムを一定化して出力を安定させるという手法です。

この「ぽいーっ」っとチップショットする力感は、いわばアプローチショットにおけるマイタッチです。


こちらの記事↓
オノマトペの活用、リズムとテンポを保つために積極利用

そしてこの時も例によってアイディアが浮かんで、こういうのはどうだろうって発案したまでは良かったのですが、練習環境がないのもあって、書きっぱなしで実践練習できなくてほったらかしになっていました。😅
実際にグリーンに向かってチップショットできる機会がラウンド中に限られてしまうからですね。あまりにサンプル数が少なさすぎます。
我々はプロや研修生のような練習環境は望めませんから。


syoballさんとやり取りしたのはこちらです。


「ぽいっ」
「シュピッ」

って頭の中でイメージしながら、打つ時のリズム、そして動作の強弱、さらにはショットの目的も含めて、自分がやろうとしていることのイメージを音にして表現をして、これをベースに毎回同じ動作ができるように、オノマトペを応用します。

コメントでは、

58°のポイーッが約18y、54°が22y、50°がぼんやり28yぐらい、 
58°のシュピッが約24y、54°が35y、50°は分かりません

とか (あの時には)書いています。


このアイディアをリバイバルしてショートゲームに応用し、クロ狙い2.3の領域としているアプローチに対して、ある種の「決め打ち」をウエッジ別のシリーズで導入しようというさらなる応用のアイディアです。

当時と現在では、多少「ぽいーっ」の力感も変わっていると思いますので、まずはキャリブレーションといいますか、打ってみてのアセスメントといいますか、とりあえず5球ぐらいずつ打ってみようじゃないか、っていうことで。


そして、このシミュレーターで出してみた数字と実際のコースでの差異はあると思うんですが、それはそれでデータを持った上での 摺り合わせをすればよいわけですから、まずは(仮)と付けた状態でキャリーとラン合計のトータル距離を作ってみます。

もちろんシミュレータ上にはキャリーの距離も表示されますのでそちらで管理する方もいらっしゃるかとは思いますが、私の場合はクロ狙い2.3を打つ時にはファーストバウンスの落としどころはさほど気にしていません。
ロングパットの距離感を応用して使いたいからです。グリーンの傾斜やアンジュレーションを観察した上でロングパットのイメージを作っています。


そしてやってみた動画がこちらです。↓


まずは58°から始めまして、なるべく同じテンポで同じ振り幅でオノマトペを使いながら、「ぽいーっ」と打っていってみます。
今にして思うと、「ぽいっ」っていうより「ぽいーっ」の方に近いリズムです。
まぁ内観で自分が分かって、なるべく一定すればそれでいいわけですが。

最初にピンの位置の設定を20yにして、58°を5球ほど打っています。 
15.8yだったり20.6yだったり、まぁまぁバラつきはしますね。だいたい18yのワンピン以内には入りそうです。
自分で「今のは良いリズムだったな」っていうのは分かったりしますので、5球の単純平均ではなくて中心的な距離を選んで加重平均した辺りの数値を拾います。とりあえず18yかな。

次に設定を25yのピンに変更して、54°を5球。
10球打っても良いのですけど、「今のは良いリズムだったな」っていう感覚がありますから、そこを目指します。

そして最後に50°も、設定を30yに変更してできるだけ同じ打ち方で5球ほど。

大まかな感触ですが、

58°が18y
54°が23y
50°が28y

という結果になりました。

以前syoballさんのところのコメントに書いたものと数字はほとんど一緒ですが、今回はキャリーではなくてトータル距離です。
(とりあえず当時書いていた「シュピッ」っていうストロークは今回は無視します。私の精度ではそんなにたくさん種類要りません。)

実際のコースで同じストロークをやった時にどのくらいになるかは、今後チェックしていきます。


そして次に、セットアップ時にフェースを15°くらい開いたらどのくらい距離が落ちるのか?
ということを考えまして、実験してみました。(決め打ちのときに約5y見当で距離を落とすことができますので、同じ方法論を当てはめてみました。)

こちらは各2球くらいづつです。


フェースを開きますと、本人は同じストロークで打っているつもりですが、若干フェースをクローズしながら戻すような動きが入るようです。

結果的に、

58°が18y  → 3y減
54°が23y  → 3y減
50°が28y  → 3y減

くらいの目安でいけそうな気がします。この辺はアバウトです。
コースのグリーン周りの芝の状態によっては、距離に関わらずこちらのセットアップにして芝の上をソールが滑りやすくしてあげる必要が出てくるライも考えられます。

ーーー

さて、これだけ準備しますと、
(準備するといっても打ち方は振り幅も含めてたった1種類のストロークしか練習していない訳ですが)

これだけで、3本のウエッジを使えば、15、18、20、23、25、28yと打ち分けられることになる訳です。
これに15y以下で使う改良版のD-Chopを加えれば、30y以下のアプローチのシステムが完成します。

しかもマイタッチのストロークが一つですから練習もほとんど必要ありません。
マイタッチを毎回同じくらいになるように習慣付けさえ行って、練習はそれだけをやれば安定してコントロールできるようになると思います。


ということで、58° チッピングチャレンジということで、10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で58°一本で寄せるトライアルをやってみました。↓


動画でプロジェクタースクリーンが見えにくくて申し訳ありません。
打ってからバーチャル上のボールを目で追っている私のボディーリアクションを見ていただけますと、いかに実戦さながらに意識して打っているかうかがい知れると思います。

10y、15y はカップインさせる気で打っていますね。入ってはいませんが。

20yもいい感じで惜しいチップショットでした。

25yの1球目はシステムがボールをピックアップしてくれませんでした。(セットアップ時点でReadyになっていなかったかも。) この距離になって来ますと、ワンピンに入ってくれれば、そしてあわよくば(ウエッジ)ワンクラブ以内に、っていう心構えでストロークしています。

30yは、27yキャリーの58°の決め打ち1/4ショットで打ちますので、QFテークバックですからむしろプレッシャーなしのオートマチックでストロークしています。
この決め打ちに関してはすでに私の強みになっているのかも?

ーーー

ここからはブースが変わっています。
少しは動画上でスクリーンが見やすくなっているかもしれません。


54° チッピングチャレンジ 
10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で寄せるトライアルを今度は54°のウエッジ一本で。


あらかじめ分かっていることですが、10yと15yのときに改良版のD-Chopで打っている訳ですが、距離感としてはあまりロフトに左右されません。
これは不思議な現象です。
10y、15yはチップインする気で打っています。

20yはほんのちょっとフェースを開いてますので、若干ボールが上がります。キャリーは出るけど止まるボール。

25yはむしろフェースをほんの気持ち(6度くらい)被せるぐらいのセットアップにしますと、自然とインサイドアウト気味のストロークになるようです。

30yは58°のように決め打ちする訳にはいきませんが、以前の「シュピッ」っていう力感でとりあえず打ってみました。ここで初めて違う振り幅で打っています。
(決め打ちのQFの1/4ショットは、キャリー36y出てしまいます。)


50° チッピングチャレンジ
10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で寄せるトライアルを50°のウエッジ一本で。(こちらはむしろ転がしアプローチチャレンジの様相になります。)


マイタッチのストロークがトータル28yですから、25yは若干フェース開いて、30yはほんの気持ち被せ気味にドロー目に転がせば良いのは分かっています。

10y、15y、20yは全部転がしで寄せていきます。
この時使うのは、ロングパットの距離感です。15y、20y、若干打ち過ぎてしまっているようです。50°だと転がりが多いんですね。
普段は軽い上りのとき限定で使っていまして、54°の登場機会の方が多いと思います。


バンカーショットモードもありました。
20yと30yが練習できます。
(その他の10y、15y、25yに関しましては、なぜかバンカー練習モードなのにスクリーン上のボールのライがラフになってしまいます。)


バンカーショットに関しましては、マットの上で打つのがどの程度練習になるのかはちょっと疑問です。
疑問ではありますが、ボールに対して 54°のウエッジをダフリ気味に入れて、20y想定、30y想定で 2-3球づつ打ちました。

30yのバンカーショットの方は、意識的に振り幅を大きくしていますがシミュレーターのデータ上は25yしか飛ばせていません。
この練習モードに関しましては、バンカー・シミュレーション用のマットとかを導入しないとあんまり意味があるのかないのか分かりませんでした。


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さらに加えまして、上りグリーンおよび下りグリーンの設定でのチッピングの練習と、

フラット、上り、下り、設定でのパッティング練習の様子は、また今度行ったときに動画を撮りまして別記事でアップロードいたします。

パッティングは特に有意義な練習ができるような気がしますよ!

<< 続く>>


ーーー


追記: 次の記事に、実際のコースのグリーンで実証実験した結果(←クリック)を載せています。


7/28/2025

四街道ゴルフ倶楽部でパープレー

朝一練習は必ずドライバーを打ちます。
練習場の1球目って、どんなにボール出しても1球しかないんですよね。


で、この練習をもう何年もずっとやっていますけど、コースのスタートホールでの1球目は難しいですねー
たとえコースに着いてコースの練習場でウォームアップしたとしても、スタートホールの1球目は特別感あります。

どうやって改善していったら良いか思いつかないのですけれども、こうやって動画を撮って1球目を打つっていうのは多少効き目があるんじゃないかと思ったりしています。


ーーー


お友達のさすらいさんの「シングルになるために作戦変更!短いコースでナイススコアを出す」っていう記事を見て触発されまして、バックティーからでも 5,396yしかないコースをプレーしてきました。

このところ、シミュレーションゴルフへ行って練習していまして、さすがに傾斜がありませんし、ライもいつも良い状態ですし (ただしラフからはシステムの設定でよく分からない程度飛距離が落ちたりはします)、パットのラインも高低差やフックスライスの度合いを事前に教えてくれたりしますし、特に難しいせってのコースでない限りは、相対的にスコアは良いスコアが出せます。
(難しいコースは、距離が長かったり、ハザードが多くて落としどころが狭かったり、グリーンがものすごくアンジュレーションがあって曲がり幅もカップ5個以上(over)みたいな格好で、ちゃんとす打ち出してくれなかったりしますので、もっと慣れてこないと良いスコア出せません。)

「70台の良いスコアを出し慣れる」っていうこと自体には、実際のラウンドで良いスコアを出すための、良いトレーニングになるようには思ったりしています。

自分のゴルフのスコアをひとつ上のレベルに、って思って沢山練習されているゴルファーは、フルバックとかの難しい設定で厳格にプレーして練習を重ねるのも一つのやり方とは思いますが、良いスコアに慣れる、っていう方法も試してみるのもアリじゃないかなと思います。
(私はルールには詳しいですが今のところ競技会には出ておりませんので、間違ってるかもしれません。)


ということは置いておきまして、距離が短いからわざわざ千葉まで遠征したということでは実はありませんで、実際には幕張メッセで展示会があり、聴講を申し込んだ講演会が午後からでしたので、朝早く道路が渋滞する前に行って5時台の早朝スルーをラウンドしてシャワーを浴びてから11時半ごろに展示会場へ行こう、ということで30分内のコースを探したら予約取れそうなのがこのコースだった、というのがことの真相です。

こちらのコースです。



距離は非常に短いのですけれども、ドライバーを打てないドッグレッグとかのホールレイアウトが多数でしたので、距離表示ほど極端には短くありませんでした。無理なくドライバー打てるのは数ホールじゃないでしょうか。
パーの設定も、標準より2つ少ないパー70です。ですからティーショット以降は極端に短く感じるほどではありませんでした。

おそらく敷地が狭いためか、全ホールがワングリーンの設計でした。
私は個人的にはワングリーンのコースが好きです。

どのグリーンも2段だったり、亀の甲型のお椀グリーンだったり、割合に平坦な土地にあるコースとしてはラインが読みにくかったです。他の方のパットを見て「えっ?曲がるのそっち?」みたいなことがいくつもありました。

とても暑かったのですが、あまり強くはない程度に風が吹いて、日陰が見つかればなんとか過ごせるくらいのお天気でした。
暑いのでできるだけカートに乗って体力温存しました。

フェアウエーの芝の状態も悪くありませんでしたし、グリーンも少し遅めの8.5~9フィートぐらいだったかと思います。


この日はインコーススタートでした。

スタートの10番パー5、いきなりドライバーが打てるレイアウトではありません。
左ドッグレッグで、220y行くと突き抜けてしまうんです。
いつも練習で1球目はドライバーを打つ訓練もここでは通用しません。笑

3W、3Wと打って、3打目の約90yをカップから2歩に付けましたが、バーディパットは切れると思った方向と逆に切れて入らず、パー発進。

さすがに距離が短いのと、ワングリーンですから、パーオン数がこの日は多くなりました。

スタートから14番まで5ホールをグリーン・イン・レギュレーションでパーオンし、長短全部2パットで滑り出しました。(なかなか厳しいパーパットもありましたが、粘って凌ぎました。)


13番ホールのパー3は池越えでした。


川になっていない、貯水池のような流れの無い池でしたがサイズが大きくていくつかのホールにまたがっています。

ピン位置は右に寄っていましたので、グリーンセンターにエイミングしてティーショット。
若干左にドローしてピンから遠ざかってオン。
この2パットも上って下りのラインが読みにくく難しかったですが、2パットで凌いでパー。

お椀を伏せた形のグリーンは「上って下るライン」が多発するので難しいですね。
好きではないです。


15番は498yのパー5でした。
ここのティーショットもドライバーは憚る感じの見た目です。↓


ここをドローでDR打って行きまして、セカンドショットは軽いアゲンストで約220yありましたのでちょっと届かないな、と思ったのですがグリーンやってる方のすぐ後ろに着弾しないよう、空くのを待ってから打ちました。
やや左サイドのカート道にボールがカツーンと跳ねまして、方向がグリーンというかピンに向かいましてカップの奥、下りの3歩に2オンしてくれました。

久々の入れ頃のイーグルチャンスのパット、これが入りました。まぐれイーグル。
(パー5でチップインのイーグルはありましたが、イーグルパット打って入れたのいつ以来だろう?なんだかんだ嬉しいですね。)


すぐ次の16番はOBに囲まれたパー3。
ティーショットがヒール気味で右に逸れてしまいました。
約25yの寄せはなかなか上手く寄せて2歩に付けたのですが、今回は読み幅が深すぎてパットが山側に外れましてボギーに。


17番ホールは写真の通り、右に90°ぐらい曲がるドッグレッグホールのパー4でした。


FWに立ててある目印の旗までは約150yでした。
パー3を2回ティーショットするような気持ちで(旗に)ニアピンに打って行き、セカンドはむしろティーショットより長いんじゃないのぐらいの距離で打ちました。

グリーン手前サイドのカラーに乗りまして、このパットは11歩あったのですがカップインしてくれました。バーディ。


18番もパー3でした。
パー3ってミスが許してもらえないのであんまり得意ではありません。
125yしかないのですが、右サイドに池で、グリーン手前と左右にバンカー。
ちょっとプレッシャーかかりますね。
ここのティーショットはハザードの無いグリーン奥目を狙って打ちました。

かなり奥に乗ってしまって、そしてかなり下りのパットが残ったつもりで打ったファーストパットはまさかのダフリ気味ストロークで、しかも読んでいたより下ってない!
11フィート(約3.3m)も残してしまいました。ものすごく慎重に読んでしっかりストロークしましたが、ボールはカップを右からぐるっと回り込んで蹴られて外し、スリーパットしてしまってボギー。
これはもったいなかった。

前半は、34(17) (パー35)となってワンアンダーでした。まぐれイーグルが効いてます。


スループレーですので、休憩なしでそのまま後半です。

1番ホールもパー5でした。505y。
写真で見ていただけますが、左ドッグレッグですね。


これもちょっとドライバー打つのは憚る感じ。
しかしパー5ですし、命取られるわけでもありませんし、ドライバー打てる機会が少ないですから、ここはドライバーで打って行きました。
フェードでしたら打てませんのでレイアップですがドローで行けるので。

このホールは3打目の70y、もうちょっと完璧にバーディチャンスに寄せたかったのですが、出球が右に出てしまいグリーン右端のカラーあたりにオン。2パットでパーでした。


2番ホールのバーディは、142yのパー3で140yくらいの軽いアゲンストを6番アイアンで打ちまして、グリーン奥から14フィート(約4.3m)くらいのパットが入ってくれました。


3番ホールの寄せワンのパーは、グリーン外からパターでのテキサスウエッジです。

4番ホールの105yと短いパー3は、ピン位置が手前目。わりと薄く入ってしまって低く出てオーバー目でグリーン奥に残ったのですが、またもや傾斜を読み違えてしまい、横に5フィート(約1.5)も残してしまいました。完全な読みのミスです。そしてパーパットは、これは珍しくパットでひっかけのミスをしてしまいまして、非常に悔しかったです。パターの芯を外してしまって左へ出てしまいました。ボギー。


6番ホールの短いパー4のボギーはですね。セカンドショットのミスです。
多きく右ドッグレッグのホールで、ティーショットは170y見当で打って行きました。
セカンドショットが110yくらい、距離感に気を取られすぎまして、かなりダフってしまいました。
残り42yとなったサードショットのアプローチ、決め打ちをしまして、カップの右ピンハイに6フィート(約1.8m)くらいに寄せることができてパーチャンスを作ったのですが、カップの手前の縁に止まってしまい、セーブできませんでした。セカンドの手痛いミスを補ったのに惜しいボギー。

上がりになった3ホール、7、8、9番はパーオンして2パット。あまり近くに乗ってくれませんでした。


後半は、36(17) (パー35)となってワンオーバーでした。


スコアカードです。


34 (17)、36 (17) = 70 (34)  (パー70) となりまして、パーオン数が多く、ややパット数の多いラウンドとなりました。
コースレートもスロープレートも設定されていないようなのですが、今までの長年の経験から適当にあたりを付けまして、66.0/110 ぐらいかなー、ということで、ディファレンシャルは 4.1ぐらい、としておきます。


あまりに短いコースでスコアは割引ですが(予約する前は存在も知らなかったんですが)、それでもこのスコアは大変うれしいです。
だいぶまぐれに助けられましたが、酷いペナルティーショットもありませんでしたのでとても満足です。