4/15/2024

TBGCコンペに参加 (at 多古カントリークラブ)

御殿場からの富士山の風景、薄い雲が多かった空に富士山の背後に夕日が沈みかけていて、幻想的に美しい光景でした。


今回のゴルフは御殿場ではないのですが。


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TBGCという環東京ベイエリアのゴルファーのクラブ(というかゴルフダイジェスト・オンラインのブログサービスの頃からのブロガーズ・コンペのような感じ)のコンペに参加してきました。

2009年の発足当時から「いつか参加させてください!」と言いつつ地球の裏側にいましたので日程がもう一つ合わず参加できずにいました。

今回念願かなって初参加となりました。


朝みなさんが集まったところで初参加の自己紹介をしまして、「おー、あのやきそばパンZさん(当時のご記憶の方はみなさんZで覚えていらして)ですかー!」的な反応をいただき、覚えていてくださったんですねー、って感謝の気持ちがいたしました。


自己申告でハンディキャップ9をいただきましたが、実際のところこちらのコンペはダブルペリアですのでハンディキャップは関係ありません。
スタート組のエチケット・リーダー決めとかその程度の理由です。


今回は、記念の第30回大会ということでした。
開催会場は、千葉県の多古カントリークラブでした。


戦略性豊かな丘陵コースということでした。
びっくりするような打ち下ろしとか打ち上げとかはありませんでした。

とてもきれいなコースでした。


18番ホールのグリーンと、右手前の池をクラブハウス前から眺めた景色です。
良い感じに整備されていて綺麗でした。

この日は終始 6-7m/sの強めの風が吹いていました。


1番ホールは同組のみなさんのティーショットの動画を撮影しましたと同時に、自分の動画も撮影しました。

こちらの治具をセットして撮影。
みなさんブロガーですので、「それ自作ですか? 良いですねー。」と興味津々でいらっしゃいました。


1番ホールのパー4のティーショットは無難にスタート。
練習場で第1球目をドライバーで打っている甲斐があったかも知れません。
なかなか長いホールで、2打目は5Wで打ってグリーンの右サイドやや手前目の位置。
これをパターで2歩に寄せますが、パーパットを外してボギーのスタート。


2番ホールもパー4でした。
ティーショットはフェアウエー左サイド、セカンドを6番アイアンで打ってややショート。
寄せが少し上手く行かずに4歩残しましたがこれを入れてパー。
このパーで調子が掴めました。


3番ホールも長めのパー4です。
ドライバーでティーショットして左サイドからの2打目は5Wで打っていきましたが、右に大きく逸れました。グリーンの右サイドから30yぐらいの寄せが上手くいきまして、ワンパットでパー。


4番ホールは1つ目のニアピンホールでした。パー3。


大きな池越えです。
私はグリーン手前のやや左サイドのカラーに外しました。
2パットでパー。


5番ホールは1つ目のドラコンホールでした。パー5。
見えている先はぐいーっと左ドッグレッグしています。


なにやら谷のような元池のような微妙な窪み越え。私のティーショットはフェアウエーを捉えましたが、ドラコンには及びもしません。
パーオンしまして、バーディパットでしたが12歩ほど残していてツーパットでパー。


6番ホールはパー4でした。
ここもグリーンの左サイドにパーオンしていきましたが、ツーパットでパー。


7番ホールは少し長いパー3でした。
距離的にはピンが手前で170y程度でしたが向かい風が強くて5Wで打ちました。
距離的には良かったのですが、グリーンの右に少し外して15yの寄せが残りました。
上手く打ったのですがカップをかすめて1歩(70cm)ほどオーバー。
このパットを外したのがメンタルに痛かったです。
どう見ても左に切れるラインを左に切れると読んで右カップ内側狙いでパットしましたら右に切れました。他のお二人の転がりも参考にしていたのですが...、まぁ芝ですのでこういうこともあります。


8番ホールはパー5でした。このパー5も左ドッグレッグでした。
順調に打って、3打目は60y弱、54°の3/4で打っていって距離はぴったりでしたがカップの右にズレていて横に3歩残しました。このバーディパットも惜しくも入らず、パー。


9番ホールは短いパー4だったのですが、やらかしました。
セカンドの残りは99yでしたが8番アイアンの3/4ショットがダフって入ってしまいかなりショート。3打目は今度は薄めのトップ目に入ってしまいグリーンオーバー。3回打ってグリーン奥の大ピンチでした。4打目の寄せを頑張って1歩に寄せ、これをなんとかカップの端に入ってくれるパットでボギーセーブしました。ほうほうの体で前半終了。


前半は、39(16) となりました。
コンペということで緊張はしていましたが、ここまではトラブルもなくまずまず良いゴルフができました。


後半に入りまして、こちらが10番ホールのティーショットです。


なかなか良い当たりでしたが、ドローが向かい風に押されてか左サイドのフェアウエーいっぱいの位置。382yの長めのパー4でまともな向かい風でしたのでセカンドは3Wで打っていきました。
グリーンを奥にわずかに溢していまして、そこからの寄せを2歩につけましたが、フックラインのパットを読みが足らずに左に外してしまい、ボギーに。
こういうのをパー取らないとなぁ。


11番もパー4でした。グリーン左サイドにバンカーが前後に2つありましたので当然のようにグリーンに右に少し外れて、そこから3打目、寄せは上手く打ったと思ったのですが3歩残ってしまいまして、外してボギーに。
この辺なんですよねー、最近もう一つなの。


12番は真っ直ぐなパー4でした。
無難にパーオンしましてツーパットでパーでした。


13番はティーショットで池を越えていくパー5でした。


ここのパー5も最後の最後でギュッと左にドッグレッグしていました。
ティーショットが左サイドのラフでつま先下がり。2打目を5Wで約185yに刻むべく打ちましたがつま先下がりを意識しすぎて左の木の枝をかすりながらまたもや左サイドのラフに。こういうレイアップはダメですね。もう少し距離を残しても良いからいいポジションに持っていかないと。
サードショットも左のラフからでつま先下がりのやや左下がり。これを左に曲げてしまいます。4打目は背の高さの2倍はあろうかという斜面下からグリーンへ打ち上げでしたが、なんとかグリーンオン。10歩の距離のパットを軽い上りで12歩のストロークで打っていきましたが、パーを取りたかった気持ちが入ったせいか(10番11番の連続ボギーの影響があったと思います...)、もしくは読んだよりも平らで上っていなかったかどうか、2歩オーバーしました。この返しのパットを外してしまい痛恨のダブルボギー。


14番のパー3は、2つ目のニアピンホールでした。
かなりのフォローで右から左の横風、距離が読みにくかったのですが上手く打ててピンの6フィートぐらい左に落ちたのですが、そこからスルスルと左方向にカップから離れていき、7歩残りました。このパットも入らず、パー。


15番の短いパー4は魔のホールにしてしまいました。
ティーショットはフェアウエー真ん中。セカンドはのこり98yでした。このなんでもない筈のショットを手痛くダフってしまい、グリーンにショートして3打目は残り30y。ちょっと焦ったかこの寄せをトップしてしまいグリーン奥に溢します。
ここで落ち着いてゾンビ立ちでもするべきでした。でも早足でグリーン奥へ移動してサクッと戻しのショットを...と思いきや、これがかなりの逆目でザックリとしてしまいまして目の前のカラーの少し外に。思えば草擦りさえ忘れてしまいました。急いではいけませんですね。
ライもよくありませんからパターで行きまして、このパットはあわやカップインか?という悪くないストロークをしたのですが、2歩くらいオーバーしまして。返しのパットもカップの山側を通過して外れ、トリプルボギーに。
OBや林などのペナルティもないのにトリプル。ラウンド慣れしていれば途中のどこかで落ち着いて防げるミスの連鎖でした。ちょっとエアーポケットに入ってしまった感じ。


16番は長いパー4で、最後グリーンの左手前に池があります。工事中で暫定の260yぐらいの短いホールになっていました。190yで池に届きます。
ティーショットをやや右サイド狙いで175yで打っていきました。フェアウエー右サイドから8番アイアンの3/4ショットで打っていきましたが、当然安全サイドの右側に外れます。
この寄せはベタピンに寄せたかったのですが2歩を残し、これを外してボギーに。
15番のショックが残っていたか?


17番ホールは少し長めのパー3でした。
まともな向かい風の172yでしたので5Wで185yぐらい打っていきました。
12歩のパットはすごく惜しかったのですがカップの縁に外して入らず、パー。


18番は3打目が池越えになるパー5でした。ここもまともな強めのアゲンストでした。
ドライバーをフェアウエーセンターに、セカンドは右からグリーン手前までの大きな池を意識して左サイドに打っていきました。サードショットはピン位置が左手前でしたので比較的安全なグリーンの左手前を狙います。左手前のカラーでした。そこからパターでのラグパット。1歩に寄せて、これを入れてパーで終了でした。


後半はやらかしてしまい、44(19)としてしまいました。15番で魔が差したのが痛かったです。
トータルで、39(16) 44(19) = 83(35) となりまして、ちょっとパット数が多かったです。
後半の方が悪いラウンドは久しぶりでした。



コンペとしては、女性のホワイトタイガー54さんがダブルペリアでhdcp14.4、ネット70.6で優勝。
私はダブルペリアでhdcp8.4、ネット74.6で3位、ベストグロスをいただきました。

オハイオのミュアフィールドCC (ジャック・ニクラスのメモリアル・トーナメントの会場です)のロゴ入りタオルと、ワインと、モントレーのスパイグラス・ヒルGCのマグネット式ボールマーカー、ホンマのD1のスリーブ、といろいろいただいてしまいました。
全員色々と商品がいただけるコンペでした。

こういうのもたまには楽しいですねー。
運転はちょっと遠くて長かったのですが、良いコースでラウンドできてよかったです。


同伴したSHUNさんは後半ドラコンとニアピンを両方獲得して調子よさそうだったのですが、最終18番のグリーン前のバンカーに入れこのバンカーからの脱出に10打かかってしまいまして16打打ってしまいました。最後は斜め後ろ向きに出したのですがこれが45yも行ってしまってそこから2チップ2パットでした。(バンカーで何回打ったか私は把握していませんでしたがご本人はちゃんと数えていたそうです。)
私も15番で慌てて状況を悪化させました。そういう時は一息ついて落ち着いた方が結果的には早いですね。なんか勉強になりました。


最後にちょっとおまけで。
10番ホールで後ろの組にいらした くーさんが、Smooth Swing iPhoneという弾道が自動的に入るアプリで撮影してくださっていました。


お話では、ボールが白でないと上手く弾道を拾ってくれないのだとか。
このアプリダウンロードしようかなぁ。

10番ホールはかなり強いアゲンストの風がやや右から左に吹いていまして、私のドロー系のボールはサイドスピンが強調されてだいぶ左に流されましたが、ファエウエー左いっぱいで大丈夫でした。



4/09/2024

御殿場ゴルフセンター

桜が満開ですね!
私も恩田川の遊歩道へ娘と花見に行きました。


実に見事です。


すぐ横の食事処で、桜うどんなるメニューをいただきました。


久しぶりでこの季節に日本におりますので、満喫したいと思いまして。


川沿いの桜はある意味の迫力がありますねー。
目黒川とかもね。

のど乾いたね、ということで、こんなドリンクも。


同僚が買ってきてくれました清水港の釜揚げ桜エビで作ったたらこスパゲティも桜にちなんで。


満開の時期が短くてはかない感じが受けるのでしょうかね。
でも正直とても綺麗で圧倒されました。

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ところで、Rick ShieldsのYouTube動画で、最新のQi10 MaxよりSIM2 Maxの方が結果が良かったっていう報告が。


SIM2 Maxって本当に名器だと思ってます。


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いままで、練習場をいろいろと訪問してみましたが それぞれ良いところと不便な面と一長一短、今後もシチュエーションに合わせて利用したいなと思っています。



そして今回は、御殿場ゴルフセンターに練習に行ってきました。


こちらの練習場は、プリペイドカード式です。
打席料はありません。
球数も、打った数だけカードから減る方式で、私のような練習スタイルのゴルファーには最適のシステムです。

私の神奈川周辺のゴルフ練習場はどこも、300円-500円程度の打席料があるか、または時間制の打ち放題式です。
一度に練習する球数が少ない私にはあまり利便性が良くない練習場が多いのです。

御殿場周辺のゴルフ練習場はオープン時間が午前9時始まりが多くて、ショートコースも午前9時オープンです。
しかしこの練習場は御殿場インターからすぐのところにありまして、午前6時から早朝営業してくれています。

会社の同僚にはゴルフをやる人が一人もいないのですが、今度工場長が始めるということでお知り合いの建設業界の社長さんに、この辺り↓のパターをもらいまして張り切っているところでして。
(少なくとも15万円はしますよね、すごいな。)

一緒に朝練習に行って、ゆくゆくは朝の9ホールラウンドに2-サムで行ければ、って思っています。


ということで、動画です。
今回はショットの間を切らずに回しっぱなしで撮ってみました。(ちょっとショットとショットの間が空きます、すみません。)
弾道も入れていません。


まずはリラックスして、ブンブンと素振りを7回ほど、そのうち最後の2回は野球式のテークバックからの素振りを。
そしてプリペイドカードを挿入していないのでまだボールが出ていない状態で本気のリハーサルストロークを1回。
ここまではラウンドの朝一のティーインググラウンドで自分の番が来る前を想定しています。

そしてプリペイドカードを挿入、ボールの後ろに立ち目標を確認してスパットを見つけ、そのスパットに対してスタンスを取ってセットアップ。ルーティンとリチュアルが同じになるように、第1球目を打ちました。

結果としては弾道がやや低めではあるものの、コースのラウンドでの1球目としては個人的には御の字の打球でした。


ところで、ちょっと興味がわきまして、動画からキャプチャー画像を撮ってみました。

こちらが野球テークバックからの素振りのインパクト直後です。


魚突きのイメージで振って(突いて)いますので、若干インサイドアウトのインパクト後になっているように見えます。

一方、第1球目のインパクト直後がこちら。


実際にボールに向かうと、もう少しインサイドイン気味の起動になっているのかも知れません。実際のボールは正面方向に出てやや左に。

それで、この動画の最後にドライバーを打って終了しているのですが、その時のキャプチャー画像がこちらです。


このボールは弾道も高く良いボールが打てたのですが、若干右に出て上がっていってやや左に行きました。おそらく大抵のホールでファアウエー左には残るかな、という弾道でした。


ドライバーは1球で終えまして、ウエッジに移行しました。
まずはレンジファインダーで距離を確認しています。

2球目3球目、いつものように58°の1/2ショットで、27yキャリー想定のショットです。
草擦りの本気のリハーサル・ストロークを、2回行っています。
かなり音が出るほどソールのバンスを叩いていますね。25°のハイバンスですので。

狙いは真ん中にある30yのマーカーの方向です。
打球は思いのほか飛びまして、30yのマーカーより10y程も後ろの水色の池のようなパッチの後方まで行きました。
2階からだと思いの外行くんだなー(というかこの2階けっこう高低差高いよなー)ということで、確認のためにもう1球、58°の1/2ショットを打ちました。これもまぁまぁ水色のパッチの後方の辺りでした。


4球目は、その後ろの約50yのグリーンを狙いまして打ちました。
54°で1/2ショットです。
今回は草擦りの本気のリハーサル・ストロークは1回。グリーンの真ん中にバウンドし、後ろまで溢れました。
...ということで、5球目はもう一回54°の1/2ショットで。ほんの少し(10°くらい)フェースを開いてボールをグリーン上に止めに行きました。(止めに行ったといっても内観の打ち方は変えていません。)
このボールはグリーン上の真ん中より手前にバウンドして、グリーン後方までの間に止まりましたので、満足です。止まらなくても満足ですが。


次に6球目は、真ん中の70yと書いてある斜面にキャリーする狙いのショットを打ちました。


PWの3/4ショットで打ちました。
草擦りの本気のリハーサル・ストロークを2回行っています。70の数字の少し右に着弾しました。
キャプチャー画像は、フォロースルーの抜けた位置です。


次の7球目は、70yと書かれている後ろの真ん中にあるグリーンが狙いです。グリーンの後端には100yのサインがあります。


打つ前に距離をレンジファインダーで確認しています。
こちらも草擦りの本気のリハーサル・ストロークは2回。
9番アイアンの3/4ショットで打っていきまして、キャリーで打ち下ろしも入れて90yぐらいの距離感で打ちました。
これはグリーンの左サイドに着弾しました。
キャプチャー画像は、フォロースルーの抜けた位置ですが、先程のPWとほぼほぼ同じような形になっているようです。若干フォロースルーが大きいかもしれません。


第8球目は、その後ろの150yのグリーンを狙って打ちました。
6番ユーティリティーの1/1フルショットです。


草擦りの本気のリハーサル・ストロークは1回で打っています。
このショットはグリーンの左奥いっぱいぐらいに行きました。グリーンをこぼれちゃう感じです。
フルショットとはいえ、1/1ショットという感じです。キャリーが150-155yぐらい行くイメージですのでレンジボールなのと打ち下ろしなのと相殺するかな、ぐらいの距離感で打っています。


9球目は最後のショットで、ドライバーを打って締めました。
本来でしたら、5Wとか3Wも1球ずつ打つのですが、今回はうちませんでした。

プリペイドカードを抜いてから、できるだけのびのびと振る(突く)ようにしました。
ドライバーのときは草擦りの本気のリハーサル・ストロークはしませんですね。

以上、今回は9球続けて打った動画を撮影しました。

動画撮影を止めた後に、あと10数球打って練習を終了しました。
打ったのは、ほぼほぼウエッジです。3Wも1球打ちました。


こちらの練習場、私の主力練習場となること請け合いです。
良いところが見つかりました。



4/01/2024

練習場での最初の1球目と2球目以降

今回も、朝焼け時間の富士山です。


色合いとか、雪の乗り具合、光の当たり具合、雲があれば雲の様子、影、と色々な顔を見せてくれますので、いつみても良いです。
私は特に日の出のころの時間が好きです。
体で感じるスケール感が写真ではなかなか出ないのが少し残念です。

ところでホームコースでまた90オーバー打ってしまいました。(1球目は良かったのですが...) 前日の大雨でぬかるんでいたとはいえ、言い訳にできないほどショットがヒール気味に右へ出て修正が利かず。ちょっと歯車がずれると叩いてしまうホームコース、…鍛えてもらうしかありません。


ーーー


先日の練習の時にもやっているのですが、練習場に来てからの第1球目というのは必ずドライバーを一発打つことにしています。

コースでラウンドをするときの1番ティーでの第1球目というはなかなか鬼門で、今日一の当たりがいきなり出るゴルファーは稀じゃないかと思いますし、むしろ思ってもみないミスが出てしまうことも。
しかしながら私の場合はいわゆる「置きに行く」打ち方でドライバーを打つという技量は持ち合わせておりません。
(そういう場面では普段どうしているかというと、3Wで打つようにしています。ただし朝一番の場合はフェースの大きいドライバーの方が無難という風には感じています。)

大ベテランのジョン・デイリーですら、こんなこと↓があるようです。



練習場での1球目というのは、ある意味こういった状況のシミュレーションをする貴重な機会ですので、有効活用しないともったいないという感覚です。

特に今回のように、早朝に練習場に行ったときはなおさらで、都合の良い貴重な練習機会となります。

一般的に、「ラウンド前の練習場ではあんなに良いボールを打っていたのに、1番ホールのティーショットがぶん曲がった。」とかの現象をよく耳にします。

この原因は、a.練習場ではマットなどがありアラインメントしやすいので目標を向いて真っ直ぐに構えやすい。b.練習場で1球目は実はミスしているが徐々にアジャストして良いボールが出ている。c.OB杭や谷など、打ち下ろしの傾斜やドッグレッグ、木など、コースでは視界からくるある種のプレッシャーを受けるが練習場ではそういったものがほぼない。d.競技会などの場合は単純に緊張からくる違い。といったところだと分析します。


そういう訳で、朝の練習はとにかくドライバーを1発打ってから。


ちーと雨降ってるし寒い目だけど...半袖で行くか!的なやる気で。
肩をちょっと回してから、ぶんぶんぶんぶんと体を温める感じでドライバーを何度か振りまして、徐々にゴムティーを叩く感じに。ちょっとフットワークを使っています。

そこからボールをまだ置いていないゴムティーのところでセットアップをして、本気のリハーサルストロークをしています。
普段ドライバーを打つ時さながらに、ルーティンとリチュアルを同じになるように無意識も含めて意識して、「打ち」ます。テークバック直前のワッグル2回も入れて、始動の動作を確認しています。

(実際のラウンドではここまでは自分の番が来る前に終えていまして、ここからが自分の打順が来てから、になります。)

それから初めて1球目のボールをボールカゴの中から取り出してゴムティーに乗せます。
下がってきてボールの後方から目標方向を確認。マットは縁が真っ直ぐな線になっていますがそこを敢えて後方から見ながらスパットを見つけて、ボールとスパットを結んだ線を基準にスタンスを取っていきます。

クラブは右手で持ってボールの後ろにセットしてスタンス位置を決め、縦ワッグルをしながらスタンス幅を整えて、左腰をわずかに右に巻き戻し、あまりハンドダウンしないように力まないように、左手のグリップを無意識に握りなおしながら、(←この辺りが全部リチュアルです) テークバックの準備に入ります。

テークアウエイの始動に注意しながら、ワッグルを2回入れます。
間髪を入れずに始動して、本番のストローク。
(スタンスを取って以降は目標方向を見ることはないようです。)

持ち球のドローではなくほとんど真っすぐのフェード目のボールでした。
スパットの目標方向には出てくれています。
右端に近い方の打席はフェードが出やすいかも知れませんですね。(とはいえこの日後からドライバーを打った時にはドロー系が出ていますので、実はよく分かりません。)


クラブをいつものように58°のウエッジに持ち替えまして、ボール籠に入っているレンジボールをいくらかマットのところに注ぎ入れまして、マット上にボールを一つセット。
そしてボールの手前のところのマットで草擦りの素振りというか本気のリハーサルストロークをします。27yキャリーのイメージです。
まだ朝一の練習し始めということでしっくり来ていない模様で、草擦りの素振りを4回入れています。この時点では、ソールのバンスが地面を叩いて滑る感じを確認しているのだと思います。

そしてボールに対してセットアップをしていきます。
クラブは右手で持ってボールの後ろにセットし、両足を揃えた中央の位置にボールを置く位置でスタンス位置を決め、両つま先を少し目標方向に斜めに向けます。(ですので、すごく右にボールをセットしているようでいて、かかとの位置だと体の中央にボールが来るセットアップです。)
体は動かさずに頭だけ向けて目標方向を確認。

私はウエッジを打つ時にはワッグルを入れません。
その前の草擦りの素振り(本気のリハーサルストローク)のイメージが消えないように、そのままのイメージを維持する感じで実際のストロークに入ります。
両足の膝で調子を取るようにして、ストロークのテンポを大切にすると、打点が一定してミスがあまり出なくなるように感じています。(したがって個人的には短く持つことはほとんどありません。)

ここまでが、練習場に来て1球目と2球目にやることです。
これは私の場合、毎回ほぼ同じです。

ーーー

もう一つ動画を撮りました。

ボール籠の中は空になっているようですから、この時点では」もう練習の後半のようです。
打っているのはPWです。


目標は、動画では光っていてよく見えませんがマットのラインより左方向にあります80yの看板の方向にエイミングしています。

1球目が、スリークォーターズ(3/4)のショットで、2球目がフルショット(1/1)です。

この1球目の前に打っていたショットと大きく違うため、体を慣らすための素振りを適当に入れているようです。
そして、あらためてセットアップして本気のリハーサル・ストロークを行っています。スタンスは狭いです。今回は2回草擦りしています。

いざボールにセットして打つ時には、縦ワッグルしながらスタンスしてセットアップ、小さな横ワッグルを1回入れて、素振りの感覚をそのまま出すようにして、ストローク。
いざボールを打つ段階では、「スイング」という意味では何もしていません。

次いで動画の2球目ですが、こちらはPWのフルショットを打っています。
目標方向は1球目と同じ80yの看板の方向です。
こちらもちゃんとセットアップをして草擦りの本気のリハーサル・ストロークを行っています。こちらは1回だったようです。

後方に下がってボールの後ろから目標方向とスパットを確認し、ドライバーの時とほぼ同じルーティンとリチュアルで打っていますが、スタンスした後で顔だけを向けて目標を確認している点が違います。ピンに向かっていく弾道のイメージを頭に描くことが良いのか悪いのか分かりませんが、今はこのルーティンで打っています。

今回の動画を撮った時点では、練習場に出向いたときに適当に三脚を置いて練習開始と練習中の動画を撮っただけで、その時点では言わば「ただ撮っただけ」でした。

意識しない中での自分のルーティンとリチュアルを含めた動きを(分析とまではいいませんが)細かく見ていくことは、今後の改良につなげていけると思います。