7月に記事にしていました無料招待バウチャーを使うべく、ラ・コスタ・リゾートへ行ってプレーして来ました。
ゴルフのバウチャー2枚は平日のみ有効でしたのとちょうど誕生日も絡んでいましたので、1日半ほど休暇を申請して満喫しました。
カールスバッドという場所柄、うちの息子くんの大好きなLEGOの国、レゴ・ランド・カリフォルニアがすぐ近所にありますから、そこでもタップリと時間を過ごし、宿泊のバウチャーも利用して消化、ゴルフには友人が駆け付けて合流してくれました。(^^)
(泊まったところ。 さすがにゴルファーのお客さんが多いですね。)
ラ・コスタ・リゾートには、ノース・コースとサウス・コースの計36ホールがあって、どちらもチャンピオン・コース堂々の造りですが、ノース・コースの方がウォーター・ハザードがらみのホールが多くて少しだけ難しい印象です。
La Costa Resort & Spa
http://www.lacosta.com/
1969年には今のPGA メルセデス・チャンピオンシップが開催されていますし、99年-06年にはアクセンチュア世界マッチプレー選手権が6回開催され、今年(2010年)の3月にはLPGAのキア・クラシックがここで開催されました。
Dick Wilsonという人の設計ですが、グリーンは持ち上げてあってバンカーがグリーンを囲むようなレイアウトが特徴的です。
グリーンの真ん前に島付きのバンカーとか、ちょっと形の変わった深いバンカーがあるホールとか、正確な距離のコントロールを要求されますし、私の飛距離ですとセカンドがショートアイアンになるホールが殆ど無く、ショットの精度が必要になりますね。
逆に、ティーショットは数ホールを除きほとんどのホールでのびのびと打てる印象でした。
もうひとつ、ちょっとユニークに感じて打ち慣れるのに少しかかったのが、フェアウエーとラフの芝です。
ラフに行ってもボールは沈まないのですが、かと言って普通に打てるかというとこれがけっこうクラブを取られます。
根が絡んで繋がり合っている感じで、ディボットも取れにくいんです。
後から調べたのですが(^^;、バミューダ芝にライグラス(・・・って、芝じゃないよね?)をオーバーシードしてあるらしいです。
夏だったからでしょうかねー。
けっこう黄色くなっているところも多くって、ちょっとコンディションとしては荒れている印象でした。
今回は「ただ」ですが ♡ 、普段は土日で$205、平日でも$195するという、高額コースのひとつに数えられるコースですが(ちなみに宿泊客はそれぞれ$20引きの価格になります。)、ここをラウンドするのにそこまでは払わないなぁ、と思わせるコンディションでした。
もっとも、時期的にもエアレーションする直前だったようですけれども。
グリーンの方は、ベント芝にポアナ芝を混ぜたグリーンだそうで、こちらは青々としていまして、ピッチマークのダメージも殆どなし。
さすがにチャンピオン・コースだなぁ、といった感じでした。
スピードは、それほど速く仕上がっていませんでしたけれど、楽しいグリーンです。
まぁ休み明けっていうのはあまり刈り込まないものなんですかね?
では、いくつかコースの写真をご紹介いたします。
まずは2番ホール。
サウス・コースで2番目に短い347yのパー4ですが、左ドッグレッグしていてティーイング・グラウンド左脇に大きめの木があり、少し右は全部OBです。
インテンショナル・ドローを打つか、もしくは見えているところへ180-190y打って2打目を長く残すかという選択になります。
画像をクリックで拡大します。
右側に溝がありますが、溝より内側に白杭が打ってあって右側全部OB区域ですね。
このホール、ティーショットは良かったんですが2打目の6番アイアンが上手く芝を抜けずに右手前のガードバンカーへ入れました。
バンカーショットはあんまり寄らずに、ボギー。
次は6番の161y、クリーク越でグリーンの真ん前真ん中と左右にバンカーがガードしているパー3。
画像をクリックで拡大します。
左から斜めに迫り出した木が、「ドローで行けば?」って言ってるような感じしますね。(笑)
正面手前のバンカーの左へ外しましたが、54度のウエッジが上手く行ってパー。
11番のパー3、160yにも、中島のあるクローバー型のバンカーがグリーン正面に配置されていて、入れたくない感じです。
とは言え、グリーン奥方向にも左右に3つのバンカーが用意されていて、やたらに長めに打つわけにもいきません。
画像をクリックで拡大します。
このホールには、「1999年ここで最初の世界マッチプレーが行われたとき、決勝がプレイオフの38ホール目までもつれ込み、ジェフ・マガートがチップイン・バーディーを決めてアンドリュー・マッギーに勝利した。」 という説明が書かれた石碑があります。
ここでも右のバンカーに入れてしまい、唯一のダブル・ボギーを打ってしまいました。
砂が薄くしか入っていなくて迷いながら中途半端に打ってしまったため、ラフへ出ただけ。
これをまぁまぁに寄せたのですが、(記録には2歩と書いていますが実際には)約1.2mぐらいのパットを外しました。
軽い下りのスライスラインで、「強めに真っ直ぐ打って傷口広げたくないし、弱くて押し出してしまうのが一番駄目なミスだし」 ということで、カップの左縁狙いで2歩きっちりを打ちに行ったんですが、カップの直前で左から右へくくくっと曲がってカップ右へ。
オプティマム・スピードで打てませんでした。
次の写真は、17番ホール545yパー5の2-3打目地点付近、ホール右側の池の向こうにあります、ここラ・コスタの花文字です。
画像をクリックで拡大します。
ここは、1打目、2打目を上手くつないで、3打目は残り約70y。
ここでも54度のウエッジが上手く行ってくれまして1歩(約1m弱)に付け、この日唯一のバーディーを獲得できました。
最後の写真は、18番ホール399yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
ここにも石碑がありまして、2006年のマッチプレーの時にスティーブン・エイムズが「タイガーは決して調子良くない。 勝てると思う。」と発言し、翌日タイガーと対戦して9アンド8で敗北した、という話が書かれていました。
ああ、可哀想なスティーブン・エイムズ。(笑)
やはりこういったチャンピオン・コースでラウンドをしますと、こういったエピソードが起きた場所を辿ることになりますから、余計に楽しいですね。