1/13/2013

ボールの目線で考えてみました。


1月の初め頃、お友達のサムさんのホーム・フィールド、サンクレメンテ・ムニシパル・ゴルフコースにお邪魔したのですが、ここは昨年のワースト・スコアを叩いたニューポートビーチ・カントリーと似た、私が苦手とするKIKUYU芝に海際の切れるグリーンという同じパターンのコースで、またもや大苦戦いたしました。

そこでちょっと考察をしてみることに。
後の祭りですが、今後のためになるかもしれないと思いまして。


葉っぱと根が強くてごわごわしたKIKUYU芝なのですが、横からシャローに入れると葉っぱががっちりボールとウエッジのフェースの間に入ってスピンさせません。
それでクラブを上からボールに入れると、ヘッドのシビアなコントロールが必要になるばかりでなく、エッジが刺さって芝から抜けてくれません。
グリーン周りでターフのディボットが取れるほど強く打ち込むわけでもなくて、いつも抵抗に負けてしまいます。

フェースを開いてロフトを殺し、大きめに振るスイングも試してみましたが、歯で打ってすっ飛んでしまう始末。 難しいです。


最初のハーフは、いつもの調子て上手く打ったと思ったチップショットがカップ付近でスーッと走ってしまい、2歩以内につけるはずが4-5歩も行ってしまってアップ&ダウンのパーが取れない、とか、

あるいはグリーンの場所によっては海に向かってスパーっと切れるラインがあって、パターで寄せに行ってまぁまぁかな?と思った奴がググーッと切れてカップから5歩も離れた横位置に行ってしまう、とか、

14歩の下りのラインを7歩のストロークで打ってみたら、カップに近づくに連れてスピードを上げてしまいボールはグリーンの外、10歩の上りを残す、とか、

チップが寄らないかと思えば、パーオンしても 3パットしてしまうといった感じでなかなかパーを取れず、ティーショットか2打目でミスをすればダボになってしまうといった様相で、45。


後半に入って5ホールでパー3つ、ボギー2つと、いつものペースに戻したかと思った矢先の15番、約190yのパー3、

(このホールです。 先の獣道を歩いているのがサムさんです。(^^))

画像をクリックで拡大します。


ティーショットで芯を外したショットを打ってしまい、手前のラフに。
打ち上げの寄せもクラブが突っかかりショートしてグリーンに乗せられずダブルボギーにしてしまいまして、

その次の、まともに太陽に向かう逆光のティーショット(←これも苦手なんです。(^^;) をOBにしてしまいまして。 打ち直しは、慎重にティーアップの位置を変え、ターゲットも変えて太陽から少しずらすようにして打てたのですが、5Wのセカンドショットをダフってしまいクアドループル・ボギーにしてしまいました。

リズムを失った感じでそこからは、チップショットもダフってしまうし、パットもダフってしまうし、最後にはドライバーまで滅多にないスライスでぶん曲げてしまうわで(なぜかこのホールはチップインしてパー拾いましたが。(笑))、46。 合計91と “惨敗”しました。


グリーン周りばかりでなく、セカンドショットもファーストカットのラフに行ったときはKIKUYUの根の強い芝に負けてショットが左に右にブレてしまいます。


前回、8月の末にここをプレーして 81だったときは単身期間中で毎週末ゴルフをして絶好調の時でして、締めくくりにパーシモン・ドライバーとミュアフィールドのアイアンを持ち込んでプレーしたのでした。

それでちょっと思い出したのですが、すべてのショットが調子よく気持ちよく振れていたこともさることながら、

グリーン周りはすべて、現行のPW(47度)の代わりに9番アイアン(46度)、自作のミュアフィールドのSWのバンスを削って作ったギャップウエッジ(約54度)、ミュアフィールドのPW(50度)を主に使って、あまり強くスピンしない状態の古いクラブでチップショットを打っていたのでした。

もしかしたら、苦手なKIKUYU芝の攻略の糸口になるかも知れません。



ここでやっと表題の内容にたどり着くんですが、こちらの写真3枚をご覧下さい。

(60度のウエッジ)


(54度のウエッジ)


(48度のピッチングウエッジ)



60度のウエッジのボール側から見たクラブフェースの幅の狭いこと!
ミスしろと言わんばかりです。(少なくとも私にはそう見えます。(^^;)

フェース下のバンスも非常に大きく見えています。 (これはウエッジのソール形状にもよると思いますが。)

私は60度のウエッジは使いませんが、54°のフェースを開いてセットしたときはこうなりますし、さらに斜めに開いていることになりますねー。

普段は上から見てますからフェースが大きく見えて、うっかり安心感持ったりすると危ないと思いました。
(私は打点が縦方向にもかなりバラつきますので、余計になんですが。(^^;)

一番上の写真だけ、どうやら他の2枚に比べますとカメラ位置が若干高くズレてますから、実は余計に狭いってことですよね。


ウエッジ(またはショートアイアン) のフェース面を大きく使ってボールを打ち、転がる球足を使った転がしのチップショットを多用するようにしたら、だいぶマシにプレーできるんじゃないでしょうか?


サンクレメンテ・ムニシパルの切れるグリーンをちゃんと読めるか、っていうのはまた別の問題ですが、完全攻略とは行かないまでも、ワーストスコアを叩かないように防ぐラウンドが出来れば御の字だと思います。



ピッチング・ウエッジっていうぐらいで、昔は50度以上ありましたし、ピッチ・ショットを打つ (チップショットではなく) ためのクラブだったのでしょうけれども、今みたいにはバンスも付いてなくって、技の居るクラブだったのでしょうねー。

今どきのPWは45度ぐらいにロフトが立っていますので(私のは47度ですが)、低く転がすチップショットには向いているはずだと思うのです。(^^)


今のところ ただの皮算用でして、実際にKIKUYUに再挑戦したわけではありませんことをご了承下さい。m(__)m




1/06/2013

ロス・ヴァルデス(ゴルフ・コース)


こちらのコースは、長年ラウンドしようと思いつつなかなかラウンド出来なかった念願のコースです。
年末のどさくさにラウンドしました。(^^)
(スコアのまとめ記事にはすでにデータに入っています。)

実は11年前に一度ここに来たことはあるのですが、その時は12番ホールで日没、18ホール完遂できませんでした。


立地的には、ロサンゼルスの南西パロス・バルデス半島の部崎にありまして、トランプ・ナショナル (旧オーシャン・トレイルズ)や、ジャックさんとご一緒させていただたテラネア・ゴルフリンクスの近くにあります。

近隣の2コース同様、太平洋に面した丘陵地に造られたコースは、ため息が出るほどに景色の良い美しいホールがあります。
起伏に富んでいて斜面の打ち方も必要ですが、フェアウエーは割と広々ととられていますし初心者にも優しいレイアウトです。

グリーンは全部、アンジュレーションに加えて海の方へ切れますね。


Los Verdes Golf Course 


1970年設立の比較的古いコースで、William Bell氏の設計です。

キクユ芝ですが潮風に負けないよう他品種を加えているのかそれほどゴワついていませんでした。
典型的なロサンゼルス近郊の古いコースの様式です。
パブリックのコースですから、絶景なのに 値段も安めの設定です。


そういう訳でものすごく人気があるんですよね、このコース。

リタイヤした方々が多く住んでいらっしゃる地域でもありますし、とにかく休日・平日を問わず朝から晩までびっしり 5サムで予約が入っているんです。

シングルで行けばどこかにねじ込んではくれると思いますが、10時以降ですとラウンドに6時間は優にかかってしまいます。
11年前も、日没の4時間半は前にスタートして12番で撃沈していまして、ですから足が向かなかったのです。


常に風のある海際のコースですのでグリーンは本来は硬いと思われますが、この日は雨の翌々日で柔らかめでした。 風も比較的弱めでラウンドには絶好でした。
グリーンのスピードは標準くらいでした。



ではいくつか写真をご紹介しますね。 今回は青ティーからのラウンドです。


まずはクラブハウス前のパッティング・グリーン。

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すでに海が望めるすごく良い景色ですね。 どのホールからも海が見えます。
木の生え方も、風が強そうだな、っていう感じ。

Walk-inでwaiting listの順番を待つ間、この切れ切れグリーンで2時間練習しました。(^^;
(そう見えませんけど、海の方にすごい切れるんです。)



こちらが1番ホール、489yの短いパー5です。
右サイドに太平洋が広がっていて、綺麗ですねー。 左ドッグレッグです。

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短いですけど、飛ばし屋さんでも2オンは難しいかもです。
曲がり角付近に木もありまして、ティーショット250y、セカンド250yで刻む格好になりますのでね。
クラブハウスから、「前が空いたら早く打って下さい。」ってマイクのアナウンスで催促されますので、コースの知るプロでもない限り左の木越えで300y打ってく訳にもなかなか行かないでしょう。(笑)

ま、私の場合はドライバーで打っても見えている辺りに行けますので気楽です。
3打目に50y残しまして、狙ったのですがショート目。 12歩残してしまいました。
80-100y残すべきだったかなぁ。 (でもパーなら文句ありません。)



次にご紹介しますのは、3番ホール180yパー3のグリーンです。

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この写真は、4番ホールのティーから撮っています。
ティーが空くのを待ってて暇ですし、景色が綺麗なのでパチリ。

3番ホール自体は、太平洋を右側に海に並行して打つデザインですね。



さて、いよいよ海に向かって打ち下ろすデザインのホールは、11番でやって来ます。
305yの一番短いパー4です。

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少し逆光気味で、右の木に太陽を隠して撮ってます。

ドライバーで打って残り30-40yまで持って行きたかったのですが、芯を外してしまったトゥ寄りのショットで左サイドのラフに。

70y程度ですからピンに寄せたかったのですが、ラフからでショートしてグリーン手前に外しました。
2歩(約1m半)に寄せるも、パットを外してボギー。 海の方に切れるファクター、入れてるつもりが足りないんですよね。(っていうか、このグリーンは2方向海か。 ・・・半島ですからね、ややこしいです。)



そしてこちらがシグニチャー・ホールの15番、417yのパー4です。
海に向かって打ち下ろすんですが、やはり逆光気味でグリーンが遠いですから、ここはグリーン付近の写真を。

画像をクリックで拡大します。


先にグリーンオンしましたので、一緒にラウンドした方に撮っていただきました。
向かって右に立っているのが私です。

このホールのグリーンは本当に海の高台にあります。 いやーもう、絶景のグリーンでした。


もう一つ、15番のグリーンを別角度から。

画像をクリックで拡大します。


こちらは16番ホールのティーの方向からの写真です。

いやー、すごいです。
こんなコースが、ビジター(パロス・バルデス市の住民じゃないという意味)で、土日でも$48とかですからね。 混まないわけがないですね。


16番ティーは、3組の待ち。  短い488yのパー5で、2オン狙いの人と3オン狙いの人が混在してしまうために渋滞する様子です。 (普段の渋滞はパー3で起きることが多いですよね。)
15番の写真撮るのに忙しくても全然余裕。



もう一つご紹介しておきたいのは、17番ホールのパー3。 なんと225y あります。

画像をクリックで拡大します。


グリーンに向かって、head wind (アゲンストの風)になりますね。
この日はそんなに強く吹いていませんでしたが、風が強い日は大変ですね。

もうドライバーで行っちゃおうかと思いましたが、グリーンの後ろはすぐに木があってその向こうはガクンと下って11番ホールの中腹なので、止めときました。

ちょっと足りないかなー、と思いつつ、3Wでフルスイング。
やや左に曲がって斜面で右にキック、グリーン脇のラフ、カップから17歩(約12m)のところに行ってくれました。 ラッキー。



さて、最後にご紹介しますのは、ラウンドを終えて撮りました夕焼けです。

画像をクリックで拡大します。


見えているのは、18番とその向こうの10番のフェアウエーでしょうか。

実に綺麗ですねー。

しかし10時50分のティータイムで、夕焼けを拝むとは思いませんでした。
実に(バナナ1本食べてスルーなのに) 6時間のラウンドでした。


1/02/2013

2012年の成績と、2013年の数値目標


あけましておめでとうございます。


初日の出は雲の後ろ・・・


本年もよろしくお願いいたします。m(__)m


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毎年恒例、2012年の成績の振り返りと、2013年の目標です。

昨年の記事はこちらです。 → 「2011年の成績と、2012年の数値目標



昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)



2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)



平均スコアがわずかながら改善しました。
しかしながらパットが少々悪化しているようです。(^^;

総パット数は、ショートゲームの改善で減っているものの、パーオンした時のパット数が増加しているという状態。


こちら ↓ が昨年設定した目標でした。

2011目標
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.60
Putts per GIR:     1.944


ゲームの内容の変化を感じます。
 (ある意味、老化現象とも言えるかも知れません。)

全体には、ゲームが安定し、罰打を受けることが減っています。 大叩きも減っています。
一方で、パーオン率は微減、パーオン時のパット数が少々悪化、バーディー数も微減しています。

「パワーが落ちてきて、目の老化も進んだものの、小技に幅が出ている」、と分析いたします。


昨年のラウンドは、一昨年同様に8月に一人暮らしで毎週末3-4ラウンドの怒涛のラウンドをこなしました。 やはりその時期のスコアが私の中では高いレベルにあります。
(これは誰でも実行すれば同じ傾向に出ることでしょう。)

昨年は初めてラウンドするコースが減り(初めてが減ったといっても2回目・3回目とかですけれども。)、近所の易しいコースでのラウンド数が微増しています。 近所の易しいコースでのディファレンシャルがHDCPに寄与してしまって困ったものです、・・な傾向は続いています。


今後のゴルフライフは、アジャストしていくことが必要になってくるような気がしています。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5

2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。

誤差の範疇かもしれませんが、後半のスコアの方が良い傾向が復活しました。
ラウンド前の練習ができないラウンドがほとんどですのである意味当たり前ですから、一昨年だけちょっとイレギュラーだったのかも。


例年の記事に、それぞれの年のベスト・ラウンド、ワースト・ラウンドを書いておりますので、2012年の分もここにあげておこうかと思います。

昨年のベストスコアは8月のテメキュラ・クリーク114 (1.5ラウンドで38・39・37の+6) と、8月のムーアパーク115 (1.5ラウンドで41・39・35の+7) でした。

くしくも怒涛の8月単身生活中のラウンドで、両方とも (昨年2回だけだった) 1.5ラウンドのラウンドでのスコアでした。
しかも、どちらも27ホールのゴルフコースです。(^^)


ワースト・スコアの方は、2月のエル・カバイェロで、+18の90でした。
ここはプライベイトのコースでして、ストレートになっているホール・レイアウトが多くて難しくは見えないコースですが、グリーンとグリーン周りがとてつもなく難しいんです。
予選会なども行われるコースです。 

9月のニューポートビーチ・カントリーは89でしたが、パー71ですしディファレンシャル的にはもっと悪かったですね。

「悪天候で最初からスコアに入れない」としてラウンドした超暴風下のラウンドもありましたので、本当はもっと多いスコア(正確には数えてません) のラウンドもあったのですが除外しときます。(^^;


昨年は、あまり遠くではラウンドしていませんですね。


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バーディー数も数えてみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)

相変わらず大体ラウンドに1個ペースですが、ラウンド数より少なくなって減少しているのが気になります。


2年前の11月以降、細貝さんの「パット・エイミング教本」を導入しましたから、期待をかけていたのですが、バーディー数増加には繋がらず。
(自分ではパットへの影響を感じていないものの)目の衰えが影響しているような気がしてなりません。

しかし私のストロークには多分に改善の余地がありますので、バーディー増産も諦めずに視野に入れたいと思います。


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さて私の中での注目は、一昨年に引き続きまして昨年もスコア改善のメインのターゲットに置いておりました、ひゃっぽさんにあやかって作って名付けた、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


2012年の目標としては、「Z版がんばり率 42%以上」を掲げていました。


2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)


これはかなりの改善をみています。(^^)

trimetalさんに教わりました CT-30の導入も大きいですし、G-Checkの距離感が少し出来てきたかも、という部分が大きいと思われます。

この数値は、いわゆるGIRを逃してボギー・オンのホールだけを抽出した数字で、個々のラウンドに拠って、4/6とか、1/8とか、0/4とか、3/9とか、分母の方も含めてかなりばらつく数字ですが、 年間を通してみますと、改善の具合は信頼していい数字になると思います。
PGAツアーでいうところのSCRAMBLINGというスタッツに似ていますが、そちらにはGIRを外した全てのホールが含まれています。09年はタイガーがトップで、68.18%です。 ツアーの190位前後のプレイヤーで約50%です。
私のデータの方は、ボギー・オンのホールだけですから、もっとずっとゆるい分母です。これをなるべく50%に持って行けるように色々と手を打って頑張ろうと思います。

飛距離の増加はなかなか望めない分、この分野での改良を重ねていくことが今後の私のゴルフには大変に重要になって来ますね。


一昨年、「私のゴルフがもう一皮むけるには、この部分を頑張るのが一番スコア改善に直結するだろう。」と書きまして、昨年はそれまでの30%台からアップしての 42%を目標にしておりましたが、結果的には46.9%を達成いたしましたので、今年は50%越えを目標に置いてみようと思います。

これが達成できますと、結果的に、ラウンド辺りのパット数も念願の平均30パット切りが視野に入って来ます。 (今のパッティングを維持したとして、年間であと10個ぐらいパーを拾う数を増やす感じです。)


一昨年はラウンドあたりのボギー・オン数がグッと増えていましたが、今年は少々減りました。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年7.58回になっています。

パーオン率とボギーオン率を合わせますと、15.41/18ホール。 一昨年の15.81より少し減っています。 グリーン周りでのミスを減らすようにしないといけませんですね。
たとえ飛距離が落ちたとしても、パーオンとボギーオンを合わせた数字は増やせるはずです。


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何度かそして昨年も書いておりますが、しつこいようですが自分の為ですのでまた同じコピーを残しておきます。

1歩に寄せていれば85%はカップイン出来る確率が、2歩ですと約50%3歩残すとカップインは20%弱になってしまうのが私くらいのアマチュアの平均値ですから、そこの微妙な差が大きく打数には反映します。

チップショットの感覚としては、「だいたい2-3歩以内に付けばほぼ成功」という感覚が私にはありましたが、 3歩 と 2歩 、 2歩 と 1歩 では大違いになってきます。


(参考グラフ)


易しいバンカーからとか、花道の30-40yから、6歩前後(約4m)にしか寄らないケースをもう少し改善して2歩以内に付ける回数を増やし、SS(サンドセーブ)や、アップ&ダウンのパーを拾っている回数を増やせたら良いですねー。


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また、GIRで2.000を切ると言う目標は、なんとかまた2.00未満は死守できましたが、昨年は1.990ということでだいぶ危険水域に入って来てしまいました。

ラグ・パットの練習と、逆にショートパットの練習と、3パットを減らす工夫と、バーディ・ーパットを決める工夫が必要ですが、やはり大切なのに欠けてしまいがちなのが、ラグ・パットの練習でしょうか。

今年は機会を見つけたらなるべくラグ・パットの練習をしようと思います。



さて来年の数値目標ですが、パッティングの目標を微修正しまして、さらに2つ加えてみました。


1. パット数/ラウンドは、31.00以下をターゲットに。(? <- 31.08 <-31.83 <- 32.18 <- 32.23 <- 33.53)

2. パット/GIRは、ノルマで1.950以下に。(? <- 1.990 <- 1.947 <- 1.967 <- 2.029)
(大目標は、1.900以下を照準にします。)

3. 平均スコアで、今年は+8.5を切る。
(平均スコアの目標は、ハンディキャップとは別に必要です。 叩いてしまった日のラウンドも、諦めずに粘り強くスコアをなるべく減らす努力をするために。)

4. Z版がんばり率の50%越え

5. ベストスコアの更新


1.は、ほぼ、4.のショートゲームの改善にかかってきます。
2.はパッティング・ストローク自体を頑張らないといけません。


昨年まで長年期待していましたPutts per Roundを31.60という目標は、意外にもパーオン率の減少という代償のもとに達成されてしまいました。
Z版がんばり率も改善して来ているのは確かですので、今後はちょっと見方を変えて目標にしていきたいと思います。



今回の分析で、実は (パーオン+ボギーオン)/18ホールという数字を改善することがラウンド全体のレベルアップになってくるような気がしました。 単純な数字ですが。

とにかく2つでグリーンの近くには持ってくる。
近くまで持って来られなかった場合も3つ目には乗せる。 近くなら2-3歩内外に乗せる。
パーパットの望みを残す。

(パー4の3打目でバンカーに入れるなんて言うのは、ゲーム・マネジメントの元凶ですね。 私にとってはドライバーの池ぽちゃより悪いかもです・・・。)


今後、ドライバーの飛距離の低下を懸念するのであれば尚更かな、と思う次第です。



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