1/25/2014

『実は難しい?』グリーンが広く使えて手前に何も障害が無いアプローチ


久しぶりですが、私のようなアベレージのアマチュアにとって思いのほか難しいショットだなと思った状況について考察してみました。


大怪我はしないのですが、意外に(というか当たり前のように)アップ&ダウンが決められず、ボギーに終わってしまうことが多いような気がしてならないのが、こちらのショットです。

(写真をクリックで拡大します。)


状況的には、何の変哲も有りません。

グリーンをショートして外し(これまたよくあるのですがセカンドショットを軽くダフったかもしくは薄く当たって芯を外し・・・とかの理由でとにかくミスれば大抵ショートしますね)、グリーンエッジまで15ヤードぐらいで、ここはピンが青旗なのでカップは奥に切ってあってエッジから25-30ヤードくらいありますね。
トータルで40-45ヤードぐらいでしょうか。
典型的な受けグリーンで、カップまではだらだらと登っています。

プロやトップアマの方々は、こういったショットを実に安全にしかも安定してピタっと寄せてきます。

こういう状況ですと、私の場合はなんだか知らないけどショートしますね。
4-6歩残してしまうのはザラで、下手すると7-10歩も残ることもあったりします。

取り合えず乗っておけば2パットでボギーでは済みますので大叩きはしにくいかもしれませんが、うっかり3パットをしようものなら素ダボの刑です。 80切りを目指しているくらいの実力の場合、この素ダボが致命傷の死活問題になります。

私は、54度のウエッジでG-Checkを打つ代わりに50度のウエッジに持ち替えて、あたかも54度のような要領で打ってなるべくカップに向かって意識外で(結果的に)突っ込めるようなインチキショットを使ったりもしています。(^^;



以前のこの記事を思い出してみます。

セカンド・ショットのクラブ選択

ここに、
誰が教えたのか、オーヴァーはいけない、手前から攻めろ、と。 たかだが残り60ヤードをサンドウェッジで狙ってグリーンにはオンするが、ピンまで20メートルも残っている。 つまり狙った距離の半分ちょっとまで打って当たり前の顔をしている。冗談ではない。 みんなそうなんだ。気付かないんだ。

と、ちょっと目から鱗のなにげにすごいことが書かれています。テニスコーチの方からの我々アベレージにとっての至言です。


ショートしがちな理由がいくつか思い当たります。

・ スタンスしているところがゆるくでも登りになっているため、ロフトが寝ている。
・ ピンが奥だとグリーンを向こう側にこぼしたくない。
・ 下りのパットを残したくない。
・ ウエッジで打つと、ワンバウンド目も受けていて転がりにくいというのに計算に入っていない。
・ 登り坂のせいか何なのか、ダフり気味に入りやすい?

いずれにしても、歯で打ってトップしてしまったりしない限り、この場面では結構ショートする人がとても多いような印象を受けるのは事実です。

このケースでは、せっかくグリーンエッジまで15ヤードぐらいしかありませんから、PWや8I、7Iなどで球足を使って転がして打つショットもすごく有効です。(でも実際はウエッジで打つ方々の方が多いですね。)



これが少し遠くなりますと、こんな感じになります。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーンエッジまで35-40ヤード程度あります。
そこからカップまで25-30ヤードぐらいあるとしますと、トータルで60-70ヤードぐらい。

こうなると、7番アイアンで転がすっていう雰囲気は無くなって来ますね。

私自身で考えましても、アベレージのアマチュアゴルファーとしては、このショットをけっこう苦手にしている方も多いのではないでしょうか。

私の場合ですと、SLJで行くか、G-Checkの振り幅を増やすか、気持ちが固まらないうちに適当になっちゃって失敗する、なんていうケースも多いような気がします。

写真の写りの関係で青旗のピンが見えるかどうか? と思いますが、この写真の状況をご覧になってちょっと嫌な距離が残ったなって感じる方も多かったりしませんか?

例えばシャンクに悩んだりなさっている方にとっては、一番シャンクが出やすいのもこの状況だったりするんじゃないかと思ったり。
そうなると、ボギーじゃすまないかもしれませんですね。

しばらくは、「この状況ではSLJでいく」と決めておいて迷い無く攻めてみようかと思います。



ではさらに もうちょっと遠ざかってみます。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーン中央までが80ヤードぐらい。
ピンまでは、90-95ヤードぐらいになるのでしょうか。

ここまで離れますと、ここから3打でボギーでもやむなし、って感じで開き直る距離でしょうか。
そもそも3打目にこんなに距離が残るっていう時は、ティーショットかセカンドショットでやや大き目のミスをやらかした後ですしね。
でも出来ればワンパットが狙える5歩以内ぐらいに突っ込んでパーセーブを狙ってみたいです。


セカンド・ショットのクラブ選択」の記事でも書きましたが、80yのアプローチショットを、ピンに25yもショートするって言う場面は、確かによく見ますし、よく体験します。

これですと目標の70%も飛ばしていない計算になりますが、ほとんど全部ミスショットだったりするのでしょうか?

100ヤード打つクラブで、70ヤードしか飛ばなかったら酷いミスですよね。

・・・なのに、こんなに頻発するということは、状況から受ける心理的な影響がショットに出ていると考えるべきのような気がします。


プロのプレー振りを見てみますと、カップの後ろに打ってバックスピンで戻すような感じでカップに対して突っ込んで打って攻めているような、そうでもないような。

私などは、そういった強烈なバックスピンのショットは持ち合わせておりませんので、subconscious(自分の無意識)からの影響を最小限化するにはどうするか、ちょっと方法論を考えてみたいと思います。

まずは90-95ヤードを確実に打つことだけを念頭において、結果を恐れず、大き目に行ってしまうことを容認する気持ちで思い切って攻めてみようかな。

しばらく実践してみて、結果を見てみることにします。


この状況、パー5で1打目2打目が結構いい感じに打てた時にも出くわしますので、あるパーセンテージで克服できたら、パー5でバーディーにつなげることが出来るってことですね。(また皮算用(笑))



1/04/2014

2013年の成績と、2014年の数値目標


今年の元旦も初日の出は雲の向こうでした。

初日の出は雲の後ろ・・・


でも、おぼろげにでも拝めてしあわせ。


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一応毎年恒例の、2013年の成績の振り返りと、2014年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2012年の成績と、2013年の数値目標



昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)


2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)



今年は全てのデータが悪化してしまいました。

3月末に原因不明の肘痛を発生しまして、ゴルフにならない日々が7ヶ月ほど続き、その間のラウンドはひどいものでした。 特に5月6月はスコアどころかスイングにもなりませんでした。


こちら ↓ が昨年設定した目標でした。

2013目標
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.00
Putts per GIR:     1.950
Z版がんばり率    50%


ラウンド数もここ数年よりも大幅に落ちまして、目標は遥かかなたに遠ざかってしまいました。

特に8月の集中ラウンド時期に、肘から前腕への痛みで満足に振れない状態だったのが厳しかったです。

医者に診てもらいましたあと、カイロプラクティックに6ヶ月通い、なんとかゴルフは痛み無く出切る程度まで回復いたしました。
どうやら神経性の痛みだそうです。 五十肩の一種(五十肘?)でしょうか?

まだスイングが安定せずショットのバラけ方が大きくて苦戦しておりますが、また仕切りなおして気楽に行ってみようと思っています。

昨年、「今後のゴルフライフは、アジャストしていくことが必要になってくるような気がしています。」と書いていたところでしたし。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9

2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)


平均スコア、実はあともう少し悪いはずなのです。 6月にスコアをつける余裕も無くてラウンドした日もありましたので。(^^;
仕方がありませんので、

昨年のベスト・ラウンド、ワースト・ラウンドにつきましても、ブログにラウンド記事を書いておりませんので今年は省略いたします。

今年は散々に苦戦したラウンドでしたが、trimetalさん、Jackさんに呼んでいただいて7月にNYのコロニアルとベスページ・ブラックコースをラウンド出来たのが一番のよい思い出です。(^^)
スコアは100に近かったラウンドでしたが、とても記念になりました。 二つとも、もし仮に私が万全のコンディションで行ったとしてもスコア的にはたくさん打ってしまうであろう難しいコースでした。


11月に業界のトーナメントでラスベガスに行って バリ・ハイGCでプレーしまして本当に久しぶりに満足なラウンドで78が出せたのがとても嬉しかったです。
まだ多分に運が良かった面の方が大きいと思いますので、半年以上痛みがあって出来なかった素振りの復活が不可欠と考えています。


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バーディー数も昨年は減っています。(パーオン数も減っていますので。)

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)

肘の痛みはパットにもかなり影響していました。
本人的には、パターには影響が小さいかと思っていましたが、数字には如実に現れていました。


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さて昨年一番に力を入れようと目論んでいた、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


2013年の目標としては、「Z版がんばり率 50%達成」を掲げていました。


2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)


肘の痛みが一番影響したのは、実はこの部分のデータでした。
小さなショットほど、右肘・右腕を使っていることが、身にしみて判りました。

痛みが無いときには右腕と左腕の使っている比率とか、ショットによって使う部位の違いとか、意識に入ってこなかったのですが、両肘に痛みがありましたために、どのショットでどの部分を使っているのかいやでも意識させられまして、

これは「転んでも何か掴みたいな」と言う意味では収穫でした。


今後年齢的には飛距離の増加はなかなか望めない分、この分野での改良を重ねていくことが今後の私のゴルフには大変に重要になって来る、と考えていただけに、ここをこれ以上一歩後退するわけにはいきませんです。


一昨年はラウンドあたりのボギー・オン数がグッと増えていましたが、今年は少々減りました。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年7.64回になっています。

パーオン率が減り、ボギーオン率は維持された格好です。
ティーショットや2打目の、各ショットの制度が落ちた結果ですね。

Z版「がんばり率」とボギーオン率の組み合わせで、拾うゴルフを向上させたいところです。


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さて、例年であれば今年の目標設定をしたいところですが、昨年全てのデータが悪化してしまいましたので、

今年はどこまで回復できるのか、取り合えず具体的目標は無しでデータを取り、来年に繋げていってまたあらたに目標設定したいと思います。



4/21/2013

バレンシア (カントリークラブ)


本題に入る前に前哨戦を。

USC トロージャンズのフットボール・チームをサポートするゴルフ・トーナメント、
Lane Kiffin Heritage Golf Classic」 に参加して来ました。


画像をクリックで拡大します。
(トーナメント後のパーティーでトークするキッフィン・コーチ)


会場は、2年前にKIAクラシックを開催したインダストリー・ヒルズ (今回はアイク・コース) です。

トーナメントといっても、4人のベストボールをプレーしていくスクランブル形式のフレンドリーなお遊びコンペです。
参加費用並びに当日行われるオークションなどでお金を集めてチームをサポートするための fund raiser(資金集め)を行うためのものです。


今回のメンバーは、エンジェルズ・チャリティー・トーナメントの時とほぼ同じメンバーです。
例のHDCP5 くらいのブルースさんと、私と、HDCPでいうと25、30くらいのお酒のみのマットさんとキースさん、といった面子で、ショットの方は例によってブルースさんと私の2-men スクランブルの様相でしたが、今回は他の二人がパッティングですごい頑張ってくれました。

前回のチームで -4アンダーを上回ることを目標にプレーしまして、チームで -11アンダーでした。
(しかし残念ながら3位にも入賞できず。)

私はこの3月に入ってからの絶不調を抱えてのプレーだったのですが、随所に酷いショットを打ちつつ随所に良いショットも打ててチームには一応随分貢献出来ました。(^^;



ショットガンで我々は12番ホールからスタートしまして、1番ホールでは興味深いイベントが用意されていました。

ロンゲスト・ドライブのプロが我々の代わりに1番のパー5でティーショットを打ってくれて、2打目以降をプレーすれば良いということで、モンスター・ドライブを目の前で披露してくれるのです。



私が小さいわけじゃないんですよー。 マジでプロレスラーみたいなプロでした。(^^)
写真で持たせてもらっているのは彼のドライバーです。

因みに我々も一応ティーショットしても良いってことでしたが誰も打たず。
どのくらい置いて行かれるか肌身で体験したくて、私だけドライバーを打ちました。

まるでプレッシャーが無いせいか、今日一のあたりが出まして、やや打ち下ろしのフェアウエーど真ん中に260yショットを放つことが出来ました。

しかしこのプロが披露したティーショットは、まず狙う方向が全然違います。
40度ぐらい右の林の上に向かってエイミングし、ドカーンと高いドローボールを軽々とぶっ飛ばしました。
良い位置にボールを置くことが目的なので、おそらく本来打てる飛距離の85%ぐらいで打っているのじゃないでしょうか?

軽く100yは置いていかれましたですね。 本当に豪快でした。
パー5の506yの残りがもう140yでした。
「イーグル獲ってね!」って送り出されたのですが、しかし皮肉にも我々のチームはこのホールだけブルースさんも私もショットが全く噛み合わずにパーに終わりました。 (x_x;
ゴルフって不思議ですねー。


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さて、今回はかねてからチャンスがあったら!と思って止まなかったバレンシアCCをプレーすることが出来ましたので、そのご紹介です。(^^)

以前ラウンドしました、TPC バレンシアのすぐ近くにあるプライベイトのコースです。

ものすごく綺麗な、特に1番ボールのティーから見るコースの光景は、圧倒的な存在感のフェアウエーと起伏で溜息が出るほどでした。


Valencia Country Club
http://www.valenciagolfclub.com/


ロバート・トレント・ジョーンズSr.の設計で、2000年代にはチャンピオンズ・ツアーの大会が開かれていますし、1998年にはニッサン・オープン(現ノーザン・トラスト・オープン) が開催されています。

ファジー・ゼラーやジョン・デイリーは、リビエラCCよりいい、って言っているとコースのHPに紹介されています。

1965年開場の歴史あるコースですが、リビエラCCとは違って、バミューダ芝が使われています。


こういうコースをラウンド出来る機会に恵まれますと、会社に休暇を申請してしまいます。 (^^;

どう表現して良いかわかりませんが、とても満ち足りたワクワクした豊かな気持ちにさせてくれるゴルフ場でした。



当日は珍しく雲が厚い天候で、携帯で撮る私の写真ではあまり上手く撮れなかったのですが、それでもすごく綺麗なコースの様子が分かりますので、写真を幾つかご紹介していきます。


まずは、息を呑んだ1番ホールのフェアウエー上、2打目地点。
我々がランドした白ティーからは492yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


ディボット跡一つ写っていませんですね。
どうやったらこんな絨毯みたいに整備できるのだろう?

写真では上手く出ませんが、緩やかにしかし大きくうねりがあってかなりの高低差がある、ダイナミックなフェアウエーです。

3打目の100yをグリーンサイドのガードバンカーに入れてしまい、白くてふかふかした普段あまり出会わないタイプの、動く度に足がズブズブ砂に沈んでいくバンカーにいきなり戸惑いまして、出すのに3回かかってしまいました。(^^;

出てもまだグリーンの外だったボールを1歩に寄せましたが、これも外してしまい9打のスタートに。(笑)



こちらは4番ホールのティーからです。 354yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


緩やかに右ドッグレッグですね。
右サイドにバンカー群がありますけど、深緑の中に真っ白なバンカー、とても綺麗です。

折れたティーひとつ転がっていませんし、ディボット跡もありません。

この日の前半は、普段思いも寄らないスライス系のボールが全てのクラブに出続けまして、私個人は大苦戦しました。 この5年ぐらいで一番叩いたと思います。

このホールもグリーンを‘右’に外し、チップショットをシャンクしてわざわざバンカーに入れ、なんとか出せて5歩を残すもパットが惜しくも届かずダボに。

パターの距離感だけは悪くなかったです。 (でもいつもよりスライスしてたかも?(笑))



私のプレーは置いときまして、次の写真は8番ホールの短いパー4です。 白からですと337y。

画像をクリックで拡大します。


セカンド地点からグリーンまで、右サイドに長い池があります。

当然、左サイドに見えているフェアウエーバンカーの付近がグリーンへのアプローチのベストポジションになりますね。

そこへ向かって、約200y打てば残りは130-140yっていう算段でティーショットしますが、これがまたなぜか右へ行って木がスタイミーになる位置に行ってしまうんです。

このホールの辺りまで あまりの不調に (スコアが悪いだけならまだしも、打つボール打つボールがダメダメで、木の中から真横にチップして出すショットまでシャンクしちゃうし、グリーンから2yのアプローチで空振りするし)、ちょっと自分でも訳が分からなくなっていました。 (笑)

ここは、45歩(約31m半)のアプローチが全く寄らず、2パットでボギーでした。



後半に入りまして、起伏が大きくスケールの大きいフェアウエーの10番ホールの写真です。
440yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


目の前に見えている部分の大きく下ってから登った辺りに打っていけばよいのですけれど、白ティーからでも440yですから、平になった稜線の向こうは大きく下り坂になっていることが予想されますね。

パー5の9番ホールのセカンド・ショットでグリーンまで届く3Wを打って、少し感触が戻ったかも?と感じていた私は、稜線の向こうの下りに届かせて残り距離を短くしようと、ドライバーを打ちました。

前半の酷かったショットを忘れるぐらい良い当たりが打てまして、残りは175yぐらいだったのですが、下り斜面からのショットがまたもやヒール気味にスライス目に出て行って、グリーンの右手前のバンカーの右。

フェースを開いて上げて打ったら、僅かにグリーンに届きませんでした。

カップまで約15歩の下りで、グリーンまでは2yぐらい。
デリケートなチップショットを、・・・空振りしたのは、実はこのホールです。(^^;

やり直して打った少しフェースを開いて打ったチップショットが奇跡的にカップインしてくれまして、ボギーでした。(笑)



そして、16番の池越えのパー3です。 白ティーからは157yしかありません。

画像をクリックで拡大します。


拡大して旗が見えますでしょうかねー?
手前に池、後ろにバンカーが並んだ大きなグリーンで、カップはグリーンの右端に切られていました。

右の方が近いですし陸地もあるので、ピン位置としては左端よりは厳しくなかったと思いますが、ここのグリーンはアンジュレーションもありますし、バミューダ芝からのチップはカップがグリーンエッジに近いと難しくなりますのでダボもあり得ます。

池にも入れたくありませんので大きめで打ちたいところですが、後ろのバンカー群に入れてしまうと池に向かってバンカーショットを打つことになってしまいますし。

要するに大きなグリーンの真ん中を狙うのが最善策ですね。(笑)

距離がピッタリの6番I でグリーン中央を狙いましたが、やや引っ張って入ってしまいさらにフックしてグリーンの左に外してしまいました。

長い38歩(26m半)のチップショットを半分転がす予定で打って行きましたが、途中のマウンドのこちら向きの斜面にバウンドしてしまいややショートして6歩を残し、ボギーでした。
あとちょっとだけ強くてマウンドを越えればカップの方まで下って転がってくれたと思うので、惜しいチップでした。



さて、最後にご紹介いたしますのは、18番ホールのパー5。 白ティーからは522yです。

画像をクリックで拡大します。


こちらは2打目地点です。

写真で見えております、谷の底からグリーンまでは170-180yぐらいでしょうか。
そこへ行ってしまうとグリーンの旗はおろか前方には斜面以外なにも見えません。

私はこの位置から、向こうの坂が登り切った辺りを狙って3Wで打って行きました。


こちらが3打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ね、見えないでしょ? 写真で見るよりもずっとダイナミックなスケールのスロープなんです。

私のボールは実はやや右サイドのかろうじて登り切った辺りに写っています。(^^)

約120yの3打目は、右足が斜面にかかるスタンスのスイングでやや詰まってしまい、グリーンを右に外して20歩(約14m)のアプローチを残しました。

このチップショットは、PWを使って転がし気味に上手く打てまして、1歩半-2歩ぐらいに付けたのですが、パーパットはカップの右縁に外しました。
カップの外にボール1個、と読んで思ったところへ打てたのですが、カップ右縁狙いで良かったみたいです。 残念。



前半はもう普段にない右曲がりの連発で訳が分かんなくなった私でしたが、ものすごく楽しいラウンドでした。(^^)

後半やや持ち直せましたし(ショットは相変わらず不安定でしたが、少なくとも左へ曲がってくれました)、こんなに素晴らしいコースで気の合う友人たちと良い時間を過ごせまして、ゴルフっていいなぁ、とあらためて思ったのでした。(^^)