10/17/2020

スプーン (3W) のシャフトを新調 (ついでにヘッドも)

 個人的にうれしいニュースです。

青ティーから出も450yを超す 1番ホール。


こちらのモレノ・バレー・ランチ (ゴルフコース)は、以前ご紹介しておりますが、5年前に経営難でクローズしていました。ラウンド記録は7年前でした。

池の護岸が板で仕切られているのでお分かりになるかと思いますが、ピート・ダイ設計の綺麗だけどタフなコースです。
5年前のクローズ直前にもたまたまプレーしに行ったのですが、フェアウエーもティインググラウンドも草ぼうぼうで、すごい状態でした。そのすぐ後にクローズされてしまって...

この近隣では、他にもピート・ダイ設計のコースでも、ジャック・ニクラス設計のコースでも、グレッグ・ノーマン設計のコースでもクローズになってしまった例があります。
なかなかに厳しいです。

そんな中、このコースはランチョ・デル・ソル GCと名前を変えて復活してくれました。
リ・オープンは、まだ約2か月前だそうでした。

とても美しいコースです。

米国ゴルフ界は衰退気味でしたが、コロナウイルス禍下にあって好況を取り戻しつつあります。(^-^)


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MIYAZAKI B. ASHA 4X ドライバー・シャフト」っていうエントリーで、ドライバーのシャフトをアイアンに合わせて 5-10g程度軽量化する計画をしました。

3Wも、これに合わせて 5-10g程度軽くしようかという試みです。


Taylormade SIM Max-D ドライバー」というエントリーで並べましたドライバー用シャフトのうち、使用中の Aldila RIP Alpha  60  X-Stiff はエースドライバー用に残しまして、残りの中から 3W用に短くカットすると、ちょうど 10g弱程度の軽量化になりますので、これで行ってみようかと。



一番左が、現行の Aldila NV 75-X です。 すごいお気に入り。X-Stiffなので、78gぐらいあります。

真ん中のが、元々 SLDRドライバーについてきた純正のモトーレ Speeder 67 のシャフトで X-Stiffです。

一番右は、68gの Aldila RIP' D 65・2.8・Tour X-Stiff です。 元お気に入りだったドライバー用のシャフト。


それで、ついでに思いましたのが、3Wのヘッドの方もずいぶん年季が入ってきて、下手が地面から天ぷら打ったりとかもしてしまうので、プレーには支障がないもののだいぶ傷んできているなぁ、ということで。

eBayで程度の良いヘッドを入手することにしました。

どうせなら、ということで同じヘッドではなくTP仕様だった 14度のヘッドを購入してみました。



写真の角度の関係上、ちょっと分かりにくいのですが、形状はほとんど一緒です。



左のTPの方がほんの若干だけ洋ナシ型がヒール側にスリムです。
こうやって違う角度で見ちゃうと感じつかめません。すみません。





程度の良い個体が、比較的安価に入手できました。

こうやってみましても、形状の違いはほとんど分かりませんですね。

いままでの 15度は、Straightポジションか若干 Lowerのポジションで使っていましたので、こんどの 14度の場合は、1度 Higher側にセットして使ってみようかと思っています。


10/12/2020

ゴルフスイング-23 切り返しとダウンスイング

MISSION HILLS NORTH GARY PLAYER SIGNATURE COURSE に行ってきました。



こちらは朝焼けのドライビングレンジです。

とても良いコースですねー。

サウスコースの方はピート・ダイの設計ですが、こちらノースはゲーリー・プレーヤーによる1992年の設計だそうです。

粘くて深いラフと小さめのアンジュレーションの効いたグリーン周りにやられて87のスコアでした。
まだ完全なリ・オープンではないそうで、アルコールの販売とかいろいろ準備中。
フェアウエーも何ホールかはエアレーション中でした。


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ダウンスイングで、アウトサイド・イン (俗に言う首切り、だそうです。) に振ってしまわないよう、肩から肘の間をシャフトが横切って降りてくるように意識してスイングしようと取り組んでみました。
基本的には、魚突きをやっていけば大丈夫なのだろうかな、と思っています。


トップの切り返しで、上がっていって戻って降りてくるのではなく、上がっていったクラブが後ろに少し倒れつつループして戻ってくるイメージで。




ちょっと公園行って素振りしてみました。ボール打たないとなんとかそれっぽく出来ます。
ボールを前にするとちゃんといかないかもと思いますが、あんまり極端にやらなくても、少なくとも今迄からの改善にはなるんじゃないかと思ったりしてます。


イメージはできましたので、これで素振りを繰り返しておいて、練習場へ行ってボールを打ちに行きました。
横から入って、さらに下から上に突くイメージでやってみました。


こちらは7番アイアンです



動画を撮る角度がこの角度でいいのかどうかもよく分からないのですが。
トップの位置はどことかを特に意識していませんが、コンパクト目に収まってくれているような感じはします。


こちらはドライバー。



なんか自分で見てもよく分かりません。
いままで、スイング理論とかフォームとか、あんまり考えずにやってきましたので、どこがどうなると良いのか悪いのか、今いっちょ自分では分からないのが難点ですねー。

それでも、撮らないよりはビデオに撮って自分で見てみた方が良いと思うので、続けてみます。

一応今回の目標の、シャフトが少し寝て肩と肘の間の二の腕の辺りから降りてくる、っていう部分を動画からキャプチャーしてみました。


7番アイアン



ドライバー


ちょっと前までは、もっと肩口の方から降りていたような気がします。

昨日までよりは多少はインパクト直前に力が込められる気はしてきました。この感じで打つのが普通に習慣になって、その上で力の入れどころが掴めてきたら、もうちょっとパワー込めたりできるんじゃないかと期待していますが、いまのところこの辺で手一杯な感じです。

ここ最近の中では、多少インパクトが力強くなってきたかもしれません。


飛距離とか弾道とか打球音とか、なんかそういうのに劇的な変化は今のところ特にないような、まぁまぁ良いボールは出ているような、そんな感じです。
もうちょっと自然なドローが出るようになると少し距離も伸びるかなー?

こんなんでやってて大丈夫なんだろうか…? (^-^)



10/03/2020

MIYAZAKI B. ASHA 4X ドライバー・シャフト

今回はTemeculaに遠征に行ってきました。



こちらのThe Legends GC (旧Temecu Hills)は、以前ご紹介しております。もう9年も前なんですね。
あの時は、朝に近場で9ホールラウンドしてウォームアップ、遠征して 2ラウンドとかやってた時でした。(家族が留守になった時の週末行事でした。(笑))

池とバンカーがふんだんな、テッド・ロビンソン設計の綺麗なコースです。
全てのホールのグリーンの周りが椰子の木で囲まれています。スタイミーの時に分かりやすくて良いですね。綺麗ですし。
グリーン外した時に、椰子の木の間をいくショットとかがたまに発生して楽しかったり。(^-^)


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前のエントリーで、お気に入りのシャフトを並べて「シャフトはどれで行こうかな?」とか嘯いちゃっていましたが (^^;、前々から試してみたいと思っていたこちらのシャフトを入手して試してみることにしました。(←なにそれ?(笑))

2012年ごろにデビューしたシャフトなので、今となっては手ごろな値段で入手できます。


こちらに、My Golf Spy.com のリビューがあります。↓ 

SHAFT REVIEW – MIYAZAKI B. ASHA」by MyGolfSpy.com


軽量ながらしっかりしたシャフトとして定評のあるMiyazakiシャフトに、B.Ashaシリーズが出ました、という記事です。(Miyazakiブランドはダンロップ製でしょうか。)



こちら入手したものは、Cleveland用にコラボされたものでシャフトの柄がこんな感じです。
カチャカチャ用のスリーブはもちろんTaylormadeのM4用を付けてもらいました。

X-Stiff のシャフト重量は 55gです。


リビューによると、このB.Ashaシリーズのシャフトはそれまでの C.Kuaシリーズのシャフトとは異なっていてキックポイントがない、全体的に Flatter (より均一な) シャフトになっていて、感覚としては元調子のシャフトのような感じ、と書かれています。

X-Stiffですし、元調子な感じのシャフトがけっこう好きですので、「これは合いそうかな?」って思っていました。


ちなみに、MyGolfSpy.comのリビューのリンク先にある画像の様に、本当のシャフト柄はこちらです。



スペックはこちらのようになっているそうです。




この ↑ 中の、4Xっていうやつです。
いままで好んでいましたシャフトと比較しますと、トルクがけっこう大き目です。
それがどう出るかちょっと気になります。

とはいえ今回の目的は、シャフト重量をアイアンに合わせる主旨です。
X-Stiffですし大丈夫でしょう。

アイアンセットを、Aerotech Golf Shaft 社の Steelfiber i110cw シャフトの挿った AdamsのIDEA MB2に変えた結果 シャフト重量が約10g程度軽くなりました関係で、ドライバーのシャフトの方も、5-8gぐらいの範囲で少し軽くしてアイアンセットに合わせた方がいいかなー、と思いましたのがきっかけです。

それで、56-62gぐらいの良いシャフトがあればなー、っていうことで以前興味を持ってブックマークしていた業者さんのシャフトを思い出したのです。



届いてみてから確認しましたところ、44 1/2インチ仕上げで出来上がって送られてくるはずが、45インチ仕上げになる様子で、1/2ほど長い
ことが分かりました。

ドライバーの長さの測り方、60度法とかいろいろあってなかなか通販で購入して合わせるの難しいです。

しかしこのシャフトは、この長さのまましばらく使い込んでみようと思っています。

55gで、予定していた56-62gよりもほんの気持ち軽いですし、Taylormade SIM Max-D ドライバーを買いましたのでね、(M4よりももっとForgiving (ミスに寛容) になってますので) 半インチ(約1.27㎝)くらい長くても打ちやすく、むしろ今までと同じ感覚で打てるかもしれないな、と思いまして。

10g程度軽くなった分、少し速く振れると良いのですが。 (まぁあんまり変わんないかな。)


これで良い結果が出ましたら、今度は 3Wのシャフトも 5-8gくらい軽くしてみたいと思っています。 


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練習場で何球か打ってみた感じでは、とても良さげな雰囲気を感じました。

またコースで使ってみましたら、感想などを追記してみたいと思います。

  

9/26/2020

ゴルフスイング-22 腰のカウンター動作その2 (背面撃ちドリル)

 このホールは 441yしかない短い打ち降ろしのパー5 なのですけど、写真で受ける印象通りに 

 ...すごく厄介です。



Shorecliffs GCの16番ホールです。

ドライバーが真っすぐ行ってる日は打っても良いかもしれませんけど、グーっと狭くなって落としどころが 15-20y の幅しかありません。
フェアウエーの幅が、じゃなくてホールの幅がそれしかありません。

3Wでティーショットしてもこの幅にはまりますかどうか。

2打目以降もまーっ直ぐ打ち下ろしていきます。

私はこの日、無理せずに刻み気味にいって 3打目を 90yぐらいで進めたのですが、その3打目を左足下がりのライからやや左へ引っ張ってグリーン奥に外し寄せきれず 4歩のパットも読み切れず外してボギーでした。

このコースはなんホールか崩れたらしくて、改装中です。
1番ホールが、1a と 1b に分かれていたり5番ホールがなかったりしています。
改装完了後も楽しみです。


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ゴルフスイング‐20 : 腰のカウンター動作」っていうエントリーを上げましたが、その続きです。

山本道場ゴルフTVで紹介されています、背面打ちドリルというのに取り組んでみました。


ローリー・マキロイのスイングの、腰のカウンター逆回転現象が解説されている動画を今一度添付しておきます。



ここまでハッキリと、外から見て分かるほどの動きをすることは到底無理ですが、これが理想形です。

撮った動画上では見えにくい動きであっても、自分の体では今までと違った動きを実感として感じている自覚が出来れば十分に効果的だと思います。
インパクトのときに腰がプリッとカウンターの動きをして、上半身はこれに反作用してグッと反応する感じ。


まずは6番アイアンで、極端なクローズドスタンスにしてボールを自分の背中の方向に打つ練習です。



自然に低いドローボールが出ます。
左肩をなるべく動かさないようにスタンスの位置のままにテークバックして (あごの下とかに左肩は絶対に持ってこない)、ダウンスイングでは右肩を動かさないように右かかとの真上くらいの位置にできるだけキープしたまま、魚突きドリルの要領で打つ、という教えをできるだけ守るように努力...。

(インパクトの時に、もう少し右肩を残して右足で踏ん張ってボールを押し返すイメージが出せると良いのですけれど。...違うか。これだけクローズだと右には乗れないかな? ...とりあえず引き続き練習します。)

こうすると私でも、インパクトの瞬間に左腰が飛球線とは逆方向にカウンターで入ってくるのを感じることができます。

テークバックも左腕が10時の位置ぐらいまでしか上がっていませんが、普段のフルスイングくらいの飛距離が出ていて驚きました。
(普段無駄な動きが多い状態で打ってるってことですわね。)

この練習、ちょっと気持ちいいなぁ。
この打ち方でラウンドしてみても良いかも?ってまで思ってしまいます。(笑)


クラブが長くなるとちょっと勝手が違うかなー、と思いつつ、今度はドライバーで。



思ったよりも、6番アイアンの時と同じような感覚で練習できました。
グッとボールがつかまる感じはアイアンの方が実感が強いように思いました。

両方とももっと極端にクローズして構えて、ホントに背中の方に向かって打った方がいいかな?とかも思ったのですが、やってみたらこのくらいの大きさのクローズドの度合いがカウンターの腰の動きと自分の上半身の関係性が強く感じられたので、このくらいのクローズ度合いで良いかな、と思いました。

インパクトで左腰がプリンっとカウンターで左脇がグッとねじれる感じ。
(動画でみますとせいぜいインパクトで旋回が一旦止まる程度に微かにしか見えませんが、体感する動きとしてはカウンターを感じます。)


ということで、この感覚を維持した状態を保つように心がけて、DRを普通に構えて打ってみました。



ちょっとテークバックをインに引いちゃってますね、こうやって後で見ますと。
もう少しアウトから上がってしっかり魚突きできるようにしないと。

でも、腰のリバース・カウンターは感じました。
これをイメージに入れて練習していきたいと思います。
ドラインビング・レンジに行ったら、毎回この背面打ちをやってから練習しようかな。


9/19/2020

Taylormade SIM Max-D ドライバー

ここのところ、カリフォルニア州の山火事 (これ自体は毎年たくさん燃えてます。)で上がった煙が都市部および郊外に漂って、空気を悪くしています。



この写真みたいに、太陽が赤く見えます。フィルターなしで太陽見ても大丈夫なくらい。
ちょうど夕日が赤くなるのと同じ原理で、太陽光が空気中に浮遊する灰で散乱してこんな色になっちゃうのでしょうか。

新型コロナウイルスの影響で、近頃ゴルフ場はどこもものすごく混んでいて週末はおろか平日もティータイムを予約しにくいくらいです。各コース、グリーンフィーを値上げしています。
 他に安全に遊ぶ場所の選択肢が多くないんですね。釣りとかハイキングとか、アウトドア系は比較的安全に楽しめますので。


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今月頭に『誕生日になんかクラブ買っても良いよ〜。』って、妻から暖かいお言葉をいただきまして、モチベーションを上げるためにも!との考えで、思い切って入手してしまいました。(嬉)


例によって発売からほぼ 1年も経ってからのレビューですみません。
 (出たてだと高いんですよね。)


Taylormadeの M4 Type-Dを入手した時も同じ事言ってて、しかもべた褒めしていまして、実は今でもかなり満足しています。(笑)



友達から、SIMは forgiveness (ミスの許容範囲) すごいよ。って聞いていましたので、SIMシリーズの中でも一番易しいらしいモデルで、D-Typeの M4とM6 の流れを汲んでいそうな Max-D を選びました。


テイラーメードのウエブサイトをリンクしておきます。



Speed Injected Twisted Face。M4にはツイスティッド・フェースは採用されていましたがインジェクションはまだでしたね。ツイスティッド・フェース機能は良いと思います。けっこうプレーしてて実感します。




これは前からあるカチャカチャの機能と一見同じに見えますが、ちょっと進化してるっぽいですね。

クリックでTaylormadeのサイトにリンクしてます。



さっそく練習場に持ち込んで打ってみました。


ソール側の出っ張ったウエート (とエアロダイナミックス)、ちょっとうざったいのかなと思っていましたけど、全然そうでもありませんでした。
座りも悪くないね、みたいな感じ。



クラウン側の見た目はすごく良いです。なんだろう、コンポジット感が出ていてちょっとマットなテカテカしてない感じ。 これはかなり好きです。



フェース側には、インジェクションした跡のビスが見えますけど、これもちょっとノスタルジック感あって好きです。
パーシモンの頃に、フェースにプレートが付けてあってビス止めしてあったの思い出します。 「目ネジの頭のところに当たるとよく飛ぶ」とか言われてましたっけ。(笑)
(この青いのは、位置的にそういう場所ではありませんが。(笑))



構えた感じ。 派手にフェースがクローズドには見えないのが好みです。この写真のシャフトは、現行でバッグに入っている M4ドライバーのものを付けました。同じシャフトで打ち比べできるの、良いですねー。


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で、このドライバーに、どのシャフトを挿れて使おうか? っていうのが個人的な大行事になります。

候補は、4本。


1. Aldila RIP' D 65・2.8・Tour X-Stiff              68g 
2. Aldila RIP Alpha  60  X-Stiff                       66g 
3. KUROKAGE Black TiNi 60  X-Stiff                68g  
4. Enzo Tour Zone 6  XX-Stiff                         69g 



現行のM4で使っているのが、2. のAldila RIP Alpha  60  です。
この4本の他にも、S-Flexのモトーレ (SLDRのときの純正) とか、R-Flexも含めて置いといてありますが、やっぱりこの4本のどれかかなー。

KUROKAGE Black TiNi 60 で行きたいなー、と思ったりもしています。
このシャフトには、良い思い出がありますので。

全部44 1/2インチ仕上げの長さになっていますが、Aldila RIP' D 65・2.8・Tour のこの1本だけは、半インチ長い 45インチ仕上げになっています。 ↓


1.2cm 違うだけなのですが、違いは出ますよね。
すでに打ってみましたが、実に良い感じではあります。

ただ、やはり練習場ではなくてコースで使って、の上での信頼性が一番大切だと思いますので、これは順番にコースに持ち込むしかないかな、と思ってはいます。

また、後々に追記をするかもしれません。



9/13/2020

ラスティック・キャニオン GC


今回ご紹介いたしますのは、以前ご紹介いたしました (といっても10年も前ですが。) ムーアパーク・カントリークラブ」のすぐ近くにあります、ラスティック・キャニオン・ゴルフコースです。

(ご紹介は10年前でしたが、つい先月にもムーアパークCCをラウンドしてきました。ものすごく良いコースなのですが、早い時間の予約が平日でもなかなか取れません。メンバーが優先で予約してしまっているからです。)

ムーアパークCCはアップダウンと渓谷が上手く使われて設計されたコースですが、こちらのラスティック・キャニオンの方は、同じMoorpark市内にあるのにまったく違った様相のコースでちょっとびっくりしました。

ここは初めてラウンドしましたので、ご紹介いたします。


Rustic (素朴な) の名前の通り、歩きでラウンドするゴルファーの多い、牧歌的な粗野な感じもする、全体にとってもフラットなコースでして、山の中にあるとは思えない、まるでリンクス・コースです。


Rustic Canyon Golf Course
https://www.rusticcanyongolfcourse.com/


Geoff ShackelfordとHanse Golf Course Design社による設計で、2017年にはGolf Weekly Magazineのカリフォルニア州のプレーできるベストコースの 6位に選ばれた、とコースのサイトに書いてあります。


リンク先のコースのサイトの美しい写真の数々を見ていただいても分かりますが、コースは広々としてフラットなリンクスなのに、周りは山々に囲まれています。
バンカーもブッシュが入っていたりしてリンクスっぽい造り。

コース内には小川も流れています。配されているクリークは、主流以外にはほとんど水は流れていないですけれども。
夏は乾いていて暑いんですよね、この地域。


コースのFlyover (鳥瞰ビデオ) がありますので、是非ご覧になってみてください。

ものすごく良い感じです。

グリーンがどのホールもべらぼうにでっかくて(よく見ますと、ファーストカットが短く刈られていてグリーン自体よりは長いカラーともいうべき部分が幅広くグリーンを囲んでいてグリーンに見えるのですが) 、これよりグリーンがデカいコースはいまだかつて見たことない、っていうくらい巨大です。
長い長いラグパットをいくつも打つことになりまして、これもすごくリンクスをプレーしている雰囲気で、とても好きでした。


まずは、1番ホールの後方から撮った写真です。
前の組のゴルファーたちが写っているところがティーです。 
我々がランドした白ティーからは495yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


写真の手前の方に伸びてきている部分は、バックティー用のスペースで、一番手前の枯れた木株のすぐ右のところからは540Yある模様です。

なんかホールの右手にも平らな地域が広々と続いていて (そっちは9番ホールなのですが)、打っていく先の方には斜めにクリークのような段差が走っていて、なんか普段は見ないようなフェアウエーのレイアウトです。良いですねー。

DR、3W,と打って行ってウエッジで乗せて無難にはスタートしましたが、いきなり21歩のロングパットからで、なんとか 2パット。


こちらはホールアウト後に 1番ホールのグリーンを撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと比較対象がないのでわかりにくいかもしれないのですが、見たこともないくらいデッカいです。端から端まで 200フィート (約70m) 以上あるんじゃないでしょうか?ファーストカットの外の部分も芝が短く刈られていますので、もうフェアウエーのどこからでもパターで打っていけそうな感じ。(^^)

こういう感じのコース、私の近くにはなかなかありませんので、ここのラウンドは本当に楽しかったです。



次の写真は 3番の 300y弱しかない短いパー4だったかと思いますが、友人がバンカーにつかまったところです。
画像をクリックで拡大します。


ブッシュに囲まれていまして、なかなかに厄介そうです。
出るのに 3回くらいかかっていました。おまけにわざわざ砂からブッシュにまで入れて。

私は 2打目で乗せてはいましたが、ファーストパットが28歩もありまして。ラグパットの距離感的には割とぴったり目に行ったのですが、曲がりが逆に見えていて左へ曲がるつもりが右へ逸れていき、距離が長い分幅が大きくなりまして横へ 3歩も残し、3パットしてしまいました。



こちらの写真は途中のカートで走った部分です。5番ホールから 6番ホールへ向かうカート道ですかね。

画像をクリックで拡大します。


砂地の上を走る格好です。木製の低いガードレールがありまして。
この道は、本来はたくさん雨が降ったら水が流れるクリークになる部分じゃないかと思うのですが、いつもこんな感じに砂地のままなのかもしれません。

ちょっとユニークだな、と思いましたので写真に撮っておきました。



このグリーンも大きいです。13番ホールだったと思います。
本来はグリーンが小さくなるはずのパー5 のグリーンがこんなに大きいんです。
白ティーからは 512yでした。バックの黒ティーだと582yあります。

画像をクリックで拡大します。


真ん中に赤く点みたいに写っているのがピンフラッグです。旗自体は青と白ですね。
すごく低いピンに見えますが、そうではなくてグリーンが巨大なのです。

このグリーンには食い込んだバンカーがありまして、ピンの近くまで来ていますね。
この豪快なコース、とても好きでした。
そして向こうには山が見えます。なんというリンクス・コースでしょう。(笑)

ここは 4歩のバーディーチャンスに付けたのですが残念ながら入りませんでした。



さて、最後にご紹介いたしますのは、18番ホールのパー4です。 白ティーからは354yですが、黒ティーからは 456yあります。

画像をクリックで拡大します。


こちらがティーインググラウンドからのビューですね。
砂地の向こう側のフェアウエーに向かってティーショットを打っていきます。

ひだりに見えている木々の向こう側がドライビングレンジ、右側はブッシュが見えていますが、クリークになっていますので、見えているフェアウエーにコントロールしてティーショットを打っていきます。


こちらが 18番のグリーンの後方から振り返った写真です。

画像をクリックで拡大します。


と、いいますか、私はまだグリーン上にいますね。あんなに遠くにピンが写ってます。(笑)
友人達も写ってますから距離感つかんでいただけるかと思います。
私のボールは左サイドの赤シャツの友人からこちらに下がってきた辺りに写っています。
セカンド・ショットがちょっと大きすぎました。20歩くらい残っています。

この18番のグリーンは笑っちゃうぐらい大きいんですが、それもそのはず、写真を撮っている私から後方は、練習用のパッティンググリーンになっています。
ですから、ここからさらに40yくらい後ろまでグリーンが続いています。(笑)

この長いパットをなんとか 2パットでホールアウトいたしまして、とても楽しいラウンドを終了しました。

このホールのグリーンは、グリーンの長さだけで 350フィート (約100m) は軽くあるんじゃないでしょうか。


このラウンド、実は先日の新しいアイアンセットを持ち込んでの新兵器アイアン・デビューのラウンドでした。(^-^)

練習場で、PWと 6番Iと 4番I を打っただけで持っていきましたが、その前のと同じアイアンのシャフト違いでしたので、まぁ特に問題はありませんでした。とても調子よかったと思います。

とてもユニークな体験ができますし、ラウンドしてとても楽しいコースですので、今度はいつか別の友人たちと青ティーからのラウンドに挑戦してみたいと思います。



9/06/2020

Aerotech Golf Shaft 社の Steelfiber i110cw シャフト

写真は Redhawk GCの 8番ホール、美しいアイランドグリーンです。


このコースは以前ご紹介していますが、...すでに12年も前!

びっくりしたー。(笑)


当時の写真は、こんなでした。 (こちらは白ティーですが。)

こちらの方がアイランドグリーンが魅力的に見えるアングルだと思います。ちょっとバックティーの位置が動かされているような気がしました。右側に空いているスペースがありましたし。

 他にもギャップの大きな 2段グリーンだったのが、4段グリーンに改造されていたりして (14番かな?)、すごい間を開けて久々に行くと面白いな、って思いました。

現在は、バンカーに真っ白い砂を投入してさらなる改造中でした。(^-^)


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 先日ポストしました IDEA MB 2のアイアンセットに、題記のシャフトが付いていまして、すごく興味津々だったのもあり、気に入って使っているヘッドのアイアンですのでこれは是非に、ということで入手いたしました。



早速ドライビング・レンジに3回、コースにも1回持って行って打ってみましたので、メモにしておきます。

スティールカーボンという (私にとっては) 新しいコンセプトのシャフトでして、イメージとしてはカーボンシャフトの表面層に 8ミクロン径の細いステンレススチール製のワイヤー (というよりむしろフィラメント) が巻き付けられて構成されています。(8ミクロンっていうのは髪の毛の1/10の細さだそうです。)

カーボンシャフトの弾力とスチールシャフトの安定性が両立されている、ということだそうでして、

Steelfiberシャフトのテクノロジー  (←クリック) 


確かに カーボンシャフトそのものよりも、肉厚の配分やワイヤーの巻き具合、厚さなどでかなりの自由設計ができそうな技術ですねー。

重さも硬さのバリエーションはもちろん、いろいろな種類のシリーズが用意されていますので、ウエブサイトの方をご参照なさってください。

Aerotech社のウエブサイト  (←クリック) 


さて、私のへっぽこスイングでの所感書いてもどうかと思うのですが、まぁとりあえず。(笑)


この写真のシャフトの柄は上のウエブサイトの写真と違って見えますが、シャフトが裏挿ししてあって、反対側が表を向いています。

私のは、Steelfiber i110cw というモデルの X-Stiffのシャフトです。

cwシリーズは、(Constant Weight)ということで、番手間でフローせず、全番手が110gになるように設計されているそうです。


このSteelfiberのシャフトはかなりしっかり硬さが出ていてX-Stiffだと相当硬いよ?って友達から聞いていたのでちょっと打ちこなせるか心配だったのですが、プレーした感じでは概ね大丈夫そうです。

私の場合、たいしてパワーがあるわけでもないのにドライバーでも3Wでも硬め(X-Stiff) のシャフトを好んでいるので、タイミングというか慣れ?的なものがあるのかも知れません。

2013年の 2月までは、それまで 30年間で 5種類ほどのアイアンセットを使ってきていたわけですが、どれもダイナミックゴールドのS300 (Stiff)というアメリカで一番一般的なスペックのシャフトのものを使用してきていました。(日本でも80年代前半の若い頃でしたから安く入手できた並行輸入品でダイナミックゴールドのS300でした。)

重量は、番手別に 115-130gでフローしていたと思います。

2013年からは Adams IDEA MB2アイアンにしまして、これは KBS TourのBlack Nickelというスチールシャフトが入っています。 

S-Flexでしたので、これのシャフト重量は、120gです。 

その後、2015年の9月に誕生日プレゼントということでTaylormadeのSLDRアイアンを使い始めましたが、これには KBS C-Taper 90というシャフトが挿さっていて、S-Flexは110gとやや軽量でした。

で、その後 昨年(2019年)の6月に 「アイアンセットのカーボンシャフトを検討するかも?」っていうエントリーを書いたんですが、実行には移さず。

(もし実行していたら、UST MamiyaのRecoil 110っていうシャフトを検討していたのですけれども。)

で、実際には今年に入って、2013年から使っていた Adams IDEA MB2アイアンに戻していました。120g。

ということで、今回は重量的には110gのしっかりとしたカーボン系シャフトって言うことで、昨年考えていたアイディアを実行にようやく移した格好です。まぁ、たまたまヘッドと合わせてちょうどいいのがあったから購入しただけなのですが。


で、結論的にはすごく良い感じです。

打ちやすいです。 って、言っても、私には KBS Tour の Black Nickelとの違いを今のところほとんど感じません。若干しなりを少なく感じる気がする (気のせいかも知れない) くらいの感じです。

飛距離の差が出るかどうかが肝心な点かと思いますが、残念ながら今ちょうどスイングを徐々に改造している段階で不明です。 全体的に少しだけ飛んでるような気もしていますが、スイングのせいかも知れませんし、シャフトの差としてはあまり大きくは違わない印象です。

左右へのブレはというと、これも今のブレはスイングの変化の過程が出ている方が色濃くてシャフトの差は出ていない印象です。

(まるで役に立たないreview、大変申し訳ありませんです。)


打感ということであれば、すこぶる良いです。 すでに相当に気に入ってしまいました。

( KBS Tourでも打感がとても良いと感じていましたので、この点もあまり変わっていません。) 

私個人の好みの問題ですが、過去に N.S. Pro 950GHの試打したときはいつもなにかタイミングが合わないものを感じました。 すこしだけ軽すぎて振り回してしまっていたかもしれません。私のスイングの問題かと認識しています。


以上、今のところの、しょうもない所感です。

またラウンドで数回使用してみて、なにか気が付いたことがあったらメモしてみたいと思います。




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追記:9/13/2020 

このアイアンでのラウンドを追記しました。




8/30/2020

ゴルフスイング -21 テークバック修正

こちらの写真は、Soboba Springs Golf CourseSoboba Springs Golf Course, Casino & Resort の 8番ホール Par3です。



友達が綺麗なフォームで打っていますねー。
一つ前のエントリーで書きましたミズノのMP-4を使っているのがこの友人です。
私もここはグリーンオンできて 2パットでした。

普段行くにはちょっと遠いんですが、値段もそれほど高くなくてコースが非常によく整備されていますので、出かける価値ありのコースです。
カジノが経営していて、景観が美しく、典型的なリゾートタイプのコースになっています。
(でも我々は宿泊にもスロットにもビュッフェにも目もくれずゴルフして帰ります。(笑))

半額以下でリプレーも可能なのですが、この時期は朝の10時以降ぐんぐん暑くなって40度Cを超えてしまいますので、早朝スタートで 18ホールプレーして終了しました。


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さて、前前々エントリーに引き続きまして、当ブログでは珍しかったスイングメカニズム的な内容で、山本道場ゴルフTVのスイングへの個人的な取り組みシリーズが続きます。


前回の動画で腰のカウンターの動きを練習しようとしていたのですが、テークバックは手で上げない、腕で上げない、下半身の動きの反動で、というイメージでやっていたのですが、インに入りすぎていることに気が付きました。

今回はそれを修正してみようという取り組みです。


一般的にもこういう説明がされています。

画像をクリックでHONDAの公式サイトにリンクしてます。

こちらの図は、自動車とバイクのあのホンダの公式サイトからリンクしてきました。
HONDA GOLFというサイトが存在していた模様です。ちょっと驚きました。

まぁインサイドから上がっても、インサイドから降りてくる分には良いんじゃないかとは思うのですが、真っ直ぐかむしろアウロサイド気味に上がっていく方が、ダウンスイングのときにインサイドから降りて来やすいのが物理現象ということで、やはり修正すべきと思いました。

しかし問題が。題記には「テークバック修正」と書きましたが、山本道場ゴルフTV式のスイングには、特にトップの位置も指定されていませんし、バックスイングも主に下半身の動きの反動で上がるもので、腕や手で上げるものではありませんので、手で持っていって修正する訳に行きません。

そこで自分なりにひと工夫してみまして、右足のつま先を少し内側にほぼ真っすぐ方向に気持ち閉じてみました。
この状態で左腰を時計を反対方向の左方向に少し開く動きをしつつ膝を若干沈める気持ちで動いてみるとテークバックがインサイドに入らずに外に上がって行くイメージになりました。

スイングの途中から修正しようとしても、スイングの最初の始動の部分で間違っていると途中では修正できないとの山本師範の教えなので、出だしに注意して手であげないよう、なるべく自然に勝手に上がっていく感覚でバックスイングできるように、という意識でやってみました。

先々週の動画のあと、上記のようなスイングイメージをもって、クラブは持たずにスイング練習の棒を毎日10回ずつくらい振って素振りを繰り返しておいて、いざ週末になってから練習場で打ってみました。



8/23/2020

Adams IDEA MB2 アイアンセット (今度は PVD コーティング & SteelFiberシャフト )

いやー、このところの山火事は例年にも増してすごいです。
  


これはAngeles National Forestという辺りの山火事の様子で、噴火しているわけではありません。

山火事は毎年のことではあるのですけれど、なかなか消えませんし、民家に迫ると大きな被害が出てしまいます。

Angeles National Golf Club」のエントリーも過去にあります。

二クラス・デザインの美しいコースです。


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アイアンセットを購入しました。

2015年の9月から昨年までは、テーラーメードのSLDRアイアンを使っていました。

  →「Taylormade SLDR Irons (アイアンも変えました。)


その後、今年に入って友人がミズノのMP-4 アイアンを使い初めまして。

で、私もマッスルバックに戻そうかな?ってことで 2015年の夏以前まで使っていました、Adams IDEAの MB2 アイアンに戻しておりました。

このアイアンは実に形の綺麗なアイアンで、マッスルバックながらとてもForgivingで打ちやすく、本当に気に入っています。(当時の写真 ↓ )


  →「Adams IDEA MB2 アイアンセット


もう一つの特徴として、ヘッドにメッキがされていないんですよね。

ですから、ラウンド中に雨なんか降って拭き残しなんかありますと、次の日になるとすでに茶色い錆が出てしまいます。ウエッジにはメッキなしのものも見受けますが、アイアンのヘッドでは非常に珍しいタイプだと思います。

手入れが面倒くさいんですけれども、逆にそこが良かったというかなんといいますか。


今回購入したアイアンセットも、基本的にはすでに持っているアイアンと同じものです。



とても綺麗に使われたセットで、入手出来てうれしい限りです。

今回のものは、ヘッドにPVDコーティング加工がされているため、ヘッド後方のソール側に埋め込まれている丸い真鍮プラグが見えません。隠れてはしまいましたが、見た目はとても良いと思っています。
そしてその代わりに、なかなか錆びずに保てます。


大きく変えたのは、こちらです。


ちょっとピントが違うところに合ってしまいました (後の祭り)。(^‐^;;

SteelFiber の i110 というシャフトで、カーボンシャフトなのですがかなりしっかりとStiffnessが出ていると評判で、こちらの i110は重さが110 gあり、全番手でフローせず同じ重量ということになっています。ちなみにこれは X-Stiffです。

私に合うかどうか全く分かりませんが、とりあえず試してみたいし、もしだめでもリシャフトしてでももう製造中止のこのヘッドは入手しておいても良いかな、ってことでの購入でした。

フェース側の写真で、こちらはPWです。2011-12年のウエッジにしては非常に状態が良いです。


今回のアイアンセットの購入には大満足で、ちょっと楽しみでウキウキしています。
いやー、実に良いなぁ。(笑)

モチベーション上がりますよね!




8/28/2020 追記 (写真追加):

PW

5I


 

8/16/2020

ゴルフスイング‐20 腰のカウンター動作

写真は、Moorpark Country ClubのCanyon Ridge 9番ホールです。

コースも非常によく整備されていますし、ちょっと遠いのであまり行かないのですがとても好きなコースです。(COVID-19で道が空いてる間はプレーするチャンスかも?)



すごく気持ちの良い打ち降ろしのティーショットです。フェアウエー右サイドの緑色が濃く見えるエリアを狙って・・・


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さて、前エントリーに引き続きまして、当ブログでは比較的珍しいスイング理論的な内容です。山本道場ゴルフTVのスイングに取り組み始めたことを聞いた友だちが、大変に興味深い動画を教えてくれました。

ローリー・マキロイのスイングの動画です。
まずはご覧ください。


2009年のRBC Heritage、ローリー・マキロイが19歳だった時のものですが、ローリーの腰の動きについて詳しく解説されています。
ダウンスイングにかけてローリーの腰は左へ逆時計回り方向へ開いていきますが、インパクトを迎えるその瞬間に、時計回り方向にブンっとねじ戻る動きを見せています。

動画では、5フィート11インチ、160ポンドの比較的小柄なマキロイが生み出すパワーはこの奇妙な腰の動きにカギがあるのではないか、という解説がされています。

山本道場で、「下半身の動きに呼応するかたちで、上半身はカウンターの動きをする。」といつも説明されています。
ですから、インパクトで腰が時計回りにパンっと戻るカウンターで上半身がボールを打つ、っていうのは理にかなっている動きになります。実は全然奇妙な動きではないのですね。

逆に、テークバックの始動も腕を上げていくのではなく肩の回転で上がっていくのでもなく、下半身が反時計回りにグッとお腹に力が入る反動のカウンターの動きでクラブが上がるのがテークバック、とされています。

体は回さない、腕は振らない、スイングしない、ストロークは回転運動ではない、という説明がすごくヘンテコには聞こえますが、私の頭には「なるほど、なるほど。」ということで、スムーズに入ってきます。(体が体現できるかはまた別の問題。)

このローリー・マキロイのストップモーションの解説付きのスイング動画は、非常に貴重なものではないかと思います。

とてもマキロイのようにはできそうな動きではありませんが、ボールを叩くメカニズムのエッセンスとしては、とてもとてもイメージに役立つ動画だと思います。


8/06/2020

ゴルフスイング-19 (山本道場のスイングに取り組む。じっくりやります。)

写真は、Candlewood Country Clubの6番ホールです。
米国には珍しい、グリーンが二つあるホールです。週末に行ってきました。

私が知る限り、この周辺ではこのホールとあと、Pelican Hill CCのSouth Courseの13番ホールのパー3 くらいしか思い浮かびません。

このホールはさらに変わっていまして、片方のグリーンがパー4で、もう一方がパー5になっています。
私がプレーした日は正面に見えているパー4のグリーンでした。そこからぐぐーっと右にドッグレッグしていった方にパー5のグリーンがあります。


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さて、約1年半ぶりのスイング動画記事になります。
とはいえ、その前が3年前、6年前ですから、そんなに久しぶりでもありませんですね。

当時「ゴルフスイング-18 (K-Bombを実践してみる)」というスイング動画をアップしまして、飛距離アップを期待していたのですが、意に反しましてボールの弾道はかなり高くなったものの決して吹け上がったりしているわけでもないのに飛距離はあまり戻らず、年齢と共にだんだん落ちてきた傾向が止まることなく、いささか不本意な結果になっておりました。

でも弾道が上がったこと自体は良かったと思いますし、左肩の上がった状態のセットアップ自体には問題はないと思いますので、マイナスではなかったと思っています。

これ以外にも、スイング理論的な記事は私のブログにはほとんど全く出てきませんが、それもそのはず、ゴルフ始めて30数年このかた自己流で適当に振って打ってプレーしてきていまして、スイングをメカニカルに考えたこと自体があまりありませんでした。


しかし、このままではマズいな、と考えるようになってきました。
どんどん飛距離が落ちて来ていて、近頃はドライバーで「むんっ!」って振っても、220yぐらいしか行ってないんじゃないの?っていう体たらくになってきていまして...。

ルー・リッキオ (Dr. Lucius Riccio) の法則」という記事に書かれていますが、スコア改善(復活)の最重要課題は、「パーオン率の向上」が最優先事項と考えますので、どうしても飛距離の回復が必要です。
このところ、白ティーからプレーしますと明らかに青ティーからのプレーよりもスコアが良い傾向がでているのも頷けます。

本当にこのままでは、マズい。


そういう訳で、ゴルフを始めて「初めて」といってよいかと思いますが、レッスンを受ける (ような) ことをトライすることにしました。
数多くあります YouTube のレッスン動画の中で、山本道場ゴルフTVのレッスンビデオのよくは分からない説明になぜか心が強く共感できる感覚を抱きまして、時間をかけて挑戦するつもりになっています。
どうか挫折せずに進めますように。(笑)
もし日本にいたら、レッスン申し込んで通いたい気持ち。

多様なレッスンの多くの部分はまだまだ全然実践できませんが、頭でっかちに内容は理解したつもりで気持ちに刻みつつ、まずは基礎的な部分から慣れて行って、次のステップに進もうと思っています。
(レッスン動画は、次の次の次の次のステップくらいまで見てとりあえず頭でっかちにはなっている状態です。(笑))

山本師範、ありがとうございます。m(__)m


まずは魚突きドリル(まだ「すん」なし)



こちらはピッチングウエッジです。
PWのターゲットの赤いポールは画面のやや右方向。



こちらが6番アイアン。
ほんの気持ち右寄りに目標の白いポールがあります。



そして一気にドライバー。
これはマットに沿った正面真ん中方向に目標をとっています。


なにしろ、「スイングしない、振らない、ターンしない、肩は回さない、テークバックは手で上げない(腕でも肩でも上げない)で下半身の反動で」、「トップの位置は特にない、グリップの形も特にない(ただし左手の親指は使わない)」、「テークバックでは腰は左へ開く動き、ダウンからインパクトで腰は逆に右回りへカウンター」、・・・というスイングですので、今まで振ってきたスイングとはどれもこれも全くやってこなかった動きなので、この動画の段階まで実践してボール打つのも実はかなりアップアップでした。

シャンクと、ど左に45度くらいのミスショットを合わせて400球ほども打ちましたでしょうか? ほんと自分でも不器用で、なかなかできなくて。(笑)
まだ全然できていないと思いますが、ようやくここまで来ている段階です。

動画としましては、私が過去に上げていたスイング動画とそんなに変わっては見えない、私の癖の残った今までと似たようなスイングの動画に見えているかと“自分でも”思いますが、感覚としては、クラブが右側で打球方向に90度右の、顔の正面の方にいる魚(タマカイ)を銛で突くイメージで打っています。そうは見えないですが、やってます。


もう少し下半身の反動でテークバックしたいとか、ウエイトを右に残したいとか、沈み込んでカウンター入れたいとか、直していきたいところは色々とたくさんあるのですが、とにかく今までとは違うイメージのスイングに慣れていき、少しずつ次のステップに進んでいければ、と思っています。