3/22/2011

リバーウォーク・ゴルフクラブ (フライアーズ・コース)


スーパー・ムーンが綺麗だった週末、子供たちの大好きなLEGOランドへ前日泊で連れていきました関係で、早朝の9ホールをサンディエゴのリバーウォーク・ゴルフクラブでプレーしてきました。(^^)

あのテッド・ロビンソンとJr.の設計によるコースですから難しいことは予想されましたが、海際の街中にあるコースで一見易しそうな印象でした。

プレーしてみた感想は、「易しそうでいて一筋縄では行かないコース」 でした。


Riverwalk Golf Club
http://www.riverwalkgc.com/home.cfm


このコース、Presidioコース、Missionコース、Frairsコースと、それぞれサンディエゴらしい名前が付いていまして、3つの9ホールのコースに分かれています。
コースレート/スロープは、Presidio/Mission、Mission/Frairs、Frairs/Presidioという風に18ホールに組み合わされて、用意されています。

人気あるコースなんでしょうね。 混み合っていました。
朝の9ホールはFrairsコースで、ってことになっているらしいです。



海に近く、吹くときは強い風が吹きそうな印象でしたが、この日の早朝は若干の風でした。
計算には入れないといけない程度。

総じてフラット目ではあるのですが、グリーンやホール間はかなり土が盛られています。


ちょっと曇天で気温は低めでしたけれど、翌日の雨と暴風を考えれば天国のようなコンディションでした。

この日はそれぞれシングルで来た2名の方と組んでのラウンドになりました。



まずは1番ホール、384yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


広々した感じで気持ちがいいですね。

 練習グリーンのスピードも合っていましたし、距離も長くはありませんからまぁ+4ぐらいで行けるかなー、なんて甘く見ていましたが・・・。


写っているのは、一緒にラウンドした内のお一人、ベンさんです。
この人のドライバーが飛ぶの何の。

ものすごくゆっくりとした静かなテークバックから、トップで一旦静止するようなタイミングの取り方で、そこからのダウンスイングはもの凄い勢いです。
4ホールですごいのを見せていただきましたが、30-50yは置いて行かれましたですかねー。(^^;

ただ、ドカーンとダックフックがでたり、ド天ぷらが2つも出たりして、ドライバーの安定感はもう一つな感じでした。
でも、100y前後からのアプローチなんかは正確ですし、さすがコースの従業員にも知り合いが多くってレギュラーにプレーなさっているらしく、パターもよく決まっていてとても上手いプレイヤーでした。


私は、2打目をグリーンの左手前に外しまして、アップ&ダウンのパーを拾うには絶好のボール位置でしたが、狙ったところに打てたチップショットは思いの外右にキックして流れて行ってしまい、6歩(約4m)も残してのボギースタートでした。


このコース、グリーン周りとグリーンの読みが結構難しいのです。

何ホールか進んだ後で、「なんか、intimidation(威嚇) は感じ無いけど、スコア作るの難しいコースですね。」って話したら、ベンさん嬉しそうに同意していました。
「ここはねー、スロープの数字より難しいんだよ。」って。



そして、こちらがまんまとウォーター・ハザードに捕まってしまった4番ホールのパー3、171yです。

画像をクリックで拡大します。


このホール、写真には写っていませんけど実はグリーンの後ろ側も池になっていて、しかもこの日のピン位置は池に接している左のガードバンカーの上、つまりグリーンの一番左寄りの方です。

ただ、花道が右手前からグリーンへ向かうレイアウトなので、ドローで攻めるにはうってつけですので、自信を持って打って行きました。

グリーンのセンターからやや右寄りに出たボールは、頂点あたりから綺麗にドローがかかり、そのまま左へ落ちていって、なんと左のバンカーのわずかに左まで曲がってぎりぎりで池にポチャリ。(x_x;

軽いhead wind(向かい風)で曲がりが大きくなってしまった感じでした。
悪くないボールだと思ったんですけどねー。

前のホールに続いて、同じ池に2回も入れてしまいました。(^^;

池の手前、約100y地点にドロップして3打目を打ちましたがショートしてしまい、3歩(約2m)のパットも外してトリプルボギーにしてしまいました。



最後にご紹介します写真は、非常に難しい8番ホール、403yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


一緒にラウンドした内の一人、ダニエルさんが急用で6番終えて帰ってしまったんですが、その前の5番ホールの時からベンさんが「ここの8番は難しいんだよ。」って教えてくれていたホールで、非常に楽しみにしていました。

ティーからの写真ですとちょっと判りにくいんですけど、280yぐらい行った先から右にぐいっとドッグレッグしていまして、グリーンは遠い方に平たく写っているバンカーの上に、幅が狭目に横たわるように砲台になっています。

ティーからは右のフェアウエーバンカーが二つ見えますが、この辺りも上り坂になっています。
しかも、グリーンの後ろはかなり急な坂でグリーン後方のカート道&木の方へ下っていまして、少しでもグリーンオーバーしますと、下まで転がり落ちてしまいトラブルになります。

という説明をベンさんから受けていましたので、下のレイアウト写真のように、グリーン左手前の花道の黄色い☓印のところへ狙って行きました。(ピンは右奥寄りだったんですけど。)

画像をクリックで拡大します。


私のティーショットはフェード気味で距離が出ていませんでしたから、2打目には170y程度残っていて風もhead wind (アゲンスト)、グリーンへ打っていくには手前のバンカーも深くえぐれていますし、危険度が高すぎるショットなんです。

思ったとおりに運べて、アップ&ダウンに賭けましたが、カップ奥に残してしまった下りの2歩(約1m半)を外してボギーに。
・・・惜しい。
因みにベンさんは、モンスタードライブで残りは118y。(おいおい、登りで285yかよ?!)
絶好の位置ですが、それでも手前にバンカーがかかりショートしてしまってサンドトラップに。

確かにものすごく難しいホールでした。



写真でも判りますけど、ちょっと肌寒い曇天でしたね。

しかし、よく飛ぶ上手いプレイヤーとラウンドするとすごく楽しいです。

私のショットもすごく良かったので楽しく攻略しながらプレーしたんですけど、グリーンの読みがことごとく外れまして、2発の池ぽちゃも効いてしまって、スコア的には叩いてしまいましたけどね。

でも楽しいです。(^^)



3/20/2011

W I D E Open トーナメント


東日本大震災は非常にショッキングでした。

海のこちらからはわずかながらRed Crossに募金するくらいしか出来ませんが、日本は強く、順調に復興すると思っています。

福島の原子力発電所も最大の山場は越えたようです。



ゴルフ・ブログらしく行きたいと思います。


---

あと、ヘンリエッタ・ズエルちゃんが、LETの下部組織の大会で優勝したそうです。
やったね!(^^)

ヘニちゃんの記事 (←クリック)に追記しておきました。



---


先週の記事ですけど、なかなかに面白い試みだなって思いましたのでご紹介してみますね。


Players on the W I D E Open: "Absolute fun!"


グリックでゴルフ・ダイジェスト誌の元記事にリンクしてます。


ゴルフ・ダイジェスト誌の記事なんですが、15インチのでっかいホールを作ってトーナメントをやってみた。 ってお話なんですね。

通常のカップの径は4インチ1/4(約10.8cm)なので、径だけで3.5倍ですね。
面積比にすると約12.5倍です。


なんでまた15インチになったのかは記事を読んでみても不明ですが、テーラーメイドのCEO、マーク・キング氏の『ホールがもうちょっと大きかったらゲームがもっと面白くなるだろうに。』という発言にインスパイアされて、ゴルフ・ダイジェスト誌のチーフ・エディター、ジェリー・ターディ氏が「うーん、やってみたい。」ってことで、トーナメントをやってみたって言うことのようです。

行われたのは、ノースカロライナのパイン・ニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブで、総勢60名ほどのトーナメントだったそうです。

ここはドナルド・ロス氏設計の由緒あるコースっぽいですが、1920年代の道具を使って行うヒッコリー・オープンなんていう催しも開催されるコースなので、とても理解があるコースなのでしょうね。



記事には、トーナメントの様子が書かれています。

優勝したのはスティーブン・ハーン氏で、スコアは65の-6アンダー・パー。
“Absolute fun! (すげー楽しい!)”っておっしゃったそうです。

35フィート(約10.6m)が2つと、30フィート(約9.1m)と20フィート(約6m)のバーディー・パットが決まったそうです。 さすが15インチ。(笑)

優勝の景品はテーラーメイドから贈呈されました。


一番良かったスコアーは、パイン・ニードルズのプロショップで勤務しているHDCPがプラス+1のタイソン・ペダッチオさんの58でしたが、トーナメント順位からは除外だったそうです。

この日決まった一番長いパットは60フィート(約18.2m)で、このパットに対してもテーラーメイドから景品が送られたそうです。


この記事をお書きになったゴルフ・ダイジェストのピーター・フィンチ記者は、普段のスコアより8打程度良い77でホールアウトしたそうです。
みなさん、概ねそのくらいスコアが良かったようだ、と書かれています。

ラウンド時間はさすがに早くて大体3時間15分ぐらいで18ホールを終えるようですね。
ホールが大きいのでピンを抜かずにパットした組も多かったようです。


記事に写っている、カップを切る道具がすごいですね。 ↓

グリックでゴルフ・ダイジェスト誌の元記事にリンクしてます。


なんだこの怪物。(笑)

最小パット数はナタニエル・ジェームズさんの15パットだった、って書いてありますが、3つチップインして後は全部1パットってことでしょうかね?
最多チップインが、ボブ・ローガンさんの4つだって書いてありますから。

ジェームズさん、ことごとく20-30フィート内外にオンしたんでしょうか?
15インチのカップとは言え、全部1パットは偉いですね。



変わり種ゴルフ・イベントに参加してみたい派の私としては、参加してみたい気持ちはありますが、・・・パッティング好きの私としては、ちょっと微妙です。

同じく変わり種ゴルフ・イベント好きのhallyさんはいかがですかね?

(ちなみに私の友人たちは、それほどやりたいとは思わない人の方が多いみたいでした。)


かねてから、カップの大きさを8インチぐらいにしたら、もうちょっと(いわゆる)ショット・メーカーのプレイヤーに対してreward(ご褒美)っていいますか、いいショットを打つことがスコアに反映しやすいんじゃないかと思ったりはしていましたが、15インチはちょっと大き過ぎるような感じがしますね。

8インチですと、ちょうどカップのぐるりをボール10個で取り囲んだぐらいの大きさになります。

セルジオ・ガルシアなんか、べらぼうに強くなっちゃうんじゃないかと思いますよね。
(か、どうか、確信はありません。)


まぁ、どっちにしても今のゴルフとは別物になってしまうわけですが。


1回ぐらいやってみたいですね。



3/17/2011

日本政府の情報は正確なのか?


正直、ゴルフブログに今回の事件のことを書くというのは私にははばかられ、他の方のように有用な情報を発信できるわけでもなく、更新するならゴルフの明るい話題にしようと考えておりましたが・・・、


福島原発に対するあまりにも信頼性の薄い政府の発表・報告、東京電力の無責任且つ無力に加え楽観姿勢の無対応振りに、非常に強い危惧を感じまして気が変わりました。

米国の報道からみる温度差の違いをお伝えしてみようと思います。


煽ることが目的ではありません。
適切な判断で必要な行動を起こすための、ひとつの見方としていただければ、と考えています。


---


代表例として、現在のMSNのトップ記事です。


Japan's increasingly frantic efforts at nuke plant
U.S. officials propose a 50-mile evacuation zone for American troops and citizens





なにも記事を探して持って来たわけではなく、最初に大勢の人が普通にアクセスするはずのポータルサイトのトップ記事です。


タイトルに使われています、franticと言う単語は、(取り乱した、慌てふためいた)という意味の単語で、作戦があまり効果的ではないことを端的に表現しています。

副題には、米国軍人と日本滞在中の米国一般人に対して 50マイル(約80km)以上離れて非難するように勧告している、と書かれています。
少なくとも、水戸か宇都宮ぐらいまで離れないと危ない、と言う意味です。

日本政府の言う20km、30kmとはかけ離れた数字です。


ヘリコプターに拠る放水のビデオで見て取れるとおり、下方で散らばって風でも飛ばされミスト状になってしまい、効果的に建家にかかっていないようです。

特殊放水車(本来は強い水の放水で暴動を蹴散らす為のもの)での放水作戦も使用済燃料の保管プールにはまるで届かず、お話にならないレベルに終わっているようです。


周辺地域を米軍が放射線量測定したデータからの推測では、4号炉の使用済燃料の保管プールには水は入っておらず、放射線物質を含む使用済燃料が露出しているようだ、とされています。
(東電は、水はまだ入っているとの見解だそうですが。)




ビデオの中で解説している日系人物理学者のミチオ・カクさんの言う情報がどのくらい正しいのかは私は専門家ではありませんから分かりません。

しかし、少なくとも説得力のある解説だということは分かります。


普段、800人以上の従業員が働いているこの原子力発電所で、1台の炉がメルトダウンを起こしても対処しきれるかどうか分からないのに、4台が非常に危険な状態に陥っている中を東電が残したわずか50名の社員で対応しきれるわけがない、とコメントされています。


新たな電源を東北電力から引き、原子炉本来の冷却システムを稼動させるという対策も行われているが、損傷の度合い、そしてシステムを電源につなぐ過酷な作業を被曝しながらの15分交代の作業で正常に修理そして機能させることは、long shot(勝ち目のほとんど無い博打)だとも指摘しています。

むしろ、3号炉は稼働中であったため(1号炉2号炉も)、炉内の燃料棒を冷やす事が必要なはずで、だからこそ必死にポンプで水を入れようとしています。

空から落とした水が炉内に入る可能性はほとんど無いばかりか、仮に水が炉内に入るのだとすればそれはすでに炉の圧力容器に亀裂または穴が開いているということな訳です。
(4号、5号、6号は、地震時停止中だったそうで、問題は上階部分にある使用済燃料の保管プールだそうですから上からの水も有効足り得るとは理解できます。)

むしろ、ヘリコプターが危険を省みずもっと近づいて投下し、効果的に水を投入できたとしても、保管プールに水漏れがない方がおかしいぐらいの建家の損傷の仕方のように私にも思えます。
水が燃料棒を覆うぐらいに溜まるのだろうか?

ミチオ・カクさんの提言は、航空自衛隊、陸上自衛隊を動員して、1-6号機全体に対して大量の「砂、(放射能物質の反応を抑制する働きのある)ホウ酸、そしてコンクリート」を投入し、エリア全体を固めて封鎖してしまう、という方法です。

この作戦に、どの程度の実現性があるかどうかの検討も必要でしょう。

しかし、事態の逼迫さ加減からすれば、現在の日本で行なっている対応はほとんど役に立っていないことは明らかです。
何しろ原子炉は地震直後に緊急停止を始めてからもう丸1週間も悪化し続けるばかりで、一向に停止していないのです。



一般の日本滞在中の米国人に対して日本から撤退するように呼びかける一方、

米軍は、無人偵察機グローバルホークを福島原発の上空に飛ばして、赤外線に拠る撮影などデータ収集に協力したり、米軍所有の消防車を数台提供したり、出来る限りの協力をしてくれて居ます。


放射性物質が大量に放出される事態になれば、80kmはおろか、風向きによっては東京に振りかかるような状況もありえない話では全くありません。


この関連のニュースに関しては、英語での情報にもアンテナを張り、なるべく正確な情報を集めるようにしたいと思います。


~~~


追記:(3・17・11 16:05)


こちらのガジェット通信の記事に、

「退避すべきかとどまるべきか」放射線被ばくを深く心配されている方々へ(2011年3月17日午後時点の情報を踏まえて)


原子力工学の研究者である北村晴彦東北大学名誉教授の説明で、100kmも離れておればそれほど心配はないのでパニックせずに落ち着いて行動してください、と言う趣旨のお話が書かれています。

同時に、このお話の中にも30kmで十分であるとは書かれておりませんですね。


落ち着いてジャッジなさって下さい。



3/11/2011

タイガーのスイング変遷


むむー。
昔の同僚の一人が、インドのチェンナイに赴任になりました。

うちの会社にもインドに支店はあるけど、会うチャンスあるかなー?


この4月赴任で、彼、6月に待ちに待った第1子誕生予定。(結婚して17年目ぐらい?)

単身赴任になるそうです・・・。 (私にこの状況は到底信じられません。)


しかも、タミル・ナードゥ州には禁酒法が施行されているんだそうです。



---


ゴルフ・ダイジェスト誌がまとめた、タイガーのスイング変遷のビデオです。

まずは百聞は一見にしかず、ということで。
敢えてコマ割りで動かして、Pauseボタンで止めながら見られるように作ったらしいです。



The Evolution Of Tiger's Swing 」と題された記事にこのビデオは載っています。


まぁあの、いつものようにスイング理論ワカランちゃんなZくんですので、記事にあります色々な方々(タイガーの歴代コーチと、ジャック・ニクラス)の解説を和訳してみますね。


***


• Rudy Duran (started working with Woods when Tiger was 4): "Tiger's swing was a tool, like a chisel for a sculptor. But first he had the vision, and the tool carried that out. He didn't think about where his elbow was pointing when he used the chisel. He thought about the image he was seeing."

ルディー・デュラン (タイガーが4歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーのスイングは、ただのツール(道具)なんだよ、例えば彫刻家にとってのノミみたいに。 だけど最初にタイガーにはビジョンがあって、でツールがついてきた感じ。 タイガーはノミを使うときに肘がどこ向いているかなんて考えていないよ。 見えているイメージについて考えてたんだ。」


• John Anselmo (began working with Woods when Tiger was 10): "I think the teachers after me have done a good job, but I don't think he needed much changing, to be honest. Sure, there was a looseness to his swing, but that was just because he hadn't filled out. I liked that freedom, that full release of his body. That was beautiful. He should hold onto that."

ジョン・アンゼルモ (タイガーが10歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「僕の後に教えた先生たちが良い仕事したんだと思うけどね、正直タイガーは全然(スイングを)変える必要なかったんじゃないかと思うよ。 そりゃあね、タイガーのスイングにも緩んでる部分はあったけどね、ただ単にぎちぎちに詰めなかったってだけで。 その辺の自由さっていうか、体を解き放つような部分が僕は好きだったけどね。それは素晴らしかったよ。 そのまま行ったら良かったのに。」


• Butch Harmon (began working with Woods when Tiger was 17): "I thought he hit the ball plenty far enough, and that his strength was that he was one of the longest and most accurate drivers. When he drove the ball in the fairway, he was nearly unbeatable. That's what I kept trying to drive into him. But it didn't take. It's something about the ego of these long hitters. So we parted ways."

ブッチ・ハーモン (タイガーが17歳の時にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーはもの凄い距離で飛ばしていたと思うし、最も飛んで最も正確なドライバーを打つ一人だったって言うのが彼の強みだったと思うよ。 タイガーがフェアウエーに打ったときは無敵だったでしょ。それこそ僕が教え込もうとしていたことだった。でも受け取ってもらえなくて。 ロングヒッター達のエゴかなんかの部分なんだろうね。 それで我々は別れることになったんだよ。」


• Hank Haney (officially began to work with Woods in 2004): "I think it's fair to say that Butch had a better body to work with than I did. With me, he started looking more like a linebacker than a golfer. ... Tiger Woods does what he wants to do. The other thing, in the last three years, he hasn't worked as hard. Without a doubt there has been a slip in his work ethic."

ハンク・ヘイニー (正式には2004年にウッズと取り組み始めた人): 「ブッチのときはタイガーはもっといい(ゴルファーらしい)体を持ってた、って言っても差し支え無いと思う。 僕と始めたときはゴルファーって言うより(フットボールの)ラインバッカーみたいに見えるようになってったもんね。 ・・・タイガー・ウッズって人は自分のやりたいことをやるから。 もうひとつ言えるのは、最後の3年間、あんまり一所懸命練習してなかったね。 間違いなく練習熱心さが欠けていったってのはあったよ。」


• Sean Foley (began working with Woods in 2010): "What Tiger was doing wasn't efficient. He was losing tons of speed and power, some of the things that used to most separate him. And then he was getting more crooked. He couldn't hit the fairway because his alignments were not correct. Simple as that."

ショーン・フォーリー (2010年にウッズと取り組み始めた人): 「タイガーがやってたことは、効果的じゃなかったんだ。 タイガーを他のプレイヤーと隔てていたはずのもののひとつ、パワーとスビードがガタ落ちしてた。それで、余計におかしくなっていってた。 アラインメントが合ってなかったからフェアウエーをヒットできなくなってたんだよ。 簡単なことさ。」


• Jack Nicklaus: "When Tiger started out, there was nothing mechanical about him. Now he plays by mechanics, but I've noticed that when he starts making mistakes, he instinctively reverts back to feel. When he really has to win something, the touch and feel that he reverts to produces some unbelievable results. There are no mechanics at all when he's really under the gun. That's how he should play all the time."

ジャック・ニクラス : 「タイガーがデビューした頃はメカニカルなことは何もなかったんだ。 いまはメカニックスでプレーしてるけど、僕が気が付いたのはね、ミスをしたときにタイガーは本能的にフィーリングに戻ろうとしているね。 タイガーがなにかを勝ち取らなくちゃならないとき、彼が立ち返るタッチとフィーリングこそが信じられないほどすごい結果を生むんだよ。 本当に重要な場面ではメカニックスなんか全然無いんだ。 タイガーは常にそうやってプレーすべきなんだよ。」



・・・なんだろう?

なんか、フォーリー以外みんな同じようなこと言ってませんかね?
(あ、いや、ハンク・ヘイニーが言ってるのは文句ばっかりですが。(笑))



~~~


一方、

ショーン・フォーリーがGolf.comでおこなったインタビュー (←今書店に出ているGolf Magazine誌にも同じ内容が載ってます。)に対して、ハンク・ヘイニーがツイッターで喧嘩売ったりしていて、

・・・かなり子供じみたことになってますね。↓

Hank Haney, Sean Foley Smackdown Hits Twitter
(↑ これ、すごい可笑しいですよ。)



まぁ事実ハンク・ヘイニーはタイガーで名前売れた面は否めませんし、ヘイニー・プロジェクトでチャールズ・バークリー、ロニー・ロマノ、ラッシュ・リンボーと3人、自信たっぷりにコーチしたけど誰も上手くなってませんし、ヘイニーの一人負けって感じしますね、・・・私から見ますと。



3/08/2011

椰子の木の上のボール


土曜日は、うちのお嬢さんの誕生日でした。
Doll houseにてgirls onlyのtea partyをしたんですよね。

ちっちゃい女の子たちが、みんな好きなドレスを選んで着て、hair-do と make-up と、nail をしてもらって、ファッションショーをして、それからtea partyをするんです。


男の子とは全然違いますね。(^^)


---


先週のホンダ・クラシックで、非常に興味深いブログ記事がありました。


The Peculiar Case of Jerry Kelly and the Palm Tree
http://www.weiunderpar.com/post/the-peculiar-case-of-jerry-kelly-and-the-palm-tree


画像をクリックで記事にリンクしてます。


最終的に首位と2打差の-7で3位に入ったジェリー・ケリーに起きた珍しいルールの事例です。

PGAナショナルで行われたホンダクラシックの3日目、6番ホールで事件は起きました。


セカンドショットをミスってフックしてしまったところ、ボールが椰子の木の枯葉の部分に突き刺さってしまったんですね。

「あれ、引っかかんないといいなぁ。」って言っていたら、案の定落ちてこない。

ギャラリーが大勢見ていましたから、9分9厘椰子の木の上にあることは確実ですが、ルール上は“プレイヤー本人が”自分のボールであると確認できなければロストボール扱いになってしまいます。


双眼鏡を使ってみても見えなかったのですが、その場に居合わせたパームビーチ・ポスト紙のカメラマンAllen Eyestoneさんが高性能カメラを使って木の上のボールの写真を撮り、カメラの画面上で大きく拡大してみせたところ、ジェリー・ケリー本人が自分のスリクソンのボールに施した緑色の線の一部を確認できた、というのです。

写真は、カメラの液晶画面を見ているところですね。
(写真に写っている木は椰子の木ではありませんねぇ。)


ルール・オフィシャルのDillard Pruitt氏に、「ボールの確認、これでいいかな?」と、別なボールの緑のマーキングを見せつつカメラの画面を指さして聞いたところ、Pruitt氏は「十分な確認かどうか分からない・・・。」と答えます。

ジェリーがさらに、「これ、緑色に見えるでしょ?」と問うと、Pruitt氏は一旦「ああ、見えるね。」と答えますが、ヘッド・オフィシャルのSlugger White氏に意見を求めます。


この間、見ていたギャラリーからは、「確認してあげなよ、彼のボールなんだから!」とか、「おいおい、マジかよ?!」とか、やいのやいの野次が飛んだようです。
観客からすれば、俺ら見てたんだから。証人居るじゃん?!って気持ちでしょうねー。


White氏は、「よく見えない。」と言いつつ、さらにカード型の虫眼鏡を取り出して、カメラの液晶を拡大してみようとします。

画像をクリックで記事にリンクしてます。


White氏は、騒ぐ観客を黙るように一喝。

ジェリー・ケリーも観客に静かにオフィシャルに仕事をさせるように促しつつ、「見えるでしょ。緑色の線。」と繰り返します。

もう一度、若い方のPruitt氏に確認をすると、非常に弱々しい声で、「はい、見えます。」と答えたところで、ボールの確認が出来たという裁定を下しました。

結局木の下にドロップして、寄せて1パットのボギーでホールアウト。


と、書かれています。

(なんかね、ほとんど観客の勢いに流された感ありありですね。(笑))


これは非常に珍しいケースじゃないでしょうか。 木の上のボールは振り落として落ちてきたボールが確認できた以外で確認されたケースは殆ど無いと思われます。


私が思いますには、この例はルールそのものがちょっと不備だと思いますね。
ウォーターハザードの場合と厳格さに差がありすぎるといいますか。

個人的には、プロのトーナメントで、大勢の人が木の上に止まって落ちてこないのを確認していたら、“みなし”で処理しても問題なさそうに思います。


~~~


木の上のボールで私が思い出すのはニック・ファルドですね。

92年のUSオープン、ペブルビーチの14番パー5での、木登りです。
引っかかったと思われるオークの木の上に登ってボール探した(けど見つからなかった)んですよね。




99年のプレイヤーズ・チャンピオンシップではTPCソーグラスの6番ホールでボールが椰子の木の上に引っかかったのですが、同伴していたコーリー・ペイビンが間違いなく木の上に引っかかったと証言し、木の下にドロップしてプレーを継続してしまいプレーを訂正しなかったために失格になったこともありました。



ハイテクが生んだ、新しいゴルフのルーリングの事例になりましたね。


3/06/2011

ジャーニー at パチャンガ・リゾート (ゴルフコース)


昨年11月のベア・クリーク以来のSCGAのメンバー・アウティングのひとつとして、ジャーニー・アト・パチャンガへ行って来ました。

元々以前からインディアン種族のひとつルイゼーニョ族が持っているカジノだったのですが、ゴルフ場に関しては2008年8月の開場でして、まだ2年半しか経っていないためGoogle Mapの航空写真にも載っていません。
(事前にコースの脳内シミュレーション・ラウンドしようかと思ったら、駄目でした。(x_x))

新しいコースって訳ですね。


設計は、Arthur Hills/Steve Forrest & Associatesだそうです。

とても美しく、チャレンジングなコースでした。


こんなモニュメントもコース内に造られたりしています。

画像をクリックで拡大します。


Journey at Pechanga resort
http://www.journeyatpechanga.com/Default.aspx


これがクラブハウスからコースへ向かう橋です。

画像をクリックで拡大します。


オイルを含ませた、線路の枕木のような匂いのする木材で作られていました。

下の川の水はちょうど干上がってますね。

コース全体は、かなりのアップダウンがある立地に造成されていまして非常に見晴らしの良いホールがいくつもあります。
木は多くはありませんがけっこう配置されています。


グリーンは、contour(アンジュレーション)がものすごく大きく作られているところがいくつもありまして、ローラーコースターのようでした。

スピード自体は速くはなかったんですよね。
私の基準スピードくらいでしたけれども、下りはところによってものすごく速くなっているように感じました。

コンパクションが硬いので、グリーン周りのチップショットは加減して計算して打たないと、サーッと行ってしまうタイプのグリーンです。
あれでグリーン自体が速かったら桁違いに難しいだろうなぁ。



それでは、いくつかコース紹介の写真を。

この日はトーナメントでしたから白ティー(71.0/132)からラウンドしたのですが、写真はできるだけ一つ後ろの黒ティー(72.7/138)から撮っています。


我々のショットガンは15番ホールの154y(181y)パー3からのスタートでしたが、これはスタートホールとしては優しいホールではありません。
右側は地続きですが、グリーン自体はティーから池越えになっていて右から左へ遠くなっています。

我々4人のうち2人、そしてグリーンを空けて打ってもらった後ろの組はなんと4人全員が池に打ち込みました。 (笑)
ショットガン・スタートだとこういうのはたまにありますねー。


で、続く16番367y(393y)のパー4がまた同じ池を戻るレイアウトでこうなっていました。

画像をクリックで拡大します。


2ホール続けてこう来ると、スタートから全開で行かないと厳しいですね。(笑)

自分の飛距離に合わせて、正面に見えている3つのバンカーのうちどの方向を狙うか選択して打って行き、セカンド・ショットはさらに左方向に向かいます。
グリーンの手前には、さらに池がぐっと入り込んでいて2打目も池越えになりますから、なるべく短い距離を残したいところですが、とはいえ左へ行けば行くほど遠い訳でして、ティーショットは狙いどころが微妙です。

私は飛距離的に真ん中のバンカーの左端ぐらいを狙いましたが、絶対にフックはしたくない状況。
フックしないようにという気持ちだけ強く持って打ったボールは、一番右のバンカーに向かってしまいましたが、ヤーデージブックを見ますとこの一番右の小さく深いバンカーはフェアウエーのやや中程寄りに作ってあるんですよね。 左二つはフェアウエー右サイドです。

白ティーからですと、キャリーで195yでれば越える計算で、かろうじて越えてくれました。(^^)

距離を長くしてしまったので5番アイアンでセカンドを打つハメになりましたが、なんとかパーで切り抜けました。



早くもやってきた美しいフィニッシング・ホールの18番。 366y(394y)のパー4です。
遥か下方の小さく見える右から左へ斜めに向かっているフェアウエーの後ろに、最初の写真の橋とクラブハウス、さらに後方にカジノ・ホテルがそびえています。

画像をクリックで拡大します。


ここも距離的にはバンカーが目標で、余程飛ぶ人でなければバンカーには届かず入らないと思います。
落差が大きいので、1回目のラウンドではその辺りの読みが難しいですけどね。
この日は風が弱くて助かりました。



で、ですね。 ここのグリーンがすごかったんですよ。

私は2打目に少し距離を残していて(と思って)、左へ今度はかなり登っているので大きめには打ったんですが、これが2クラブぐらい大きかったかも。ってことで、えらい目に遭いました。(笑)

画像をクリックで拡大します。


是非、拡大してみて下さい。
私のボールの位置とカップとの間には、ピンの高さほどもあろうかという深い溝が横たわっています。

ほんの少しグリーンのカラーの外でしたから、友人は「フロップショットを打て。」って進めてきましたが、溝からカップまでもそんなにグリーン無いじゃん? 硬いし止まんないべ? と思い、

そうそう、細貝さんの本に習えば、位置のエネルギーでいいんだから溝の下り登り無視して距離だけパターで打てば距離合うんじゃね? しめしめ。
なーんて思ってパターで行きました。

世の中、そう上手く物事運びませんね。(^^;
深い芝でパターを取られてしまい、芯を外してパットして、まんまと溝の底に。(x_x)

・・・かえって計算難しくなっちゃうっての。

まぁ高低差5フィートぐらい、つまり+20歩ぐらいと読んで、15歩(10m半)の距離を35歩の強さで打ちました。
かろうじて2パットですんで、ボギーに。

いやー、私のプレー史上でも1番2番を争うくらいの高低差のパットだったんじゃないかと思います。(^^)



18番と似ていますが、もうひとつ見晴らしが良い豪快な打ち下ろしのホールが6番ホール、441y(458y)のパー4です。
しかも行った先が馬の背で、18番以上に緊張せざるを得ません。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエー左にならぶ5つのバンカーより右は広くなっていて距離もないのですが、2打目が長くなりますね。 登って下り。

私は右から2個目のバンカー越えを狙ったのですが、何故かちょっとフェード気味に行って、一番右のバンカーのちょい右ぐらいにランディング。
まぁでもホッとしました。

2打目は登って下って狭まっていく難しい185yが残りましたが、ショットの調子は良かったのでU4で思い切って打って行きまして、グリーン・オンできました。

ここは嬉しかったです。



次にご紹介しますのは、9番ホールのパー5、527y(538y)です。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエーのこちら側、右側の茶色っぽい部分は全部OBに指定されていました。

左から右に斜めに配置されているフェアウエーに対して、OB越えで打っていく感じですね。

フェアウエー・センターにある木が目標になりますが、木の真後ろには行きたくありませんね。
右か左がいいです。

私のボールは木の後ろ右寄りに行きまして、2打目はU4のフックショットで刻みました。

あいにく傾斜地のライからだった3打目をショートしてしまってバンカーに入れ、ボギーにしてしまいましたが、ティーショットと2打目はよかったと思います。



最後にご紹介いたしますのは13番、530y(552y)の2度クリーク越えをするパー5です。

画像をクリックで拡大します。


2打目地点と3打目地点の間くらいの右手に小山がありまして、その近くにもインディアンの小屋が作られています。

コースレイアウトにはさほど関係なさそうですが、私の友人の一人が写真の向こう側の方の小屋に打ち込みました。(笑)


遊び心も入っていて、高低差もありますし、グリーンのcontour(アンジュレーション)も大きく、イメージとしては遊園地的なスリル感のある、楽しいコースでした。


普通に予約していきますとかなり値段設定が高いのですが、こんどラウンドする機会があったら、黒ティーからラウンドしてみようと思います。 (青ティーがないんです。)




ちょっとオマケ的に。

トゥで打ってしまいダックフックしてトラブった11番ホールパー5の2打目です。

画像をクリックで拡大します。


ここからはとにかく低くパンチアウト出来ればよしとしてU2をかぶせ気味にハーフ・ショットしました。
幸いパー5ですから、まぁ100yでも前に行けば良いか、というショットです。上手く行ったら150-60yぐらいで。

3打目には165y程度残ってしまい、でもフェアウエーからでしたから5番Iでいい感じに打ったんですが、ぎりぎり左のガードバンカーにキックして転がり込んでしまいました。
ちょっと悔しかったなぁ。



3/03/2011

ブリガムヤング大(BYU)の事件



明日は久しぶりにSCGAのオープン・トーナメントに出ます。 (^^)
Journey at Pechanga resort。
たぶんショットガン・スタートじゃないかと思います。

初めてのコースでして、コース図がありませんので攻略を検討できないからその場でぶっつけ本番ですし難しそうなコースなのですが、ショットの調子は良いので86を切るぐらいのスコアでいきたいなぁとか思っています。
(新しいんですかね? Googleマップにもコースが写ってないんですよ。)

レポートは来週アップします。


---

3月に入りまして、この時期は全米がNCAA Hoops(大学バスケット)の決勝(で、表現あってますかね?)に沸く、いわゆるマーチ・マッドネス(3月の狂乱)と呼ばれる時期なんですが、その一番大事な時期の月曜日にこの事件は起きました。


BYU: Brandon Davies dismissed from team
http://www.sltrib.com/sltrib/cougars/51342026-88/davies-byu-team-code.html.csp


クリックで、記事にリンクしてます。


有力校の一つで、ちょうどその月曜日には全米のランキングで3位にランクアップしたところだったブリガムヤング大(BYU)・クーガーズのセンター、ブランドン・デービーズくんが出場停止処分になってしまいました。
今シーズンのマーチ・マドネスのゲーム全部に出場できません。


処分の理由が、「ガールフレンドとセックスしたため」なんです。

立教大学のレイプ事件じゃありませんよ?
ガールフレンドなんだから。



ユタ州の大学で、Church of Jesus Christ of Latter-day Saints (いわゆるモルモン教です)が建てた大学ですから、厳しい honor code(・・・校則じゃないけど、戒則って表現しますかね? 「道義心規定」みたいな感じ。ドレス・コードのコードです。)を持っていまして、これに違反してしまった、という訳です。

BYU’s Brandon Davies apologizes to teammates
http://www.sltrib.com/sltrib/cougars/51348870-88/davies-byu-team-wednesday.html.csp?page=1


クリックで、記事にリンクしてます。


premarital (婚前の) って単語が使われてますから、真面目な相手なのでしょう。

モルモン教ですから、アルコールやドラッグはおろかお茶もコーヒーも駄目。

やけに乱れている感のある米国の学生の性生活の中にあって、こういう学校もあるんですね。


ここの出身には、ゴルフ界だとマスターズ・チャンピオンのレフティー、マーク・ウィアーが居ます。


特にモルモン教徒でなくても入学できるそうですけどね、honor codeは守らねばなりません。

日本人でも、日本ゴルフツアー機構副会長の諸星裕さんとか、水泳の長崎宏子とか通ったみたいですね。wikipediaに書いてあります。


他には、野球のジャック・モリスやウォーリー・ジョイナー、フットボールのスティーブ・ヤングなんかも挙がっていますが、驚いたことに元49ersの名クォーターバック、スティーブ・ヤングはブリガム・ヤングさんの末裔だったんですね。

で、wikipediaでは挙がって居ないんですが、あのWWE(旧WWF)の悪のオーナー、ビンス・マクマホンもBYUに通っていたそうです。
有名な奥さんは卒業した東カロライナ大学で後輩だったらしいですけど、

BYUに居たときはガールフレンド居なかったんだろうか? 信じられません。(笑)



この大学のアスリートの80%はすでに結婚している、なんて話も伝わってきまして、すっかり話題になってます。


BYUは以前にも、NCAAのフットボール・チームにおいて同じ理由でランニング・バックをシーズン出場停止処分にしてますから、前代未聞ってことではないんですけどね。


3/01/2011

カート爆発


今年のマッチプレー、見応えありましたねー。

観ていて一番楽しかったのは、バッバ・ワトソンとJ.B.・ホームズの1戦でしょうか?
10ホール終わって5ダウンからのカンバックで逆転もすごかったですが、とにかく二人の飛距離を見てるだけでもワクワクでしたね。


決勝も見応えありました。

ルーク・ドナルドがそれまでの対戦全部大差気味に勝ち抜いてきて、勝負が17番18番になったら(決勝ではそうなったんですけど)プレーしてないだけに不利になんないか? なんて気にして見ていたんですけど、物ともしませんでしたね。

以前、G-Macの強さの秘密って記事の時に、ルーク・ドナルドのスタッツを細かく見てみたんですが、この人はパワーのさほど必要ないコースに於いては無類の強さが出ますね。
なにせ、スクランブルのデータ、パットのデータはダントツですし。

今年は米国に家も構えて本格的にUSPGAに注力するそうなんで、こういう活躍を見る機会がバンバン増えそうです。

パットの名手が大活躍するのを観るのは、パッティング好きの私としては大歓迎です。(^^)


ちなみに、世界ランキングはマッチプレーの後、こうなりました。↓
オフィシャル・ワールドランキング・サイトの2月28日付のキャプチャーです。)

クリックで、100位まで見られます。


G-Macが金曜日にタイガーを抜いて3位になったんですが、そのG-Macをルーク・ドナルドが抜いて3位になりました。

ということで、

1位 マーティン・カイマー
2位 リー・ウエストウッド
3位 ルーク・ドナルド
4位 G-Mac
5位 タイガー

って感じで上位4人がヨーロパ勢ですね。

7位のポール・ケイシーと8位のローリー・マクロイ、13位のイアン・ポールター(昨年のマッチプレー覇者)と、層もなかなかに厚いです。


USドル弱いもんなー。(・・・って、関係ないか。(笑))


---



さて、ワニの話題に続いてまたまた戦慄のお話を。




これ、すごいでしょ?

アーカンソーのRivercliff Golf Course in Bull Shoalsってコースでの出来事なんですけど、

Jimmy Sandersさんがプレーしていたら7番ホールで電動カートが動かなくなって、調べようとしたら発火して燃え上がったらしいんですね。
ジミーさん、自分のクラブを救助しようとして腕に軽く火傷を負ったらしいです。

目撃者の証言では、その後カートは大きな爆音を立てて爆発炎上したそうです。

フェアウエーの芝(枯れていたんでしょうね)に燃え移り、半エーカー(100坪ちょっとぐらい)燃えて、木や隣接する家の方に火が行ったけど、消防車が来て1時間かかって鎮火した。って書いてあります。



でね、私思い出したんですが、

昨年末にヒドゥン・バレーをプレーした記事に、あのとき17番でカートが止まっちゃったって書きましたけど、実はその瞬間、「パーン!」って乾いた大きな音がしたんですよ。
電動カートですよ?

アクセル踏んだ直後だったかなぁ。
焦げ臭かったし。


あれ、いまにして思うとひとごとでは無かったんですね、きっと。

私もジミーさん同様、危ないところだったのかも。



2/27/2011

D-Plane流に真っ直ぐなボールを打つ


いやー、参った。風邪引きました。

 大したことないんですが喉が痛いのでおとなしくしてました。(^^;
(でも早朝の9ホールは霜だらけの中ラウンドしましたけどね。)


---


スノーマンさんから良いコメントを頂きましたので、ちょっと前記事の補足をいたします。

D-Planeは、インテンショナル・フック/スライス・ショットだけに有効なアイディアではありません。


こちらのサイトに「D-Plane流にアイアン・ショットを真っ直ぐ打つには。」という記事がありますので見ていただきましょう。

How to Hit an Iron Shot Straight-D Plane Style


上方からみた、簡略化したスイング軌道を描いた図があります。


画像をクリックで拡大します。




インパクトの瞬間に(ボールの打ち出し方向に大きく影響のある)クラブフェースが真っ直ぐ目標を向きますということは、ボールを打った後クラブフェースがスイングアークの最下点(ディボットの底、地面の中ですね)に到達する頃にはやや左を向いていることになります。

そして図中の青矢印のように、クラブヘッド・パスのベクトルはインパクト時点で真っ直ぐ目標方向を向いている状態が、クラブフェースの向きとスイングパスの両方が目標方向を向いている、真っ直ぐに目標に向かうストレートのボールを打つ条件になるというわけです。


この図では真上から見ているために、スイングアークの傾きは表現されていませんが、斜めに傾いたスイングの弧を考えてみますと、

弧の最下点より少し前のインパクトの時点からは、最下点に向かってクラブヘッドはさらに下方に、そしてアウト方向に動くことになります。

このため、エイミングのラインは目標線よりもほんの少し左を向く方にセットすることが真っ直ぐのショットを打つ条件になってくるというのです。
(どの程度左にセットするのかは、使うクラブとその人その人のスイング軌道の傾きの度合いどの程度スティープにダウンワードに入ってくるかのアタックアングルで違ってきます。)


ショートアイアンほどスタンスをオープンにした方がストレートにボールをヒットしやすいのには理由があったんですよ、という訳ですね。



ブログ記事を書いている、John Grahamさんが立体的に説明している動画を貼っておきますので、ご参考になさって下さい。 ↓





まぁあの、ちょっと小難しい話になっている割には、それほど大きい角度の違いではありませんので、あんまり深く考える必要はないと思いますけれど。


私自身の場合は、すべてのショットを軽いドロー気味に打っていますが、そう言えばミスショットは右にでることもありますが、しっかり打てたボールがピンより左に行くケースが少なくないんですよね。

かと言って、少ーし右にエイミングするとなにやらバランスが狂うらしくてミスが出やすくなるので、かたくなにまっすぐ構え、結果としてやや左にズレる結果は容認して打っている事情がありました。

ですからこのD-Plane理論を応用して、エイミングは変えること無く、クラブフェースを若干(ケースバイケースによってわずかに1°~4°くらい)開くことで調節すれば、ほんの気持ち右に出て左に戻る球筋でアジェストできるということか?! と思ったりした次第です。(^^)

試してみるのがちょっと楽しみです。


2/24/2011

D-Plane (新飛球法則?!)


遼くん、1回戦で敗退してしまいましたねー。


こんなグラマーなお姉さんのブログで、

「石川遼くんは 心が楽しくなる存在です。」

なんてわざわざ日本語で書かれちゃうなんて。


---


これを私が最初に目にしましたのは、お友達のyamacchiさんの、この記事です。

新飛球法則」 ←ぜひともクリック


実はこの件、米国ゴルフ界を震撼させるほどの騒ぎになりつつあるようです。
(ちょっと大袈裟かな?)


こちらでは一般に、D-Planeと呼ばれています。

例えばこちらのサイトに書かれている図と説明を見てみてください。
http://johngrahamgolf.com/blog/d-plane-golf/

画像をクリックで拡大します。


黄色く塗られているのが、D-Planeです。


従来のPGAのインストラクション(レッスン)では、

例えばインテンショナル・スライスを思った曲がりの大きさで打とうと思ったときには、クラブ・フェースをターゲット方向に向けた状態でスタンスをオープンに左側に向け、スイング・アークを目標よりも左へ向けること(言わばターゲットラインに対してアウトサイド・インに振ること)によって、ボールの打ち出しをスイング・アークの方向に向かわせ、後にフェースの向いている方向に曲がって行き目標に向かって落ちるショットが打てる、と言う風に教えていた訳です。

つまりボールの打ち出し方向がスイング・アークの向いた方向に向かい、そのスイング・アークの向きに対して開いているフェースの方向にボールは曲がる、と。


一方、D-Plane(新飛球法則)では、

ボールの打ち出し方向はインパクト時のクラブフェースの向いている方向(上への仰角方向も含めて)に85%程度沿う方向にボールは出て行き、ボールの曲がる方向はスイング・アークの方向から離れる方に曲がっていく。 と言う風に説明されます。



詳しく説明しようとしている動画を貼ってみましょう。



この中でも説明されていますが、D-Plane理論は何も最近になって出てきた訳ではなく、ずいぶん以前から一部では提唱されていた(99年発刊のPhysics of Golfという本が最初だそうです。)のだが、ここ最近になってかなり広い範囲でこちらが正しいという認識が広まって来た、ということなのだそうです。

巷に普及しつつある新しいBall Flight Simulator(ボール・フライト・シミュレーター)は、インパクト時のクラブフェースの向きも測定しますし、こちらのD-Plane理論に基づいて計算されているものが主流になって来ています。


そういえば、私がよく行くゴルフ・ショップの測定器も昨年、この理論に基づいて設計されたFlight Scopeという測定器に全部入れ替わっていました。

一方、PGAに登録しているレッスン・プロの間では混乱した状況になっているようです。
いままで教えてきたことに対して、いきなり掌を返すわけに行かないのでしょう。



分かりやすくイラストにしたものがありましたので、新・旧を並べて貼ってみますね。

こっちがD-Plane。

画像をクリックで元のサイトにリンクしてます。


で、こちらが旧PGA式理論の絵です。

画像をクリックで元のサイトにリンクしてます。


さて、このふたつの絵を見比べてみましても、D-Planeのサムスニードのショットはターゲットを外れてしまうように見えてしまいますね。
(ただの合成の絵ですから、それは関係ないのですが。)

明らかにボールの打ち出しが違います。


で。 私も実際、インテンショナル・フック/スライス( ← 英語での表現的には、大きいドロー/フェードとなります。)を打つ際には、旧来の理論を基に教えられた方法を使っていました。

最終的な曲がってから向かう筈の目標にクラブフェースを向け、スイングの方向を振って前方の木などの障害物を避けるセットアップ・・・。

・・・これはどういうことになるんだろう?


しかし考えてみますとね、得意なフック系のインテンショナルを打つときには、無意識にsubconsciousが働いて、インパクトの時にオープン・フェースでボールを捉えていたのかも知れません。
そうじゃないと、D-Planeに拠れば目の前の木を右からかわせないことになるでしょう?

そう考えると合点が行くのが、私が苦手なインテンショナル・スライスを試みた際に、ボールの出だしが左に行かず開いたフェースのために高くは出るものの方向としては目の前の木にまっしぐらに向かってしまって回避できないショットが出てしまうことに説明が付きます。
subconsciousが働いて、インパクトの瞬間に僅かなクローズ・フェース( と言ってもオープン・フェースにグリップしているところから少しクローズという意味ですが。)を作らなければ、旧来のセットアップにしただけでは思ったスライスの弾道が出せないというわけです。

・・・なんか、すごく納得して来ました。(^^)


例えばですね、ロフト角の大きいショート・アイアンとかウエッジになりますと左右に曲がりにくいという現象には縦のバックスピン量が大きくなるのでサイドスピンの影響が相対的に小さくなるという理由もあるのですが、同時にD-Plane理論から見ましてもフェースが上を向く度合いが大きくなるためD-Plane自体の傾きが立つことになり打ち出しが左右に散りにくいという説明もできるということになります。
(最初にご紹介しました動画にそういう説明が出てきます。)


私はそもそも約1°オープンのドライバーを使っていまして、さらに(シミュレーターに拠りますと)ほとんどのショットでさらに5°前後オープン・フェースの状態でインパクトを迎えてドロー系のボールを打っているらしいのです。

これを応用して考えますと、例えばウエッジ高く上げるためにオープンに構えておいて、しかしドロー気味のボールを打つ、とかっていう応用なんかも利くようになる訳ですね。

(ただしドライバーの場合は、ギア効果によってトゥ付近で打ったボールがダックフックしたりしますから、また別のファクターが入って来ちゃうのですが。)



そういう訳で、最後にD-Planeを視覚的に挿入されたプロのショットの動画を見ていただきましょう。

ショーン・オヘアーのドロー。


タイガーの大きなフェード


・・・どうですかね?


2/22/2011

フィラデルフィア出身のかっこいいゴルファー


先週末の3連休の1日、うちの奥さんがお友達の家にワインを愉しみにお呼ばれしまして、運転手がてら家族で訪問させてもらったのですが、そこのお宅のご主人(も私の友人です)とゴルフの練習でもしてくれば?っていうありがたいお言葉をいただきまして、すぐ裏にあるコースにSuper Twilightで行って来ました。(^^)

Fullerton Golf Course

2時からで、4時半には終わって戻る予定でしたからまぁ、フロント9だけでした。
料金体系としては、ボールが見えなくなるまでラウンドしてもいいのですが。


このコースは距離は短いんですが非常にトリッキーな作りでして、OBも多くてアップダウンも大きく、スロープ・レートの114は何かの間違いなんじゃないかと思うくらい難しいコースです。 メンテナンスがあまり良くないというのも加味されまして、いつ行っても予約が一杯ってこともなく、“とにかく何でもいいからプレーしたい状況”の時には重宝するんです。(笑)


たった2つあるパー5は両方とも、私のようなドライバー暴れん坊くんには激ムズです。


こちらが、フロント9にある2番ホール、505yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


左側の木の生えているところはブッシュの茂った川です。
右側は、カート道の右側は全部OBです。

左側の川が、写真で見てとっていただけますかどうか、斜めに迫ってきて、フェアウエーはどんどん狭まっていくんです。
遠近法ばかりでは無いんですね。(笑)

私のドライバーがよく当たると、写真前方に写っています前の組の人達の10yぐらい後ろの位置まで行くんですが、その辺りのフェアウエーの幅は、せいぜい15-20yぐらいしかありません。
常にハゲハゲ状態でボールのよく転がるラフを入れても25yぐらいの幅に収めなけれなばりません。

(かと言って、ティーショットを180yぐらいで刻みますと、写真でフェアウエーが見えなくなっている辺りから左へ展開するレイアウトに合わせて高いブッシュ越えかもしくはフック・ショットで200y近く打たねばならず厄介なんです。)

左へ曲がった後、グリーンへはすぐに右へ曲がるようにして強烈に登っていくんですが、グリーンは坂の途中に棚のような感じにちょっと砲台で作られています。

ですから、仮にドライバーを左へ曲げてウォーターハザードに落とし、1ペナ払ってドロップして打つ場合、2打目には正確な曲がり幅のフックショットで距離を稼ぐか、100y程度の刻みを挟んで160近い強烈な打ち上げのサードショット(ペナ入れて4打目)を“スライス気味に”打つか、

なんか自分で書いててよく分かんなくなるぐらい難しい選択が待っています。(笑)


上空写真はこんな感じ。
意外にそんなに難しそうに見えないかなぁ? でもマジで狭いんですよ。

画像をクリックで拡大します。


この日はドライバーが冗談みたいに上手く行って、フェアウエーやや右サイド(っても狭くて右サイドも左サイドもあんまり変わりませんが。)に行ってくれましたので、2打目はU4で軽いフックを打ってグリーンまで約20-30yの右サイドに行きました。

距離的には、U2か3Wで届くかも知れない距離だったりしますが、右も左も危なっかしくてとてもグリーンを狙える状況にはなりません。


これ、コースを査定する人はもしかして、280yキャリーで飛ばしてフェアウエーが一番狭くなっているところを越したところにあるちょっと右に広くなってるエリアに、右側の木や斜面をもろともせず上を越して運べたりするんだろか?
でもね、仮にビッグドライブ1打でそこへ運べたとしても、2打目は右の木と斜面が塞いでいてグリーンへはスライスじゃないと狙っていけません。


バック9にある 12番のパー5は、こんど別の機会にご紹介しますが、ティーから180-220y地点までは左右の木の間10yぐらいのところを通っていかねばならず、そこから大きく左に80度でドッグレッグしていまして、ドライバーで行くにはかなりの曲がり幅のインテンショナル・ダック・フックを打たねばなりません。
真っ直ぐ220y以上行くと、コース右側の川に落ちてしまいます。

かと言って、200yで刻もうにも真っ直ぐのボールでは10y幅ですから危ないのです。
フックで打つ必要があります。

激ムズです。
スロープ114は無いよ、と思います。(笑)



そしてこちらが、続く3番ホールのパー4、354yです。

画像をクリックで拡大します。


ご覧のとおりの打ち下ろしですが、真っ直ぐ230yも行くと横切っている幅広の川に落ちてしまいます。

ちょうど前の組が写っている辺りに白黒縞模様の目標杭が立っていて、ティーショットはそこをピンフラッグに見立てて打ちます。

ちょっと右寄りに行きますとつま先上がりのライになって、しかも川越えをフェード気味に行かなくてはならないので困難。
左寄りは、左のブッシュがせり出していますからちょっと厄介。

ティショットが上手く行っても、距離的には2打目が140-160yになります。
1打目を安全目に行っちゃうと、180-200y残って、川越えの簡単ではないアプローチになりますね。
写真のバンカーの上がグリーンです。 グリーンのすぐ右はOBです。

私の2打目はベストポジションからなのにグリーン右に外してあわやOB。
グリーン右の傾斜をコロコロ下り右のカート道まで行きましたが運良く縁石で助かり、40yぐらいカート道を戻ったところでボールがストップ。
カート道の後ろ側の僅かなスペースにドロップして、3打目はグリーン面が見えないバンカー越えの打ち上げアプローチでした。

しつこいですけど、このコース易しくない、って。(笑)


さて、ところで表題の件ですが、この日一緒に回ることになった内の一人が、このマイクさんです。



元々はフィラデルフィアから数年前に来た人で、ロジャー・クリーブランドの故郷ハンチントン・ビーチにお住まいだそうです。

で、このマイクさんの使うカラミティ・ジェーン型?のパターが、ものすごく良く入るんです。(^^)
こういうの使ってパットがボコボコ入るのって、ものすごくカッコイイですよね。

なんでも87年頃にたったの$4で手に入れたそうなんですが、それ以来大事に大事に使っている、ってことでした。
確かにウエッジはミスショットに頭に来て放り投げたりしてましたが(笑)、パターはすごく大切に扱ってました。
グリップも革巻きの古いグリップのまんまなんです。


あんまりよく入るんで、9番ホール終わった後に頼んで撮影させてもらいました。

ご本人も、とてもナイスガイでした。

フィリーズ・ベストっていうフィラデルフィア風サンドイッチ店の話とかもしたんですが、フィラデルフィアで食べると全然味が違うんだそうですね。

フィラデルフィア風サンドイッチってのは、牛肉のステーキにした細切れとフィラデルフィア風チーズが溶けて絡んでいるサンドイッチで、野菜類は全然入っていません。
でも、すごく美味しい(と思っていた)んですよ。


もっと全然美味しいのかー。 うーん、一回食べに行ってみたいぞな。


2/17/2011

ショートパットをオートマチックに決める


タイガーのスイング、この月曜日あたりからだいぶ戻ったらしいですね。



ベテランのジョン・クックがそう言ってるらしいです。

“[Tiger] now really has a great understanding. As of Monday, it finally clicked to him … where the face of the club needs to be at certain points, which really sounded to me like kind of old school Butch [Harmon] but with a better face angle on his backswing, which means, wow, that’s something really good.”
(「タイガーはようやく今ものすごくよく理解できたんだ。 月曜日にね、ついにビビッと来たんだよ。...クラブフェースがどの位置でどこを向くべきか、とかボクにとってはかつてのブッチ・ハーモンの古臭い言い方に聞こえるけどね、もっといいフェースの角度でバックスイングしている、ってことは、わぉ、すっげーイイ!ってことなんだよ。 」)


「click(クリック)」 って表現が使われていますが、何かがきっかけでバチっと切り替わったように上手くいく感じを表します。 あの、指パッチン鳴らす感じです。


3個前の記事とはぜんぜん違うこと書いてますが、ご容赦を。(^^;



~~~


2つ前の記事で、ドバイの話題がありましたが・・・

これ、ドバイにあるモール内に出来た、かつてのNBAスーパー・スター、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン(←かなりのゴルフ好き)のStatue(彫像)らしいんですけれども。



・・・これは酷い。(笑)

どこかで我がレイカーズのレジェンド、アービン・“マジック”・ジョンソンと混ざっちゃったんですかね?
32は無いよなぁ。

シカゴ・カブス伝説の殿堂入り2塁手、ライン・サンバーグの息子さんがちっちゃい時オールスターのベンチに来ていて、胸に下げていた「背番号23」をあしらったペンダントを見たレポーターに、「お父さんの番号だね。」って言われて、『違うよ、マイケル・ジョーダンだよ。』って答えたぐらいなんですけどね。

そもそもボールはそんな持ち方してドリブルしちゃ反則だろ?!みたいな。


上のリンクの記事にも、この間の「幻のコースで55百万ドル」の記事にリンクしてありますね。
ドバイで起きた間違いはこれだけじゃないよ。ってキャプションが付いて。(笑)


~~~


ここから本題です。(^^;


今このダスティン・ホフマンみたいな顔したおっさんが、いいこと教えてくれた!
(本当はGolf Magazine誌のトップ100ティーチャーに選ばれているKeith Lyfordというティーチング・プロです。)

・・・と思いましたので、ご紹介します。



まぁ、このゴルフマガジン誌の、「Make short putts automatic」というビデオを見ていただければ、ふむふむ、って判りますので私が書き加えることはなんにも無いんですが、なにはともあれ、画像かその下のURLをクリックして出てくる動画をご覧下さい。


要するに、ショートパットを外してしまう原因はボールを打つ直前後にフェースをあらぬ方向に向けてしまうから外れるのよ、ってことですね。

これを矯正し、カップにねじ込む意識を持って真っ直ぐストロークするイメージ作りに、このカップの上をストロークするドリルが非常に効果的だ、というレッスンです。


これはですね、実践してみますと思っていたよりずっと良いです。
イメージが物凄くシンプルになりますし、“カップの中”と仲良しになれるような錯覚があります。(笑)


なんだか知らないけど、とってもお薦めです。(^^)



2/14/2011

ボールと話そう (双眼ビジョン)


今日は St. ヴァレンタインズ・デイですね。(^^)

こちらは、むしろ男性から女性に薔薇贈ったりする感じなので日本のバレンタイン・デーとはずいぶん様相が違います。
別名、Loved one's Dayって言われていまして、まぁ子供とか友達とか家族とか、カードを贈り合ったりするのが学校でも主です。

我が家の場合には、うちの奥さんの誕生日が昨日でしたので、家族で食事に行き、プレゼントは奥さん向けのアクセサリーとか靴とかで、私は日本式にチョコを貰いました。(^^)


---


こちらはとても興味深く、参考になるレッスンです。(たぶん。)
Bob Ackermanさんというレッスン・プロのワンポイント・アドバイスです。



「keep your eye on the ball(ボールから目を離さないように)」とはよく言われますが、これは本当は「両目をボールから離さないように」とアドバイスされるべきなのです。
双眼ビジョンと呼ばれます。


片方の目を、もしくは両方の目をボールから離してしまいますと、体がバランスを取り動くべき場所に動く能力を混乱させてしまいます。


・・・というような説明がされています。


瞳孔からの視界をまっすぐにボールに向けて、では打ってみましょう。

とか言って、ボカスカとボールを打っていますが、この撮影場所は一体どこなのでしょうか?(笑)

周りの建物はクラブハウスには見えませんし、コンクリートの駐車場みたいなところにマットを置いて居ますが、周りには雪が残っています。

なんかかろうじて練習場に向かって打っているような気配はしますが、おっさんが打つたんびに「おいおい、だいじょうぶかよ?!」って思ってしまって。(笑)


まるでボールと会話をしているかのような感じで、両方の目でボールを見て打つのです。

・・・というところが一番肝心な部分のようですね。


私自身はいままでほぼ左目でボールを見ていましたが、この binocular vision (双眼ビジョン)、ちょっと意識して取り組んでみようかと思っています。


かつての桑田投手みたいにボールに話しかけると、よりしっかり意識出来るかも知れませんね。(←ほんとかよ?)


2/11/2011

ドバイの Al Ruwaya ゴルフコース


現在、(ペブルビーチ・プロアマを蹴飛ばして?) ヨーロピアン・ツアーのドバイ・デザート・クラッシックに出場しているタイガー。

2日目を終わり、トップのローリー・マクロイに4打差の-7アンダーで5位タイ、先週のトーリー・パインズように決勝二日で失速すること無く、強いタイガーの復活を見せてもらいたいところです。


追記:

結局、3日目をトップとわずかに1打差の4位タイのグループで終了したんですが、最終日に75とまたもや失速してしまいました。

グリーン上で唾吐いてヨーロピアン・ツアーから罰金喰らったそうですし、復活にはまだまだですかね。


~~~


そんな中、やっかんだのか足を引っ張ろうとしたのかそのへんの事情はよく判りませんが・・・、

アラビアン・ビジネス誌が昨日、タイガーが関わっていたけど開発が凍結されたリゾート建設で、すでに契約金として$55.4MM(5,540万ドル、約45億円)を手にしている。

と言う話を暴露して、ちょっとした話題になっています。↓

Revealed:  Tiger Woods paid $55.4m for failed Dubai golf resort
http://www.arabianbusiness.com/revealed-tiger-woods-paid-55-4m-for-failed-dubai-golf-resort-379679.html



先月、ドバイの開発グループの資金繰り悪化に拠る計画凍結が発表されていた、Al Ruwaya ゴルフコースはこちらです。
タイガーのドバイ・クラッシック出場に際して、タイガーからも凍結の話はアナウンスされました。




写真で見られますとおり、現時点では砂漠の真ん中に青々と6ホールが完成しています。
なんというシュールな光景。

(因みにわたし、このまんまでいいから「今のうちにこの6ホールをプレーしておきたい。」と思ってしまいました。維持費も相当でしょうから、このまま枯れて砂漠化していくのかなー、と。)


約1000億円をかけて建設される予定だったこのコースは2006年に計画が立てられ、100件のヴィラ(大邸宅)と、75件のマンション(大豪邸)と、22件のパレス(宮殿)と、バンケット(結婚式とかのできる)ホテルの中に造成され、

ここのリゾート全体しては大型ショッピングモールや、ユニバーサル・スタジオ、(うちの息子も大好きな)レゴ・ランド、それにローラーコースターがすごくて有名なシックス・フラッグズ遊園地なども建てられて、大規模な総合リゾート地になる予定だったそうなんですよね。

クリックでアラビアン・ビジネス誌の暴露記事にリンクしてます。


2006年の6月20日に、タイガー・ウッズ・ドバイ・リゾートを建設するという契約がサインされ、$26,250,000ドル(約21億円)が、10日以内にタイガーに振り込まれ、


さらに2008年の8月22日には、ゴルフコース・デザイン(設計)とライセンス合意の新たな契約がかわされて、

サインしてから10日以内には $26,166,177ドル(約21億円)が 支払われる。
・正式のゴルフ場のオープニングにタイガーが現れればさらに、14,583,333ドル(約12億円)、
・さらにもうひとつのリゾート建設にタイガーが合意した時点で、別口の契約ボーナスとして、$28,800,000ドル(約24億円)が支払われる。

と言う内容になっていた、と書かれています。


ここでとても面白いのは、2回目の約21億円が支払われたはずの契約の日付が、このリゾート計画棚上げの直接的な原因とも言えるリーマン・ブラザーズ・ショックのわずか24日前だった、というところです。

サインしてから10日以内の支払いですから、微妙なタイミングでタイガーは頓挫したリゾート計画にもかかわらず無事に大金を手にしていることになる、というわけです。



なんかね、どれとどれを足すと$5,540万ドルになるのか記事を読んでもよく判んないんですが、いろいろと細かい支払いもあったんでしょう。


この頃は、ドバイの金融バブルが弾けるとも、タイガーが不倫騒ぎでスランプに入るとも、全然想像できなかったんでしょうね。

(ってか、我々日本人としては経験者ですからバブルはどこかで弾けるぞ!っては思ってましたけど、タイガーのここまでの不調(ならびに不倫による評判悪化)は私も想像していませんでした。)



それにしてもアラビアン・ビジネス誌、Revieled:(暴露)て。
タイガーが不正したわけじゃないだろ? (ラッキーだったかも知んないケド。)


2/10/2011

タイガーの新スイングは改悪?(somax sportsの解説)


朝のバック9、霧で全然見えませんでした。
かすかに見えるって感じで、コース覚えていればなんとか、っていう濃度でした。

画像をクリックで拡大します。


このホールは実はすごい打ち上げになってます。


一方、こちらは打ち下ろしです。
なんとなく雰囲気的には判りますよね。 プレーできないことはないけど、グリーンの位置やピンフラッグは全く見えませんです。

画像をクリックで拡大します。


でもねー、楽しいんですよねー。(笑)

朝のバック9は、スコア付けてませんしね。


---


私、スイングの分析はよく判んないのですが(^^;、この動画はなかなか面白いなぁと思いました。

ハンク・ヘイニーと取り組んでいたスイングが良かったとは思いませんので、このビデオの言うことに100%賛成なわけではありませんが、本当にそんなに今の取り組んでいるスイングが改悪かどうか、興味が沸きます。

巷では、「今度のスイングの方が良くて復活しつつある」って感じの評価でしたから、ここで真っ向から「ずいぶん酷くなってる」と言い切るのはなかなかの自信ですよね。


っつか、まぁご覧になってみてください。



これは、somax sportsってところの分析なんですけど、確かコーチのショーン・フォーリーはスタック&ティルトの一派だったかと思いますが、ヒップのシフトは推奨してないですよね?

http://www.somaxsports.com/


やけにグリップ位置が高くてスイングプレーンに乗ってるスイングは、かのモー・ノーマンのスーパー・ナチュラル・スイングの一派なのかなー、って思ったりします。
完璧にプレーンが1枚で打っているのって、モー・ノーマンだけなんですよね。

とりあえず私には無理ですが。(^^;



首の故障が原因でパットがイップス気味になってしまうって言うのは、アライメントが狂って短いパットを外すうちにメンタルにイップスに掛かりがちだって言うことなんでしょうね。

パッティング中にヒップが動くのは確かに全く良くありません。
(と、デーブ・ペルツのバイブルにも書いてありました。)


ところで、比較対象(っていうか洒落)で出てきているシャキーラのお尻はいいですよねー。(笑)


2/08/2011

ワニに噛まれたゴルファー


私のオフィスのPCが、WINDOWS7になりました。
日本語を読み書きできる設定にするのがあまりに簡単で驚きました。

一度VISTAになりかかったときに、「これは使いにくいねー。」と思ったのですが、WINDOWS7はXPとあまり変わりませんね。 いきなりでも使いやすくて助かりました。(^^)

---


まぁ、あの、NBCのこの記事をご紹介する記事になっちゃうんですが。

Man sues golf club for that time an alligator ate his arm
(ワニに腕を食べられた男、ゴルフコースを訴える)




洒落にならないので、変な可愛い模型の写真が使われていますが、読んでみますとかなりすごいお話です。


~~~


ノース・カロライナ、フリッピスランド・リゾートオーシャン・クリーク・コースで、息子さんとラウンドしていた76歳のJames Wiencekさん。



ワニだからフロリダかと思ったら、違うんですね。
綺麗なコースです。


記事の中に、裁判所の書類の文章がそのまま掲載されていますが、

On the 11th hole, Wiencek hit his ball near, but not into, a big deep pond, surrounded by a steep bank covered by long grass. The pond itself was dark and brackish, at no time allowing a hint of what lay beneath the surface.
“When the plaintiff reached his right arm towards the ball, without warning, a large, 10-foot long alligator spring from the brackish and dark water and attacked the plaintiff, biting and holding plaintiff’s right arm,” the complaint states.
“The alligator then pulled Plaintiff into the water and attempted to initiate a roll, pulling plaintiff underwater. Plaintiff struggled with the alligator, and the alligator tore plaintiff’s right arm off in a violent and vicious manner above the elbow.
“Plaintiff was helped to the shore by his son and attended to by other patrons of the course.

(11番ホールで、ウイエンセクさんは急な土手と背の高い草で囲まれた大きな深い池の近く、しかし中ではない、にボールを打った。 池そのものは暗く黒っぽい色で水面下に何が居るか伺うよしもなかった。
「原告がボールへと腕を伸ばしたとき、突然、巨大な3mもあるワニが黒っぽい暗い水から飛び出してきて、原告を襲い、右腕に噛み付いて離さなかった。」と告訴状にはあります。
「それからワニは原告を水の中に引きずり込み、原告を引っ張りながら回転を始めようとしました。原告はワニと懸命にもみ合い、ワニは原告の腕をとても凶暴で容赦ないやり方で、肘から上をもぎ取りました。」
「原告は、息子に助けられて岸へ上がり、コースの他のお客さんによって看護を受けました。」)


すごいですね。 生々しいです。

それで、コースの管理責任を問うて、裁判に訴えることになったらしいです。


ちなみに、こちらが裁判所からリリースされた文章です。
http://www.courthousenews.com/2011/01/20/33461.htm



目撃者の方の証言に拠りますと、原告のウイエンセクさん、ラウンドのもっと前の次点でこのワニを目撃し、その大きさについてコメントもしていた、って書いてあります。


で、ですね、「吐き気をもよおしてしまう人はクリックしないでください。」 と、注意書きが添えられていますが、ワニのお腹を裂いて救出した腕の写真があります。

すごいです。 ↓  (決断は自己責任でお願いします。)

2/04/2011

ラスベガス・ナショナル (ゴルフクラブ)


スーパーボウル・ウィークですねー。
なんとなく、賑やかしいです。 (^^)


ラスベガスで展示会があったんですが、合間を縫ってラウンドしてきました。

ラスベガスのストリップから車で5分ぐらいの街中にあるパブリック・コースですが、意外に歴史ある由緒正しい、しかもかなりタフなコースです。

直接フィードです。画像をクリックでコースのサイトにリンクしてます。


若いパーマー、かっこいい。


Las Vegas National Golf Club
http://www.lasvegasnational.com/


かつてはThe Nationalと呼ばれていたコースで、ラスベガス・インビテーショナルなど、プロツアーも開催されていました。

タイガーがデビューの年に優勝しましたね。

直接フィードです。画像をクリックでコースのサイトにリンクしてます。


なんというラスベガスな写真。(笑)

Bert Stamps氏の設計で、スターダスト・カントリークラブと呼ばれていた時代もあった、とコースサイトのHistoryのページに書いてあります。


コースの南側の方にはクリークも横切っていて、大きな池も5つ配置されています。

バックの青ティーからは、パー71で6,773yあり、コースレート/スロープが73.5/137となっていますから、かなり難しいコースです。


で、私としては(展示会の始まる10時前に間に合うように)このコースを朝のバック9を早朝にプレーし、展示会が早く終る最終日にちょっと早めにおいとましてスーパー・トワイライトでフロント9をプレーし、そのままLAまで運転しての帰路に着くという強行手段で、18ホールをこなしてきました。(笑)

この時期のラスベガス、零下までは下がりませんが、寒いんですよねー。
風もけっこう強かったので余計に寒く感じました。 お天気は良かったんですよ。


それではいつものように、写真をいくつかご紹介していきます。



まずは、コース入り口で撮った写真をば。

画像をクリックで拡大します。


写真は寒そうに見えませんけどね。(笑)

私が立っている人工芝のちっこいグリーンは、ちょっと謎です。
業者がサービスでしつらえて行ったんでしょうか?

クラブハウスのコース側にも、通常のパッティング・グリーンの他に、人工芝の広めのパッティンググリーンが作られていました。
灼熱のラスベガスらしいなぁ、と思いましたです。


今回のラウンド、ずーっと好調が続いている私のドライバーが、「on fire! (絶好調)」でした。(^^)
1番ホールでは、珍しくフェアウエーど真ん中に冬にしてはすごい飛距離。

たぶんですね、このコースのフェアウエー&ラフが、非常に芝が短く刈られていてしかも下の土がガチガチに締まっているのと、空気が乾燥している関係でよく距離が出るのだと思われます。



コース最初の写真は、3番ホール、204yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


とても見えにくいかと思いますけど、この日のピン位置は左に大きく構えているバンカーの真ん中辺り、グリーンとしては左端の方の難しい位置に切ってありました。
グリーン後方に見える2本の椰子の木の左の低いやつよりもさらに左の方です。

私は、右の背の高い方の椰子の木つまりはグリーンの右側手前が花道になっている方へエイミングしました。

このショットは狙ったよりもやや左に出まして、運良く左のバンカーの右縁近くを通る絶妙のラインに飛んでくれまして、グリーンセンターに乗ってくれました。


ここのパー3は、8番の190y、14番の233y、16番の214y、どれをとっても非常に難しかったです。



次に、ニードルタワーの見えるここコースの中では短い5番ホール364yのパー4のティーからの風景です。

画像をクリックで拡大します。


ティーイング・グラウンドとフェアウエーが緑でラフの芝が黄色くなっていて、日本のコースの冬の景色に似ていますね。

このコースの特徴のひとつに、バンカーとウォーター・ハザード以外には、岩とかブッシュとかそういう物がないので、どこからでも打てる、というところがあります。

写真をよく見ますと、右サイドの木々の中に青緑色に塗られた橋がかかっているのが見えます。
「ん? これはクリークあるね、きっと。」と感づきました。

コレクションしているヤーデージブックがあると良かったのですが、ありませんでした。
でも、距離的には向こうに見えるフェアウエーまでキャリーで190yです。
クリークを越えるだけなら、180yちょっとですかね。

こういうのは気が付かないで打った方が良い場合も往々にしてありますね。
私のドライブは気が付いちゃったけどよく飛んで大丈夫でした。(笑)



次の写真は9番ホール428yのパー4の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


残り約178yで大きなバンカー越え。
しかもピンの位置はグリーンのすごい右の方です。写真を拡大すると見えますが。

この距離を、6番I とか7番I とかで打つ人なら、バンカーの後ろであってもビシィーっと行けるんでしょうけれども、私には無理ですわ。

こりゃぁ駄目だろう・・・と思いつつ、でもバック9を回ったときにバンカーがそれほど苦手なバンカーでは無かったので入ってもいいやと考えて、思い切って行きました。
目の前の木も少し左端がラインに掛かる感じですよね。

この写真を見ていただいて判りますとおり、ここのラフはものすごく短いんです。
で、下の土が硬いんです。 ディボットが取れないくらい。

ここもなんでか知らないけど上手く打てました。(^^)
U4ですから高く上がったもののさすがに硬いグリーンでは止まり切れず、奥のカラーにこぼれましたが、自分としてはベストショットでした。



ここからの写真は早朝に戻りますが、まずはこのコースで一番短いホールの13番326yのパー4、グリーン付近です。

画像をクリックで拡大します。


付近って、おいおい、池の際じゃん?!
ってか水に入ってるじゃん?!(笑)

ドライバーを打ったら左サイド(って言っても真っ直ぐ方向ですね、こうやって後でコース図みますと。(^^;)の木の近く、残り90yぐらいのところからだったのですが、ウエッジが土に入っていかなくてソールが撥ねた感じでショートしまして。
(このショットはダフったかも知れないですね。 この日はほとんどダフらなくて調子良かったんですが。)
もちろんこのまま打ちました。
JAWSウエッジは、フェースを開くとバンスが小さくなるので硬く締まった濡れた砂でも何とかなります。(^^)



15番ホール546yのパー5には、13番とは別の大きな池2つがあります。
最終18番ホールのグリーン前に立ち塞がっている池の反対側になりますね。


画像をクリックで拡大します。


写真で見えますとおり、向こう側の池がフェアウエーに食い込んで来ているように見えて、しかも左サイドはOBっぽいですから、ちょっとティーショットを打ちにくいレイアウトに見えますね。

こういうホールこそ、上にあります図のようなヤーデージブックがあると、左ドッグになってる様子も見えますし、曲がり角まで何ヤードあるか判りますので役に立つんですよね。

この日はドライバーが調子良かったですから、迷わず正面の池の左にある小さい木の辺りを目標に、そこからドローして行くボールを打てましたが、ちょっとドライバーが散らかっている日だったら、とても難しいティーショットだったと思います。



最後にご紹介しますのは、17番ホール、400yのパー4の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


このホールはティーショットを左へ引っ張ってしまい、フェアウエー左サイドのバンカーに入れてしまいました。
バンカーはどれもグリーン付近のものも含めて、パリパリに乾いた硬い砂で、砂の深さはボールの1/3ぐらいしか無く、その下はとても固い土の様な砂でウエッジのソールを弾きます。

私は12番のグリーンサイド・バンカーに入った時点で、たまたまバンカー専用ウエッジを忘れていて、54度のJAWSウエッジを開いてすごくバンスの小さい状態でバンカーショットをして上手く行ったために、このことに気が付いていましたから、その後は全部54度のJAWSウエッジでバンカーショットしました。(んー、スペアのウエッジを買っとく必要ありそう。)

で、ここはフェアウエー・バンカーですから、砂に潜らないことも知っていますし、ユーティリティーの4番をハーフショットのパンチ気味に入れてみました。
ちょっとグリーンへはショートしましたが、左手前のいい位置に持って行けました。

カップまでは11歩でしたが、グリーンの外で傾斜がきつかったのでウエッジで転がし気味に寄せに行きましたが、思ったほど転がりが出せずショートして5歩を残してボギーにしてしまいました。

こういうのはもったいないですね。
私の弱点です。



朝のバック9のプレーには、アメリカンな朝食が無料で付いてきます。



目玉焼きが挟まったクロワッサンに、ハッシュド・ポテト。
(例によってポテトはすでに塩と胡椒を振って、食べかけたところで気がついて写真を撮りました。(^^;)

このサービスはちょっと嬉しいですよね。

美味しくいただいて、ホテルへ帰ってシャワーを浴びて、それからモノレールで展示会会場へ行ったんですけど、余裕で開場の10時の15分前までには到着できました。


ギャンブルしない私は今までラスベガスは退屈で仕方ありませんでしたが、・・・これなら悪くないな。と思いましたです。(^^)