3/28/2009

ゴルフスイング-10


スイング動画は久しぶりのupでしょうか。

まぁあの、一つ前の記事の新しく入手したおもちゃ新兵器を使ってみたかっただけなんですけれども。(^_-;


ちなみに、GDOのトッププレイヤーのスイング分析も、とりあえず確認したところですと、遼くんタイガーフィルのスイングについてはスーパースロー動画になってます。(^^)
(トップページの各プレイヤーのところに、更新!とかnew!とか印がありますが関係ないようでして、他にどの動画がスーパースローになっているか不明です。)

これはいいわ。 ↓

タイガー・スイング動画

GDOの『トッププレイヤーのスイング分析』から
(表題の『Top Player's Swing Analysis』ってのは、ちょっと英語が間違ってるような・・・)




でもって、なんでこんなすごいスイングに続けて私のへなちょこスイングをupしてんのか、自分でも謎ですが(笑)、まぁデジカメの威力を試してみましたのでということで、とりあえず。(x_x;


約100yのウエッジ・ショットです。
まずは正面。


なんか、打席の関係でカメラ位置が微妙に正面じゃなくてやや後方からになっていますからか、ものすごい右サイドで捌いて打っているように見えますが、そんなに極端な訳でもないと思ってます。
あと、体がすごい左に傾いて見えるのも、カメラの角度かと思います。(^^;
平らなのに、マットが左足上がりに見えちゃいますよね?
ウエッジですから終始左足体重で打っているには打っているんですけれども。

カメラのセット位置とか角度って意外に難しいですね。
ちょっと改善が必要です。(^^;

多少距離を離さないと、普通に写真撮る位置よりもスーパースロー撮影の時はズームされてしまうので、スペースの確保が必要です。
この画像も、前の打席が空いているところに行って、そのまた前の打席の人の後ろにぎりぎり邪魔にならない場所まで近付かさせてもらって撮ったんです。

それと、210fps(1秒210コマ)で全体を撮りましたんでチンバック&フォワードプレスの部分が“異常に”長く感じますが(笑)、実際にはそんなにまで長い訳ではありません。(^_-;

なんかね、普通のスピードで再生される30fps(1秒30コマ)の撮影とスロー再生される210fpsの撮影を途中で切り替えることも出来るらしいんですが、この場合はセルフで撮っているので、スイング前とスイング後の動作もすごいスローになって、超長く感じちゃうんですよね。



次は、後方から。


これもやや斜め後方です。

ドライバー打つときほど肩と腰の捻転差を使えませんが、クラブがバックスイングでトップに到達する前に左ひざからダウンスイングを始動するようにしてます。
左ひざ、左腰の順に行って・・・、クラブが降りて来たところで左の背筋で引っ張りつつ右の太ももで押せ、みたいな気持ちでやってます。



ちなみにこれらの動画は撮影が210fps(1秒210コマ)で、再生スピード(フレーム・レート)が30f/sなので、実際のスイングの7倍遅く再生されているってことになります。
(したがって、30fps(1秒30コマ)で撮影した動画は、通常速度で再生されることになりますね。)

420fps(1秒420コマ)で撮影すると、14倍遅いスローが撮れます。
(もちろん、別なソフトウエアを使って、再生スピードを調整して保存することも可能です。)


一方、1,000fpsの撮影も試してみました。
1,000fpsは、なんだか知りませんけどこういう細長い画像になります。



ちょっと明るさが足りなくてピントが合いませんでした。
高速撮影には、めちゃめちゃ光量が必要なんだそうです。



このカメラにはもうひとつ、連写モードの機能もありまして、最高で30fps(1秒30コマ)で1秒間、20fpsで1.5秒、10fpsの設定で3秒間の撮影が出来ます。
シャッターを押すタイミングの前後にコマ数を振り分けられますので、シャッターを押す前の映像が撮れちゃう訳なんですね。

この30連写機能なんかも、むかしむかし富士フィルムが出したレンズが8個横に並んで付いていてシャッター1押しで8コマの連続写真が撮れるゴルフ専用カメラ(覚えている方、いらっしゃいますかね?)なんぞを買ってみて使っていた私からしてみますと(笑)、本当に隔世の感、って感じですね。

感無量です。(笑)


その例のオクトレンズカメラは、当時出ていたパノラマ撮影が出来ると言う富士フィルムのカメラ(覚えていらっしゃいます?横に細長い印画紙にプリントしてくれるんです。)の応用で出たわけなんですが、フィルムだから取り直し利かないし、現像できるまで写真見られないし、けちくさい(というか律儀な)写真やに持ってくとパノラマ用印画紙じゃないと焼いてくれなくて高くつくし(35m1枚に上下黒くして4コマ入ってるんで、ベタ焼きしてくれれば凄い安く現像出来るんですけど、富士フィルムが街の現像屋さんに圧力かけてたんです。)、まぁあんな面倒なことよくやってたなー、と思い出さずには居られません。(笑)


そういえば、朝一のティーショットの連続写真撮ってくれて、ラウンド後に2,500円とかで売り付ける、なんていう商売やってるゴルフ場も当時たくさんありましたっけねー!(笑)



3/26/2009

カシオ Exilim EX-FC100


デジカメです。
今話題の、スーパー・スローモー機能の付いたやつ。(^^)

カシオのExilimシリーズの、EX-FC100という機種です。 欲しいかも。


もともと、こういう記事が出ていて、待ってたんですよ。1月9日付の記事です。

『カシオ、薄型の「HIGH SPEED EXILIM」を海外で発表』
(デジカメWatch impress)


ふむふむ。米国発売3月予定。EX-FC100が399.99ドルと。
これは買いだな。(ムフフ。)
って。

この時はね、米国発売が3月予定で、国内販売の日にちが未定って話だったんですよ。
1月8日に米国で発表したことになってます。(←真偽のほどは私には不明。)


で、米国のネット・ショップのうちいくつかはEX-FC100を既にウエブにupしてまして。
しかしよく見るとcoming soonってなってて、オーダーを受けていません。
オーダーを受けているサイトもありましたが、back order扱いになってます。

でも私はあんまりネットでものを買う人ではありません。(んなこと言っても今どき絶対買わないってこともないんですが。)
で、カメラ屋さんへGO。

こちら西海岸ではカメラ屋さんは日本みたいに電気製品一般に手広く商売拡げていないんです。
一般には、電気屋量販店とも言うべきBest Buyとか、ディスカウント・ストア的なWal*Martとかでカメラ買う人が多いんです。

カメラ屋さんは律儀にカメラ関係商品を本当に幅広く扱っているお店があります。
Ritz Cameraとか、Sammy’s Cameraとかがこの辺りでは大手です。
で、リッツ・カメラ店を訪れまして、先行予約をしたい、と申し出たわけなんですよ。

ところがですね、1月8日にどこの米国で発表したのか分かんないんですけど、カシオの特約店になっているRitz Cameraでも、「全然聞いてません。システム上、ご予約は承れません。」て返事でした。
「でもでも、3月発売って発表されてるんですよ?」と、私。

カシオUSのサイトもチェックしてもらって、「全然情報ないですね。」

もうね、???です。

「カシオのサイトで発売が公表されていれば、うちでもback orderの形で先行予約とか受けないでもないのですが・・・。」とおっしゃるわけですよ。

「・・・。」



「いやー、3月に出るってんだから別に出るまで待ってからでいいのですが、私としても毎日RitsCamera.comをチェックするとか面倒ですし、入荷したら電話とかでご連絡いただくとかする訳に行かないんでしょうか?」と、私。

「無理ですねー。」

Best Buyでもですね、「うちのwebに出たら来てください。」とか電話で言われてまして、なんかもうお手上げです。

多少高く付いても、出来ればお店で買いたいんですよね。追加年数補償とか付けられますし。


実際、eBayとかには、日本とか香港とかのSellerから続々、売りのポストがされていまして、日本ではすでに発売されているようでした。

調べてみますと、なぜかこういうことになってまして。

『超高速連写EXILIM 1000fpsで動画撮影
(「EXILIM」に、動画を最大1000fpsで撮影できる2機種が登場した。)』
(IT Media News)


> FC100はホワイト(2月20日発売)とブラック(2月27日発売)の2色、
> FS10(4月中旬発売)はホワイト、レッド、グレーの3色をラインアップした。

って書いてあるじゃないすか。


実際、こういったスーパー・スローモーみたいな機能付きのカメラは、アメリカよりも日本のゴルファーとかに対しての方が受けがいいんじゃないだろうか?

日本でよく売れちゃって、3月の発売は公式に発表した訳でもないんだし、どんどん延期になっちゃうんじゃないだろうか?
って、ちと思い始めました。


よく見たら、お友達のTODOSさんがすでにブログで紹介なさっていました。
さすがに早い!

買い物リストが・・・

記事の中には、カシオの公式HPもリンクされていて、なんだこれ?ますます欲しいじゃない。(笑)


お友達の能楽師Eさんのブログの方には、Exilim EX-FH20(ExilimというにはちょっとChunkyな高位機能モデルですね。)で撮影した動画も拝見しまして、これは是非欲しいぞ、と思いまして。


そんな最中、日本から友人達がWBCを観に来るって言うじゃないですか。
4万円切る値段で買えるって。






あー、もう補償とかいいや、頼んじゃえ。(笑)


画像をクリックで拡大した大きさです。


これから、スイング動画とか撮ってみてupしてみます。(笑)
(今現在は、マニュアルを熟読中。)


ちなみに最近出る商品は、SDカード並びに、SDHC(ハイ・キャパシティ)カードって新しい規格のやつを使用するらしいです。
このカメラもそう。

ちっちゃいカードに8ギガとか16ギガとか入っちゃうんですね。
mini SDHCなんて、ホント飲み込んだりしても問題無さそうなくらいちっちゃいですが、8ギガとかの容量のやつも出てるんですよね。

(私がゴルフ始めた頃のコンピュータで8ギガなんつったら、フォートランで動かしてた大学の地下室に冷却装置付きで据え付けられてたスーパー・コンピュータ並みじゃん。)


そのSDHCカードを私の3年ぐらい経ってるコンピュータのSDスロットが読むかどうかなんですが、お店に聞いたら、「5分5分です。試してみないと判んないです。」とのこと。
USBポート用アダプターがわずか$10足らずの金額で買えますので、心配する必要はありませんけど。



***

追記:

カメラ使って、スイング動画を撮影してみました。

こちらの記事→ゴルフスイング -10です。

さらに追加してます。
ゴルフスイング -11
ゴルフスイング -11/2



3/24/2009

WBC セミファイナル


昨日、WBCのセミファイナル、日本対USAのゲームを観に行って来ました。(^^)
(ブログにゴルフ以外のことを書くってことは普段ほとんどありませんけど、珍しく書いときます。)

画像をクリックで拡大します。


ちなみにこの方々は、たまたま直ぐ目の前にいらした私は全く知らない他人の、熱狂的な日本チーム応援の方々です。(^^)


こっちの写真は、マツザカが、昨年MVPを獲得したスーパー・プレイヤー「J-Roll」ことジミー・ロリンズと対戦しているところです。


画像をクリックで拡大します。


5万6千人収容できるドジャースタジアム、この写真の外野をはじめ、けっこう空席が目立ちました。6割5分ぐらいの入りに感じました。(チケット総数は約4万3千だったみたいですけど。)

こういう対決には、しびれますねー。(^^)
この日のJ-Rollは5打数4安打1四球と、10割の出塁で絶好調でしたしね。

チームUSAのサードコーチャーなんか、伝説のマイク・シュミットです。
すげーよなぁ。
いい席買って観に行った甲斐がありました。(^^)


実は私の友人には、野球キチガイと呼んで差し支えない人たちが沢山居ます。
ってか、私がその一人だからなんですが。(^^;




3年前のWBCも観戦しましたが、今回の方が、チームUSAがセミファイナルまで残っていたこともあって、だいぶ盛り上がりもマシになった気がしました。


今回も、私が以前加入していた目黒区のリーグに所属している草野球チームの元チームメイト二人(ってか、私の方が元チームメイトってことになりますが)と、それとは全くの別口で、凄いマニアックなタイプの野球ライターさん二人と、今回のWBCでほぼ全ゲームを観戦旅行している仲間の人たちと合流したのです。

チームメイト二人は、10年ぐらいかけてメジャーの全球場を訪問している猛者です。(笑)
このうちの一人とは、15年ぶりに逢いました。
今回も、サンディエゴに来たものの仕事の用事で一日だけ日本に戻り、とんぼ返りでロサンゼルスに戻ってくるとか、もうホントにキチガイじみてます。(笑)
もう一人の方も、木曜日の夜遅くまでサンディエゴで観戦、次のロサンゼルスが土曜日のゲームってことで、ゲーム後に夜行バスに乗ってアリゾナに行って金曜日はスプリングキャンプのゲームを見てから土曜日にロサンゼルス入りをすると言う、なかなかのスケジュールです。(笑)

野球ライターさんたちは、取材もちょっと兼ねて自費だけど経費で、みたいな感じでいらしていたのですよね。
この友人達も、忙しい中時間をひねり出し、サンディエゴで6戦全部、ロサンゼルスで3戦全部観戦です。



ゲームの方は、「神風」が吹いてましたね。
私はそう感じました。

レフトからライトに、強烈に。
ドジャースタジアムのセンターにあるでっかくて重い旗が長方形に見えるくらいにはためいてまして、秒速10-20mはあったでしょうか。

チームUSAがレフトへ放った「行っちゃった!」と思ったホームラン・ボールは、ことごとく風で押し戻されてアウトに。3本はありましたかね。


日本チームがセンターからライトに打った打球は、どんどん流されて野手から離れていきます。
日本のプレイヤーは、おっつけのバッティングも上手いし。
チームUSAの守備ではウィークポイントだったアダム・ダンの居るライトへの打球が長短あわせて6本。プラス犠牲フライが2本ですからね。


ゲーム後、みんなでチャイナタウンへ行きまして、かなーりディープな野球談義。(笑)
面白い話が沢山聞けましたし、みんな普段こういう話の話し相手が居ないとかで、話が途切れることがありません。(^^)
東都の3部リーグの話とか、ドラフトの裏話とか、シングルAの話とか、マスターズ甲子園の話とか、まぁマニアックな話題ばっかりですからねー。(笑)


全然お開きにならないんですが、もう夜中の12時だし明日月曜日だし(笑)で、仕方なく帰りました。
あー、楽しかった。


サンディエガンさんの真似して、王さんが近くに居ないかどうか探したんですけど見つかりませんでした。(^^;


画像をクリックで拡大します。


トンネルズのタカさんが少し前の方に座っていまして、なにやら収録っぽい様子でした。


決勝戦は、私は欠席してTVで応援します。
3年前の日韓戦でもう散々に懲りまして、(スポーツに政治を持ち込まれちゃいますし)勝っても負けても気分悪い思いをすることが多いので、関わりたくないのです。(^^;
エンジェルスタジアムの神聖なるマウンドに旗を突き立てられた時なんか、日本人としてじゃなくって熱烈なエンジェルズファンのシーズンシート・ホルダーとして、本当にあっ頭に来ました。(怒)

(サンディエガンさんにお会いできる良い機会かも!とも思ったのですが、すみません、私の分まで応援してきてくださるとありがたいです。TV観ながら念波で応援します。(^^;)



チーム・ニッポン、
是非落ち着いて力を出し切って、優勝してください!!

画像をクリックで拡大します。




3/22/2009

今週の「The Hayney Project」


The Hayney Projectの記事の続きです。



しばらくハンク・ヘイニーの元を離れ、ボクシングトレーニングで体を絞りつつ、電話によるアドバイスだけで自主スイング練習をして来たチャールズ・バークリーが、ヘイニーのホームコース(トム・ファジオ設計)へ戻ってくるところから始まりました。
以下、ネタばれしますので、ご注意下さい。

3/21/2009

スパイグラス・ヒル


ペブルビーチ・リゾートでのラウンド記録

ズタボロのスコアですが、記念ですし  一応ひっそりと(笑) 記録しておきます。


Spyglass Hill Golf Course
http://www.pebblebeach.com/golf/spyglass-hill-golf-course

スパイグラス・ヒル (3/15/09)

これは、2番のティーイング・グラウンドです。↓

画像をクリックで拡大します。


素晴らしい景色ですね。
右後方遠くに見えるのが、5番のパー3です。

この写真のわずか40分くらい前、スタート前のレンジではけっこうな量で雨が降っていました。
天候は変わりやすいですね。ホームの伊豆を思い出しました。(^^)

北風と太陽じゃないですけど、1番ホールの途中でどんどん上着を脱ぎましたよ。



6時間半のドライブで現地到着、雨の中レンジでボールを少し打って、1フットロングのホットドッグを食べてスタートしました。


ゴールド・ティーからでコースレート/スロープは73.2/144、パーは72です。

1 5 △ 1 14-1A-(3パット)
2 4 1
3 3 +3 / 5B-1S-(3パット)
4 4 1 21B
5 3 △ / 14AL-2A-(3パット)
6 4 +3 0 7B
7 5 - 0 3BL-①
8 4 2 3BS
9 4 △ 1 3A

10 4 △ 0 2B
11 5 △ 2 -(2パット)
12 3 ◯ /
13 4 △ 0 3B
14 5 △ 0 3A
15 3 - / 8AL-①
16 4 1 9A
17 4  0 S④
18 4 △ 0 8A

51(20)・40(16)= 91(36)


画像をクリックで拡大します。

出だし1番ホール左ドッグの564yパー5は、ドライバーこそ左のラフに行ったものの、2打めはクリーンに打ってフェアウエーに戻し(と思ったらこぼれてファーストカットのラフでした)、3打目でグリーン左を捉えたと思ったら、なぜか真後ろの奥のカラーにこぼしていました。ラフからでスピンかかってませんしね。

(後の祭りですが、このコースってグリーンが受けていなくて奥に下ってるホールがめちゃめちゃ多いです。 ここもそう。 ・・・っていうか、もしかして全18ホールとも?!)

ですからまぁ、自分用に3パットと記録していますが、正確には3パットではないです。

返しの1歩を入れ損ね、ボギーに。
思えば、このミスが全てのリズムを狂わせたのかも知れません。6時間半のドライブのせいもあると思うけど。(^^;


2番のティーショットは3Wでしたが左にぶん曲げてしまい1番同様深いラフに。
左足上がりの前下がりで深いラフだと言うのにそこから無理して打ってシャンク気味に右にぶっ飛ぶ。

この辺りではかなり浮き足立ってましたね。


続く3番の海に向かって打つ美しいパー3では、わずか130yの打ち下ろし、9番Iだってのに妙なトップを打ってしまい手前のバンカーより手前の砂地のえらいところに。

画像をクリックで拡大します。


写っているのは、リチャードです。
ペブルビーチのシグニチャーホールでことごとく4バーディー獲った彼です。
(スパイグラスではバーディーなしだったんですけどね。)


4番のティーショットは珍しくスライスでファーストカットのラフでしたが距離を残していて2オンできず。
サードショットで細長いグリーンに打ちましたが、奥に向かってものすごいくだりになっていてどんどんどんどん転がってさようなら。返しのアプローチもザクって、21歩もの登りのパットが残ります。グリーンの距離感だけは心配ないので、これを2パットのダボ。


5番パー3は同じく海に向かって打つ今度はフラットか少し打ち上げのホールですが、この日のピン位置が奥で185yの長いホールになりましたが、U4を使ってジャストミート。
初めてまともなショットが戻りました。

が!(x_x)
2パット目の2歩(1m半)を外してしまい、まだ立ち直れません。


6番ホール413yパー4のティーショットは、5番に続きナイスショットでフェアウエーを捉えたかに思えましたが、こぼれてファーストカットのラフ。
セカンドは届かない、サードはグリーンをオーバーする(例によって奥に下がっているグリーンです)、奥から返しのアプローチはグリーンこそ受けてるけどラフが深くてザックリ、5オンになってしまいました。2パットでトリ。


7番は、グリーン左が池でガードされているパー5です。
ここで初めてグリーンへのアプローチショットをフェアウエーから打てました。

すごい長くてでかい草履みたいなディボットがスパーッて取れるんですね、ここのフェアウエー。
例によって奥に下っているグリーンでしたけど、ビシッと止まって3歩(約2m)のバーディーチャンスに付いてくれました。
しかし入りません。


8番はダボ、9番もボギーにしましたが、ともに3歩(約2m)を外してのもので、7番くらいからようやく立ち直って来ました。



まぁこの日は、3歩(約2m)以下を結局、9回も外してしまいました。
これではスコアになりません。
前半は、どのくらいぶりだろう?久々の50叩きの51です。20パットもしてしまいました。

グリーンのスピード自体は、私の基準スピードとほぼ同じでしたので、これは3パットなしもアリか?なんて練習グリーンでは考えたんですが、大甘でした。


10番、11番とも、グリーンへの2打めがグリーンにちょっとのところで乗らず。

13番、14番も同様です。アプローチは2-3歩には寄るんですけど入らない。

でも、ショットの内容としてはかなり立ち直っています。


12番は左前側が池になっているパー3。
この日はピンの位置が手前の左でしたので、距離がぐっと短くなって約150yの打ち下ろし。
ここは運良く、気持ちの良い2歩の位置にナイスオンしてくれました。バーディ。(^^)


14番は細長い、スネークになっている525yのパー5でして、3打目の光景は、“one of the most visually stunning holes”って形容されているのですが、写真の通り、もし3打目に距離を残していたり、飛ぶ人が2オン狙いだったりすると、すごい難しいです。

画像をクリックで拡大します。


ちょうどね、鹿の親子が横断中だったんですよ。(^^)
すごい光景でしょ? まさに“stunning”です。

私は2打めを池に届かないように安全目に計算してレイアップしたのですが、これがちょっとダフリ気味に入っちゃいまして、ドライバーもフェアウエーの幅に気を使ってよく飛んでいなかったため、3打目をずいぶんと長い170yほど残してしまいました。

これをバーンって打ったら、すごく上手く打てたんですけど、例によってグリーン奥にこぼしてしまいまして。
返しを3歩に寄せるも入らず。


15番のパー3は、右手前を池がガードしているとても短い打ち下ろしで、しかもこの日はピン位置もグリーン手前、105yしかありませんでした。
ここでようやく久しぶりのパー。


16番は、454yの長い長いパー4で、しかも右ドッグレッグ、曲がり角のコーナーには木が在って、ショートカットも狙えません。
私はもう普通に3オン狙いで行きましたが、3打目を引っ張ってしまい4オンに。ダボ。


17番は、対照的に短い314yのパー4です。
ティーショットを沢山あるバンカーに入れさえしなければ大丈夫。
アプローチは4歩(約3m)の距離に付きまして、曲がりの大きい難しいフックラインでしたが、運良く入ってくれてバーディーでした。 ♡

しかしここのフェアウエーはディボットの取れ方が気持ちがいいですね。スパーン!って長ーいのがすっ飛んでいきます。(^^)

で、そういう風に打たないと、グリーンが全部 “deceptive” で奥に下っているので、ボールが止まってくれません。


最終18番は、持ち上がったグリーンでバンカーに囲まれてますし、余程正確なサカンドショットを打たないとグリーンに止まってくれません。
距離も登っていて387yありますから、決して短くありません。ミドル-ロングアイアンの精度が試されるホールですね。
私はですね、右の2つのバンカーの間に外しました。

でも、結局後半はバーディー2つ獲ったのが効いて、40でした。16パット。
後半だけでもよく出来て、少し溜飲が下がりました。


厳しいのは、グリーン外してもパーを簡単に拾えるコースじゃないんですよね。
特に私みたいにフロップ・ショット(ロブ・ショット)が使えないのは駄目です。


ラウンド後は、フィッシャーマンズ・ワーフに食事に行きました。

画像をクリックで拡大します。


美味しかったんですよー。


3/19/2009

ペブルビーチに行って来ました! (^^)


もう未だに興奮しておりまして、何から書いていいのか分かんなくなっているんですが、念願のペブルビーチに行って来ました。

先月この記事この記事を読んでいただいた方はご存知ですけど、悪天候で断腸の思いで断念したのですが、3月なのにキャンペーンがありまして、もうあの時の4人で即プロジェクトを組みなおし、行ってきたのです。(^^)

今回も、20%程度の雨の予報も出ていましたが、Thunderstorm(雷を伴う嵐)ではありませんでしたので、喜び勇んで出かけました。


死ぬまでには一度行ってみたい、と思っていましたので、本当に夢のようです。 ♡


Pebble Beach Golf Links
http://www.pebblebeach.com/


スタート前だけは ↓  根拠の無い余裕の表情。(笑)
(ロレックスを見ますと、ティー・タイムまであと23分です。)

オンマウスで、プロショップ前。



写真右側が、1番のティーイング・グラウンドです。

私がコースの紹介なんかしなくても、みなさんよくご存知のコースですから、今までのコース紹介めいたラウンド記録記事とは少しだけ趣向を変えてリポートしたいと思います。


この写真は5番のパー3のグリーン脇から6番パー5の方を撮ってみた写真です。この角度の絵はTVとかであんまり見ませんでしょ?
(二クラスが設計して1998年に新しく追加された5番ホールの写真ももちろん撮りました。ここで数少ないパーを獲ったんですが、ごちゃごちゃ書くのは止めときます。(笑))


画像をクリックで拡大します。


6番はみなさんご存知ですけど、2打めがぐあーっと登っていてブラインドになっていて、海に突き出している断崖上のグリーンに向かって打っていく、あのパー5です。

少し引き潮気味でしょうかね?
サギとか海鳥が居たりします。

写真には雰囲気が出きらないのですが、6番の崖の上の部分にほんの小さく写っているカートと人間の小ささを見ていただきますと、如何にスケールの大きい断崖かって言うのがうかがえますよね。

本当に壮観です。



スターターさんから、ハンディキャップに応じたティーを選ぶようにアドバイスがあり、私とリチャードはゴールド・ティーから、あとの二人は白ティーからプレーすることになりました。

この一緒にカートに乗った友人リチャードは、なんと公的法人関係専門の探偵会社に勤務している探偵さんでして、ハンディキャップ・インデックスは2.0とかなりの凄腕です。
身長も185cmくらいあって、よく飛びます。
(後で聞いたら、お父さんがレッスン・プロなんだそうでした。)


私は、大いにはしゃぎながら写真撮りまくり。スロープレイになんないように気をつけながらですが。(結果的には4時間10分で18ホール終了しました。)

いくつかの上手く行ったホールでは、自分の打った場所をボールを入れて写真を撮ったりしました。(笑)

画像をクリックで拡大します。

これがそのひとつで、6番パー5の第2打め地点です。


ティーショットは軽いうち下ろしで、ここで飛距離は約271yの地点です。
まだ218y残ってます。 ここからグリーンまではブラインドのすごい打ち上げ。


私は弾道が低い自覚がありますので、目の前の壁に圧倒されて、6番Iでとにかく目の前の壁を登ることを優先しました。
(後で考えますと、ここはユーティリティーの4番で打つべきだったかも。でも3番4番で連続トリプルボギーとか打ってましたので、アグレッシブに行けなかったのかも知れません。)
((追記: ↑これ、違うかも。 10mも上の段に打たなきゃいけないとはいえ残り218yですから、レイアップするなら8番Iで高さを出した方が確実だったかもしれません。))

タイガーとかはここのあたりから7番Iでグリーンに届いたりするんですよね。すげーなぁ。

結局上のフェアウエーまで少し届かずに約116yぐらいを残してすごい左足上がりのライから、3打目はグリーンの左に外し、ボギーにしました。


画像をクリックで拡大します。


この写真は、海に突き出しているところにある7番のパー3です。
たったの97yでしたが、本当に“intimidating(威圧される感じ)”ですね。


ピン位置はグリーン中央で、風が左から右。
私のボールはやや引っ張ったなと言う感じで左過ぎまして、打ち終わった後、非常に心配そうにボールの行方を見ています。足の形がフィニッシュのままですね。(笑)

これもボギーでした。2歩(約1m半)に寄せたのですが、パット入らず。



で、もうひとつだけ。
シグニチャー・ホール・ベスト10とか、フィニッシング・ホール・ベスト10とか、コースト・コース・ベスト10とか、とにかくあらゆる機会にベスト・ホールとして取り上げられている18番のパー5です。

画像をクリックで拡大します。


私のティーショットの、この2打め地点は、ティーから大体235yぐらいです。
フェアウエーにある2本の木を狙って打ったのですが、ほぼ完全にフラットなティーショットで、雨模様(だが降りませんでした。♡)の湿った空気、右から左の風、とか考えますと、まぁこんなものでしょう。

私としてはベストに近いドライバー・ショットだったと思います。

木の前こちら側のフェアウエーに、かもめが写って居ますでしょう?(^^)
右前方にもうひとつ写っているのはリチャードのボールです。


で、ここからどうしたかと言いますと、木の右を回してユーティリティーの4番で大きくフックをかけて、左の波打ち際バンカーの右側、残り約110y地点まで持って行きました。
これはもう私の中ではベスト・ショットでした。


3打目は、ピン右側7歩(約5m)にオン出来まして、この日数少なかったバーディー・トライ。
沈めれば(っていうか沈めても)89っていうスコア振りだったんですが、カップに蹴られ、くるっと回って外れてしまいました。


あぁ、ペブルビーチの18番でバーディー獲れてたら、これ以上幸せなこと無いのに!
一生の自慢になったのに!
・・・90切れたかも知んないのに!

という、非常に非常に私としては残念な無念のパットでしたが、決して悪いパットではありませんでしたし、数少ないパーなんですからそれなりに誇りにしようと思います。(^^;



んー、興奮しすぎていたんでしょうかねー。
前半、3番でティー・ショットが計算より飛んでしまってバンカーに入れ、バンカーからバンカーへ3つもバンカーを経由したりとか、4番でもフェアウエー内にある小さなバンカーに入れてしまい出すだけ、よせばいいのにそこからまたグリーン左のガードバンカーに入れ、などなど、ドタバタドタバタ浮き足立っていた感は否めません。

そこからは、極力バンカーを避ける作戦でマネージメントしました。


8番の、“aiming rock”(ターゲットになる白い岩)だけを見て打つティー・ショットも上手く打てて、2打めは残り約210y。

cliffを越えて打つダイナミックで長い3Wでのアプローチショットも上手く打ててグリーン・オンしたのに、よりによってここで3パットしてしまった(14歩(約10m)の下りのサイドラインでした)のですが、惜しいことしました。

スタートの時に教えていただいたんですけど、ぺブルビーチはPGAツアーで一番グリーンが小さいコースなんだそうですね。

番手間の距離の打ち分けをする技術なく、しかもグリーンの間近の短い距離ではあるものの粘い強いラフの芝からフロップショットを打つ技術も無い私のゴルフでは、自分なりにいいプレーをしても、ことごとくボギーになってしまうんですよね。

もう一段上の実力を身に付けないと、この壮大なスケールのダイナミックなコースは攻略できないなぁ!と痛感いたしました。



でもでも!
17番のニクラスが強烈なアゲンストの中をドライビング・アイアンで打ってカップの根元に止めたショットとか、トム・ワトソンが奇跡のチップインをした場面とか、歴史的な場面を思い描きながら、ペブルビーチを実際にプレーすると言うのは、本当に至福の時間でありました。

もっと上手くなって、また挑戦できる機会がもしあったらいいなー、と思いますけど、あんまり贅沢言うもんじゃありませんね!(^^;


***


ちなみにですが、リチャードと来たら、6番、7番、10番、18番と、シグニチャー・ホールというシグニチャー・ホールでことごとくバーディーを奪取。

前から思ってたけど、お前上手すぎるだろ?!(笑)




ホール・バイ・ホールのラウンド記録はこちらです。


3/18/2009

ペブルビーチ・ゴルフリンクス (3/16/09)


ペブルビーチ・ゴルフリンクス (3/16/09) 記録


本編の方は→こちらです。


ゴールド・ティーからでコースレート/スロープは72.3/137、パーは72です。

1 4 △ 0 4B
2 5 - 0
3 4 +3 2 9A
4 4 +3 2 6A
5 3 - / 6AL-②
6 5 △ 0 4B
7 3 △ / 2B
8 4 △ 0 DS14AL-5AL-①(3パット)
9 4 △ 1 4B

10 4 △ 0 7A
11 4 △ 0 4B
12 3 △ / 4A
13 4 - 0 13
14 5 △ 1 8
15 4 △ 2 13BS
16 4 - 0 10S-②
17 3 / 11B
18 5 - 0 7

47(18)・43(18)= 90(36)


もう少し、6個在る2歩や4歩(2.8m)前後が入ってくれたら、もう少しマシなスコアだったんですけど、まぁ仕方ありません。

3番・4番でバンカーにやられてドタバタしたのが悔やまれます。
白くて軽くて綺麗な砂が入ってましてね。
普段ぼろっちぃ砂のコースでのプレーが多いので、ちょっと戸惑いました。

スパイグラスの方は、色の濃い、重い感じの砂でしたしね。

18番のカップに蹴られたバーディパット、今でも目に焼きついてます。(笑)
スーッと行って、軽ーくフックして・・・くるん!って。(T_T)


以下、ホール・バイ・ホールのラウンド記録です。


1番ホール 345y パー4


緊張のスタートホールは短い右ドッグレッグのパー4です。216y打つとフェアウエイ左の曲がり角にあるバンカーに届きます。右側の曲がるコーナーには木が在って、ヤーデージブックに「ショートカットは止めときなさい。ペイしません。」と書いてあります。

私は、真っ直ぐ軽く登って見えているフェアウエーに約190-200yを打つためにユーティリティーの2番でティーショットすべきか迷ったのですが、ドライバーを持ちました。

いきなりドライバーのスリークォーター・ショット(3/4)でスタートですが、何しろ6時間半ドライブの後です。
ティーアップの高いフェースの大きいドライバーで打つ方が、この時の私には安心だったのです。
得てして手打ちになってフックとかしがちですが、私の場合は下半身が止まったときユーティリティーの方がチーピンのミスなどが出易いので。

果たしてティーショットは上手く行き、セカンドにはフェアウエーからの140yが残りました。
7Iで打った軽いのぼりのセカンド・ショットは左のガードバンカーの手前の方に捕まります。
あごが低くてよかった。
もし右の方のバンカーだったらあごが高くて大変でした。
ペブルビーチのバンカーは砂が真っ白で軽くてふわふわしていました。

4歩(約3m)に乗せるもパーパットは入らず。



2番ホール 460y パー5

2000年のUSオープンの際には、パー4としてプレーされた短いパー5です。
ドライバーでのティーショットはフェアウエー中央に見える島付きのバンカーの上を越え(キャリー175yで越えます)、その先の左右のフェアウエーバンカーを避けてフェアウエイ真ん中へ。

2打めは約215y残っていて、グリーンの約60y手前には深い深いディッチ(後で行って見たら、川底に砂があるような感じのバンカーでした)がありますし、その手前には両側に木が生えていて窓口は小さくなっています。

私は迷わずPWで手前にレイアップ。
3打目は、いい位置から約110yです。
アプローチショットは手前のピンに対してわずかにグリーンをショートしてしまいました。

4歩(約3m)に寄せて(というかそれしか寄らなくて(笑))、このパットを沈めてパー。

立ち上がりとしては悪くありません。



3番ホール 337y パー4

これも短いホールです。
フェアウエーは約170y先に、右から左へ斜めに形で横たわっていて、左ドッグレッグに近いレイアウトです。
但し左側にはこんもりとした木が在って、ショートカットを狙って木に引っかかってしまうと手前の谷に落ちてしまいます。

私は手前の谷よりも仮にオーバーしてフェアウエー右のバンカー群に入った方がマシ、と考え、大きめのクラブ 3Wを持ちました。これもスリークォーター・ショットです。
軽いアゲンストの中、キャリーで170y以上を打ち、197y以内に収めないといけないのです。


このショットは、上手く打て過ぎてしまいまして、右の一番手前のフェアウエー・バンカーの奥の方に打ち込んでしまいました。209yぐらいですかね。打ち下ろしていたからなー。

そして、これが落とし穴でした。
グリーンまでの残りはわずか145y。
カート道は左側なので、クラブを何本か持って行くのですが、私は準備よく6本もクラブを持って行っていました。
6Iを少しひらいてグリーン左手前の花道を狙って打ちますが、これがあごをヒットしてしまい、フェアウエー右側の2個目のバンカーに。
今度は残り125y。8Iで打ちましたが、今度もクリアできると思ったあごをヒット。3つ目のバンカーにも入ってしまいます。
ここから約80yのバンカーショットは50度のウエッジで。
このショットもグリーンをオーバーしてしまいます。
やっとこさっとこ乗せて、2パットのトリプルボギー。



4番ホール 308y パー4

このホールからしばらく、海岸線沿いになります。フェアウエーの直ぐ右側はずーっと海。
もっと風が強く吹いていたら難しいだろうなぁ。


ここも、170y先からフェアウエーが始まっていますが、フェアウエーの手前には横長のバンカーが横たわっています。
ドライバーで打ったティーショットはこのバンカーを越えてまずまずだったのですが、フェアウエー内の左よりの方にある小さなポットバンカー入ってしまいました。これはもう出すだけです。

3打目のアプローチは約85y。これを前下がりのライから少し引っ張ってしまい、左のガードバンカーへ。
スターターさんが説明してくれた通り、ペブルビーチのグリーンはどれも小さめです。

このバンカーショットはグリーンへ乗らず。次も寄らず、パットも入らずで、連続トリプル。

ちょっとふわふわのバンカーにやられまくって浮き足立った感じです。
もうバンカーに入れないようにマネージメントして立ち直らねば。



5番ホール 142y パー3

このホールは、98年にニクラスの設計で追加されました。


左手前を木がガードしており、右側は海とそこからの海風、そしてガードバンカーで守られている縦長のグリーンです。

安全なのはグリーンセンターから左手前方向。
ここは6歩(約4m)の距離に乗せ、2パットのパーでした。
バーディーを獲りに行って、1.5mほどもオーバーしたのですが返しを入れることが出来て良かった。



6番ホール 484y パー5

ここから3ホールは、有名な海に突き出したクリフ(断崖)に作られているホールです。
ティーショットは打ちおろしですが、2打めは10mほども上がっていく強烈な打ち上げになります。
私のドライバーでのティーショットは狙い通りのフェアウエーに打つことが出来まして、約271yぐらいの地点


ここからグリーンまではまだ約218y残っています。
218yは打てるんですけど、んな高い弾道では打てないし、安全にレイアップすることを選択。
6Iで、とにかく上の段に運べばいいと言うショットを打ちましたが、高さが足りませんで、頂点付近をヒットし、上の段のフェアウエーまで登りませんでした。
後で思えば8Iを使えば良かったと反省。(もしくは高く上がるしもっと勢いのあるU4か。)

3打目は、せいぜい115yですが、すごい左足上がりのライです。
これを7Iのハーフショットで打ったものの、それでも左に行ってしまい3オンならず。

バンカー越えのアプローチを4歩の位置に付けましたが、パーパットはカップに蹴られて入らず惜しくもボギー。




7番ホール 97y パー3

クリフの先端に在る、非常に短いしかも打ち下ろしのパー3です。
風によってはツアープロが6Iを持つこともあるとか。


ここのためにノックダウンショットを練習して来ましたが、この日はそれ程強くない風でしたので、PWのスリークォーター・ショットで打つことにしました。
このボールは、少し引っ張ってしまい、グリーン左に外しました。

4歩に寄せるもののパットが入らず、ボギー。



8番ホール 389y パー4

有名な“aiming rock”があるクリフ越えのパー4です。
ティーショットはホールが全部ブラインドになるほどの登りで、置かれている白い岩を目印に 210-220yを打ちます。それ以上行くとクリフに落ちてしまいます。


私は再びドライバーのスリークォーターを選択しました。
斜面に沿うように上がって飛んでいけばOKですし、かなり登っているのでフルスイングしなければ距離的には飛びすぎないはずだと考えました。

ややヒール気味でしたが上手く打てて、残りは約210y。
3Wで行きました。打ち下ろしなんですが風がややアゲンストで吹いていますし、クリフ越えです。グリーンが彼方に非常に小さく見えます。


ボールの落ちた先は光っていて見えなかったのですが、行ってみますとどうやらグリーン右奥を捉えていました。ボールマークの跡から見て、上から落ちてきて1yぐらいのランで止まったようです。
14歩(約10m)ほどのパットは下りの難しいフックライン。スーッと3m半も行き過ぎてしまい、3パットでボギーにしてしまいました。



9番ホール 441y パー4

長いパー4です。右側はずーっと海。
ハンディキャップ5ですが、ヤーデージブックには「本当は一番難しいホールだ」と書いてあります。


ティーショットは左のラフに行きました。
ラフからでは到底2オン出来ませんので、2打めはレイアップ。
3打めのウエッジ勝負の作戦
で4歩(約3m)に付けましたが、パーパットは入らず。



10番ホール 413y パー4

ここも長めのパー4で、右側はずーっと海になっています。
フェアウエーがものすごく右に傾いています。


ティーショットはフェアウエー中央やや左寄りに打ったのですが、ボールはどんどん右に転がってしまい右のラフに。海岸線が少し右に膨らんでいる辺りに行ってくれて助かりました。

2打めはまだ195yぐらいありましたので、U4のスリークォーターでレイアップしました。
グリーン手前に海岸線が右から少し食い込んでいて、右は危険だからです。
このショットが思いのほかよく転がりまして、グリーン左のガードバンカーの縁まで来ました。

このホールのグリーン周りは、修理中で、修理地扱いの場所だったためドロップ。
花道からの寄せでしたがあまり寄らず7歩(約5m)を残し、2パットのボギー。



11番ホール 349y パー4

このホールは長くありません。
海を背にして登っているホールです。グリーンも傾斜どおりの受けグリーンになっていますので、奥には外したくないところ。
残り115yを左足上がりのライから打ちましたがグリーン手前にショート。
4歩(約3m)に寄せるも、またしてもパーパットは外れてボギー。



12番ホール 187y パー3

ヤーデージブックには、12番では風のジャッジが難しいので、後ろの11番のピンフラッグを見て風をジャッジするようにアドバイスされています。
グリーンは横に大きいのですが、奥行きはあまり無い横長のグリーンです。

ペブルビーチは海際で標高も低いですし、空気も(この日は特に雨の予報でしたし)湿っていて、感覚的には距離表示よりも長く打たないといけないホールが多かったのですが、ここはなぜか全員がグリーン後方に大きくオーバーしました。

だれも11番のピンフラッグをチェックしていなかったのも原因かと思います。(笑)

私としては、出来すぎぐらい非常に上手くグリーンに戻してきたんですが、ここでもパーパットは入らず。



13番ホール 376y パー4
フェアウエーは今度は逆に右から左へ傾いていて、かなりの斜度でグリーンまで登っており、距離よりも長く感じるパー4です。


ティーショットは、上手くフェアウエイセンターをヒットして左に流れて転がり、フェアウエー内で止まってくれました。残りは140yの登りです。かなり大きめに5Iをチョイス。

グリーン右のガードバンカーを越えた辺りを捉えました。久々のパーオンです。
13歩(約9m)のパットを2パットでパー。



14番ホール 560y パー5

右ドッグレッグの登って行く長いパー5です。見えているフェアウエイ右と左にあるバンカーの間を狙ってティーショット。
ショートカットする気は無いのに、右のバンカーのさらに右に打ってしまいました。
(実は他のメンバーも同様に右へ。)
ラフになっていましたが、広くなっていて全然セーフ。助かりました。

そこからは、そんなに沈んでいなくて打てそうでしたのでU4で力いっぱいに打ちました。
フェアウエーをわずかにこぼれた左側のファーストカットのラフに着弾。

3打目はここから約135yの登りです。
グリーンに向かってさらに斜度を増してかなりに登っていますので、6Iでフルスイング。
これはやや右にそれて右のガードバンカーへ。
4打めはあごが低いので普通のアプローチショットでバンカーを脱出。
グリーンに乗るだけでして、8歩(5m半)が残り、2パットのボギー。



15番ホール 373y パー4

15番ホールは、ティーイング・グラウンドから100yぐらいのところに花壇になっているようなところがあり、左右にも木が生えていて、そこの間の窓を抜いていくようなティーショットを打たなければなりません。


非常に上手く打ったのですが、フェアウエー上で左にキックしてフェアウエー左のバンカーに捕まりました。
無理せずウエッジで出して、3打めが残り約90y。

13歩(約9m)に乗せて、2パットのボギー。



16番ホール 383y パー4

16番ホールのフェアウエー真ん中には、島が二つある大きなバンカーがあります。
ゴールド・ティーからなら、キャリー180yで越えますのでミスショットしない限り心配は要りません。

非常に気持ちよくドライバーを振りましたが、見るのを忘れたヤーデージブックには、ドライバーだと左足下がりの難しいライが残るので手前に3Wかロングアイアンでうちなさいと書いてありました。
残りはわずかに110yでしたが、すごい左足さがりのライでした。(笑)
ダフらないように注意して打ってグリーン左にパーオンしましたが、10歩(約7m)のパットが残りました。
登りのパットは、なぜか全く打てずに2歩(約1m半)も残す大ショート。

しかしこれを粘り強く沈めて、4つ目のパー。



17番ホール 172y パー3

これも海へ向かって打つパー3です。右から斜めに左奥に向かって長いひょうたんのような形をしたグリーンで、ピンフラッグの位置によって距離が30yも違ってきます。
この日は左奥の位置でしたので、約190yありました。
しかもグリーンの左側は手前にとてつもなく大きなガードバンカーがあって入れたくありません。


U2で打ちまして、悪くないショットでしたがグリーン後ろの奥のバンカーに入れてしまいました。

このホールは、二クラスが強烈なアゲンストの72年USオープンの最終日、ドライビングアイアンでピンの根元にビタっと打ったパー3です。
82年のUSオープンでは、そのニクラスをこのホールのグリーン奥のラフからの奇跡的チップイン・バーディーで逆転してトム・ワトソンが優勝しました。
そんなことを頭に描きながらプレーが出来るなんて、なんて幸せなことなんだろうと思っていました。

バンカーショットは出ただけでまだラフ。グリーンが下っていて、とても寄るような状況じゃないんですよね。(ワトソンのアプローチがどれだけ凄かったか分かりました。)

ここからのアプローチもグリーンに乗っただけで、長く残して2パット、ダブルボギーです。



18番ホール 532y パー5

コースの説明は誰にも必要ないほど有名なフィニッシング・ホールです。
左側がずーっと海岸線になっていて左に湾曲しているフラットなパー5です。
グリーン手前150yからグリーンまでは、細長ーく海岸線に沿ってバンカーになっています。


さほどの飛ばし屋ではない私は、ティーショットはフェアウエーに植えてある2本の木の少し右、後ろにバンカーが見える辺りを狙ってティーショット。235y地点ぐらいですね。
このティーショットは上手く打てました。
木が酷くスタイミーにならないことを祈りつつ2打め地点へ。


ボールは手前側の木から15yぐらいのところの、ディボット跡を左に覗くようにして止まっていました
ここで私は、思い切って木の右側を抜いてU4で大きくフックをかけるショットを打つことにしました。変えるのはセットアップだけ、ショットはこの1日悪くありませんから上手く行ってくれるはずです。
このショットは、この日のベストショットでした。

残り110yのフェアウエー左サイド、絶好の位置に運ぶことが出来ました。
ここなら3打めもグリーン右に在る木に邪魔されません。

110yの距離、手前のガードバンカーには入れたくありませんので大きめの9Iを持ちまして、スピンが余計にかかるようにボールを半個ぶんぐらいスタンス後方に置き、気合を込めて打ちました。
しかし、このショットは薄めに入って低く出てしまいます。
大き目の9Iで打ったため、無事にバンカーをクリアし、グリーン上カップより右のピンハイ、7歩(約5m)の位置に乗ってくれました。


最後の最後、バーディーパットが決まればこんな嬉しいことはありません。
「I could not be happier ever if I could make this putt.」と言いつつ、本当に決める気持ちで打ちました。

少しだけ強めでしたが届かないよりは全然いいです。

スーッと真っ直ぐにでて、最後の方ススッと軽くフックしていったボールはカップに向かい・・・
カップの縁をくるっと回って無念にも蹴られてしまいました。
んー、惜しい。

これが決まれば、苦戦しながらも辛うじて90が切れたのに。
これが決まれば一生の自慢だったのに。(笑)

まぁ、んなこと言っても仕方在りません。これもゴルフです。
これだけしっかりしたパーが取れたのだから良しとしましょう。


本当にダイナミックな、まるでローラーコースターに乗っているかのようなコースでした。


3/15/2009

エンジェリス・ナショナル (ゴルフクラブ)


いつもよく一緒にゴルフに行く友人が誕生日でしたので、探せばいくつかあります(登録しておくと)誕生日にグリーンフィーをただにしてくれるクーポンを発行してくれるというコースのひとつに行って来ました。

こういうサービスはいいですよね。一緒に来た他のメンバーは払うわけですし。
(ゴルフ場にしたら、最大で2日に1回こういう人が来るかも知れない程度の確立の可能性で、実際には週に一人来るか来ないかくらいなものでしょうしね。)

前から一度プレーしたいと思っていた、ロサンゼルス北西の郊外サンランドにあるエンジェリス・ナショナル・ゴルフクラブです。

比較的新しく2004年に出来たコースですが、ロサンゼルス郡では最初で唯一のジャック・ニクラス・グループ設計のパブリック・コースだそうです。

Travel + Leisure Golf magazine誌の、「Top 30 Best New Courses Worldwide」とか、
「Top Ten Best New Public/Resort courses in the United States」に選ばれているそうです。



Angeles National Golf Club
http://www.angelesnational.com/


ちょっと距離が遠いので、なかなか足を伸ばさなかったのですが、このコースにはこれからもチャンスを窺ってプレーしに行きたいと思っています。

スコアは、またしても(と言いますのは昨年8月のドーヴ・キャニオンに続いてまたしても二クラスのコースにという意味です)やってしまいました。(^^;
いやむしろ、またしてもやられてしまいました。でしょうか。(x_x;

改装しようとしたのかどうなのかよく判らないのですが、クラブハウスはまだ完成しておりませんで、現在はプレハブにプロショップを置いての運営です。

自然区域を上手く残すようにしてあって、とても景色の綺麗なコースです。
距離は短めですが、戦略性の高いレイアウトで、例によってあまりミスショットを許容してくれないジャック・二クラス・タイプのコースだと思いました。


これは2番の562yパー5(Cottonwood)の写真です。
遠くの山々がすごく綺麗だったのですが、写真だとちょっと霞んでしまって上手く写っていません。すみません。(^^;


画像をクリックで拡大します。


フェアウエーは右から左にやや斜めに向かって写っていますが、途中から右へ向かい、3打目はまた左へ向かうレイアウトです。

ブッシュっぽく見えているところは全部自然保護区域扱いで、ここではローカルルールがありまして、「ボールが自然保護区域に入ってしまった場合は拾いに行かず、1ペナルティーで最後に横切った地点を基点にドロップしてプレーしてください。」ということでした。

このホールはやや真ん中辺りに写っています周りより少し背の高い小さい木の右側をドローボールでいいティーショットを打てたのですが、2打めもなかなかいいショットだったと自分では思ったのですが右のクロスバンカーに入ってしまい、アゴが高くて3打目はグリーンまでは打てず出すだけ、4打めは硬くて速いグリーンをこぼしてしまい、2歩(約1m半)のパットをねじ込んでもやっとこさのボギーでした。



いくつか他のホールの写真も、ご紹介します。

この写真は5番378yパー4(Arroyo)です。


画像をクリックで拡大します。


後方の丘の上には家が建っていますね。

ここのティーショットはとんでもない右に打ってしまったのですが、フェアウエー右の中ほどに見えるこんもりした木の右になぜか少し広くなっているエリアがありまして、助かりました。



10番390yパー4(Ridge)ホールは池越えのティーショットですがかなり広いフェアウエーになっています。


画像をクリックで拡大します。


写っているのは私ではありません。(^^;
2打めはブラインドですが、グリーン周りはすり鉢状になっています。

ここでも、真っ直ぐに右に出て行くティーショットをしてしまいまして、1ペナ。
どうも、スタンスがそっちへ向いてしまっていたようです。
その為、2打めがグリーンを狙って届く距離にありませんで、手前にレイアップしました。
1ペナと合わせてダブルボギー。



そしてこの素晴らしいホール。
山が後ろに控えるこの美しいパー3は14番199y(Feed In)です。

画像をクリックで拡大します。


この日のティー・マーカーは、本来の白ティーの位置に置いてありましたので、約160yでした。



最後の写真は、こちらは17番366yパー4(Tujunga)です。


画像をクリックで拡大します。


写真の中に矢印を入れておきましたが、ピンがあんなに右の方に見える、大きな右ドッグレッグです。

コース図ではフェアウエー右の大きな深いフェアウエーバンカーの右側も緑色に塗ってありますが、いやいや写真でご覧いただけますとおり、全然アウトです。
コース図の説明には、「リスクを取って大きな深いバンカーの右側を越えて打てれば、うまく行けばあとは簡単なピッチショット。ここでは沢山のバーディーと同様、沢山のダブルボギーがあるでしょう。」とか書いてあるんですが、写真で見ていただけますとおり真ん中に写っています土手の深いバンカーの右へ打っていくなんて、とても出来ません。(^^;

ティーショットも2打めのアプローチも自分としては上手く打ったのですが、受けていないグリーンでボールは止まらず、グリーン奥の下り坂をずいぶん転がり落ちてしまいました。
チップショットでグリーンに戻してきて、6歩(約4m)を外してここもボギー。


私は、ジャック・ニクラス設計のコースが大好きなんですが、グリーンをこぼすとなかなかパーを取らせてもらえず、結果オーライも許されないレイアウトも多く、いつも返り討ちに遭っているような気がします。


3/12/2009

The Hayney Project


ゴルフチャンネルで、すごく面白い番組が始まりました。
(まだ始まったばかりなので、日本のゴルフチャンネルには紹介されていないみたいですが、そのうちに放送されると思います。)


あまりにも酷いスイング・イップスにかかってしまい、とんでもないスイングしか出来なくなってしまったことで有名な元NBAのスーパースター、チャールズ・バークリーのとてつもなく重症なスイングを、今をときめくタイガーのコーチングで有名なハンク・ヘイニーが、よし、俺が治そう!と立ち上がるという番組です。

The Hayney Project (Golf Channelのサイトの紹介ページ)



トレイラーを見て頂くだけでもすごい面白いです。


チャールズ・バークリー、私はとても好きなプレイヤーだったんですが、93年にはMVPにもなっていますし、オールスターには11回も選出されていますし、NBAの殿堂入りもしていますし、オリンピックのドリームチームにも2度も参加しているスーパースターです。
日本でも、ご存知の方も多いかと思います。

マイケル・ジョーダンとも親友で、二人とも一時期は毎日ゴルフをしていたくらいのゴルフ好きです。
十数年前までは、日本で言うシングル・プレイヤーだったみたいですね。

でも、バークリーが酷いイップスにかかって以来、MJは一緒にプレーしようとしないとか言ってました。(笑)


ご覧になったことが無い方には、かなり衝撃的なチャールズ・バークリーのイップス・スイングをYouTubeでご覧下さい。↓



日本では、確か江川卓氏が似たようなイップスにかかってましたよね。
あれよりも数段酷いですし、バークリーは、もうかれこれ十数年間もこんな状態なんです。

タイガーも、バークリーのスイングを熟知してます。↓



ハンク・ヘイニーのプロジェクトということですし、タイガーもバークリーをよく知ってますから、番組中でも、タイガーが逐一進捗状況を心配して電話で様子を聞いてくる、って紹介されていました。

ハンク・ヘイニーのサイトの方の番組紹介ページ


今週月曜日に第2回の放送があったんですが、すでにかなりの成果が出ています。
バークリーは元々運動神経がずば抜けていますし、今でもかなりの体力でしかも練習熱心と来ていますので、当然といえば当然なのですが、何しろ10年以上も直らなかったイップスだけに、非常に注目に値します。

これから毎週、楽しみです!(^^)


3/11/2009

デイライト・セービング


昨日の日曜日、デイライト・セービング(俗にいうサマー・タイムです)に切り替わりました。
1時間だけですが、子供のお昼寝時間とか少し時差ぼけしますね。(笑)

ブッシュ大統領が、昨年(だったかな)から切り替え時期を前後に延長しまして、例年(一昨年以前)より早い切り替えです。

経済効果を期待しての時期拡大なのですが、効果のほどは甚だ疑問です。(少なくとも私には。)


日照時間が大きく影響する娯楽や経済活動といえば、真っ先にゴルフが思い浮かびますが、ゴルフは元々、日の出から営業が始まって日の入りまでで終了するのがスタンダードですので、1時間早かろうが遅かろうが、さほど影響ないんですよね。

確かに、公務員だったりしてアフター5に遊びに出かけた場合、夕方6時には暗くなっちゃうのが7時まで明るいとなれば経済効果はありそうに聞こえますが、今時ディズニーランドだって日が暮れてからもやってますし、大人が会社引けてから遊びに行くのにゴルフやサーフィン以外で太陽光が関係あるとも思えません。

まだ明るいから、・・・飲みに行こう!とか無いですよね。(呑みに行く人は何でも理由になるみたいですし。(笑))

一方、朝6時には明るいから日の出とともにバック9をプレーして8時過ぎには終了、9時前に出社するなんて芸当が先週は出来たけど、今週は朝7時ごろにならないと明るくならないので、9時前に出社は無理になります。
ことほどさようにゴルフに良いとも思えません。


いやいや、経済効果じゃなくって、エネルギー(電気代)の節約なんだよ、って言われれば、まぁ多少は効果あるかもね、と思いますが、逆に朝6時に起きて電気を使う人も少なくない人数で出てくる訳でして。


そんなこんだで半年に一回、家中の時計を合わせ直したりするのですが、近頃はそれも進化して来ました。
車のナビは勝手にGPSで情報拾って直しますし、ケーブルTVもデータとって自動修正。
携帯電話は勝手に時間変更して合わせてくれますし、私の腕時計も勝手に時間変更してくれます。
壁掛け時計でさえ、自動修正です。

手動で直すのは、安い目覚まし時計と、車のインパネの時計ぐらい。


性質が悪いのが私のラップトップでして、time.windows.com(マイクロソフト筋?ここがデフォルト設定です)とか、time.nist.gov(政府筋?)とかのサイトの時間データを拾って自動修正するように設定してあるのですが、困ったことにどちらもブッシュ元大統領の変更を反映していないため、約2週間毎日1時間ずれ続けます。

手動で時間直して、自動修正OFFに設定すれば済むのですが、ONに戻すのを忘れるので半年前はそのままにして約2週間毎日1時間ずれるのに甘んじておりました。
そのうちにサイトの方が対応するだろう、と思っていたのです。

しかーし!
今回も全然対応されていません。(x_x)



ところで私の腕時計がなんで自動で(ブッシュさんの実施時期の制度改正も含めて)時間を自動修正してくれるのかと言いますと、電波時計だからなんですね。(^^)

毎日夜中の1時、2時、3時、4時と、コロラドから来る原子時計の電波を拾って秒針まで正確にアジャストしてくれます。
(もちろん、自分で昼間の時間帯に時間を合わせなおしてもらおうと思えば、その時にボタンひとつ押せば電波を拾って(拾える場所に居れば、ですが)時間をびっちり合わせてくれます。)


私は、値段の高ーい機械式の時計なんかも(エンジニアリング的に)好きなんですが総じて値段が高いので持っていません。(奥さんは持ってますけど。)

しかし、高機能時計はけっこう好きでして、月差+/-15秒のクォーツを二つ使って補正し合い、なんと年差+/-10秒で動く「ダブルクォーツ」なるCITIZENの時計なんかも持っているんですが、

正確さでは今愛用している電波時計には適いません。
(但し今の時計はハワイとか電波が来ないところに行っちゃうますと、ただのクォーツの精度になってしまいます。)


これは、オシアナスというブランドの腕時計です。

Oceanus
http://www.oceanus-us.com/

日本でもオシアナス・ブランドは出ています。というか、カシオから出ている腕時計ですので、米国でも、という方が正確です。
微妙にデザインが違うんですよね。

日本では、Oceanus Casioとロゴが打ってありますが、米国版では文字盤側にはロゴマークと一緒にOceanusとだけ入っていて、どこのブランドか判らないくらいです。

私の買ったモデルは、米国仕様だけにしかない、ステンレス製のモデルです。
どうも、靴や腕時計はずっしりと重い方が好みでして、わざわざステンレス製を選びました。

日本向けは、全モデルがケースもチタン、ベルトもチタンで作られています。

日本の方のオシアナスのサイト
http://oceanus.casio.jp/


日本では、福島と佐賀にある電波送信所から出ている信号のどちらかをキャッチします。

私がこの腕時計を買った2年程前には、日本と米国でしか電波を拾ってくれなかったのですが、新しいモデルは、ヨーロッパでも電波を拾ってくれるようになっています。

東海岸に出張に行ったときなどの時差の調整も、ボタン操作で時間帯設定を入れると、針がぐるぐるぐるーっと回ってアジャストしてくれます。
デジタルの小窓の方には、元居た時間帯の時間をキープしておけますし、デュアルタイム機能で、もうひとつの時間もキープして置けますので、私は常に日本時間も入れて置くようにして、非常に重宝しています。(^^)

文字盤が太陽電池にもなっていて、電池交換も全く要らない優れものです。
太陽光が来ないと、まずは秒針を2秒おきにスローダウンして省エネ。その後には自分で針を止めてデジタル画面も止めて、冬眠します。見たこと無いですけど。(笑)
この機能は、最後まで見ることなく終わりそう。(笑)


電波腕時計自体は90年代前半からあったんですが、アンテナ性能が確保し辛かったらしくて、デザインの奇抜なのが多かった割りに、日本でしか受信しない(あるいは米国でしか受信しない)ってモデルばかりで、あまり魅力的ではありませんでした。
なんども買おうかと思っていたんですが。

シチズンの電波時計の歴史のページ

懐かしいですねー。


セイコーやシチズンにも電波ソーラーの機種にいいのがたくさんあるんですが、デュアルタイム表示が無かったりしてちょっと躊躇。
10万円超の機種が多いですね。(シチズンのは日本でしか電波拾わないみたいです。)


セイコー・ブライツ
http://www.seiko-watch.co.jp/bz/lineup/>

シチズン・プロマスター他
http://citizen.jp/denpa_watch/lineup/index.html


カシオには、オシアナス・ブランドの他に、カシオ・ウエーブセプターってシリーズがありまして、機能で言えば私の要望を満たすのに十分なんです。そして、価格はオシアナスシリーズよりもぐっと安価で手に入りますね。
ガラスがサファイアガラスじゃなくてミネラルガラスだったりするんですが、機能の方は遜色ないです。

Wave Ceptor series


私は、ゴルフの時には腕時計をしたままでスイングします。
時々動画などで写っていますが、右腕に腕時計をして右打ちをしていますので、左腕に腕時計をしたまま左打ちをするフィル・ミケルソンとちょうど対称の同じ状態になりますね。

なんか、ちょっと重さが加わって、いい感じなんです。(笑)

3/07/2009

池の方にボールを打ったとき(裁定集から-3の2)


お友達(というより色々教えてくださる良い先輩です)のノリさんから、ルールに関する記事に大変興味深いコメントをいただきました。

勉強のため、この件についてもっと詳しく掘り下げてみたいと思います。

すでに裁定集に挙げられている事例の、さらに細かく掘り下げたお話ですので、私が書くことが完全に正しいかどうかは判りません。
みなさんであらためて考えてみたり、論議したりできるような内容になれば、と思います。


まずはコメント欄でのやり取りを再掲します。

***

(ノリさんコメントから池の部分の抜粋)

暫定球を打っては行けない場合も知っておくべきですが、ハッキリしているのは一つあります。
池の方向に行った場合の暫定球は、認められなくて、暫定球を打った瞬間に正球と見なされ、しかも練習???おっ、何打罰だったっけ・・調べておかなければ・・・・
兎も角、池方向の場合は行ってみて、池に入った確証がなく、ボールが無い場合は戻って打ち直しをするものだと先日教わりました。
池に入ったかどうか分からなくてロストの危険がありそうな場合、暫定は打てないと言うことなんです。
おっと、池方向??池が見えなくて初めてのコースの場合はどうなんだろう?・・
二つ調べておかなければ・・・
ルールて面倒だけど面白い。
何故そういうルールが出来たかを知るともっと面白いですね。




(私のリコメからの抜粋)

池に入ったのが確実に思われる場合は、おっしゃるとおり暫定球は打てません。
さすが、ノリさん。(^^)



>暫定球を打った瞬間に正球と見なされ

おっしゃるとおりですので、3打目をすでにプレーしたことになります。
そんなに厳しいペナルティーではないですね。(言わば前3に近い有利かも知れないウォーターハザードの措置を取り損なった、というだけで、普段のプレーでは、アリだと思います。)


>兎も角、池方向の場合は行ってみて、池に入った確証がなく、ボールが無い場合は戻って打ち直しをするものだ

これは明らかにスロープレイに繋がる、私に言わせればルール的には間違ってはいないけどマナー的には好ましくない、その方の思い込みだと思いますよ。(^^;

池の“方”へ行っただけなら、池の外でロストをする可能性があるということで暫定球を打つことは実は出来るんです。
ちょっとファジーな感じの裁定ですね。 27-2a/2.2
でも合理的だと思います。

果たして池の中で見つかった場合と、結局見つからなかった場合で、次打の処置が変わってきます。


初めてのコースなどで、池の周りの状況が判らなくてロストの可能性を考えて暫定球を打ったが、池に向かうにつれ、「ありゃー、このでかい池じゃどう見ても池だわ。」ってなった場合は、面白いのですが、暫定球は暫定球として扱われます。3打目をプレーしたことにはなりません。

しかしながら、池に入ったことが確実になったので、この時点で暫定球は破棄し(破棄しって言ってももし水の中に見つけて拾ったらポケットに戻していいんですが(笑))、ウォーターハザードの処置を取ります。


まぁ、競技会で無い限り、戻って打つのは「やり過ぎ」と私は考えます。
その程度のルール違反は、40km制限の道路を42kmで走った程度の違反で遵守してらんない、という見解です。

我々素人はフォアキャディーも居なくてラウンドしてるんですから。


***


こういうやり取りでした。

>兎も角、池方向の場合は行ってみて、池に入った確証がなく、ボールが無い場合は戻って打ち直しをするものだ

という状況をよく考えてみます。




行ってみないと判らないのは、何でしょうか?
池に入ったか入らなかったか自体が判らない、という風に私は読み取りました。

行ってみると、池に落ちて沈んでいるボールが見える、というケースは非常に稀だと思います。


ウォーターハザードの処置を取るには、基準になるポイントが分からないと出来ません。

「ボールがハザードとの境界線を最後に横切った地点」を特定できるか、もしくはボールの沈んでいる位置を視認してボールが自分のものである合理的な理由が存在し(または拾い上げて確認し)、最後に横切った地点が合理的に推測できる、などの条件が必要です。

プロのツアーや、アマチュアでも正式の公式戦の場合、こういったホール(池がティーイング・グラウンドから部分的にブラインドになっているとかのホール)にはフォアキャディーが待機していたり、ギャラリーや競技委員が居て、「ボールがハザードとの境界線を最後に横切った地点」を大概は特定できる、ということがあります。


裁定集の事例には、主にこうした競技で実際に起きた具体例を元に、裁定されたものを記述していますから、『行ってみないと判らない』ということの意味が、我々のラウンドでは違ってきます。

これが、仮に研修会や練習ラウンドなどの場合、「ティーイング・グラウンドから見ていて判らない」ものが、「行ってみると判る」というのは、ボールが無事に見つかった場合という、非常に限られた状況になってこようかと思います。


つまり私は、例えこれが競技会の場面であっても27-2a/2.2に従って、暫定球を打つことが合理的だ、と考えます。

27-2a/2.2の他に、27-2a/2.5 (初めの球はウォーターハザードの外で紛失したかも知れないと思い暫定球をプレーしたあとで、ウォーターハザードの外で紛失という可能性は全くないということが分かる) という事例も参照してみていただきたいと思います。


一方、ピート・ダイ設計のコースの池によく在るような造りで池には木枠が付けてあり、池に入っていない限り周りはほぼフェアウエイか、非常に短く刈られたファーストカットのラフで、池の外では到底ロストはしないのだ、というような状況だったとしますと、『暫定球を打つべきでは無い』という裁定になってこようかと思います。
この場合は、「兎も角、池の方向へ行ってみて、ボールが無い場合は戻って打ち直しをする」ことになろうかと。

ただしこういう設計の池で、池をティーイング・グラウンドからの死角に入れるというホールは、まず無いんじゃないかな? と私は思いますけれどね。


私が思いますに、こうしたブラインドの池があるコースは、適当なドロップエリアを設けておくか、または競技会を行う場合にはこのホールに必ずフォアキャディをつけるべきであろう、と思う次第です。



我々アマチュアのラウンドには、裁定集でも想定されていないことがいろいろと起こり得ます。

例えば、フェアウエイ脇のボールを見つけるにはさほど深刻でないファーストカットのラフにボールが行ったはずなのに、行ってみたところ、無い。
どうやら隣のホールをプレーしていた組の誰かが拾って行ってしまったらしい、などということも起きたりするでしょう。
たまたま引っ込みきらなかったスプリンクラーヘッドにたまたま当たってしまい、想像も出来ない方向にキックして見つからなくなってしまったのかも知れません。

プロの競技と違い、判らないものは判らないのです。


こういう時に、厳然とティーイング・グラウンドまで戻って打ち直すべきなのでしょうか?

合理的な推測が元であれば、(多少緩いと思われる方もいらっしゃいますでしょうが)私ならば 18-1/5を参照し、『その球が止まっていた可能性のあるいくつかの区域のうち、プレーヤーにとって最も有利な区域と最も不利になる区域を避けたそれ以外の区域に、球をドロップ』します。

厳密には、獲られてしまったボールを取り返し、自分のボールだと確認できない限りはロストボールなのですが、勝手な疑いをかけて隣のホールのグループに問いただすほどの勇気と言うか傲慢さと言いますか、そういったものは私は持ち合わせておりません。


正式の競技会で無い限り、そこまでの厳密な処置は、スロープレイを引き起こすだけで後ろの組に対しても迷惑です。(もちろん正式な競技会では戻って打ち直すべきです。)
そもそも1グリップ以下のパットを(余程のサイド・ラインでない限り)OKにして時間短縮を図ってプレーしているようなラウンドですから、ルールを遵守して居りませんのですね。



なんか、ちょっとぐだぐだ気味になって来てしまいました。(^^;
今日はこの辺でやめときます。(笑)


私は、基本的には気分よく楽しくプレーするのがモットーです。

例えば全部6インチプレースしながらプレーしている人が居ても、他の人のことは全然気になりません。(^^;


***

シリーズの過去ログ

バンブル・ビー(裁定集から-1)
ルース・インペディメント(裁定集から-2)
ボールはあるがままにプレーすればいいってもんじゃないんだよ?!(裁定集から-3)


3/03/2009

キャロウエイ・サングラス(H304)


ゴルフ用のサングラスが2つとも壊れてしまったため、新しいのを買いに行きました。


キャロウエイの、H304っていうカタログではデビッド・レッドベターがかけているタイプの、レンズの色が黄色っぽくて明るいサングラスです。
ハイブリッド・シリーズっていうのは金属のチタンフレームとプラスチックの組み合わせだからそういう名前になってるっぽいです。

これです。

Callaway Sunglasses(H304)


画像をクリックで拡大します。

なんか、ボールが入っていそうな箱に入ってますね。(笑)


ゴルフ用のサングラスを選ぶに当たっては、私にはいろいろと今までの経緯がありまして、それをちょっと書き留めておこうと思います。(^^)



さかのぼること約20年前、例によって例のごとく、NASAの技術者が開発し、Air Forceが採用したとかいうサングラスを大リーグ観戦旅行中に見つけまして、購入するところから始まります・・・。(笑)
(なぜか私は、その手の商品が好きなんですよね・・・。)



TVショッピングは裏切られることも多いのですが(笑)、このサングラスは非常に気に入りました。

当時、TVで盛んにインフォマーシャル(いわゆる日本でいうテレビショッピングっていうやつです)でやっていて、ホテルで見て欲しいなー、って思ってたんですよね。

BluBlocker(TM)っていうサングラスです。
名前の通り、青色の光と紫外線をカットします。


当時のTVの宣伝では、

・真夏のギラギラして景色がぼやけるような日にこのサングラスをかけると、くっきりはっきり見える。(ギラつきによるぼやぼやは青の光の波長に拠る滲みが原因なんだそうです。)
・黄色っぽいいろの明るいレンズで、例えば夜の運転にも使える。
・ものすごく見づらい逆光でも、なんとか見える。

という風に言っていました。

全部、本当でした。


で、ですね、当時ゴルフに関してはなにも言われていなかったんですが、このサングラスをかけると芝目がはっきりと見えたんです。
オーバーシードして出てきた芝の新芽と、元からある古い芝も、色がくっきり違って見えます。

その他にも、ホームコースには箱根越えで霧の中を運転することが多かったのですが、霧が出ている時は、肉眼よりもこのサングラスをかけている方がかえってハッキリ見えます。

実に優れものでした。
当時の商品は、コンピュータのモニタ上の青い線がまるっきり見えないぐらい極端な処理がしてありました。

このBluBlocker(TM)サングラスは、今でも売っているのですが、そこまで極端な処理が為されておらず、そこら辺の胡散臭い値段の安いだけのサングラスのようになってしまっているのです。

http://www.blublocker.com/


私はこのモデルを買い直してみたんですけどね。壊れやすいし、レンズ性能もあんまりよくないです。


BluBlocker(TM)のテクノロジーは、実はこちらのサングラスに引き継がれていました。


Eagle Eyes(TM)
http://www.eagleeyes.com/technology/technology.lasso

鷹の目のように、より遠くまでよりハッキリ見える、という商品です。
NASAが開発して、Air Forceに採用されたことになっています。


レンズの加工技術に関しての説明はこちらです。
http://www.eagleeyes.com/technology/lens.lasso

紫外線と、悪玉の青い光を100%カットする、となっていますから、かつてのBluBlocker(TM)と基本技術は同じで、保護コーティングの層が外側に加えられ、鷹の目のような深みのある金色~琥珀色のレンズになっています。

私はEagle Eyes(TM)のうちの、このモデルを購入して、運転に愛用していました。

ただ、ゴルフに使うには、オークリー型とでも言いましょうか、視界がワイドレンジになっている方が使いやすいんですよね。


どちらも特にゴルフ用として宣伝はされていませんでしたが、私は芝を読むのにこれほどの優れものは無い、と勝手に思っていました。

ただ、こうした商品の駄目な点は、値段を安く設定しているために、どうも壊れやすいんですよね。
私の扱いが杜撰なのかも知れませんが、かけたまま着替えとかしてちょっと引っ掛けてバキっと折れちゃったりとか。
もっと値段かけてしっかり作ってくれたら言うことなしなんですが。


もうひとつ、ゴルフチャンネルではゴルフ専用のサングラスとして、時々こんなサングラスがインフォマーシャルで宣伝されています。

Peak Vision(TM)
http://www.peakvisionsports.com/golf


野球用、サイクリング用、といろいろ種類は出ているのですが、ゴルフ用には、「グリーンを読むための眼鏡」として12種類ほどタイプが用意され、デビッド・フラファティや、ビリー・アンドレードが宣伝に一役買っています。

http://www.peakvisionsports.com/

このサングラスのテクノロジーは、空が見える上の方は濃い色にして、グリーン面を見る部分は黄色っぽい(おそらく青色の光を防ぐ)2重構成になっている、というものです。

芝がね、本当にくっきりと見えるんですよ。


まだお試しになっていない方は、是非お試しになることをお奨めします。
出来ればEagle Eyes(TM)がいいですけどね。
非常に安いですし。

真面目な話、特に初体験の方は、びっくりなさると思いますよ。



こういった経緯でいままでゴルフ専用にサングラスを数々持っていたのですが、全部壊れてしまいまして。
今度は何を買おうか?っていうところだったんですよね。


キャロウエイで出ているサングラスは、どれもレンズが黄色っぽい明るめの色になっています。
値段も安くありませんし、作りもしっかりしていそう。

レンズの色にピンと来まして、これで行ってみるか?ということになりました。

今度のラウンドがちょっと楽しみです。♡


***

追記:
このキャロウエイのサングラスは、より自然(肉眼)に近い色合いで見えるように出来ていますね。
Eagle Eye(TM)などは、全体に少しだけ黄色っぽく明るく見えます。
芝目が見えたりする効果は、Eagle Eye(TM)の方が全然効果が高いです。

が、トータルとして非常に良い出来だと思います。


今回、記事を書いたことによりまして、Eagle Eye(TM)の良さも思い出し、以前購入した当時無かったスポーツ用デザインをオーダーすることにしました。(笑)

H304も気に入ってます。(^^)



3/02/2009

チェスター・ワシントン (ゴルフコース)


リビエラの記事の時に、LA周辺の古いコースはけっこうKIKUYU芝を使っているはずですよ、と、サンディエガンさんに教えていただきまして、スルー・ザ・グリーンにKIKUYU芝、グリーンにPOA芝というリビエラと同じ組み合わせのゴルフ場を探して、芝を体験しに行って来ました。(^^)


Chester Washington Golf Course
http://chesterwashington.americangolf.com/


1953年のオープンで、Billy Bell氏の設計です。

バックティーからでも6,273yしかない(パー70ですけど)古い市民コース、といった趣のコースでした。コースレート/スロープは69.8/119です。
ですから、芝の種類だけで、リビエラとは全く違いましたね。(^^;

これは、6番ホールの写真です。
いかにも古い感じの、値段も手頃なパブリックのゴルフ場って感じでしょうか。

画像をクリックで拡大します。


あまりラフには入りませんでしたが、やはりラフに入ってポコンと沈むとキツい芝ですね。
逆目のアプローチが無くって良かったです。
逆目のところへ行って素振りしてみたら、「こりゃ駄目だ。」って感じでしたもん。

画像をクリックで拡大します。


POA芝のグリーンの方は、わりとモコモコして遅そうに見えるんですが、意外に傾斜によってはシャーって流れて行っちゃって、えらいびっくりしました。

4番の3パットは、サイドラインの9歩の距離で、ほんのちょっと距離感が長かっただけなのに谷側に外したパットが、傾斜で勢いがついてするするーっと6歩も行ってしまいました。

画像をクリックで拡大します。


ここでは本当のKIKUYU芝の厳しさを体験できたとは言えなさそうです。(^^;

でも、この日は、かなり強い風が吹いていました。
空港にも近いんですが、風が吹き抜ける感じの立地でした。


9番の445yパー4は、ティーショットが池越えで池の向こうからぐんと降りていくレイアウトで、2打め地点の前のグループが見えません。
そこに、面白いものを見ました。これです。↓


画像をクリックで拡大します。


ティーイング・グラウンドの後ろに高々と鏡がしつらえてあって、ティーショットを打つ前にこれを見て、前の組が居ないかどうか安全を確認するためのものです。

こんなの初めて見ましたよ。(^^)

このホールは長いですけど打ちおろしていて、届くかなー?と思ったのですが、この日はまともなアゲンストでしたので、ドライバーも2打めの3Wもそこそこの当たりで打てたにも関わらず届かずにグリーン前のガードバンカーに捕まりました。
同伴した地元のプレイヤーに聞いたところでは、このホールはいつもアゲているんだそうでした。