先週に引き続きまして、「つかの間の単身期間はゴルフやり倒そう週末(笑)」の第2弾です。
この週末は3ラウンド半しました。
日曜朝のバック9以外は別ですが、まだラウンドしていないコースに行ってみたいというのが主な目的です。(^^)
(今のところ、私のゴルフに関する興味としてはこの部分が一番大きいですね。クラブライフとか競技ゴルフとかにも興味無くはないんですが。)
こちらのコースは比較的新しくてまだ出来て2年くらいです。
私が大好きな(はずの)ジャック・ニクラス・デザインのコースです。
場所的には、以前ご紹介しましたエリカちゃんのイーグル・グレンGCの近くです。
今年のお正月に行こうとしたのですが、都合が合わず断念していました。
これがもうとんでもない山岳コースでして、調子いい日に行かないと大変なことになる、・・・と思っていたとおりもんのすごく難しいコースでした。
Champions Club at The Retreat
http://www.championsclubretreat.com/index.php
私は青ティーからプレーしましたが、青ティーからは6,277yしか無いというのにコースレート/スロープは、71.7/139ですから、難しさが窺えようというものですね。
(ちなみに黒ティーからですと、6,765yの短さですが、73.9/145というモンスター・コースです。)
このコースの難しさは、ジャック特有のエレベイテッド・ポテトチップグリーンのみならず、とてつもないアップダウンの山岳コースで狭く、落とし所が非常に限られているという部分で、アベレージゴルファーにとってものすごくハードルの高いコースだったと思います。
でも綺麗なコースですねー。
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こちらは1番グリーンの写真なんですが、岩肌の向こうに見えているのは2番ホールのフェアウエーでして、1番ホール自体はこの写真の右下からスキーの上級者用ゲレンデみたいな斜度で上がって来ます。(笑)
それではいつものように幾つか写真をご紹介していきますね。
まずその1番ホール。 469y、90度ドッグレッグのパー5です。
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90度左にドッグレッグもそうなんですが、なんかもう下って登って立体的に高さ方向にも90度曲がる感じでした。(笑)
ティーショットは、写真でフェアウエー中央付近のように見える左イサイドのバンカーに入れないように205yぐらい打ち下ろします。
もし短すぎて170yぐらい打ってしまうと、山越えになってしまって2打目がさらに大変です。
コース図を見ますと、手前側のフェアウエー右奥に250y打っていく手もあるようですが、写真をご覧のとおり、いきなりスタートから右のブッシュ越えの方向に打っていくのは無理があります。
で、2打目はバンカー群を越え、渓谷を越えて90度左方向に打っていく訳ですが、グリーンへは強烈に登って270yもありますので慎重に広いところに打って行きます。
ところが、その3打目を打つことになるフェアウエーは強烈な左足上がりで、約100yちょっとしかないとは言え、旗の頭が見えるかどうかという中、スタンスの取り方、距離感、とにかく大変なスタートホールです。
カップ手前の7歩(約5m)に乗って、無難にパー・スタート。
ホッとしました。(笑)
次の写真は8番ホール508y、豪快な打ち下ろしのパー5です。 ・・・が。
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そうは問屋が卸しませんね。(^^;
コース図で分かりますとおり、バンカー群が邪魔していましてドライバーは打てません。 ティーショットは刻みです。 (打ち下ろしをキャリーで300y運べる自信がある方には2オンを狙う選択肢もあるかな?)
私の写真は、2打目地点です。
ご覧のとおり、天候の関係もあってフェアウエーの芝がところどころ荒れています。
この頃、このコースの評判が良くないのは傷んだフェアウエーと砂がちゃんと入っていないバンカーのせいだそうです。(うーん、ジャック設計のコースらしくありませんねー。)
グリーン左の池がプレッシャーになるのは3打目ですね。
このホールでこのラウンド唯一のバーディーが獲れました。(^^)
そして後半の10番。394yのパー4です。
ここも打ち下ろしですが、ドライバーが使えません。
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265yでフェアウエーを越えて渓谷に届いてしまうんですね。
2打目は渓谷越えな上、グリーンまで登っていて、160y程度残ります。
つまりは180yぐらい打たないといけないんです。
風向きによってはもっと長くなりますね。
グリーン手前には、「ン」の字みたいないかにも入れたくないバンカーがガードしていますし。(笑)
私は運良くユーティリティーの4番が上手く打ててグリーン右端寄りにパー・オンしたんですが、このホール3パットしてボギーにしてしまいました。
でもまぁ、上手く行ったと思います。
12番ホールは長いようなそうでもないような426yのパー4です。
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難しいのはティーショットですね。
ドライバーで、写真で見えます左の茶色い山裾を越えて行きたいところ。
コース図で丸が描かれています220y地点に刻んいけばティーショットは楽になりますが、2打目が200-210yも残ってしまいます。
しかも大きないやらしいバンカー越えになりますので、なるべく短いクラブで上から攻めたいですよね。
私の2打目は160yぐらいの打ち下ろしが残っていました。
グリーン右側のフェアウエーっぽくなっている部分に外しましたが、上手くタップインの距離に寄せてアップ&ダウンを決めることができて、パーでした。(^^)
なんかすでにお腹いっぱい気味のような気がしてきましたが(笑) ・・・、
こちらのパー3も難しかったです。13番ホール、180y。
黒ティーからですと201yあります。
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もう写真で見た目がヤバいでしょう?(笑)
しかもこの日はかなりの向かい風。
でもね、グリーン左手前の斜面に行けばボールは右へ転がり乗るよ、って教えてもらったんです。
逆にグリーンに直接落とすと右へ溢れるよ、って。
(なんというイヤらしいホール。(笑))
ユーティリティーの2番で、狙い通りのボールが打てまして、左の斜面にいい角度でキックしまして、期待してグリーンへ行ってみますと、真っ直ぐ奥に溢れていました。
逆風とは言え、2Uはちょっと大きかったか。
奥からチップしましたところ、これが止まらずカップの左(写真で右方向)に流れて、もう一度グリーンの外に。(^^;
再度寄せ直してボギーでした。
こちらは16番ホール 542yのパー5です。
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こういった斜めにフェアウエーが横たわっているホールのティーショットは難しいですね。
特に左から右への斜めは、右へ行くほど距離が必要になるということで、距離感が難しいです。
そしてここも3打目が池越えになります。
この日はショットの調子がとても良かったこともありまして、パー5は上手く攻略できたと思います。(^^)
最後にご紹介しますのは、18番ホール 393yのパー4です。
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このホールはHDCP 6でしたが、私としては一番難しいホールじゃないかな?と思いました。
特にこのティーショット。
右側に見えているのは9番のフェアウエーで、こちらに打って行きたくなりますね。(笑)
まず見た目にプレッシャーがあります。 風もありますし。
フェアウエー全体が左に傾いていて、比較的なだらかで広くなっている左サイドにはまえの組のカートが写っていますが、そっちへ行きますと2打目が遠くなります。
2打目も角度を上げて登って行きますから、非常に長い印象です。
左足上がりのライから打った2打目はややショートしてグリーンに届かず。
上手くピンハイのカップの右2歩(約1m半)の位置につけることができてパーを拾いましたが、とてもストレスの掛かる難しいホールだと思いました。
全体として、ものすごく難しい印象のコースでした。
スタート前にプロショップで、
「初めて来たの?」
「アドバイスはね、グリーン外すとひどい目にあうよ。 刻んでね。」
って冗談めかして言われたんですが、・・・まぁその通りでした。(笑)