6/02/2016

オン・コア・ゴルフ - キャリバー (On Core - Caliber) ゴルフボール


ちょっと遠出しまして、De Anza Country Club をラウンドしてきました。

友人の George。なんと Miura のドライバーを打っています。


砂漠の中のオアシスにあります。

先日ご紹介しました、ラムズ・ヒル (ゴルフコース)とすぐ隣に位置していますが、こちらはプレイベートコースです。

気温的にはもう今時期がギリギリですね。
だんだん暑くなってきまして、今回もへばり気味でした。(^^;


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オンコア・ゴルフから発売されています、中空金属ボールが入っているボールを購入してみました。

スピンに慣性が働き、より真っ直ぐに飛び、パットもより真っ直ぐに転がる、とかいう売り込みですが、まぁそんなこともないんだろうとは思います。

でもなかなかカッコ良いので、試してみようかと。

今年の5月3日からオンラインで発売が始まったらしいです。


クリックでOnCore Golfのサイトにリンクしています。


ゴルフをプレーしているときに中を切って見るわけではありませんが(笑)、なんか惹かれますよね?

メタル(金属) 好きの人だけですかね?




キャリバーっていう名前になっています。

コンプレッションが80で、392個のディンプルパターンで構成されています。


(OnCoreからは、先にコンプレッション65 の廉価版のアヴァント (Avant) って言うボールが販売になっていたみたいですが、そちらには中空金属ボールは仕込まれていません。 )


なんといっても、0.9インチの中空金属ボールが特徴的です。 (^^)


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このボール、実は5年前にも私のブログでご紹介しているのですが、

MG ゴルフボール Tour C4
    ( ↑ この記事の中にOn Coreのボールも紹介してます。)


この時は、キャリバー (Caliber) じゃなくって、オーメン (Omen) って名前でした。

イベントとかメディア発表とかあったんですが、結局一般向け発売に至らなくって買えなかったんですよね。

当時の写真が私のブログ記事にあります。



こうやって写真で比べてみますと、随分改良されている様子が伺えます。

まず、中空金属ボールの径がこの時の方が大きかったようですね。
当時、お友達のtrimetalさんがコメントくださっていましたが、前回のオーメンの時にはボールの中での金属ボールの変形の問題があったのじゃないかな? と想像いたします。

実際、今回のキャリバー(Caliber) のテクノロジーのページにも、「ヘッドスピード100mphまでのゴルファーに推奨します。」と書かれていますので、コアの中空金属ボールの径を小さくして100mphまで対応可能になったのではないでしょうか?

USGAのルール適合認証は受けているんですが、PGAのプロはほぼ全員使えませんですね。



その時の記事に私が書いているのですが、元々はナノ・ダイナミックという会社が2005年にNDMXボールとして販売したのが中空金属ボール入りのボールの始まりで、そこから規格が頓挫していたのをOnCoreが買い取って引き継いだという経緯が在ったようです。

そして2011年のオーメン発表にいたり、(おそらくまた頓挫して中断)、

2013年頃にEVOってボールも発表されたのですが、



これも手に入りませんでした。

今回のNY州バッファローの若い二人のファウンダーの方たちが頑張ったんじゃないかと思うのですが、さらにもう数年が経過して、ようやく今年の5月になってキャリバーが発売になった。

ということだと思うんですよね。

ナノ・ダイナミックから数えて実に11年が経過しています!



値段も1ダース約$30ということで、1ダース$80もする高級ボールが販売され始めている昨今にしては良心的な価格設定だと思います。

無店舗販売なればこそ、っていう価格にも感じますが、実は大規模チェエーンのゴルフショップには売られていないものの、細々と小規模店舗に店頭販売されていっている様子です。


私は MG ゴルフボール Tour C4 をいたく気に入りまして、もう5年程もユーザーとしてプレーし続けている訳なのですが、このオンコアのキャリバーってボールには浮気をしてしばらく使ってみないわけには行きません! (笑)


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届きましたら早速ラウンドで使ってみまして、報告しようかと思います。


(次ページの、「続きを見る」をご参照方。)



5/23/2016

(続) Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X (ドライバーのシャフト) 感想


2008年、2009年のロングドライブ・チャンピオン、ジェイミー・サドロウスキーがローカルのUSオープン・クオリファイアーをメダリストで通過して話題になっています。

クリックでGolf Digestの記事にリンクしています。


比較的小柄な体からものすごいバネで飛ばすジェイミー。
コンテストでは最長 445yを飛ばし、ウエッジで 175y、6番アイアンで 260y飛ぶ人のゴルフにはワクワクしますねー。

キャディに、あのひげのゲーリー・マッコードが付いているというのも話題性が高いです。

ドライバーは3回だけ、300y飛ぶ 2番アイアンを多用し、クラブはパター入れて7本しか使わなかったとか。


PGAのメモリアル・トーナメント中に招待されているウエブ・ドット・コム・ツアーに出場し、そのまま6月6日にオハイオ州コロンバスでのクオリファイアーに出場する予定だそうです。
USオープンに出場できるといいですね。 ますますワクワクします。


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わざわざ記事にすることもないのですが、あまりにも気に入りすぎちゃいましてやっぱり記事に残しておきます。(笑)


画像をクリックで拡大します。


前記事、「Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X (ドライバー用のニューシャフト)」で用意していたシャフトがドライバーに組みあがりました。

ゴルフショップで、「2ポイント Lower側にセットするので、シャフトはロゴが上、グリップはロゴが下にしてセットしてください。 ...と頼んでおいたのですが、ほぼ予想通り、間違えて組み上がってきました。

この写真はわざわざ Standard の位置に付け直して写真を撮りました。

フェースが真っ直ぐで気持ちオープン気味に見えていて良い感じです。(^^)


全体には私の好きな Aldilaの NVシリーズの緑色になっていますが、よく見ますと、シャフトの先端の方は RIPシリーズの黒いカラーになっています。ドクロも RIPシリーズのトレードマークです。

画像をクリックで拡大します。


シャフトを寝かせて色のグラデーションが見えるように写真を撮りました。
実に良い感じです。
このちょっとレアな感じが堪りません。

でも、私のセットアップは 2ポイント Lower側なのでこの位置にロゴは来ません。


ドライバー全体としてのスペックは以前の記事、こちらです。

  ⇢ 「Taylormade SLDR 430 TP Driver スペックの整理


この記事の時点では、フジクラのモトーレ・スピーダーの 6.3TP の 67S っていうトルクが2.7 でシャフト重量が 65gのシャフトです。

今回のシャフトは、65 Tour-X という名前ですが、シャフト重量は 68gです。スピーダー6.3TP の 67S よりも3gだけ重い格好です。
(それぞれ別のメーカーとはいえ、67Sが 65gで、65Xが 68gってのはなかなかややこしいです。)


実際に使う 2ポイント Lower寄りの位置にセットしますと、こうなります。

画像をクリックで拡大します。


私の場合は、ロゴの向きとか気になりませんし、グリップも真ん丸のままですので多少グリップの向きが回っていても影響ありません。 雑な性格で良かったと思います。(笑)


まずはショップのシミュレーターでひとしきり打ってみました。

実のところドライバーに Xシャフトを使うのは初めてなのですが、全く問題なく打てるというか、すごく打ちやすいです。
平均飛距離としては変わらないと思います。

稀の一発、的にはモトーレ・スピーダー 6.3TP の 67S の方が最長到達飛距離は飛ぶかもしれませんが、微妙な Launch angle やバックスピン量、反発による初速とか、サイドスピンも含めまして複合要因がありますので、誤差範囲と言っても差し支えない範囲だと思います。

むしろ左右への散らばり方は、今回の新シャフト Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X の方が小さくなってくれますので、平均飛距離としてはかえって有利なのかもしれません。


ほぼ狙い通りで、嬉しい限りです。 (^^)



5/20/2016

Aldila RIP' D 65・2.8・Tour - X (ドライバー用のニューシャフト) / オーク・クエリー


先週末、オーク・クエリーでラウンドしてきました。

今までに3回ほどご紹介しているコースなのですが、

オーク・クエリー (ゴルフクラブ)
競技ゴルフ-3 (オーク・クエリーの2)
ラウンド記録 (オーク・クエリーの3)

どうしてもシグニチャー・ホールの14番が中心になってしまいますので、今日は今までと違った角度の写真をご紹介いたします。



画像をクリックで拡大します。


こちらはその14番ホールを終えて15番ホールへ向かう途中の、とてもゴルフ場とは思えない圧巻の風景です。

このコース、すごい好きです。


画像をクリックで拡大します。


その15番のティーで友人のフランシスコがティーショットを打っているところ。
良いフォームだと思います。

濃い緑色の芝と白-グレーの巨大な岩のコントラストが凄いです。


こっちの写真は、裏側にあたる6番ホールのフェアウエーかな。


画像をクリックで拡大します。

これでも岩は渓谷を挟んで離れた後方にありますので、遠近法的には人間が大きく見えてしかるべきなんですが、そんなのはるかに凌駕した大きさです。

あまりにダイナミックでなんかこう心が洗われますね。
(しかも嬉しいことに、今回このコースでは初めて80切れました。 綺麗なんですけどとても難しいコースなんですよね。)


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来ましたよ、来ましたよー、待ってたやつが! (^^)

なんでしょうねー?
これから開けます。



じゃじゃーん!
(って言ったって、表題に書いちゃってますけどね!)

こちらです。

画像をクリックで拡大します。


先月、先々月と、ドライバーが好調だって書いていましたのですけどね、しかもシャフトはこれ以前に 2種類持ってます。(正確に言いますと、3種類のうちの合わない 1種類はお蔵入りしてます。)


Taylormade SLDR 430 TP Driver スペックの整理

この記事の時点では、フジクラのモトーレ・スピーダーの 6.3TP の 67S っていうトルクが2.7 でシャフト重量が 65gのシャフトです。

WITBの記事でも、そのフジクラのシャフトのスペックを書いていました。


で、その後、「3Wをリシャフト (ALDILA NV 75X)」の記事をアップした時点ぐらいからは、慣れ親しんだアルディラ NV の 65S という、こちらはトルクが 3.5 でシャフト重量が 67gのシャフトと並行で使っています。

前のFT-3の時からもう12年くらい使い続けているシャフトで挙動が分かってますし、3Wのシャフトとも合いますしね。


現在、またまたAldila NVシャフトにしてドライバーが好調なのですから、シャフトを変える必要は全くないのですが、私の Aldila NV に興味を持った友人がいましてそれでインターネットであらためてサーチしてみたりしていたところ、このカッコ良いシャフトを見つけてしまったわけなのです。

画像をクリックで拡大します。


Aldila RIP シリーズには、α (アルファ)β (ベータ)γ (ガンマ) とあって、それぞれガイコツの眼の色が赤、黄、緑になっているのですが、通常に販売されているRIPシリーズのシャフトには、このΔ (デルタ) というモデルはありません。
(私は以前アルディラRIP α シャフトも愛用していまして、記事を2回も書いています。 ⇢ これと、これ。)


しかもこのシャフトは私の大好きな Aldila NV とコラボレーションしている名前になっていますし、RIPシリーズのトレードマーク、スケルトンが描かれていてとにかく欲しくなっちゃうじゃないですか。(笑)


さらにWITBの記事で、私のラインナップはシャフトの長さと重さのフローを最重視していて、その上でロートルクで揃えてみたら調子が良かった話を書きました。

その流れから行きますと、この Aldila RIP' D  65・2.8・Tour - X シャフトの 2.8 というシャフトはもってこいでしたので、即決で購入にいたったわけなのです。
(Stiffnessに S ではなくて X を選んだのは、ひとえにトルクです。 このシャフトの S はトルクが 3.8 あるんですよね。)


名前には 65 と入っていますが、他のアルディラ NVシリーズのスペック同様、重さは 68g となっています。 (ちなみに NVの 65Xは、トルクが 65Sと同じ 3.5 なんです。)

シャフトはコースで何度も打ってみるまで分かりませんが、エースシャフトになってくれることを期待しています。(^^)


アルディラ NV を冠するだけあって、このシャフトも低弾道仕様をうたっています。(^^)