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1/12/2023

ダブルボギー以上の削減 大作戦

年末の休み中に友達と遠征してきたPalm Springsの Desert Island Country Clubです。

ダイナショアなども設計した有名な Desmond Muirhead設計のコースです。
以前は、Sinatra Resort & Country Club and The S at Rancho Mirageという名前でした。

フラットですが、ウォーターハザードがふんだんに配置されていて戦略的なコースになっています。


こちらは半島に突き出したグリーンになっているパー3の 5番ホールです。


左奥に狙うのでなければ、ほぼアイランドグリーンのような感じですね。
とても美しいです。
私は左手前のピン位置に対してグリーンの真っ直ぐ後方だいぶ奥にオンしまして、35歩(約27y)の超ロングパットを残しました。風があったとはいえちょっと保険かけ過ぎましたね。
なんとか2パットでしのぎました。


そしてこちらもレイアウトが特徴的ですごかった 9番ホールパー4です。


これはティーから撮った写真ですが、グリーンは右方向の椰子の木の下にあります。

グーグルマップで見てみますと、


普通は、中の島の様になっていますフェアアウエーに180-220yぐらいでレイアップして打っていきます。そこから右ドッグに目標を変えてグリーンへ。
友人の一人はマジでキャリー290yを出せますので水を二つ越えたグリーンと同じ陸地まで狙って打っていました。

私は3Wのショットは風もあったのか意図せずちょい右にフェードして運よく最短距離コースの良いポジションに。そこからは145yぐらいでした。ピンの左手前12歩に乗せて2パット。

この日のスコアは、38 38 = 76でした。 


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いままでにも何回か、ダブルボギーを避ける取り組みについて書き留めています。
内容が重複はしますが、さらに掘り下げて気が付いたことをメモしていきます。


0. OBについて

OBが出た場合は、よほどリカバリーが良くて運が良いとボギーに収まりますが、かなり慎重に上手く対処できた場合でベストがダブルボギーになります。 距離とストロークのペナルティが加わりますので当然です。
OBを出してしまうことはあります。この場合はもう +2は別口で考え、ここからの最善を尽くすことに専念します。

この時に一番気を付けなくてはいけないのは、連続OBです。同じ位置にティーアップして同じクラブで打てば、同じショットが繰り返えされてもおかしくありません。
幸いティーショットの場合は、場所を変えることができますので大きく場所を変えます。(重要)
2打目以降の場合はボール位置は同じところになりますので、クラブを変えるかセットアップ、または使うショットを変えようと心掛けています。


ということで、以前のエントリーからの抜粋を。


まずは 2022年6月の「スコアが改善して安定してきているので、思い当たるところをメモして記録しておく投稿」という記事からです。

4.ダボへの王道を避ける -1 (バンカー越えのバンカー入り)
5.ダボへの王道を避ける -2 (ボギーオンの 3パット)

という二つの項目を上げています。

4.バンカー越え で上げています、パー4の3打目のバンカー越えでむざむざバンカーに入れてしまうショットは是が非でも避けなければなりません。
ピンまでの距離にこだわらず、バンカーの向こう側の縁(顎)を確実にクリアするキャリーを打つことに徹します。
顎が持ち上がっている分、自分のボールとの高低差をしっかり把握して越えるように距離を計算することが重要です。

ものすごく上手く打った(と思った)セカンドショットやサードショットがバンカーにギリギリ捕まってしまうショットは、たいていの場合、立体的な3Dイメージでの状況把握が不足していて、ピンまでの距離で打っているケースが多いです。

プロのスピンの利いた100y以上も向こうからウエッジで打った、高い弾道の落ちてから強いスピンで戻るようなショットはピンの上から降ってくるかもしれませんが、私が打つアプローチショット、特に3打目でのバンカー越えなどのショットは大体において放物線を描いて飛んでいるイメージを3Dで考えて打つべき、と思っています。


5.素ダボ では 3オン3パットのいわゆる素ダボを避ける方法論を書いています。

パッティングのラインを読む際には、どれだけ曲がるかということよりも、登っているのか下っているのか、目の錯覚は起きていないか、景色に惑わされていないか、どの程度の傾斜なのか、これを読むことに注力します。

この方法は、成果を上げつつあります。
極端なショート、打ち過ぎのミスがかなり減ってきました。
横から、そして最大傾斜の最下点方向から見るのが大切。それでも足りないことも稀にあります。
まだまだ読み違いは発生していますが、目の錯覚が起きやすい状況に気が付くようになってきまして、傾斜の把握の仕方がかなり改善してきています。



次に 2022年1月の「ダボ以上の大叩きホールを出さないための注意事項 4つ」という記事からのおさらいです。

1. 1DKJ (一打献上)するときに、乾坤一擲(けんこんいってき) のショットを心掛ける
2. バンカー越えのアプローチショットで、絶対にバンカーに入れない
3. グリーン周りのショートゲームで往復ビンタを避ける
4. バンカーから大ホームラン
5. 素ダボは起きる

これを見ますと1月当時には、5.の素ダボ に関しては打つ手なしの状態でしたが、6月には打つ手立てを思いついて取り組んでいます。(やはり書き記してメモしておくことが役に立ちます。)
2.のバンカー越えは上記のとおりです。

1.の 1DKJに関しては私自身のラウンドにおきまして、状況判断が良い時も多くありますが、良くない判断をして打ってしまうことも散見します。ひたすらに保守的な選択をするべきとは思っておりませんで、ここはゲームを楽しむ上である程度の許容範囲をもって判断していこうと思いますが、もし下手打った時に最悪の状況に陥ることは避けるフェールセーフの保険はかけた選択にはしたいと思います。

3.の往復ビンタ(およびザックリ)については、書かれている「ミスの最小化」を最重要と考えた打ち方をする、という方針 以外に、やはり草摺りの素振りの徹底を励行したいと思います。
草摺りの素振りというか、もはや素振りではなく、むしろこれから行うショットの本気のリハーサルです。
あたかもボールがあるかのようになるべく同じライのすぐ近くの位置を「打ち」ます。
ボール無しで本番さながらにストロークします。
そしてスタンスとボール位置をアジャストして構えます。
これを欠かさないようにしますと、ダフリやトップが激減します。


残っているのが、4.のバンカーです。
当時書いていますように、あまりヘッドスピードを上げないで打つタイプのバンカーショットを軸にしてプレーしています。フェースを大きくは開かず、大きなスイングはせず、バンカーから出ることを最優先した打ち方です。(それでも砂の状態や顎の高さによっては難しい時もあります。)
そしてつい最近、少し距離があるケースの Chunk & Run バンカーショットという打ち方も導入しました。
今後、一番改良していく余地が大きく残っているのはこの部分かと思ってます。バンカーにはなるべく入れないマネージメントを心掛けてはいますが、ゲームの一部として取り組みべき分野だとも認識しています。



そして今回もう一つ考えていますのが、

6.ボギーオンも逃してしまった時のグリーン周りのショートゲーム
です。
OBがあった場合や、林の中で1DKJにまで失敗した場合や、池がらみでやらかした場合など、ボギーオンに失敗してなおかつ次打でのグリーンオンさえ危ぶまれる状況はともかく。

2打でグリーン周りまで来ていながらちょっとしたミスでボギーオンも逃してしまったケースでは、ダボオンを狙うショットはグリーンに割合に近いケースが多いと思います。
このケースでは、是非ともワンクラブ以内に寄せてボギーを確保したいところです。

この件に関しましては、別の記事で考察をしたいと思っています。

(上記オレンジ色の状況は特に避けたいところではありますし、できうる限り避けるべき状況と思います。起きてしまった場合は、総スコアにカウントするのをラウンド後回しにするなどして、他のホールに影響が出ないようにする努力がとても肝要であると思ったりしています。) 



11/17/2022

ネガティブロフトの PISAパターに興味津々


とても面白いボール挙動だと思います。

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夜明け時間の Green River GC です。
だんだん寒くなってきまして、この日の朝は41°F(約5°C) でした。太陽が上がれば暖かくなります。


この写真は駐車場から練習グリーンに向いて撮りました。

南カリフォルニアのコースをいくつか設計している Cary Bickler氏とCasey O'Callaghan氏の設計で、元々は27ホールありました。1960年に出来ている比較的古いコースです。

ゴルフ産業の斜陽化やカリフォルニアの水不足などでコースのクオリティーも下がり、18ホールに改修して運営していましたが、新型コロナウイルス以降のゴルフブームで息を吹き返しつつあるようです。


傷んでいた1番グリーンもすっかり張り替えて良い状態でした。


バンカーにも、真っ白な砂を入れ始めているようでした。
まだ半分ぐらいのバンカーでしたでしょうか。

冬ですからフェアウエーはところどころ茶色くなっていますけれどね。

元々はフェアウエーはバミューダ芝だったらしいですが、ラフからキクユ芝に浸食されている箇所も多いです。


この日はパットが良く入って4バーディ(うち一つは25yからのチップイン)で、すごく良いスコアだったので自分用の記念にスコアカードを貼っておきます。


3パットも1回ありました。奥からの下りでちょっと強く入っちゃって止まりませんでした。
出だし3ホール、GIRできずにパー、ボギー、ボギーで始まったのですが、1枚上着を脱いでから調子が上がりました。

Blue Teeからは 71.6/123で、36 37 = 73 ディファレンシャルが 1.2でした。


27ホールから18ホールに作り替えたこともあって、セカンドが打ち上げの(9番ホールではなくて)12番を終えるとクラブハウスに戻ってきて13番ホールへ向かう変則の構成になっています。最後も連続してパー5、パー5で終えるコース、珍しいですよね。

10番は450~464yあっていつも大抵アゲンストで若干の登り、私はいつも2打で届かないホールとかもありまして、易しくはありませんけれども川沿いにフラットな場所も多くてプッシュカートで歩いてラウンドしやすい楽しいコースです。 グリーンフィーが高くないところが特に良いです。


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さてこの PISAパター、Kickstarter.comっていうクラウドファンディング的なサイトでプロジェクトが進んでいるようです。事前に支援しておくと販売にこぎつけた段階で半額で入手できるとかそういう感じです。

(私は技術的な意味で興味津々ですが、購入をお勧めしているわけではありません。)


PISA: the world's 1st Negative Loft putter certified by USGA




一目瞭然ですが、ロフト角が逆テーパーになっています。(ネガティヴ・ロフト)
これによって、ボールに直ちに順回転を与えて直進性を良くしようというデザインですね。

ピサの斜塔のイメージから、PISA(ピザと発音)と命名された模様です。


 ↑ に貼りましたサイトに置かれている説明動画です。↓


芝とパターフェースの両方から摩擦抵抗を受けて飛び出し、打たれてしばらくは芝の上を滑っていくボール。

今回新しいのは、逆ロフトだけではなく、パターフェースのインサートにボールとの摩擦が小さくなるスベスベ素材を採用して、抵抗を小さくすることで芝側の抵抗を利用して積極的に「転がり」に移行するように設計されている、ということのようです。

滑る分が極小化できるので安定した転がりが得られる、っていう理屈のようです。


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逆ロフト自体は、以前もあったと思うんです。
個人的に作って使っている人もいるようですし。 (ジャンボさんも個人的に試していたようです。)

こちらに面白い記事があります。↓

みんなのゴルフダイジェスト

画像はリンク先のサイトから。クリックでリンクしてます。

いろいろ検証されていますが大まかにまとめますと、ロフトが 0°~-2°の時に一番転がりが良い、という実験結果をさらに進めてみたところ、マイナス 2°のインパクトロフトよりもさらに大きいマイナス 4°ロフトでインパクトした方がさらに転がりが良かった、という結果だったようです。

今回の PISAパターには、マイナス 8°の逆ロフト角が付けられています。
インパクトロフトは打ち方にもよりますが、マイナス 4°~10°くらいのインパクトで打つ感じになりそうなスペックです。

きっと検証するとそのくらいが転がりが良いのだと思います。

(現在の主流のパターのロフト角はプラス 3°~4°くらいが標準です。大昔はロフト 8°とかでした。)


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もうひとつ Kickstarterの PISAパターのサイトに動画があります。

実際に使用してみたプロ(YouTuber)のリビューです。↓  とても参考になります。


ご覧になってみていただきたいのですが、内容としてはラインの分かっているショートからミドル・レンジのパッティングにおきまして、ものすごく良いカップイン率を叩き出しています。

通常はものすごい数を打たないと差が出ないんじゃないかと思います。
キャメロンと、1000円ぐらいの中古パターで比較しても、目に見えるほどに差が出ることはあまりないでしょう。
ところが、この動画ではエースパターとPISAパターとでハッキリ差が出ていてすごいです。

ただし、なのですが、このリビューの動画の後半に、ラグパット(ロングパット)を試している場面が出てきますが、まるで距離感が合わないようでした。転がり過ぎちゃっていましたが、修正入れようとするとショートしてたり。
慣れの問題であれば、転がり過ぎる分を調整して慣れていけば良いの「かも」知れません。

でもこのプロは、「多分バッグには入れないと思う。」っていう感想です。

序盤のテストであれだけ入りまくったのに、です。


語られてはいませんのですが、おそらくグリーンの外からパターで打ったり、ロングパットの距離感が狂うのはスコアにとって一番の致命傷だったり、普段ショートパットにはエースパターで自信を持っていたり、っていう辺りが理由だと思われます。


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PISAとしては実験して逆ロフト角のマイナス 8°が結果が良好だったのでしょう。

インパクトロフトのマイナス 4°が良いとおっしゃっているみんゴル記事の大学教授の実験では他にも「パターはインパクト時に8〜14ミリ浮いた状態だと転がりが良くなる」という実験結果も出しているようです。


こちらの写真にも表現されていますが、要するにボールの上の方をヒットしてストロークすると転がりが良くなる、っていう単純なメカニズムなのでは?って思います。

ビリヤードでも、ボールの上の方を突く「押し球」を打つと順回転でとても転がりが良く直進性が高くなりますよね。
理屈にかなっていると思います。

一方、ビリヤード台の表面に貼られているラシャ(クロス)は平滑で毛足短くとても滑らかで凹んでいる部分などありません。

対して、グリーン上のボールっていうのはたいがい芝の少し凹んだ部分に止まるものなんですよね。
超高速の硬いすごい速いグリーンであれば、ビリヤード台の表面のような状態に近づくと思いますが、私が普段プレーしているグリーンでは、プラスロフトのパターの方が安定した結果が出るんじゃないかと思います。


おそらくですが、その辺りが理由で一時カプルスが使って宣伝していたティアドロップ社のどう打ってもインパクトロフト 0°で打てる縦バルジのパターはいまいち普及しなかったのだと思います。今も一本持っています。 


それでもショートパットに限っては、逆ロフトのパターの方が結果が良い可能性はありそうです。


余談ですが、ことショートパットに関してはむしろ横バルジの付いたRadi-eye パターの方が有効なんじゃないか、っていう気もします。


オールラウンドには 今使っているエースパターの方が良さそうです。
バッグに余裕があれば、ショートパット専用の逆ロフトのパターを入れるのもアリかな、と思いました。試してみたいですね。また実験用を作ろうかな?


7/08/2022

打ち上げ・打ち降ろしの、高低差の計算

Jurupa Hills CC の17番ホール、 375yのパー4で右ドッグレッグになっているホールです。

まずはティーインググラウンドからの景色を。


このホールのティーショットはいつもちょっとプレッシャーです。
右ドッグレッグがどこから曲がって行くか分かりにくいですよね? これ何よ、どこ行けばいいの?的な。笑
右側の木の中は一応セーフですが割と木が密集していますので、出せる方向を見つけて出すしかなくなります。
左サイドの木々は少しまばらに見えますが、この左はドライビングレンジになっていまして、OB扱いになります。(それと、よく飛ばす人のレンジボールがこのホールにはたくさん散乱してきますので、いつもこのホールでだけカラーボールを持ち出してプレーするようにしたりしています。)

右側にせり出している木の枝に引っかかってしまうと右ドッグの曲がり角にも届きませんし距離的にも260y以上残って厄介ですので、どうしてもやや左サイドを狙うことになります。
...が、左サイドも広くはありませんから打ちづらいティーショットになりますねー。近くの左サイドに迫り出してる木には当てたくありませんし。
狭いからといって、3Wで打っていくとすると曲がり角まで届くかどうか微妙ですし、残りも190-200y程度残すことになって、2打目の緩やかに登りのショットがキツくなります。

で、結局グリーンが遠くはなるんですが左サイドいっぱいの辺りに打っていきます。


こちらが2打目地点の写真です。


このホールのもう一つの特徴、フェアウエー中央に忽然と立っているように見える奇妙な電柱がみえます。

ピンの位置はこの謎の電柱の少し左のずーっと後方に写っています。青い旗ですから、グリーンの奥目。ここから178yの登りっていう感じでしょうか。

打ったボールが電柱や電線に当たった場合は打ち直しが出来ますので気にする必要はないのですが、これだけ目線っていうかもしくはプレーのラインに入ってくると、邪魔ですねー。笑
(フェアウエー上に電信柱、かなり珍しいかと思います。)

ティーショットを左サイドに打つと、この謎の電柱が真ん中に来ちゃうんですよね。

私の2打目は5Wで打っていって、電柱の右から少し回り込んでグリーン右サイドのガードバンカーの左をぎりぎり交わしてグリーン後方の右奥のカラーでした。ピン位置が奥でしたのでOKです。カラーから、2パットでパー確保。

このホールも、ティーショットは毎回同じような場所に行ってしまいます。
左ギリギリです。トータル距離として右ドッグレッグを遠回りする格好になりますねー。
ライは写真では平らに見えますけど、まぁまぁの登り傾斜です。

長くはないですが難易度が高いホールだと思います。


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( ↑のホールみたいな緩やかな傾斜ではなくて)、極端な打ち降ろしや打ち上げのホール、いったいぜんたい、何年もゴルフやっててどうしてこうもピッタリ距離を合わせるのが難しいのか??

打ち降ろしや打ち上げのホールでは、グリーンまでの距離を足し引きして考えてクラブ選択して打つわけですが、自分のショットの精度の問題もあったり、風の影響もあったり、ライの影響もあったり、空気の気温や湿度の影響もあったり、要因が多くていつまでたっても判然としない原因にはなっていると思いますが、それにしても距離を合わせるのが難しいことが多いです。

いつも一緒にラウンドしている友達とかには意見を求められる程度には、ある程度合わせられている方のゴルファーではあるかな、とは思いますが、アバウトな勘だけで打つのではなく、ちょっとしたガイドラインというか、自分の中でのもう少し確かな換算の指針があるといいなぁ、と以前から思っています。


こちらに、12年前の記事なのですが、30-40yも打ち下ろしている 140yちょいのパー3のホールの珍しい現象のことを書いています。


まだレンジファインダーが一般的ではなかった頃に書いたのですが、こんなにすごい打ち降ろしているのに打つ人打つ人がことごとくショートしてしまう不思議なホールでした。

川の手前にショートする人までいました。ダフリとかじゃなく。
おそらくですが、140yだけど 120y打てば届くかなと考えてPWなりで打っていって、ティーアップしていてしかも見下ろしてから構えるのでスイングがスティープに入りボールがフェースの上の方に当たるなりしてクラブ選択以上にショートしたのかな、とか想像しますが、考えられないくらいみんなショートします。

何度もラウンドしますとね、何番で打ったら確率が良いかが分かってきますけどね。


こちらにも、3打目がかなりキツい登り傾斜になっているパー5と、ものすごい打ち降ろしのパー3があるコースのホールをピックアップして記事にしたものがあります。これは6年前。


何度かプレーしますと、経験値が積み重なって、どのクラブで打ったときに上手く行って、その時の風がどうで、とかでクラブとショットの選択がまぁまぁ合うようにはなってきます。

でも初めてのコースだってありますし、たまにしかプレーしないコースだと覚えていませんので、ジャッジが難しい。


最近では、レンジファインダー(レーザー距離計測器)の多くの機種にスロープっていいまして、高低差の補正をかけた打つべき距離を教えてくれる機能が付いています。
しかしながら、私の個人的な感想としては、あまり私の実感する数字と合致していません。
もっと、DRを平均で280yぐらい打つゴルファーの弾道をベースに計算している(のかどうか分かりませんが)ような気配がします。

そもそも、ボールのところのスタンス取るライがどのくらいの傾斜か、とかは計算に入っていないはず。

ライの状態とかもですが、そういうファクターがあまりないパー3のティーからでも、スロープで示される数字は私には合っていないと感じます。



ここでちょっとおさらいとして、一般的にはどういう高低差の換算がされているのか見てみます。

【高低差】打ち下ろし10ヤード=マイナス10ヤードはウソだった! 打ち上げ 打ち下ろし番手選びの方程式」  鳥海博文プロ - Golf Digest


Uphill & Downhill Yardage Adjustments」   Probable Golf Instruction

How to Calculate Elevation Change in Golf」  Lyle Stefanavich - SportsRec

Adjust Yardage, Trust Golf Swing to Deal With Elevation Changes」  Pete Styles PGA Pro Instructor - Golf Info Guide


ここに貼った以外ののサイトも含め、日本では一般的には、+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離で埋め合わせする計算をベースにしているようです。
(...でもこれでは合わないと思います。みなさんも結果が良くないのでは?)


最初のリンク、鳥海博文プロのアドバイスはきめが細かいですし、実際にご自分でやっていらっしゃる感じがいたします。
PWの弾道の場合と、6番アイアンの場合の弾道を分けて想定し、それぞれに、5y刻みで影響を解説していて実践的です。5y刻みが多少荒っぽいと感じますが、風など他の要因や、クラブの飛距離自体がぴったり10y間隔ではありませんし、十分な目安なのでしょう。


2番目のリンク、みんゴルの解説は補正距離がもう少し大幅です。
10ヤードの打ち上げの場合は1.5~2番手、20ヤードの打ち上げの場合は3~4番手上げる必要がある。と書かれています。
一般に言われている「+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離で」よりも、1.5~2倍を推奨しています。 
個人的には、最低でもこのくらい足さないと足りないな、と思っています。
ただ、記事中にライの傾斜にも言及はしていますが、特にその場合の補正換算は書かれていません。


3つ目のリンク、ゴルフ豆辞典の場合は極めて数学的な分析がなされています。
弾道別の違いについてや、落ちてからの転がりについても解説がされていますが、具体的に何番手増やすとか何ヤード増やすとかは言及されておりませんで、逆に弾道の高・低を打ち分けるような高度な対策に言及されていて、私には手に負えません。


英文の1番目のリンク、Probable Golf Instructionには、弾道のシミュレーション曲線が描かれています。
6番アイアンの弾道で、平地だと162yに着弾する弾道では、20y高い位置では141yで 21y短く着弾、20y低い位置では180yで 18y長い位置で着弾する、と計算されています。
鳥海博文プロと同じく登りの方が打ち下ろしよりも影響は大きい傾向を裏付けていますが、ほんの 3y程度の違いで、そこは鳥海博文プロとは違います。


英文の2番目のリンク、SportsRecでは、15フィート高さが変わるごとに 1クラブずらすことがアドバイスされています。
15フィートっていうのは、5ヤードです。クラブ間の飛距離差が10yぐらいを想定しいてるとすれば、やはり「+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離での 2倍の換算になりますね。
クラブ間距離が15yぐらいある飛ばし屋ゴルファーだとしますと、3倍の換算になります。 


英文の3番目のリンク、Pete Styles PGA Pro Instructorは、「+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離で」をそのまま推奨。 イギリス人なのに高低差をヤードで表現するって珍しいな。普通は高低の表現にはフィートを使いますからね。
しかしこのプロは実際にはこの換算使ってないと思うなぁ。合うはずないし。男子プロはクラブ間のギャップが15-20yぐらいあるのが普通ですし。そもそもフィート使ってないのが怪しい。


サイトではなくてフォーラムなのですが、こういう意見もあります。↓

Uphill/Downhill driving percieved distance.」  Rough rule of thumb for some designers has been 3 to 1 for elevations 10% or less. For example, 10 ft rise/fall over 300 feet would add/subtract 30 feet (3x10) to/from the 300 feet.

10%以内の(それほど極端でない)エレベーションで、例えば 300フィートを打つ時の 10フィートの高低は、30フィートの距離の足し引きで調整する。

分かりにくいですか? ヤードにしてみます。
例えば 150yを打つ時の 3.3ヤードの高低は、10yの距離の足し引きで調整する。
この例ですと、「+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離での約 3倍ですね。


まぁこうやって、ざっと検索してみて見たところで、けっこうみんなバラバラですね。
私が毎回、距離の換算が合わなくても当たり前だったな、と思いました。


私としてはもう少し掘り下げたい意向です。

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さて、そもそもレンジファインダー(レーザー距離計測器)の多くの機種に付いている、高低差の補正をかけた打つべき距離を教えてくれるスロープ機能はどうやって計算されているんだろう? って疑問に思いますよね。

ググってみました。...が、説明されているサイトが見つからずハッキリとは分かりません。

こちらに、とあるレーザーアキュラシーというレーザー距離計測器のウエブサイトに載っていた図があります。


 20y高い位置にあるグリーン上のピンまで水平距離で166yあるとき、仰角は7度程度で直線距離は168yになり、そのままで打っては手前のバンカーに捕まります。
補正したスロープ距離としては、186yを推奨します。

...という図になっています。

このケースでは、ボールを打つライは傾斜していない想定なんですね。
20y高い位置にある166yを186y換算で打てってことですから、たまたまかもですが「+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離でに合致した数字に帰着しています。

レンジファインダー(レーザー距離計測器)のスロープの数字が合わないなー、って感じるのはこれが原因かな。
打ち上げは足んないんですよ、大体。
打ち降ろしも、数値が引かれ過ぎてて逆にまた足りないケースが多いんです。

あくまでも個人的な意見ですが。


もう一つ、分かりやすい図を見つけたのですが(これもウエブサイトではなくてフォーラムで)、弾道が高いプレイヤーAと、弾道が高いプレイヤーBではこんなに結果が違うっていう図です。↓ 



水平で、2人とも同じ150yをキャリーするショットを打っていますが、打ち上げではプレイヤーBがグリーン面に届かずショート、そして打ち下ろしの場合はプレイヤーBが今度はグリーン面をオーバーしてしまうという図です。
これを見ますと、弾道が高いショットの方が高低差には対応しやすい、っていうことになりましょうか。

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ざっと調べてみて思いましたことは、やっぱりキャリーの飛距離をきちんと把握した上で、トータルではなくてキャリーの距離を管理して換算しないとだな、ってことでしょうか。

各クラブのトータルの飛距離でクラブを選ぶと、ことごとくショートする結果になる、っていうことは容易に見てとれます。
だから、+/-10yの1倍、1.5倍、2倍、3倍みたいな話になってくるのでしょうね。


こういってしまうと身も蓋もありませんが、そもそも論として、自分の位置と、グリーン面の高低差の把握の仕方をちゃんと分かってやってる人はどのくらいいるのでしょうか?
「ん-、これは向こうが15フィート(5ヤード)高いな。」とか。
そこが正確ではないから、1.5倍、2倍、3倍みたいなありえないほど大きな認識の差が出ているのでは?

レンジファインダー(レーザー距離計測器)を使う時、ボール側は目の高さから測り、ピン側はちょっと上の旗の付いてる位置で測定するんだろうな、っていう前提で内臓のプログラムは作られているんだろうと想像しますが。
仰角が表示される機種もありますね。

漠然と 2クラブアップ、1クラブダウン、とかではなくて、今後はキャリーがいくつだから何番のこのショットで打とう、的な考え方に変えてみたいと思っています。
その上で、結果はどうだったのかをフィードバックしていきたい。
でもそもそもの高低差の数値を把握する術が簡単ではないですね。

個人的な経験としては、極端な打ち上げのホールで 2クラブどころか 3-4クラブも大きいはずのクラブで打ってみて上手く行った経験が何度もあります。そして普通な程度の傾斜で 2クラブ上げて打ったはずなのにショートだった経験も数知れずあります。
ということで、一般的には登りはアンダーエスティメイトし過ぎ、下りはオーバーエスティメイトし過ぎでは?って思ったりしてます。


今のところの感覚としては、
「10%以内の(それほど極端でない)エレベーションで、例えば 300フィートを打つ時の 10フィートの高低は、30フィートの距離の足し引きで調整する。(= 例えば 150yを打つ時の 3.3ヤードの高低は、10yの距離の足し引きで調整する。)
っていうやつが、トータルの飛距離を使った際には的確かも知れません。
ただし登りの場合だけに限ります。

打ち降ろしの方は、冒頭にも書きましたように、こちらは逆に距離計測器のスロープの数字を使うと引き過ぎていてショートすると思っています。
+/-10yの高低差を、+/-10yの飛距離で」どころか、その半分か1/3で良い実感です。


友達とのラウンド中のやり取りも、「今のはね、150yのクラブでフルで打っていった。」「160yのクラブで軽めに打った。」とかの会話が交わされます。(競技の時はこういう会話できませんですね。)
『キャリーで145yをきっちり打ってみたよ。』ってプロみたいな表現を使う人はそんなにいないんですけど、きっとそういう視点で考えないと距離合わないんだろうなぁ。

今日以降、キャリーの距離に注目して自分の弾道にあった換算を、意識して構築していってみたいと思っています。


5/08/2022

先日の SIM2 MaxのFWを多く使ったラウンドの使用クラブチェック とDos Lagosのラウンド記録

よく夜に家の周り近所をウォーキングしているのですが、その途中のとあるお家の塀の上から、月下美人が顔を出して咲いていました。
英語では、Queen of the Night っていうらしいです。


年に1回だけ、それも夜になって花が開いてたった一晩でしぼんでしまう花で、これをみられるのはとてもラッキーです。(すぐとなりにしぼんだ花が写っていますが、そちらが咲いていたのがその前日で、その花も見まして2日連続で写真に撮ることができました。)

不思議な花ですねー。サボテン科だそうです。


---

さて、新規導入のSIM2 Maxの 3W、5Wを試すためとはいえ、ちょっと自分には長すぎるバックティーでプレーした結果、まずまず自信がつくような満足なラウンドができました。

で、どのくらい使ったんだろう、と思って数えてみたら、案の定アイアンがあまり使われていなかったという...。
ちょっとピックアップして列記してみます。


38, 39 = 77 (par 72) :  +2 (15) +3 (14) = +5 (29) 
Rate/Slope 72.2/127
Index 4.3 

使用クラブを調べてみました。 

DR       15回 (直ドラ1回) 
3W        7回 
5W        5回 
5U         3回 
5I          1回 
6I          2回 
7I          2回 
8I             0
9I             0
PW        4回 (D-Chop 2回)
50°           0
54°       4回 (バンカー1回) 
58°       5回 (バンカー1回) 
PT       29回  (+48 shots)

一番お気に入りの、トリプルフォージドのPXG 0211ST アイアンの 8番と9番の出番がありませんでした。PWはかろうじて出番がありましたが、4回中の2回はD-Chopなので実質2回でしょうか。
まぁその2回をいれるにしても、8番I、9番I、PW、50°の4本が、PWの4回のみしか使っていないのはちょっと珍しいでしょうか。

このコースは私にとっては長いのでいつもアイアンを使う機会があまりない印象です。
5I ~ 9I まで 5本も持っててラウンドで 5回しかショットに使ってないのかー。とあらためて思いました。


~~~

それで、この週末の別のラウンドも、使用クラブを記録してみることに。


夜明け時間の写真ですが、ものすごく景色が良いコースで、そしてとても相性が良くて私のHDCPは結果的に半分はここのスコアで出来ていると言っても過言ではないっていうコースでのラウンドです。

パー3が 6ホールあって、パー70のコースです。

先日のラウンド記のコースに比べると、かなりのアップダウンがあります。
9ホールはフラットで 9ホールはアップダウンがきつく、そのアップダウンは後半に多く分布している感じです。

こちらがスコアカードです。
(下段に使用クラブを書き込んでおきました。ラウンド後しばらくなら覚えてますけど。)

また、パット数の下の欄の数字は、カップまでのパットの距離の歩数です。


35, 40 = 75 (par 70) :  +1 (17) +4 (18) = +5 (35) 
Rate/Slope 71.4/128
Index 3.2 

使用クラブ回数

DR       12回
3W        6回 
5W        6回 
5U         1回 
5I          1回 
6I          2回 
7I          1回 
8I          1回
9I          2回
PW        3回 (D-Chop 2回)
50°       1回
54°       1回 
58°       3回  
PT       35回  (+40 shots)

前のラウンドと比べると、ショット数が 8ショット減ってます。
パーが 2つ少ないですから、まぁ 6ショット減ってる相当でしょうか?
で、パット数が 6パット増えているという...。

スピードも 10フィートちょっと出ていて速いんですけどね、ここのグリーン。それ以上に、各グリーンがデカいんです、ここのコース。多分そのせいかと。
だからスコア的には相性が良いのかも。ロングパットは割と苦にしない方ではあると思いますので。このコース(の、特にアップダウンのきついホール)を苦手にしている友達はたくさんいます。

全長が、6,544yってなってますが、フルバックティーが使われていないホールもあるのでもうちょっと短いのかな、と思います。5番と8番のパー3は、この日はスコアカードより長くなってました。カップの位置とかティーの位置の関係で。
でもこうやってあらためてみると、パー70ですから打数あたりにしたらトータルの全長が短くはないかもですね。
やっぱり打ち下ろし、打ち上げのホールが入っていると、全体フラットなコースよりも全長にたいしてプレー長が短く感じます。打ち下ろしのホール、すごく飛ぶもんね。

データでみますと、 ...え、あれ?
3番W、5番W、合計で12回、一つ前のラウンドと同じだけ使ってますね。
5I ~ 9I のアイアン使用回数は2回だけ多いですが。うーむ。

それと、グリーンが大きいからかどうかウエッジ類の回数は激減してます。

3パットしているホールが 2つありますが、段差を登って下る難しい長いパットで、ある程度仕方がない面がありました。その前のグリーンへのショットも難易度が高いショットでしたのでこの辺は無理に改善を目指す部分ではないと思ったりしてます。

なんかこうやって見比べてみますと、1月にクラブ 5本だけラウンドっていうのをやりましたけど、たいして影響なく普通にラウンドできちゃうな、って思ったの当然だったような気がしてきました。

セッティングとしては、長い方のクラブが揃っててウエッジ類が揃ってさえいれば、アイアン類は間引きでも間に合うな、っていう感じがします。

バッグの中の 14本中のクラブで大事な順番は?なんていう記事も書きましたけど、今回の使用回数で並べると、(2ラウンド合計で)

PT  54回
DR 27回
3W 13回
5W 11回
58°  8回

の順番です。(5Wは新入りですが今回の導入前なら 3Uとだいたい同じ飛距離です。)
パター以外は長い順に多く使っているのかー。飛ばないのにバックティーでプレーするとこうなっちゃうっていうことでしょうか。


これはちょっと来週辺りまた、実際距離が短めでセカンドショットにアイアン打つ回数が多くなるコースでのラウンドのデータも見てみた方が良いかもしれません。


ついでに次ページに、今回のラウンド記も書いておこうと思います。
(主にゾンビ立ちの経験を積むのがメインの目的。)


5/05/2022

TaylorMade SIM2 Maxの 3番ウッドと5番ウッド と ゾンビ立ちラウンドリポート

またかよ?って自分でも思いますが、 ...何度も 3Wをトライしています。 
それだけ自分にとって打ちやすいスペックを見つけるのが難しいクラブっていうことかと思っています。

が、今回は朗報かも。


さる 3月頭に SIM2の 3Wは試していました。
あの時は、練習場ではとても良い感じで打てていたのですがいざコースで打ってみるとちょこちょことミスが続きまして。

その後 M5の 3Wにもトライして練習場の段階ですでに玉砕。


今回は、SIM2 Maxの 3Wです。 

シャフトが固定でカチャカチャが使えないため、手持ちのシャフトで試すわけにもいかず、ロフト角やライ角、フェースのオープン度合いも調節ができませんので敬遠してきましたが、対象を拡げて試すことにしました。

こちらです。


そうなんです。
上体の良い個体が中古でお店にありましたので、5Wも加えて 3Wと併せて 2本を入手してきました。


こちらが 3W。



そしてこちらが 5Wです。



既にコースで打っちゃってから撮りましたが、こちらがソール側の写真です。


シャフトは両方ともに純正の Ventus Blue 5Rです。 56gかな。
あとで 5Wの方のシャフトにはおそらく3-5gの鉛を貼って少し重くするかな、と思います。


現行の 2012年モデル、SLDRの 3Wとのヘッドの大きさ比較。


けっこうヘッドが大きく見えます。


それで思い出したのがこの記事で、--> 「スプーン(3+)とパーシモン・ドライバー

2009年当時はグレートビッグバーサII の 3Wと、パーシモンのDRを比べていました。


で、今回は「あれぐらいの大きさかなー?」って思いまして、ずっと以前 長らくの間私のエースドライバーだったグレートビッグバーサのDRと並べてみました。


イイ感じに近い大きさまで迫ってますねー。


ヘッドの大きさもさることながら、シャフトの長さもかなり近い長さになっています。

ヘッドのディープさにはやはり少々差があって、3Wはシャローフェースになっています。


まぁ、でもなかなかに近い大きさになっていて、月日が経ったのをしみじみと感じました。


それで肝心の飛球性能ですが、今回は練習場で打つこと一回もなくコースに持ち込んでラウンドに使用しました。
本来やることではありませんが、タイミング的に入手した翌日でしたのでまぁもういきなり本番、コースに持って行っちゃえ、ってことで。

結論から言うと 2本ともすごく良かったんです。

3Wも 5Wも、どちらも真っ直ぐ系で強いて言えば気持ちフェードしてたかな?ぐらい。
ドローに打とうと思えば打てるけど素直に打って真っ直ぐで使えばいいんじゃない?っていう球筋でした。 もし練習場で打つとドローが出そうかなっていう気がしました。

持って行ったコースがほぼほぼ平らでかなり距離のあるコースでしたが一方で左右に広くはありましたので、友達から「黒でやろうよ要請」があったこともあり、3Wと5Wを多く打つために黒のバックティーからプレーしました。

次ページにラウンドリポートします。
(興味のある方は良かったら。)


4/17/2022

西山式イス軸法が体幹を整える、を応用できないか?

追記: 4/17/2022 

追加動画が出まして、追記しました。
ちょっと問題発生。


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greenskeeper.org のJohnnyが企画した GolfMoose.com のアウティング・イベントで、The Saticoy Club をプレーしてきました。

普段はラウンド予約できないプライベートのコースです。




ウエブサイトのトップ画像をリンクしてきました。
とてもダイナミックなシグニチャー・ホールの 14番パー5です。

ティーから撮った写真はこんな景色です。


1打目は安全目に右目に狙って打って、2打目はちょい食い込んでいる左サイドの谷越え気味に距離出していって、3打目勝負っていう感じのホールです。

このコースのグリーンはとにかくアンジュレーションがすごくて、しかも速い。
以前トーナメントでここをプレーしたことのある友達は、4フィートのパットをリップオフして外れたら、そこから転がって行ってグリーンの外に20yも出てしまった。とか言っていました。
そんなことがいかにも起きそうなグリーン、5, 6個はあったと思います。

コースはとてもよく整備されていまして、アップダウンもあり、距離も青のバックティーからで 6,601y、スロープレート 72.7/132 (黒のフルバックからだと 7,035y (74.6/138) 、白のレギュラーティーからで 6,230y (71.0/127)) の、とても難しいコースでした。

私は 6ホールしかパーオンせず苦戦しましたが、グリーン周りのチップショットがいくつか上手く寄ってくれて、パットもバーディーこそ取れませんでしたが奇跡的に 3パットなし。スコア的には検討してダボなしの 8ボギーで 80 (32パット) でした。

もともとは、南カリフォルニアの歴史ある古いコースに多いウイリアム・ベルの設計で、のちにアーノルド・パーマーの設計グループが改修したようです。

素晴らしいコースでした。


−−−

4/13/2022

山本道場関連のポストです。

題記の西山式イス軸法を山本道場が体験した動画を見まして。
おおおー、って思いましたので記録しておきます。


お友達のsyoballさんも記事を上げていらっしゃいます。



こちらがその一連の動画です。
(後でもう一つ、データ測定した動画もでますのでまたリンクします。)






一つ目の動画を見てすぐに自分でもやってみました。
ひとりでは確認が難しいのですが、前屈はできるのでやってみました。びっくりです。

(関連動画、3つ追加になりましたのでリンクしました。)

*どうやら、ティーアップとかの動作でイス軸解除されてしまう模様です。
ティーアップした後に、イス軸バランスを取って、それからショットに向かう必要がありそう。
そうなるとゾンビ立ち動作が目立ってしまうので、ラウンド中はハードル上がるなぁ。
ティーアップ前に順番待ちながらやっとくならば、簡単にやれるけど...
(クラブで支えなければ大丈夫なのか??)


こちらに西山先生のイス軸法の説明動画があります。



一方で、そうは言っても 5秒ぐらいでそんなに変わるわけないじゃん?とか、解除ですぐ戻っちゃうから維持されないじゃん?とか思わなくもないですが、西山先生の動画では、これを毎日継続して習慣づけ、イス軸法でいう見方での安定した良い体幹を作る、っていうことですので、少なくとも試してみる価値はあるかな、と思います。

その以前に、5秒で整えられるのですから、イス軸法の整った体幹が少なくとも 40秒ぐらい持続すれば、コースでボールを打つには十分です。

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昨年の 7月に、「オーバースイングの修正ドリル (DR編)」っていう記事を上げていたのですが、その中で、

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

って書いていました。

もう一つ、昨年の 8月に「飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」」っていう記事でセットアップを少々変えたことを書いていますが、この時にも構えた姿勢を取っているときにバランスが悪いと鎖骨の当たりをグッと押されると後ろに傾いてステップバックしてしまう、つまりかかと体重になってしまっている現象を認識していました。

自分では、どっしりと前にも後ろにも倒れにくいバランスで構えているつもりなのに、ズレているんですよねー。

スタンスして構えをセットアップした状態で友達に押してもらうとズレているかどうか分かるのですが、自分ではなかなか感じられません。


上のイス軸法の動画を見て最初に思ったのは、目標としている「前後、そして左右のバランスの取れたふらふらしない構え」をとるのに大いに役立つのではないか? ということです。

コースでは、構えの方向、ボールの位置、も含めてセットアップが重要で、ショットの成否の 90%はアドレスとテークバック (セットアップとテークアウエイ)で決まってしまう実感があります。
バランスも含めて上手く立てた時は、打つ前から良い感じがしてスイングもスムーズに行って良いボールが出てくれるのが分かったりします。

Green River GCの 14番ホール

バランスよく立てているときは、「結果的に」自分とボールとの距離感もズレていなくて芯で打てる感覚がありますよね。
でも感じるのは後の祭りっていうか、いまひとつ確信できているときが少ない。
これが事前に察知できる感覚の持ち主はもっとショットが上手なんじゃないかと思うんです。

是非この西山式イス軸法を使って体幹のバランスを取り、それからセットアップして打つっていうのをまずは練習場でやってみて確認して、効果がありそうならコースのラウンドにも持ち込んで試してみたいと思っています。

また、実践した感想などはブログに書き留めていきたいと思います。



4/10/2022

Grafalloy ProLaunch Blue 45, Stiff-flex (48g) 標準長さの45 3/4インチ

朝焼けのドライビングレンジ、Costa Mesa Country Clubです。


前の日が地域によっては 100° F (38°C)を超える気温でものすごく暑かったので、日の出前にすでに暖かい感じでした。
このコースは平らで広々していて手押しカートで歩くにはもってこいのレイアウトです。


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この記事、アップロードするの忘れてました。


けっこうついこの間、「フジクラ Air Speeder (エアー・スピーダー) 45 ドライバーシャフト Stiff 」っていうポストをしたのですが、あのシャフトは Flexが Stiffな割にはトルクが大きかったせいか、クラブがあばれてしまって全然上手く打てませんでした。

そして、あのときに先の予定として書いていましたのですが、今回 Grafalloy ProLaunch Blue 45, Stiff-flex (48g) を 45 3/4の最近の標準長さでセッティングしようということで、もう一本新しいのを入手いたしました。

いまだに測り方がよく分かっていないのですが、45 3/4インチかもしくは 46インチに仕上げます。


購入しましたのは、スリーブなしグリップなしカットなしの新品のシャフトで。


ロゴの辺りの写真がこちらです。
45って名前についていますが、Stiffですと 48gになります。

これに、手持ちの +/- 1.5°に調節できる旧タイプのスリーブを自分でエポキシ系接着剤でセットしました。
新しいタイプのスリーブは、最大 +/- 2°の調節ができますよね。

今回はヘッドを 9°ロフトにしましたし、調節は大きくなくて良いかなと思いまして。
ちょうどスリーブ単体が残っていましたし。
ロフト以上に、フェースのオープン/クローズが大きく動くんですよね。ロフト角の倍くらい。


M1の頃は最大が 2°ではなくて 1.5°でした。


それでまぁ、スリーブだけセットしておいて、ゴルフ屋さんへいってシャフトカットとグリップ装着をしてもらう算段です。


横にあるのが、ショップで売られていた 第5世代の KUROKAGE Silver G60 シャフト Stiffフレックスが刺さったクラブですが、この長さに合わせてもらいました。

標準長さなので、たぶん45 3/4インチかな。46インチを超えることはなかろうと思います。

47 1/2 (あるいは 47 1/4かも) にセットしたシャフトはとても良い感じでしたので、残してあります。ただこちらは先端を 1/2インチ チップカットしてもらっていましたが、今回はチップカットなしにしました。

(ちなみに、エアー・スピーダー 45 の方は、友達の奥様用に欲しいとの声がかかりまして、古いキャラウエイの7番ウッドとおまけの RBZ用のXシャフトを頂いて、物々交換していただきました。どうせ使わないので差し上げますっては言ったのですけども、お互い気が済みますのでありがたく頂きました。)


長さを変える分、おそらくヘッドに鉛を張って少し重くする調整が要るかも知れません。
シャフトに鉛貼って少し重くするのもありかも。

上手く調整できれば、そんなに飛距離も落ちないんじゃないかと思います。
ちょっと楽しみだなぁ。


---

(...という訳で、このシャフトは既にエースと化しています。)


1/10/2022

クラブ 5本のラウンド at Marshall Canyon GC

Marshall Canyon GC にはいつも鹿のファミリーがコース上にくつろいでいます。
木々の紅葉もとても綺麗で、ハイキングトレイルにも囲まれています。


...で、この日はこの Mountain Lion にも会いました。



パー3の 16番ホールのグリーン奥の木陰にいました。10回以上ラウンドしていますが、初めてです。普段はおそらくコース脇の深い渓谷にいるのだろうと思います。

上り下りもあって、距離は長くはないけどいつもコースの状態も良くて気持ちの良いコースで、価格もリーズナブルですから、ここはとても好きです。


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このところ、2x4 のシステムを使って距離のコントロールをしてラウンドに望んでいます。
原則的に、一番安定して打てる 3/4 (スリークォーター) ショットを軸に、1/2 (ハーフ) ショットも使い、状況に合わせてクラブ選択とショット選択をして打っています。

そこから一歩進めて、あくまでも 3/4が基本のショットですが、少し強く90%ぐらいで、とかのショットも使うケースも使っていけるのでは?
そしてむしろ、いままで自分がフルショットだと思っていたショットは振りすぎて110%になっていたのでは?とか、いろいろと思い巡らせるに至りました。

そんな折に、お友達のしょぼさんがブログに、「アナログ基準とデジタル基準」という記事をお書きになりまして、そこでのやり取りでクラブ 4本とかでコントロールショットを多用してラウンドしたら、1本のクラブでリニアに飛距離をコントロールする実践練習になるんじゃないか?っていう話になりました。

それで、実際にやってみることにしました。

クラブ選択は、コースにもよりますが妄想ラウンドをしてなるべく無理のない組み合わせを選びます。
今回は上記の Marshall Canyon GC で、なかなかのアップダウンはありますが、距離はそう長くないコースです。(長いコースでやると私の場合、2打目に 3Wとか連発になってしまってそもそも普段から青ティーだとアイアンで2打目を打つことが滅多にない、ってケースもありますので、コントロールショットもクソもなくなってしまいます。)


今回の選択は、

ドライバー 
5番ユーティリティー 
8番アイアン
58°のウエッジ
パター

の5本です。


距離的には、

ドライバーが 200-240y、
5番ハイブリッドは、フルショットで約 170y、3/4で打つとランも入れて 130y-140yくらい、
8番アイアンは、3x4 システム72y、92y、125y のキャリー
58°のウエッジは、3x4 システム27y、44y、60y のキャリー 

がそれぞれカバーできますので、これに少し「軽く打つ」だの「強めに打つ」だの織り交ぜて行けば、大概の距離は網羅できるんじゃないかと思われます。
むしろドライバー打ったあとの残り距離の都合次第では、「軽く打つ」だの「強めに打つ」だのの調整すら不要かも知れません。(そこをやることが練習になるという目的なのですが。)

変な悪目立ちはしたくありませんので、とりあえずクラブは全部バッグに入れたまま、ドライバーのカバーを 3W と 3Uに被せて、いざ出陣。(笑)


...先に結論から書きますと、普段のラウンドとほとんど変わりませんでしたどころか、かえって調子良かったんじゃないの?まで感じました。
特に工夫をこらしたショットは 4-5回あったかも知れませんが、全般的には普段どおりラウンドしている感じ。(一緒にラウンドした友達も中盤以降まで今回のチャレンジに気がついていなかった模様です。朝言っといたんだけど。(笑))

大きめのクラブを選択して打つときは (こちらが多くなります) 無理せずに距離をコントロールすることに集中してスイング、そして短めのクラブを選択したときは届かなくて当たり前を前提に打つので余計な気負いもありません。
フルショットで気合い入れる、とかの場面がなくなるんですね。私の場合、ですが。
(ただしドライバーは何度もフルショットで気合い入れました。(笑))


そういう訳で、ラウンド結果の記録と、各ホールについてのコメントは、次ページにします。


2/19/2013

ラウンド記録 (ドーヴ・キャニオンの3)


このコースはすでに2回ほどご紹介しています。

どちらもSCGAのメンバー・トーナメントでしたのでショットガン・スタートでしたが、
今回はメンバーさんに招待していただいてのラウンドでした。

ジャック・ニクラス設計のとても素晴らしいコースでして、ジャックの設計フィロソフィーの一つである、スタートホールのティーショットは伸び伸びと打てるように広々とストレスの無いように。 というスタートを堪能するチャンスです。 (^^)

ここは長谷川滋利 元投手とかもメンバーだそうですね。



まずはスコアを。

結論的に言いますと、またもやジャックのグリーン周りにはやられてしまいました。
ジャックのコースには特有のピンの配置が6分割になっているアンジュレーションの大きいグリーン。

ピンの位置に合わせて狙って行かないと、とんでもない上り下りのパットが残ります。


画像をクリックで拡大します。


かと言って、ピンの位置に合わせてグリーンを狙いますと、そこは通常の1/4ぐらいのちいさな的になってしまい、しかもその的を外してグリーンの外に行ってしまいますと、わずか1-2フィート外であっても粘っこい芝にスポンと潜ってしまい、ウエッジでズバッと打たない限りなかなか寄ってくれない難しいチップショットになってしまうのです。

もしくは、ほんの 1フィートもグリーンを外しただけで、持ち上げられたグリーンからこぼれて20-30yも転がり落ちてしまって、そこから打ち上げのアプローチが残ってしまうという寸法です。



青ティーからのコースレートは71.7、スロープは132です。パーは36・35の71です。

1 5 - 2 U16A-①
2 4 △ 0 UD7AL-②
3 4 - 0 UD11A
4 3 □ /  D16S-2B-  (3パット) (Sx)
5 4 +3 0 U12A  (75y)  (2nd WH)
6 4 - 0 D③  (D7)
7 3 □  /  D16AL-②  (23)
8 4 △ 0 3-   (98y)
9 5 - 0 ①  (16)

10 3 △ /  D4A  (D24)
11 5 □ 0 D16B  (20)  (Sx)
12 4 - 0 ①  (14)
13 3 - 0 U9AL-②
14 5 △ 0 ①   (6) 
15 4 □ 1 7A  (24)
16 4 - 0 ①  (22)
17 3 - /  ①  (18)
18 4 □ 0 ①  (7)  (22)  (Sx,HR )

45(17)・43(13)= 88(30)


この日のグリーンは、私にとってはかなり速くて、いつもの標準の20%増しぐらいでした。
5歩のストロークが6歩転がる、7歩のストロークは8歩半ほど行ってしまうっていう感じです。

前回のスコアでもそうなんですが (前々回、前回はまだアプローチの距離をきちんと記録していない時期でしたが)、(D7) とか、(6) とか、一桁の距離のチップショットが発生してしまいます。

そしてむしろその距離からロブを打てないと寄らないケースも多いのですが。


ドライバーはむしろ調子悪くなかったですし、ボールもひとつしか無くしませんでしたし、3パットだって 1回だけでしたが、・・・スコアはやられてしまいました。


セカンドショットの正確性、コースを熟知した攻め方、それとグリーン周りの巧みさ、の3つが揃わないとなかなかきちんと攻略できないです・・・。


画像をクリックで拡大します。


すごく綺麗なコースですよね。

呼んでくれた友人、ジョンのティーショットですが、ハンチングがお洒落でしょ?



この日、呼んでくださったメンバーさんのマイクさんのお友達のお嬢ちゃん、ブリトニーちゃんが途中から我々のドローに加わりました。

画像をクリックで拡大します。


まだ13歳とかですが、4歳からゴルフをやっていて、ここのメンバーです。

美しいスイングで飛ばしますし、最初のホールでバンカーからガツンってバーディー決めたり、すごい上手でした。 (^^)

普段ここで白ティーから 70台の中ぐらいのスコアで回るんだそうです。


こんなおじさんのトップ目に入っちゃったアプローチとかにも「sit!」とかボールに声かけてくれてて、マイクさんのオヤジギャグにもよく笑うし、いい子でしたよ。(笑)




2/14/2013

ラウンド記録 (グレンアイビーの3)


こちらは過去に2度ほど記事にしてご紹介しております。

・ ザ・ゴルフ・クラブ at グレン・アイビー (旧トリロジー at グレンアイビー)
・ グレン・アイビーの2



何回行っても楽しい18番の200フィートの打ち降ろし、大好きなグレン・アイビーです。(^^)


The Golf Club at Glen Ivy (旧 Trilogy)


テッド・ロビンソンSr.氏の設計で、前半は割りとフラット目な感じの丘陵コースから、後半途中からはとてつもないローラーコースター・ライド並の山岳コースに様変わりするコースです。

そんな訳で過去2回、バック9のホールを中心に色々ご紹介する形になっておりましたので、今回はフロント9のホールの写真を少しご紹介しようかと思ったりしてます。


バミューダ芝ですがラフはけっこう短めに刈られていまして、粘りついて苦労するということはほとんどありません。


前回の記事の写真で、お友達のサンディエガンさんから、

『名前が変わったと言うことは所有者が変わったのですね。 芝生の色から判断して水代をセーブしているように見えます。』 とコメントをいただいていたのですが、

悲しいかな大正解だった様子で、コースのフェアウエーの芝はかなり傷んできてました。

一方、グリーンは硬くなって少しだけ速くなって居たのがちょっと皮肉な感じでした。


ここは風が強めに吹く日が多いらしいのですが、この日は中程度に吹いていました。



それでは、コースの写真をまた少しご紹介しまして、スコアの記録をメモします。


まずは4番ホール、358yの短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写真にはバンカーが4つ見えていますが、右二つはフェアウエーバンカーで、左の二つがグリーンのガードバンカーです。

この日はTail Wind (フォローの風) でしたが、普段320yぐらい飛ばしている人以外はFWバンカーの手前に刻むのが正解でしょうか。
バンカーの左にドライバーで打っていくのもそんなに狭くありませんのでOKだと思いますが。

キャリーで260y飛ばせる人は、ガードバンカーの上を越えて打つのも良しです。 割合にサービスホールですね。 左にフックは駄目ですが。



次にご紹介しますのは、木が邪魔で私が苦手な6番ホール、358yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写真の中央、フェアウエー右サイドに写っております大きな木がフック系の私にとってはどうにも邪魔っけな感じですが、実はもっと邪魔っけなのはその向こう側のグリーンの前をガードしている枝を広げた2本の木なのです。 (1個目の記事の写真 を参照方。)

左の道路が近いんですよ、フック系の私には。
ショットの調子も良かったしこのホールもフォローの風でしたので、フェード系のボールを打つべくトライしてみました。

フェードと言うよりはただ高い弾道で出て行ったボールは、この木を上手くかわしてくれそうでしたが、木のてっぺんに当たってしまい、ボールは木の下やや向こう側に。

そこからものすごく低く打って枝の下を抜き、ついでに向こう側の2本の木の枝の下を転がして抜いて、グリーンの手前10-20yに持っていければ。 と皮算用してU2でボールをうんと右に置いて打ってみました。

・・・と思ったら、手にしていたのはU4。(呆)
目の前上方の枝に当ててしまい、・・・100yのアプローチもさらにグリーンを外し、ダブルボギーにしてしまいました。



続く7番ホールです。 506yのパー5。
右ドッグレッグで、2打目以降は強烈な登りになっています。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエー左サイドにカートが2台写っています方向に打っていった方が良いことは分かっていたのですが、私のティーショットは右に逸れ、レイアウト図でコース中程のFWバンカーの付近、一本の大きめな木がスタイミーになる位置に行ってしまいました。

2打目は木の上を越えるぎりぎりのクラブ、PWでレイアップ。

3打目は168yも残っていました。

画像をクリックで拡大します。


このホールのフェアウエーも、かなり荒れていますね。

それにしても強烈な登りです。
平らな時+30yぐらいは余分を見て打つつもりで、ユーティリティーの2番をフルスイングしました。

これが運良くガードバンカーをギリギリ超えてくれまして、DR-PW-U2 と言うadventurousなGIR(パーオン) になりました。



こちらは 9番ホール、綺麗な打ち降ろしのパー3、177yです。

画像をクリックで拡大します。


最初の記事 でもこのホールはご紹介していますが、その時はグリーンからティー方向への写真でした。
今回は、ティーからグリーンを見下ろしています。

風が左から右に横風のアゲインスト方向でしたので、U2を持ってノックダウン気味に打って行きました。

これはさすがに長くって、グリーンにバウンドした後、転がって奥のバンカーにコロンと入ってしまいました。
グリーンの後ろが池のバンカー・ショットは勇気が入りますね。

案の定、チビってしまって18歩(約12m半)の下りのパットを残してしまいました。

心理的に、手前の池が効いているんですよねー。



そしてやはり最後に、(毎回ご紹介してはおりますが) 18番ホールの写真をもう一度。

画像をクリックで拡大します。


今回は、グリーン上から写真を撮ってみました。
ピンフラッグの上方やや(写真で)向かって左、200フィート(約60m) 上の 山の上にティーがあります。


今回は左から右のアゲインストで、私のティーショットもかなりあおられました。
低く打つっていうのが限り無く難しいティーショットです。

残りが約165y残っていまして、風を計算してU4の3/4で打って行きました。
(スリークオーターといっても私の感覚の中での3/4ですので、傍目にもフルスイングに近く見えますし距離的にも-10yぐらいなショットです。)

けっこう上手く行ってくれました。
グリーンに写っているのが私のボールです。(^^)

ピンがグリーンの手前ギリギリぐらいの位置で、2打目で寄せるのは至難の業のポジションでしたので、下りの9歩(約6m半)が残っていても、かなり満足度の高いショットでした。



このコースでのラウンドはいつも本当に楽しいです。

ちょっとコース・メンテナンスが劣化しつつあったのが心配ですが、春から夏にかけて緑色を取り戻してくれますでしょうか?