こちらの動画は、Jurupa Hills CCの9番ホールのティーショットです。
画像で見てもどこに打っていくのか見えにくいかと思いますが、左右の木が近くてこのホールのティーショットはすごく狭いんです。木々の中はOBではありませんので林の中から打つことができますが、確実に少なくとも 1打落とすことになりますので、ティーショットの成否が重要です。
3Wで打って、ということも何度か試していますが、距離もある程度打っておきたいんです。2打目の残り距離もさることながら、左サイドに張り出している木の向こう側に行っておきたい、ということもあります。
フェードで置きに行くルートも取りずらいです。
このホールでは、DRでも3Wでも振り切ることを心掛けています。(そんな作戦(笑))
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表題の記事が Golf.comから配信されまして、面白かったので、簡単に要約した内容と、私が読んで感じた感想をそれぞれ色分けして書いていってみたいと思います。
(ロー・ハンディキャッパーがやっていてハイ・ハンディキャッパーがやっていないこと6つ)
BY: MIKE MCGETRICK, GOLF HALL OF FAME TEACHER (殿堂入りコーチのマイク・マッゲットリック)
BY: MIKE MCGETRICK, GOLF HALL OF FAME TEACHER (殿堂入りコーチのマイク・マッゲットリック)
https://golf.com/instruction/six-things-great-golfers-do-mike-mcgetrick/
1. Have a pep talk (自分をポジティブに励まそう)
3. Find a swing you can score with (スコアを出せるスイングを見つけよう)
A low-fade tee ball (ティーを低くしてローフェード)
4. Learn your wedge carries (自分のウエッジのキャリーを把握しよう)
5. Aim smart (スマートにエイミングしよう(賢く狙おう))
1. Have a pep talk (自分をポジティブに励まそう)
打つ前にネガティブなことをあれこれと考えるのではなく、良いイメージを持ってショットに臨もうと書いてあります。
これに関しては、ある程度の出やすいミスは想定して保険をかけ、選択するショットや、エイミングを考慮をして起こりうるミスへの準備はするけど、...いざボールを打つ段階ではこのアドバイスの通り、良い弾道を思い描いてポジティブな思考でストロークした方が上手く行く、という感じはします。
2. Train … then go play (練習し ...それからプレーしよう)
ゴルファーは誰しも、ほとんどいつもなにがしかのスイングの技術的な部分で取り組んでいる課題があったりします。それはそれでよいのですが、いったんコースに出たらスイングの改善のことは忘れましょう。
ラウンド中に思い出してスイングのメカニックを確認するとしても、半分のスピードで動きを確認するくらいにとどめ、いざコースに踏み出したらやってきた練習を自信に繋げて、プレーに専念しましょう。
まったくその通りだと思います。
ミスショットが出てしまうと、自分のスイングに疑いが出て、例えば今出たスライスを直そう、次のホールでは出ない様にしよう、とかやってしまいがちですが、ほとんどのミスショットはコースの見え方でセットアップがズレたり傾斜に影響されていたり、スイングの乱れではないのに出てしまうことが多いと感じます。例えば2連続OBとかしたとしても、次のホールでは全然大丈夫、みたいなことが多いです。
どんどんスイングがおかしくなっていくときは、むしろ直そうとしてスイングが余計に狂ってしまってズレが大きくなって悪いスパイラルに入ってしまうから、と思っておいた方が良い、と個人的には思っています。
3. Find a swing you can score with (スコアを出せるスイングを見つけよう)
英語では、Go to swingって言ったりしますが、いざという時に頼れるスイングを用意しておく、っていう戦略を奨めています。
今日はどうもショットが悪くて調子悪い、っていう日に、スイングをその場で直そうとしてもどんどん悪化することはあっても上手く直ることはほとんどありません。
こういう時に使えるショットを見つけておきましょう。
個人的には、紹介されているショットは二つとも打てはしますけど、Go to shotにはしていませんです。私の Go to shotは 8割の力感を意識して振り切るショットです。大き目のクラブに持ち替えてロングパットの気持ちで打ちます。
A knockdown iron (アイアンをノックダウン)
フルショットに問題が出たら、ノックダウンショットを使いましょう。
1インチか2インチ短く持って、スタンスを狭め、スピードを落としたスムーズなスイングを心掛け、フィニッシュを肩の高さまでに抑えます。距離が落ちてもせいぜい半クラブ分、驚くなかれ格段に方向性の良い低い弾道のボールが、もっと簡単にコントロールして打てます。
私は風が強い時にノックダウンショットを使います。
2クラブ長いクラブを持ち、1インチ短く持って、9時3時くらいの振り幅で低い弾道のスピン量が少ないボールを打っていきます。距離は2クラブ落とすのですが。このショットは確かに方向性がすごく良いのでノックダウンの名前で呼ばれています。
Go to shotとして使うのは確かにありかもしれません。レパートリーに入れておきたいと思います。
A low-fade tee ball (ティーを低くしてローフェード)
調子が悪い日でも、多少距離を落としてでもフェアウエーに打っていければスコアは作れます。
グリップを下げて構え、ティーを低くセットしてボールがクラウンより低くなる様にティーアップします。このセットアップから打つと、サイドスピンを管理しやすくて、低いフェードでボールを打つことができますので、それに合わせてエイミングしましょう。
このショットは使ったことありません。練習場で打ってみたことぐらいしかありません。
普通の人と違うこと言いますが、右に行くの嫌なんですよね。
左へのミスなら次が大きくフックとか打っていけますので。低いインテンショナルスライスを打つの苦手なので、右には行きたくない。
いわゆる置きに行くドライバーって、こうやって打つのでしょうか?
そもそも大して飛びませんからね、このローフェードをやってみる価値があるかどうか。
4. Learn your wedge carries (自分のウエッジのキャリーを把握しよう)
昔から、ウエッジで勝て (“win with your wedges.” )と言われています。それぞれのウエッジがフルショットでどれだけキャリーするか、チャートにしておきましょう。
2番目にすることはスコア直結のウエッジのフルショットからヤーデージを少し減らす方法を作っておくことです。そうしないとせっかくピンをアタックするチャンスに、
いつも番手間の中途半端な距離だなー、って感じることになってしまいます。
上手く行く鍵は、85yフルショットのサンドウエッジを65yに左右の振り幅を狭めて距離を落とす方法を身に着けること。
それぞれのウエッジ全部でこれを作れば、すべてのスイングでテンポをゆっくりすることにも慣れてくるし、いろんな距離を打ち分けることもできてくるし、良いことばかりです。
各ウエッジのキャリーを把握することは、もちろんものすごく重要だと思いますが、個々の項目の説明には個人的には疑問符が多いです。
ウエッジのフルショットって、安定した距離を打つの難しいと思うのです。引っ掛かりやすいですし。個人的にはウエッジでのフルショットはまず使いません。
もう一つ疑問なのは、85yを65yに落とすと、ロフトが4°寝た次のウエッジと距離が被ると思うのです。大体フルショットで20yぐらい差があるはず。間の距離を埋めてないと思います。
そもそも距離の落とし方が曖昧なので、これは運動神経も良くてすでに上手い人の考え方では?
まぁでも、どの大きさのスイングであれ、ウエッジのキャリーを把握することは、スコアにとって絶対的に重要だっていうことには賛同します。
5. Aim smart (スマートにエイミングしよう(賢く狙おう))
例えばコース整備の人がピンフラッグを立てるの忘れた状態のホールに来たら、どうしますか? おそらく全員が、グリーンのセンターを狙うでしょう。いつでもピンを狙って打つのは大きな間違いです。
私の生徒さんたちでいうと、狙いに対してツアーレベルの子たちで約5~7%、普通の生徒さんたちで約10%かそれ以上のブレがあります。
例えば150yの距離でグリーンを狙うと、15yもズレることになります。ピンがグリーンの端のハザードから 5yの位置に立っていたら?
確実にグリーンに乗せて2パットでホールアウトするエイミングをしましょう。
例えばパー3のティーショットなどでは、常にグリーンセンターが狙い目になるのはゴルファー誰しも知っていることだと思いますが、…この頃ですとレーザー計測器で距離を測って打つプレイヤーが多くなって、うっかりするとピンまでの距離で打ってしまっていることも少なくないかと思います。おまけにレーザー距離計の窓を覗き込んでピンを見てますので、そのままピンにエイミングしてしまうこともちょいちょい起きているかも?
書かれているようにパー4であっても、パー5であっても、グリーンセンター狙いは有効だと思います。でも、パー4やパー5は、グリーンへの入り口、花道的なものが設けてあることも多いですので、エイミングならびに打とうとする距離の選択は、その花道や、そして危ないハザードを徹底して避ける、というファクターを考慮してエイミングを決めるべきだな、と思う次第です。
6. Chip to a landing spot (落としどころにチッピングショットを打とう)
チッピングをカップに寄せるには、色々なことを考慮する必要があります。ライの状態や、距離、グリーンの傾斜、クラブ選択、などなど。多くのアマチュアが認識を間違ってしまうミスに、落としどころではなくてトータルの距離で打ってしまう、という間違いがあります。実のところ、もっとずっと短いのです。
チッピングの上手いプレイヤーは、距離を3つのパートに分けて考えます。例えば30フィートのチッピングで、キャリーで打つ10フィートとそこから転がす20フィート。この場合のターゲット距離は10フィートです。ここで重要なのはカップまでの距離ではなく、落としどころまでの距離だと認識してください。
殿堂入りしているコーチの方ですから突っ込むと怒られそうですが、3つのパートに分けるって言いながら2つにしか分けてなくて読んでるこちらは混乱しました。(笑)
それと、例に出されているのが30フィート、つまりたったの10yで、落としどころが3.3y、転がるのが6.7yっていう、「俺ならパターで行くんじゃね?」的な状況で、いやー、3.3yに正確に落とすとか無理っす。って思ってしまいました。下手ですみません。
この件に関しましては、個人的につい最近気が付いたことがあります。
前々から、私は落としどころを強く意識するとあまり結果が良くなくて、トータルの距離を意識して打ち、落としどころは弾道と転がりのイメージを意識して打つ中で、出なりの場所でアバウトにして置いた方が距離感が出やすいことが分かっていました。
で、気がついたらっていうのが、トーナメント中ならルール違反ですしマナー違反かも知れませんが、この間ラウンド中に前の組を2組も待つ時間があった時に、コース脇でディボットを取らない打ち方で10y程度のチッピングを暇つぶしに打っていた時です。
8yぐらい先の落ち葉とかにイメージをして、そこへワンバウンド目をキャリーしてみよう、ってやって打つと、何故かちょいショート気味に行って手前でバウンドしてツーバンぐらいで落ち葉のすぐ近くにボールが止まるんですよ。もちろん打ってる先もグリーンじゃなくてラフですからものすごく短く止まってます。1yぐらいですかね。
距離を少し変えても、登り傾斜でも平らでも、同じような結果になりました。
この時に、私の場合は落としどころを意識するよりも、飛んで行ったボールがこういってああ転がって、っていうのを全体にイメージして、そのイメージのままにチッピングしていった方が距離感が出やすいっていうことなのかな。と思いました。
落とし所を狙ってもそこに落ちないんですもん。
やっぱり人によってそういうタイプが違うっていうことがあったりするのかな、って思いました。
気の利いたまとめは思い付きませんので、私からは以上です。