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4/23/2022

Dylan Frittelli の頭上ショットとルール上のペナルティ、64年を経たサムスニードとの関係 (RBC Heritage 2022)

Sand Canyon CC の Desert Course の 8番ホールのグリーン後ろに、アガベの花がたくさん咲いていたのでホールを振り向いて写真を撮りました。


アガベっていうのはサボテンの一種で、テキーラを作る原料になります。

このコースは、以前 Robinson Ranch GCっていう名前でした。その時にご紹介をしています。
とても綺麗なコースです。ちょっと遠いのですが。


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さて、題記の件ですが、先週の ジョーダン・スピースが優勝した RBC Heritage の最終日に面白い事件が起きていました。


7打差の 4アンダーで来ていた 6番ホール、Dylan Frittelli のティーショットはフェアウエー左サイドの木の上、もしゃもしゃした葉っぱの中に止まってしまいました。


こちらが Golf.comの記事です。
Pro amused, saddened by bizarre penalty: ‘The rules of golf remain undefeated’ (プロもびっくりの奇妙なペナルティ:  やっぱりゴルフルールには敵わない)


木の上の葉っぱの中にひっかっかっていたボールは、頭の位置より少し高いくらいの場所で、ボールの確認はできたようです。

そこで Frettelli はドライバーを持って頭上に掲げ、剣道のお面を打つようにしてパチンとボールを打ち出し、約20-30yくらいでしょうかね、フェアウエーにボールを出しました。

そしてそこからの 3打目はグリーンへすごく良いショットを打って、ワンパットで沈めなんとパーをセーブして切り抜けました。


ご本人のインスタグラムに、その時の様子の動画が上がっています。
   ↓


こちらがキャプチャー画像です。




見事なパーセーブだったのですが、ラウンド終了後にルールオフィシャルから「このプレーは 2打罰になる」と告げられ、3アンダー、56位でのフィニッシュだったはずが 66位に順位を下げてしまいました。(以前は失格扱いでしたからこれでもだいぶマシになりましたが。)


これはルール的にどういうことかといいますと、今から60数年前に遡ります。

タイガーが生涯最多勝利数 82勝で並びかけているゴルフ界のレジェンド、サム・スニードが1960年代にショートパットのイップスにかかってしまい極度のスランプに陥りました。

このときにスニードが編み出したのが、クロケットスタイル、と呼ばれたパッティングスタイルで、体の正面にパターをセットして股の間から前に向かって振り出すようにしてパットしました。


このパッティングスタイルは、ボコボコ入りましたため、68年にはルール上で禁止されてしまいました。

プレーのラインを両足でまたぐことは禁止になり、そこでサム・スニードがまたまた編み出したのが、サイド・サドル・スタイルと呼ばれているパッティング法です。こちら。



現在では、サイド・サドル・スタイルのパッティングをするゴルファーは長尺のパターを使っていることが多いかと思います。

このときにUSGAならびにR&Aは、おそらくグリーンの外からでもクロケット・スタイルでプレーすることを想定していて、パッティングに限定することなく、プレーのラインを両足の間に跨いでプレーすることを原則として禁止しました。


そういう訳で今回、クロケットスタイルとはなんの関係もありませんが、 Dylan Frittelli の上の動画とキャプチャー画像のボールの打ち方は、プレーのラインを跨いでしまっているために違反となってしまったのです。

これはですね、元々のルールの意図としては、かなり理不尽です。
両足を揃え、少し体を横にずらしてプレーのラインから外れておいてボールをはたき落とせばセーフだったのですけれどねー。

今回の件は、ルール上とてもめずらしい案件だと思いましたので取り上げてメモしてみました。



3/20/2022

気になった記事: 14本中で 4番目に大事なクラブは?

Hesperia Golf and Country Club の4番ホール、グリーン手前側の左サイドのバンカーです。
このコースをプレーしたのは初めてです。

昔は結構トーナメントなんかも良く行われていたチャンピオンコースだった模様です。
コース Historyのページをリンクしておきましたが、レジェンドたちの白黒写真が見られます。
アーノルド・パーマー、ゲーリー・プレイヤー、サム・スニード、ビリー・キャスパー、ジーン・リトラー、そしてジュリアス・ボロスが写っています。


そしてこの、持ち上がって宙に浮いているバンカーはとても珍しいんじゃないでしょうか?

グリーンサイドで寄せをしているのは友達です

実際、私のセカンドショットはたまたま運よくピンハイのカップまで 4歩のバーディーチャンスに付けていました。
で、余裕がありましたので、バンカーに「登って」行って、もう一人の友達に記念にこの写真を撮ってもらいました。(実際このバンカーに入ったら、世にも珍しい打ち降ろしのバンカーショットを、今のコンディションですとカチカチの砂無し状態から打たなければなりませんので、かなりムズいと思います。)


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今回はゴルフダイジェストの記事についてのポストですが、この題記の質問の答えは自分も含めてみなさんどうなんだろう?って思って気になりました。ちょっと面白いです。

14本のなかで“4番目“に大事なクラブはなんですか? シングルさんが語る「高確率で飛ぶクラブ」の重要性 』 - ゴルフダイジェスト


GDの記事を読む前に私個人の重要度順位を付けてみますと...、

1.  パター
2.  58° のウエッジ
3.  54° のウエッジ
4.  5番 ハイブリッド
5.  ドライバー
6.  ピッチング・ウエッジ
7.  3番ウッド
8.  8番アイアン
9.  50° のウエッジ
10. 3番 ハイブリッド
11. 5番アイアン
12. 6番アイアン
13. 9番アイアン
14. 7番アイアン

まー、ちょっと違う案もあるのですが、それは後ほど考察するとしまして。


基本的な元記事の主旨としては、「パター、ウエッジ、ドライバーの 3本はみんなすぐ決まるだろうけど、次に重要なのはどのクラブ?」っていうことらしいんですよね。

で、この関東在住匿名5下シングルさんは、「確率が高く、飛距離を稼げるクラブ」を 4番目に重要視している。っていうことでして。 (ちなみに 19°のユーティリティーだそうです。)
より良いスコアのために、って考えた上での重要度ってことですね。


私の場合は (記事を読む前に) 考えましたところ、ドライバーは後回しの 5番目になりながらも、記事の主旨に沿う 5番ハイブリッドが 4番目になりました。


ただですね、この質問、いろいろと解釈ができると思うんですよ。

例えば、「重要な」の意味が、4本しかなかったら、だと違う順番付けると思います。
この場合でしたら、この間 5本ラウンドをした ラインナップに準じて、

1.  パター
2.  58° のウエッジ
3.  5番ハイブリッド
4.  8番アイアン
(5. ドライバー)

ってなります。


冒頭にリストしました順位は、自分のゴルフにとって軸になるという意味で 14本全部をバッグに持ってはいくんだけど重視しているクラブっていう意味で並べました。

1.  パター
2.  58° のウエッジ
3.  54° のウエッジ
4.  5番ハイブリッド

もしバッグに無かったら困る順、っていう言い方もできるかも。


あるいは、自分にとってはレンタルクラブとかでは取り換えがきかない、っていう解釈で選ぶ順番は、とか。
この場合、個人的に一番スペックがうるさいのは 3番ウッドです。次にウエッジのソール形状。パターも錘とかカウンターとかいろいろカスタムしていまして。
ドライバーやアイアンは、たいがいどのクラブでもある程度は打てます。アベレージ男性向け、ぐらいのアバウトなスペックで十分。

1.  3番ウッド
2.  58° のウエッジ
3.  パター
4.  5番ハイブリッド

これだと順位が変わりますね。


こうしてみますと、3種類の解釈での順番付けで変わらず 2位に入っているのが 58°のウエッジで。 
58°のウエッジって、私の場合は わずか 3年前の 2019年 1月までバッグに入ってすらいなかったのですが。(一つ前のテイラーメードのウエッジを含めても、です。そのうちにまた重要度が変わるかも知れませんね。)

記事の主旨と同じく、ハイブリッドの 5番は私のゴルフの軸になっているクラブのようです。このクラブも前任のハイブリッドの 4番 (スチールシャフトのテイラーメードのレスキューでした) を入れたのが、2008年のブログを始めた頃でした。(それまではアイアン小僧で。)
SLDRに新しくしたのが2016年からです。

案外、自分の中では歴史の浅いクラブに頼ってマネージメントしてラウンドをしているみたいで、こうして記事を書いてみて新鮮な驚きがありました。

あと、パターはどうしてもトップ3に入ります。


そういう意味では、上記 3つの個人ランキングにおいてパター、58°、5番Uの3本は常に入っていて、残り 1本がトップ 4に入れ替わりで入っているクラブとして、

54°のウエッジ
8番アイアン
3番ウッド

の 3種類が 4番目、と解釈しますと「14本中で 4番目に大事なクラブは?」っていう質問は、答えにバリエーションが出てきますので、なかなかに含蓄が深いのかもしれないと思いました。


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追記: 

好きなクラブの順番っていうのをコメント欄でいただきました。
私の場合ですと、

1.  パター (抱いて寝るくらいには (笑))
2.  4番アイアン  (今は持ってません (笑))
3.  ドライバー (買い替えちゃうけど)
4.  3番ウッド (スペック難しくて簡単に手に入らない)

...かなー。

4番アイアンは、大昔にミッドマッシーって呼ばれていた名前も好きだし、打った感触もずーっと好きです。今は持っていませんが。(2回目(笑))



3/15/2022

ボールのマーキング変更 (Z -> M)

生きてる間にこんな事が起きるとは思っていませんでした。
ウクライナ情勢、本当に大変な事態になっていてとても危惧しています。

こんな記事を目にしました。
     ↓
アングル:ロシア全土に「Z」マーク、ウクライナ侵攻で国威発揚



これはちょっとイメージ良くありませんですね。

ロシア語で「Z」は「3」って書くそうなので、決して英語の「Z (ゼット)」ではありません。
大体は、白い字で描くらしいです。

でもちょっと避けておきたいな、と思いまして。


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といいますのも、私はゴルフボールのマーキングに赤いマジックインキで「Z」を書いています。

以前は、ディンプル一つを塗りつぶしていたのですが (擦れて消えにくいので)、「マーキング被り」っていう問題が 2度ほどあって以来、変えていたんですよね。

以前ボールのマーキングに関して 2つほど記事を書いています。

誤球のプレー、最近のニアミス編 (裁定集から-4)


このときまでは、写真のようにディンプルを一つ塗りつぶしていました。


今回、このように変更することにしました。↓


左側が、これまで使っていたマーキングです。
私が書き入れる角度のせいで、友達はみんな「N」と読むんですが、個人的には「Z」です。
やきそばパンZの「Z」です。

いくつかすでにマーキングしたボールがバッグに残っていましたから、苦肉の策で「M」に変更しました。
「平行四辺形に対角線」とかのアレンジも考えたのですが、とりあえず「M」に。


新しいボールをマーキングする段階で、またなにか考えます。

そういう訳で、当分の間「やきそばパンM」にしますので、ご承知おきください。



追記:  ↓ のコメントでかわせみ!さんから「W」っていうご意見をいただきましたので、これはもう「M」ではなくて「W」にします。

やきそばパンW でお願いします。(笑)




1/17/2022

54°のウエッジのフェースを30°開くとロフト角は何度相当になるのだろう?

1/17/2022:  後で写真見なおして訂正入れました。



平らに見えますが、ドドーンと打ち下ろしていて、2打目はググーッとグリーンまで登ってくるレイアウトです。
芦ノ湖カントリーとか、日本の古い設計のコースによく見る感じで、懐かしい感じがします。

短いホールなのですが、グリーン面が見えなくてしかも登りがきつくて距離感が合わせづらく、ティーショットも決して広くないフェアウエーに打たない限り 2打目は木々に阻まれるというホールデザインです。目の前の池はプレーにはほぼ影響ありません。
この日はもうすぐ雨が来るってことで厚い雲に覆われていました。


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先日の「3x4 System (スリーバイフォー・システム) 改訂版 (…いやむしろ 2x4かも。)」という記事で「54°のウエッジのフェースを約30° 開く(一番下のスコアラインを時計の針でいうところの 12時を 1時に合わせるイメージで開く)と、ロフトはいったい何度多くなるのだろう?」っていう疑問を書いていたのですが、それを検証できないかトライしてみました。

そのそも随分以前には 54°のウエッジのフェースを 30°開いて、CT-30 (←クリック)なるショットを練習して使ったりしていました。当時は 58°をウエッジをバッグに入れて持っていませんでしたので。

練習場で30°フェースを開いて打ってみた感じでは、58°よりもちょっと飛ばないかな?くらいな感じで、ロフトでいうと 59°〜60°ぐらい相当なんじゃないか?っていう感覚でいました。
フェースが右向いちゃっていますしね、単純比較はできないので愚問なのかもしれませんけど、実際有効なロフト角としては仰角が何度相当なんだろう?ってふと疑問に思ったわけです。


それでまぁ、その昔作った 方向支持ティー (←クリック)っていうやつを思い出しまして。

フェース面の、ちょうど打点のあたりにティーを立ててみました。
今回は作るの面倒くさいので、両面テープで貼り付けまして。


こちらがフェースを約 30°開いたときの写真です。
(時計の針で 1時方向ということで、30°はセットしやすいと思います。)
シャフトはソールしたときのライ角に斜めに立て掛けてありますが、飛球線方向にはハンドファーストの傾きを入れず、鉛直に立てて写真を撮っています。
大体ボールの高さくらいのカメラ位置から撮影。

ですから ティーの方向 (つまりフェースの向いている方向) は、フェースは目標に対して右を向いていますし、クラフトさんがやるようにシャフトに対してロフト角を測るというわけにも行かず、とりあえずこの写真から仰角成分だけを正面から見たままで平面的に測ってみよう。
相対的な比較くらいはできるかもしれない、という試みです。

見た感じすでに、ティーはえらい上を向いていませんか?
「こんなにもか ?!」っていう印象です。
これ、写真上で測ってみますと仰角成分は、75°ロフト相当 になります。
CT-30 とか言って、調子こいてフェース開いて打ってる場合じゃなかったですね。
( 75°のウエッジが仮に売っていても私には難しすぎますので買わないことでしょう。)


こちらが上から見たところ。


30° フェースが開いた状態にセットしまして、測定をしました。
仰角成分の角度は、写真上で測りました。


この 54°のウエッジを 30°開いた状態で打って、58°のウエッジと打ち比べてみました。
できるだけ同じセットアップで、同じボール位置、同じ振り幅で、同じスイングで打って比べたつもりだったのですが、

結果としては、54°のウエッジを 30°開いた状態で打ったボールは、58°を真っ直ぐ構えて打ったよりも少し飛ばない感じでした。飛距離的には 60°相当くらいな感じ。

同じに打っているつもりでも、実際には開いたフェースを戻しながら打っているのかも知れません。そうしないと、75°の仰角の説明が付きません。


あまりにフェースが上を向いていたので、今度はリーディングエッジを 20°開いて、同じように写真を撮ってみました。


なんかまだまだティーがずいぶん上を向いている感じがします。
画像上で仰角成分を測ってみますと、66°ロフト相当 でした。


フェースの開き具合は、けっこうしっかり合わせています。


これが 20°開いた状態です。(時計の針で言うとたったの 2秒半!)
正味ラウンドでは、このくらい開くだけで良いのかも知れません。
やはりティーはかなり上を向いています。


そもそもこの測り方はどうなんだろう?って思いまして、フェースを開かずにスクエアにセットして写真を撮ってみました。


54°のウエッジを真っ直ぐにセットして。
ソールしていますから、ライ角方向にはシャフトが傾いています。飛球線方向には傾けていません。
これを画面上で測りますと、仰角成分は約 58°相当 (-->54°相当のはず)になりました。

どういうことなのかよく分かりにくいのですが、通常のロフト角というのは、クラフトマンさんの使う器具で、シャフト軸に対してのライ角、ロフト角を測定するのだと思いますが、この測り方だと約 4°大きく出るようです。
(後から写真見なおして思いましたが、これほんの少しフェースが開いちゃってたのかも知れません。)


まとめますと、

54°のウエッジで、
  0° オープン  ==>  58° 仰角 
20° オープン  ==>  66° 仰角 (+12°)
30° オープン  ==>  75° 仰角 (+21°)

しかしながら、フェースを 30°オープンで打ってみると、60°ロフト相当ぐらいの飛距離。(75°相当の飛距離にはなりませんでした。)

という実験結果です。

もうちょっと検証してみる必要がありそうですが、ある程度の目安にはなるのではないかな、と思います。




12/28/2021

PING Glide 3.0 Wedge 58°ロフト 14°バンス Wide Sole のリビュー1

 Marshall Canyon GC、秋には木々の紅葉がとても綺麗で鹿たちもいるとても楽しいゴルフ場です。


これは 14番ホールのティーイング・グラウンドです。
後方の山々が雲をかぶっていてとても良い景色でした。雨の間の良い天気。昨日も明日も雨です。

一晩中の雨の後でグラウンドが柔らかくところどころぬかるんでいると難しいですねー。
ドライバーで打ったボールでさえピッチマークに潜ってたりしますし、飛ばないだけじゃなくてショットを打つとき特にグリーン周りでのショットも、クラブの抜けがぜんぜん違うし、バンスの跳ねも全く違うので、調整が難しいです。


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こちらの記事で購入しましたウエッジの現時点でのリビューです。
    ↓



かなりのワイドソールです。
14°のバンスですが、Edelの25°よりも有効バンスは大きいかも知れません。
とにかくソールが滑るので、とても条件の悪いいわゆるペタペタのライからでも打ててしまいますし、私が最も苦手としているKIKUYU芝の逆目からは少々ソールが引っかかるものの、ちょっとフェースを開いて滑らせる努力をするとなんとか打ててしまう模様です。


フェース面側はとてもオーソドックスな見た目の形状です。


ウエッジの見え方としては、好きな部類の形です。


シャフトは、ウエッジ・フレックスというウエッジ専用のスチール・シャフトです。
通常より若干軽量のシャフトだそうです。

(PINGのGlide 3.0のページからリンクしてます。)

PING Z-Z115というシャフトで、バランスがチップ寄りの低い方にしてあるって書いてあります。

ちょっと気になるのがこちらのグリップで、通常より 3/4インチだけ長くて重量は軽いらしいのです。
グリップ交換のときには普通のグリップに交換したら、バランスも含めて感触が違ってしまうかも知れません。

私としては、KIKUYU芝の長めのラフ対策も含めて、ヘッドをもう少し重くしたいので鉛を貼ろうかと思っています。


先程も書きましたように、芝が死んでペタペタの土の上からみたいなライでもスッとボールを上げてくれます。
冬に余計にタイトになった短く刈られた芝のライからでもきれいにディボット取らずにソールが滑って上げてくれる感じ。
そして最大の課題であるところの KIKUYU芝の逆目のライでは、少しだけフェースを開くと良い感じでなんとか対応してくれるように思いました。
やっぱりちょっとは引っかかります。でも他のウエッジと比べたら雲泥の差かも知れません。

とても応用範囲の広い良いウエッジだと思います。


もう少し暖かいシーズンのとても強いバミューダ芝やKIKUYU芝の深めのラフとか、中程度のラフでもボールが沈んでいる状況とか、フカフカのバンカー、砂が殆どなくなって硬くなっているバンカーとか、いろいろな状況から打ってみたいですね。

粘り気のあるティフトンやブルーグラスなどのラフとか、フェスキューとか、そういうライからの挙動にも興味が湧きます。

とりあえずは、このウエッジをしばらく使って確認していきたいと思います。


9/05/2021

Descent Angle (Landing Angle) について

明け方は朝もやがかかることが多いMile Square GCの 10番ホール・ティー。
パー5のホールです。


左右にフェアウエー・バンカーがあってドライバーの落としどころが幅15yぐらいしかないのでなかなかに難しいティーショットになります。特に朝一。
もやに隠れてバンカーが見えませんねー。


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こちらの記事にありますドライバーの測定データ表は、ゴルフショップに置いてありますForesight GC Quad Launch Monitorで計測したものです。 

ここまで細かく正確なデータは 私の持っているmevoでは出ませんので、なかなか貴重です。


この記事を書いた時にはドライバーのスペックを模索していましたので、スピン量やLaunch Angleに注目して見ていましたが、

今頃になって「あれ?」と思う分析値がありました。
それが今回の、「Descent Angle」です。なんだろう、これ?

別名 Landing Angle と呼ばれているデータです。こちらの名前でしたらイメージ湧きますね。

ドライバーの場合は、35°から40°ぐらいが良いとされています。
数字が低い方がフェアウエーに落ちてから転がる距離が長くなってくれますね。


こちらにTRACKMANが載せているPGAとLPGAのデータがあります。

PGA

TRACKMANでは、Land Angleと呼ばれているようです。
PGAの平均は 38°になっています。
Launch Angle、10.9°なんですね。 Attack Angleは -1.3°です。思っていたより低く出していって左右への散らばりをコントロールして打っているようです。

JBホームズとか Bubba Watsonは +3°から+5°のAttack Angleで打っていたと思います。


我々男性アマチュアが参考にすべきは、LPGAのデータの方かと思います。

LPGA

Descent Angleは平均で 37°になっています。
Launch Angleが 13.2°、そして Attack Angleは +3.0°です。
スピンレートが 2,611rpm。この辺が目標値になりますでしょうか。

私のデータは、Launch Angleが 16°~18°台、Descent Angleは大体 37°~43°程度になっていましてちょっと弾道が高すぎる模様です。
(今現在はドライバーのスペックが変わりまして、幸いにも少し弾道が低くなっています。だいぶ良くなってるはず。 データを取り直すのはなかなか難しいのですが。)


アイアンのデータを見ますと、PGA男子は6番アイアン以下は Descent Angleが50°を超えてくるのですね。
プロが打つとショートアイアンだと真上から落ちてくるようなイメージを持っていましたが、50°っていったら実際にはけっこう斜めに落ちてくるんですね。

ここでも参考にして目標にするのはLPGAの平均データの方でしょう。

Descent Angleは 私の持っているmevoでは測定できませんので、こちらの表をベースにして、Launch AngleとSpin Rateから推測をして使うことができますね。


一番大切なのは、ひとつ前の記事にも書きましたが 自分の「キャリーの飛距離」をきちんと把握すること、だと思います。その上でSpin RateとDescent Angleを意識しておけば、グリーン上でのボールの挙動の傾向も把握することができますね。



8/09/2021

南カリフォルニアの古いコースに特有の激ムズのKIKUYA芝のライをご紹介します。

久しぶりにSan Dimas Canyon GCをプレーしてきました。



グリーン手前のフェアウエー中央にオークの木が立っています。
木の左下にあります赤いピンフラッグが見えますでしょうか?

日本には 2グリーンのコースが多くて、そのためもあってフェアウエー中央付近に木が生えているレイアウトはちょくちょくあるそうですが、米国のコースにはあんまりありません。
ここはちょっと珍しい例ということになります。


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さて、新しく Edel Golf のウエッジを導入した (←一つ前の記事) のは、『究極のゴルフ fromUSA』の Toshiさんから「このウエッジはバミューダのラフからも簡単に出せる。もうほぼチートでしょう、これ。」って聞いたから、...これは大の苦手のKIKUYU芝でも出てくれるかも?って思ったからなんです。

ちなみにラフの芝の違いとしては、Toshiさんが「日本のラフは簡単に打てちゃうから、今回のオリンピック (霞ヶ関カンツリー倶楽部)でも、PGAのプロが初日の最初の方でみんなチップショットの距離感をオーバーして打っていたでしょ?」「みんなすぐにアジャストして、そっからはもうボギー打たないからスコア伸びるよね。」っておっしゃっているくらいで、日本のラフとはちょっと違います。
ジョージアやフロリダのバミューダの粘っこいラフは格段に出にくいそうです。

で、、私の周辺コースに多くあるKIKUYU芝は、ジョージア州とか東海岸各地のバミューダ芝とも趣が違って、とにかくゴワゴワしたものすごく根っこの強い芝で、それこそ普段慣れていないPGAのツアープロがトーナメントでザックリやる場面がちょくちょく見られるくらいには厄介です。


KIKUYU芝
https://en.wikipedia.org/wiki/Pennisetum_clandestinum


東アフリカの原産だそうです。
伸びるのが早くてアグレッシブな性質があり、オーストラリアやニュージーランド、南アフリカや南カリフォルニアで多く見られる、って書いてありますね。

南カリフォルニアの有名なコースですと、今年 全米オープンが開催されたトーリーパインズとか、今年Genesis Openが行われた (過去にはメジャーも開催されてます) リビエラ・カントリークラブとかも、このKIKUYU芝のコースです。

南カリフォルニアのコースは、市民コース、パブリックコース、プライベート・コースに至るまで、KIKUYU芝のフェアウエーとラフ、ポアナ芝のグリーン、っていう組み合わせのコースがとても多いです。 古からあるコースは特にこの組み合わせがほとんどです。


いくつか写真を撮ってきました。
ゴワゴワっとした、厄介な感じが上手く伝わると良いのですが。


なんといっても、この海老腹のような硬い硬い根っこが特徴です。



横に伸びていて、とても強いです。
こういう、緑色じゃない部分が露出している場所を探して写真撮りました。
硬そうなイメージが湧きますでしょうか?

ということで、ライの方に。


まずは典型的なファーストカットのラフのボール。


強い芝の葉っぱに支えられて、ボールがむしろ浮いちゃう感じがします。見た目では。
この写真見ても、ボールもくっきり見えてますし、浮いてる感じに見えますですか?

しかしながらこの写真の状態は、実はボールが下半分埋まってます。
ものすごくしっかり打たないと、「バフッ」ってなって、クラブが食われて飛距離が大幅に落ちます。
半分トップ気味ぐらいにボールに直接コンタクトを心掛けて打ち、ボールがフェースを離れた後クラブが食われてもいい、ぐらいな感じで打っていけば大丈夫な、厄介度40%ぐらいなライです。(個人的な感覚の評価です。)
見た目で侮れません。


(KIKUYU芝でも、フェアウエー上のボールを打つ状態は一応打ちやすいです。厄介度10%ぐらいです。)


そしてこちらが、やや深めなラフのライ。


このライは、ボールの深さのジャッジさえしっかりできていれば、見た目ほどの恐怖感は必要ありません。バミューダでこの深さですとネックにまとわりついてクラブは回るしどこ飛ぶか分かんないかと思いますが、KIKUYUではこれはショートアイアン以下でしっかり打てば大丈夫です。(ただししっかり振るので10yとかの短い距離は無理ですし、スピンも全然かかりません。)
ボールの深さのジャッジっていうのは、つまり足が沈んで地面の高さに立てていれさえすればボールにはコンタクトしてくれると思います。厄介度50%


そして、多くのKIKUYUに不慣れなゴルファーが陥るザックリの罠、簡単そうに見えてものすごく厄介なライがこちらです。


ボールは完全に浮いているように見えます。
多いのが、グリーン周りの花道などの、ショートカットのタイトなライです。
花道だし、大体転がせばいいぐらいなグリーン周りのライでサンドウエッジを持った日には、必ずソールのバンスが自分の見えないところで思いっきり引っ掛かって、ザクーッ!!ってなって、1yも飛びません。
芝の葉っぱが本当に強いので、この写真のように芝目が逆目になっていますと、ピッチングとか8番アイアンで転がそうとしても引っ掛かります。しかも芝の密度が濃い。
ものすごく厄介です。 厄介度90%

グリーンに近ければ、逆にパターで転がす分には芝の上を滑るように転がってくれます。葉っぱが硬いので。
4y以内でスプリンクラーヘッドが途中にあったりしなければ、間違いなくパターを推奨いたします。
大概グリーンにほど近くて、10-15yぐらいのライなので、振り幅が小さいということも災いします。クラブが全く抜けてくれません。

これがしかし打つ方向が順目もしくは横目の芝目であれば、ほとんど問題を感じずに普通に厄介度10%ぐらいでチップショットできると思います。


そしてこちらの、やや長めのカットの逆目のライ。



これも厄介です。
ボールは浮いているように見えるのですが、運悪くカップに向かって逆目に置かれてしまった場合には、もうザックリ覚悟で打っていくしかありません。
ただ救いは、ひとつ前のライと違って、20-30yあるケースが多いことです。
振り幅が少し稼げますので、もう少ししっかりと打つことができます。 厄介度80%

グリーンのすぐ近くでPGAのツアープロが思いっきりフェースを開いて大きなスイングでちょろっとボールを上げて打っている場面も見ました。
強く振ることができれば、クラブヘッドが抜けてくれますからね。



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こちらに参考のために厄介度90%の花道とかの逆目のライで、ウエッジをなるべく打ち込まないように表面を払うように擦ってストロークして芝目がどうなるか試してみた写真を上げておきます。


後で考えたら、写真撮る時に余計なところにボールを置く必要はなかったのですが。
ボールの右真後ろ、ボールの左上の方、ボールの左下の矢印が差しているあたり、3か所に跡がついています。
クラブが逆目に当たって、芝がモコっと抵抗した跡です。

こんな打ち方でボールを打った日には、1yも行かないか、もしくは弾いてトップしてグリーンの向こうっ側までカッツーンと大オーバーです。

写真みたいに、別の人が打ってモコっと持ち上がった芝がボールの真後ろにあったりしたら、もう冷や汗ものです。

本当に悪夢の様に厄介なライです。
そんな風に見えないと思いますが、トーナメントでPGAのツアープロでさえやらかしている場面をいくつも見ましたので、間違いなく厄介です。


今年の全米オープンは久しぶりにトーリー・パインズで開催されましたのでそういう場面が見られるのが楽しみでした。
トーリー・パインズでは毎年ファーマーズ・インシュランス・オープンが開かれていますが、あれはいつも1月の開催で、芝がまだ時期的に強くないんですよね。
でも、全米オープンが行われた 7月ともなると、KIKUYUの本領が発揮されます。

フィル・ミケルソンや、金メダルを獲ったザンダー・シャフリーなんかは南カリフォルニアのゴルフ場に慣れていますからそういう場面は見られませんでしたが、パトリック・リードがグリーン横わずか 5yからザックーって1yしか行かないのやったり、ディシャンボウもラフからシャキーンってシャンク気味にボールが出ちゃったりしていました。


で、まぁそういうことで、こういうKIKUYU芝でEdel Golfのハイバウンスウエッジでソールに溝まで掘られているウエッジはいったいどういうパフォーマンスをするのか?っていうのが、私の興味です。(^^)


--- 


検証した動画を貼った記事をアップロードしました。
  ↓



7/27/2021

再掲 (Syoballさんのパクリ方式)


この1年半前の記事、自分で読み返してもよく書けているので再掲します。(笑)
 
Flag in ... or flag out? (ピンは立てたままパットする? それとも抜く?)


この頃は、各ゴルフ場ともカップを元に戻していまして、ピンフラッグも触っても抜いても良くなったゴルフ場がほとんどになってきました。

...ということで、振り返ってみました。(^^)




7/08/2021

MyGolfSpy.com の BallLab: Golf Ball Comparison Tool は超便利なのでリンクをメモ (ご紹介) しておきます。

MyGolfSpy.comで、ときどき「Ball Lab (ボール研究所)」カテゴリーの記事がでて、ボールを詳細に評価しているのですが、その結果まとめが表になっているツールがめちゃくちゃ便利です。

...ということで、添付しておきたいと思います。

      ↓


リンク -->   MyGolfSpyBallLabGolfBallComparisonTool


ボールの特性が、ディンプル数やコンプレッション、ドライバーの飛距離テスト、ウエッジショットのスピン量、などのパラメーターはもちろん、

真円度、ボールの厳密な直径(大きさ)、重さ、表層カバーの傷のあるなし、切ったボールの層状構造とそのそれぞれの真円度、位置のズレ、そして 1ダース内のバラつきにいたるまで、詳細な検査で評価されています。


是非とも、こちらではなくて リンク先のサイトの方で便利な状態でお使いください。


(私の好きな、mg GOLFの Tour C-4や、 cut のBlueまたはGrayなどのボールはまだ評価がされておりません。)




6/28/2021

外付けの Umbrella holder をセット

DeBell GCの12番の写真です。 打ち降ろしで、181yのパー3。


かろうじてグリーンの右端が見えるように写真を撮りましたが、このホールは左の斜面越えの完全にブラインドのグリーンへ打っていくホールです。
このコースは、ロサンゼルスの都心部のちょっと北にあって、距離が短い、無理やりつくられたようなレイアウトのコースなのですが、このホールはちょっとないなー、と思いました。

左サイドの茶色い斜面の上を超えて打ち降ろしのショットを打ちます。
グリーンを終えたら、後続の組のために、グリーン横に設置されている鐘を鳴らすシステムですが...

パー3でこれはないよなー、と個人的には思います。
打ち降ろしをどのくらい見て打てばいいのか、グリーンオーバーの場合はすぐ崖で向こう側に落ちて行っちゃうような気配だし、そもそもカップと旗の位置はまったくのブラインドで半分以上下りて行かないと確認できません。

もちろん確認しに見に行くことなく適当に打ちました。(笑)
グリーン手前のカラーでした。

数あるゴルフ場の中で一か所ぐらいこんなのがあってもいいのかな。
ちょっと変わっているホールでした。


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さて、題記の傘ホルダーですが、友人がプッシュカートに付いたホルダーで日よけの傘をさしていて良さげでしたので、外付けのものを購入して設置してみました。


Amazonで購入した外付けパーツ。


これを設置してみます。



傘を取り付けてみます。



2か所ダイヤル式の関節が付いていますが、太陽の方向によって傘の向きを変えながら使うようになっているようですね。ちょっと面倒くさいかなー。

でも、灼熱のシーズンになってきていますので、これが歩きラウンドの助けになってくれれば、って思います。



5/30/2021

4%程度の傾斜を練習グリーン上に見つけたのでパッティングして遊んだ動画

あんまりゴルフしない息子とSuper Twilightの時間帯にラウンドプレーしてきました。
Lakewood Country Clubの10番のティーインググラウンドにEgyptian Gooseの親子がいました。




小学生くらいになったヒナ(duckling) が 8羽。
例年、コヨーテとか鷲にやられて少しずつ減っちゃいます。
無事に大きくなると遠方へ飛んでいきます。


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さて、別の日の別なゴルフ場でのこと。スタート前に 1時間半ほど時間がありまして、ほとんどの時間をパッティングで過ごしていたのですが、4%超えていそうな傾斜がある場所を見つけました。練習グリーンですから、普通はそこまで強い傾斜はあんまり見かけないかと思います。
COVID-19の影響もあって、練習グリーン上にほとんど人もいませんでした。

このくらいの斜度がある傾斜では、ボールが止まらないか、ギリギリで止まるか、くらいになりますね。グリーン表面の速さはスティンプメーターで 9.5-10フィートくらいだと思います。
この日は風向きも傾斜上から傾斜下に向かって吹いていまして、ボールが途中で止まることはほとんどない、っていう状態でした。


...と、いうことで、こんな動画を撮ってみました。


約 50フィートの登りのパット



50フィートっていうと 15mちょっとぐらいになります。私の中では、21歩の距離。
傾斜のきつい登りですし、けっこうカツーンって打っていく感じになってます。

椰子の木のちょっと右くらいの位置に打って行ったボールが、傾斜と風で打ったところとほとんど同じ位置までゆっくり戻ってきます。
戻ってくるときのルートは往路よりももっと右側からスライスラインで戻って来ます。

右後方に練習グリーン用の短い旗(青)が立っているのが見えますが、傾斜のきつい位置にはもちろんカップは切られていません。

これだけの斜度でも、風が無かったら戻ってこなくて向こう側で止まるんじゃないかと思います。



...と、いうことで、ひとつボールが向こう側で止まりまして、それじゃぁ、ってことで向こう側から触るだけのパットを打ってみました。



運が良いことに、2 take目のトライでボールに当てることができました。
(登って降りてくるの結構面倒くさいし斜度もきついので。(笑))

ラインを確認して、本当に触るだけくらいのストロークで平地だったら 2インチ(約 5㎝)しか行かないんじゃないか、っていうストロークをしたのですけど、やっぱり同じ距離戻ってくると勢いがついている感じしますね。
もうちょっとボールのすぐ横に戻ってくるイメージしていたのですが、カツーンと当たってます。


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これを前提に斜面の傾斜のことをメモしておきますが、

私は普段、グリーンの傾斜を、2%ぐらいの斜面、1%ぐらい、3%ぐらい、っていう感じに分類して、それをベースに曲がる量とか、打つスピード(強さ) とかを計算してパッティング・ストロークをしています。 
1%と 2%の間ぐらい?っていう斜面を考慮する必要もあるかも知れませんけど、あんまりやっていません。計測器で測るわけではありませんので。

大体の目安ですが、2%の斜面では、下りのパットが平地のストロークの 2倍の距離を転がります。
5歩のストロークで打つと、10歩転がるくらいの斜度です。
2%の斜面で登りをストロークするときには、物理学的には +50%増しで10歩の距離を打つには 15歩のストロークで打つ計算なのですが、(そこは人間の感覚でしてロボットではありませんので) 私の経験則では、10歩の 2%斜面の登りはもう少し少な目の、13~14歩のストロークで打てばちょうど届くくらいになります。

3%の傾斜の下りは、1/3の距離のストロークで打ってもちょっと余分かな、ぐらい転がります。ちょっと対応が難しいです。
実際のコースですと、3%の斜面にカップが切られることはほぼほぼないですね。

上の動画のような 4%とか以上の斜度ですと、ご覧の通りにそもそもボールが止まりませんから、下りのスピードの換算はあんまり意味が無くなります。
そこまでの急傾斜がグリーン上に来るのは、まぁ大体 2段グリーンの間の斜面とかになりますので、斜度そのものを読む必要はなく、ボールからカップまでの高低差の、位置のエネルギーの差を考えて、ストロークのスピード(強さ)に補正の換算を計算して打つ方法を取ります。

グリーンの高低差を読む。」という 10年前の記事にまとめておいた方法を、今でも大いに活用して、おおかた上手く行っています。(^^)

実際のところは、バランス調整に半インチ幅の鉛テープを一枚をたまたま巻いておくだけでとても参考になります。(笑)



3/29/2021

マーク金井さん企画の「あなたもダスティン・ジョンソンに」を推測で真似て実験

追記3 しました。 ずっと ↓の方。

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3/06/20221

いつも楽しく観ています、YouTubeの「わっほーまっちゃんの日常」 の動画を見ての、これは試して実験してみよう的なポストです。

あくまでも、詳しい内容はまだマーク金井さんが伏せておりまして、多分に的外れな実験になっているっぽいですので、私の実験はまた別物として捉えていただいて、まずはこちらの動画を一通りよく見ていただければ、と思います。↓



耳打ちしてますのでね、細かいちゃんとした内容は分からないのですが、うかがい知れるところでは、

1. 運動エネルギーは、K=1/2mv2 であらわされるので、質量 (m) よりも スピード (v) の方が遥かに大きく 2乗で効いてくる。

通常は c であらわすのは 光速です。E=mc2 であらわされるのは、アインシュタインの「質量とエネルギーの等価性」の式ですので、ここでは運動のエネルギーKを表す質量mと速度 v (velocity)の式に変えました。
もっと言うと、ボールとクラブヘッドの衝突で考えるのべきなのは、むしろ力積FΔt = mv - mv’ の方じゃないんかな? ヘッドスピードがボール初速に変換されるときのスマッシュ・ファクターってのはまさに力積では? っていう疑問も湧かないでもないですが、とりあえず置いときます。(^^;; 


2. ヘッド重量が軽くてバランスが軽いクラブになっていてスイングスピードをダスティン・ジョンソン並みに上げて打って、自分のポテンシャルを知る道具。

3. シャフトは、軽いが非常に硬いシャフトを使っているけどスイングが速いのでそれでもしなりを感じる。

4. クラブ重量としては普通のクラブとそんなに変わらない。(…ということはカウンターの重量がグリップ内に入っていると推測。)

5. 要するに、非力だからスイングのヘッドスピードが上がらないんだから、筋力付けてスピード上げるトレーニングする代わりに、軽い道具にしてそのパワーで最大限出せるスピードを出してみようじゃないの、ってこと。


...私が推測した内容はこんなところです。


もう一度お断りしておきますが、私が勝手に解釈して実験したもので、あくまでも別物です。 ご了承ください。



と、いう訳で、まずはヘッド。

持っていました TaylorMade M1ドライバーの、黒い錘と赤い錘の両方をサクッと外して軽くしてみました。


ヘッド重量は、175gになりました。
元々が 203gある、若干重めのヘッドだったのですが、28gも軽くなったことになります。
錘はそれぞれ15gぐらいらしいので、大体合ってます。

ボールの重さが 45gくらいありますから、あんまり軽くて50gとかだと明らかに当たり負けしますけど、このくらいの重さがあればボールへの当たり負けはしないでくれると思います。


次にシャフトです。
硬いんだけど軽いシャフトですが、これはなかなか難しいです。

とりあえず在りものの、MIYAZAKI B. ASHA 4X を付けて試してみることにしました。



X-Stiffのシャフトは、大抵70g近くかそれ以上に重いシャフトばかりでして、なかなか軽いものがありません。
今回の実験のために新たに買うのもなんですし。

こちらのシャフトは 4Xでして、50g 台の重さでX-Stiffです。これで行ってみることに。

元々は、203gのヘッドにKUROKAGE TiNi 60X (70g) の組合せのクラブでしたので、43g 軽くなりました。


そして最後にここに、シャフト・スタビライザー (←懐かしいですね。12年前の記事です。) を仕込みます。

25g と50g のものを持っているのですが、ヘッドとシャフト合計で 43g 軽くなっていますから、50g の方を入れてみます。


クラブ総重量では、+7g になりますが、オリジナルの状態から比べますとものすごく軽く感じます。もう素振りの段階で、「なんだ、これ??」ぐらい軽いです。

いやー、もうね、練習場に持っていて、Flight Scope mevoで測定しながらどのくらいスピードが出るのか楽しみです!



追記: 3/09/2021 

これはやっぱり185gのヘッドと長尺シャフトで飛ばしまくったブライソン・ディシャンボウの影響だと思いますが、ヨコシンのYouTubeとかいろんなところで軽いヘッドが試されているようです。こちらの場合は、Rシャフトなど、やや柔らかめの軽めのシャフトを推奨されている場合が多い模様。
4/01号のチョイスでも特集があると言っていました。


10/31/2020

たまには雑談をup -3 (Taylormade Firesole Tungsten 4-iron M-70 Bubbleshaft Titanium)

このコース、久しぶりにラウンドしてきました。
爽快な打ち降ろしのティーショットが打てる18番ホールはものすごく気持ちが良いです。

豪快な200フィートの打ち降ろしで有名な 18番ホール。


こちらのコースはずっと以前にご紹介しております。

一時期、カリフォルニアの水不足とゴルフ人気の低迷で大打撃を受けてしまい、池も干上がったまま、バンカーにも砂が無くなり・・・っていう感じになっていたのと、グリーンフィーが割に合わず高い設定で・・・という感じで足が遠のいていました。

水不足はこの2-3年で解消し、今年に入ってのコロナウイルス特需であちらこちらのゴルフ場は満杯になり、こちらのグレン・アイビーも大幅にコースを改善していました。

バンカーには真っ白な砂が潤沢に入り、池の護岸はコンクリートできれいに仕上げられ、練習場にはソーラーパワー付きの屋根が設置され、といった具合です。

ゴルフ業界にとって喜ばしいことと思います。

ちょっと前のエントリーにも、”米国ゴルフ界は衰退気味でしたが、コロナウイルス禍下にあって好況を取り戻しつつあります。(^-^)” と書きましたが、まさにここもその一例です。


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さて、過去にも何度か雑談的なエントリーを書いていますが、今回も息抜き的に。


先だってお友だちのykさんのブログ、Linksloverに「イップス再発|若洲ゴルフリンクス」っていうエントリーで、久々にスイングの軽いイップスにかかってしまい、スイング始動が出来ず動けなくなったお話が書かれていました。
インパクトバッグを思い切り叩くことで解消なさったということで何よりでしたが、かくもゴルフというのは多分にメンタル面が強く作用するスポーツだというのは本当に実感いたします。


で、これまたゴルフのメンタル面で興味深かった友人のお話を。

もう 1年以上前になりますが、この友人が愛用していた 4番アイアンと 7番アイアンをなくしまして、使っていたのが 20年物の古いクラブでしたので、買い替えるか、ということになり、クラブ探しを手伝いました。

結局彼はテーラーメイドの M2 アイアンのセットの中古品を買いまして、それを使っていたのです。

しかし、一緒にラウンドするたびに、4番アイアンが上手く打てず、嘆いていました。
この友人は、フェアウエーウッドやハイブリッドは時々しか使わず、4番アイアンを打つのが好きなんですよね。

で、何度もがっくりしていたのを見ておりましたので、中古クラブの豊富なゴルフ屋さんに行くたびにチェックしたりしていましたのですが、何しろ年代物で見かけることがありませんでした。

ところがつい先日、eBayで都合よく状態の悪くない 4番アイアンがリストされているのを見つけまして、これは!と思い、本人に確認も入れず速攻でポチりました。

それがこちらの 4番アイアンです。↓



題記しておきました、Taylormade Firesole Tungsten 4-iron M-70 Bubbleshaft Titaniumというクラブです。


懐かしいですねー。
最大の特徴は、こちらの「バブルシャフト」です。



グリップのすぐ下の部分のシャフトがふっくらぷくっと膨らんでいるのが確認できますでしょうか?
このシャフト、当時すごく流行ったんですよねー。今にしてみるとちょっと謎ですが。(笑)


そして、低重心化を図って、ソールには比重がとても重いタングステンが埋め込まれています。



深いキャビティとか、確かによく設計されて技術を盛り込んで造られていたクラブでしたよね。懐かしいです。

こちらは、はるばるケンタッキーから送られてきました。(^-^)

良いクラブとは思いますが、いくらなんでも今どきのクラブの方が打ちやすいはず。

しかしこの友達は、めちゃくちゃ喜んでくれまして、オリジナルのまま残っていたグリップをゴルフショップに持って行って新しいものに付け替えて、ウキウキとこのクラブを使っています。

『もうほんとに全然違う!』とか言ってます。(笑)

いやー、良かった、良かった。
みんな そういうクラブありますよね。


ついでに、Taylormadeのウエブサイトのこのページがめちゃくちゃカッコ良くてノスタルジー感じられますので、ご紹介しておきます。↓


テーラーメイドのアイアン・レガシー
36年間のアイアン・パフォーマンスの再定義  (<-- 是非ともクリックしてご覧ください)

クリックで当該ページにリンクしてます。


1980年のケン・ベンチュリ・デザインから始まってますから、けっこう歴史が若いですね。

逆にその前に全盛だったスポルディングとかマグレガーとか、パワービルトとか、めっきり聞かなくなっちゃいましたねー。まだ業界でクラブは出してはいますが。





7/31/2020

歴代 愛車の変遷 (2020.7 追記) / リビエラCCの10番 (Genesis Open)




さて、気まぐれに思い出しまして、今まで乗り継いできた愛車を振り返り、(写真は自分自身の車ではありませんが) 同型・同色・同グレードの車種の写真を探してきまして、列挙してみます。

特に意味はありません。
本人のノスタルジーで、あの車は良かったなー、やっぱりあの車が好きだったなー、とかそういう思い出だけです。

難しいマニア的なことも何も思い出せません。


−−−

免許を取って最初に運転したのがこの赤い三菱ミラージュでした。 
83年型ですかね。


親が買ってきた車を勝手に乗り回していたろくでもない大学生でした。(笑)
当時アマチュア無線機を積んでいて、友達と埠頭に行って車でかくれんぼとか、B級ライセンス買ってサーキットでタックインかけてドリフトとか、実に馬鹿げたことしてましたがティーンなんてそんなもんでしょう。

−−−

自分で購入した最初の車はこの、黒のセリカXXでした。
5年落ちの中古車で、84年型だったかと思います。



当時 日産自動車の技術開発部門に勤務していたんですが、直列6気筒のエンジンを積んだロングノーズのこの車に乗りたくて、しかもこのワニ口のモデルが良かったので、もう最後だし、みたいな感じで躊躇なく購入。(当然社員用の低金利の日産ニコニコローンも使えませんし、会社の駐車場にも止めさせてもらえない、的な。(笑))

スキーに行ったりとか色々しましたけど、FR (Front Engine, Rear Drive) の車はやっぱり運転が楽しかったですね。ヒール・アンド・トゥとかダブル・クラッチとかよく練習しました。・・・安全のためにです!(笑)

ここまではマニュアル・シフトで運転してました。

この車には思い入れがありますねー。本当に好きでした。

(この車の購入時に候補として他に検討したのは、トランザム・ファイアーバードと、シボレー・カマロでした。燃費と車体のデカさにやや躊躇しまして。5.3LのV8のエンジンがかかるとグラスファイバー製のボディ全体が左右に揺れる感じにもすごく惹かれましたが。)

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これを買ったのは、XXが10年車検になるって辺りで94年頃、日本フォードの代理店で何故か並行輸入車が売られていて、2,000kmしか走っていない新古車で購入した、グレーのフォード・プローブです。 3.0Lのノン・ターボ。


この頃、南箱根にゴルフ会員権を買っていてゴルフに行く機会が多く、毎回 登坂の傾斜がきついところが多くてスピードの速い箱根ターンパイクを走っていたので、馬力はともかくトルクの大きいエンジンが欲しかったんです。ですからこの当時の主力グレードだった 2.2Lターボ車ではなく 3.0Lの直噴エンジンのこの車にしました。

並行輸入車でしたから左ハンドルでした。
乗ってからドアを閉めるとシートベルトがツツーっと自動で動いてカシャンとかかる機構はお気に入りでした。
この車以降は全部オートマチック車です。
ブレーキペダルが大きな車でしたので、この車以降から左足ブレーキ専任になりました。
(それまでの車でもFF車でタックインをかけるときとかにちょこっと左足を使うことはありました。)

家内が結婚後に免許証を取り、この車は晩年練習台になりました。初めての練習にはちょっとサイズが大きかったんですが。
そして晩年には原因不明のソフトウエア不良によるガソリン・ポンプの不調が起こり、どうにも直らないため手放すことになりました。米国フォードにも問い合わせを入れましたが解決しませんでした。

トラブルは多かったような気もしますが、意外に思い出深い車でした。

(この車の購入時に候補として検討したのは、三菱ディアマンテでした。2.5Lのモデルだったと思います。右ハンドルですし、登坂道路も気持ちよく走ってくれそうだな、って思いましたが、電動シートベルトに傾倒してしまいフォードになりました。(笑))

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次に買ったのが、この黒のオペル・アストラのカブリオ (コンバーチブル) でした。95年型だったかと思います。 GSi 2.0i 16vっていう、GMのエンジンを積んでたと思います。



買い換えることになって、まだ初心者に毛の生えた状態の家内は左ハンドルしか運転経験がなく。 そしてフォードはちょっと大きくて駐車も難しかったので(←ホイールベースが長くて回転半径大きかったんです)、少し小さめにして欲しいと。日本の首都圏ですから夫婦で 1台を共同で乗る訳でして。

色々中古車屋さんを見て回っているところに、ちょうど私の大好きで憧れていた黒のコンバーチブルの車の出物があるじゃないですか?!
サイズのコンパクトさをアピールしてこれに決定。(笑)
「私は絶対に屋根開けない。」とか言い張ってましたけど、譲歩してくれました。

この車は本当によくできていました。
さすがに高くなくてもドイツ車だなー、っていう感じ。
特にカブリオレは最上級車種になりますし、屋根がないのでボディー剛性も上げてあり、ほぼフルオプションでした。 エンジンも何種類かある中の大きめのスポーツ仕様でした。

トップを開けた状態で高速道路を走ってもとても安定していましたし、長距離運転でも疲れのこないしっかりしたシートでしたし、屋根の開け閉めはボタンひとつで簡単でしたし、よくできたドイツ車って感じでした。

メンテナンスがヤナセで、これは面倒くさかったですけど代官山のオートバックスの横にあったヤナセに、点検したり小物買ったりよく行きました。


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ここからは米国に赴任してから以降の車になります。

まだ子供がいませんでしたので、まず買ったのがこちらのクライスラー・セブリング、黒のコンバーチブルです。(米国ではシーブリングに近い発音です。)
2.5LのV6エンジン。 購入は2001年ですが 98年型だったと思います。



この車はアメ車って感じでした。
大好きな黒のコンバーチブルですから、好きでしたけどもすみずみに手が届いている感じではありません。
まだ車が動いていても屋根が開け閉め出来ちゃうのはアメリカっぽい仕様だな、って思ってました。
バッテリーの交換が、タイヤハウスの後ろのすごいところから外さなくちゃいけなくて驚きました。

米国ではまず車をローンで買ってそこからクレジット・ヒストリーを作っていく、とかで無理やり借りましたけど、べらぼうに高い金利でした。ヒストリーなしの得体の知れない外人扱いですね。
もったいないので半分ぐらい頭金入れて少なくしました。

(この時に私が通勤に乗っていた社用車は米国で一番売れている、なんてことないトヨタ・カムリでした。)

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セブリングも私はかなり気に入っていたんですが、子供が生まれることになってベビーシートの乗せ換えやすさや、安全性の高さ、荷物の積みやすさ、諸々を考え合わせて、このボルボ・ワゴン V70 になりました。2.5Lの変則 5気筒エンジン、初めての4WD。
98年型かな。家内が旧型の方が好みだって言ったのもありまして。 古い方が安いですし。



この車は本当に使い勝手が良いですねー。
ただちょっと部品とか整備とか修理とかできる整備屋さんが限られているのが少しだけ不便でした。
システムに繋いで自動診断するんですが、それ持ってるとこに行かなくちゃいけないんですよね。幸いけっこうリーズナブルにやってくれるボルボ専門の整備屋さんをそんなに遠くない所に見つけましたので大丈夫でした。古い車でしたから、ちょいちょい整備は必要でした。

この車は追突事故でお釈迦になってしまいました。直す方が評価額より高いってなって。
でも安全なVolvoで誰も怪我せずに良かった。

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Volvoの代わりに買ったのが、こちらのマツダ CX-7です。 2010年型。


この車は急遽で800マイルしか走っていない新古車の、グレードは低い方の車種を買ったので、悪くはなかったけどすごく良くはなかったように思います。

突然ボルボが廃車になったし、あまり高いのもなんだし、っていうことで買ってますから手早く決めたんですよね。

(この時に候補として検討したのは、ルーフがフルサイズのサンルーフになってるVW ジェッタのワゴンでした。サンルーフでか過ぎて雨漏りしたり、問題は多かったみたいですね。でも南カリフォルニアはほとんど雨が降りませんので大して困らなかったかも?)

それと故障の方も、最後はギアが故障して効かなくなって前だけにしか進めなくなり、すぐにドライブギアも走らなくなって、けっこう苦労して車屋さんに持っていって買い替えました。

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この間に私が乗っていたのは、空色のトヨタ・カムリ XLE です。
2012年型。2.5Lの4気筒エンジンです。


これ以降、車はリース契約にして乗っています。
新しいと面倒がありませんですね。 タイヤとか、ブレーキパッドとか、摩耗する前に乗り換えてしまいますので。

この車は、色だけは割と好きでした。歴代カムリの中ではスタイルも嫌いじゃない方かも、って思ってました。
全体にはよくまとまってて室内もトランクも広くて値段も安いんですけど、でもあんまり思い入れはないかな。
フロントのスカート部分は結構低くて車止めとか縁石とかに底を小摺りやすいんですよね。

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赤いスバル・クロストレック、4WD。
2016年型、2.0Lのエンジンです。 Eye Sight 搭載です。 主に家内が運転する方。
家内は小さめの方が車庫入れしやすいし運転もしやすいので、ということでクロストレックにしました。

この車は実に走りが良いです。
小回りも効くし、4輪駆動なので登坂でもスタートでもグイグイ出ますし、燃費もものすごく良いです。
小さいサイズの割には室内はかなり広くとってあって、本当によくできているなと思いました。

かなりスポーティなデザインでカワイイしかっこいいです。

これを買ったのは、実は CX-7が故障して走らなくなった直前で、まだ納車までに 2週間はあったんです。 で、スバルのディーラーさんが 2週間無償でレンタカーを借りてくれました。 素晴らしいサービス。あれも良かったな、白いフォレスター。

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日本ではもう数年以上前から搭載されているのに米国ではまだだった Eye Sight (アイサイト) が、ようやく米国でも搭載されるようになったということで、安全性のために空色カムリからこちらに変更。

 2015年型のスバル・アウトバック、青。4WD。
レガシーを4インチ車高を上げてクロスオーバーに作り変えたモデルです。フロントマスクやフレームなどの基本部分は全部同じです。
2.4Lの4気筒エンジンのグレードですが、LImited。アイサイトを要望するとほぼ自動的にLimitedになってOptionがほぼ全部ついてきます。



現在もこのモデルなんですが、本当に良いです。
だんだん年齢とともに安全システムの充実した車になっていくのは自然な流れだと思いました。

衝突防止・緩和の自動ブレーキングは米国カリフォルニア州では2019年現在でもメルセデスとスバルくらいしか搭載していません。

オートクルーズも前方の車を追尾する形式でフリーウエイを走る距離が長い環境ではものすごく便利です。

本当はレガシーを、と思ってディーラーを訪れたのですが、こちらを勧められて乗ってみたら気に入ってしまいました。
この青は少し紫がかっていて、光の加減や見る角度で違う色合いに見えるカラーでした。

RVっぽくない低い座位置のシートやセダンと同様に縦の角度のステアリングとか、クロスオーバーの割には乗り込み易いですし、お気に入りです。

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青いスバル・アウトバック Limited。 2.4Lの4気筒。 2018年型。



一つ前の車とほとんど同じです。
アイサイトの安全運転アシストのシステムは、レーン・キープの自動ステアリング制御や、バックする時の衝突防止自動ブレーキングや、ハイビームの自動調整など、さらにパワーアップされていました。

この型式の青は少しグレー味の入った明るい色です。

この車は本当に気に入っていて、乗り換えるのがもったいないくらいです。

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白のスバル・クロストレック Limited。 2019年型。
去年のクリスマスからこの車です。

もちろん Eye Sight 搭載で今回は家内の車もせっかくなので Limitedにアップグレードしました。 本人は必要ないって言い張ったのですが、「絶対違うから。安全な方が良いよ!」ってことで納得してもらいまして。



さらに可愛いしかっこいいですね。
家内が白を選びました。パール・カラーで上品な白です。
スヌーピーって呼んでます。

結果的には、家内もアップグレードして良かった、今まで乗った車の中で一番いい。って言って。とても気に入ってくれているようです。

私から見てもすごくスタイリングも良いしハンドリングも良くて、個人的な好みにすごく合う良い車だなー、と思っています。


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2020年6月27日 追記:

白いスバル・アウトバック。 ノンターボの2.4L。 2020年型。

前の青いアウトバックのリースが終了しまして。
COVID-19の影響でディーラーさんは豊富な在庫を持っていなかったのがひとつと、ちょうど車の乗り換え手続きにディーラーさんに行ったときにその目と鼻の先でたまたま追突されまして。

ありのものの中から決めるしかなくて今まで一度も選んだことのない白に。
夫婦そろって白のスバルになりました。(笑)

今回のアウトバックはすごく良いです。
細かいところでの改良がとても工夫されています。
一番の難点だったゴルフバッグの積み下ろしも、開口部が広くなったハッチバックで楽々に変わりました。全然要らないと思っていたゴルフバッグ積むのに邪魔なトランク内のスピーカー位置も移動。
新しいEyesightの機能も細かい改良がとても良いです。(^-^)




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こうやって振り返ってみますと、あと何10年くらい経って子供たちも手から完全に離れたら、また黒のコンバーチブルの車にしたいなー、と思えてきました。
マスタングとかいいかもなー。(^^)

当分先ですけども。