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8/10/2022

エイミング考 (セットアップの仕方) ...4度目?

こちらは Simi Hills Golf Course の2番ホールで雲の向こうの朝日の光が射して綺麗だったので撮った写真です。


ここをラウンドするのも初めてでした。
公営の Rancho Simi Recreation and Park Districtが管理しているコースで、あの Ted Robinson Jr.が設計しているコースとしては、そんなに難しくは造られていません。フルバックの黒ティーでも、6,651y、コースレートとスロープが 71.5/128です。

この日はレギュラーのシルバーからラウンドしました。68.0/119です。


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先日、「ショートアイアンが引っ掛かる理由」っていう記事におきまして 3284プロの「ショートアイアンが引っ掛かる理由」という動画を添付してメモしました。
(お友達のsyoballさんが引用して記事にしていたのですけれども。)

ショートアイアンが引っ掛かる理由、思っているより左に出てしまう理由を3284プロが説明してくれています。


構えた角度から見た時の立体的な飛球線の方向は、視覚イメージとしては全然もっと右方向へ向いて出ていくように見えるものなので、立体的な右へ出ていく飛球線のイメージを3Dで意識すると左へ引っ掛からなくなるよっていうことのようです。

それで、
(しかし空中の目標スパットってどう設定すればいいんだろう??)

っていうところで止まっていまして、いまのところはアバウトに右方向、まで。


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さて、この「目標スパット」に関連しまして、セカンドショットで特にクリティカルですが、DRで打つティーショットでも実は目標スパットの使い方は最重要項目かも知れません。
セットアップの良し悪しがショットの成否を決めるといっても過言ではないですから。


いままでの記事で考えていたことも振り返ってみます。



これは2008年7月。
両踵を結んだスタンスの線と、ボールから目標方向に引いた線は2本の平行線で、そこをちゃんと意識すると気が付かずに右を向いてしまうミスが軽減しますよ、っていう主旨の内容で、デイビッド・トムズの素晴らしい教えです。
ボールの後ろから目標を見てスパットを決めた後に、一歩左へ移動してもう一本の線をイメージします。
これすごく良いんですけど、毎ショットでやるルーチンにするのはちょっと面倒くさいです。



これは2011年2月。
エイミングのラインは目標線よりもほんの少し左を向く方にセットすることが真っ直ぐのショットを打つ条件になってくるというのです。  ショートアイアンほどスタンスをオープンにした方がストレートにボールをヒットしやすいのには理由があったんですよ、という内容で、この時はゴルフレッスン業界がてんやわんやしていた記憶があります。



これは2012年10月。
この時も、長年にわたる左ズレ問題を考察していますが、無理に修正しようとせずに放置する方がベターというこの時点での結論で保留になっています。



これは2015年5月。 
この時に試したのは、ボールの前にスパットを見つけるだけではなくて、ボールの後ろにもスパットを見つけて、ボールと合わせて3点を結ぶことで目標方向に向かう線をより正確に把握しようという試みで、マッシー倉本プロの教えです。
打つ時点では後ろのスパットは忘れないとカットに入るのでドロー系のプレイヤーには合わないような印象でした。



これは2021年の8月。
これはクラブを構えてスタンスを作るためのスパットとは別に、打つ時点での打ち出し方向の目標としてピンとかの最終的な目標物ではなく約 15y先のスパットを作ってそこに打ち出していく方法です。

これは今でも続けていまして、少し修正して15ヤードは私には遠すぎましたので、20フィートぐらい先にスパットを見つけてそこをターゲットに打っていくようにしています。 
構えるときのスパットと兼用も可能ですが、構えるためのスパットはもう少し近くが良いかもしれません。この辺りは今後も試行錯誤していこうと思っています。


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そんな折、冒頭のSimi Hills Golf Courseでのラウンドでこんなゴルファーに出会いました。


独特のセットアップです。
たまたま一緒にラウンドしたMikeっていう人です。

ボールの後ろから目標方向を向いて、手にしていたドライバーを地面にボトッと置きます。
足のスタンスに合わせて置いているようで、この時点ですでに 鉄道線路効果 (Train track effect)を活用した形になっています。
クラブシャフトに合わせてスタンスを決めた後、クラブを拾い上げ、そこから構えていってスイングに入っていました。

理にかなっていると思います。
でもグリップが汚れちゃうし場合によっては濡れちゃうなぁ。
これ、ちゃんと目標を向いて構えるのが苦手な人は試してみる価値あるかも知れません。

ただし練習ラウンドに限ります。
以前のルールではOKだったのですが、2019年のルール改正以降、トーナメントでは2打罰ということになりました。
2019年のルール改正では、ありとあらゆる改正がゆるくなる方向でのルール改変が多い印象なのですけど、この件だけは厳しくなりましたね。


そして、グリーン上。


S7K self Standing Putter っていうやつです。
自立しますので、こうやって目標にフェースを合わせて置いておいて、この状態でグリップしてパットを打ちます。

このパターでトーナメントのラウンド中に自立機能を使うことは、違反になってしまいますが、練習ラウンドで使う分には構いません。(こちらは2019年のルール改正以前からずっと違反です。)
これラウンドでやってる人は初めて見たのですが、間違いなく良い練習になりますねー。

このMikeさんというベテラン・ゴルファーは、正確なアラインメントとエイミング、そしてセットアップの大切さを十二分に理解して実践しているんですね。 



私も、改訂版のボーリング打法 (20フィート先のスパット) を少しずつ改良していって、よりターゲットに向かってしっかり構えられるように工夫していきたいと思います。


7/28/2022

ショートアイアンが引っ掛かる理由

お友達のsyoballさんが引用して記事にしていた、3284プロの動画です。
ショートアイアンが引っ掛かる理由、思っているより左に出てしまう理由が説明されています。


こちらがsyoballさんの記事で、



こちらが、3284プロの動画です。


目標方向にスパットを見つけてそこにフェースを合わせて構えるのは良いけど、構えてから見下ろした時には、立体的な飛球線の方向は視覚イメージとしては全然もっと右方向へ向いているように見えるものなので、立体的な右へ出ていく飛球線のイメージを3Dで意識しないと、左へ行ってしまう、っていう説明です。


...ということで、ガレージで実際にやってみて写真を撮ってみました。


これが、構えた状態での目線から見た、ボールが目標方向に真っ直ぐ飛んでいくイメージです。
黄色い棒が(放物線ではなくて真っ直ぐですが)、飛球線が出ていく見え方です。
目の位置にカメラをセットして撮しています。
スタンスの位置、グリップの位置ともに、チップショットを打つときの構えです。


で、この写真は、ボールの後方から撮影しますと、


このように黄色い棒は、まん真っ直ぐにセットして置いてあります。

この感じを意識して3D的な弾道の目標位置を右に取り、地面の上のスパットは今まで通りにセットしてクラブのフェースを合わせる用にだけ使って、方向を合わせる練習をしてみたいと思います。

(しかし空中の目標スパットってどう設定すればいいんだろう??)



7/20/2022

0時半(2.5秒)開いたハーフ(1/2)ショット・チッピングのキャリー距離の微調整

Black Gold GC、元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られた難しいコースです。


こちらは18番ホール、518yのパー5のティーです。
平らな頂点まではバックティーからだとなかなか届きません。写真のこの位置は白ティーで、480yです。白ティーからなら上手く当たればフェアウエー右サイドのバンカーに届くかな。
そこからは若干打ち降ろしていって、グリーンの右手前には大きな池があります。飛ぶ人が2オンを狙っていくには、この池越えがチャレンジになりますね。

私は池の左のフェアウエーに5Wを打っていって3打目勝負。
PWの3/4で打ってピンの左4歩にビシッと打てたのですが、バーディーパットは入りませんでした。残念。

ちなみにですが、元シェルの原油(Black Gold)採掘跡地なので、Black Gold GCです。


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今回はちょっと思い付きで、トライアル的にラウンドで試用をしてみています。

3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)」という距離の打ち分けシステムを使っていますが、クラブごとに打てるキャリーには特有の距離が設定されています。
打ち方のコントロールを変えたくありませんので、少し強くとか、少し弱くとかはほぼやらない方向性で運用をしています。
上手く行った時に得られる結果以上に、距離の打ち分けのメリハリが薄れることを懸念します。(これはあくまでも個人的な見解です。)
ですから、長いなら長い、短いなら短いのを承知で打っていく、っていうマネージメントをしています。結果読み違いとかライの抵抗の関係などで、そうならないこともありますから。

それが前提で、ちょっとキャリーの距離を調整してみたいな、という気持ちはあります。

一般的な方法としては、

1.振り幅の調整
(これは現在時計盤システムを使用していませんので適用できにくいです。) 

2.感覚を利用したストロークあるいはインパクトの強さの調整
(これは一番やりたくない方法です。距離の階段のメリハリが薄れかねない。)

3.チョークダウンして短く持って飛距離を調整
(これは可能性としては大いにあり。実効の効果も折り紙付き。ただテンポを変えたくないので今はちょっと躊躇してます。テンポは振り子の腕の長さに依存するので。)

4.ボール位置を左右にずらし弾道を変える
(これはかなり躊躇します。そもそもダフリ・トップを防ぎたいのが第一で。)

5.フェースを開いて使う
(あまりにも距離のコントロールが安定せず、フェースでボールを捉えにくくなるイメージ。)

という訳で、5番の「フェースを開いて使う」という方法論を改めて見直してみることに。


以前、フェースを開いた時には、フェース面の仰角はとんでもなく上を向いていることを記事にしました。


58°のフェースを約20°開いてセットしたとき

たとえばですが、この写真のロフト相当の仰角、なんと70°です。
70°のウエッジだとしたら、ボールを安定してコンタクトすることがものすごく精密なコントロールになって、私の技量ではダフリやトップが発生しやすくなってしまうのは当たり前。

テイラーメードによると、60°のウエッジを時計盤でいう 1時半(つまり45°) 開くと、フェースはほぼ 90°、真上を向くそうです。これはやってみますと分かります。
ちょっとびっくりしますね?


だけど、ウエッジを開いて使う人って、まぁまぁ30°から45°ぐらいフェースを開いて使うじゃないですか。ロフトで言うとすごいことになってるんですけど、セットしたそのままで使ってないってことですよね。そのままの状態で打てたとしたら結構右へ飛ぶしすごく上に抜けてしまうはず。

リンクした記事中にも書きましたが、我々ゴルファーはフェースを開いて使った時に、ダウンスイングでクラブが下りてくるときに開いているフェースを幾分戻してクローズしながら包み込むように下ろしてきて打っているようです。

自分で実験もしてみましたが、開いた角度をそのまま使う意識でストロークしても、不思議とクローズしながら下りてきてしまうようでした。


それはそれとしまして。

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という訳で今回は、時計の針で約 0時半(あるいは 2.5秒)だけフェースを開いて打つというショットを、距離の調整に試してみた次第です。

0時半、あるいは 2.5秒というのは、約15°フェースを開くことになります。
1時に開くのが 30°オープンですから、半分の 15°ですね。


このウエッジは54°ですが、写真で見ていただくとお分かりになるかと思いますが、ほとんど開いている感じがしません。それでもロフト相当の仰角としては、60°強くらいになるんじゃないかと思います。


構えた感じで言いますと、こうなります。


ボール位置は両足の中心、左足(と右足)かかとの内側です。 
両足のつま先が左を向いていますので、かなりのオープンスタンスですごい右側にボールを置いているように見えますが、これが真ん中です。

このセットアップの構えから、なにも変えずにいつもの 2x6システムの 1/2ショットを打ちますと、約4−5y程度キャリーの飛距離を落とすことが出来るようです。

理屈上は、ロフトで言いますと例えば私の使っています58°と54°の間の56°で打つとちょうど4−5yくらい変わる計算ですので、ロフトが 2°だけ増えるように開けば事足りるはずなのですが、それなら時計の針で1秒(6°)も開けば十分なのですが、実際問題 1秒開いていても対して変わらないと言いますか。
この辺のメカニズムは非常に興味深いのですが、結果をもとに検証してみましたところ、2.5秒くらいフェースを開くと有効だったということなんです。
やはり多少なりともフェースを開きますと、自然とダウンスイングで閉じながら降りてくるものなのでしょう、おそらく。

この方法ですと、クラブを握る長さも同じで良いですからテンポも変わらずに済みます。
打ち方も(実際はともかく)イメージの中では全く同じです。

まだ58°と54°のウエッジでしか検証していませんが、50°でも確認してみようと思います。
まぁとりあえず、4yの調整が気になるのは、58°と54°のウエッジの1/2の距離くらいだけで当面の用は足りるような気はします。50°はやらなくてもいいかもな。


以前実は、「良い感じで打ったときの若干の左ズレ問題」の解決の糸口っていう記事で、2秒(12°)フェースをオープンしてショートアイアンやウエッジを打つセットアップについて書いたのですが、あれは別物です。
グリップの握りは変えずにスクエア、ちょっとハンドファーストにして10°程度フェースを開いた構えから打つ、っていう内容でしたので。

今回の 2.5秒(15°)は、フェースを開いた状態でグリップを握り直します。


...と書いていたら、タイミングよくわっほーさんのこの動画がアップロードされました。( この部分は追記してます。)


そうなんですよね、ほぼ無意識なんですけど体が(というかsubconsciousが) 自然に戻してきて打っているんですよね。そうじゃなかったら辻褄が合いませんものね。


ちょっとまだトライアル運用中ですが、特に悪影響的なものもなさそうですし、微調整が必要なのかどうか、理屈で言えばロフト調整上は本来であるはずの1秒(6°)オープンだと効果が期待できないのか否か、いろいろと確認していきたいと思います。


5/05/2022

TaylorMade SIM2 Maxの 3番ウッドと5番ウッド と ゾンビ立ちラウンドリポート

またかよ?って自分でも思いますが、 ...何度も 3Wをトライしています。 
それだけ自分にとって打ちやすいスペックを見つけるのが難しいクラブっていうことかと思っています。

が、今回は朗報かも。


さる 3月頭に SIM2の 3Wは試していました。
あの時は、練習場ではとても良い感じで打てていたのですがいざコースで打ってみるとちょこちょことミスが続きまして。

その後 M5の 3Wにもトライして練習場の段階ですでに玉砕。


今回は、SIM2 Maxの 3Wです。 

シャフトが固定でカチャカチャが使えないため、手持ちのシャフトで試すわけにもいかず、ロフト角やライ角、フェースのオープン度合いも調節ができませんので敬遠してきましたが、対象を拡げて試すことにしました。

こちらです。


そうなんです。
上体の良い個体が中古でお店にありましたので、5Wも加えて 3Wと併せて 2本を入手してきました。


こちらが 3W。



そしてこちらが 5Wです。



既にコースで打っちゃってから撮りましたが、こちらがソール側の写真です。


シャフトは両方ともに純正の Ventus Blue 5Rです。 56gかな。
あとで 5Wの方のシャフトにはおそらく3-5gの鉛を貼って少し重くするかな、と思います。


現行の 2012年モデル、SLDRの 3Wとのヘッドの大きさ比較。


けっこうヘッドが大きく見えます。


それで思い出したのがこの記事で、--> 「スプーン(3+)とパーシモン・ドライバー

2009年当時はグレートビッグバーサII の 3Wと、パーシモンのDRを比べていました。


で、今回は「あれぐらいの大きさかなー?」って思いまして、ずっと以前 長らくの間私のエースドライバーだったグレートビッグバーサのDRと並べてみました。


イイ感じに近い大きさまで迫ってますねー。


ヘッドの大きさもさることながら、シャフトの長さもかなり近い長さになっています。

ヘッドのディープさにはやはり少々差があって、3Wはシャローフェースになっています。


まぁ、でもなかなかに近い大きさになっていて、月日が経ったのをしみじみと感じました。


それで肝心の飛球性能ですが、今回は練習場で打つこと一回もなくコースに持ち込んでラウンドに使用しました。
本来やることではありませんが、タイミング的に入手した翌日でしたのでまぁもういきなり本番、コースに持って行っちゃえ、ってことで。

結論から言うと 2本ともすごく良かったんです。

3Wも 5Wも、どちらも真っ直ぐ系で強いて言えば気持ちフェードしてたかな?ぐらい。
ドローに打とうと思えば打てるけど素直に打って真っ直ぐで使えばいいんじゃない?っていう球筋でした。 もし練習場で打つとドローが出そうかなっていう気がしました。

持って行ったコースがほぼほぼ平らでかなり距離のあるコースでしたが一方で左右に広くはありましたので、友達から「黒でやろうよ要請」があったこともあり、3Wと5Wを多く打つために黒のバックティーからプレーしました。

次ページにラウンドリポートします。
(興味のある方は良かったら。)


4/17/2022

西山式イス軸法が体幹を整える、を応用できないか?

追記: 4/17/2022 

追加動画が出まして、追記しました。
ちょっと問題発生。


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greenskeeper.org のJohnnyが企画した GolfMoose.com のアウティング・イベントで、The Saticoy Club をプレーしてきました。

普段はラウンド予約できないプライベートのコースです。




ウエブサイトのトップ画像をリンクしてきました。
とてもダイナミックなシグニチャー・ホールの 14番パー5です。

ティーから撮った写真はこんな景色です。


1打目は安全目に右目に狙って打って、2打目はちょい食い込んでいる左サイドの谷越え気味に距離出していって、3打目勝負っていう感じのホールです。

このコースのグリーンはとにかくアンジュレーションがすごくて、しかも速い。
以前トーナメントでここをプレーしたことのある友達は、4フィートのパットをリップオフして外れたら、そこから転がって行ってグリーンの外に20yも出てしまった。とか言っていました。
そんなことがいかにも起きそうなグリーン、5, 6個はあったと思います。

コースはとてもよく整備されていまして、アップダウンもあり、距離も青のバックティーからで 6,601y、スロープレート 72.7/132 (黒のフルバックからだと 7,035y (74.6/138) 、白のレギュラーティーからで 6,230y (71.0/127)) の、とても難しいコースでした。

私は 6ホールしかパーオンせず苦戦しましたが、グリーン周りのチップショットがいくつか上手く寄ってくれて、パットもバーディーこそ取れませんでしたが奇跡的に 3パットなし。スコア的には検討してダボなしの 8ボギーで 80 (32パット) でした。

もともとは、南カリフォルニアの歴史ある古いコースに多いウイリアム・ベルの設計で、のちにアーノルド・パーマーの設計グループが改修したようです。

素晴らしいコースでした。


−−−

4/13/2022

山本道場関連のポストです。

題記の西山式イス軸法を山本道場が体験した動画を見まして。
おおおー、って思いましたので記録しておきます。


お友達のsyoballさんも記事を上げていらっしゃいます。



こちらがその一連の動画です。
(後でもう一つ、データ測定した動画もでますのでまたリンクします。)






一つ目の動画を見てすぐに自分でもやってみました。
ひとりでは確認が難しいのですが、前屈はできるのでやってみました。びっくりです。

(関連動画、3つ追加になりましたのでリンクしました。)

*どうやら、ティーアップとかの動作でイス軸解除されてしまう模様です。
ティーアップした後に、イス軸バランスを取って、それからショットに向かう必要がありそう。
そうなるとゾンビ立ち動作が目立ってしまうので、ラウンド中はハードル上がるなぁ。
ティーアップ前に順番待ちながらやっとくならば、簡単にやれるけど...
(クラブで支えなければ大丈夫なのか??)


こちらに西山先生のイス軸法の説明動画があります。



一方で、そうは言っても 5秒ぐらいでそんなに変わるわけないじゃん?とか、解除ですぐ戻っちゃうから維持されないじゃん?とか思わなくもないですが、西山先生の動画では、これを毎日継続して習慣づけ、イス軸法でいう見方での安定した良い体幹を作る、っていうことですので、少なくとも試してみる価値はあるかな、と思います。

その以前に、5秒で整えられるのですから、イス軸法の整った体幹が少なくとも 40秒ぐらい持続すれば、コースでボールを打つには十分です。

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昨年の 7月に、「オーバースイングの修正ドリル (DR編)」っていう記事を上げていたのですが、その中で、

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

って書いていました。

もう一つ、昨年の 8月に「飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」」っていう記事でセットアップを少々変えたことを書いていますが、この時にも構えた姿勢を取っているときにバランスが悪いと鎖骨の当たりをグッと押されると後ろに傾いてステップバックしてしまう、つまりかかと体重になってしまっている現象を認識していました。

自分では、どっしりと前にも後ろにも倒れにくいバランスで構えているつもりなのに、ズレているんですよねー。

スタンスして構えをセットアップした状態で友達に押してもらうとズレているかどうか分かるのですが、自分ではなかなか感じられません。


上のイス軸法の動画を見て最初に思ったのは、目標としている「前後、そして左右のバランスの取れたふらふらしない構え」をとるのに大いに役立つのではないか? ということです。

コースでは、構えの方向、ボールの位置、も含めてセットアップが重要で、ショットの成否の 90%はアドレスとテークバック (セットアップとテークアウエイ)で決まってしまう実感があります。
バランスも含めて上手く立てた時は、打つ前から良い感じがしてスイングもスムーズに行って良いボールが出てくれるのが分かったりします。

Green River GCの 14番ホール

バランスよく立てているときは、「結果的に」自分とボールとの距離感もズレていなくて芯で打てる感覚がありますよね。
でも感じるのは後の祭りっていうか、いまひとつ確信できているときが少ない。
これが事前に察知できる感覚の持ち主はもっとショットが上手なんじゃないかと思うんです。

是非この西山式イス軸法を使って体幹のバランスを取り、それからセットアップして打つっていうのをまずは練習場でやってみて確認して、効果がありそうならコースのラウンドにも持ち込んで試してみたいと思っています。

また、実践した感想などはブログに書き留めていきたいと思います。



7/29/2021

オーバースイングの修正ドリル (DR編)

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7/29/2021

こちらの 2枚は、Supertwilightという夕暮れプレーでの Lakewood CCの写真です。
いつも 12-16 ホールぐらいプレーして日没になります。18ホール回れない時間帯はグリーンフィーが半額以下になります。(^^)

11番ホールのフェアウエー脇の池


14番ホールのもうすぐ日没


18ホール追われませんし、スコアも付けませんので、練習のつもりでいろいろ打ちます。
新しい夕暮れプレー友達もできました。
このラウンドがいちばんリラックスしますので、かなり好きかも知れません。(^^)

夕暮れプレーとはまた別の、早朝 9ホールのプレーというのもありまして、これもグリーンフィーはだいたいどこのコースも半額になります。


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さて題記の件ですが、早朝の 9ホールのプレーで Lakewood CCのクラチャンの Markに会って知り合いまして、何度か一緒にプレーするうちにいろいろとアドバイスをもらいました。

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

「コンパクトにトップを作って右の太ももの内側に力込めてみ?」っていうことでやってみますと、グリップを後ろから引っ張られてもよろけません。

その時はちょっとしたアドバイスでしたが、トップをコンパクトにするにはものにするにはどうやればできるようになるんだろう? って思いまして、練習場であの時の感覚を再現するべくいろいろと試してみました。


テークバックの手の位置に意識が行ってしまいますと、「コンパクトに止める」という方向性になってしまって本末転倒でパワーが出せません。
(ちなみに英語では Short Swingっていう表現をします。)

むしろ、「右足の太ももの内側に力を込める」という部分だけに意識を集中してみては?と思いました。
それでとりくんでいますのが、こちらのドリルです。 ↓


 
見たまんまですけれども、野球のバットスイングのテークバックのイメージで右足の太ももの内側に力を込め、そこからアウトサイド低めのボールを打つかのようにアタックしていっています。

素振りを数回繰り返し、イメージが消えないように普通に構えてドライバーを打ってみました。

トップのオーバースイングが多少コンパクトに収まると同時に、一番の悪癖だったトップで左に突っ込む癖が軽減しているように思います。
もうちょっと直したいなぁ。 

このドリルを続けて行ってスイングの改良、コンパクト化をもっと進めていきたいと思っています。



このドリルのスイングと、ひとつ前の記事のドライバーがものすごく具合いが良いので調子に乗りまして、Driver off the deck (直ドラ) を練習してみました。
なかなかボールは上がりにくいですが、思ったよりも打てるように思いました。

パーシモンのウッドのドライバーや、そのあとの GBB (グレートビッグバーサ) くらいまでは高重心設計のヘッドでしたので、普通に直ドラを打ってはいましたが、それ以降のドライバーはどれも低重心設計でフェースの下の方でボールを拾ってバックスピンで上げるようには出来ていませんので試しもしませんでしたが、スペックが合っているドライバーと、たぶん TaylormadeのSpeed Pocketのおかげできちんと当たれば結構飛んでくれるようです。

先日コースでも試してみましたが、私の 3Wではどう頑張っても届かない 236yの軽いアゲンストからグリーン奥に乗せるショットが打てました。

今度いつかできたら動画を撮ってポストしてみたいと思います。


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追記: 8/11/2021

最後のところに、「今度いつかできたら動画を撮ってポストしてみたいと思います。」と書いていましたが、意外に早く撮影する機会に恵まれました。
友達が面白がりまして、Marshall Canyon GCを一緒にラウンドした際にスマホで録画して送ってくれました。



けっこう良い音でバチーンと打てたところが撮れて嬉しい限りです。(スイングはまぁいろいろ直したいところが見えるのはいつものことなので。(笑))

5番ホールかな。結果的には、グリーンの右に外してバンカー越えの約 26yのラフからのチップショットが残りましたが上手く寄ってくれましてパーが取れました。
チャレンジして打って行った甲斐があったと思います。

...手前20-30yに刻んだ方が優しいチップショットが残るんじゃないの? っていうのは確かにそうなんですが、方向が上手く合えばグリーンオンもあったかもしれないショットですので、特に手前が池とか条件が悪くなくて、ボールのライが良ければ積極的に打っていくマネージメントも悪くないと思います。(^^)



5/30/2021

4%程度の傾斜を練習グリーン上に見つけたのでパッティングして遊んだ動画

あんまりゴルフしない息子とSuper Twilightの時間帯にラウンドプレーしてきました。
Lakewood Country Clubの10番のティーインググラウンドにEgyptian Gooseの親子がいました。




小学生くらいになったヒナ(duckling) が 8羽。
例年、コヨーテとか鷲にやられて少しずつ減っちゃいます。
無事に大きくなると遠方へ飛んでいきます。


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さて、別の日の別なゴルフ場でのこと。スタート前に 1時間半ほど時間がありまして、ほとんどの時間をパッティングで過ごしていたのですが、4%超えていそうな傾斜がある場所を見つけました。練習グリーンですから、普通はそこまで強い傾斜はあんまり見かけないかと思います。
COVID-19の影響もあって、練習グリーン上にほとんど人もいませんでした。

このくらいの斜度がある傾斜では、ボールが止まらないか、ギリギリで止まるか、くらいになりますね。グリーン表面の速さはスティンプメーターで 9.5-10フィートくらいだと思います。
この日は風向きも傾斜上から傾斜下に向かって吹いていまして、ボールが途中で止まることはほとんどない、っていう状態でした。


...と、いうことで、こんな動画を撮ってみました。


約 50フィートの登りのパット



50フィートっていうと 15mちょっとぐらいになります。私の中では、21歩の距離。
傾斜のきつい登りですし、けっこうカツーンって打っていく感じになってます。

椰子の木のちょっと右くらいの位置に打って行ったボールが、傾斜と風で打ったところとほとんど同じ位置までゆっくり戻ってきます。
戻ってくるときのルートは往路よりももっと右側からスライスラインで戻って来ます。

右後方に練習グリーン用の短い旗(青)が立っているのが見えますが、傾斜のきつい位置にはもちろんカップは切られていません。

これだけの斜度でも、風が無かったら戻ってこなくて向こう側で止まるんじゃないかと思います。



...と、いうことで、ひとつボールが向こう側で止まりまして、それじゃぁ、ってことで向こう側から触るだけのパットを打ってみました。



運が良いことに、2 take目のトライでボールに当てることができました。
(登って降りてくるの結構面倒くさいし斜度もきついので。(笑))

ラインを確認して、本当に触るだけくらいのストロークで平地だったら 2インチ(約 5㎝)しか行かないんじゃないか、っていうストロークをしたのですけど、やっぱり同じ距離戻ってくると勢いがついている感じしますね。
もうちょっとボールのすぐ横に戻ってくるイメージしていたのですが、カツーンと当たってます。


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これを前提に斜面の傾斜のことをメモしておきますが、

私は普段、グリーンの傾斜を、2%ぐらいの斜面、1%ぐらい、3%ぐらい、っていう感じに分類して、それをベースに曲がる量とか、打つスピード(強さ) とかを計算してパッティング・ストロークをしています。 
1%と 2%の間ぐらい?っていう斜面を考慮する必要もあるかも知れませんけど、あんまりやっていません。計測器で測るわけではありませんので。

大体の目安ですが、2%の斜面では、下りのパットが平地のストロークの 2倍の距離を転がります。
5歩のストロークで打つと、10歩転がるくらいの斜度です。
2%の斜面で登りをストロークするときには、物理学的には +50%増しで10歩の距離を打つには 15歩のストロークで打つ計算なのですが、(そこは人間の感覚でしてロボットではありませんので) 私の経験則では、10歩の 2%斜面の登りはもう少し少な目の、13~14歩のストロークで打てばちょうど届くくらいになります。

3%の傾斜の下りは、1/3の距離のストロークで打ってもちょっと余分かな、ぐらい転がります。ちょっと対応が難しいです。
実際のコースですと、3%の斜面にカップが切られることはほぼほぼないですね。

上の動画のような 4%とか以上の斜度ですと、ご覧の通りにそもそもボールが止まりませんから、下りのスピードの換算はあんまり意味が無くなります。
そこまでの急傾斜がグリーン上に来るのは、まぁ大体 2段グリーンの間の斜面とかになりますので、斜度そのものを読む必要はなく、ボールからカップまでの高低差の、位置のエネルギーの差を考えて、ストロークのスピード(強さ)に補正の換算を計算して打つ方法を取ります。

グリーンの高低差を読む。」という 10年前の記事にまとめておいた方法を、今でも大いに活用して、おおかた上手く行っています。(^^)

実際のところは、バランス調整に半インチ幅の鉛テープを一枚をたまたま巻いておくだけでとても参考になります。(笑)



1/23/2021

ゴルフ用 ポータブル 弾道測定器 その2 (今度は Flight Scope mevo)

昨年の大晦日に打ち納めに行った Arrowhead CC での写真です。

コース全体にフラットで攻略しやすいコースかと思いきや、距離もまぁまぁしっかりありますしその割にどのグリーンも小さくて硬くて速い、けっこう難しいコースでした。



で、この 16番のティーはちょっと、こんなの今まで見たことないです。
木のトンネルを抜けていかないといけませんが、しっかり 420yありますので距離を出さないわけにもいかないな、ってことで、練習したこともないドライバーでのスティンガー・ショットにトライ。 (直前に「わっほー&まっちゃんの日常」で打ち方を見ていたので。(^-^; )

見事に失敗して、木の間の穴は抜けて行ったもののスライス目に飛んで行って右に待ち構える池の方向に行き、手前の木に当たって水没は免れました。しかしそのライの悪いところから出したショットが今度は反対側の左の林に突撃してドタバタ、なんとか 5オンして 1パット、このホールはこの日唯一だったダブルボギーにしました。

これ、写真だと左の木の上を行けそうにも見えなくはありませんけど、左にはすぐ近いこんもりした木とその向こう側の高い木と2段階になってて、ちょっと無理なんです。
いい打ち方あったら教えてください。m(__)m


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一旦は Voice Caddie SC300を購入したのですが、



実際に一度練習場で使用してみたところ、9番アイアン以下ウエッジのスピンレートは測定・表示しない、ことと、35y以下のショットに関してはほとんど検出してくれない、こととか判明しまして、

ユニット的には、けっこう大き目です。

結局返品した、というところまでは報告していました。

Trackmanに比べてちょっとスピン量とか弾道の高さ、キャリーの飛距離なんかが大きめに出てサービスするところとか、必要性を全く感じないリモコンが付いているところとか、(おそらく計算に使いもしないのに) 各クラブのロフト角やライ角まで設定で入力させるところとか、いかにも K-製品っていう感じかな、と、付随してきたマニュアルを見て合点がいった次第です。
ちょうど、Pre-Owned (中古品) を購入していましたし、販売手が良心的に返品を受け付けてくれていましたので助かりました。ドライバーの練習用には、あらゆるデータも出ますし、良い商品ですので、自信を持って販売しているものかと思います。


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ということで、あらためて出直し。

Flight Scope mevo を購入しました。


ちょっと大きさを比較するものが写真内にありませんので分かりにくいのですが、こちらのユニットは、かなり小さいです。
手のひらの半分ぐらいの大きさしかありません。

測定器にはなにも画面が付いておりませんで、Bluetoothでスマホなどに接続してデータを取ります。


専用のアプリをダウンロードして、アカウントを作って、さっそく接続してみました。



モードが 3つありまして、「Outdoor」モード、「Indoor」モード、それと 30y以下を検出する「Pitching」モードです。

「Indoor」モードは、室内練習場を作り、練習場ボールでなくてコースボールを使ってデータを取る、しかも付属の金属シールをボールに貼り付けて測定するとスピンレートもかなり正確に測定できる、という優れ機能が用意されています。(でもうちは狭いですのでこのモードで使う予定はなし。)


Capture Settings っていうところで、「Video」と「Data」の選択ができるようになっていますが、これはスマホなどのカメラと連動して、スイング動画を、スイングの部分だけを検出して録画してくれる機能です。通常スピードとスローモーションが選べます。
しかしながら、動画はスイングの前後も撮った方が良いので Videoモードの機能はあんまり使わないかな。もっぱら「Data」にセットして使うと思います。

データは、ボールスピード、クラブヘッドスピード、キャリーの飛距離、スマッシュファクター、ランチアングル、スピンレート、滞空時間、高さ、の 8種類のデータを記録してくれます。
そのうち、1~6個のデータを選んで、1球 1球打つたびにスマホ画面に表示するように設定ができます。(なんで8個表示するオプションを用意しなかったかは小さな疑問です。)


早速 54度のSWを打ってデータを取ってみました。まずは「Outdoor」モードで。



適当にいろんな距離を打っています。
「Outdoor」モードのままでも、20yぐらいの飛距離のショットも一応拾っている模様でした。
低く100y弱もぶっ飛んでいるデータが 2つくらいありますが、トップして歯(リーディングエッジ)で打ってぶっ飛ばした大ミスショットです。(笑)
一個だけ 高い弾道で100y 行ってるショットは、9番アイアン打ったものかな?消し忘れたみたいです。

グラフの下に出ている数字は、最後のショットのもので 54度のウエッジで3/4 (スリークォーター) ショットを打ったデータです。
このくらいのショットだと、クラブヘッドスピードよりもボールスピードの方が遅かったりするんですね。

金属シールを貼っていませんし、スピンの利きにくい練習場ボールのデータですので、絶対値的には正しいかどうかは定かではありませんが、打ち方を変えたりとか、ウエッジを変えたりとか、「自分比」でデータを取っていけば、違いなんかが判って有用なデータになると思います。


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さて、そういうことで、今度は「Pitching」モードであらたに取ったデータを載せておきます。 同じく54度のウエッジです。


これが先ほどと同じ、全ショットまとめの弾道画面です。
下に出ているデータは、赤い線の弾道の時のショットで、35球中の 26球目と表示されていますね。
滞空時間はこの際あまり必要ないとして、Launch Angleが一定しているかとか、高さが揃っているかとか、スピン量は安定しているかとか、ウエッジに大切な要素がデータで出てきてくれます。


今度は個々のショットのデータの一覧画面です。

ちょっと横幅がスクロールしないと画面に入り切りませんで、スクショが撮れないので、Carryと、Ballスピードと、スピンレートだけが見える状態でスクショしました。
(この「Pitching」モードでは、クラブヘッド・スピードがほとんど拾えない模様で、したがってスマッシュファクターも出ませんが、小さいショットですのでそんなに必要なデータでもないかなと思います。)


ショートゲームの、キャリー10yのチップショット

10y打つの私には難しいんですけどね、良い練習ですので頑張ってみました。
まぁまぁ上手く行ってるかもしれません。ヘッドスピードはデータが出ていませんけどボールスピードの方が遅いのだろうと思います。
ひとつだけデータ拾っていないショットがありますね。多分キャリー 9yぐらいだったと思われます。


キャリー20yのチップショット

最後の二つは、スピン量が 5,000代でちょっと低いですね。
ハーフトップしていたのかもわかりません。 見た目の高さ的には特に目立って低くはなかったと思います。
この辺のデータは、ボールに金属シール貼って「Indoor」モードでもっと正確に測ってみたいです。


キャリー30yのチップショット

このくらいの強さがチップショットは安定して打ちやすいかも。
スピン量も揃っていて、段々少しづつ数字が上がってきてますし、7700台で揃ってますね。


キャリー40yのチップショット

この距離は、チップショットのセットアップで打てる私の最大飛距離になります。
40yを狙ったものの 1発目が飛び過ぎて、2個目はちょっと落として、っていう様子が見て取れます。(30yの時もそんな感じ。)
この距離はコースでは心強いかもです。チップショットのセットアップでMaxでスムーズに打てばこの距離、って分かっていれば躊躇なく打てます。


キャリー50yのチップショット

このショットは、構えのセットアップを変えてます。
ピッチショットの構えです。
ここでも 1発目がちょっと大きくて、調整している様子が見て取れます。

1発目は、自分の目分量の感覚で「50y」って思いながら打って、データを見た後、2発目を打っていますから修正しちゃうからこうなりますね。
今後、こういう練習を回数重ねて行けば、1発目から思った距離で打てる確率が上がっていくでしょう。
そう期待したいと思います。ゴルフは 1発目が全てですからね。


トータル距離 57y設定の3/4ショット (キャリー52-53y目処くらい)

順調にスピン量も上がってきています。
距離としてはやっぱり、長ければ長いほどバラけるヤード数(絶対値)も大きくなってきちゃいますねー。

距離的に60yじゃなくてキャリー 52-57yっていうのは半端に聞こえるかと思いますが、この打ち方は、ほぼ全クラブを対象に練習している 3/4 (スリークォーター) ショットの距離です。
54度でのこの打ち方を使わなくても、50度とか46度とかでチップショットのセットアップで打った方が安定するかな?って気もしてきました。距離が被ってますしね。スピン量の違いとかも調べてみたいと思います。

この要領で、いろいろとデータ測定しながらの練習をしていってみたいと思います。

50yのところでも書いていますが、目分量で打とうとして 1発目から思った距離を出したいですが、今回は特に旗とかの目標があったわけではなく、大体の距離で転がっているボールとかを目処に打ち、データの数字を見てから「もう少し小さくか」とか思いながら調整して打ちました。
レンジファインダーで計測して、あのボールのとこ、とか狙いを決めて距離を意識して、1発目をその強さで打てるように練習する必要がありそうです。


実際のコースでのショットでは、転がりも含めたトータル距離のコントロールが必要ですし、ボールの落ちどころによるボールの転がり挙動の予測も必要ですし、ボールはもうちょっとスピンの利く良いボールになりますし、色々これからデータと擦り合わせていかないといけない部分も多いのですが、少なくともフィードバックをかけやすい有意義な練習がしていけると思いました。

これからちょっと楽しみです。



1/16/2021

ポータブルのゴルフ弾道測定器はどれがいいかな? (Voice Caddie SC300 Launch Monitor)

こちらは近くのLakewood CC での写真です。
夕方 9ホールだけラウンドして、なんとか日没に間に合いそうな頃に撮りました。


真ん中に、この後出てくる13歳のジュニアゴルファーが写っています。
上手いですよー。(^^)


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ちょっとですね、より充実した練習のためにポータブルの弾道測定器を買おうかなー、とか思ったわけなんです。

プロがレンジで使ってたりとか、フィッティングとか、室内ゴルフ・スクールとか、そういうところで使われています、100万円以上もするけどデータの信頼性の高い測定器は高すぎて到底無理ですし、気軽に練習場に持ってくってわけにも行きません。


以下の3つくらいが有名どころでしょうか?

まず、Trackman。(市場価格: 約 $19,000)



そして、GC Quad。(市場価格: 約 $12,000〜15,000)



そして、SkyTrak。(市場価格: 約 $2,000〜8,000)



値段の幅は、どういうシステム、スクリーン画面、セットアップにするか? といったところで変わってくるようです。


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...で、今回導入しようと思っているのは、以下のようなポータブル版の測定器です。
どれも、打席の後方に置いてドップラー効果を使って測定する種類です。
(余談ですが、私は山本道場スイングにしていて、GC Quadや Skytrak のような前方に測定器を置くタイプだと魚付きでど突いてしまうような気がしてしまって腕が縮んでしまい上手く打てません。(笑))
ポータブル版はどれも、左右のブレは測らないようです。


一番良さそうなのが、ディシャンボウが宣伝している Flight Scope です。
ジュニア・ゴルファーの息子がいる友だちは、↓の右側の、Flight Scope mevo+ っていう、約 $2,000するやつを買って、自宅にシステムでセットアップしています。

左側に写っています方の、Flight Scope mevo っていうポータブル版が今回の候補です。

Flight Scope mevo。(市場価格: 約 $500)

スマホやタブレットなどとBluetoothで連動してデータが取れます。
ヘッドスピード、ボール速度、スマッシュファクター、ランチアングル、キャリー、トータル飛距離、Apex、スピンレート、アタックアングル、スピン軸など、ありとあらゆるデータが取れます。

ボールに小さな金属のシールを貼ると、スピン量などがより正確に取れるというオプションもあります。
Reviewですとか、YouTubeの実験動画とか色々見てみましたところ、この機種は Trackmanにかなり近いデータが取れる模様です。


PRGR Launch Monitor。(市場価格: 約 $200)


こちらのPRGRの商品は、ものすごく評価が高いです。
こんなに安くて、またスマホへの接続も要らず、しかもドップラー効果で採るデータは驚くほど Trackmanに近いようです。

ただし、ドライバーの測定はかなりの精度のようですが、ウエッジなどの仰角が大きく上に上がって行く弾道に対しては感知がかなり弱くデータを上手く拾ってくれないようです。
スピンレートも測れません。
単三電池 4本を入れるようです。



Voice Caddie SC300。(市場価格: 約 $450)

スマホやタブレットなどとBluetoothで連動してデータが取れるほか、写真で分かります通り測定器の画面上にデータが出ますので、繋がなくても使えます。商品名の通り、データを声でお知らせする機能付きです。(これはちょっと恥ずかしいか。音量下げよう。)
ヘッドスピード、ボール速度、スマッシュファクター、ランチアングル、キャリー、Apex、それからスマホに繋いだ場合には、スピンレートも採れるようになりました。

Trackmanと比較すると、スピンが多めに、飛距離も少し多めに出るようです。



Rapsodo Mobile Launch Monitor。(市場価格: 約 $500)

こちらの商品は、写真のようにドップラー測定器の上にスマホをセットして、動画を撮りながら測定する仕様になっているそうです。
データの正確性の比較はよく分かりませんでした。


ということで、だいぶリサーチしまして、...Voice Caddie SC300 を購入しました。
Refurbishの再梱包品を購入して価格を抑えて入手しました。
(新品は、Amazonで Flight Scope Mevo も Voice Caddie SC300 も同じ $499 の模様です。)

考えているのは、DRじゃなくて、もっと短いショットの距離のコントロールが主なんです。
ドライバーの自分の飛距離をその都度把握しておく、伸ばす、っていう目的も一応は考えていますが。

日本でポピュラーな ユピテルのヘッドスピード測定器とか、上のPRGRのやつなんかは、ドライバーの飛距離を伸ばす練習中に使って励みにするにはとても良いと思うんですよね。
だけどそんなにドライバーの飛距離がバンバン伸びるわけじゃないですし、スイングスピードがガンガン速くなるって訳でもないと思うんで、飽きちゃうんじゃないかと思ったり。

もうちょっと、距離の打ち分けとか、アプローチの練習とか、練習場に旗の立っていない距離を打ったりとかに使いたいなー、と思いまして。

Trackmanに比べてちょっとスピン量とか弾道の高さ、キャリーの飛距離なんかが大きめに出る様子ではありますが、ちょっと考えたんですけど私が使うときは常に練習場の飛ばないレンジボールを打ってデータ採るわけでして、その分相殺する方向だし、なんならDRなんか励みになるし、まぁ良いんじゃないかと。(そういえばユピテルのデータは甘めに出る(よく飛んでる)って話を聞きました。実験した人がいて、練習場ボールのデータと、Trachmanのコースボールで採ったデータがけっこう近くなる、ってまとめをされていました。)

Voice Caddie SC300 は、スピンレートに関してはアプリのみに表示する形でソフトウエア・アップデートで追加されました。

実際に旗とか目標物があれば、レンジファインダーでの実測と比較していって自分で補正かけても良いですし。
それとあくまでも自分比、ってことで、データの上がり下がりを重視して過去のデータと比較検討をする形式で使えば、実際のスピン量と多少離れていても、調整には十分使えると思います。

コースのボールを打って測定するのは、室内シミュレーターとかを備えているところがありまして、1時間 $25-40とかで使うことができるんですよね。
でも普段の練習場では (特に私が時々行ってる水に向かって打つ練習場はフロート(浮く)ボール使ってますし) 、ちょっと多めに出てくれると相殺してちょうどよいかも?って思ったのも理由の一つです。

練習場に行くときにさーっと持っていって後ろにセットしてから練習する、っていうのを想定して思い浮かべてみたら、Voice Caddie SC300 が良いかもな。っていう結論に。


練習に上手く役立てることが出来たら良いなー、と期待しています。



12/01/2020

ゴルフスイング‐25 山本道場 途中経過



 写真は、「ドス・ラゴス (ゴルフコース)の3 ~夏ver.~でもご紹介しました 私の好きなコースの一つドス・ラゴスGCの 12番ホールです。

いつもの友達たちと歩きでラウンド 


本文中にもティーからの写真と共に書いていますが、私が知る限り、世界で一番広いティーショットなんじゃないかと思ったりしています。
なにしろ、右に2ホール分の広いフェアウエー、左にもさらに2ホール分の広いフェアウエーがありまして、合わせて 5ホール分の広さ丸々どこへ打ってもOKなティーショット、そうそうなかろうかと思います。
ご覧の通り、セパレーションもちょっとだけ木がある程度ですので、もう全然OKです。

...かといってこのホールが簡単かというとそれは別の話で、平らで打ちおろしていませんから結構長いホールですし、グリーン手前にはがくーんと下がったエリアがあって、転がり乗せるわけにいきません。

この日は3打目を右に外してバンカーに入り、これを打ち過ぎてしまってダブルボギーにしました。(ラウンド全体ではスコア良かったのですが。)


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さて、ほぼパッティング技術中心に展開してきました当ブログですが、本人が30数年のゴルフ歴で初めてスイング理論的なことに興味を持ってスイングの練習に取り組んでおりまして、毛色が変化つつありますが、ゴルフやりつつ興味持ったことを実験していっているだけですので、気にせずこのままいきます。


8月に「ゴルフスイング-19 (山本道場のスイングに取り組む。じっくりやります。)」というポストをしまして、それ以降熱心に新しいスイングに取り組んでいまして、ようやくラウンドでも旧スイングに戻らずに打っていけるようになってきました。

飛距離アップとしては、まだまだこのスイングに体が慣れて考えて気を付けなくてもこのスイングで打てるようになりつつさらに悪いところを削っていって、インパクトでの「受動的な」力の入れ具合、を実践できるようにならないと伸びてこないように思います。
しかしながら、現時点で少しは落ちていた飛距離を戻してラウンドしやすくなってきています。

全体的には、割と真っすぐは打っているけど力が入った時にスライスが出るとかの症状は激減しまして、ボールの弾道が少し高くなり、質の違うボールを打つようになってきました。


ということで、不細工は承知で現在のスイングの状態をメモっておく動画です。


まずはこちらは、ドライバー。



ショット前の動作などは、意識してやっている動きと、撮影時に無意識にやっている動作と両方が観察されます。

腰のカウンター動作を特に意識してスイングをする毎回の練習ですが、ボールを打つ時の一連の動きの中ではスイングの中に見えるほどの大きい動きにはならない模様です。
頭の中では、左腰をバーンと戻してくるイメージなのですが。

一番良かったのは、方向性がとても安定して来ていることです。
まだまだ突っ込んでしまうことも多いですが、以前の自己流に打っていた時の突っ込み量からすると、ずいぶん改善した感触があります。
いわゆる「詰まって鋭角にヘッドを入れて」しまうミスが大きく減ったと思います。


そしていまだに、頭の中の動きでは「正面に向かって魚突き」をしているのに、体の左方向の目標方向に飛んで行ってくれるのが不思議な感覚です。
右側のフェンスにぶち込んでその向こうの18番にボールを打ちこむような感覚で打っていますが、実際のボールは正面のこんもりした木の辺りの目標に向かいます。

この練習場は北東に向かって打っていく方向に向いていますが、反対側の夕日が空に反射して下の方がピンク色になっています。


次のこちらのスイング動画は、ピッチングウエッジです。



なんと南カリフォルニアには全く珍しい大雨の中、しかもこの日は驚きの雹まで振った最中に、「魚突き2020ドリル」を敢行。(笑)

しかもフロートボールを池に打ち込む練習場! 
屋根は付いているように見えますが日よけなので、網です! (笑)
実はけっこうこう見えてもこの後もっとずぶ濡れ。
ちょうどインパクトの瞬間くらいに雷の音がゴロゴロゴローって聞こえているという...。(笑)


頭の中のイメージの動きは、魚突き2020の動作で、テークバックで左肩をなるべく回さない様に、あごの下に入らないように置いといて、目の前の斜め前方のたまかいを突くように、下から上にダウンスイング、インパクトでは左腰がカウンターで戻ってくる動きでバシッとやると腕が反動で前へ出る、その時に右足は左足の後ろへアイススケートの様に入っていく、という動きをやっています。

スイングになると、全っ然、そう見えません。(笑)
なんなの?ってくらい。

腰の動きが一番見えやすいといわれている角度でカメラをセットして撮影してみました。
(こういうね、悪天候とかいろいろ良い条件でないと、隣の席まで占領して撮影できませんのでね。こういう時こそ!)

この大雨の中のショットは少ーし右に出てドローする感じの高いボールになってくれていまして、なかなかに満足です。

8月に始めたころは、魚突き始めてから300発くらいはシャンク、トップ打ちまして、意味わかんなかったのですが、ようやくどういうことかは分かってきたように思います。今で 4か月弱ですか。
それでもまだ、ちゃんとできてるかどうかよく分かりませんし、考えなくてもこの動き(もしくはもっとちゃんと直した動き)ができるように持っていきたいです。


練習を続けてみます。


11/21/2020

バンカーショット (山本道場式)にトライ

こちらは 11年前にご紹介しております ドス・ラゴス (ゴルフコース) の 3番ホールのティーから振り向いた方向の写真です。

カリフォルニアの山火事の煙が空を全体に曇天にしてしまっている中、太陽を直接見てもまぶしくないくらい、写真にもこうやって撮れちゃうくらいに曇っていました。
空気中の浮遊物の層が厚いので、太陽が赤く見えます。

ここもとても美しいホールです。 普段の青空の時も。

このコースは、ピート・ダイの甥っ子さんの Matthew E. Dye の設計です。

もうひとつ、すごく好きな14番ホールをご紹介した記事もありますが、とてもチャレンジングなコースです。

大叩きすることも多いけど、いスコアが出てくれることも少なくない、そんなコースです。

とくに 12番ホールのパー5 のティーは、左右に 2ホールずつ並んでいる合計 5ホール分のフェアウエーが使えて、もう世界中の他のどのコースと比べてもこれ以上広いワイドオープンなティーショットはどこにもないんじゃないか、っていうくらい広々していてものすごく好きです。(笑)
(ただし、一つだけフェアウエー左側にちいさなフェアウエイ・バンカーがありまして、…これがなんかゴルフボールを吸い寄せる磁石かのようなんですよね。(笑))


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さて、今回はバンカーショットの練習です。。
8月の初め頃以降ずっと取り組んでおります 山本道場ゴルフTVのレッスンで、出てきました。

個人的には、昔ながらの伝統的な、フェースを開いて、スタンスも開き、アウトサイドインにクラブを振り下ろしてきて砂をエクスプロージョンさせるバンカーショットをずーっと実践してきましたが、昨今は砂がものすごく少なくなっててとても硬いバンカーとか、濡れててビチッとしまった重くてかたい砂のバンカーとかが周辺コースには増えていましたのもありまして、結構苦戦する場面が増えていました。

その都度、あまりに硬いバンカーは SWでなく LWをリーディングエッジから入れて打っていく友だちから教わったテクニックなども使いますが、近頃はコロナ禍の影響で儲かって綺麗な柔らかい砂を入れたゴルフ場も増えて来ていたり、もうとにかくバンカーは群雄割拠いろんなのが出てくるのでとても安定しないため、だんだん苦手になってしまいました。

そこで今回、非常にシンプルなバンカーショットのレッスンを動画で見まして、練習していくことにしました。



これは、練習場で打って練習している写真です。
頭の真上にボールが上がって飛んでいますが、砂がないのでかなり飛んでます。

ティーアップしたボールを打って練習をしますが、要点としてはスイートスポットで打たず、スコアラインの上の方の 4本目ぐらいでボールを捉える意識で、サンドウエッジのフェースの上の方で打ちます。

スイング軌道は下から上へ。

フェースも目標に真っすぐセットし、スタンスも目標に真っすぐ、スイング軌道はむしろインサイドアウトに下から上へ、砂ごとズンっと持っていって運ぶ感じ。

これ、砂を打たずにティーアップして練習場で練習できるので良いですね。


頭の中のスイングのイメージとしては、こういう感じで腕をひねり込んで砂を打ち抜いていく感じだそうです。



上の 2枚のスナップは、この練習動画からキャプチャーしました。 ↓ 



これ、実際にバンカーに入って打ってみますと、なんだか簡単に出ます。


スタンスを開かない、カットに打たないバンカーショットとしましては、ルーイー・ウエストハイゼンがレッスン番組で明かしていたバンカーショットがそうでしたので、違和感はありませんでした。ウエストハイゼンの場合は、ウエッジで掬うようなアクションでフォローでウエッジのフェース面が上を向くようなイメージでバンカーショットしていました。

こちらが参考動画です。↓



打って見せた難しいバンカーショットのお手本が、56度のやつも、60度のやつも、両方カップインしてて本人が笑っちゃってますが、すごいです。 上手すぎ。


このテクニック、現在はコロナ禍の影響でバンカー練習場がクローズしているところが多くて、実戦練習しにくいのですが、練習場の長いティー上から練習してコースでぶっつけ使い続けてモノにしようと思っています。



締めとして、3284TV のバンカーショット・レッスンの動画を置いておきます。
インサイド・アウトが基本だそうですよ。(昔とは常識が違いますねー。)



*「続きを見る」の方は、実際のラウンドでのバンカーショット動画の記録を。↓

10/25/2020

ゴルフスイング-24 左打ちドリル

こちらは、10年前に一度ご紹介しております Hidden Valley GC の 2番ホールをグリーンからティーに向かって振り向いた写真です。
ティーからずーっと上って打ち上げてこなければならない私にはなかなか 2オンできないホールですが、ティーショットはワイドオープンで、すごい好きなホールです。

この日はDRも2打目も上手く打てて乗ってくれました。

すごい綺麗なホールです。 難しいですけど。

この写真は明け方の早い時間で、ホールには影が落ちていて涼しげですが、この辺りは日中は40度近くに気温が上がります。

右側に写っていますグリーン左のガードバンカーは実は意外に深くて入れてしまうと厄介です。 狙いはグリーン右サイドの傾斜面。上手くいけば乗せてくれます。
...が! 2打目はいつもアップアップで打ってますから、たびたび左バンカーに捕まってしまいます。(笑)


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さて、今回は左打ちドリルです。
8月の初め頃以降ずっと取り組んでおります 山本道場ゴルフTVのレッスンで、出てきました。

ゲスト出演したすし石垣プロが (体のバランスのため?に) 左打ちを練習しているとかでシリーズで動画がアップされていました。

主旨としては、とてもやりにくい左でのスイングを行って、直後に右で打つと「なんて打ちやすいんだろう。」ってなる効果と、「左でのスイングは自然体で無理をしないので案外スムーズ」っていう効果とを狙ったドリルになる模様でした。


個人的に期待していますのは、ほとんど練習とかしたことない左打ちで今取り組んでいる魚突きドリル主体のスイングをやると、右打ちの悪癖が入らないサラの状態からスイングの動きを学べるのではないか?という点に期待して、左でボールがまともに打てるようになれば右のスイングにもフィードバックをかけられるのでは? という考えもありましてのトライです。


まずは練習場で撮ってみました。



これは 8番アイアンで打っています。
初めてにしては馬鹿に上手くいってしまって驚きました。(笑)
(1-2球目は体の陰に隠れてしまって弾道が見えにくいですね。 3球目のボールは若干左へ出て少し戻ってくる一番良いボールでした。)

この動画を撮る前に PWを何球か打ったのですが、短い方が腰をかがむ分量が大きいので合わせにくいですね。ボールは曲がりにくいし上がりやすいですが。

実際、ゴルフ初心者のときに勧められる 7番アイアンとか 8番アイアンくらいの長さの方が打ちやすいのだろうと思われます。

この時に思いましたのは、ボールのところに構えてセットして、そして動きが止まった状態からだと、ものすごくスイングの始動がスタートしにくいっていうことです。

それで自然発生的に、打つ前にボールの前方に 30-60cmくらいクラブヘッドを出してから、そこから飛球線に真っすぐテークバックして来て、そして切り返しからダウンスイングでは(ボールに向かわないで正面を向いたまま) インサイドアウトにクラブを左腰の方から斜め前の方向に「下から上」の魚突きドリルのイメージでの素振りをしています。

ボールに向かわないとインサイドから斜めに左の方に振り出している動きの魚突きスイングが、腰を折って傾けてボールに向かうと飛球線方向の動きになる、っていうイメージです。

いざボールにセットして動きを止めてしまうと左右が混乱して体が動かせなくなってしまいますので(笑)、縦ワッグルなどしつつ、動きを止めないようにしてスイング始動しています。
最初から軽いドローで打ててしまいますね。ちょっと驚きました。
もちろん 2球目の様にミスショットもたくさん出ますが。


この素振りがとても自分のイメージにフィットしましたので、右打ちでボールを打つ前の素振りにそのまま取り入れることにしました。

こちらの動画は左打ちから 1週間後ですが、右打ちでも例の素振りを取り入れてみました。

同じ 8番アイアンの右打ち。



動かしにくい左打ちで、なんとかスムーズに動くための動きを右側にも取り入れたので、結果的に悪癖を減らしてよりスムーズに打てるようになってくるような感じがしました。

こうしてみますと、直したいところは見えてきますのですが、打っていた時の本人の感覚としては、かなり左打ちのスイングに影響された感覚がありました。

「打つ前にボールの前方に 30-60cmくらいクラブヘッドを出してから、そこから飛球線に真っすぐテークバックして来て、そして切り返しからダウンスイングではインサイドアウトにクラブを右腰の方から斜め前の方向に「下から上」の魚突きドリルのイメージ」で素振り。

この調子で練習していって、打ち慣れてくると良くなってきそうな感じがします。
良い練習法のように思います。