休暇を取りまして、車で2時間弱ほどの距離に遠出をしまして一日に2コースをラウンドしてきました。(^^;
ドライバーがまずまずの調子だとスコアにかかわらず楽しいですねー。
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私のブログは、デジタルパットを探求していくために始めたブログだったのですが、この頃はデジタルパット仲間の方々がお忙しかったりとか色々でやりとりすることがめっきり減ってしまって寂しいのですよねー。
しかしながら、私のようにあまり勘がよく働かない、ハンド-アイ・コーディネーションもあんまり良くはないし、運動神経的にも並かやや鈍くらいのゴルファー、もしくはパットの距離感がどうしても出しづらくて困っているゴルファーにとって福音となりえる、このデジタル処理の大まかなコントロール・システムは色々な形で応用されて利用され得るテクニックですので、自分自身のための整理も兼ねまして、あらためてエントリーを上げていこうと思います。
ご賛同いただけて、一緒にデジタル式のパッティングを試して実践してみていただける方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。
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まず、基準です。
私のデジタルパットの第1基準は、7歩のストロークです。
一番リズム良く、そしてリピートしやすい心地良いストロークを基準として作り上げます。
何歩を選んでも良いと思うのですけれども、大体 4mぐらいを目安にするのが良いようです。
細貝さんの「パット・エイミング教本」に、4m法というものが紹介されておりまして、まず 4mを転がす練習をして自分が 4m打つストロークを基準として慣れるところから始めまして、4mを作ったら、その倍が8m、半分が2m、という風にストロークの強さのイメージを作ってパッティングすると人間の調整能力でかなり良い按配にコントロールできるようになってくるそうです。
私の7歩のストロークをしますと、歩測でほぼ4.9m
(約16フィート) 転がります。
これは、スティンプメーターで 9.5フィートぐらいの速さのグリーンでの場合の距離でして、グリーンの速さや傾斜によってもちろん転がる距離は変わります。
本当に 9.5フィートかどうかはスティンプメーターで測ってはおりませんのですが、練習して基準を作った時によく通ったゴルフ場の名前をとりまして、私は Rio Hondo Speed と呼んでおります。
これより少し速いグリーンのスピードをCoyote Hills Speedと呼び、私の友人たちとの共通言語になっています。 (^^)
(グリーンのスピードがいつも一定している管理・手入れがされていて、しかもみんなが行きやすい敷居が高くはない、そしてグリーンがなめらかなで良く手入れされているゴルフ場の名前を使うのが共通言語としては良いですね。)
こちらが私のパッティングのセットアップです。
画像をクリックで拡大します。
せっかくですので定規を置きまして、白い線を画像上に引いてみました。
4mではなくて7歩 (4.9m) を基準にしましたのは、テークバックを引く位置が一目瞭然に視認しやすいからです。 右足の靴の内側です。
人間の感覚というのはとても洗練されていまして、いつも同じようにスタンスしますと、不思議なものでスタンス幅も 1cm とズレること無くいつも同じ幅でスタンスできるようになります。
(この写真、実のところいつもどおりパターを構えてスタンスしてから定規を置いてみたのですが、なかなかぴったりでした。(^^) )
基準のストロークには信頼をおいておりまして、7歩のストロークで打てる距離なら、例えばごく軽ーい上りの6歩とか、実際には 4mちょっともあるのですけれどものすごく入るような気がして漲
(みなぎ)ります。(笑)
読んだラインとセットアップのパターフェースの方向さえきちんと合えば自動的に入ってくれる感じがしますのでね。
そしてその基準のストロークから広げていって、各歩数のテークバック量をプロットしたグラフを私は用意しています。
「
テークバック相関グラフ」 という記事に整理してありますが、こちらのグラフです。
パットの距離とテークバックの相関図
画像をクリックで拡大します。
7歩以下は直線的なメージで、7歩以降は転がる距離がテークバック量(振り幅)の2乗に比例する曲線上に乗っているイメージになっています。
基準より短いパットと、基準より長いパットで、どうしてこのようになるかはいまいち解明できていませんが、実際にチェックしてみてプロットしていますので実用的にはこれでよいと考えています。
グラフの左に各歩数の数字が入っているのですがちっちゃくて見えにくいですので、列挙してあります。
歩数 | 距離 | テークバック |
1歩 | 0.7m | 6.5cm |
2歩 | 1.4m | 10cm |
3歩 | 2.1m | 13.5cm |
4歩 | 2.8m | 17cm |
5歩 | 3.5m | 20.5cm |
6歩 | 4.2m | 24cm |
7歩 | 4.9m | 27.5cm |
8歩 | 5.6m | 30cm |
9歩 | 6.3m | 32cm |
10歩 | 7.0m | 34cm |
11歩 | 7.7m | 36cm |
12歩 | 8.4m | 38cm |
13歩 | 9.1m | 39.5cm |
14歩 | 9.8m | 41cm |
15歩 | 10.5m | 42.5cm |
16歩 | 11.2m | 44cm |
17歩 | 11.9m | 45cm |
18歩 | 12.6m | 46cm |
19歩 | 13.3m | 47cm |
20歩 | 14.0m | 48cm |
21歩 | 14.7m | 49cm |
14歩、そして21歩を、節目の距離として重要視しています。
間の距離のテークバックの cm 数はあくまでも目安です。 1cm 刻みでテークバックをコントロールできるのが理想ですが、実際には少々難しいです。
次に、短い方のパットです。
そして、曲がるラインを決める (あるいは少なくとも入るチャンスの大いにあるパッティングをする) には、転がる距離の正確なコントロールが必要になりますが、これがよりクリティカル
(影響大) になってくるのが、7歩以下の距離のパットです。
実際問題、5m以上のパットというのは私のレベルでは入ったらラッキー、とりあえず狙えていてチャンスがあって運が良ければ入ってくれるパットがストローク出来て、そして外れても1m以内の短い2パット目を残せれば良いのと、そしてテークバックの視認が難しいので多少アバウトになることと、両方の意味で厳密に管理して練習することに現実味がありません。
以前、「
パッティング動画-3」 という記事に整理いたしましたので、コピーして数字を並べてみます。
2フィートは、 6センチのテークバックで打つ、
4フィートは、 9センチのテークバックで打つ、
6フィートは、12センチのテークバックで打つ、
8フィートは、15センチ、
10フィートは、18センチ、
12フィートは、21センチ、
14フィートは、24センチ、
16フィートは、27センチのテークバックで打つ、
これを歩測で使いやすいように換算しなおしまして、
1歩(0.7m)は、 6.5センチのテークバックで打つ、
2歩(1.4m)は、10センチのテークバックで打つ、
3歩(2.1m)は、13.5センチのテークバックで打つ、
4歩(2.8m)は、17センチ、
5歩(3.5m)は、20.5センチ、
6歩(4.2m)は、24センチ、
7歩(4.9m)は、27.5センチのテークバックで打つ、
と、修正。
しかしセンチメートルだけですと足元に定規を置いとくわけにも行きませんので、下を向いて構えてるときに目に入るもので大体のストローク幅を分かるように目安を付けておきます。
1歩: 6.5センチは、大体[ボール+パターヘッドの幅]ぐらい。
2歩: 10センチは、靴の幅の広いとこぐらい。
3歩: 13.5センチは、[靴の幅+ボール幅1個分弱]
4歩: 17センチは、スタンス幅でほぼ[ボールから右足ひざ(ズボン)の内側]ぐらい。
5歩: 20.5センチは、靴幅2個ぐらい。
6歩: 24センチは、[靴幅2個+ボール幅1個分弱] (or 7歩のボール1個弱マイナス)
7歩: 27.5センチは、いつものスタンス幅でほぼ[ボールから右足靴の内側まで]ぐらい。
1歩、2歩、3歩、要するに 2m以下の距離ですが、この辺りは、真っ直ぐ目の上りのパットですとガツンと行っとけばこのような細かい管理をしなくても入ってしまうのですが、センシティブな下りのラインや、曲がりの比較的大きい横のラインなどの場合、距離のコントロールをピシっと管理することでカップインの確率を格段に上げることが出来ます。
消極的に言っても、いわゆる往復ビンタの3パット、4パットなどを喰らう確率を大幅に下げることが出来ます。
ショートパットを苦手にしている人のパッティングを見ておりますと、テークバックが大き過ぎる場合が本当に多いです。
こう書いている私でも、ショートパットを外すときはラインというか方向性ばかりが気になっていて、ストロークが強めになってしまっている場合がほとんどです。 入りかけたのにカップの縁をリップアウトして出てきてしまう時なんかは間違いなく強く打ちすぎています。
私自身が今一度、1歩、2歩、3歩、4歩、5歩、6歩の打ち分けを、カップに入れること無く、しっかり練習し直さないとなー、と強く感じました。
(オプティマム・スピードの確認のため、こういった仮想カップなどを使ってカップインしない状態で練習する方が効果的です。)
確かに2011年以前の方が私自身のパッティングに関しては良かったと思います。
年齢による目の衰えの影響かも?とか思ってましたが、今思いますと、慣れのせいといいますかデジタル・ストロークの距離のコントロールがこの頃は雑になっていたと思いました。
デジタルパットの他の要素のおさらいの方は、今後ともちょくちょく焼き直しまして、自分自身にリマインドしていきたいと思います。