12/29/2014

15インチの「でかカップ」はゴルフを救うのか?


突然ですが、日本でも米国でもゴルフ人口は年々減少の途を辿っているそうです。

そこで、ゴルフをもっと簡単に、もっと楽しく、そしてプレー時間を短縮して、手軽に出来るかも?
さらには、パット技術よりもショットの技術優先のもっとアスレチックな競技になるかも?

・・・的な考えで、どでかサイズの15インチカップなるものが、一部のゴルフ関係者の間で推奨されています。


本当にゴルフを救えることになるのかどうかは別としまして、私にも15インチカップを試す機会がありましたので、体験記をメモして残しておくことにします。


ナイター証明のグリーンなので写真はかなり画質がナンではありますが、そのどでかカップがこちらです。



直径が15インチですから、40cm弱(38.1cm)の大きさがあります。

バレーボールが4つすっぽり入るかな、ぐらいで、かなり大きいですね。
バスケットボールのゴールリング(45cm)よりも少し小さいくらいです。


現在のゴルフのカップの大きさは 4 1/4インチですから、直径にして約3.5倍、面積ですと12.5倍あります。



とりあえず私は、32フィート(約10m弱)の位置にセットをしましてパット練習をしてみました。
16フィート(約5m弱)からですと、明らかに入り易かったからです。



写真では判りにくいのですが、このラインはフラットから後半やや下りになり、右に切れていくラインです。
距離をピッタリかオプティマム・スピードで打って、カップ3個分左 ...ぐらいが狙い目になる感じ。


通常のカップかの様に考えてパッティングしてみますと、そもそも入りにくい下りのスライス・ラインということもありましてか、これが(私のパッティング技術では)なかなか入らなかったんですね。
あくまでもカップの真ん中に入れるイメージで、旗を狙って。 普通のカップみたいに。

正直、ちょっと意外なくらい外しました。


・・・それで、ムキになって入れようとしますね。(笑)
「あんなデカいんだから!」って思うわけです。

入れに行きますと、真っ直ぐ目に狙って、かなり強めに打っちゃうとけっこう入ってくれたりします。 かなりの範囲でリップオフしませんからね。
ドスンと落ちたらけっこうスピードがあっても向こう側の壁に当たってカップ内に収まります。

んー、これは「新ゴルフ」体験にはなっても、決して「旧ゴルフ(というか本来のゴルフ)」のパットの練習にはあまり役に立ちません・・・。



通常のラウンドで32フィートがカップインすることは、私の技術ではそうそう起きない確率です。
実際のところ、2-3%でしょうかね? データ取るのは難しいのですが。
プロでも5%程度ですので 4 1/4インチの大きさのカップでは、まぁそんなところでしょう。


「パットってどのくらい入るもんなの?」という記事に使ったグラフをまたまたこちらに引用いたしましょう。

(参考グラフ)


以前からの繰り返しで恐縮ですが、6フィートの距離を中心に、2フィートから10フィートの距離の辺りがスコアを決めるクリティカルな領域になります。(→「ザ・ゴールデン・8」


つまり、32フィートのパットなんていうのは、私レベルですと特に(2-3%しか一発では入んないわけですから)、2パット目にどれだけ短いやさしいパットを残すか、という打ち方をしてしかるべきなので、「強めに真っ直ぐ目にぶっ放す」15インチカップ型の新ゴルフ式でパットするべきではないのですよね。

そうしますと曲がるラインでは、あのでかい丸になかなか嵌んないってことが起きてきちゃうんです。
ちょっと新発見な感じ。


統計を取ったものを見ておりませんのではっきりとは判りませんが、理屈から言いますとクリティカルゾーンは21フィートの距離を中心に、7フィートから35フィートの距離の辺りが勝負の決め手、ということになってくる計算になりますので・・・、強めに打って外しても12フィートぐらいまでなら返しが大抵入るよ、っていう強さで打てば良いわけですね。

私が試した32フィートのパットは、通常の4 1/4の大きさのカップではちょうど9フィートのパットぐらいな難しさですから、ラインが判っていなくて読まなくちゃなんない条件下ではプロで30%、アベレージで10%ぐらいのカップイン率ですから、私の場合で8割方は外しちゃうパットだったんですね。
(ラインが判っていても、32フィート程度の(ラインの曲がる下りのラインでは特に)パットではスピードのコントロールが正確でなくてはいけませんから、思ったより入らなかった訳が記事にまとめてみてよく判りました。)



で、素直な気持ち的な感想ですが、ポコンってカップインしたときの「おおーっ!」っていう嬉しさ感がけっこう低いです。 32フィートも離れているのに低い。

それでもって、32フィートのパットが(下って曲がったりするときのラインでは特に)、2パット確実圏内に寄ってくれたときの安堵感・達成感的なものが、無い。 全然無い。


これは新しく始める人とってはともかく、今まで何年もゴルフをしてきた人たちにとっては受け入れられにくいなー、と思いました。


逆に言いますと、グリーン上のカップから約30フィート圏内、つまり10y圏内にショットが打てる人はバーディー量産が出来る、新感覚のショット・メイキング・ゲーム的なゴルフになろうことは想像出来ますですね。(^^)



4/26/2014

コントロールショットの練習動画


久しぶりのスイング動画です。(^^)

前記事、「えんやーとっと」のハーフショット 7時半と、スリークォーターショット9時と、フルショット10時半のスイングの練習動画です。



一番安定してうち易いのが9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだと言うことでしたので、まずはそれから練習。



打ち始めてまず思いましたのは、私の場合すぐにオーバーシュートしてしまうこと。
9時のつもりが、ついつい9時半、10時のテークバックになってしまいがちでした。

無理に9時で止めてもリズムが狂いますので、安定したショットになりません。
とりあえず無理の無い範囲でやや大きめに振り、やや大きめの距離を打ちつつリズムがよくなってきたら振り幅を小さくするようにしていきました。

やってみての感想ですが、最終的にはフルショットの3/4の距離に狙いを明確にして(この場合はPWでしたので私の場合は75yの目標に集中して)、テークバックは目尻で見てるような見てないようなぐらいで意識するにとどめて、リズムとテンポを感じることに専念すると、だんだん綺麗に収まって来ました。

このスイングを自然に出来るように練習すればよいのか。・・・と思いつつ、これは日数をかけて習慣化しないとだなー。と思いました。

デジタルパットでは、7歩の距離をたとえ毎週ではなくとも定期的に繰り返し練習することで唯一絶対の自分のテンポの調整をしますが、それとちょうど同じような基準のスイングにしたいショットであるなあと、しみじみ感じます。

そして、なるほどちゃんと慣れてきた後であれば9時半とかの「3/4よりもちょっと大きめ」なんていう距離も打てそうだな、っていう気がしてきます。


* 私は普段の練習では、1球 1球ていねいにルーティーン と リチュアルを守って、ボールの後ろから目標を見るところからやって打ちますが、リズムとテンポを練習するときは、その場でポンポンと続けて打った方が感じが掴みやすいと思いました。



さて次に一番難しいとされる、7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)ショットの練習です。



最初はどうしても大きく振ってしまいますね。
ボールも60y、65y、下手すると70yも飛んでしまいます。

デーブ・ペレツの言うように、両手のグリップが右太ももの右へ出たくらいの位置で切り返しになりますですね。
思ったよりパタースイングに近いかも。

ここで「えんやーとっと」のリズムを思い出し、リズムとテンポにだけ集中するように修正して出球を気にせずに繰り返してみました。

なんかもうハーフスイングっていうよりも全然振っていないイメージでしたが、だんだんと腕の力を入れずにヘッドだけ走らせてスパーンとボールにコンタクトする感覚が掴めて来ます。

力強さを全く感じないのですが、ちゃーんと半分の50yぐらい飛ぶんですよね。
なるほどこれが本当のハーフショットだったのか、という感じ。


これはかなりの日数続けて素振りしないと身に付きませんですね。
先は長いですが、ちょっと心がけて練習してみたいと思っています。



最後に、10時半のテークバックで打つ 1/1(フル)ショットの練習です。



これは私がこないだまでスリークォーター・ショットと勘違いしていたショットですが、ウエッジ類(PW、GW、SW)は勘違いのフルショット(実は110%ショットだった)を使うことを避けるようにはして来ていましたので、まぁまぁクラブのMAXに近い距離を打つ感じです。

本来のフルショットだった訳ですから当たり前と言えば当たり前。(^^;


3つのショットを動画に撮って (これには実はうちの息子くんが協力してくれました。私のiPhoneで動画を撮ってくれたんです。) それを見まして、自分でちょっと驚いたことがあります。


自分では全くの無意識で、でも考えてみれば自然な反応で起きている現象ですが、・・・それはフィニッシュの大きさなんです。

打っている最中は、テークバックの大きさ・文字盤の位置(←時計の)に意識が集中していましたし、もう一つはリズムとテンポだけを考えていました。

で、撮れた動画を見ますと、フォロースルーの大きさが見事に3種類に分かれていました。
フルショットなんか、無意識にクラブをクルクル回して戻しちゃったりしています。(笑)

腕をリラックスさせるようにしていただけなのですが、上手く打てたときはこんな感じになるんだ。ということをイメージに描いて練習していきたいと思っています。
(私のスイング自体は、あまりかっこよくない形態のものではありますが、自分なりにイメージをしっかりはっきりと持つことは大事かなと思いまして。)

(ただし、デーブ・ペルツはどのショットもフォロースルーの大きさは同じにすると書いています。 ご注意ください。)


日々の練習は、例によってイメージをしながら スイング・ウエイト・トレーナーを振ることだけ、にならざるを得ません。

でもボール打たない方が練習になるかも。



ずいぶん慣れてきましたら、ルーティーンとリチュアルをちゃんとやって、しかもぶっつけ一発勝負でもリズム良く打てるようにしたいですね。



4/12/2014

「えんやーとっと」のハーフショット 7時半


私、二十数年もゴルフをしてきて長い間誤解をしておりました。

ハーフショットは左腕が時計の文字盤で9時の位置のテークバックで打つものだとばかり・・・  勘違いしておりました。


*ちなみに、時計の文字盤を使った表現は「デジタル(digital)パット? アナログ(analog)?」という記事に使ったものをこちらに引用いたしますが、こうなっています。

打つ人の正面から見まして、テークバック方向が9時の方向、フォロースルーが3時の方向です。



ちなみにですが、英語では時計の針は「needle(針)」ではなく、「hand(手)」とか「arm(腕)」と表現されます。
ゴルフスイングで、腕の位置を3時とか10時とかで表現するのは、この辺りから考えても非常に英語として自然なことだったという訳ですね。(^^)


以前、「3x4システム by デーブ・ペルツ」という記事をご紹介いたしました。
100y以下の距離の打ち分けシステムです。


その名も「3x4システム」と言いまして、3種類の振り幅で、4本のウエッジを使って距離を打ち分ける方法です。
30yから110yまでをカバーしていますね。 
49°のPW
55°のSW
60°のLW
64°のXW 
の4本を使って、腕が 
10:30
09:00
07:30 
の3つのポジションのそれぞれで飛ぶ距離を把握し、3x4=12種類の距離を打ち分けるというシステムです。 
でも、図の数字を見ますと、ダブっているところがあって、ほぼ10種類の距離の打ち分けになっていますね。 
図をよく見ますと、55°のサンド・ウエッジだけがハイ・バウンスになっています。
64°のXWってウエッジも、なかなか使いこなしているアマチュアは少ないかな?って思います。


私はこれを、記事の中でこんな風に間違って認識していました。
私はこのシステムを、自分用にちょっとアレンジした形で実践しています。
ちょっと表にしてみました。

デーブ・ペルツの生徒さんたちのような正確なスイングを私の場合はしていませんので、68y、83yといった数字は出てきません。
10y刻みで、すごいアバウトな把握です。ダブってる数字もいくつもありますし。

現在の私はもう2年以上もロフトが58度のウエッジは使っておりません。


で、間違いと言いますのは1/1、3/4、1/2、1/4の割り振りです。

1/1がMaxのフルショット、というのは合っていますが、3/4(スリークォーター)ショットだと思っていたのが実はパワー100%のコントロールショットで、1/2(ハーフ)ショットだと思っていたのが実は3/4(スリークォーター)ショット、そして1/4(クォーター)ショット思っていたのが実は1/2(ハーフ)ショットだったのです。


正しく書き直しますと、こうなります。 ↓



距離は、現在のウエッジのアバウトの距離に直してありまして、そして私の1/2(ハーフ)ショットは正確ではありません。 練習が必要です。

デーブ・ペルツの、「Short Game Bible」という本にも書かれていますが、この1/2ハーフショットというのは、7時半のテークバックで打つショットで、生徒さんたちも、そしてプロでさえも、3種類の大きさのスイングの中で一番難しいのがこのショットだそうです。

特に男性はこのショットがあまり得意ではないと言うのは説明が難しい面白い現象だ、と書かれています。


中でも一番安定して決まった距離を打ちやすいのが、9時のテークバックで打つ 3/4(スリークォーター)ショットだそうです。

どのショットにも共通した安定した自分固有のリズムで、出来るだけ腕の力を使わず、リズムミカルに振ることで、距離の打ち分けが正確になっていくのだそうです。

9時のテークバックのショットは、プロなどは特に気持ちよく安定してコントロールするそうで、応用としてちょっと大き目の9時15分、とかも打てるようになって来るらしいです。


100%のフルショットが 10時半のテークバックのショットで、コイルアップしてフルパワーで打てる距離より約10yぐらい落とした距離になるのが通常だそうです。
私はこれを3/4だと勘違いしていまして、なんか90%ぐらいの距離出ちゃうんだよなー。って思ってました。(^^;
なんのこたぁない、これがフルショットだったのか!

これからは、心して10時半のテークバックを意識しまして、これをフルショットの距離とするように改めて練習して行こうと思っています。



そして、一番難しいという 7時半のテークバックで打つ 1/2(ハーフ)のショットを上手に打つコツがペルツの助言にあります。

とにかくリズムを大切にして、打ち急ぎ過ぎないようにリズミカルに打つように、腕の力を使わないように自分のタイミングを作って、たくさん打って体に覚えさせると良い。
スイングエイドなどを使って、とにかく毎日10回でもいいからこのスイングを練習するようにすると良い。
それからペルツは、生徒さんたちには、「Saaaawish,-Swish」というリズムで打つように指導しているそうです。
7時半の小さいテークバックで腕で打ちに行かずにリズミカルに打つコツのリズムです。


「Saaaawish」でテークバックまでを行って、「Swish」で打つんですが、これを日本語式にしますと、

「えんやぁー」でテークバックまでを行って、「とっと」で打つとちょうど良いことに気が付きました。(笑)


そういう訳で、「えんやーとっと」のハーフショットを出来るだけ 7時半っぽいテークバックで打つ練習をこれから取り入れて精進しようかと思う次第です。(^^)



1/25/2014

『実は難しい?』グリーンが広く使えて手前に何も障害が無いアプローチ


久しぶりですが、私のようなアベレージのアマチュアにとって思いのほか難しいショットだなと思った状況について考察してみました。


大怪我はしないのですが、意外に(というか当たり前のように)アップ&ダウンが決められず、ボギーに終わってしまうことが多いような気がしてならないのが、こちらのショットです。

(写真をクリックで拡大します。)


状況的には、何の変哲も有りません。

グリーンをショートして外し(これまたよくあるのですがセカンドショットを軽くダフったかもしくは薄く当たって芯を外し・・・とかの理由でとにかくミスれば大抵ショートしますね)、グリーンエッジまで15ヤードぐらいで、ここはピンが青旗なのでカップは奥に切ってあってエッジから25-30ヤードくらいありますね。
トータルで40-45ヤードぐらいでしょうか。
典型的な受けグリーンで、カップまではだらだらと登っています。

プロやトップアマの方々は、こういったショットを実に安全にしかも安定してピタっと寄せてきます。

こういう状況ですと、私の場合はなんだか知らないけどショートしますね。
4-6歩残してしまうのはザラで、下手すると7-10歩も残ることもあったりします。

取り合えず乗っておけば2パットでボギーでは済みますので大叩きはしにくいかもしれませんが、うっかり3パットをしようものなら素ダボの刑です。 80切りを目指しているくらいの実力の場合、この素ダボが致命傷の死活問題になります。

私は、54度のウエッジでG-Checkを打つ代わりに50度のウエッジに持ち替えて、あたかも54度のような要領で打ってなるべくカップに向かって意識外で(結果的に)突っ込めるようなインチキショットを使ったりもしています。(^^;



以前のこの記事を思い出してみます。

セカンド・ショットのクラブ選択

ここに、
誰が教えたのか、オーヴァーはいけない、手前から攻めろ、と。 たかだが残り60ヤードをサンドウェッジで狙ってグリーンにはオンするが、ピンまで20メートルも残っている。 つまり狙った距離の半分ちょっとまで打って当たり前の顔をしている。冗談ではない。 みんなそうなんだ。気付かないんだ。

と、ちょっと目から鱗のなにげにすごいことが書かれています。テニスコーチの方からの我々アベレージにとっての至言です。


ショートしがちな理由がいくつか思い当たります。

・ スタンスしているところがゆるくでも登りになっているため、ロフトが寝ている。
・ ピンが奥だとグリーンを向こう側にこぼしたくない。
・ 下りのパットを残したくない。
・ ウエッジで打つと、ワンバウンド目も受けていて転がりにくいというのに計算に入っていない。
・ 登り坂のせいか何なのか、ダフり気味に入りやすい?

いずれにしても、歯で打ってトップしてしまったりしない限り、この場面では結構ショートする人がとても多いような印象を受けるのは事実です。

このケースでは、せっかくグリーンエッジまで15ヤードぐらいしかありませんから、PWや8I、7Iなどで球足を使って転がして打つショットもすごく有効です。(でも実際はウエッジで打つ方々の方が多いですね。)



これが少し遠くなりますと、こんな感じになります。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーンエッジまで35-40ヤード程度あります。
そこからカップまで25-30ヤードぐらいあるとしますと、トータルで60-70ヤードぐらい。

こうなると、7番アイアンで転がすっていう雰囲気は無くなって来ますね。

私自身で考えましても、アベレージのアマチュアゴルファーとしては、このショットをけっこう苦手にしている方も多いのではないでしょうか。

私の場合ですと、SLJで行くか、G-Checkの振り幅を増やすか、気持ちが固まらないうちに適当になっちゃって失敗する、なんていうケースも多いような気がします。

写真の写りの関係で青旗のピンが見えるかどうか? と思いますが、この写真の状況をご覧になってちょっと嫌な距離が残ったなって感じる方も多かったりしませんか?

例えばシャンクに悩んだりなさっている方にとっては、一番シャンクが出やすいのもこの状況だったりするんじゃないかと思ったり。
そうなると、ボギーじゃすまないかもしれませんですね。

しばらくは、「この状況ではSLJでいく」と決めておいて迷い無く攻めてみようかと思います。



ではさらに もうちょっと遠ざかってみます。

(写真をクリックで拡大します。)


グリーン中央までが80ヤードぐらい。
ピンまでは、90-95ヤードぐらいになるのでしょうか。

ここまで離れますと、ここから3打でボギーでもやむなし、って感じで開き直る距離でしょうか。
そもそも3打目にこんなに距離が残るっていう時は、ティーショットかセカンドショットでやや大き目のミスをやらかした後ですしね。
でも出来ればワンパットが狙える5歩以内ぐらいに突っ込んでパーセーブを狙ってみたいです。


セカンド・ショットのクラブ選択」の記事でも書きましたが、80yのアプローチショットを、ピンに25yもショートするって言う場面は、確かによく見ますし、よく体験します。

これですと目標の70%も飛ばしていない計算になりますが、ほとんど全部ミスショットだったりするのでしょうか?

100ヤード打つクラブで、70ヤードしか飛ばなかったら酷いミスですよね。

・・・なのに、こんなに頻発するということは、状況から受ける心理的な影響がショットに出ていると考えるべきのような気がします。


プロのプレー振りを見てみますと、カップの後ろに打ってバックスピンで戻すような感じでカップに対して突っ込んで打って攻めているような、そうでもないような。

私などは、そういった強烈なバックスピンのショットは持ち合わせておりませんので、subconscious(自分の無意識)からの影響を最小限化するにはどうするか、ちょっと方法論を考えてみたいと思います。

まずは90-95ヤードを確実に打つことだけを念頭において、結果を恐れず、大き目に行ってしまうことを容認する気持ちで思い切って攻めてみようかな。

しばらく実践してみて、結果を見てみることにします。


この状況、パー5で1打目2打目が結構いい感じに打てた時にも出くわしますので、あるパーセンテージで克服できたら、パー5でバーディーにつなげることが出来るってことですね。(また皮算用(笑))



1/04/2014

2013年の成績と、2014年の数値目標


今年の元旦も初日の出は雲の向こうでした。

初日の出は雲の後ろ・・・


でも、おぼろげにでも拝めてしあわせ。


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一応毎年恒例の、2013年の成績の振り返りと、2014年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2012年の成績と、2013年の数値目標



昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)


2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)



今年は全てのデータが悪化してしまいました。

3月末に原因不明の肘痛を発生しまして、ゴルフにならない日々が7ヶ月ほど続き、その間のラウンドはひどいものでした。 特に5月6月はスコアどころかスイングにもなりませんでした。


こちら ↓ が昨年設定した目標でした。

2013目標
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.00
Putts per GIR:     1.950
Z版がんばり率    50%


ラウンド数もここ数年よりも大幅に落ちまして、目標は遥かかなたに遠ざかってしまいました。

特に8月の集中ラウンド時期に、肘から前腕への痛みで満足に振れない状態だったのが厳しかったです。

医者に診てもらいましたあと、カイロプラクティックに6ヶ月通い、なんとかゴルフは痛み無く出切る程度まで回復いたしました。
どうやら神経性の痛みだそうです。 五十肩の一種(五十肘?)でしょうか?

まだスイングが安定せずショットのバラけ方が大きくて苦戦しておりますが、また仕切りなおして気楽に行ってみようと思っています。

昨年、「今後のゴルフライフは、アジャストしていくことが必要になってくるような気がしています。」と書いていたところでしたし。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9

2007年のデータは、11コースだけ。 近所のムニシパル・コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)


平均スコア、実はあともう少し悪いはずなのです。 6月にスコアをつける余裕も無くてラウンドした日もありましたので。(^^;
仕方がありませんので、

昨年のベスト・ラウンド、ワースト・ラウンドにつきましても、ブログにラウンド記事を書いておりませんので今年は省略いたします。

今年は散々に苦戦したラウンドでしたが、trimetalさん、Jackさんに呼んでいただいて7月にNYのコロニアルとベスページ・ブラックコースをラウンド出来たのが一番のよい思い出です。(^^)
スコアは100に近かったラウンドでしたが、とても記念になりました。 二つとも、もし仮に私が万全のコンディションで行ったとしてもスコア的にはたくさん打ってしまうであろう難しいコースでした。


11月に業界のトーナメントでラスベガスに行って バリ・ハイGCでプレーしまして本当に久しぶりに満足なラウンドで78が出せたのがとても嬉しかったです。
まだ多分に運が良かった面の方が大きいと思いますので、半年以上痛みがあって出来なかった素振りの復活が不可欠と考えています。


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バーディー数も昨年は減っています。(パーオン数も減っていますので。)

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)

肘の痛みはパットにもかなり影響していました。
本人的には、パターには影響が小さいかと思っていましたが、数字には如実に現れていました。


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さて昨年一番に力を入れようと目論んでいた、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


2013年の目標としては、「Z版がんばり率 50%達成」を掲げていました。


2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)


肘の痛みが一番影響したのは、実はこの部分のデータでした。
小さなショットほど、右肘・右腕を使っていることが、身にしみて判りました。

痛みが無いときには右腕と左腕の使っている比率とか、ショットによって使う部位の違いとか、意識に入ってこなかったのですが、両肘に痛みがありましたために、どのショットでどの部分を使っているのかいやでも意識させられまして、

これは「転んでも何か掴みたいな」と言う意味では収穫でした。


今後年齢的には飛距離の増加はなかなか望めない分、この分野での改良を重ねていくことが今後の私のゴルフには大変に重要になって来る、と考えていただけに、ここをこれ以上一歩後退するわけにはいきませんです。


一昨年はラウンドあたりのボギー・オン数がグッと増えていましたが、今年は少々減りました。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年7.64回になっています。

パーオン率が減り、ボギーオン率は維持された格好です。
ティーショットや2打目の、各ショットの制度が落ちた結果ですね。

Z版「がんばり率」とボギーオン率の組み合わせで、拾うゴルフを向上させたいところです。


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さて、例年であれば今年の目標設定をしたいところですが、昨年全てのデータが悪化してしまいましたので、

今年はどこまで回復できるのか、取り合えず具体的目標は無しでデータを取り、来年に繋げていってまたあらたに目標設定したいと思います。



4/21/2013

バレンシア (カントリークラブ)


本題に入る前に前哨戦を。

USC トロージャンズのフットボール・チームをサポートするゴルフ・トーナメント、
Lane Kiffin Heritage Golf Classic」 に参加して来ました。


画像をクリックで拡大します。
(トーナメント後のパーティーでトークするキッフィン・コーチ)


会場は、2年前にKIAクラシックを開催したインダストリー・ヒルズ (今回はアイク・コース) です。

トーナメントといっても、4人のベストボールをプレーしていくスクランブル形式のフレンドリーなお遊びコンペです。
参加費用並びに当日行われるオークションなどでお金を集めてチームをサポートするための fund raiser(資金集め)を行うためのものです。


今回のメンバーは、エンジェルズ・チャリティー・トーナメントの時とほぼ同じメンバーです。
例のHDCP5 くらいのブルースさんと、私と、HDCPでいうと25、30くらいのお酒のみのマットさんとキースさん、といった面子で、ショットの方は例によってブルースさんと私の2-men スクランブルの様相でしたが、今回は他の二人がパッティングですごい頑張ってくれました。

前回のチームで -4アンダーを上回ることを目標にプレーしまして、チームで -11アンダーでした。
(しかし残念ながら3位にも入賞できず。)

私はこの3月に入ってからの絶不調を抱えてのプレーだったのですが、随所に酷いショットを打ちつつ随所に良いショットも打ててチームには一応随分貢献出来ました。(^^;



ショットガンで我々は12番ホールからスタートしまして、1番ホールでは興味深いイベントが用意されていました。

ロンゲスト・ドライブのプロが我々の代わりに1番のパー5でティーショットを打ってくれて、2打目以降をプレーすれば良いということで、モンスター・ドライブを目の前で披露してくれるのです。



私が小さいわけじゃないんですよー。 マジでプロレスラーみたいなプロでした。(^^)
写真で持たせてもらっているのは彼のドライバーです。

因みに我々も一応ティーショットしても良いってことでしたが誰も打たず。
どのくらい置いて行かれるか肌身で体験したくて、私だけドライバーを打ちました。

まるでプレッシャーが無いせいか、今日一のあたりが出まして、やや打ち下ろしのフェアウエーど真ん中に260yショットを放つことが出来ました。

しかしこのプロが披露したティーショットは、まず狙う方向が全然違います。
40度ぐらい右の林の上に向かってエイミングし、ドカーンと高いドローボールを軽々とぶっ飛ばしました。
良い位置にボールを置くことが目的なので、おそらく本来打てる飛距離の85%ぐらいで打っているのじゃないでしょうか?

軽く100yは置いていかれましたですね。 本当に豪快でした。
パー5の506yの残りがもう140yでした。
「イーグル獲ってね!」って送り出されたのですが、しかし皮肉にも我々のチームはこのホールだけブルースさんも私もショットが全く噛み合わずにパーに終わりました。 (x_x;
ゴルフって不思議ですねー。


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さて、今回はかねてからチャンスがあったら!と思って止まなかったバレンシアCCをプレーすることが出来ましたので、そのご紹介です。(^^)

以前ラウンドしました、TPC バレンシアのすぐ近くにあるプライベイトのコースです。

ものすごく綺麗な、特に1番ボールのティーから見るコースの光景は、圧倒的な存在感のフェアウエーと起伏で溜息が出るほどでした。


Valencia Country Club
http://www.valenciagolfclub.com/


ロバート・トレント・ジョーンズSr.の設計で、2000年代にはチャンピオンズ・ツアーの大会が開かれていますし、1998年にはニッサン・オープン(現ノーザン・トラスト・オープン) が開催されています。

ファジー・ゼラーやジョン・デイリーは、リビエラCCよりいい、って言っているとコースのHPに紹介されています。

1965年開場の歴史あるコースですが、リビエラCCとは違って、バミューダ芝が使われています。


こういうコースをラウンド出来る機会に恵まれますと、会社に休暇を申請してしまいます。 (^^;

どう表現して良いかわかりませんが、とても満ち足りたワクワクした豊かな気持ちにさせてくれるゴルフ場でした。



当日は珍しく雲が厚い天候で、携帯で撮る私の写真ではあまり上手く撮れなかったのですが、それでもすごく綺麗なコースの様子が分かりますので、写真を幾つかご紹介していきます。


まずは、息を呑んだ1番ホールのフェアウエー上、2打目地点。
我々がランドした白ティーからは492yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


ディボット跡一つ写っていませんですね。
どうやったらこんな絨毯みたいに整備できるのだろう?

写真では上手く出ませんが、緩やかにしかし大きくうねりがあってかなりの高低差がある、ダイナミックなフェアウエーです。

3打目の100yをグリーンサイドのガードバンカーに入れてしまい、白くてふかふかした普段あまり出会わないタイプの、動く度に足がズブズブ砂に沈んでいくバンカーにいきなり戸惑いまして、出すのに3回かかってしまいました。(^^;

出てもまだグリーンの外だったボールを1歩に寄せましたが、これも外してしまい9打のスタートに。(笑)



こちらは4番ホールのティーからです。 354yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


緩やかに右ドッグレッグですね。
右サイドにバンカー群がありますけど、深緑の中に真っ白なバンカー、とても綺麗です。

折れたティーひとつ転がっていませんし、ディボット跡もありません。

この日の前半は、普段思いも寄らないスライス系のボールが全てのクラブに出続けまして、私個人は大苦戦しました。 この5年ぐらいで一番叩いたと思います。

このホールもグリーンを‘右’に外し、チップショットをシャンクしてわざわざバンカーに入れ、なんとか出せて5歩を残すもパットが惜しくも届かずダボに。

パターの距離感だけは悪くなかったです。 (でもいつもよりスライスしてたかも?(笑))



私のプレーは置いときまして、次の写真は8番ホールの短いパー4です。 白からですと337y。

画像をクリックで拡大します。


セカンド地点からグリーンまで、右サイドに長い池があります。

当然、左サイドに見えているフェアウエーバンカーの付近がグリーンへのアプローチのベストポジションになりますね。

そこへ向かって、約200y打てば残りは130-140yっていう算段でティーショットしますが、これがまたなぜか右へ行って木がスタイミーになる位置に行ってしまうんです。

このホールの辺りまで あまりの不調に (スコアが悪いだけならまだしも、打つボール打つボールがダメダメで、木の中から真横にチップして出すショットまでシャンクしちゃうし、グリーンから2yのアプローチで空振りするし)、ちょっと自分でも訳が分からなくなっていました。 (笑)

ここは、45歩(約31m半)のアプローチが全く寄らず、2パットでボギーでした。



後半に入りまして、起伏が大きくスケールの大きいフェアウエーの10番ホールの写真です。
440yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


目の前に見えている部分の大きく下ってから登った辺りに打っていけばよいのですけれど、白ティーからでも440yですから、平になった稜線の向こうは大きく下り坂になっていることが予想されますね。

パー5の9番ホールのセカンド・ショットでグリーンまで届く3Wを打って、少し感触が戻ったかも?と感じていた私は、稜線の向こうの下りに届かせて残り距離を短くしようと、ドライバーを打ちました。

前半の酷かったショットを忘れるぐらい良い当たりが打てまして、残りは175yぐらいだったのですが、下り斜面からのショットがまたもやヒール気味にスライス目に出て行って、グリーンの右手前のバンカーの右。

フェースを開いて上げて打ったら、僅かにグリーンに届きませんでした。

カップまで約15歩の下りで、グリーンまでは2yぐらい。
デリケートなチップショットを、・・・空振りしたのは、実はこのホールです。(^^;

やり直して打った少しフェースを開いて打ったチップショットが奇跡的にカップインしてくれまして、ボギーでした。(笑)



そして、16番の池越えのパー3です。 白ティーからは157yしかありません。

画像をクリックで拡大します。


拡大して旗が見えますでしょうかねー?
手前に池、後ろにバンカーが並んだ大きなグリーンで、カップはグリーンの右端に切られていました。

右の方が近いですし陸地もあるので、ピン位置としては左端よりは厳しくなかったと思いますが、ここのグリーンはアンジュレーションもありますし、バミューダ芝からのチップはカップがグリーンエッジに近いと難しくなりますのでダボもあり得ます。

池にも入れたくありませんので大きめで打ちたいところですが、後ろのバンカー群に入れてしまうと池に向かってバンカーショットを打つことになってしまいますし。

要するに大きなグリーンの真ん中を狙うのが最善策ですね。(笑)

距離がピッタリの6番I でグリーン中央を狙いましたが、やや引っ張って入ってしまいさらにフックしてグリーンの左に外してしまいました。

長い38歩(26m半)のチップショットを半分転がす予定で打って行きましたが、途中のマウンドのこちら向きの斜面にバウンドしてしまいややショートして6歩を残し、ボギーでした。
あとちょっとだけ強くてマウンドを越えればカップの方まで下って転がってくれたと思うので、惜しいチップでした。



さて、最後にご紹介いたしますのは、18番ホールのパー5。 白ティーからは522yです。

画像をクリックで拡大します。


こちらは2打目地点です。

写真で見えております、谷の底からグリーンまでは170-180yぐらいでしょうか。
そこへ行ってしまうとグリーンの旗はおろか前方には斜面以外なにも見えません。

私はこの位置から、向こうの坂が登り切った辺りを狙って3Wで打って行きました。


こちらが3打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ね、見えないでしょ? 写真で見るよりもずっとダイナミックなスケールのスロープなんです。

私のボールは実はやや右サイドのかろうじて登り切った辺りに写っています。(^^)

約120yの3打目は、右足が斜面にかかるスタンスのスイングでやや詰まってしまい、グリーンを右に外して20歩(約14m)のアプローチを残しました。

このチップショットは、PWを使って転がし気味に上手く打てまして、1歩半-2歩ぐらいに付けたのですが、パーパットはカップの右縁に外しました。
カップの外にボール1個、と読んで思ったところへ打てたのですが、カップ右縁狙いで良かったみたいです。 残念。



前半はもう普段にない右曲がりの連発で訳が分かんなくなった私でしたが、ものすごく楽しいラウンドでした。(^^)

後半やや持ち直せましたし(ショットは相変わらず不安定でしたが、少なくとも左へ曲がってくれました)、こんなに素晴らしいコースで気の合う友人たちと良い時間を過ごせまして、ゴルフっていいなぁ、とあらためて思ったのでした。(^^)



4/04/2013

ストーンリッジ (カントリークラブ)


ご一緒していただきましたラウンドで、お友達のサムさんが43・39=82で回り、ご自身のベストスコアを更新なさいました。(^^)

いやー、おめでとうございます。
12番のバーディー、見事でしたですね!(^^)

私の方は47・39=86でした。(すみません、詳細リポート省きます。)
最近老化現象 五十肩かどうか、両肘まで鈍い痛みを感じていて日課の素振りを休んでいたせいで近頃ショットが全然安定しません。 フルスイングの方が影響少ないんですが小さいアプローチ・ショットの時に肘に違和感を感じて苦戦してます。 この前にもムニ・コースで叩いてますし。

18Hのラウンドもちょっと減り気味で行っても近場のムニしパルのコースだったりしてブログもサボリ気味、ちょっとモチベーション下がりかけてましたが、サムさんにあやかって また気持ちを上げて行こうと思いました。(^^;

またご一緒させて下さいね!


~~~



友人がプレイベートコースのティータイムをセットアップしてくれまして、行って来ました。
バウチャーはすでに期限切れでしたが、コースの方の計らいで、数週間伸ばしていただけました。(^^)

カープールで乗り合わせまして、1時間半ほどのドライブです。

Ted Robinson氏の設計で、1962年の設立の非常に古いコースです。


Stoneridge Country Club 


古いコースですが、ゴワゴワのKIKUYU芝ではなく粘いバミューダ芝が使われていました。

池は9番のパー3のグリーン前に小さいのがあるのと、18番のグリーンの左側半分の前後を挟むように配置されているのと、二つしかありませんでした。

ものすごい急斜面のアップダウンがキツいホールが幾つもありまして、成長した木でセパレートされているいかにも古い感じのコースでした。

コースの全長はバックの青ティーからで6,500yと長くはないのですが、コース/スロープ レートは 71.9/131 と、なかなかにタフになっています。 
おそらくホールによってはかなり狭いフェアウエーと、キツい傾斜、(そしてよく切れるグリーン?) のためではなかろうかと想像いたします。

我々の日程がなかなか擦り合わず、予定を延ばしに延ばしてしまったため暖かい日にはなったのですが、あいにくグリーンがエアレーションして1週間ぐらいの状態で、グリーンは切れずスピードもやや遅め、と言った感じになってしまいました。

急な傾斜と高いセパレーションの木々の組み合わせは、風が強く吹くと極端に難しくなりそうな雰囲気ではありますね。  でも この日はほぼ無風でした。


朝は曇ってるかなー、道中雨がパラついたりもしたなー、って思っていたら、すごく暑い日になりました。 さすがサンディエゴ。(^^)
油断してうっすら赤く日焼けしてしまいました。



それでは幾つか撮ってきたコースの写真をご紹介していきます。
初めてのコースはいつもワクワクします。





まずはスタートの1番ホール。 493yのパー5です。
スマートフォン・アプリのGPS が無いと、先がどうなってるのかさっぱりわからないティーからの景色です。

画像をクリックで拡大します。


いきなり目の前がぐわっと上がっていて、なにも見えません。
どうやらフェアウエーが右に傾斜していて、右ドッグしていく模様が伺えますが。

まぁとりあえずパー5ですので、3WでFWやや左目にティーショットして様子を見ました。

セカンドも3Wで打って残りは約60y。 3歩に付いてくれて下りのパットが入ってくれましておはようバーディー。
いつもの経験からは、・・・ちょっと嫌な予感がします。(笑)



そしてこちらは、まるでフットボールのフィールドゴールを蹴るかのような気持ちになった7番ホール。  195yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


手前の左右に門構えている木々といい、グリーン後ろの椰子の木2本といい、なんかフットボールのゴールみたいでしょ?

「ここを通せ、まっすぐだ。」 と言わんばかり。 その真っ直ぐが難しいんだっての。(笑)

ピンの位置も、ティーの位置も少しずつ手前だったため、約180y弱と見て4番アイアンで打ちました。

私は右、友人は左の木の葉っぱをかすめて行って、二人ともグリーンはヒットしました。
どうやら間さえ通ればグリーンの様です。(笑)

正確には私のボールは少しグリーンから溢れまして、チップショットは思ったより転がってしまって5歩(約3m半)を残しましたが、上手くカップインしてくれてパーでした。



後半に入りましての11番ホールは、激しく急な超打ち下ろしの右ドッグレッグの、402yのパー4でした。

画像をクリックで拡大します。


フロントティーまで行って覗き込みますと、ホールの様子が判るのですが、この青ティーからの写真では、ホールが下でどうなっているのか皆目見当も付きませんですね。

しかし景色は良いです。(^^)

私はここも3Wでティーショットしまして、とりあえず真っ直ぐ行きました。


で、2打目地点はこうなってます。

画像をクリックで拡大します。


90度までは行きませんけど、70度ぐらいのドッグレッグですかね?

ティーショットはすごく上手く行ったのですが、ここからのショットを手ひどく左にミスってしまいまして、60yも残しました。
そのショットもグリーンを外し、グリーンサイドからのチップを2歩(実際には1歩半ぐらい)に寄せましたが、パットも外してダブルボギーに。(x_x)

せっかく狭いやつを上手く打ったのになぁ。



続く12番のパー5はこれまた壮観です。
530yの、ティーショットは打ち降ろしてセカンド以降はひたすら登るレイアウトです。



左右には隣のホールがありませんから、比較的タイトに見えます。
そういう訳で、またしても3Wでティーショットして行きました。

ティーショット、セカンドショットともにまずまず上手く打てまして、サードショットは約110yぐらい。

2番手は大きいクラブじゃないと、ってことで8番アイアンで打って行きまして、7歩(約5m)に乗せました。



さて、最後の写真は17番ホールの384y、パー4です。

画像をクリックで拡大します。


ご覧のとおり、真っ直ぐ出て行って2打目以降はやや左へぐぐーっと登っていくレイアウトです。

ドライバーは左バンカーのさらに左へ行きましたが、なんとかグリーンへは開いていました。
登りの150yをややフック気味に上手く打てたのですが、グリーン右に少しだけ外れました。

ここからのチップショットは23歩でしたが、ワンバウンド目をグリーン手前のラフにバウンスしたにもかかわらずボールはグリーン上の斜面をするすると行ってしまい、7歩(約5m)も残してしまいました。

このパットがうまい具合にカップインしてくれまして、パーを拾えました。

このホールは友人も同じように 14フィートぐらいのパーパットをカップインさせまして、楽しくハイ・ファイヴしました。(^^)

こういうの、ゴルフって楽しいですよねー。



今回の写真は、ご覧のとおり縦にして撮った物が多かったんです。

これもコースの特色を表していると思います。 (^^)



3/19/2013

Daddy Long Legs (あしながおじさん(蜘蛛?)) Putter


テイラーメードから、Daddy Long Legs (DLL) と名のついたパターが発売されたことを、先週のタンパベイ・オープンで知りました。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。  PGA Tour.com


先月の at&t プロアマで、ビジェイ・シンが2-3週間トライしてトーナメントで使ってみたのが最初らしいです。
その時にはJBホームズも試してみたらしいです。

その後、試してみるプロはどんどん増えて、EverBank、Y.E. Yang、Ryan Moore、Scott Gardiner、Troy Matteson、Steve Marino、Pat Perez,、John Huh、そして Henrik Norlander という具合だそうです。



このパターの特徴としましては、シャフトおよびグリップがちょっと長いんですね。

普段使う通常のパターよりも、2 1/2インチほど長いものを選択するように推奨されていまして、アンカーリングはしないんですけれども、握っている位置よりもシャフト&グリップが長く後ろに出ている分、カウンター・ウエイトのバランスになっているそうです。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。  Golf WRX.com



常々ロングパターやベリーパターには、アンカーリングの他に、カウンターバランスの効果があるはずだって思っていましたが、やはりその効果を活かそうという商品が出てきた様子です。


米国のテーラーメードではまだ販売されておらず、パターのページにも乗っておりませんでした。

Taylormade Golf.comのパターのページ

一般発売は、4/15になりそうだとの情報が流れています。



一方、日本のテイラーメード・ジャパンでは既に販売されている様子ですね。
( いつから販売開始されたのか、私はちょっと把握しておりません。(^^; )

Taylormade Japanのパターのページ


どういう経緯で日本先行になったのでしょうか。
興味深いです。



私自身、110gのカウンターウエイトをパターのグリップエンドに入れてありまして、カウンターウエイトの効果はひしひしと感じております。

主な効能にはストロークの安定性の向上、そして緊張時に手が動かなくなることへのストレスの軽減とスムーズな動き、そしてさらには、ヘッドの動きとボールをストロークした時の反応を感じやすくなること、などが挙げられようかと思います。


アンカーリングの問題は、どのように決着が付くか目が離せませんが、一方でこういった新しい商品が出てくることは大歓迎ですよね。




3/04/2013

タイガーのロストボール at Honda Classic


アンカーリング禁止の問題ですが、LTE (欧州女子ツアー)もアンカーリング禁止に賛同する姿勢を表明しましたね。

これで、欧州ツアー、英国プロ協会、ならびに LTEは禁止に賛同。
一方の米国では、PGAツアーとPGA of Americaがアンカーリング禁止に反対を表明、LPGA (米国女子ツアー)はいまだ態度を保留。

ちょっと混沌として来ました。


JGAとか、日本ゴルフツアー機構とかは態度表明していましたのでしたっけ?

今後も目が離せません。 (私自身はアンカーリングのパター使っていないんですけども。)


***


先週末のホンダ・クラッシックの3日目、すごい珍しいシーンをみました。

この大会は、池が多いフロリダのPGAのコースですしカップ位置が池ギリギリのホールも多かった上に、風が強目に吹いたこともありまして、数多くの池ぽちゃを目にしました。 3日めだけで15個とか池にボールが入ったんだったかと思います。


池越えの17番ホール197yでタイガーの打ったティーショットは、風に戻されたそうで(タイガー談)、グリーン手前の斜面に落下したように見えました。

スプラッシュや、波紋は全く見えませんでしたので、おそらくラフにズドンと刺さっていることかと思われます。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


キャディさん、同伴のキャディさん、タイガー自らと、総出でボールを捜索。

Tiger can't make a charge at Honda Classic

記事にも書いてありますが、5分は軽くオーバーしたんじゃないかって時間捜索は続きましたが、結局見つからず。

こういうのは不運としか言い様がありませんが、全盛期のタイガーには起きなかった現象じゃないでしょうか。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


この間、タイガーのショットのTV映像を、私も即座に巻き戻して何度も見ました。

スロー再生の場面をさらにコマ送りにして見てみたりしましたが、空中からグリーン付近に落ちてくるまでは画面にはっきり写っているボールが、グリーン後ろの観客席の高さぐらいに落ちてきた辺りで忽然と消えてしまい、落下地点がどこか全くわからないのです。


この時の動画をyoutubeで探しましたが、上がっていないようです。


コースの状況としましては、流石PGAのコース、グリーンの後ろに巨大スタンドがありまして、何千人の目がボールに集中していたんだろう?と言う状況。


昨年の最終日の写真で、ピンの位置やティーの位置が違いますが、写真としてはこんな感じのホールです。  ↓

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


結局 ロストボールになりまして、タイガーは元のティーまで係員のカートで送ってもらって戻りまして、打ち直しになりました。

タイガー、一旦はグリーンから90yのドロップエリアに行ったのですが、無くなったのが一番上の写真の赤杭並びに赤線の上か下かすら判らない、ということで、197yのティーまで戻らざるを得なくなったのです。


ちょっと不運でしょう?

まともに池ぽちゃしたブー・ウィークリーとかは、90yを見事に寄せてボギー・セーブしていましたし、例えどんなに深く埋まっていて打てないとしても赤杭の中だったとしても、カップに近づかない位置に1打罰でドロップしてチップショット、パーとかボギーを狙えます。

ホールは違いますが、16番のパー3でグリーン右及び手前の2mもあろうかという護岸の下の水の縁の僅かな砂地にボールが落ちたリー・ウエストウッドは、どう打とうかいろいろ画策した挙句に結局ウォーターハザードの処置をとって1クラブでドロップしましたが、あまりにグリーンと護岸と池がギリギリな設定のため、ドロップ位置はなんとグリーン上でした。

どんな状態であれ、たとえ池の中であれ、ボールの確認さえ出来ればもっとずっと良い措置がとれたのに。



ルールの事例的には何の変哲もないあまり面白みもない事例なのですが、

あれだけ大勢の人がグリーンの周りにいて、あれだけ大勢の人がタイガーのボールを見ていたのにボールがなくなり、あれだけ一所懸命に探したのに見つからないというのがとても珍しいと思いました。

ブッシュだとか木の中だとか、PGAのプロはみんなロストボールを経験しているでしょうけれども、スタジアム・コースの造りになっているコースの、大型スタンドが設置されているホール、しかもパー3でのロストボール、っていうのはかなり珍しいかと思いました。

ですから、捜索が5分を超えたのはよく理解出来ます。
時間超過で言えば、もっとずっと問題なスロープレイのプレイヤーが沢山居ます。


でも、ワールドランキングのトップに君臨していた時のタイガーには、こんな不運は起きなかったなぁ・・・と、時の勢いというものを勝手に感じた次第です。




3/01/2013

マッスルバックとキャビティバック 2013


お友達の選ばれし物さんの 『ポンコツ屋のブログ』 にて、ちょっと面白い企画をなさっておりましたので画像を紹介させていただこうと思いました。


四の五の書く前に、まずはそのまとめ画像を貼り付けますね。

画像は全部、ポンコツ屋のブログさんから直接フィードしています。
(ですから、あちらのサーバーが例えばダウンしてたり、ご覧になっている方のサーバーがexcite!をブロックしていたりしますと、画像が表示されないということになります。)

画像を拡大したい場合は、クリックして頂きましてポンコツ屋のブログさんの当該ページに飛びますので(別ウインドウが開く設定にしてます)、そちらであらためて画像をクリックして(2回クリックしないと拡大しないかも) いただきますと大きい画像で見ることができます。



まずは国内男子プロの使用アイアン。

画像をクリックでリンク元ページが開きます。


使用クラブは、GDOのサイトにあった使用クラブの表を元にしているそうです。

ですから、今は違うの使ってるよ、とか、2種類併用じゃない?とか、多少のいろいろはあろうかとは思いますが(私自身思いましたが)、GDOさんのせいです。(笑)
(基本的には取材日まで記載されてますから、タイミングの問題だけで間違ってはいないのだろうと思いますけれども。)


私としては、キャロウエイに移籍した遼くんが アーニー・エルスやフィル・ミケルソンと同じRAZR X Muscleback を選択し無かったのが意外でした。

RAZR X Musclebackは次の写真に出てきますが、別名 X-Proto (お友達の hallyさんが愛用なさっていらっしゃいます) の新溝適合バージョンのアイアンです。


こちら ↓ に、選ばれし物さんの記事の主旨が書かれておりますが、



2013年の国内メーカー各社からそれぞれ所謂マッスルバックのアイアンが新しくリリースされ、マッスルバックへの回帰の様なトレンドが見て取れるが、プロの場合は案外と純然たるマッスルバックのアイアンを使っていないなぁ。 ということが見て取れます。

この写真ですと、16本中、1本半って感じですかね。



こちらはPGA(および欧州ツアーから来てプレーしてる人も)の男子プロの使用アイアンです。
似たような傾向が見て取れます。

画像をクリックでリンク元ページが開きます。


サポート体制とかの差でしょうか、日本国内メーカーさんのアイアンが減りまして、米国メーカーさんのアイアンが並んでいます。

左上が空いているのは、ローリー・マキロイがタイトリストからナイキに移籍して、GDOさんのリストではまだタイトリストの712MBになってたからでしょうかね?
マット・クーチャーも、この間のアクセンチュア・マッチプレーの時に見てたら、スネデカーと同じブリジストンのJ40使ってましたね。

こちらでも、15本中4本だけです。

でも、キャビティーバックと言うにはあまりにも凹部分が浅いよねー、って感じのクラブも多いですね。

こうやって画像で並べていただく(選ばれし物さんからの) 一手間で、随分見やすいです。



もひとつ、ワールドランキング順になっているのがこちらの写真です。
2013年、最新のランキングでの使用クラブ。

画像をクリックでリンク元ページが開きます。


ローリーがまだナイキになっていませんけど、ワールドランキングの上位の上位になりますと、少しだけマッスバック率が増えてるような感じがいたします。
16本中の8本、ってところでしょうか。

私には、680MBが際だって見えちゃうんですけど、ウエブ・シンプソンは712のAP2に変えちゃってるっぽい情報もあります。

アダム・スコットは710MBのままなんでしょうかね。

私、個人的には710MBより712MBの方が見た目が全然カッコ良くなってると思うんですが、ここまで今年から使わないローリーの分しか712MBの写真が無いのがすごく意外でした。



もうふたつ、国内女子とワールド女子。

画像をクリックでリンク元ページが開きます。


ゼクシオとブリジストンの一騎打ちって感じですね。 そうでもないかな?

選ばれし物さんが元記事に、「TOURSTAGE V-iQ FORGED IRONとゼクシオ セブン アイアンて  設計思想の方向性が 随分違う気がします。 」ってお書きになっています。
これはちょっと私も気になりますねぇ。

あと、ちょっと目を引きましたのは、6位の人のアイアン、見たこと無いなぁ。ってところです。



ワールド女子の方は、

画像をクリックでリンク元ページが開きます。


私としては、クリスティ・カーがちょっと嬉しいです。
X-22 Tourってクラブは、X-Tourがマッスルに移行するに伴って、X-Tourと全く同じ感覚で使えて見た目も落ち着いて出来ているクラブでして、一時X-Tourの6番が無くなった時(←あとで無事出て来ました。)にX-22 Tourを買って入れてラウンドしたぐらい違和感ないです。

テイラーメイドの ツアープリファードMCってクラブも試打だけですが好きな感触でした。
CBではなく、(MBも良かったけど、) MCです。


ずらーっと並べてみると、楽しいですね。

選ばれし物さん、ありがとうございます。m(__)m


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私自身としましては、マッスル、キャビティ、マッスル、キャビティ、キャビティ、マッスルと変遷してきていまして、どちらにもこだわりがありませんし、あんまり違いを感じません。

むしろ、オフセット(フェース・プログレッション)とか、重心距離とか、そういうスペックの方が、自分に合う合わない、使いやすい使いにくい、という感触につながっているように感じます。 (スペックとの関連はよく分かっていませんけれども。(^^;)

グースが強いと駄目なんですよね。
しばらく辛抱して使えば慣れちゃうのかも知れないんですけど、最初に打った時の第一印象をもっとも重視してクラブを選んじゃいますので、今まで何度かトライしましたが定着しませんでした。


もっと私にふさわしいアベレージ向けとかの易しいクラブで距離も出る、っての 「いいなぁ。」って思うのですけど、1球目からスパーン!って行ってくれるクラブになかなか出くわしません・・・。



2013年、国内メーカーのマッスルブームとも言うべきか? な動向、今後のプロのクラブ選択とか、俄然注目ですね。

マッスルバックのクラブ自体、一昔前のマッスルバックとは全然違いますからね。


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以下、私のアイアンセットの履歴です。

(これ以降は、おっさん(私Z)の昔語りになっちゃうので、続きを読む>>に。(笑))

2/27/2013

ウエストリッジ(ゴルフクラブ)の2


こちらのコースは、バック9を練習に行ったり、夏場の夕方18ホールを終えないラウンドの練習に行ったりしていたのですが、まともに18ホールラウンドすることがほとんど無かったため、いままでラウンド記を書いていなかったようです。

登場している記事は2つありました。

・ ゴルフスイング-14
・ ウエストリッジの17番ホール


普段は マイル・スクエアのバック9とかで練習ラウンドすることが多いのですが、あちらはコース全体がフラットなんですよね。

こちらのウエストリッジは、丘陵地にコースがありまして斜面の打ち方を要求されますので、時々こっちに来ないとフラットに慣れちゃって斜面でミスを連発するようになっちゃいます。

距離は長くはないんですが、とても戦略的なホールが並んでいて、飽きないコースだと思います。


Westridge Golf Club


設計は、Robert Muir Graves氏で、サンノゼとか北カリフォルニアのコースを手がけている方で、この辺のコースではここだけではないでしょうか。

そしてこちらのコースはつい最近になって経営者が変わりまして、値段設定やコース運営が若干変わったようです。

3週間前に来たときはバック9がまだバック9でしたが、値段が少々変わっていました。
今回朝7時に来たのですが、ここ2週間ほど前からフロント9とバック9を入れ替えてスタートしているとのことでした。

そういう訳で、勝手知ったるバック9をフロント9 としての18ホールのプレーでした。



最初の写真は、私がこのコースで2番めに好きな14番ホールの写真です。
青ティーからは520yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


こちらはティーからの写真ですが、240y遠方に立っているポールをターゲットにティーショットを打ちます。

そこから大きく右に70度ぐらい曲がってさらに下っていくのです。
まず240yの打ち降ろしのパー3をプレーして、そこから新たに谷越えのパー4をプレーするみたいな感じですね。

ここのグリーンは長くて大きく、しかも右上奥から左下手前にすごい急傾斜でできていまして、この日のようにピンが右奥に切ってありますと、ちょっとグリーンの中央寄りに外しただけで、するするするするとグリーンの左手前まで戻って来てしまいます。

分かっているんですが...3パット、今回もやられてしまいました。(^^;



続きまして、私がこのコースで一番好きなホール、17番ホールのパー4、登りっぱなしの402yです。

例の、「ウエストリッジの17番ホール」という記事にしたホールです。

黒ティーからですと443yありまして、あの急勾配の登りでは私にはもう完全にパー5ですね。
402yでも滅多に2打で届かないんですから。

画像をクリックで拡大します。


右側は川でして、ウォーターハザードです。 左側の斜面はブッシュでして、打ち込みますとボールは出て来ません。

長くて距離が欲しいのに、狭いフェアウエーにきちんとティーショットをプレースしないといけないんですよね。
HDCP2ですから、バック9で一番難しいホールです。

私はなぜかこのホールだけは相性が悪くありません。
バーディーはもちろん望めないのですが、ダブルボギーを打つことはあんまり無くって、毎回なんとかボギーとかパー拾ったりとかでしのいでいます。

ティーショットが少しでも完璧な出来じゃなければ2打目は気楽に 3オン狙いでレイアップせざるを得ないので、無理をしないせいかもしれません。

今回は、DRがまぁまぁでしたが残り200yのセカンドショットを斜面に対応し切れずか打ち損ねて約100yも残してしまいました。  サードショットがたまたま上手く打てましてカップの5歩(約3m半)奥に付け、登りのラインが入ってくれてパーをセーブ出来ました。 なぜかいつもこんな感じなんですよね。



さて、後半は本来のフロント9です。

まずは本来のスタートホール、1番から。
363yのパー4ですが、登りっぱなしのため長く感じます。

画像をクリックで拡大します。


右のフェアウエイ・バンカーとの兼ね合いで、私は3Wでティーショットして行きました。

弾道の違いもありますので、こういった登りのホールは DRと遜色ない距離が出てくれることも少なくないですしね。 (むしろDRが思うように距離が出てくれなくてミスすることも多い、と言う意味ですが。)

右側は落ちていて、OBになります。



そしてこちらは3番ホール。 ものすごく短い打ち降ろしのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


以前は、青ティーと黒ティーは、もう一段後ろにティーイング・グラウンドがあって、155y、160yあったと思ったのですが、閉鎖されていました。

コース図からも削除されてますので、無くなる予定なのでしょうか?


私はここでクラブ選択を考えすぎたかどうか、どダフってしまい、グリーンに遥か届かない間のブッシュに入れてしまって、痛恨のOBを打ってしまいました。

PWか9番アイアンの距離、HDCP17のフロント9で一番易しいホールなのに。

打ち直しはカップの左5歩(約3m半)に付けまして、ボギーを狙ったのですがカップの縁に外れてダボ。

友人によると、「えらいボールに近く立ってたんで、あれー?と思ったんだよね。」ってことでした。
んー、なるほど。 10cm以上ダフっちゃいましたからねー。(^^;



続く4番ホールです。 ものすごく短いパー5。

ホール図のヤーデージは、いくらなんでも間違っていると思われます。
スコアカードには、黒480y、青470y、白460yと書かれていますので。

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ティーショットはかなりの打ち降ろしで、この赤白のポールをターゲットに打ちます。

フェアウエーが、この写真の手前の部分までは左に傾いていまして、右のカート道とこのターゲット・ポールの間ぐらいを狙って打つとちょうどよくボールは左へ転がってきます。

この日は私としては最高のティーショットが打てまして、写真の位置にボールが来ました。

グリーンセンターまで約210yですから、2オン狙い行くっきゃありません。
(もし池に入れても、右から回しておけば池の手前からドロップして4打目で打てますので。)

私のボールは低くって、キャリーの距離がかなりギリギリ危なかったのですが、なんとか池を越えまして、グリーンの左奥まで転がって行きました。

この日はバーディーはこのホールだけでした。



続く5番は、このコースで一番難しいHDCP1のホールです。
長い上りのパー4。

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ホール図のヤーデージは、これも間違っているようです。
スコアカードには、黒450y、青400y、白390yと書かれています。

いくらなんでもこんな登りで青から471yもあってパー4は無いでしょう。

私のドライブは、上手くFWバンカーをかわして向こう側の左サイドに。
そこからまだ195yもありましたので3Wで打って行きましたが、高さが今ひとつ出ませんで、グリーン手前の右のバンカーの少し左まで転がりました。

ここからのチップショット、登っている分を考えていつもの54度ではなくて 50度で打って行きましたところ、非常に上手く行ってOKの位置についてくれました。(^^)
この記事に書いたショットです。 乗用カートのラウンドでこれを思い出して使えたのは進歩だと思います。(笑))



さて、最後にご紹介します写真は、8番ホールの長いパー4です。 HDCP3。

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私のティーショットは、ややドローがかかりすぎまして、左のフェアウエーバンカーに向かいました。

で、どうやら行ってみますと、バンカーを向こう側に越えて斜面を途中まで隣の2番ホールの方へと途中まで転がり落ちていました。
左のフェアウエーバンカーまでは間がブッシュになっていてアウトなのですが、そこを超えた距離の位置ですと助かるので、いやー助かりました。

斜めの斜面から、ユーティリティーの4番で木の上を抜いて見えないグリーン方向へ打って行きましたが、これがものすごく運良くグリーン手前にかろうじて乗ってくれました。(^^)

しかしカップまでは、2段グリーンでしかも27歩(約19m)もあるパットが残っていました。

このパットは、奇跡的に距離感が合ってくれまして、カップの右に50cmにつきまして、パー・セーブ出来ました。 こういうのが大きいですね。 (^^)