11/23/2009

ブラックゴールド (ゴルフ・クラブ)


ここは以前3年ぐらい前にプレーしたことがあったっきり、なぜか子供が熱出してキャンセルしたり、急な仕事の都合で行けなくなったりしてずっと縁がありませんでしたが、この週末、私のゴルフバディに予約を入れてもらってミニ・トーナメントに参加することが出来ました。

ノリさん、いただいたギフトありがとうございました。 「なんて書いてあんの?」って聞いて、喜んでましたです。(^^))


このコースは、リチャード・ニクソン元大統領の生家があるYorba Linda市にあります。
けっこうタフなチャンピオン・コースです。


Black Gold Golf Club
http://www.blackgoldgolf.com/


Arther Hill氏の設計で、まだ2000年に出来たばかりのコースです。

元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られていまして、、アンジュレーションがきつくてうねったグリーンと、フェアウエーやグリーン周りもまたあちこちがうねっています。
傾斜からの打ち方をやらなければならないショットを多数要求されます。

グリーンのスピードは私の基準のスピードと同じくらいでしたが、コンパク
ションが高いようでグリーンへのアプローチは跳ねて転がってしまうのを計算に入れなくてはなりません。
下りの順目のラインは流れるようにスーッと行ってしまうので、すごく速く感じます。

しんどいけですど、こういうグリーンは好きです。(^^)

また、コースの整地されていない部分は自然保護区域になっていて、
rattle snake(がらがら蛇)注意の看板があちこちに設置されています。

今回は特に、7歩以下のパットの打ち分けを実践するべく、意気込んでのラウンドです。(^^)



ではいつものようにいくつかのホールをご紹介します。


3番ホールのグリーンです。 短い364yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


私もフェアウエー左サイドにある巨大なバンカーにティーショットを入れてしまいまして、2打めは左手前にショート。
3打めのアプローチはこの写真で言うと真右の方から、やや左足下がりのライからこのピンへ打ち上げて寄せる易しくない約30yでした。

珍しく上手く打てまして、写真にx印を付けた辺りの2歩(約1m半)に付けました。
1番の1歩ちょっと、2番の横のラインでダウンヒルややフックラインの2歩のパー・パットをしぶとく決めてきていましたが、ここは下りで右に2カップ半くらいかなり曲がるスライス・ラインです。

1番2番のパットを見ていた、この日初めて会うスコット(ちなみにこの人は7.5度のXシャフト中調子のドライバーを使いながらもシャフトがしなりすぎて弾道が安定しないという怪力プレイヤーでした。ハンディは15らしいですけど。)が、「このパットはどうかな?」って声かけてきましたので、

「下りのスライスは人類には決めらんない」ってこの間雑誌で読んだんだよね。とか答えつつ、6.5cmのテークバックで打ってみたら、入ってしまいました。(笑)

外れたらまた1mぐらい行ってしまいそうでしたけど。(^^;



4番の496yパー5の3打目は50y(うちグリーン上が30yぐらい)のアプローチでして、グリーン手前ぐらいにワンクッションで低いボールで転がして行ったんですが、最後ぐぐぐーっと左に90度ぐらいカーブして行ってカップをかすめ、30cmに止まってくれてバーディーを奪取。
3番のパーパットが入ってくれたのが好影響した感じです。(^^)

しかし次の長い430yの5番をボギーにした後、

6番のティーショットはドライバーのトゥ寄りで打って左へ曲がり、わずかに1yぐらいハザード・エリアに入ってしまい、1ペナルティーを払ってドロップ。
(結果的にこのホールはダブルボギーにしてしまいます。)

その6番のティーショットを終えた頃に、Roadrunner (ミチバシリ)と呼ばれている種類の鳥が姿を見せました。すかさずパチリ。(^^)



可愛いでしょ?

「ミッ、ミッ!」って言って、ピューン!って走るこのカートゥーン、ご存知でしょうか?





次の写真は8番ホール、203y打ち下ろしのパー3です。

画像をクリックで拡大します。

(写真はグリーンからティーへ振り返るアングルで撮っています。)


私はややフック気味に打ったためにグリーン左約1yに外し(この写真で言うと右の方ですね)、そこからのチップショットを約2歩に寄せました。
この写真ではx印ではなく、カップ手前左に写っている白いのが私のマークです。

この2歩が決まってくれてパーが取れたのは、気持ちの上でかなり大きかったです。
フックラインでしたし、チップショットで転がってきて通り過ぎてますから言わば返しのパットみたいなもので、3番とは比べ物にならないくらい楽に感じる2歩でしたが。



次は15番の短いパー4、左ドッグレッグのパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


どうでも良いのですけれど、正面後方、上の方に見えている家の横の道路、ものすごい急な上り坂ですね。(笑)
写真に写っています右サイドのフェアウエー・バンカーまでが225yですので、このバンカーの左狙いでティーショットしました。

2打めはドドーっと打ち上げて行くのですが、ちょっと使うクラブを読み違えまして手前に16歩(約11m)残しましたが、このパットは難しかったです。
14歩ぐらいまでは上っていて、そこから先はカップに向かって下っていくんです。
特にカップを過ぎてからが下りがきつくなっていますので、過ぎてしまうとボールは止まりそうにありません。
返しの方がラインが見えますから通常なら50cmぐらい長めに打っていく“予定”で打ちますが、ここはとにかく14歩(約10m)の稜線まで打つこと、
カップを過ぎるスピードで打たないこと、を念頭においてパットしましたが、2歩ショートしました。

結局この2歩の下りのスライスをカップに蹴られて外し、3パットしてしまいました。
(すんごい悔しいです。)



これが最終18番の美しい池越えのホール、518yのパー5です。

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この写真は、10番パー3のグリーン上から撮っています。
石垣の滝の後ろにあるのがクラブハウスですね。


ティーショットはこんな感じで、長くは無いパー5らしくティーショットはタイトな感じ。

画像をクリックで拡大します。


ドライバーは、この日一番しっかりした当たりでフェアウエーセンターをキープ。

2打めは池まで200yでしたので、池までは届か無いクラブで打ってレイアップしました。
3Wを完璧に打てば届かなくは無い距離でしたが、池越えにならない左の花道は幅が狭くてとてもそんな確率の低いギャンブルは出来ません。
3打目は池越えの、ピンまでは89yでグリーン奥のエッジまでが95y。(カートに付属のGPSに拠ると、です。)

池には入れたくないんですが、硬いグリーンですのでピンよりかなり手前に落としたい。
普通なら池越えは大きめのクラブを選ぶんですけど、ここは17番でバーディーを獲れていた勢いで、フルショットのウエッジを選びました。

少し左下がりの少しつま先下がりという複雑なライでして、ピンの左手前に落とせばグリーン上の傾斜で右に流れて転がって拠るんじゃない?ってアドバイスをもらい(10番から見えてましたから、チェックしといたんですよね。)、そういう狙いで打ちましたがグリーン右いっぱいのエッジのところにオンしました。

ディボットの跡を確認してみましたが、ターフはピンの5yぐらい左に向いていました。
ライの傾斜の関係で、右に飛んだんですね、きっと。

得意な7歩(約5m)のやや登りの軽いフックライン。
狙って沈めに行きましたがALで外れて1歩残し。
返しもなんとかしっかり打ててパーで気持ちよく終了できました。


11/22/2009

Glowball Golf at Coyote Hills


これは一風変わってます。 :-p


近くにあります、コヨーテ・ヒルズゴルフコースから、こんなメールが届きました。

Glow Ball Golfのお知らせです♪

画像をクリックで拡大します。


要するに、金曜日の夕方暗くなる頃にゴルフ場に集まって、ビュッフェ形式の素敵なディナーをみんなで食べてる間に日が完全に沈んで辺りが暗くなったら、ショットガン形式でゴルフしようじゃないの。
そんでもって表彰式とかもやってエンジョイしましょう。って。

なんでも人気イベントらしくて、予約のウエイティングまで出るって書いてあります。


最も変わっているところは・・・、ナイター・ゴルフじゃないんですね。

蛍光スティックをねじ込んだ緑色に光るクリスタルボールを使って、暗闇の中プレーしようって訳なんです。
なんだそりゃ?(笑)


バック9の9ホールだけでのプレーなんですが、暗くて運転できませんから歩きでの参加のみ。
・・・まだ、なんだか的を得ませんね。

まがりなりにも、ペイン・スチュワート設計の、かなりアップダウンのある難しいコースなんですが、月明かりだけでまともにプレーできるんだろうか?
もっというと、ボールは光ってるかも知んないけど、クラブヘッドはろくすっぽ見えない訳で、ちゃんと当たるんだろうか?打てるんだろうか?


ちょっと検索して、昨年の大会の様子をリポートした記事を見つけました。

www.tydaniels.com/coyote-hills-glow-ball-moonlit-golf-tournament/



どうもですね、すっごい楽しかった風に書いてあります。(笑)

ところでこのリポートを書いているのは、以前この記事で取り上げた弾道の解説イラストを書いていたサイトです。


ボールは2個支給で、3個目を自費購入することも出来るが、3個ロストボールした時点でそのプレイヤーはジ・エンド。

昨年は2人ペアで、いい方のスコアを採用するベストボール方式だったらしいです。

暗くて、最初は上手くボールに当たらないんだけれども、20分もすると目と体が慣れてきて打てるようになってくる。 そのうちに満月が高くなってきて、ほの明るくなり、楽しく打てるようになってくる。

すぐにボール無くなっちゃうかと思うと、光るボールってのは捜しやすくて、かなり深いラフに入り込んでいても楽勝で見つかる。(私の感想: でもなー、谷に落としちゃうとだめでしょ?)

ボールはね、通常のゴルフボールより2クラブもしくは15-20%は飛ばないらしいです。
しかし!パターで打つときはよく弾くらしい。


ティーボックスには、オレンジに光るかぼちゃが置いてある。
コースのフェアウエイ中ほどには、ガイドとして赤く光るスティックが設置されている。
ピンフラッグは、頭のところが緑に光っていて、カップにも緑に光るブレスレットが中に入れてあって、場所が分かるようになっている。
各人は、光るスティックを帽子などに付けてコースのどこにいるか分かるようにする。


楽しくなっちゃって、「もう俺は暗闇でしかゴルフやんねぇ!」なんて言い出す人まで居たらしいです。(笑)

年1回だけのイベントで、また1年待たなくちゃなんないのが玉にキズ、とか書いてあります。(笑)
(私の感想: ホントかよ?)


とかなんとかいいつつ、“変なイベントはやってみなくっちゃ魂”がむくむくと。(笑) (^^;

予約入れちゃいましたよ。(笑)
12月4日(金曜日)です。
(たぶん満月?)

なんか興奮してきました!(笑)



***

ちなみに、これが以前普通の明るい時にラウンドしたレポートです。

コヨーテ・ヒルズ(ゴルフコース)




11/20/2009

テークバック相関グラフ


ちょっとくどくいかも知れませんけれど、整理のため書き留めておこうと思います。

16フィート以下のパット」という記事を発端にノリさんとデジタルパット談義をさせていただいた折に、「そう言えば、パットの距離とテークバックの大きさとの相関関係を一度数字にして整理してみた方がいいかもしれないな。」とか思うに至りました。


中・長距離のパットになるとパターヘッドの切り返しを視認すらしていないのにcm刻みでテークバックを表現するのも実際にはちょっとおこがましいのですが(^^;、理屈としてこうあるべきだ、という数字は認識しておいても補助にこそなれ弊害は無いだろうということで、納得のいく数字が出てくるだろうか?という自分自身での興味がありました。


ポイントとしては、デジタル処理してはいるけれども各距離での数字は、アナログ的なLinearityもしくはcontinuity(連続性)がなからんとおかしいだろう、というのは物理法則的に自明であるということです。

私自身がズバっと分かっているのは、7歩、14歩、それに21歩です。
ただし21歩になりますと、パターフェースもテークバックのトップでかなり開いていますし、軌道もインサイドに入って来ますので、パターフェースの打点位置で測るのか重心位置で測るのか?とか、軌道に沿って測るのか?とか、多少の疑問も出てきますが、そこは私性来のアバウトさで適当にいきます。


で、グラフにしたのが、これです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図

画像をクリックで拡大します。


青丸を黒い線でつないであるのが、歩数とテークバックの関係で、下側の濃いグレーの小さい丸に直線が引いてあるのが、歩数とm数の関連です(っていうか距離を表していて同じものですね)。

全体的に線を眺めてみますと、私が一番自信を持っている7歩の距離の青丸のところで線が折れ曲がって尖っている感じがします。
この実線は滑らかに変化しているべきなので、こういった突出点を修正するべきなのですが、実はこの7歩の距離のテークバックを27.5cmではなく
27.3cmにするとかなり滑らかになります。(笑)

2mmの修正は実際のところ無意味でして、テークバックの数字はcm刻み、ところによって0.5cm刻みを混ぜている、という並びですので、ここは
27.5cmとしておいて必要にして充分でしょう。



歩数距離テークバック
1歩0.7m6.5cm
2歩1.4m10cm
3歩2.1m13.5cm
4歩2.8m17cm
5歩3.5m20.5cm
6歩4.2m24cm
7歩4.9m27.5cm
8歩5.6m30cm
9歩6.3m32cm
10歩7.0m34cm
11歩7.7m36cm
12歩8.4m38cm
13歩9.1m39.5cm
14歩9.8m41cm
15歩10.5m42.5cm
16歩11.2m44cm
17歩11.9m45cm
18歩12.6m46cm
19歩13.3m47cm
20歩14.0m48cm
21歩14.7m49cm



感覚的にですが、自分では単振り子の運動でパターを動かしていると言うよりは、トップからインパクトにかけて少し力を加えて加速しているように感じています。
左肩を中心にパターを本当に重力だけでブラブラさせてみますと、テークバックはともかく、トップからインパクトにかけては明らかにパットをしているときの方がパターヘッドが速く動いているようです。

試しに近似計算をしてみますと、振り子の周期というのは重さや振り幅に関わることなく(ちなみにこれを振り子の等時性といいますですね)、

T = 2π√l/g

ということで、この式に重力加速度g=9.8m/s2と、左肩(左脇)からパターヘッドまでのおよその距離51インチ(約1.29m)と円周率3.14(私はゆとり教育受けていませんので3は使いません。(笑))を入れてみますと、2.27秒、テークバック開始からインパクトまでだとこの半分ですから1.135秒になります。

しかし、過去のパッティング動画などでテークバック開始からインパクトまでを計測してみますと、0.94-1.05秒ぐらいしかかかっておりませんので、
短くなった分が自分で力をかけて加速度が大きくなった結果であると考えることができます。


・・・と、屁理屈をこねてみましたが(笑)、7倍も遅くなっている(1秒が7秒で再生されます。)スーパースロー再生の動画を見てみますと、テークバックは重力加速度による振り子運動よりも遅いぐらいで動いていますが、トップからインパクトまではテークバックの3倍以上速いスピードで動いていることが分かりました。

自分では振り子運動を意識して、優しくボールをヒットしているような気持ちで居ましたが、かなりの加速度を付けてまさにストロークしていることが
分かりました。(^^)


パッティングも、アプローチやもっと言うとドライバー・ショットとも「同じような感覚・リズム」で打ちたい、という表現は、この辺りの事実からも、けっこう的を得ている表現だと言えるんじゃないかなー、と思ったりしました。
(これは、GGさんに教わりました。☆)



***

(ノリさんへのコメントの続きです。)


ノリさん、

あらためまして、わざわざスケールを出して測っていただきましてありがとうございました。m(__)m

12m/46cm、符合していて嬉しいです。(^^)
(ただしこの距離はまだ私あまり上手くないのですが。)

ノリさんのブログの過去ログを一番よく読んでいるんじゃないかと自認している私が(笑)、ちょいとグラフ化をやってみました。

で、私思うにノリさんのシステムですが、実は右肩上がりのなだらかな曲線には、なっていないようです。
むしろ、私のようなアナログのデジタル補助方式ではなく、もっとシステマチックなまさにデジタル式処理のシステムのようだ、と分析しました。

こちらです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図 (ノリさん編・改定前

画像をクリックで拡大します。


今回ノリさんにいただいた数字の27.5cm、35.5cm、46cm、65cmと、靴の左右5.5cmを頼りに、靴幅3つ33cmの時は実は30cmぐらいに狭めるという情報を基本の数字に。

ノリさんが過去に記事や私へのコメントでお書きになっている数字は、青字で記入してあります。

そうして出した数字に加え、スタンス幅が22cm幅で打った場合の数字と11cm幅で打った場合の数字とか、11歩13歩の時の数字とかを私の予想で補足しました。

私のあてずっぽうの予測数字はヒ゜ンク色にしてあります。(線の方も。)


そしてヒントになるのは、「(スタンスが)33cmの靴の左と22cmの靴の右は違う。」とおっしゃっている点。
テークバックのトップ位置からボールまでの距離としては同じですが、スタンス幅の違いによる加速度に違いが出るという事実。
このヒントをいただかなくても、点の分布を見ましたら、線を引ける方法はこれしかありません。
ですから、ヒントによって裏付けをとった感じです。


あと、「16m(20歩)以上は少しずつパンチを入れる。」とおっしゃっていますので、右の太ももにグリップが重なった位置からパンチを入れていらっしゃるのじゃないかな?と予想した数字もプロットしました。
歩数に対するパット距離の直線の下側に来ている点2つです。(ヒ゜ンク線でつないであります。)
まぁ、こちらのパンチ入りパッティングの2点については詳しいお話も伺っていない部分なので、ものすごく外れてるかもしれません。(^^;


スタンス幅の違い、パンチの入る入らないの違い、によって、部分的には連続性は失われているようです。
もっとも、パットの残り距離がカバーされていれば、連続性は必須ではない訳です。(^^)

私が、スタンス幅を変えたセットアップをやってみて、上手く打ち分けられなかった理由が分かって来たような気がしました。

とは言え、もしノリさんから数字の修正をいただきましたら、すぐにまたグラフを出しなおします。数字打ち直して、どう線を引くか検討するだけですので、簡単です。(^^)
今の状態は、私の想像による仮想の点がだいぶ入っておりますので(^^;。

---

そう言えばちょうど今頃は、彦十さんのコンペでノリさんとコルレオーネXさん、同組でラウンドされている頃ですね。
みなさん、いいなぁ。(^^)



***

(さらにノリさんへの続きです。)


ノリさん、

ホントにありがとうございます。 また測っていただいて。m(__)m

今回は、8フィートぐらいのグリーンの、ほんの軽ーい下りでのデータですね。

前回のグラフ↑に重ねる形で、さらにプロットしてみました。


前回のグラフをピンクと線に置き換えまして、その上に今回いただきましたデータをと線で書き加えました。

ちょっと重なっている部分が見えにくいかも知れませんがご了承ください。

こちらです。 ↓

パットの距離とテークバックの相関図 (ノリさん編・改訂版

画像をクリックで拡大します。


拡大してご覧下さい。

やはりノリさんのシステムですが、非常にシステマチックなまさにデジタル式処理のシステムで、スタンス幅によるA・B・C・Dの基準ごとにシステマイズされた断続的ラインになるようです。


グリーンの違いが少し出ている感じですが、これ以外に線を引く方法がないくらい、ビシッと並んでいます。

16~17歩先から勾配が増すような感じがしたとおっしゃっていましたが、そのとおりにグラフに現れています。

正確さに脱帽いたしますです。(^^)


ブログの不具合が復旧しました。


ここ1週間、ブログの表示が異常に時間がかかって、本人さえも待っていられず、記事編集にも往生するような状態でしたが、選ばれし物さんにアドバイスいただきまして、

GDOサポートの方に問い合わせをいたしましたところ、とても迅速にご対応いただけましてどうやら回復した模様です。


原因は、フリー編集スキンを使っているユーザーのソースコードの中に古い情報が含まれていたため、比較的以前にソースコードの変更を設定していたブログに不具合が出ていたのだそうです。

ベースのサーバーのOSで更新があり、そこに対応できていなかったとかそういった感じで問題が起きたのでしょうかね?


数ヶ月前に、フリー編集スキンの廃止が為されましたが、
この辺のメンテナンスが個別で対応せざるを得ないため?に、大変に手間がかかってしまう、という事情があったのかも知れませんね。


比較的以前にフリー編集スキンでソースコードの変更を設定なさっていたユーザーさん方々、不具合解消いたしましたでしょうか?


まずは一安心しました。(^^)

11/19/2009

ザ・キウイ・チャレンジ


先週末の日曜日にNBCで放送されていたのをTVで観たのですが、なにやらすごいコースで若手4人がプレーしていて、思わず見入りました。

日本でも放送ありましたでしょうか?


賞金も総額200万ドルで優勝賞金は100万ドルとかの高額賞金が掛かっていますし(同じ週にロレーナ・オチョア・インビテーショナルで初優勝したミシェル・ウィーの優勝賞金が22万ドルでしたからね)、

ゴルフ・チャンネルではなくてNBCで放送するあたりかなり力が入っていると思うのですが、この時期の土・日は、カレッジ・フットボールとNFLのフットボールに重なるため、全国ネットのNBCとは言え視聴率はそれほど取れていないんだろうと思います・・・。
(どうやら、昨年から開催されていたようです。)


かなりのゴルフ好きを自認している私でも去年は気が付かずに過ぎてました。(そう言えばハンター・メイハムが去年のこの時期なんか勝ったような記憶はあったような気が・・・。(^^;)


The Kiwi Challengehttp://www.thekiwichallenge.com/


でねー、すごいんですよこれが!

画像をクリックでリンクしてます。


ぺブルビーチや川奈のコースにときめいてしまう私としては、この写真1枚見ただけでもブルッと来ました。(^^)

上の写真は、日曜日のトーナメント会場となるニュージーランドのケープ・キッドナッパーズのサイトのものです。

Cape Kidnappers
http://www.capekidnappers.com/


土曜日は、同じ系列のカウリ・クリフスで行われ、プレイヤー4人はヘリコプターで移動して2日目を戦います。

Kauri Cliffs
http://www.kauricliffs.com/


私にはいまいちフォーマットとか位置づけとかがよく分かっていないのですが、30歳未満(20代)の最強プレイヤーを決定する、とかの2日間競技なんだそうです。

「チャレンジ」とか名前が付いていますが、PGAヨーロピアン・ツアーの下部組織、「チャレンジ・ツアー」とはまるで関係無いようです。


昨年はハンター・メイハム、アンソニー・キム、ブラント・スネデガー、オーストラリアのアダム・スコットの4人で競われ、ハンター・メイハムが優勝賞金150万ドルを手にしました。

2009年は、上位二人ハンター・メイハムとアンソニー・キムが再参加、残り二人は入れ替わりでショーン・オヘアーとコロンビアのカミロ・ビジェガスが招待されて、この4人で行われまして、ショーン・オヘアーを辛くも抑えてアンソニー・キムが優勝しました。


上の写真の辺りの2日目後半のホールの数々は、海風が吹くと今勢いのある若手4人にとってもさすがに難しくなるようで、次々にトラブルショットに見舞われていました。

4人でラウンドしているだけに、(どうしてもグリーンが中心になってしまう通常のトーナメントと異なり)中継を見ていてもコースの隅々、全部のショットがオンエアーされる感じで、TV観戦としてもエンターテイメント性の高いトーナメントだと思いました。

ケープ・キッドナッパーズは、この見た目にも美しいけど明らかに難しいパー71ですが、その上距離も長くて7,187yで設定され、相当の難コースと見ました。
でも、優勝する人はアンダーで回っちゃうんですよねー。



ケープ・キッドナッパーズのコース設計はフロリダのTom Doak氏で2004年に開場したコースだそうですが、ロンドンのデイリー・テレグラフ紙のランキングでは世界ナンバー1に選出され、我々にも馴染みの深いゴルフ・マガシン誌のランキングでもすでに36位に、ゴルフ・マガシン誌の過去50年に造成されたコースのランキングでは4位に選出されているそうです。


11/18/2009

パッティング動画-3


16フィート以下のパットという記事のフォローアップのような形になります。


実際に練習してみて、2フィートおきにボールを置くことの無理に気が付きました。(^^;
従いまして、先だっての記事の私の基準に置き換えた表は、

2フィートは、 6センチのテークバックで打つ、
4フィートは、 9センチのテークバックで打つ、
6フィートは、12センチのテークバックで打つ、
8フィートは、15センチ、
10フィートは、18センチ、
12フィートは、21センチ、
14フィートは、24センチ、
16フィートは、27センチのテークバックで打つ、

でしたが、
より具体的な私の基準に置き換えた表は、

1歩(0.7m)は、 6.5センチのテークバックで打つ、
2歩(1.4m)は、10センチのテークバックで打つ、
3歩(2.1m)は、13.5センチのテークバックで打つ、
4歩(2.8m)は、17センチ、
5歩(3.5m)は、20.5センチ、
6歩(4.2m)は、24センチ、
7歩(4.9m)は、27.5センチのテークバックで打つ、


ということに、微修正いたします。


で、下向いて構えてるときに目に入るもので大体のストローク幅を分かるようにしておきます。

1歩: 6.5センチは、大体[ボール+パターヘッドの幅]ぐらい。
2歩: 10センチは、靴の幅の広いとこぐらい。
3歩: 13.5センチは、[靴の幅+ボール幅1個分弱]
4歩: 17センチは、スタンス幅でほぼ[ボールから右足ひざ(ズボン)の内側]ぐらい。
5歩: 20.5センチは、靴幅2個ぐらい。
6歩: 24センチは、[靴幅2個+ボール幅1個分弱]
7歩: 27.5センチは、いつものスタンス幅でほぼ[ボールから右足靴の内側まで]ぐらい。


このくらい具体的にしておけば、ノリさん方式に少し近付けるでしょう。(^^)


ここでの目的は、16フィート以下の距離のコントロールということで、実際には距離のコントロールというよりはむしろ、ショートパットの距離をより正確にコントロールすることによってショートパットの距離でも曲がるラインをキチンと把握して打ち、曲がり幅は打つスピードで違ってくるようなケースに強くなりたい。

そのために、フィニッシュの重要性 (パッティング)の記事で掲げた、フィニッシュを止めて潜在意識に働きかけフィードバックをかけて脳にイメージさせて改善につなげる、ということをやろうとしています。

今までの私のデジタルパットは、3パットを撲滅することがメインテーマでしたが(これからもそうですが)、16フィート以内の比較的短い距離のパットの1パット率を増やしたい、という意味では、一歩進んだ取り組みということになります。(^^)


まずは2mぐらいの、しかし「カップを外して狙うくらい曲がるパット」を“カップインさせる”ように練習することを中心に、練習グリーンに行くチャンスがある度に練習をしようと思います。



***

ということで、パッティング動画-2以来となる動画を撮ってみました。(^^;

例によって、ストロークの部分だけ1/7の再生スピードにスーパースロー化してあります。



ラジオで大好きなチャージャーズ戦を聞きながら練習グリーンにだけ、息子連れで遊びに行って撮った動画でして、いい塩梅にあんまり集中できているとは言い難い状態でパッティングをしています。(笑)
(このとき彼は、カメラ後方で地面に打ち込んだティーペグをてこの原理でグリーンフォークと別のティーペグを使って引き抜いたりしてで遊んでおりました。(笑))


この時はまだ、本記事を書く前でしたので、6フィート(約1m83cm)を単なる目分量で12cmのテークバックで打とうとしていたのだったと思います。

1つ目のストロークでややテークバックが小さくて微妙にショートしてしまったので、2つ目のボールの時のストロークでは“無意識に”テークバックを少し大きくしています。
逆にフォロースルーが少し小さくなっているのも、無意識です。


この辺りが、ビデオを撮ると自分では分からない部分が見えてくる、最大の利点ですね。

無意識での挙動ですが、生体自己制御の短期記憶を利用することで修正できるのなら修正してみたいと思っています。


後ろの方に映っている白シャツのおじさんもストロークと同時に首も回るスタイルで、なかなかに距離感の合ったパッティングをしていますね。(^^)



全くの余談ですがこのビデオ、ショートしたボールが谷側から時間差でカップインするという珍しいものが撮れました。(笑)


11/16/2009

16フィート以下のパット


16フィート (約4m88cm)以下の距離のパットを距離感よく打ち分けるための練習について、「これは!」と思いましたので、忘れないうちに書いておこう、という記事です。(^^;


前回このカテゴリーの記事で、フィニッシュの重要性 (パッティング)という話題を取り上げました。

その記事で、コメント欄コルレオーネXさんから貴重なご意見をいただきました。
振り幅で距離をコントロールすると言うが、パターヘッドの切り返しを目で視認するのは難しいのではないか? と言うことでした。

長い距離を打つときにパターヘッドの切り返し位置を視認しにくいケースをどう対処するかはとりあえず置いておきまして(^^;、

「1-7歩の距離であればボールを見ているにしてもパターヘッドの切り返し位置は視認できそうですね。」ということを返信コメントの中にちょこっと書きましたことと、今回の練習法には非常に関係があります。



カリフォルニアの一般アマチュアからの質問で、とあるプロが問題解決のアドバイスと練習法を伝授していました。

質問は、『私は12フィート(約3m33cm)以下のショートパットで、弱かったり強かったりどうも距離が安定せずに困っているのですが、どうすれば改善できますでしょうか?』というものでした。

プロからの返答は、「距離のコントロールを安定させるためには、パットするときにacceleration (加速すること)しながらボールをヒットすることを実践してください。 加速しながらボールをストロークできるように練習すると、グッと安定します。」

(これはまさに、いつもノリさんがおっしゃっているアドバイスと全く同じですね。 ノリさんの場合はさらにもう一歩進んだ「一定の加速度でボールを打つ」っていう表現をなさっています。)



ということで、アドバイスされた練習法は次のような方法です。

画像をクリックで拡大します。


ボールをカップから2フィート(約61cm)ずつ間隔を空けて6個並べ、カップに近い方からパットしていくのです。

まずは、カップから一番近い2フィートの距離のボールをテークバックは2インチだけ(約5cmだけですね。ボールの幅よりちょっと多いぐらいしかありません)小さく取り、逆にフォローを大きくすることでパターヘッドのスピードを加速しつつボールをヒットする感覚を意識して感じてください。

そこから、2フィート遠くなる毎に1インチ(約2.54cm)ずつテークバックの幅を増やして行ってください。
4フィートは、3インチのテークバックで打つ、
6フィートは、4インチのテークバックで打つ、
・・・
12フィートは、7インチのテークバックで打つ、

という練習法でした。

この場合は、相談者に対するアドバイスなので、acceleration (加速すること)しながらボールをヒットする感覚を体感してもらうため、ということが主眼になっていて、想定しているグリーンの速さなどには言及していませんでした。



これに私はボールをさらに2個増やして、全部で8個並べて練習をすることにしました。
8個並べますと、一番遠いボールは16フィート (約4m88cm)の位置になります。
ちょうど私の7歩の距離(4.9m)と同じになるのですよね。

上記の換算で言いますと、16フィートを打つには9インチ(約22.9cm)テークバックすれば良いことになります。

私は普段自分の中で基準になっているスピードのグリーンでは、16フィートの距離は(9インチではなくって)11インチ(約28cm)ぐらいのテークバックで打っています。
この2インチの差は、プロの頭の中にある基準のスピードが、私の頭の中にある基準のスピードより速いからであろうと想定しまして、1インチ刻みのテークバックを、約3cm刻みに置き換えてみます。

そうしますと、

2フィートは、 6センチのテークバックで打つ、
4フィートは、 9センチのテークバックで打つ、
6フィートは、12センチのテークバックで打つ、
8フィートは、15センチ、
10フィートは、18センチ、
12フィートは、21センチ、
14フィートは、24センチ、
16フィートは、27センチのテークバックで打つ、

という風に置き換えれば、ほぼ私の基準に合わせることが出来ます。

写真にもありますように、早速この練習を実際にちょっとやってみました。

12センチ、15センチ、18センチ、とパターヘッドの切り返し位置の視認の方に気を取られ過ぎますと、打ち出すラインがおろそかになってしまいました。(^^;

たとえば1回目は、2フィート、4フィートをカップインした後、次々にカップを外し、最後の7歩の距離(16フィート)だけがズドンとカップインでした。
ラインは分かっている訳ですからね。
やはりテークバックにあまり気を取られない打ち慣れた7歩の距離が一番上手く打てました。


でも、短い距離のパットですから当たり前といえば当たり前なんですが、外れたパットも距離的には40cmオーバー以内ぐらいには入ってくれて居ました。ショートもなし。

16フィート以下のパットを距離感よく打ち分けるための練習としては、なかなか良さそうな印象を受けました。


慣れてきたら、この練習を、距離感よく打たないとラインを外れてしまう比較的大きく切れるラインとか、往復びんたになりやすい横のラインとか、そういう嫌なラインの練習に応用してみようかなぁ、と思ったりしましたのでした。(^^)  ♡




***

ところで、加速しながらボールを打つという表現ですが、「感覚的に」ということのようです。

物理的に測定してみますと、パットの上手いプレイヤーのパットは、ヘッドスピードが最大になった後にボールを打ち、ヘッドスピードが落ちないという動きを見せるそうです。

打つ方の感覚としては、加速しつつ打っている感覚でちょうどいいのだろうと思います。



11/14/2009

ダグ・バロン、PGAツアーを提訴


何日か前に、禁止薬物陽性反応による出場停止処分第1号のお話をご報告しましたが、Golf Weekに続報が出ていました。

Barron vs. Tour: It’s judge’s decision


内容をかいつまんでみます。


来週のQスクールのセカンドステージをプレーするために、出場停止処分の差し止めを求めて弁護士を通じて裁判所に提訴したそうです。
3時間にも及ぶ説明を聞いたツ・ファン下級裁判所判事は、土曜日の朝には判定を下したい、という運びになった模様。

ダグ・バロンは心臓の左心室と左心房の間にある弁がきちんと開閉しないという心臓の問題を抱えており、18歳の頃からベータ・ブロッカーとして知られるプロプラノロールという薬を服用していました。
これは、高血圧などによるハイパー・テンションを沈める効果のある医薬品で、極度の緊張による震えなどを沈める効果があるため、PGAでは禁止薬物にしていたようです。

バロンはまた、自然に保有する体内のテストステロンが低いという症状も抱えていて、2005年からこれもまた医者の処方でテストステロン剤を服用し始めました。
しかしテストステロンは、メジャーリーグのスラッガーでロジャー・マリスの1シーズンのHR記録を37年振りに更新して話題になったマーク・マグワイアが使用していたことでよく知られるようになったステロイドで、明らかにPGAでも禁止薬物にしています。

しかしバロンの弁護士側は、低下しているテストステロンを、普通の生活が送れるように標準的な高さまで処方する治療は、パフォーマンスの向上にはつながらない、と説明しています。

PGAツアーのタイ・ヴォタウ副社長は、電話で「訴訟になっていることは把握している。係争中であるのでコメントは出来ない。」と答えています。
PGAツアー側のリッチ・ヤング弁護士は、バロンは十分に承知してPGAのルールを破っている。スポーツがクリーンであることは、大衆の関心事として非常に大切であると述べています。


実はバロン側は、TUE(therapeutic use exemption)と呼ばれている、治療目的による例外措置を求めて、2度却下されていました。
PGAツアーが、禁止薬物の方針を取り入れることに決定した3ヵ月後の
2008年10月にはプロプラノロールの服用を中止するように指導を受け、
2009年1月にはテストステロンの服用も却下されていたそうです。


PGA側のリッチ・ヤング弁護士に拠れば、バロンは(今年唯一出場した)セント・ジュード・クラシックの前に、「出場するためにはテストステロンを使用してはならない」と、明確に通達されている。

ということだそうなんですが、なんだか変な雲行きですね。


***

記事を読んだ私の勝手な印象ですが(^^;、
PGAツアーは出場停止になっても影響の少ない当たり障りのないプレイヤーを見せしめに処分をして、ツアー・プレイヤー達にドラッグ・ポリシー(禁止薬物の方針)は毅然として有効に機能しますよ、注意してくださいね。

・・・と知らしめるつもりが、どうやらうっかり解決の一番難しい辺りの人から第1号処分を始めてしまったな、というような感じがします。



***

フォローアップ記事が出ました。
やはり、裁判所はバロンの出場停止処分差し止めの提訴を却下しました。

US Magistrate denies restraining order to Barron

まぁ、当然だと思うのですが、一方で、“The judge said (Doug) Barron
made a strong case that...”とか書かれてますので、けっこう微妙な面もあったようです。


なんか間違ってると思いますわ。


11/13/2009

ミリタリー・スタイル・ハット


今月号のゴルフ・マガジンで取り上げられていたのですが、今米国ではひそかに(今までのベースボール・キャップ・スタイルとは違った)こういったタイプのゴルフ・ハットがじわじわ流行りつつあります。(^^)


記憶に新しいところですと、USオープンで3日目までトップを走ったリッキー・バーンズが被ってましたから、ご記憶の方も多いんじゃないかと思います。
(この人のキャップは、つばが小さいタイプでしたね。余談ですが、バーンズのお父さんはNFLペイトリオッツのプレイヤーでした。)

Ricky Barnes




あとは、コロンビアのカミロ・ビジェガスも近頃はコブラが出したちょっとつばが大きいタイプのミリタリー・スタイルの帽子を被ったりしています。

Camilo Villegas



これからじわじわ来そうな感じがしないでもありませんね。



プーマからも、なかなかカッコイイのが出ていますね。
ロゴマークのピューマが切抜きの縫込みみたいになってて、なかなか凝ってます。



私も実は、この7月にエンジェルズの応援に行って球場のギブアウェイでもらったエンジェルズ・ロゴのミリタリー・スタイル・ハットを持っていますので、その後 “なにも知らずに” 愛用していました。(笑)



上の写真で私が被っていますのは、↓これの色違いでして、地の部分は真っ黒です。



これは、特にゴルフ用ではない迷彩色バージョン。



流行には全くと言っていいほど疎い私ですが、まぁたまにはこんな記事もいいんじゃないかと。(^^;


11/11/2009

フィニッシュの重要性 (パッティング)


このカテゴリーの記事を書くときはなんかウキウキしますね。
確実に上手くなれるような気がして。(気のせいかもしれませんが。(笑))


経験的にですが自分でもおぼろげに感じていたことなのですが、デーブ・ペルツの配信メールで解説されているものを読んで、再確認することができました。

パッティングの際に、フィニッシュをビシッと決められたときって言うのは(結果はカップインしていようがカップインしていまいがそこは別にして)
自分でも非常に気持ちがいいものですし、特に厳しい状況のショートパットでこれが出来たときには周りからも、「Solid!」とか、「Good putting!」って声をかけて貰える時が多いです。

この「solid」という英単語は耳にすると非常に嬉しい表現でして、中身の
詰まった、しっかりした、内容の充実した、ゆるぎない、と言ったニュアンスのある表現なのです。
「うん、しっかり打ったね。」が一番近い日本語になりますでしょうか。(^^)





配信された内容をなるべく原文に忠実に直訳してみます。

After you putt, it is important to hold the finish position of your stroke until the ball stops and you can see the results.
パットをした後、ボールが止まって結果が見えるまでストロークのフィニッシュ・ポジションを保持しておくということはとても重要です。

The correlation between your stroke and how the ball rolled will never
be fresher in your mind.

あなたのストロークとボールがどう転がったかの相関関係は、頭の中でこれ以上ないくらい鮮明になります。

This is the feedback you need to prepare your subconscious to play
your best in the future.

これこそが、今後ベストのプレーをするためにあなたの「潜在意識」に準備をさせるのに必要なフィードバックなのです。

Biofeedback studies have shown that a human’s short-term memory is very short: Every eight seconds you lose about 30% of the sensations or feelings you have generated - if no new one comes along.
生体自己制御の研究によれば、人間の短期記憶はとても短いのです。
あなたが生み出した感覚やフィーリングは、8秒ごとに30%が失われていきます。 - 新しい感覚が出現しなかった場合です。


But if you move and add new sensations before your putt has stopped, the new feelings immediately cover up the old.
しかし、もしパットが止まる前にあなたが動いたり新たな感覚を加えたりすると、新しいフィーリングはただちに古い感覚に覆い被さってしまいます。

If you can make a habit of holding your finish and retaining you feel of
the stroke you just made as each putt rolls, then what you see and feel within those first eight seconds will be correlated in your mind.

フィニッシュを保持することを習慣にしてしまえば、パットを転がすたびに今行ったばかりのストロークのフィーリングを維持することが出来て、最初の8秒以内にあなたが見てそして感じたものが、頭の中に相関されます。

This will optimize your stroke improvement process and your future
putting touch.

こうすることで、ストロークの改善プロセスを最大限に効果的にすることができ、将来のパッティングのタッチを最適化できるのです。

(この内容は、デーブ・ペルツのパッティング・バイブルの第5章に詳しく書いてあるそうです。)







さらに、ペルツはつい最近のTwitterでこんなことを発言しています。

Everybody knows if you putt balls too fast-they’ll never stay in the
hole, too slow and they’ll never get to it-but what speed is optimum?

パットを強く打ちすぎると決してカップには沈んでくれないし、弱すぎると決してカップに届かないのはみんな知ってると思うけど、 - 一番効率のいい強さって知ってる?(注: 英語ではパットの強さをスピードで速いとか遅いとか表現します。)

Since most putts miss hole-watch how far your missed ones roll past:
17-inches past means optimum speed, farther=too fast, shorter=too
slow

ほとんどのパットはカップに入らないんだから、 - 外したパットがどのくらい通り過ぎるか観察してごらん。
カップを17インチ(約43.2センチ)過ぎるのが一番効率の良いスピードなんだ。 17インチより遠いのは強すぎ、短いのは弱すぎ。


Optimum speed gives best chance of hitting/staying in hole:
faster creates more lip-outs, slower means more get knocked off-line
and miss

一番効率のいいスピードで打てば、カップインするチャンスが一番大きくなる。
強いのはカップに蹴られるし、弱いのはラインを外れてミスするってわけ。



また別な場面では、こう言っています。

一般のゴルファーからの、「あなたはアマチュアはパットの曲がりを小さく読みすぎてほとんどのパットを下側(B側)に外す、とおっしゃっていますが、それはなぜなのですか?」という質問に対する回答です。


「人間って言うのは自分に甘くて、実際は相当体重オーバーしているのに、本人は『ちょっとオーバーしてるかな』って現実を見ないのとよく似ていると思います。現実を見たくないんですよ。大きく曲がるパットはあまり曲がらないパットよりも難しいので、潜在意識的に真っ直ぐ目に打ちたがってしまうんです。」
「もうひとつは、目線をあげてボールを見ると、見えるのはボールの転がりの最後の方だけなんですよね。最初の方の転がりとか途中の曲がっていく様子を見ていないから、その分の読みをちゃんと計算に入れられていないんですよね。」


---

つまり、パットをした時の転がりを出来るだけ目に焼き付け、なるべくフィードバックをかけて行ってパットの読みとストロークを改善していく。
その時に、フィニッシュでピタッと止まってイメージを、脳裏に焼き付けて行けば、より鮮明に記憶したフィーリングとボールの転がりとを関連付けてフィードバックをかけることが出来る、という寸法です。(^^)


幸か不幸か、私はボールの転がりのほとんどを見ながら打つ変則パッティングをしています。
フィニッシュもテークバックの大きさに比べて割合に大きくとっています。

今後はこの生体自己制御とフィードバックを強く意識して、改善につなげて行きたいと思います。(^^)

11/08/2009

ラウンド記録 (エル・ドラドの2)


ここは、普段(記録はとりませんが)練習している早朝バック9でよく回っているコースです。 (以前のラウンド記)

この間リシャフトしたドライバーを打ち込んで慣れていくのが最大の関心事、というラウンドでした。

料金も手軽なパブリックコースでして、早朝スタートで10時半ごろには18ホール終了、比較的手軽にラウンドできます。

前回書きましたが、ここはホール・セパレーションの木々が生長していて空中ハザードになっているところが多々あって、私はかなり苦手にしているコースでして、ドライバーの出来が大変に重要なレイアウトですから、ドライバーを打って試していくにはうってつけです。


El Dorado Park Golf Course
http://eldoradopark.americangolf.com/


ずーっと苦手にしてきたコースですが(といっても回数こなしているのはバック9だけですけど)、ドライバーがある程度コントロールできている時にはそれほど難しいコースではなく感じます。


青ティーのコースレート/スロープは70.9/126、パーは36・36=72です。

1 4 - 1
2 4 +3 2 U6AL-1-(3パット)
3 3 - / S9S-②
4 5 △ 2
5 4 - 0 U9A
6 4 - 0 S10B
7 5 △ 2 U7S
8 4 △ 2
9 3 - / D9AL-①

10 5 - 0 11A
11 4 ◯ 0
12 3 +3 / 4B
13 4 △ 2
14 4 - 0 U5S
15 4 △ 0 4AL
16 4 - 1 7AL
17 3 - / 2-
18 5 ◯ 0

41(17)・39(15)= 80(32)


***

このコースでは、ティーショットがどうしても木がらみになってきます。
しかし敢えてパー3以外の全ホールでドライバーを使用しました。

青字のDAPスコア(ティーショットの自己評価)で12というのは、今までのラウンド記録にも殆ど無かったと思いますが、ここではどうしてもこういう感じになってきますねー。
(一方、OBになる箇所はあまり無いコースです。)


出だしのホール、グリーンをショートして外し、寄せきれずに8歩(約5m半)残りましたが、第4象限に残していたのが幸いしたか、ラッキー・パーでスタート。

しかし2番ホールではフェアウエー・バンカーからのショットを薄めに打ってしまって高さが出ず、あごに当ててしまいました。 その上、次ショットが木の下を抜かなければならないという状況でグリーンまで届かず。
チップショットもショート目でやはり第4象限からの6歩(約4m)のパットでしたが、これを強引に決めに行ったため、第2象限の悪夢のラインを残してしまい、1歩ちょっとの距離(約90cm)でしたがカップに蹴られて3パットしてしまいました。
これは痛いトリプル・ボギーです。

スコアを落としたホールは、どれも木がらみですね。
池の場合ですと、ほぼペナルティの1打のみで、距離の罰がありませんから立て続けに入れない限り1打の損で済みますが、木の場合は確実に出していかないとドツボに嵌って2打3打と落としてしまう場合があるので油断禁物です。


後半の12番パー3のトリプルボギーは、約195yのティーショットを右に大きく外し、そこからバンカー越えのピッチ・ショットではやってはいけないショートをしてバンカーに入れてしまい、バンカーショットは出ただけでまだグリーンにショート。
そこからチップ・ショットでもうひとつ寄せきれず4歩(約3m)のパットでしたが、自分としてはいいストロークをしたものの切れる大きさが読みきれず、Bに外してトリプルにしてしまいました。

6歩(約4m)のバーディーパットを決めた直後のホールだったため、悔やまれます。
(ABFというやつですね。(^^;)

16番ホールは2打目が木の中ではあったのですが、距離が約110yとさほど無かったことと、低いややフックのボールで非常に上手くグリーンを捉えることが出来たため、DAPスコアを「1」としてあります。

17番のパットは入れたかったですねー。
2歩としてありますが、実際には2歩弱で約1.2mぐらいでした。
エアーレーションの跡がまだ残っていて、そのパンチ・ラインにつられるような感じでボールが傾斜とは逆に転がり、カップの右淵で蹴られてしまいました。(x_x)


もう少し精度を上げたいところですが(正確に言いますと、ドロー気味に出るときとフェード気味に出るときをもう少し思う方に打てたい、という感じです)、エル・ドラドでこれだけやれれば、このドライバーは十分にこれから使っていく目処が立ったと思います。(^^)


11/04/2009

出場停止処分 第1号 (by PED)


ついに第1号、禁止薬物でゴルフ界からも出場停止処分を受けたプレイヤーが出てきました。まぁ、時間の問題かとは思っていたのですが。
  ↓

"Doug Barron is 1st to violate PGA Tour drug policy"
http://www.golf.com/golf/tours_news/article/0,28136,1934072,00.html




私はこの人全然記憶に無かったのですが、PGAの公式サイトのプロフィールを見ますと、生涯獲得賞金 は272万ドル(約2億5千万円)も稼いでいるんですね。
  ↓
http://www.pgatour.com/players/02/00/99/

2007年からはPGAのツアーカードを失っているようです。

ちなみに、この俳優さんとは無関係です。


今年はセントジュード・クラシックで予選落ちして、獲得賞金額ゼロで、
昨年はネイションワイドツアーでプレーして、獲得賞金額はわずかに3万3千ドルほど。


記事に、何人かツアー・プレイヤーたちのコメントが出ています。


スチュワート・シンク:
「聞いてびっくりしたよ。」
「ちょっと知り合いだけどね。以前いろんな理由でたくさん薬飲んでたよ。多分その辺と関係あるんじゃないかなぁ。」

"I'm surprised to hear that," British Open champion Stewart Cink said. "I know him a little bit. He's taken medicine in the past for a lot of different reasons. I would think that has a lot to do with it."


ダグ・バロンが最後にニュースになったのは2006年のTransitions Championship、フロリダのInnisbrookの16番ホールでウォーター・ショットをするときに、TVでビールっ腹をさらしてプレイヤー達からジョークのネタにされたときで、

ロッド・パンプリング:
「信じられないよ。」
「ダグ・バロン?やつをみてみろよ。シャツを脱ぐように言ってさ、周りの誰かに『この人が禁止薬物を使っているように見えますか?』って聞いてみな?」

The last time Barron made news was in 2006 at what is now the Transitions Championship outside Tampa, Fla., where he removed his shirt to play a shot out of the water on the 16th hole at Innisbrook. He exposed an ample belly on television, drawing jokes from players.
"I don't believe it," Rod Pampling said. "Doug Barron? Look at the man. Tell him to take his shirt off and ask anyone, 'Do you believe he's on performance-enhancing drugs?"'


ジェリー・ケリー:
「俺が疑問なのは、彼が治療の為の除外措置を申請しないで健康状態が良くなるように摂ってたのかどうか、ってことだよ。」
「っていうのはね、彼は健康に問題抱えてたから。聞いたときはショック受けたけどね、同時になんとか良くなろうとしてたんだろうな、って理解したよ。」

Jerry Kelly said he has known Barron for years and also said he had several health issues.
"My big question is whether he was doing something to make himself feel better and did not get the therapeutic use exemption," Kelly said. "I mean, this guy had health problems. I was shocked when I heard, but I also understand knowing that he was trying to feel better."


パット・ペレス:
「トップ20に入るプレイヤーがタイガーに追いつくためにステロイドやってたとかそういうんじゃないからね。」
「まぁ今回の件が問題だって言えば問題だけど、問題じゃないって言えば問題じゃないよ。彼は正味PGAツアーに居るわけでもないから。」

Pat Perez was stunned to hear a player had been suspended, although he thought the fact it was a player who had not been on the PGA Tour in three years would ease the perception of golfers.
"It's not like it's a top-20 player who was trying to take steroids to catch Tiger," Perez said. "In a way, it matters. And in a way, it doesn't. He's not really on the PGA Tour."


PGAツアーは、プライバシーの問題として、何の薬物に引っかかったのかは公表していません。

本人の弁でも、「私の出場停止処分によってツアーやプレイヤーたちに悪い印象を与えてしまったことを謝罪します。しかし、決して不正に成績を良くする為に薬物を使用したのではないということは、ツアーの仲間やファンのみなさんにもお伝えしたいと思います。」とコメントしていまして、今回の措置にはいささか疑問を感じますね。

他のプレイヤーたちのコメントを見ても、どうも飛距離を伸ばすための筋肉増強ステロイドを使った感じではありませんよね。

陽性になった薬物の種類は公表するべきじゃないのかなぁ。


野球でも、影響が少ないと思われるマイナーリーグのプレイヤーから出場停止処分が始まりましたよね。
この事件、意外に今後も拡がりを見せて、PGAのツアープレイヤーからもこの先出場停止処分が出るんじゃないでしょうか。

私は、ゴルフは飛ばしあいじゃないからステロイドは関係ない、って意見はナンセンスだと思ってます。


記事にも、「ツアーはダグ・バロンが第1号の出場停止処分されたプレイヤーであるとハッキリ述べては居るが、禁止薬物で陽性反応が出た最初のプレイヤーとは限らない。」と書かれています。




---

追記です。

続報をアップしました。 → 「ダグ・バロン、PGAツアーを提訴



11/02/2009

ワールド・レディース 2010 カレンダー


今日から冬時間に戻りますね。

今朝、エルドラドのバック9をプレーしてきました。
朝の8時前に終了です。(^^)

リシャフトしたドライバー、すごく調子いいです。 ♡
ぶれ幅が小さくなりましたし、良かったころの飛距離が戻りました。(^^)
もう少し打ち込んで、自分のタイミングを作りたいと思います。


では、本題に。(笑)
---


まずは写真をご覧下さいです。
(写真をクリックしていただきますと、元のリンク先URLへ飛びます。)

2010年のゴルフ・カレンダーだそうです。


8月


7月


11月

12月


1月


2月


魅力的ですねー。 モデルさん達じゃないんですよ。
女子プロゴルファーの方々です。(^^)

Danielle Bowers (ダニエル・ボーワーズ) 25歳
Lindsay Senger (リンジー・センガー) 24歳
Lauren Espinosa (ローレン・エスピノーザ) 22歳

のお3方。

ここにプロフィールがあります。

http://www.golfdigest.co.jp/digest/calendar/world-ladies/profile.html

なかなかの実績ですね。


そうなんですね。 リンク元はGDOの販売グッズコーナーです。
GDOさんも、さすがですなぁ。(^_-;

撮影なさったカメラマンは渡辺達生氏だそうです。



***

なぜかシリーズになったので、過去ログのリンクを。(笑)

チェイニー・ウッズ
アンナ・ローソン
Wilhelmina 7
昔、ローラ・ボー ・・・   (マリア・ベルチェノワ / エリカ・ブラスバーグ)


10/30/2009

サンセット・ヒルズ (カントリー・クラブ)


友人に、「行ったことないから行ってみようや」と誘われまして、半休とって行って来ました。
ここもプライベイト・クラブです。


Sunset Hills Country Club
http://www.sunsethillsclub.com/


Ted Robinson氏の設計で、フェアウエイやラフはキクユ芝とバミューダ、グリーンはポアナとベントという、典型的なロサンゼルス周辺の古いコースのスタイルです。 (←って、判った風に書いてますが、サンディエガンさんにコメントで教わった受け売り知識です。(^^;)

距離が短くて、ティーからグリーンが見えないホールが多数あり、グリーンは距離の短さに相まって総じてサイズが小さいため、丘陵地に立っている割にはアンジュレーションがきつくないグリーンです。

全長は、パー71ですけど黒ティーからでも6098y。青ティーは無くって、白ティーだと5848yしかありません。
そうですねー、日本の山岳コースのいくつかを思い出すような感じでした。


友人が、「んー、こんなところだと知ってたら、わざわざ来なかったぜ。」とラウンドする前に既に言ってましたが(笑)、まぁそんな感じのコースでした。
ひとつには、グリーンのエアレーションのためのパンチングから3週間ほどしか経っていないみたいで、グリーンによってはまだポコポコでしたし、全体に遅いグリーンになっていた(保護のためでしょう。)のも、そういった印象になったかと思います。

私はとりあえずゴルフしてればどこでも楽しいんですけどね。(笑)

大して飛ばないくせにしかも距離が短いからってパープレイできるってわけでもないレベルなのに言ってしまいますが、こういうコースは昔を懐かしんでパーシモン・ドライバーと古いアイアンセットを持ち込んでプレーを楽しむっていうのが良かったりするんじゃないかなー、って思いましたです。


なにしろこの間リシャフトしたドライバーが打ちたかったこともあり、コースマネジメントもへったくれも無く14ホールでドライバーを打ってしまいましたが(笑)、ドライバーの後ショートアイアンかウエッジってなホールが結構あって、日本の山岳コースのいくつかを思い出した、というような訳なんです。


ではいつものようにいくつかのホールをピックアップして写真をご紹介します。

プライベイト・コースの場合、本当に事前情報が少ないんですよね。上にリンクしましたURLのコースのサイトを見てもコース図とかありませんし。
その上、メンバーさん達はコースをよく覚えているのが前提で、ヤーデージブックも用意されていない場合がほとんどです。


これが1番ホール。 365yのパー4、のっけからスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


当日初めて会った二人のうち一人が、このコースを1度だけ回ったことがあるということで、どの方向に打てばいいか教えてくれているところです。
「あそこの高台の上に家があるだろ?あの白いバルコニーの方向を狙っていけばベストだよ。」

とりあえずティーボックスの右端の方にティーアップして、コースなりにドローボールを打ちました。
スタートホールから苦手なフェードを要求されなくって、助かりました。
残りは約100yぐらいで、これを6歩に付け、パットはショートして外し、無難にパーでスタート。
練習グリーンはエアレーションされていなくて、私にとって普通のスピードのグリーンだったんですよね。
これは無いわ。(x_x;

見てすぐに練習グリーンより遅そうだ、とは思ったんですが。



2番ホール、405yのパー4もごらんのとおりのスタイミーの左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


リシャフトしたドライバー、今日コースで初めて打ったけど気に入っちゃったなー。とか思いながら打ったら不注意千万。(笑)
左の坂越えは向こうがどうなってるか全くわかんないですし危ないので、見えている範囲で一番遠いところ(ちょうど左のブッシュの右端ぐらいの方向ですね)に打っていこうと思ったんですが、これがスライスして右の隣のコースとの間の木の辺りに行ってしまいました。

今写真で見直しても、ティーイング・グラウンド自体がかなり右を向いていることに気が付きます。
スパットを決めて構えたつもりだったのですが、右を向いてしかも肩が開いていたのでしょう。
打とうと思ってもなかなか打てないスライスなのに。(笑)

ここは2打では届かなくなってしまいましたから、木の下を低く出してレイアップ、残り70yを5歩につけましたがパットは入らずボギーにしましした。



次は4番、344yパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


3番は544yのパー5で、なんとこの4番までティーからはグリーンが見えません。
でも、ここは見えないですけど稜線の向こうは、なんか緩やかに左に下っていて・・・、みたいな感じが前の組の人や見える木の様子で、なんとなくうっすら分かりますよね。(^^)

・・・と、思いきや!(x_x)

ドライバーを上手く打ったんですが、稜線の先が思ったよりグッと下がっていて、グリーンまで120yぐらいの位置からは、フェアウエーが切れていてラフになってました。
わずか70y程度ですがえらい左足下がりのラフから打つ羽目に。(笑)
キクユ芝ですからね、ボールは半分浮いてましたが、根がきつい。

バンスの大きい55度のウエッジで打ちましたが、最後ちょびっと砲台みたいになっているグリーンにショートしました。
転がしで寄せて、2歩を何とかねじ込むことが出来て、やっとこさのパーでした。



そしてこのホールは結構いい景色で、なかなかのドキドキものだったのですが、13番の谷越え、357yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


バックティーからですと、谷が写真に写らないので、左前方に出て行って写真を撮りました。

グリーンはですね、後で分かったんですがティーイング・グラウンドの右サイドにあるこんもりした写真に半分写っている木の左端のあたりの方向に真っ直ぐ行ったところ、遠くに写っている4、5本の木の右後ろぐらいにあります。

飛ばす人だと、ショートカットで打ち下ろし、グリーンまで届くんじゃないでしょうかね?
でも、バックティーからですと間違いなくスライスで狙わなくてはなりません。
しかも向こうの4、5本の木に当てないように。木の手前側はすぐのところから谷です。
んー、飛ぶ人でも狙えないか。(^^;

向こう側に、斜めにフェアウエーがあって、しかも灰色に見えるカート道路が左手前から右奥に斜めに走っていますよね?
フェアウエー左サイドの木までは280yぐらいあるらしいのですが、すごい打ち降しです。
カート道路の右側を狙うのはいかんせん厳しそうなので、ちょうど前の組のカートが写っている辺りを狙いました。

例によって私、こういう険しく見えるホールでは運良く上手く行くんですが(笑)、行ってみて驚きました。
グリーンへは、直角に右にって言うかむしろ少し戻るような感じで、せいぜい80yしかありませんでした。カート道路の右側なんか狙って冒険する価値ゼロです。(笑)
ティーから見てグリーンの手前側に大きな深いバンカーがありまして、写真のカートぐらいのフェアウエー左サイドからだとグリーンの右サイドになるこのバンカーを越えるショットにならなくて済みます。

このラッキーを活かし(笑)、3歩に付けましたが、このバーディーパットはひと転がり足らずにショートしました。

残念。

10/28/2009

どうする? グリップ。


私は、LamkinのPerma Wrap というグリップのスタンダード・サイズを気に入って使っているのですが、いつも行くゴルフショップでの扱いが無くなってしまいました。





これは困りました。

なんでそんなに人気無いんでしょう?
ほとんど真っ黒で柄が入ってないところも気に入ってるんだけどなぁ・・・。(T_T)

よく行くお店の方でも、うちに近い方の支店には置いていなくて、本店の方まで(さほど遠くは無いんですが)買いに行って、自ら買い置きをしていました。 同じ系列のお店ですから、持ち込んでも迷惑がられませんし。
まぁ、オーダーしておけばメーカーから取り寄せておいてはくれるのですが、1-2週間かかりますからね。

なんかこう、ふっと気に入ってクラブ買ったときに、グリップをさっと変えときたいとかあるじゃないですか。 ないですか?(笑)
だから店頭でサクッと買えるグリップに転向しようかな、ってことも考えてます。


現在手元には在庫3本。
とりあえず10本ぐらいオーダーしとうこうかなー、って思っていますが、この際流行ってる種類に乗り換えてもいいかな、って気持ちも。


どなたかお奨めがありましたら、是非教えてください。m(__)m


傾向としましては、ゴルフ・プライドのごくスタンダードなツアー・ベルベットは嫌いではありません。
ちょっと滑り止めの穴が多くて、素手の手のひらにイガイガ感はありますが。

winnグリップは、あのソフト感がちょっと合いません。 もうちょっとsolidな感じの方がいいです。
話のレベルが違いますが、ベン・ホーガンがpuffyって表現していたふわふわ感が出ちゃって、ピシッとしない感じ?
とはいっても、コード入りのグリップは硬すぎて、ラウンドではたぶん問題なく打てますが練習のときに手が痛くなっちゃいがちなのでパスしてます。(^^;

一番見た目で近いのはゴルフ・プライドのツアー・ラップなんですが、あれはペタペタ感が強すぎてごみもくっつきやすいし感触もいまいっちょなんですよね。手に取って比べてみると分かっていただけると思うのですが。


昔懐かしい超スタンダード・グリップ、ゴルフプライドのスイングライトはけっこう好きなんですが、そういえばこれこそ店頭で見ませんねー、近頃。
ゴルフプライドのHPにも載ってないしなぁ。(x_x;


いろいろ能書きを書きましたが、私の好みを把握していただくのは無理かも知れませんし、虫が良すぎというものです。

これは気に入って使ってるけど自分にはすごくいいよ。 っていうグリップをもしお教えくださったらありがたいです。

大いに参考にさせていただきまして、感触とか結果が良かったら徐々に全部に適応しておこうかな、と。(^^;

グリップ単体を握ってみても、いまいちピンとこないんですよね。(^^;

10/25/2009

Stop Drugs


うちの息子(もうすぐ6歳)が、地元のkindergartenの宿題の一環で、麻薬撲滅運動のポスター作りをしました。


今回は、『Speak out! Speak truth!』 というのがテーマで、絵を描いてポスターを作ります。


で、フレーズを考えようか、ってことで親の方が無い知恵絞る。(笑)


日本には、「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」っていう、なかなかよく出来たコピーがありますね。
これを英語にしようか?
なんて、安直にスタート。

Quit smoking drugs, otherwise you are quitting human beings.

長いし。
「人類を辞めています」とか、英語では聞かない英文に。
こりゃだめだ。

「ing」をテキトーにちりばめてリズム作ったつもりはあるんですが、いまいっちょ。


「Do-or-die」っていう、英語の慣用表現があります。
高校野球の試合みたいに、負けたらそこで終わり(だから必死に頑張る)、みたいなシチュエーションをあらわす表現です。

これをもじって、「Do-and-die」とかどうだろ?
「やってそして死ぬ」・・・。

んー、いまいっちょ、日本語の直訳英語から脱出できてない・・・。


自然な英語の表現で「麻薬やめないと死んじゃうよ」って意味を出そうとするなら・・・
「Drugs or Life?」て感じでしょうか。
でも語呂もいい訳じゃないし、6歳前の子にLifeとか書かれてもなぁ。


などなど、試行錯誤しましたがギブアップ。(笑)
素直にネット検索してみました。(^^;



典型的な、麻薬撲滅のフレーズの数々です。

「Just say "no."」 (とにかくノーと言おう。)
「Count on me to be drug-free.」 (私に任せてね、ドラッグ・フリー)
「Winners don't use drugs.」 (勝者はドラッグを使わない)
「Drug-free and Proud!」 (ドラッグ・フリー、そして誇れ!)

この辺はストレートな表現ですね。


「Smokers are Jokers.」 (スモーカーはジョーカーだ)
「Crack is Whack.」 (コカインは(お尻)ぺんぺん!)
「Dope is a Joke.」 (麻薬はジョークだ)
「Drug abusers are Losers.」 (ドラッグを乱用する人は負け犬だ)
「Hugs, not Drugs.」 (抱擁を。ドラッグではなく)
「Tobacco is Wacko.」 (タバコはへんちくりん)

この辺は、Dr. Seussよろしく韻を踏んでいまして、語呂が良いです。

日本で言う駄洒落にも近いですが、ビートルズやクラプトンなど歌詞のほとんどはこうした韻を踏むフレーズで構成されているものが多いですね。
音のリズムが良くなります。
(その分、使う単語は限られてきますので、日本語訳はちょっと変ですけどね。)


「Quit to Win.」 (やめて勝とう)
「Smoke Kills & Love Heals」 (吸うのは殺すが、愛は癒す)
「Take the Plunge and Save your Lungs.」 (きっぱりやめてあなたの肺を救おう)
「Free Hugs for Clean Lungs.」 (きれいな肺に自由な抱擁を)
「No Butts - Just Quit It!」 (葉巻はだめ。 やめなさい!)
「Smokers Stink!」 (スモーカー、臭い!)

この辺はタバコとか大麻を標的にした評語ですかね。



検索した中で、これはよく出来てるなー。って思ったのがありました。

Only users lose drugs.」 (ドラッグを無くしちゃうのはユーザーだけ)

・・・直訳では、意味が分かりません。

これは、「user」と「loser」、「lose」と「use」の発音が非常に近いことを利用してあるのです。


パッと読むと「そりゃ、持ってなくちゃ無くせないもんね」 ってくらいなものでよく意味が分かりませんが、

「Only Losers use drugs.」 (ドラッグを使うのは負け犬だけ)

と入れ替えて読み直すと、麻薬撲滅のスローガンになっています。
読み手に、「ん?」と思わせて、読み直させる。
考えさせる。

そして、文としてはダブル・ミーニングで2つの意味を持たす、というなかなか洒落た手法です。



・・・は、いいんですけどね、まだ幼稚園生のうちから麻薬撲滅のポスター作りが学校での活動になる米国の人達って。(笑)

いやはや、って感じがします。



うちの息子はそういえばまだ5歳前の去年も同じようなポスター作ってましたねー。

それで彼は考えたのでしょう。

風邪を引いて小児科に連れて行かれるときに、注射器の絵の上に丸で囲んで駐車禁止の標識みたいな斜め線を入れたポスター( ↑ こんなやつ)を自分で作り、先生に見せて「注射しないで下さい。」を訴えました。(笑)
4歳のときです。


小児科の先生は、「あれには参ったよ。 今でもとっといてあるんだから。(^^)」と言って、1年以上経ったつい先日、見せてくれました。(笑)


10/23/2009

ドライバーのリシャフト (←またですか! (^^;)


「キャロウエイ X460 Tour ドライバー w/アルディラ・シャフト」
という記事の、フォローアップです。


簡単にまとめますと、前回の記事では、

X-460 Tour 8.5度 アルディラNV65S 46インチ
X-460 Tour 9.5度 アルディラNV75R 45インチ

の2本を入手して、打ち比べることになっていました。

コースで打ったのは、先日の「ラウンド記録(ロスト・キャニオンズの2)」
で8.5度NV65Sの方を使ってみたのみで、あとはドライビング・レンジで打っての感想です。

78gと重めのNV75Rシャフトにして、重いが硬くない、しっかりしたシャフトにしたらどうなのだろう?っていう考えがあったので試してみたわけですが、結論から言いますと、想像と少し違っていました。

スイング・スピードを抑える感じで、力まずしっかりと打ったときにはとてもいい感じで撓りも感じながら振れていいボールが出てくれるのですが、「むんっ!」って力が入ってヘッドスピードが上がってしまったようなスイングになったときに右にフェードアウトしていってしまうので、これは安心して使えないな、と思いました。
今までのドライバーでなら、図らずも距離出ちゃったなぁーっていう打球になってくれるような当たりをしたときに右に出るのは、私的にはNGなんです。(^^;


8.5度のヘッドでNV65Sの方は、46インチで私としてはちょっと長尺に挑戦、って感じになります。

こちらは、よく飛んでくれますし長さを感じないくらい振りやすいのですが、若干左右への散り幅が広がってしまうように思います。
8.5度のロフトはけっこう好きな高さでスピンが少なく出て行ってくれるみたいな雰囲気がして、悪くありませんが、ふと気を抜いて打ったときの左右への散り方が不安要素になってきてしまいます。
もう少し使い込んでみようかな、とは思ったりしていますが。



まぁ、そんなこんなで、打ちなれたFT-3のヘッドにアルディラNV65Sの46インチを試してみたくなってきますよね?

・・・ってか、試してみたくなりました。

あれ、待てよ?

FT-3にアルディラNV65Sって、以前FT-3の中古の在庫がまだ品揃え多かった頃にけっこう見かけた組み合わせじゃないのさ!
・・・なんて思ったんですが、今となっては後の祭り。 近頃はいつも行くお店ですとFT-3の9.5度を見付けるだけでも至難の業になっています。

まぁ、FT-3の9.5度を持ってる人はみんな気に入っちゃって中古市場に出て来難いのだ、と都合よく解釈して、ここはひとつ。

仕方がありませんので、eBayで探して買うことにしました。
手持ちにFT-3のヘッドのクラブは2つ持っているのですけれど、1本はエースですし、もう1本はJavln FXを挿れたドライバーですので、これもまだリシャフトしたくないので。(笑)



これは、なかなかいい感じのプロトタイプヘッドのFT-3です。(^^)
ドローバイアスの表示がちょっと違うんですよね。
これをポチって、リシャフトしました。

売りに出ていたときは、グラファロイのPro Launch (blue) S65が挿さって居たのですが、到着後即リシャフトです。

Pro Launch (blue)もけっこう好きな部類のシャフトなのですが(笑)、初心貫徹、初心貫徹。(笑)

FT-3ドライバーヘッドの弱点は、抜いたシャフトを有効利用できないところですね。
熱でヘッドのグラスファイバー&樹脂部分がやられてしまいますので、シャフトをばさっと切ってドリルで彫って除去しなくてはならないのですよね。



46インチ仕上げです。 んー、いいですわー。(笑)

今のところ、レンジで打っただけですが、長さはX460 Tour同様、さほど気になりません。

弧が長いからヘッドスピードが上がるというよりは、長いなら長いなりに振れてくれるのでタイミングが気持ちよく入ってくれる、っていう感じです。
やはり慣れたヘッドに慣れたシャフトですので、ミスはしたとしても思わぬ打球が出る確率はぐっと下がって安定してくれます。


フィーリングがとても良かったので、ついでに青のディアマナ・シャフトを短くしすぎていたエースドライバーの方も1インチ伸ばしてもらいました。 45インチ1/2です。
Javln FXが45インチですから、1/2インチ刻みで3本持ってることになりました。


コースで試すときが楽しみです。(^^)


10/18/2009

マッチプレーではルールが違う?!(裁定集から-5)


デジタルパットを最初に私に教えてくださった方でお友達登録いただいていますgolfreak銀さんが、ディフェンディング・チャンピオンとしてクラブ選手権の決勝を戦って居られました。

これがマッチプレー形式でしたので、そういえば最近ルールに関する記事書いてなかったな?とか思い出しましたので、いくつもあるマッチプレーとストロークプレーで処置が異なる事例のうちのいくつかをご紹介しようと思います。




A. まずは、先だってのラウンドでちょうど私がやらかしてしまった事例です。

グリーンフォークをポケットから出そうとしたときに、ティーがフォークに挟まっていてボールをポケットから掻き出してしまったのですが、落下してシューズに当たり転がって同伴プレイヤーのボールにぶつかってしまったんです。


18/7.5 相手(または同伴競技者)が偶然に落とした球が、プレーヤーの球を動かす

質問: プレーヤーAがパッティンググリーン上の球を拾い上げたあと、偶々その球を落としたところ、Aの球は止まっているプレーヤーBの球に当たってその球を動かしてしまった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: 拾い上げたあとまだインプレーに戻していない球は携帯品である……定義16「携帯品」の注1参照。
マッチプレーでは、プレーヤーAは1打の罰を受け、プレーヤーBは自分の球をリプレースしなければならない……規則18-3b。
ストロークプレーでは、誰にも罰はなく、競技者Bは自分の球をリプレースしなければならない……規則18-4。



コンペは、ストロークプレーでしたから助かりましたが、マッチプレーだったら1打罰を受けていたんですね。(x_x;

プレイヤーBはリプレース、っていうのはまぁ当然だと思いますけど、これ、ボールじゃなくてもグリーンフォークとかを落として動かしてしまってもマッチプレーだと罰受けちゃうんですね。携帯品ですから。
(ちなみに、相手のマークを誤って動かしてしまった場合は、罰なしでリプレースだと思われます。(未確認))



B. 次の事例はですね、私自身は体験したことが無いのですが、「ちょっと競技で旗持ってもらうのためらっちゃうなー。」と思わされてしまう事例です。

17-3/2 相手(または同伴競技者)が旗竿を抜かなかったため、旗竿に球が当たる

質問: プレーヤーAが旗竿への付き添いを相手(または同伴競技者)のプレーヤーBに依頼したところ、BはAの求めに応じてくれた。ところがAが強くパットしたところ、Bが旗竿を抜かなかったため球は旗竿に当たった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: プレーヤーAに罰を受けさせようとしてプレーヤーBが旗竿を抜かなかった場合、規則1-2の重大な違反により、マッチプレー、ストロークプレーとも、Bは競技に失格する。なお、ストロークプレーでは、公正の理念(規則1-4)に従ってAは罰なしに打ち直さなければならない。


Bが旗竿を抜かなかったのはAの球が旗竿の向こう側に大きくオーバーするのを防ぐためであって、Aに罰を受けさせようということではなかった場合で、Aの球がホールに達する前にBが旗竿を抜かなかったときは、マッチプレーではBは規則1-2によりそのホールの負けとなる。
なお、Aの球が旗竿に当たった(規則17-3aの違反)という事実も、それ以前にBがそのホールの負けとなっているので上記裁定を変えさせることにはならない。
他方、ストロークプレーでは、Bは規則1-2により2打の罰を受け、Aもまた規則17-3aにより同様の罰(2打の罰)を受ける。
Bが旗竿を抜かなかったのは、例えば旗竿が円筒の中のソケットにくっついていて抜けなかった場合や、Bの注意が他に向けられていてAがパットするのを見ていなかった場合のように悪意がなかったときは、規則17-3により、Aはマッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2打の罰を受ける。なお、Bに罰はない。


この事例は、ジャッジするのが難しいと同時に、ややファジーなルールですねー。
プレイヤーBの意思がどうだったか、に拠って、裁定が変わってくるようです。

プレイヤーBへの措置は、a.競技失格から、b.そのホールの負けまたは2打罰、もしくはc.無罰、っていう3通りに裁定されています。

一方、プレイヤーAの方(パットした方です。)は、a.最良でも無罰でリプレースして打ち直し、b.そのホールの勝ちまたは2打罰、もしくはc.そのホールの負けかまたは2打罰、という3通りで、ピンに当たるというなかなかラインに乗ったいいパットを打ったにしては、ほぼろくなことにならない裁定です。

ほとんどの場合、まぁ、3つ目のケースで起きるんじゃないか?とは思いますが。



C. 3つ目の事例です。これも私は未体験です。
19-3/1 アウトオブバウンズに立っていた相手に偶々球が当たり、アウトオブバウンズに停止

質問: マッチプレーで、アウトオブバウンズに立っていた相手に偶々プレーヤーの球が当たってアウトオブバウンズで止まった。この場合、どのように裁定すべきか。

回答: 誰にも罰はなく、プレーヤーはそのストロークをやり直すことができる……規則19-3。



これ、ストロークプレーでは同伴競技者は自分にとっては局外者ですから、OBになるんでしょうね。
・・・っていうか、マッチプレーだと罰なしにストロークのやり直しだって言うことに驚きましたです。



***

シリーズの過去ログ
バンブル・ビー(裁定集から-1)
ルース・インペディメント(裁定集から-2)
ボールはあるがままにプレーすればいいってもんじゃないんだよ?!(裁定集から-3)
池の方に打ったとき(裁定集から-3の2)
誤球のプレーをやってしまった思い出
誤球のプレー、最近のニアミス編 (裁定集から-4)



10/16/2009

ホーガンとジンジャーエール


私は実は全くもっての下戸でして、アルコール飲料は一切飲めません。

飲めば強くなると信じ込まされて大学生時代に散々飲んでみましたが、どうやら全く免疫ができませんでした。吐きすぎて血を吐いたことも2度ほどありますが、駄目でしたねー。



まぁ、そんなことはどうでもよいのですが(^^;、仕方が無いのでよくジンジャーエールを飲んでました。
コーラとかオレンジジュースだと目立っちゃうので、ジンジャーエールにストローを挿さないでもらっておいとくと多少は目立たないので。 まぁ、生姜風味自体が元来好きなので、味も好きなのですが。

ちょっと生姜おろし入れて食べる素麺なんかも堪りませんねー。(^^)

そうそう、ロサンゼルスで手に入らない日本食材のひとつに、葉生姜ってのがありません。谷中生姜っても言われるやつですよね。 お味噌付けて生でかじって食べます。 私はこれに目が無くて大好物なんですが、・・・そういえば10年近く食べてないかも。(x_x)



それはさておき、

Five Lessons The Modern Fundamentals of Golf (5つのレッスン 最新のゴルフの基本)」 こと、邦題 「ベン・ホーガンの『モダンゴルフ』 」の最初の方、グリップの解説が書いてある辺りに、ジンジャーエールが出てきます。

33ページです。 ちょっと訳してみます。


The golf grip is bound to function most effectively when the hands and fingers feel thin. Some days they do, some days they don’t. Interestingly enough, drinking some ginger ale, because of its effect on the kidneys, seems to prevent the hands from feeling too fat and puffy.

is bound to ~   (《必然》 きっと~する)
thin    (薄い、厚みの無い)
puffy   (ふくれた、腫れた、丸々した)

ゴルフのグリップは、手や指がすっきり締まって感じるときに一番効果的に機能してくれます。 締まって感じる日もあれば、感じない日もあります。 非常に面白いことに、ジンジャーエールを飲むと腎臓への効果によって、手が厚ぼったいような感覚を防ぐことができるようです。


If the weather is cold, of course, it always affects your feel. To make sure my hands were warm enough at Carnoustie, I carried a hand warmer in each pocket.

hand warmer   (手を温めるもの)
[・・・ですが、この後の文章で内容が詳しく説明されていまして、いわゆる懐かしい白金カイロのことだと判ります。]

天候がが寒いときは、もちろん(手の)フィーリングに影響してきます。 カーヌスティーで確実に手を充分に暖かくしておくため、両方のポケットにカイロを携帯していました。

で、このすぐ後、「暖かいボールはご存知のように冷たいボールよりも飛びますからね。」なんてことも書かれています。
(現在のルールでは、カイロなどを使ってボールを故意に暖めることは禁止されていますが。 自然にポケットに入っていて体温で温もるぐらいはOKですけどね。)


・・・seems to prevent the hands from feeling too fat and puffy. の部分を、日本語版では、「手のむくみを防ぐ効果があるようだ」、って訳してあるのでしょうか? (日本語版は読んで無くって存じ上げないのですが。)


私はあんまり感じたこと無いのですが、米国のゴルファーにはよく「手がpuffyに感じることがある」って言う人、確かにいますね。

puffyには、「はぁはぁ息切れする」って意味もありまして(機関車が坂を登るときとかも、huff, puff, huff, puffって表現されます)、私は最初の頃、手がパフパフするって何だよ?変なこと言うなぁ、って思ったりしていたんですが。(^^;

なんかですね、手のひらの部分がごっつくて厚く、指もごん太い感じの手をした人に多いんですが、グリップがふわふわしちゃう感じになるらしいです。特にラウンドの後半あたり。
私はなったことがありませんのでよく判らないのですが。

コード入りグリップなんていうのも、元はもしかしたらこのあたりの事象への対策で登場したのかも知れませんね。

人によっては、手が大きくて、てっきりグリップのゴムが見えなくなるぐらいに短く持ってるのかと思ったらグリップエンドから握ってた、なんてケースもありますからね。(笑)


まぁ、そのpuffyな状態を改善するのにジンジャーエールが良い、とベン・ホーガンがアドバイスしてくれている訳です。



イギリスやアメリカでは、昔から民間療法的な用途でも、ジンジャーエールは飲まれてきたようです。

胃がムカムカするときや、乗り物酔いの防止とか和らげる効果、それから咳を沈めたり、喉が腫れているときにも良いとされているみたいです。
不思議なことに関節痛も和らぐよ、とか言われたりもしています。




Five Lessons The Modern Fundamentals of Golf (ホーガンのモダンゴルフ)」では、右足は垂直に、左足はつま先を左に90度の1/4、つまり約22度開くようにしなさい、と、非常に細かく指導されていますよね。

右足のつま先も開いたりしたら、右打ちなのか左打ちなのかよく判んないでしょう?どっちに打つのかぱっと見て判んないのが居ますね。とか書かれていて、内容の厳格ぶりに、ちょっとびびりつつ(不謹慎かもしれませんが)笑ってしまいます。


10/12/2009

アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)制覇!


悲願の打倒ボストン
ついにやった! (祝)


(以下、書き足し。)
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いやー、長かった。

2009年のポストシーズンのシリーズが始まりました。
まずはワイルドカードでプレイオフに進出してきた天敵ボストン・レッドソックスとのディビション・シリーズを戦い 3連勝して、ヤンキーズとのリーグチャンピオンシップへと勝ち進みました。



こちらの写真はゲッティ・イメージ社が撮ったものです。(スポーツ関係の写真は最近ここが独占状態ですね。)
Flickrにアップされているスライドショーをリンクしておきます。


2002年にワールドチャンピオンになって以降、リーグ優勝は重ねるものの非常に残念なポストシーズンが続いていましたので、久しぶりに興奮しています。

・2004年は対レッドソックスに3連敗、
・2005年はヤンキーズとのディビジョン・シリーズに3勝2敗で勝利したあとリーグ・チャンピオンシップでホワイトソックス相手にホームで3連敗し1勝4敗で敗退、
・2007年は対レッドソックスに3連敗、
・2008年は対レッドソックスに、シーズン中は8勝1敗と大きく勝ち越しながらポストシーズンではホームで2連敗し、1勝3敗で敗退、

ということで、ポストシーズンにホームでのゲームに勝利するということ自体が4年ぶりでした。


ポストシーズンで対ボストンにシリーズを勝利したのは初めてでして、1ゲーム単位で言っても、対ボストンにホームでのゲームを勝利するということに関しては、86年のリーグチャンピオンシップで勝ったゲーム以来、実に23年ぶりのことでした。
しかもこのときのシリーズは、3勝1敗と王手をかけながら、3勝4敗で敗れ去っています。


そういう意味では、本当に鬼門のレッドソックス戦でしたが、悲願の打倒レッドソックスを果たせたわけでして、・・・本当に長かった。


毎回、毎回、気合入れてポストシーズンのゲームを応援に行っては、肩を落として帰るという経験ばかりが続いていましたので、ゲームに勝って興奮して家路についたのは久しぶりです。


第1戦ゲーム前のセレモニーとNational Anthem斉唱





この旗は、本当に大きいです。


第2戦、この日先発のジャレッド・ウィーバーがアップをしているところ。



背中の23番はピッチング・コーチのマイク・ブッチャーです。 以前スコット・スピージオが付けていた番号ですね。

ゲームが終わった直後に私の席から撮った写真。



プレイヤーの方は、まだあとのゲームがありますから比較的落ち着いていますが、観客は総立ちです。


金曜日から、NYヤンキーズとのアメリカン・リーグ・チャンピオンシップが始まります。
こちらは逆に、エンジェルズが2005年と2002年にディビジョン・シリーズでヤンキーズを破っていますので、レッドソックス戦とは逆の立場になります。


今年のチームは頼もしいですぞ。(^^)


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アメリカンリーグ西地区ディビジョン優勝のときの記事。


10/11/2009

昔、ローラ・ボー ・・・


まぁ、ご本人たちはそうは思ってないかも知れませんが、またまた、あまりに‘ホット’なゴルファーをご紹介しておきます。 (^^) ♡

もちろん、既にご存知の方も多いかも知れません。
先だってご紹介しました、Wilhelmina 7 の彼女たちの方が、ゴルフの実力的にはちょっとだけ上です。(の筈だと思います。)

では、能書きはさておき、写真の方を。(^^;

ちなみに写真は全部、元のサイトにリンクさせていますので、写真をクリックするとオリジナルの大きさの写真の元ページに飛べます。



マリア・ベルチェノワ

(ロシアの23歳。 ・・・とは思えないほど大人の雰囲気。)

公式ウエブサイト
http://www.maria-verchenova.com/













あー、鼻血出るとこだった。(笑)

彼女は、LPGAではなくって、ヨーロッピアン・ツアーでプレーしています。




エリカ・ブラスバーグ

(アリゾナの25歳。オレンジカウンティー出身のカリフォルニア・ガールです。)

公式ウエブサイト
http://www.ericablasberg.com/







彼女は、プーマのゴルフウエアの世界シンボルとして選ばれていますので、日本でもショップなどで彼女の写真を見るかも知れませんね。


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で、やっぱりローラ・ボーでしょう。(^^)

グリーンの妖精。







アーノルド・パーマーが、「この子、日本で俺より有名なんだよ。」って言ったとかって話もあったりしますね。(笑)


なんでも、「ザ・レジェンズ・ツアー」って名前のLPGAのシニア・ツアーがあるらしいのですが、そこでプレーしているんだそうです。



ザ・レジェンズ・ツアーのサイトにある、
ローラ・ボーのプロフィールページ

今、56歳になりますでしょうかね?


LPGAでは2位が10回もあったのに、ついに勝てませんでしたけど、今度のツアーでは一度くらい勝たせてあげたいですね。



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このシリーズの過去ログ:

チェイニー・ウッズ
アンナ・ローソン
Wilhelmina 7