また小技を仕入れてきました。(^^)
名付けて「LH-7」です。
このところ、グリーン周りの近い距離はD-Chopで3歩以内に寄せられることが多くなって来て(上手く行くと1歩以内に寄るし、転がるから入っちゃう可能性も無きにしも非ずですよね(^^))、いい技を仕入れたなー、って思っていたのですが、今いっちょ使えない状況がありました。
グリーンまではほんの5-7歩ぐらいなんだけど、グリーンが砲台になっていてしかもカップがグリーンエッジから程近い状況。
これが、ボールの位置がグリーン左右とかでラフになっていたりしますと、かえってGWかLWで上げて打つしか無くなって来ます。
で、ラフならウエッジもダウンブローに入れやすかったりもするかと思います。
(とはいえ私はこのショットもいまいち距離感が苦手なんですが。それは置いといて。)
この場合、ボールは良く刈り込まれたフェアウエーのグリーン花道にありまして、SWですとバンスで撥ねて歯で打って飛びすぎてしまったり、LWも例えばダフリ気味に入ってしまって小さいスイングだけにグリーン面まで届かなかったりというミスが出がち。
PWでバンプ&ランを打って、ワンクッション入れて転がり乗せるのも手なんですが、真っ直ぐ打つとバウンドさせる位置の固さによってストップしてしまったりする可能性もあって・・・というような状況です。
これは、ニック・プライスがレッスン番組で披露していた技で、プライス自身が「私は、Little hooky 7 ironって呼んでるんだけどね。」と言っていました。
7番アイアンを短めに持って使い、ボールをかなり右足寄りにセットし軽くオープンスタンス、小さなテイクバックでインサイドからアウトサイドに右手を軽く被せるように振って、フックスピンをかけるように打つのです。
ボールは、(ライや傾斜にも寄るかとは思いますが、この時は)ほとんどキャリーすることなくするするするーっと転がり登って行き、カップの横にすすっと寄って行きました。
ちょっとどこで練習したら良いか難しいところなのですが、私も好きな8番
アイアンでこの“フック気味の駆け登りボール”を練習してみたいと思います。
と言うわけで、私の場合は「LH-8」ですね。(^^;
・・・つか、出来るようになるのか?!(x_x;
***
という訳で、早朝9H練習で試してきました。
ニック・プライスが番組でプレーしていたコースは、非常に滑らかな刈り込んだ感じのフェアウエイでしたので、私が行ったコースではどうかなー?と心配していました。
(このコース、アルハンブラは距離が短いコースで、もしドライバーで打ったら届くパー4がいくつかあって、私は9ホールで4回も6番アイアンでティーショット、ドライバーは1回しか打ちません。 が、そんな理由で空いているんですよね。練習しようと思っている実験ショットを打ってみるにはもってこいです。)
ここの芝の種類、判んなかったんですけど、どうやら調べてみるとバミューダみたいです。
割とゴワゴワ・パリパリした感じで、スムーズ滑らかな花道って感じではありません。
でもやってみました、LH-8。
(まだ全部で2箇所、6球ぐらいだけですが。)
ボールを右のほうに置いて、オープンスタンスでインサイドに引くと窮屈ですので、バックスイングが自然と小さく抑えられます。
かつっ、と、そのままクラブをアウトサイドに出すように被せていくと、ボールはするするするーっと転がり登って、カップを10歩ほども過ぎて転がりました。強すぎ。
ホントだ。
すごいスムーズに駆け上がるじゃん。(^^)
バミューダでも花道なら使えますね。強すぎちゃいました。
打ち直してみると、今度も少し強すぎてカップ向こう4歩ぐらいに乗りました。ちょっと面白いかも。
3発目は、カップ左1歩に。
別なホールでは、試しに砲台グリーンのサイドのラフからも打ってみました。
さすがにバミューダのラフではある程度進んだ後、ボールは敢え無く芝に撃沈しました。
花道から打ってみますと、やっぱりまた強すぎ。8歩ぐらい通過かなー。
思ったよりスムーズに駆け上がりますねー。
すこし振り幅を小さくして打ち直したら寄ってくれました。
(適当な練習場所が見つから無くて)ちょっと距離感の練習が難しいんですけど、上げて寄せていくよりは距離感は難しくありません。
上げて打つ場合のチャックリ・ザックリや歯で打ってどぴょーんっていう類のミスも出にくいですしね。
ニック・プライスの番組内のLH-7は、パターでもいいんじゃないの?って感じのポジションでしたが、結構な斜度で登っていたのでLH-7を紹介してくれたのだと思います。
バミューダの花道は、ぜんぜんパターで行きたい気持ちが起きません。
そのくらいゴワゴワしてます。
それでも全然問題なくするする登ってくれますね!(^^)
なんか、いい感じです!(^^)
足元には上り坂がありませんけど、とりあえず練習。
この日の練習場はちょっと風強かったです。
12 件のコメント:
こんにちは。
相変わらずの熱心さに感心します。
日本の芝もそろそろ枯れてくる頃です。
11・7に2ヶ月半ぶりにプレーしますので試してみます。
Posted by:cobra at 2008年10月31日(金) 14:01
おお、cobraさんお久しぶりです!
熱心ですよー。(笑)
下手の横好きです。わはは。
2ヵ月半ぶりだとスコアはちょっと大変ですね。
のびのび楽しんでいらしてください!
Posted by:やきそばパンZ at 2008年10月31日(金) 14:41
ちょっと前に僕のブログにアプローチ3態という記事があります。そこにフックスピンのアプローチの打ち方が載せてあります。これはSWでも使えます。バリエーションが増えると楽しいですよね。。
Posted by:道具屋 at 2008年11月01日(土) 22:57
おお!そうですか!
ショートゲームの道具屋さんのブログには、アプローチショットのバリエーションがほとんど無い私には、宝の宝庫になりそうで、楽しみです。(^^;
分かんないところがあったら質問させていただきますね。
よろしくお願いします。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年11月02日(日) 01:41
先日のラウンドで使ってみました。
バッチリです。
目一杯インサイドに上げるのが味噌ですね。
後ほどラウンド記録をアップします。
Posted by:Uすけ at 2008年11月03日(月) 13:58
面白いぐらいするするするーっと登りましたでしょ?
私はまだあれから試していないので、距離感が上手く掴めていません。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年11月03日(月) 15:00
へ~っ、このワザ知りませんでした。だって、ニックプライスのレッスンはレッドベターのモデルでしか見たことありません。
今度試してみようっと。
Posted by:ノリさん at 2010年05月26日(水) 05:37
ノリさん、こんにちは。
こちら、ちょっと限定された場面でしか使うチャンスがありませんのと、練習する場所がなかなか無いのが難点ですが、小さい振り幅で怪我なく転がり上がらせることが出来るので、安全な打ち方だと思います。
面白いくらいに止まらずに登るんですよ、ボールが。
上手く行ったら、また感想とか教えて下さい。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年05月26日(水) 13:51
>別なホールでは、試しに砲台グリーンのサイドのラフからも打ってみました。
>さすがにバミューダのラフではある程度進んだ後、ボールは敢え無く芝に撃沈しました。
問題は砲台Gの、ピン近の、”ラフ”なんですよね。左上がりだから、ウエッジ使いにくい。しかし、ラフ深いのでアイアンだとヘッド軽すぎる。それで、某所で、う〜〜〜ん??ってなったわけです。
syoballさん、高麗とかだとラフでも駆け上がると思いますよ。
こちらでもKIKUYA芝だとラフでもいけます。
そして逆に、どうにもなんない芝のときは、1個前の記事の「パターのトゥを打ち込む」って手は意外にありなんですよね。試してみてください、
パターのトウ打ち。ふむふむ。7鉄のちょいフック打ちも、パターのトウ打ち風味が入ってますよね!?
シャフトより、トウが先行してボールに触るわけだから・・・パターと違ってフック回転が入るとこが違う・・・
実は、この冬、パターのヒール打ち(トウ打ちの反対)を毎日練習していましたが、やってみたかった!・・・キャデイさんが遠くにいて・・・・ああ、つくづく担ぎでやりたい。
私が言ってるトゥ打ちっていうのは、200yパットの記事の2個めの話題でJBがやっている、パター・フェースを自分の方に向けて持って(トゥが左、ヒールが右側)まるで金槌かのように打つ打ち方です。 ちょっと斬新ですが、アイデアは実に古いです。
リンク先の記事にあるくらい古いです。
意外とイケると思いますよ!
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