200フィートじゃなくって 200ヤードです。
ヨーロピアン・ツアーの企画イベントのようです。
まー、これは正確に言いますと 200ヤード・パットじゃなくて、200yのパター・ショットですねぇ。 もっと正確には、210yくらいあったみたいです。
まずはご覧いただきまして。(^^)
冒頭で、グラマエ・マクダウエルと彼のキャディーが、
『風強く吹いてるなー。』
『5番ウッド? 3番アイアン? どうする?』
『そうだな、もっと短いのがいいかな。』
『パターはどう?』『いいね。』
とか小芝居打っててすごい可笑しいです。
シェーン・ローリーなんか律儀に『フォーァ!』とか叫んでて可愛いですね。 観客ほとんどいないのに。
マーク・ウォーレンが 27フィート、
リッチー・ラムゼイが 12フィート、
そして、『おお、これはぶっ飛ばしたぜ。』って打った後につぶやいた
ラッセル・ノックスがなんと 9フィートに付けて優勝したようです。
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これ、実は私も約30年前に7-8人でやったことあります。
150-160yぐらいのパー3のホールだったと思うのですけど、友人が『パターでニアピンやろうぜ!』って言い出しまして。
当時すでに時々パープレーするぐらいの上手な腕前の友人でした。
ボールを少しティーアップして、パターヘッドをほんの少し開く感じでセット、パターの芯で打つようにしますと、ぶっ飛んでいくんですよね。
元々のロフト角がだいたい 4度くらいのパターが多いですから、ちょっとだけ開いて10-12度くらいで打つ感じになるんでしょうか。
少し短いので慣れは必要かもしれませんけど、びっくりするくらい綺麗に飛ぶもんですよ!
大笑いしたんですが、その言い出した友人が見事なショットをパターで放ったあとにパターを見ると、すごいことが起きてました。
画像はイメージです。
彼はピン・アンサーを愛用していたのですが、ちょうど真ん中の位置のスリットが潰れて「く」の字にくっ付いてしまっていました。
「すげーな、お前さすが真芯で打ってるじゃん!!」ってみんなで慰めたんですが、当人はパター同様にちょっとだけ凹んでました。
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昔の話ついでで恐縮ですが、パンカーでボールが見えないほど完全に埋まった状態でなかなか普通のエクスプロージョンでは脱出できない状況でパターを使う方法が使われたりしていました。
なにぶん昔の手法でしたのでビデオが見つかりませんでしたが、こちらのサイトに記述がありました。
GOLF TIPS: Greenside Magic
トピックの 8番に書かれています。
ブレード型のパターのトゥをバンカーのボールの後ろに打ち込むんです。
砂に弾かれずに確実にボールの後ろに入っていってくれて、見事に砂ごと外まで出てくれます。
もちろんボールにスピンはかかりませんし、出てくれれば御の字の状況です。
こちらの動画は、J. B. ホームズがグリーンサイドの深いラフで見せたテクニックです。
芝の抵抗を縦方向の小さい面積と後方の大きな体積でかわし、ボールをパターのトゥ部分で打つテクニックです。
近頃のデカヘッドのパターでは使えない技ですけど、頭に入れておいても良いんじゃないかと思ったりします。(^^)