10/31/2008
Little hooky 7 Iron (LH-7)
また小技を仕入れてきました。(^^)
名付けて「LH-7」です。
このところ、グリーン周りの近い距離はD-Chopで3歩以内に寄せられることが多くなって来て(上手く行くと1歩以内に寄るし、転がるから入っちゃう可能性も無きにしも非ずですよね(^^))、いい技を仕入れたなー、って思っていたのですが、今いっちょ使えない状況がありました。
グリーンまではほんの5-7歩ぐらいなんだけど、グリーンが砲台になっていてしかもカップがグリーンエッジから程近い状況。
これが、ボールの位置がグリーン左右とかでラフになっていたりしますと、かえってGWかLWで上げて打つしか無くなって来ます。
で、ラフならウエッジもダウンブローに入れやすかったりもするかと思います。
(とはいえ私はこのショットもいまいち距離感が苦手なんですが。それは置いといて。)
この場合、ボールは良く刈り込まれたフェアウエーのグリーン花道にありまして、SWですとバンスで撥ねて歯で打って飛びすぎてしまったり、LWも例えばダフリ気味に入ってしまって小さいスイングだけにグリーン面まで届かなかったりというミスが出がち。
PWでバンプ&ランを打って、ワンクッション入れて転がり乗せるのも手なんですが、真っ直ぐ打つとバウンドさせる位置の固さによってストップしてしまったりする可能性もあって・・・というような状況です。
これは、ニック・プライスがレッスン番組で披露していた技で、プライス自身が「私は、Little hooky 7 ironって呼んでるんだけどね。」と言っていました。
7番アイアンを短めに持って使い、ボールをかなり右足寄りにセットし軽くオープンスタンス、小さなテイクバックでインサイドからアウトサイドに右手を軽く被せるように振って、フックスピンをかけるように打つのです。
ボールは、(ライや傾斜にも寄るかとは思いますが、この時は)ほとんどキャリーすることなくするするするーっと転がり登って行き、カップの横にすすっと寄って行きました。
ちょっとどこで練習したら良いか難しいところなのですが、私も好きな8番
アイアンでこの“フック気味の駆け登りボール”を練習してみたいと思います。
と言うわけで、私の場合は「LH-8」ですね。(^^;
・・・つか、出来るようになるのか?!(x_x;
10/28/2008
ゴルフスイング-8
先だっての、100y以下の打ち分けシステムを確かめようと思ったが上手く行かなかった前回の動画を踏まえ、再び・三度、レンジに行って練習してきました。
結果を先に言いますと、どうも上手く行きません。
動画を見て、もしお気付きのご意見がありましたら、ご指摘いただけますとありがたいです。
一つ目の動画は、PWで先だってのゴルフスイング-7の動画と同じレンジの、もう少し左よりの席から同じ70yの旗に向かってPWで打ってみたものです。
75y弱でしょうかね。
この時は日の出のしばらく後ぐらいで朝早かったため、マットがびしょびしょに水を含んでいて、あまり条件よくありませんでした。水しぶきが小さい画面で確認出来ますかね?
1つ目は、9時-3時ぐらいのイメージで打っています。
次が、9時-12時ぐらいのイメージで。
なにが上手く行っていないかといいますと、二つともほぼ同じ距離に飛んでいます。
弾道は、9-12の方が高くなっていますが、着地点はほぼ同じぐらいです。
いまいっちょ12時まで振り切れていないんでしょうか。
そもそも、なんで弾道が高くなるのかも自分ではいまいち判りません・・・。
次に、別な日に別なレンジに行って打ってみました。
マットのラインよりは若干右方向にある100yの旗に向かって打ってみます。
ご覧の通りの打ち上げの位置に旗があります。目線を上げ過ぎないように、左肩に注意。
風がかなり強く吹いていました。右から左の風。
旗の5y強ぐらい右を狙って、マットの線よりも右側向かって打ち出すように、後方から確認して目印を決め、目印に向かって構えます。
私の場合、旗などの具体的な目標がありませんと、9時とか10時とか使い分けが難しく感じます。
芝の色の変わり目とかを狙ってスイングの大きさを変えて打ってみるのですが、大きさを一定させるのがちょっと難しくなります。
景色に影響され過ぎでしょうか?(^^;
で、ここはPWの10時くらいのスイングで旗にアプローチします。
1つ目のスイングは10時-2時ぐらいのイメージで打っています。
次は、10時-12時ぐらいのスイングで、フォローは振り切る感じでスイング。
ここのマットは、厚みはあるんですが、イミテーションの芝部分がパリパリして短く、下の弾性のマット部分で撥ねやすくて、バンスの大きいウエッジを打ち込むとものすごく打ち難いです。
PWはまぁOKですけど、私のはGWもSWもバンスが13度ほどありますので、短いやつの練習にはあんまり向いていませんね。
短いところまでは登っていなくていい感じなんですが。残念。
で、ここでも二つともほぼ同じ距離に飛んでいます。
弾道もやはり、10-12の方が高くなっていまして、着地点はほぼ同じぐらいです。
私には、フォローで距離感を打ち分ける技術は向いていないのでしょうか?
スイングになにか原因があるような気もします。弾道の高さが変わっていて飛距離が同じと言うのも、自分で意外でした。
スイングの基本がダメだから100y以下の打ち分けシステムがちゃんと機能しないのかなぁ・・・。(x_x;
打つたびに上手く行くかどうかは別にして、一応上手く打てた場合にはバックスイングの大きさで10y刻みぐらいには出来るシステム(フォロースルーはバックスイングに対称です。)は持っていますので、まぁ深く悩まないことにはしますが・・・。
(とは言っても、ウエッジがもう1本多いシステムですけど。(^^;)
この次は、クラブを1インチ(1クラブ分)短く持って、スタンスを1クラブ分短いクラブのスタンスにして、同じ大きさのスイングをしてみて、どのくらい距離が変わるかを実験してみようと思います。
10/24/2008
スコティ・キャメロン
この間、スコティ・キャメロンのパターを使用している高校のゴルフ部コーチと朝のバック9でご一緒しました。
その後、ふらっと寄ってみたゴルフショップに、スコティ・キャメロンのプロツアー・シリーズのすごく値段の高いパターがいくつも置いてありまして、ちょっと感心して眺めて来ました。
私自身は、スコティ・キャメロンのパターには今まであまり興味を持っておりませんでした。(^^;
で、ちょっとざーっと調べてみたんですが、びっくりが沢山。
しかも未だに分かんないことだらけ。
(よくご存知の方、補足情報をご教授願います。m(__)m)
まずはオフィシャル・サイトをチェックでしょう。
スコティ・キャメロン・オフィシャルHP
http://www.scottycameron.com/
この人は私の職場からさほど遠くないグレンデールの出身で、今私が住んでいるオレンジカウンティー周辺の地名にちなんだ名前のパターがずらーっとラインナップされているんですよね。
「ニューポート」、「ラグーナ」は2つともオレンジカウンティーのビーチ、
「コロナド」はサンディエゴの米海軍が基地持ってる小さい半島、
「カタリナ」はロサンゼルス沖にある小さい島、
「ラコスタ」、「デルマー」はサンディエゴ寄りにある海岸のリゾート、
「ナパ」はサンフランシスコ北のワインの産地(ここはうちからはちょっと遠い。)、
って感じです。
2006年は、スコティ・キャメロンのパターがメジャー大会の年間グランドスラムを惜しくも逃したんですよね。
USオープンのオグリビー、PGAチャンピオンシップと全英オープンのタイガーと、マスターズのミケルソンだったんですが、06年はミケルソンがスコティ・キャメロン使ってなかったみたいです。(なに使ってたんだろ?)
04年のマスターズ優勝の時はミケルソン、スコティ・キャメロン使ってたみたいなんですけどね。
(2000年にもタイガーひとりで3つ勝ってニアミスしてますが、マスターズのビジェイ・シンがネバーコンプロマイズ使ってたから逃してますね。)
それから、なんでかよく分かりませんが、スコッティ・キャメロンを記念したミュージアムが浜松シーサイドゴルフクラブに設置されているようです。
スコッティキャメロン・ミュージアム
http://www.cameron-museum.com/
・・・なんで浜松?
で、私が立ち寄ったお店はここではないのですが、似たような品揃えのお店のウエブサイトがありましたので、ご紹介しておきます。
(あくまでもこんな感じの品揃えのお店を見てきました、ということで、ここで買うと良いですよという推薦ではありませんのでご了承下さい。私はよく存じ上げなくて、高い安いが良く分かりません。)
フェアウエイ・ゴルフ・USA
http://www.fairwaygolfusa.com/
すごいですねー、$3,000-$8,000ぐらいがゴロゴロしてますねー。
どうも、シリアルナンバー入りの限定品で高いものと、
ツアーパター・シリーズといって「丸T」マークの入った、特に精度を念入りに仕上げて、手作業で刻印を打ったパターのシリーズで値段が高いものとがあるようです。
その他にも、様々な記念で出されたシリーズとか、サイン入りとか色々あるようですね。
ZZ TOPの人が自分用刻印入りモデルをコレクションしたりしているみたいですが、これは一般人がコレクションするにはちょっと高すぎる値段しますよねぇ。(^^;
もうちょっと値段見てみます?
ツアーパター・シリーズを専門に扱っているらしきサイト
ディスティニーズゴルフ
限定品パターを専門に扱っているらしき楽天の出店サイト
STADIUM 1995 STORE
パターカバーから、グリップから、ボールマーカーから、スコティ・キャメロン仕様の商品はすべからく大体他の同様商品の10倍の値段しますね。
上手な商売ですねぇ!
こういう商売ってありですよね。(私はお客さんたり得ませんけど。)
別なツアーパター・シリーズを専門に扱っているらしきサイト、
http://www.tour-putter.com/には、『全てのパターは、PING ANSER SCOTTSDALEを基にして作られています。』って書いてあるんですが、ホント、よく踏襲しています。
初期のニューポート・モデルで銅で作られたものの写真を見つけましたが、デールヘッドのオールド・ピン・アンサーの完全複製コピー?ってぐらいよく似て出来てます。
本物のような鋳造ではなくって、銅の塊から完全削り出しで作ったみたいですね。
これ、鉛貼らなくても最初から重そうだし、35インチだし、いいなぁ。欲しいなぁ。♡
でも私には、パター1本に160万円も払えないけどね、どうみてもね。(^^;
(ちなみに前出のフェアウエイ・ゴルフ・USAさんで買えます。)
さんざん高いやつを見てきましたが、スコティ・キャメロンのパター自体は、実はカバーやグリップに比べると格安の、大体$250-$350ぐらいで買うことが出来ます。
しかも!
自分のイニシャルとかも入れられて、スタンプも選べて、目印のドットやラインも指定できて、シャフトの挿し方まで指定できますし、パター長も、ロフト角も、ライ角も好きなように選べて、重さのバリエーションも豊富ですし、グリップやパターカバーも20数種類から選べて、とにかく細かい仕様が自分の希望通りにカスタム出来るようになっています。
これが全部、冒頭にリンクを張りましたスコティ・キャメロンの公式サイトからオーダー出来るんですよね。
Scotty's Custom Shop
カスタム・パター・ショップ
「パターはスコアの約40%の打数を占めるクラブだ」と言うことを考えれば、クラブセットに使う10万円程度のうち、4万円くらいは費やしてもバチは当たりませんね。
これだけ至れり尽くせりの高精度パターが、$350程度の値段で入手できるのですから、これは価値あるいい商品だと思います。
限定版がオークションで高額で落札されることよりも、多くの一般のお客さんが自分に合わせたカスタム品をオーダーすることの方をスコティ・キャメロン自身は喜んでいるかもしれませんね、ひょっとすると。
(もちろん、ツアーのトッププロがスコティ・キャメロンのパターで優勝してくれることも醍醐味なんでしょうけれども。)
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追記 (7/04/2016) :
この記事の時点ではスコティ・キャメロンを買うことになろうとはつゆにも思っておりませんでしたが、8年後に入手することに。(笑)
「スコッティ・キャメロン "ニューポート" Black Mist Finish」
自己流チューニングしてあります。(^^)
10/21/2008
DAPスコア(ティーショットの自己評価)
Golf Digest誌に時々レッスン記事を書いている、Peter Sandersというティーチング・プロの方法をご紹介します。
記事の内容は、webでも読めます。こちらです。↓
The Real Measure Of Driving Accuracy
Golf Magazine誌掲載時には、「ではどう打ったらよい位置にドライバーが打てるのか」というフォローアップ記事も一緒になって掲載されていました。こちらです。↓
Hit more fairways with one simple change
要旨はですね、ツアーで用いられるDriving Accuracyというスタッツ(統計数字)は、ファーストカットの問題なくグリーンに打てるラフも、深いラフでどうにもグリーンには打てないようなラフも、林の中に打ち込んだショットも、OBも、フェアウエーをミスした、と言う風にカウントされてしまうので、我々アマチュゴルファーにはもう少し違った自己評価/分析が必要だ、という内容です。
自分のティーショットの結果を、以下の5段階で評価します。
(私は便宜上勝手に、DAP(Driving Accuracy Point)と呼ぶことにしました。)
画像をクリックで拡大します。
「0」ポイント: Light Rough
フェアウエーまたは軽いラフのいい位置にあって、次のショットを目的の位置(パー4では主にグリーン)に運べるチャンスが十分にある状態。
「1」ポイント: Heavy Rough
深いラフとか、グリーンまで非常に遠いラフとか、グリーンに運ぶには、相当いいショットを打たなければならない状態。木やバンカーが関わってくるような場合も含みます。
「2」ポイント: No Shot
木の後ろとか、フェアウエーバンカーのあご近くとか、深いラフでグリーンまで届かない距離残しとか、グリーンに乗せるチャンスがほとんど無いケース。横に出すとか、刻むとかのショットが必要とされる状況です。
「3」ポイント: Penalty
アンプレアブルとか、ウォーターハザード、もしくはラテラルハザードなど、1ペナを払ってボールをドロップしなければならない状態です。
「4」ポイント: Out of Bounds or Lost Ball
OBまたはロストボール。打ち直ししなければならない状態。
パー3を除く14ホールにおいて、以上の5段階のDAPを各ホールでスコアカードに記入します。
アイアンでティーショットした場合でも同様です。
(すみません、間違っていましたので追記します。元記事のPeter Sandersさんの記入例↓には、ティーショットにFWを使った場合はFWと記入されていますね。 私自身は、その必要は無いと感じました。FWであろうがアイアンであろうが、次打の状況(言い換えればスコア)に与える影響には変わり無いと思います。)
(さらに訂正。(^^; Uスケさんから正しいご指摘をいただきました。FWはFiarway Hitとなっていますのでいわゆる和製英語のフェアウエイキープのことでした。もちろん0点でカウントです。)
画像をクリックで拡大します。
記入した14ホールのDAP(ドライビング・アキュラシー・ポイント)を合計し、2で割った数字が、あなたのDAPスコアになります。
表しているのは、ティーショットの出来不出来によって失った打数です。
DAPスコアには、ハンディキャップとの対照表が作ってありまして、これがガイドラインとなるアベレージです。
画像をクリックで拡大します。
このガイドライン以上のDAPスコアを獲得してしまったら、その日のラウンドは、under perform (poor play)してしまったということになります。
このホールはドライバーを使うべきでは無かったな、とか、このホールではいつもポイントが多いな、とか、分析して反省できるわけですね。
次回に活かさないと。(^^;
10/17/2008
ゴルフスイング-7
ドライビングレンジでの練習動画です。
ホントは、100y以下の打ち分けシステムを確かめようと思ってレンジに行ったんですが、どうもピンと来ませんでした。m(__)m
距離の打ち分けを練習したいところなのですが、落下地点の距離がいまいっちょ定かではありませんので、やり方をちょっと変えて工夫してみました。
レンジ内に設置されている砲台のマウンドと距離表示用の旗の根元を目印に、違ったクラブで違った大きさのスイングでアプローチしていくことにしたのです。
(これを練習しておけば、あとは距離に合わせてクラブを変えて同じ要領でスイングの大きさを使い分ければ良いのです。(^^))
・・・ホントか?(^_^;
まずは、右の方にある70yの旗に向かって打ってみます。
最初が54度のウエッジ(本当は54.5度になってます)で、スリークォーターショット。
10時-2時ぐらいのイメージで70y。
次が、47度のピッチングウエッジで、9時-3時ぐらいのハーフショットのイメージで70y。
最後に8Iで、8時-4時ぐらいのイメージで70y打っています。
それぞれに、後方から目印のスパットを確認した後、打つ前に一度素振りをして大きさのフィーリングを確認して打っています。
ところがですね、実際のスイングはそれぞれに素振りの大きさよりもオーバーシュートして動画では30分から1時ぐらい大きくなっていますね。これは興味深い現象です。
(距離感のフィーリングを掴むための素振りではなくて、実際にボールがあるかのように行う素振り(ターフも取ります)だと、多分同じ大きさになると思うんですけどね。私は時々傾斜地でこの本気素振りをルーティンに入れます。)
時計のイメージは、自分の中でイメージできていて、打った距離が目的のところへ行ってくれれば、OKだと思ってます。自分のイメージの中でスイングの大きさをコントロールするのが目的ですので。
次に、レンジの中央、私の打席からは若干左方にある120yの旗に向かって打ってみます。
いつもならピッチングウエッジなんですが、今日は右から左へ45度ぐらいのヘッド・ウインド(アゲンスト)の風ですので、9番Iで。
10時半-2時半ぐらいの軽めのフルショットで120yですね。
ガードバンカーなんかがある時は、このショットです。
次が8番Iのスリークォーター・ショット。
(ノックダウンで打つほどでもない程度の)ヘッド・ウインドの時はこれがいいですね。
3つ目はちょっと変わったショットなんですが、7番Iでかなり低ーく出るフック気味の弾道です。
私は木の枝の下を行く時なんかにこれを多用します。
ボールは右足かかとよりも外ぐらいの右に置きまして、9時のテークバックから、フォローはほとんど取らない5時までぐらいのイメージです。
大体、好きな8番Iでランも入れて110yを目安にしています。フック気味で出ますし、キャリー後もよく転がります。
それでもって、この間の100y以下の打ち分けシステムですが、私にはまだ9時-12時とかで振る習慣/技量がありませんのでしたので、今回のビデオには撮れませんでした。(^^;
(どうしてもまだ左右対称の大きさが基本になってます。)
おまけでドライバーの動画もいつもどおり撮りました。
(このボールはなぜか軽ーいフェードです。(笑))
狙っている方向は、8角形のマットのボール用トレイ側の一辺に平行で、奥のネットの右コーナーから2本目(コーナーを1本目に数えると3本目)の柱ぐらいのところです。
見える景色のイメージ的に考えて、ドライバーがフェードしやすい打席位置なんでしょうかね?
10/14/2008
Extreme 19th 続き(物理計算)
先日の、Extreme 19thという記事に追記しようと思ったのですが、新しいエントリーを使って追記します。
まず思いましたのは、「仮に私がこの19番ホールにプレーしに行ったとして、飛距離的にワンオンできるチャンスはあるんだろうか?」ってことですね。
懸賞の1億円はともかくとして、私にはワンオンできるチャンスの無いパー3だとしたら面白くありません。
百歩譲っても、せめて手前70yまで用意されているフェアウエーにだけでも届かなければ。
(何回も打たせてもらえるのかどうかは疑問ですが)打っても打っても届かないようであれば、打ってみたくなりませんよね、気持ち的に。
でもって、サイトにあった図をもう一度見てみます。
確か水平換算で280y相当飛ばすと、ちょうどグリーンに届くような感じで書いてあったような・・・。
およよ!
280mじゃん! ヤードじゃなくて!
って、ことは、280m(約306.2ヤード)飛ばなくちゃいけないの?
それも水平距離のキャリー?
ってか、キャリーだけで306.2yって言うと、・・・ゲーリー・プレーヤーでも届かないんじゃないの??
なんだろうなぁ、これ。
ちょっとこの図はちゃんと検証してみる必要あるかな?
と、思いまして。
で、ピタゴラスの定理でティーインググラウンドからグリーンまでの距離を確認してみると、
高さ430m。水平距離が470mがグリーン手前エッジだからプラス15mぐらいして485m。
430の2乗と485の2乗を足してスクエアルート(平方根)を取ると・・・、
あれ?645m?
ますます遠のいてるじゃん!
で、逆算してみますと、上記の図に描いてある587mというのは、ティーインググラウンドから一番近いフェアウエイ(水平距離で400m)までの斜め直線距離でした。
なんといういい加減!(笑)
これは真面目に検証してみましょう。
ボールのスピン量とか、空気抵抗とか、そういう計算はちっと難しいですけど、放物線で近似して、大体の感じを掴むだけでも、大きくは間違っては居ない数字が出るでしょう。
パラボラ(放物線)の方程式はこうなります。↓
この方程式に、ボールの初速や打ち出し角を入力して重力加速度で計算してみます。
(ちなみに南アでの重力加速度は、9.80665よりも大きい数字になる(つまりボールはより落ちやすい)はずですが、ここは一応世界標準になっている数字を使います。まぁ誤差範囲ですから。)
最高到達点までは、ボールのスピンとディンプルによる揚力が大きく影響すると思いますが、ボールが落ち始めてからは、きっと放物線に近い軌道で落ちていくはず。
平地で打つティーショットには最適の打ち出し角がありますが、430mもの高さがあるんですから、低く打ち出して横の距離を稼げば、うまく高さを利用すれば、もしかしたら届くかもしれません。
計算する上で、ちょっと問題点があります。
ヘッドスピードのデータは巷でもよく耳にしますが、ボールの初速のデータって言うのは、あんまり出回っていないんですよねー。
まぁそれで、平地でのキャリーの飛距離を前提に、逆算してボール初速に使用しようと思います。
例えば、キャリーで309m飛ぶなら55m/s、キャリーで255m飛ぶなら50m/sって具合です。
方程式でいろいろ確認してみますと、ボール初速が50m/sあれば(キャリーで279y(255m)飛ぶということですのでヘッドスピードにして48m/sぐらいってことになりましょうかね?←この換算は方程式とは全然関係ありません。(^^;)、430mの高さから普通にいつもどおりにショットして、水平距離で
482.6m飛んで、ちょうどグリーンに届く計算になりました。
よかった、キャリーで306ヤード飛ぶ必要は無さそうです。
それで、この時の飛行滞空時間が、13.65秒。
・・・あ、あれ?
ゲーリー・プレイヤーの言ってた、24秒ってのは?(x_x)
雰囲気でテキトーに24秒とかって言ったんでしょうか?(笑)
空気抵抗で、方程式よりゆっくり落ちる可能性も無きにしも非ずですけどねー、いくらなんでも13秒半が24秒は無いでしょう。
(ちなみに、ボールを430mの上空からボール初速0で真っ直ぐ落とした時、かかる時間は計算上、空気抵抗無しだと 9.365秒になります。)
で、ですね、ボール初速が50m/s出せる人が、10度ほど低く打ち出しますと、理屈上、横の距離がもっと稼げます。
50m/sで、521.6m。滞空時間は短くなって12.735秒です。
これだとグリーンオーバーして奥のブッシュ行きですね。(笑)
さて、それでは私の飛距離で届くかどうかの計算です。
ボール初速が46m/sだとしますと、水平距離にして最大出せるのは215.6m(約235.8y)。
んー、こんなもんかなー。ラン入れて250-260yですからね、私のドライバーの飛距離。
普通にいつもどおりに打っちゃいますと、水平距離にして431y飛んで、なんとかフェアウエイの真ん中あたりに届きそうです。(^^)
そして、グリーンに届かせるべく、打ち出し角度を最適化して、なんとか届く方法はないかと模索。
低すぎますと、滞空時間が短くなって水平距離が稼げません。
高すぎますと、上に上がる分だけ滞空時間は伸びるものの、せっかくの高さを活かせずやはり水平距離が稼げません。
少しずつ下げて行って確認してみますと、約20度ほど低く打ち出すことが出来れば、水平距離にして481.7m、なんとかグリーンに届きそうです!(^^)
ただし! ・・ついては、ボール初速を落とさずに低く打ち出すショットが出来なくてはならない。
ちびしー。(笑)
でも、普通にいつものいいショットを繰り出せばフェアウエーには届く、っていうのは朗報です。(^^)
それと、本来は、当日の風を読まないといけないと思われます。
いずれにしても、とてつもなく難しいショットになりそうです。(笑)
***
追記です。
計算が間違っていました。
続きも含めて動画のある記事をアップしましたので、そちらをご参照下さい。(^^;
10/11/2008
Extreme 19th
ものすごいパー3を雑誌で見ました。
世界最長だそうです。
もちろん私は行ったことも見たこともありません。
ゴルフマガシン誌の写真をスキャンしました。
見開きで載っていたものでして、ちょっと半分上下で色目が違っちゃってます。(^^;
撮影者のEric Reisingerさん、すみません。m(__)m
写真をクリックで拡大
南アフリカに出来た、 The Legend Golf and Safari Resortというコースの、特別にしつらえた19番ホールなのだそうです。
The Legend Golf and Safari Resort
http://www.legend-resort.com/
サイトにあるExtreme 19thホールの写真を見てみますと、
・上の写真の山の上にヘリコプターで運ばれていって、
・真ん中の写真の位置がどうやらティーインググラウンドらしく、
・下の写真のアフリカ大陸の形をかたどったグリーンに向かって打ち下ろすようです。
もしこのホールをプレーして、ホールインワンを達成できたラッキーなゴルファーは、賞金100万ドル(約1億円)がもらえるんだそうですよ。
ジオグラフィックには、高低差430mの打ち下ろしで、ティーからグリーンまでの水平距離は約480m、ティーからグリーンへの斜めの直線距離は、
587mだそうです。
フェアウエイにたどり着くには、水平距離にして400mをクリアしなければなりません。そこからだと約70yのアプローチが残るわけですね。
どうもサイトにあります図の説明からしますと、無風の場合、水平距離にして280yのキャリーの飛距離を打たないと587m斜め下のグリーンには届かないような感じです。
ゲーリー・プレイヤーによると、ティーショットを打ってからボールが地面に到達するまでに24秒かかるんだそうです。(笑)
想像を絶してます。(^^;
この19番ホールは是非一度プレーしてみたいものですけど、私の今の飛距離だとなんとかフェアウエイには届くことは出来そうだけど、グリーンには追い風(テールウインド)の助けが無い限り届きませんねー。
っていうか、あんな足場の悪そうなティーから、ドライバーの会心ショットが打てるんだろうか?という点が、私にとってははなはだ疑問ではありますね。(笑)
10/09/2008
100y以下の打ち分けシステム
Golf Magazine誌の、TOP 100 TEACHERの一人、Ted Sheftic氏が解説している「簡単な100y以下の距離の打ち分けシステム」というのをご紹介します。
グリップの位置を基準に、体に対して時計の針の位置で距離をコントロールする方法です。
テークバックの位置を9時、10時、(時に8時)と使い分けるのは、私が実践している方法と同じですが、フィニッシュの位置を12時、2時、3時として、テークバックと組み合わせる事によって距離をコントロールするところがちょっと異なっています。
これが、ピッチングウエッジ(PW)で110y打つ人の表です。
(私も大体この距離です。)
70yは、ギャップウエッジ(GW)の9時-2時(か、またはSWの11時-12時)ってなっていますね。
(余談ですが、サンドウエッジでの11時-12時のショットはあまり推奨できないなぁ、と感じます。
いわゆるマン振りに近いですよね?)
私は、ウエッジ4本のシステムですので、ここにあるシステムとはそもそも違いますが、「フィニッシュの位置を意識」することによって5yとかもう少し細かい打ち分けが出来たらいいな、と思いました。
今度実験してみようと思います。
私が雑誌で読んだ内容は、ウエブサイトでもそのまま読むことができます。
↓
http://www.golf.com/dcs
リンクの記事の下の方に、
70-yard pitching wedge
80-yard pitching wedge
90-yard pitching wedge
100-yard pitching wedge
110-yard pitching wedge
120-yard pitching wedge
130-yard pitching wedge
っていうリンクがありまして、
PWの10時-12時のスイングで70y飛ぶ人から130y飛ぶ人までの8パターンでこのシステムの表が変換計算されて見られるようになっています。
PWの10時-12時で150yも飛ぶ人の表はありませんので、ご自分で記録して作ってください。(^^;
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