1/31/2009

遼くん「ホーガンズ・アレイ」へ


ロサンゼルス郊外、サンタモニカ・バレーにあります、別名「Hogan’s Alley(ホーガンの裏庭みたいな意味です。)」と呼ばれている、ザ・リヴィエラ・カントリークラブ



The Riviera Country Club
http://www.therivieracountryclub.com/


この2月半ばにノーザン・トラスト・オープンが開催されますが、この大会に石川遼くんが招待されています。

Nothern Trust Open
http://www.northerntrustopen.com/


9番ホール


ザ・リヴィエラは、ノーザン・トラストの前身のニッサン・オープン、そのまた前身のロサンゼルス・オープンを中心にこれまで数多くのトーナメントを開催していますが、その中には、48年のUSオープン、83年、95年のPGAチャンピオンシップ(全米プロ)、98年のUSシニア・オープンのメジャー大会も開催されている名門クラブです。


ロサンゼルス・オープンは、かつてはPGAツアーのシーズン最初の開幕戦を飾る大会として知られていた時期もありましたね。

過去これまで、サム・スニード、バイロン・ネルソン、ヘール・アーウィン、トム・ワトソン、ジョニー・ミラー、ベン・クレンショー、マーク・カルカベキア、フレッド・カプルス、デービス・ラブ3世、コーリー・ペイビン、クレイグ・スタドラー、ニック・ファルド、アーニー・エルス、マイク・ウィアー、フィル・ミケルソン、そしてPGAチャンピオンのハル・サットン、スティーブ・エルキントンと言った偉大なチャンピオン達を生み出して来ました。

中でも、40年代にロサンゼルス・オープンに3度勝ち(2位も1回)、48年にリヴィエラで開催されたUSオープンにも勝ったのが、あのベン・ホーガンです。


48年のUSオープンでホーガンが優勝した後、(3度マスターズ・チャンピオンになった)ジミー・デマレット氏が、ザ・リヴィエラを「ホーガンズ・アレイ」と呼んだことでこのニックネームが定着したそうです。


ところで、このザ・リヴィエラで理事を務めていらっしゃるのは、トッド・ヨシタケさんという日系人のPGAのプロの方です。

トッド・ヨシタケ・プロ


今は、池袋「白雲閣」の渡邊昇社長がオーナーとして所有なさっているんですね。存じませんでした。
(白雲閣の方を、リビエラ東京に(会社名も)改名なさったみたいです。)


実はですね、面白いことにこのザ・リビエラを、お膝元・地元出身のタイガー・ウッズが大変苦手にしています。
いまだにこのコースでの勝利が無いばかりか、アマチュア時代に最初にPGAのツアーに出場したのがこのザ・リヴィエラで予選落ちをしていますし、2006年に風邪で2日目を終えて途中欠場して以来、出場さえしなくなってしまいました。

もっとも、この時期のロサンゼルスは意外に天候が悪いことが多くて、この大会自体が天候に祟られてコンディションが良くない日が多いので出場しなくなった面もあろうかと思いますが。

タイガーは、ザ・リビエラ以外にもロサンゼルスのコースでまだ勝利していないんですね。


最後に、ここをラウンドなさった方の記事を(勝手に)リンクいたします。
(許可無く過去記事にリンクを貼りまして、ごめんなさい。悪用はしておりませんのでどうかお許しを!m(__)m)
大変上手な方ですねー。
(事後申請ですが、トラックバックを申請しとこうと思います。(^^;)

みなさんご参考になさってみて下さい。m(__)m


遼くん、ぜひリラックスして力を出し切って欲しいですね!(^^)


***

サンディエガンさんが、もっと詳しくアップしてくださった記事にもリンクを貼っておきますね。

こちらです。→ リビエラCC

もうひとつ追加 。→リビエラCC(キクユ芝)



1/29/2009

シャフト・スタビライザー(続報1)


ドロップイン・ウエイトシステムの記事の続報です。

コースで試して来ました。(^^)

なんと、ぶっつけ本番。(^^;
てか、まぁ元々練習ラウンドと思っていましたので、スコアはともかくとりあえず使ってみるか?っていうことで、ドライバーに50g(実測は約45gです)のシャフト・スタビライザーと、パターに110gのドロップイン・ウエイトを入れて持って行きました。


モノが届いた翌日がラウンド予定でしたので、練習する暇なく持って行ってしまいました。
普通はじっくり打ち込んでから行かなくちゃダメですが、早く試してみたくって。(笑)



(青いのは、保護カバーです。装着する時にカバーを取りますと、マーク金井さんの記事の写真に写っています、先端の赤い錘部分とエンド部にゴムリングの付いた金具部分が出てきます。)


そろそろグリップ替え時だなー。って思っていたのですが、もし気に入らなかったら外して新しいグリップに付け替えられるから、ってことで使用中のグリップのまま装着しました。


朝スタート前に軽く30-40球ドライビングレンジでアップする時に、ドライバーは15発ぐらい打ってみました。



私は、生キャラメルっていうのは舐めたこと無いのでよく判んないんですが(^^;、なんとも妙な感触でしたよ!
でも、振り抜きはすごくいいですね。

クラブは重いんですよね。アドレスした時には重く感じます。なにせ、+45gで、370gとかになってますから。(^^;

でもって、振ってみますと重くは感じません。
いままで自分が使っていたドライバーです。 ヘッドの重みの感じも変わりませんし、シャフトの撓る感じも変わりません。

最初の3-4球は、私の場合はマーク金井さんのおっしゃっている『左のミスがでづらい』感じでは無くって、左へ行きました。チーピンではありませんが、ぐーんっと20yぐらい左へ。
『ダウンで左手が浮く感じになりにくい』って言うのは、よく分かりました。


でもですね、気が付いたんです。

持った感じが重いので、体が知らず知らずのうちに「頑張って振らなくちゃ」って反応しちゃってた訳なんですよ。
特に、私は違いが分かりやすいように、って思って、25gじゃなくて50gを入れましたんで。

「いやいや、これは頑張って振らないで、スムーズに軽く振ればいいんだ。」って自分に言い聞かせて打ってみると、なんともいい感じでボールが出て行きます。

飛距離の方は、いつも練習に行くレンジではありませんので、よく分かりませんでした。
バカっ飛びしている感じではありませんが、けっこういい感じのボールが出てくれました。


練習ラウンドしたのは、Sea Cliff Country Clubという海に近いコースです。
3年位前に日本からいらした人が居たか何かで1度ラウンドしたことがあったんですが、あまり印象に残っていません。木が多くて、池もかなり配置してある全般にフラットなコースです。

距離はまぁまぁありますので、無理を承知で14ホール全部でドライバーを打ってみました。

DAPスコアでわずかにトータル 2 (DAP=4ポイント)でしたし(内ひとつは、10番のフェアウエイ中央に張り出しているバンカーをキャリーで越えようとして距離が足りなかったのが入っています。)、一緒に行った友人は「ここは木が多い。」と感想を漏らしていましたが、そうだったかなぁ?と思うくらい(普段はよく悩まされている)木のトラブルにも殆ど遭いませんでしたので、左右のブレ幅が小さかったのだろうと思います。


ただし、この日はグリーンに向かって打つ第2打めの調子がおかしくて、いつもの半分くらいの5ホールしかパーオン(GIR)できませんでした。
右に左に、ダフって手前にと、外しまくり。

(もっとも、グリーンもスティンプメーターで11’ 1/2とかの速いグリーンでしたので、グリーン周りのチッピングも上手く寄らなくて、寄らず入らずのボギーを連発しちゃったのですが。)
追記します: 当時コースでそう聞いたのですが、後から今考えますと、せいぜい10フィートぐらいでしたでしょうか。


これは2通り考えられると思うのです。

a) DRだけシャフト・スタビライザーが入っていて、他のクラブとのバランスが狂いミスに繋がった。

b)  いやいやそうではなくて、全体に調子が悪かったんだが、DRはシャフト・スタビライザーに助けられたんだ。

もう少し使い込んでみないと、どちらなのかよく分かりません。


それと、よくよく考えるに、ヤーデージ・ブックとにらめっこしながらのラウンドでの感じでですが、ドライバーの飛距離は10yぐらい落ちていたかもしれないなーと思いました。
ちょっと頑張って振らないようにしていましたので少しパワーを失っていたかも知れません。
風もあったし、打ち下ろしのティーショットも殆ど無くてほぼフラットでしたので、その辺かもわかんないし、定かでは無いのですが。


今度は、25gの方を入れてみたいと思います。
カウンターバランス感は50gの方が感じやすいと思いますけれど、25gの方が、他のクラブとのギャップも少ないと思いますし、もう少し飛距離が戻るでしょうし、打つときの自分の意思が少し入れやすい(←これをやると安定性が怪しくなってきますが(笑)、ちょっと試行錯誤してみます。)ように思うからです。

どちらを使うか最終的に決めたら、装着した上でグリップを被せてしまおうかと思っています。
(ヘッドカバーを被せる時、私はグリップエンドのゴムの部分を地面に立てて被せたりするんですが、シャフト・スタビライザーの金属部分がカチッて当たっちゃいますので。大した問題じゃ無いんですが。(^^;)


***

さて、グリーンがスティンプメーターで11’ 1/2だったと書きましたが、ドロップイン・ウエイトを入れたパターの方も、今日は感触のテストです。(^^)

練習グリーンで打ってみて、ゆっくりとストロークでき、しかもゆっくりした球足でよく伸びるパットが転がせる感触は感じていました。しかも距離感は殆ど変わらないで打てます。
しかし、ラウンド中のパットは練習グリーンでのパットとは得てして「別もの」です。


ところで余談ですが、ここの練習グリーンで、なかなかユニークなものを発見しました。

これです。 ↓

画像をクリックで拡大します。


旗の立っていないカップが3-4個ありまして、これが直径約3インチしかないんです。
ボール二つは並んで入れない大きさ。(普通のカップの約70%の直径ですから面積で約半分しかありません。)

集中力向上のための練習カップですかね?
なかなか面白いものがあるなー、って思いました。(^^)


出だしの1番ホールで、登り7歩(約5m)軽いフックラインのバーディーパットを
A(bove)側に外しまして返しの 1歩をまたまたA(bove)側に外して3パットしてしまったのですが、それ以外は3パットも無くトータル32パットで、まずまずいつも通りぐらいのパッティングが出来ました。

いつもどおりといいますか、スティンプメーターで11フィート1/2だったということを考えれば、いつも以上によい出来だったかもしれません。

セカンドショットのミスが多くて、ワクワクドキドキするバーディーパットが数少なかったのが残念でなりませんが、4歩をねじ込んだボギーパットなんかもありましたし、まずまずだったと思います。

やはり、2-3歩以内(約2m以内)のパットの安心感や、4-10歩(約3m-7m)のパットのバラつき感が違ったように思います。
重い分、手が過剰反応のような動きをしにくいのですよね。急にパンチが入ったりとかの。

具体的な各ホールのパッティング振りは、いつものようにAL・BS式記録でラウンド記録としてご報告しようと思いますので、後でそちらをご参照下さい。


こちらの方も50gか70gぐらいにした方がロングパットの距離感を失いにくいかなー?という気持ちもあります。


その辺もまた、試行錯誤してみようと思います。
重さの入れ替えも簡単ですからね。(^^)


***

追記:

シャフト・スタビライザー(続報2)、upしました。
シャフト・スタビライザー(続報3)、upしました。

1/27/2009

フック、ドロー、フェード、スライス


英語シリーズ第6弾です。


目土って英語でどう言うかご存知でしょうか?

“divot filling mixes”とか、省略して単に“mix”と言います。
ちなみに可算名詞で、不定冠詞には“a”が付きます。

USGAやR&Aでも、この表現です。

“divot sand”という言い方でも通じます。

砂と土を混ぜてあって水分を含ませてあり、場合によっては芝の種も混ぜ込んでありますから、まさに「ディボット埋めミックス」って感じですよね。

ちなみに、本来の“divot”は凹みの方ではなくて、削り取られた「わらじ型の芝片」の方です。


そういえば、なんで日本語で、「目」土って言うんでしょうかね?


マイ・目土袋(orボトル)で気をつけなくてはいけないのが、一回一回の
清掃・洗浄でしょうか。

土や砂の成分に雑草が入っていることも少なくないですし、別なコースの別な種類の芝種が混じっても実は厄介だそうです。
主にメンバーさんを中心に実践した方がいいのかも知れませんね。


ぱぱさんのブログで緑色の目土があると伺って「へー」って思ったのですが、米国にも“Green divot sand”って言う商品を売ってる会社があるようでした。


さて今回は、球筋に関する英語表現を見てみることにします。


---


フック、ドロー、フェード、スライス、さらにはプッシュアウト、プルなど、球筋を表現する単語がありますよね。

この分野では、それほど和製英語化されてはいないようです。

プッシュ・フック、プル・スライスなんていう表現も使われています。右に出てから左に曲って行くフックと、左に出てから右に曲がっていくスライスですね。

(すべて右打ちの場合の表現で書いています。レフティの方は左右を入れ替えてお読み下さい。)

chart by Ty Daniel’s Golf
(画像をクリックで拡大します。)


もうずいぶん前になりますが、「(トミー中島こと)中島常幸プロが米国の
PGAツアーに行った時に『僕の持ち球はドロー系だ』と発言したところ、あるPGAのプロから『君のはフックだよ。』と言われてしまった。」と言う逸話がありました。

ジャンボ尾崎が打つハイドローに、ほとんどに近い日本中のゴルファーが憧れていた時期でしたでしょうか。

あの逸話ね、ちょっと胡散臭いと思うんですよ。(笑)

いくらゴルフのプロとは言え、そんな細かいこと言うアメリカ人が居るとは到底思えないんです。

もし本当にあった話だったとしたら、たとえばファルドとか英国系の皮肉屋さん系のプロが日本からはるばるやって来たトミーをからかい半分に言った“ジョーク”だったんじゃなかろうかと思うんですね。
トミーは素晴らしい球を打ってましたから。


日本ではどうも、ドローって言うのはあくまでも「真っ直ぐに出てスピンで上がって行って、最後ボールが落ち際にほんの2-3ヤードぐらい左に落ちるボールである」とされていたりしますけどねー。
そんなボールは米国人ならストレートと表現すると思うんですよね。


英語でのドロー/フェードの解釈ですが、実はキチンと用語として統一はされていません。
例を見ていってリサーチしてみましょう。


上に引用したチャートを描いたサイトはここです。

Ty Daniel’s
http://www.tydaniels.com/hook-slice-fade/

ここでは、曲がりの大きいのがフック/スライスで、真っ直ぐ出てから最後に左右に少し曲がるのがドロー/フェード、真っ直ぐに左右に出て行くのがプル/プッシュだと解説されています。

真っ直ぐに飛ぶショットは、「“Purely Hit Shot”または“Pure Shot”と言う。」と書かれています。

そんなこと無いと思うなー。Pureに打たなくったって見かけ上真っ直ぐな弾道で飛んでくボールとかあるもんなぁ。
芯食っていたって曲がるボールもあるし。


今度はGolf Illustratedでの使われ方。

Golf Illustrated
http://www.golfillustratedproshop.com/Detail.bok?no=285

ここでは、ドローと言うのはコントロールされたフックであり、フェードはコントロールされたスライスである、とされています。

フックやスライスは、ラフや木の中、バンカーやOBに終わるショットだが、ドローやフェードは往々にして次のショットがキチンと狙える良いライに留まるのだ。ということです。


次は日本にもあるYahoo!知恵袋の英語版の例。

Yahoo!answers
http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20070829090134AAZsZfe

ここでも、Golf Illustratedと同様の回答がされています。
コントロールされているかいないか。

加えて、スイングにある問題点を指摘する時にフック/スライスという表現を使い、ドロー/フェードは意図を持って打たれるものである、と回答されています。
これも一意見。


もうひとつ。
日本にもあるAll Aboutというサイトの英語版ゴルフ編、Golf.About.com。

Golf.About.com
http://golf.about.com/cs/golfterms/g/bldef_fade.htm

ここでは、「スライスとフェードは同じ軌道だが、スライスの方が一般に曲がりが大きく、右打ちにもっとも多く起こるミスショットに起因するが、フェードの方は故意に打たれており、世界的なプレイヤー、ニクラスやホーガンなどが好んだ弾道である。」と解説されています。


総合しますと、何となく分かって来ますね。(^^)



ここで私流に、単語本来の意味合いからの考察を加えてみます。

それぞれの単語が使われている例を、日本でもわりと知られているものを引き合いにみていってみましょう。

Hook:
キャプテン・フックって居ますね。あの右手のカギ型のフックです。
洋服を引っ掛けるハンガーに付いているのもフック。
本来は「引っ“掛ける”」という意味の単語です。 pull(引っ張る)との違いを感じてください。

Draw:
ドローワー(引き出し)なんかがありますね。
引っぱる、引き寄せるという意味の単語です。
同じ引っ張ると言う意味の動詞、pullとの違いは、pullが一般的・全般的に「引く」という意味で使われるのに対して、drawは引かれたときの動きが緩く、一様であることをニュアンスとして持っています。

drawには描くという意味もあります。まさに弾道を描くイメージです。

Fade:
フェード・アウトって言いますね。
光や音、色などが薄れる、色あせることを言いますが、他動詞で色をあせさせる、衰えさせる、と言う意味があります。フェード・アウトは、意図的に音量を小さくしていっている訳です。

Slice:
スライス・チーズとかの、sliceです。
薄く切り分けられたもの、薄く切り分ける動作ですが、スポーツ全般に利き手の方へ曲がっていくボールをスライスと表現しますので、これは語源が分かりやすいかと思います。

大きい肉塊などをスライスする時の手の動きになぞらえられたものでしょう。



つまり私が考えます結論は、ドロー/フェードとフック/スライスの違いは、曲がりの大きい/小さいの問題ではなく、意図されてコントロールされた曲がりなのか、それともミスした結果としての曲がりなのか?という部分が主たる表現の分れ目であって、曲がる大きさは本来は問題ではなかろう、と言うものです。

同時に、得てして故意に曲げる場合には、それほど大きな曲がりは必要とされないものです。

ちなみに、大きく曲がるボールはしばしば“banana”と表現されます。


ついでに調べてみましたが、「ダグフック」という和製英語表現は、(私は知りませんでしたが)英語の“Duck hook”から来ているんだそうで、鴨の首のように曲がるっていう表現のようです。
チーピンっていうのと同じ発想で、形から取ったんですね。



例えばジム・フューリックのように、ショットを打つ前には毎回かならずドローかフェードかどちらかの弾道をイメージしてからセットアップに入る、と言っているプロも居ます。

コリン・モンゴメリーは、打った後の20° ぐらい左を向いたターフのディボット跡をみて、「僕のディボットはいつもこのぐらい左を向くんだ。これが自分にとってはナチュラルなスイング軌道なのさ。」と解説していました。

トミーに関する逸話、英語と言う観点からみますと私には到底そのまま信じることは出来ないのです。(笑)


(英語シリーズの過去ログ・リンク)
第1回: Good Drive!!
第2回: いやん、バンカー!
第3回: パットのOKを英語で
第4回: ゴルフ・ジョーク2本
第5回: ダフる


1/24/2009

ドロップイン・ウエイトシステム


近所のゴルフ屋さんでふと試してみたんですが、これはちょっとすごいです。(^^)

あんまりすごいので、先々週フィッティングしたばっかりでまだ私の使用データも全然出てない前からご紹介しちゃいます。
今後スコアに繋がるかどうかは私次第なのですが(^^;、きっとラウンドデータにも年間平均すれば効果が現れてくると思います。(^^)



要するにグリップエンドでカウンターバランスを取るというもので、カスタム・フィッティングしてもらうようになっています。

この感覚は言葉で表現するのが難しいんですが、
私の「へぼストロークに拠る前後左右のズレ」が大幅に縮小され、しかもゆっくりした球足のボールが粘り強く伸びていく感じで転がってくれます。

しかもこれは練習器具ではありませんで、ルール適合ですのでそのままゲームでも使用できます。
言うなれば宇宙兵器です。(笑)


これが装着したところ。



BCG 11って書いてありますね。110gあります。
1-11まで約15g-110gのウエイト・バリエーションがあるんです。
新ラインナップで、14(たぶん約140g)っていうウエイトも加わったようです。



開発元のウエブサイトを見てみましょう。
Balance Certified Golf: Sink More Putts


「元NASAのエンジニア達が開発した」って書くと、胡散臭い「殿様のアイデア」型のアイテムかTVインフォマーシャルのトンデモ・アイテムを連想させてしまいますが(ホントは超優秀なNASAのエンジニアの方々、失礼なこと書いてごめんなさい。m(__)m)、とにかく実際に体験して感じてみますと、説明は要らないくらいです。


動画の中でスコット・ホークが説明していますように、

まず重さが加わることによって、誰にでも散発的に起こってしまう打ち急ぎなどを防ぎ、(速いグリーンに対応した)グリップをスムーズにゆっくり動かす動作を助けてくれる。そしてなによりもパターフェースの動きをより強く感じることが出来るようになる。
ゆっくりした動きで打てる上に、フェースを感じながら、しかもボールを打つ感覚(打感)をもっと感じられるから、より安定したストロークが出来るんだ。
ということなんです。

「パター変えたときだけは良く入る」って言うのとは明らかに違う効果があるのを、自分の体が感じます。

距離感も変わりません。
((私の場合は)ちょっとリストを入れて打つ距離(15m以上)のロングパットになると、すこーし距離感がズレましたが、逆にその距離も振り子ストローク式でこなすように直すちょうど良い機会かも知れません。)


これを書くにあたって、日本語サイトも検索してみましたら、ありました、ありました。
私が訳して説明するよりも詳しく書かれています。

プロ-バランス・ウエイトシステム

さよなら サヨナラ
って。(笑)



[Pro-Balance System]って呼んでるみたいです。
説明の方は、詳しすぎてちょっと分かりにくいかも知れないですね。(笑)

でもこのページは一般消費者(ユーザー/ゴルファー)じゃなくって、業者さん向けに用意されてるみたいです。
データも詳しく並べてあって、親切丁寧に書かれています。

(そういう訳で、フィッティング用のキットはユーザーには(最終的には)関係ありません。
説明の無い「パワーリング」もフィッティング用で、実際には使用されません。)

なんか良さそうだ。って感じしてきましたでしょうか?(^^)



ところでですね、この開発元のBalance Certified Golf Inc.って言う会社、すごいんですよ。

オンライン・ショップのページに商品一覧があります。

その中に、The Shaft Stabilizer(シャフト・スタビライザー)っていう商品があるんですが、これがまた一部で話題沸騰中みたいなんです。

記事を書こうと思って日本語のページを調べてて分かったんですが。



あの有名なフリーのクラブアナリスト、マーク金井さんが近頃はまっていらっしゃると言うことで、今月3本も記事が上がっていました。
GDOブログの記事、読んでご覧になってみてください。

非常識な飛び道具!?
生キャラメルの魔力!?

シャフト・スタビライザーは、マーク金井さんのアナライズ神田スタジオで買えるそうです。

値段も、開発元のBalance Certified Golfのとほぼ同じくらい、輸入手数料・送料・関税なんか含めて考えますと、ちょっと無いぐらい良心的な価格設定ですね。(^^)

このシャフト・スタビライザーもオーダーしてみました。
来週くらいには届くと思いますので、なんどか試打をしてみて、また記事にしてご報告しようと思います。(^^;


実はパターの方のドロップイン・ウエイトもそうなんですが、後から違うウエートに取り替えたり、取り外したり、自由に出来るんですよね。

フィッティングしてもらうのは、重さがが色々揃っている中から選ぶためだけであって、取り付け取り外しはすごい簡単なんです。
後から取り外して止めちゃうことも出来るし、ゴルフコースやその日の調子によって重さを変えたりも出来ます。
ですから、試して後悔するってこともあり得ません。



さらにですね、Balance Certified Golf Inc.って言う会社には、
Frequency Filtered putter shaftって言う商品もあります。




これは、パッティング時のシャフトのフィーリングを繊細に感じさせるためのシャフトです。
プロフォース・シャフトを出しているUST(United Sports Technologies)社のブランドで販売していますが、開発はこのBalance Certified Golfです。
(日本ではプロフォース・シャフトの販売はマミヤ・オーピー社になってるんですかね。)

PING社には、WRX(ワークス)って言う部門があって、ツアー用のクラブを専門にカスタムフィットしたりしているのはご存知の方もいらっしゃると思うのですが、このFrequency Filtered putter shaftは、ツアーモデルのパターに採用されていたりします。

今のところまだプロ専用です。


では、続報もお楽しみに!(^^;



***

追記:

シャフト・スタビライザー(続報1)をアップしました。
シャフト・スタビライザー(続報2)もアップしました。
シャフト・スタビライザー(続報3)もアップしました。

1/23/2009

スイングの軌道


「ダフる」という記事で、「当たりが薄い/厚い」という表現を私はいまいち理解できていない、ということに気が付きましたので、グーグル検索して調べてみました。

golfreak銀さんに教えていただいたとおりで、いろいろな表現がいろいろな人によって微妙に違ったニュアンスで使用されているようでした。
でも、一番一般的だったのは、golfreak銀さんが教えてくださった用法でした。(^^)



まとめますと、「当たりが薄い」の方は、いろいろな使い方をされているんですが、総合的にみまして、

1. そう悪いショットではないが、芯を外れて打っている。(打点が下方にズレているとは限らない場合も含む。)

2. 多くの場合、トップ気味にフェースの下の方で打っている。

3. その結果、DRやFW、2I、3Iなどの長いクラブでは飛距離が落ちやや力の無いボールになる一方、短い方のアイアンやウエッジでは、フェースの下の方で打っているため弾道が低く出てしまい、飛び過ぎるミスになる。

ということのようです。


他方、「当たりが厚い」の方は(golfreak銀さんも使わないとおっしゃっていますが)あまり使われていないようです。

「ゴルフ」と「当たりが厚い」の2つをキーワードとして検索した結果は、非常にわずかな使用数でした。
しかも、(ゴルフがキーワードにもかかわらず)そのほとんどがテニスに関する記述でありました。
(ちなみにテニスでは、重いボールを打ち出すストロークを表現して使われているようです。)


稀に、少しダフリ気味の打球を「当たりが厚い」と表現する人も中には居るようですが、一般的では無さそうでした。
強いて言うとすれば、「よく捉まった球」と同義語、と言うことになりそうです。


英語の、thin / thickという概念とはどうも違っているようです。
ただし遠くはなれて居るわけでも無いようです。(^^)


↑ の「当たりが薄い」方の、3. で書きましたように、打つクラブに拠ってボールを捉える感覚は実は少し異なっているようです。
(私はどのクラブも同じスイングで打っているつもりなのですが、取るスタンスやボールの位置、クラブの機能によって、ボールとクラブフェースの関係は異なってくるのでしょう。)



と、いうことで本題です。
(前置きが長くてすみません。(^^;)


ボールをダウンブローに打つ、という言い方があります。
実は、「ダウンブロー」は厳密に言いますと和製英語(つまり日本語)です。

英語では、“descending blow(ディセンディング・ブロー)”
もしくは “downward blow(ダウンワード・ブロー)”と言います。
“blow”はボクシングのボディー・ブローのブローと同じ、「打撃」と言う意味です。

前についている単語は両方とも、「下方へ向かう」という意味です。


私のイメージしますダウンブローは、ボールを自分の右寄りに置いて、ダウンワードの軌道の中でボールを捉えるもので、特にスイングを変えて打つものではありません。
(あくまでも私の勝手なイメージの中でのお話です。)


とても正確な軌道とはいえませんが、イメージを図にしてみました。
画像をクリックで拡大します。


ここで何が言いたいのかといいますと、
ダウンブローにボールを捉えると、ボールがクラブフェースを転がり上がってスピンをかける結果になりボールが上がってくれるので、結果的にクラブフェースの上下のブレに対して寛容になってくれる、ということなんです。

図中の青い線がダウンブローのクラブフェースのボールに対する軌道のイメージで、赤い線が軌道の最下点でボールを捉えようとしたスイング軌道を表わしています。


青い線の方は、ボールの赤道か下手するとそれよりも上に入っても、ボールが地面と接している「c点」で支えられて、地面とクラブフェースの面でV字に挟まれるためボールはフェース面に駆け上がってくれます。
結果、上下のブレ幅にして、図の「a」の幅であれば、弾道の高さやスピン量の違いこそあれども、そこそこ悪くないショットになってくれます。

一方の赤い線の方の軌道では、そこそこナイスショットになってくれる幅はおおよそ図の「b」の範囲で、これより上は「scull shot」、下は「fat shot」になってしまいます。


・・・と、まぁ手前勝手なイメージで解釈しておりまして(^^;、どちらかといいますと「スピンをかけるため」と言うよりは「ブレの許容範囲を拡げる為」に、ダウンブローを心がけている、というのが私の思っているところです。


「スコアラインの下から2本目で打て」、なんていう高度な教えを唱えているプロもいらっしゃいますが(例えば高松志門プロとか。この方の感性のゴルフ、ゆるゆるグリップ、私はとても好きですが。)、私には到底そこまでの技術力がありません。(^^;

ああ、ごめんなさい。(笑)


1/20/2009

再告知です。


!!!!!?


ちょっと事態が思ったよりもずっと身近で、みんなで気をつけた方がいいかも知れませんので、再告知します。

「あなたのDRは大丈夫??」の記事に付け加えまして、


ノリさんから貴重なご報告を頂き、そしてまた私の方でも驚異的な検索結果を得ました。

「あなたのDRは大丈夫??」コメント欄


まずはみなさんも、十分にご注意なさって下さい。
そして、ことに備えてのデータ収集・整理が必要かと思います。
聴覚検査も念のために録って置かれるとよいかも知れません。


今のところ、私にはどうするのが一番良いのか正直よく判りませんが・・・、
少なくとも注意を払い、お気をつけ下さい。


私のところのような、極小アクセスしかないブログで告知しても効果薄ですが、黙っているよりはマシかと思いまして、せめてお友達登録なさっている方々には注意していただきたく、再告知いたします次第です。




***

以下、具体的なやり取りです。



---

今日こちらはキング牧師の日です。

うひゃー、ノリさんのコメントは深いですねー。
とか思って検索してみたら!!

なんとなんと!、
この法政大学の研究結果には、ドライバーの打球音には4,000Hz付近に大きな1次ピークと、6,000Hz付近に2次ピークがあるって書いてあるじゃないですか!!


ちなみに人間の聴覚と音の周波数の関係は、
ここにある記述に拠りますと、耳で受信可能なのは20Hzから20,000Hz、「最も敏感になる周波数としては、3000~4000Hz」で、低い周波数になるほど聴覚では受音しにくくなる傾向にあり、そして年齢が上がると特に高周波の帯域〔高い音〕が聞こえにくくなってきます。
となっています。

ピアノの周波数は30~4000Hz、トランペットは190~990Hz、人間の声は85~1100Hz(つまり会話には全く支障が無いのですね)、イルカは7000~120,000Hzの発信音が出せる、そうです。


真面目なお話、ドライバーの打球音による被害の可能性が高いかも知れません・・・。


全然シャレになりません・・・・。

ちょっと背筋に冷たいものを感じてしまいました・・・。
ノリさん、ごめんなさい。


この記事、私のブログなんかじゃなくて、もっと広く読まれているブログに掲載してもらった方がいいのかも・・・。


ここ(
人間の耳に合わせた国際基準)のグラフを見ましても、4,000Hz&120dBという騒音は、全然シャレになっていませんです・・・。

画像をクリックで元ページにリンクしてます。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年01月20日(火) 10:19



おはようございます最初にこの記事読んだ時は、
「そんなことってあるのかな~?」でした。
ところがです、思い出しました、自分のこと。
毎年の健康診断に聴覚検査があるんです。
何年前からかは調べなければ分かりませんが、
左耳の4000Hzの欄に「所見あり」が続いています。
心当たりがあったんです。それは携帯ラジオ!
仕事柄制約を受けませんので昼間はつけっ放しです、十年以上ですね。それも左耳だけで。
てっきりその為の結果と思いラジオは止めていました。
もしこれがチタンドライバー使用はじめと符合したら・・・クラブメーカーはPL法か何かの対象にならないのでしょうか?
ラジオを止めても聴力検査の結果は同じですね。
不自由はまったくありませんけれど。
あのインパクト時のノイズ?は意図的に替えられるんでしょうね。
「飛んだ!」と思わせる錯覚?を意図に音を決めているとしたら・・・
何かユーザーを小馬鹿にしていると思っちゃいますね。


Posted by:ノリさん at 2009年01月20日(火) 06:14

1/19/2009

競技ゴルフ-1 (リオ・ホンド)


今年から、競技形式のトーナメントを行っているグループに参加することになりました。(^^)

参加しているメンバーのうち1/3ぐらいはお知り合いの人たちですが、私を含めた数人以外は全員白人系の人ばかり50名ぐらいのグループです。

月に1回のペースで、いろいろなコースで開催されます。


マーカーとプレイヤーの名前がすでに印刷されたスコアカードが配布され、全てルールどおりのラウンドです。
ロストボールは、打った地点まで戻って打たなくてはなりません。誤球や誤所からのプレーにも要注意。(普段はたまに、意外とティーマーカーを見間違えて打っちゃったりしますのでね。(^^;)


今回は28人7組でのコンペ。
ものすごい桁違いの飛ばし屋さんが数名居りまして、ドラコンはどうみても蚊帳の外なんですが(笑)、ニアピンは是非とも狙いたいところ。


会場も(今月はたまたま)私がちょくちょくバック9を練習しているコースと言うこともありまして、地の利を活かしたいところです。(^^)

3番Holeティー横のWater Fall


私は2組目で、同伴プレイヤーは、初老の紳士といった風貌でかなり身長の高いクリスと、80近くてひざを少し痛めていると言うビル、私と同世代でハンディ18ぐらいのニックです。
クリスとニックは初対面。

スタートホールで、20人以上の人に見守られて打つティーショットの感触は久しぶりです。♡
50cmのパットにしびれるかも知んないですしね。(^^)


では、まずはスコアの方を。


コースレート/スロープは、70.5/122です。
パーは、36・35=71。

1 4 - 0 U9A
2 4 △ 1 DS5S
3 5 - 1 D14AL-②
4 5 - 0
5 4 △ 1 14AL-②
6 4 - 0 D9S
7 3 - / T(タップイン)
8 3 - / U③
9 4 □ 3 DS3B(池)

10 3 △ / 4BL-①
11 5 △ 0 U11S-②
12 4 - 1 D5B
13 4 △ 2 4A
14 3 - / U14AL-②
15 5 - 0 5
16 4 - 1 U15A-①
17 3 - / U8S
18 4 △ 0 2S

40(15)・39(18)= 79(33)


スタートホールのティーショットは無難にフェアウエーのセンターに。
振り切りましたが、楽目に振って打っていますので距離は少ーし落とし気味です。

2ホール目のティーショットはフェアウエー左サイドのバンカーに捉まりました。

フロント9は調子はひどく悪くはないものの、時折出るブレブレ気味のショットを繋ぎながら、粘り強くプレーしていく我慢我慢のゴルフでした。
パーオンも3ホールだけです。

8番Hole


9番に来て、ティーショットを左の池に入れてしまいました。
緩やかな左ドッグで、ティーインググラウンドに真っ直ぐ打つと右へ抜けてしまい、右へ持っていくとマウンドがあって次のショットのスタンスがつま先上がりになって厄介になるんです。
構えにくいティーですね。

少し先の左側の木を回ってドローに打つのが理想なんですが、今日のはちょっと打ち出し自体が左に行ってしまい転がり込んで捉まってしまいました。
おまけに3歩(約2m)のボギーパットも外れちゃって、ダボ。

ここまでは粘って+2で来ていたのにダボ打っちゃうと、苦しいですね。
後半は、なんとかバーディーが欲しいところ。


しかし9番でリズムが少し狂いましたでしょうか。
10番から13番はホールの難しさとか関係なく、ショットのブレが拡大しまして、トップボールが出たり、木の裏に行って木越えになったり、わざわざ水越えのセカンドを残しちゃったり、ちょっとドタバタ気味でした。

でも、14番の長い池越えのパー3のユーティリティーでのティーショットから、また感じが戻ってくれました。(^^)


15番のバーディーパットは5歩(3.5m)でごくわずかなフックライン。
決めたと思ったのですが、カップに沈みかけたボールがクルっと出てきてしまいました。(T_T)


17番のパー3は、ピンに向かってすごくいいショット打ったんですけど、ピンが奥で受け傾斜が強くなっている場所で、するする戻ってきて8歩(5m半)も残ってしまいました。
このパットもラインに乗ってたんですけどわずかにショート。



18番のセカンドは、この日のベストショットでした。

18番Hole


約140yを残していて、受けグリーンでピンはものすごく手前です。
ほんのわずか登りのほぼフラット、ライは軽く左足上がり。

グリーンの手前側が短かったので、ボールを少しだけ(1個分ぐらい)右に置き、“easy 7(若干軽く打つ7I)”でなるべくスピンを多くかけるようにパンチ気味に攻めてみました。

打ってすぐに、(私はルックアップしますので)ピンに真っ直ぐ向かっていく弾道が見えていましたから内心「これはくっ付いたぞ。(^^)」とか思っていたんですよ。
正直を告白しますと、14番から上がり調子だったのもあって、「最後の正直でバーディー取れるか?」ぐらいまで思ったんですよね。(^^;

・・・で、何が起きたかといいますと、ボールがピンの70cmぐらいの高さの所にまともに当たりまして。
ガシャっと音を立てて、ボールは本当に真っ直ぐ私の方に20yも跳ね返って来てしまいました。(T_T)


残りは花道にあるとは言え、グリーンまで15yでピンまではエッジから5yのあまり嬉しくないアプローチが残りました。
D-Chopで2歩(1.3mぐらい)に寄せたものの、パー・パットは無情にもカップを覗き込むようにして手前に止まってしまいました。

でも、このセカンドショットはものすごくいいショットでした。
不運でしたね。


7番のアプローチも、今日のベストショットのひとつでした。

5Iでのティーショットを大きく左へ曲げてしまい、木のさらに左、隣のホールのティーインググラウンの方向に行ってしまいました。
そこからの寄せは約35yで、張り出した木の枝の下を抜かなくてはなりません。(でも枝が胸の高さより上の方に張り出していましたので、下に抜ける穴があったのは幸いでした。)

PWで、ボールは右足の前よりさらに右。
コックを入れずにカツンと打ち出したボールは珍しくイメージしたとおりの低い弾道で飛んで行きグリーン手前の(というか左からですから実はグリーンの横なんですが)土手にバンプしてグリーンへ上がり、ピンにガシャっと当たってカップから10cmに止まってくれました。

これはとてもラッキーでした。

ラッキーですけど、思い通りに打てたという意味ではとてもいいショットだったと思います。



このトーナメントでは、私はハンディ7で出場しておりましたので、+8オーバーの79は、+1オーバーということになります。
久々の競技形式のラウンドということで、バーディーもありませんでしたし、ニアピンもチャンス無しだったわけですが、暫定球を打つ必要もありませんでしたし、まずまず、いいラウンドが出来たと思います。(^^)


集計前にお先に帰って来てしまったので、順位とかまるで判らないのですが、結果の連絡が来次第、追記しようと思います。



ところで、一緒に回った初老の紳士といった感じのクリスさんには少々驚かされました。
高い身長から縦に振って、弾道の高いいいボールを打っていたのですが、ラウンド中この日は時折ボカっとミスショットが出ていたんですよね。

18番ホールのティーショットも左に曲げたしまったその直後、ものすごく大きな声で、「God, (damn it!)」・・・といいたいところを「God ・・bless!(神のご加護を!)」と言い換えて叫びまして。(この言い方は初めて聞きました。(笑))

言葉の方は悪い言葉を避けているものの、叫び声を上げてドライバーぶん投げてましたからね。(笑)


いやー、ちょっとびっくりしました。(^^;



***

追記:

結果的には、ネットが5位タイ、グロスが2位でした。(^^)
でも、ともに景品も何も無し。(笑)
ニアピン・ドラコンは、第2組目だったにもかかわらず、旗に書き込むことすら出来ず惨敗。(T_T)

今回は暫定球を打たなくて済むラウンドでしたし、ハンディは基本的に良い方のスコアから半分選抜のさらに4%引きな訳ですから、+1 ならまぁまぁだったと思います。(^^)



1/18/2009

あなたのDRは大丈夫??


私もダメなやつ持ってます。


今年に入ってすぐ、イギリスの耳鼻科のお医者さん達が、最新ドライバーの数々をテストしまして、甲高い打球音の聴覚への悪影響を調べ、最悪の場合聴覚を失って“deaf(耳が聞こえない;聴覚障害)”になってしまう恐れがある、という結果を公表しました。


その記事↓
“Doctors say golfers using latest generation of titanium drivers should wear earplugs to protect them from noise.”

55歳の、難聴になってしまったゴルファーの事例もあるそうです。
この人の場合は、コブラ社のKing Cobra LDを使っていて、週に3回程度のラウンドで約18ヶ月使っていたところ、右耳の聴覚がかなり下がっていたそうです。

この記事では、この耳鼻科の先生達が「ゴルファーは予防に耳栓をするべきだ。」と推奨している、となっていますが、同時に、耳栓をしてプレーをすると「フォー」の声が聞こえないとか逆に危険なケースも出てくる、とも書かれています。



で、それを米国でも全国放送のABCニュースで取り上げられました。



ABCニュース

ABCニュースのビデオクリップ


このビデオに出てくるドライバーはどれも、被害例のKing Cobra LDよりも音の大きいものばかりです。

画像をクリックで拡大します。


音が大きい順に、

PING G10
Mizuno MX-560
NIKE SQ
Callaway FT-5
Masters MC-Z910
King Cobra Speed LD

が映っています。
キャロウエイのFT-iは、FT-5とほぼ同等でしょう。

これらはどれも、120dB以上を計時しています。
PING G10に至っては、128dBにも達したと言うことです。

耳鼻科の先生達に拠りますと、使っても耳に安全なレベルは、「110dB(デシベル)まで」だとされているのだそうです。


週に3回程度のラウンドで約18ヶ月ってことは、練習場でドライバーをたくさん打つ方なんかは、もっと短期間に耳をやられてしまうかも知れないってことですよね。


私も実はFT-5を持っています。

FT-3がエースドライバーで、ほんの短期間FT-5を使用し、その後リシャフトしたFT-3がエースに復帰しまして、今はFT-3を使っていまして、このドライバーはものすごく打球音が静かなので私自身のエースドライバーは安心ですが、
よく一緒にラウンドする友人が、Mizno MX-560とCallaway FT-iを使って居りますし、まったくの他人事ではありません。

この話は、その友人の一人から教えてもらって知ったものなので、友人達も考慮することでしょう。


私も注意したいと思います。

日本では、米国モデルはそれほど出回って居ないと思いますが、たぶん
NIKE SQなどはほぼ仕様が同じで出ているかと思いますので、たとえ日本モデルでも、あのレベルのでかい打球音が出るドライバーにはご注意下さい。


***

ノリさんがわざわざupして下さった記事にもリンクしておきます。

練習熱心と聴覚障害の危険

併せて、
次の記事、「再告知です。」 とそのコメント欄もご参照下さい。


みなさん、ホントにご注意なさって下さい。
気が付かない周波数の辺りの音がすでに聞こえ難くなっているかもしれませんよ。


1/16/2009

ルースインペディメント (裁定集から-2)


「裁定集から」シリーズの第2弾です。(^^;

第1弾はこちら。→ バンブル・ビー(裁定集から-1)



ルースインペディメントについての解釈は、意外に深くてびっくりします、非常に面白いです。


まずは、ルールブックの定義を確認してみます。

***
32 ルースインペディメント(Loose Impediments)

 「ルースインペディメント」とは自然物であり、次のものを含む。

●石、木の葉、木の枝など
●動物の糞
●ミミズ、虫類、その他類似のものおよびその放出物や堆積物
ただし、前記のものであっても次のものは除く。

●固定されているもの、生長しているもの
●地面に固くくい込んでいるもの
●球に付着しているもの

 砂とバラバラの土は、パッティンググリーン上にある場合はルースインペディメントであるが、それ以外の場所ではルースインペディメントではない。
 雪と自然の氷(霜を除く)は、プレーヤーの選択でカジュアルウォーターかルースインペディメントとして処置することができる。
露と霜はルースインペディメントではない。

***

裁定集のルースインペディメントに関するページと、救済(ルースインペディメント)のページもリンクしておきますね。

***

リンクを詳しく読めば、敢えて私が書くことも基本的には無いんですが、ちょっと「へーっ。」って思わされるところをピックアップしてみますね。



「ルースインペディメントは状況により解釈が変わる。」という点が、私にはとても面白く感じられます。

同じものなのに、場所によって、そうだったり、そうでなかったり。
同じ水の凍ったものでも、雪や雹はそうだけど、霜やつらら(や露)はちがう。

また死んでいるか生きているかでも違ってきますし、べとべとしているかしていないかでも変わってくる可能性があります。(笑)


例えば・・・


>ルースインペディメントは建築過程や製造過程の進行に伴い、その取り扱いが障害物に変わることがある。・・・(中略)・・・1片の木屑 (ルースインペディメント) も木炭に造り上げられたときは障害物となる。

と、あります。


へー、木炭は障害物なのか。人工物なんですね。
バンカーとかのハザード内では、この違いは大きいですよ。



それと、パッティンググリーン上だけでは「砂やバラバラの土」はルースインペディメントですが、スルーザグリーン上にあった場合は「砂やバラバラの土」はルースインペディメントではありません。

木の葉なんかとは違って、退けては“いけない”のです。
(まぁこれはご存知の方が多いと思いますが。)

フェアウエーの目土には、ソールするとき以外触れないようにした方が良いです。


どんぐりや石は、地面に固く食い込んでいなければルースインペディメントですが、もし踏みつけられていたりして地面に食い込んでいたらルースインペディメントでは無くなります。


また、裁定集には、「バンカー内の食べかけの梨」まで丁寧に解説されています。(笑)

食べかけで捨てられている梨は(局外者が持ち込んだ)「障害物」ではなく、ルースインペディメントの扱いになります。
(つまりハザード内では、例えボールの邪魔になっていようとも、決して触ることは出来ません。)
バンカーの近くに梨の木があろうと無かろうと、人間がかじった跡があろうと無かろうと、ゴルフ規則上の梨は果実の梨であって、その取り扱いを変えるものでは無いのだそうです。

他にも、「生きている蛇は局外者であるが、死んでいる蛇はルースインペディメントである。」とか、「(バンカー内で)死んでいるカニも自然物であり、したがってルースインペディメントであり障害物ではない。そのカニを除去した場合は規則13-4の違反となる。」などと、非常に詳しく解説されています。(笑)


例えばカミナリで倒れた倒木の場合も、わずかでも樹皮が繋がっていれば自然物、繋がっていなければどんなに大きくてもルースインペディメントである、と、非常に明確です。

ちなみに、どんな大きな岩でも地面に食い込んでいない限りはルースインペディメントで、動かすためにキャディや同伴競技者、観客などの助けを借りても良い、と書かれています。
ただし不当なプレーの遅延にならない限りです。
(タイガーのボールを救済するために、観客10人ぐらいで大きな岩を動かした場面を思い出しますねー。)


仮に、ミカンや桃、イチゴなどの果実にボールが食い込んでしまっていた場合、ボールに付着した芝や泥と同様、今度はボールへの付着物とジャッジされてしまい、どけることが出来ません。


生きている蛇は局外者でしたが、ボールの上にいる生きている昆虫はルースインペディメントです。
ですから、スルーザグリーンでは払いのけても大丈夫ですが、もしバンカー内やウォーターハザードの境界内の地面の上でしたら、ボールや周りの他のものを動かさないように気を付けて、「ふーふー」するなりして、自主的に退くように“促して”あげてください。
払いのけてはいけません。(吹き飛ばしては駄目です。)

もしボールでつぶされて死んでいて、しかもボールにくっ付いていたら付着物になってしまいます。(可哀相ですけどもう死んでますから、パッティンググリーン以外では、そのまま打ってください。)


コースに落ちている遺棄されたボールは、動かせる障害物です。人工物ですからね。
でも同伴競技者のボールは、暫定球とかでもボールとして扱われます。


「石灰や塗料を使用して地上に引かれたギャラリー整理用の線やヤーデージの目安として地上に付けられたマーク」は人工物ですが、実は障害物としてもルースインペディメントとしても扱われません。
あるがままに、そのまま打ってください。


↑の最初に載せた「定義」に、「ミミズ、虫類、その他類似のものおよびその放出物や堆積物 」はルースインペディメントである、と定められています。
蜘蛛とかゲジゲジは昆虫では無いんですが、その他類似のものに入るんですね。
蜘蛛の出す糸とか蜘蛛の巣とかも、例え木とか地面とかに付着していたとしても、「およびその放出物」とみなされて、ルースインペディメントになるそうです。ただし“ボールに”蜘蛛の巣が付着していたらルースインペディメントではなくなります。


なんかねー、面白いですねー。(笑)
私は個人的にこういうの大好きなんです。♡

どちらかというと堅苦しいルールブックの規則も、裁定集で具体例を解説されていますと、とたんに楽しいものになってきますね。


1/14/2009

ラ・カニャダ・フリントリッジ


友人がメンバーになっているプライベイト・コースに行って来ました。

ここは、LAのダウンタウンの北の山の上に在って(ドジャースタジアムと同じですね。もうちょと北にあります。)
いつも空いていて、朝1番の組でツーサムで出れば、運転カートに乗って
3時間でラウンド出来るよ。ということで、18ホール回っても家族への負担が小さいということで、非常にありがたいお話です。

ビジターフィーは、$70。友人は、$1万4千ドルのメンバー登録費の他に、月に$415のメンバー・フィーを支払っています。
毎月4-5万円はプライベイト・コースのメンバー・フィーとしては一般的です。
高いんですが、家族であれば月に何回プレーしても追加費用はかかりません。
(奥さんも殆どやらないし、子供はまだ2歳半、本人も月に1-2回しか行かない彼の場合は、ちと高く付いていますね。)

このコースでは、メンバーは朝の11時前まで、ビジターを一人しか連れて行けないことになっているそうです。11時以降は3人まで。


La Canada Flintridge Country Club
http://www.lcfcc.net/


プライベイト・コースなので、あまり詳しい情報がありません。

画像をクリックで拡大します。


ものすごく狭くてトリッキーで難しい山岳コースだとは聞いていたのですが、聞きしに勝るコースでした。

この写真は、たぶんクラブハウスの上とかから撮影された写真で、北側の山々と18番グリーンを望んでいます。


距離はバックティーでも全長5,783yしか無いのですが、とにかくタイトです。
私の知る限りでは、日本でプレーしたどのコースよりも狭かったです。
大秦野GCも狭くてトリッキーだと思いましたけど、遙かに狭いです。


いつも夜明けにゴルフコースに行って、っていうパターンなので、たまには景色もいいコースなことだし、ロサンゼルスのダウンタウンを見下ろす方向(?)に写真を撮ってみました。
(ダウンタウンはもっと右かな?)

画像をクリックで拡大します。


もうあと10分もしたらボール打つのに十分な明るさですね。(^^)


実際のところ、ラウンドは朝10時には終了。
うちからは車で45分ぐらいの距離なので、11時前には帰宅しました。


これは、10番のティーイング・グラウンドからの写真です。

画像をクリックで拡大します。


写真中央のやや左下方にチラッと見えているフェアウエーは18番の向こうの17番のグリーン手前のフェアウエーでして、10番のフェアウエーは実はもっと右方向の遙か15mぐらい下に、左から右へ斜めに横たわる形で配置されています。真ん中の木を挟んで右と左に、約5mぐらい高低差の違うフェアウエーです。

打つべき方向は、写真ですとちょうど太陽の方向です。
友人に説明を受けた私のティーショットは、それより少し右の、少し向こうの2本の木の間のU字になっているあたりに真っ直ぐ出て行くあたりでしたが、これがOBでした。(x_x;

17番のフェアウエーが見えている方向は、全然左にOBです。


この写真は、18番のグリーンを、10番のティーイング・グラウンドから見下ろした写真です。

画像をクリックで拡大します。


18番のティーは、写真でちょうど中央ぐらいの、木の向こう側の下の方にあり、ティーショットは写真の左に見えているフェアウエーに打ち上げてくる格好になります。
稜線より上に届くのは相当の、しかも真っ直ぐに打てる、飛ばし屋さんでしょう。

2打めは池とバンカーでガードされていますが、ものすごく左足上がりのライから打ちますので、3クラブぐらい大きめで打つのを忘れさえしなければ、高い弾道になって問題なく越えてくれると思います。


1/12/2009

英語シリーズ 第5回(ダフる)


お友達の下総の彦十さんのところで、「ダッファー」「ダフる」という言葉の意味が解説されていました。

これにインスパイアされまして、しばらく忘れ去られていた(私が忘れていただけなんですが(^^;)、英語シリーズ第5弾を書いてみようと思います。

(ご参考の過去ログ・リンク)
第1回: Good Drive!!
第2回: いやん、バンカー!
第3回: パットのOKを英語で
第4回: ゴルフ・ジョーク2本

なお、私の学んだ英語は基本的に、西海岸のロサンゼルス中心の南カリフォルニア地域の米語が中心です。


彦十さんのところのコメントに書いたのですが、英語で「ダフる」は、一般的には“got fat”とか、“hit the ground”と言います。 Chunkyって言うこともありますね。

“got fat”が非常に一般的で使用範囲も広いです。

ちなみに“duff”るという表現は、英国のものらしいですね。
ヨーロッパ系の人が多い東海岸では使われているかも知れませんが、西海岸の米語ではまるで耳にしません。

あるいは別の表現では、“dug in front of the ball(ボールの手前を掘った)”とか、“fought with the earth(地球と戦った)”とか(笑)、まぁいろいろと表現はあります。


日本語みたいに便利で短い「“ど”ダフった」みたいな強調表現が無いんですが、“got really fat”とか、“extremely(めちゃめちゃ)”とか“ridiculously(ばかげたほど)”とか、強調表現の単語を挟みます。


それと基本的には、厚みを表す“thick(厚い)/ thin(薄い)”を使って表現されます。

“got fat really thick”と言うと、「すんげぇダフった」ということになります。



では逆にトップする方はどう言うのか?

topの動詞用法で、“I topped it”とは、実は言うには言うのですが、あまり頻繁には使われません。
トップスピンがかかるような、“hit over the top (of the ball)”と表現されるような、それこそ「どトップしたボール」に使われる表現です。

通常の程度の軽いトップは、“got thin”が一般的です。“got fat”の対ですね。

fat(太った) <--->  thin(細い)
(ちなみに、thick(厚い)の対も、thin(薄い)です。)

他の表現としましては、“sculled (手で漕ぐオールの一種) it”とか“bladed (ブレード(刃)) it”なんていう表現もあります。リーディングエッジで打って、すっ飛んで行っちゃうボールのイメージです。


ですから、「ハーフ・トップ」という言い方はありませんで、“thin”と表現します。



そう書いていて、はて?と思いましたが、

日本で使われるところの、「薄めに入った」、「厚く入った」っていう表現はどうなるんでしょう?

私がたぶんよく把握できていないのですが、「薄めに入った」というのは決して「軽い度合いでトップ」したということではないんですよね?
しっかり球が捕まらなくて、飛距離が落ちたという意味だとすれば、“off of the sweet spot(芯を外した)”という感じになるのでしょうか?

また、「厚く入った」と、「少し噛んだ」というのは同じ意味ですか?(たぶん微妙に違うのかな?)
同じであるとすれば、米語の“thick”とは非常に近い意味になりますね。


なんか日本語って、「右にふける」とか、「こする」とか、微妙なニュアンスの表現が豊富ですよね。(^^)

自分が、“日本語”の「薄い/厚い」という表現を、何となくで聞いていて、厳密にはキチンと把握していなかったことを認識してしまいました。(x_x;


どなたかご親切な方、よろしかったら↑の日本語の意味をコメントで教えていただけますでしょうか?(これはゴルフ歴20数年にしては恥ずかしいかも。(x_x;)

それに基づきまして、

米語で表現はあるのか?
あればどう言うのか?

などのリサーチをして、後々にまた報告してみたいと思います。m(__)m


1/09/2009

バンブル・ビー(裁定集から-1)

裁定集は読んでて面白いですよ、ってことを書いたんですが、自分でも体験した具体例がありましたので、ご紹介します。

これは、先日のTPC バレンシアでのラウンド中に起きました。

ちょうど裁定集を読んで覚えていた事例でしたので、適切に処置が出来ました。(読んでいても覚えていない事項も多かったりしてえらそうなことは言えないのですが。(^^;)

ことが起きたのは、1番ホールです。
でもこの日は8番からのスタートでしたので、12ホール目での出来事だということになります。


このホールのレイアウトは、ヤーデージ・ブックではこうなっています。↓


画像をクリックで拡大します。


青ティーからは389yのパー4で、スタートホールにふさわしく、プレイヤーに不必要なプレッシャーを与えず清清しくスタートできるように考えられた、割合に広々としたフェアウエイへと豪快に打ち下ろしていける、とても見晴らしのいいホールです。

たまたまティーからの写真も撮っていましたので、ご紹介しますね。↓

画像をクリックで拡大します。


左サイドに見えるフェアウエイ・バンカーは青ティーから248yで手前の縁まで届くとヤーデージブックに書いてありますので、大きさを考慮すれば私のドライバーではビンゴで捕まる距離です。

とはいえ、このバンカーの左は写真からも想像に難くない通り自然保護区域に一直線で下ってしまいますので、設計的には救済バンカー的な意味合いも強いかと思います。
あごが浅くてグリーン狙えますしね。


グリーン左手前にはガードバンカーがありますし、ホール全体が左に傾いておりますので、フェアウエイのやや右サイドに打って行きたいところではあります。

私の計画では、右サイドの木(ヤーデージブックにも描かれている木です)の張り出した枝の左端辺りを通過する普段のドローボールで打っていくつもりだったのですが、なかなか計画通りには行きません。(笑)


ヒール気味に打ったボールは予定より左方向のちょうど遠くに見えているガードバンカーぐらいの方向に飛び出しまして、そこからくっくっと微妙にフェードしまして。

狙う予定だった張り出した枝の左端辺りへバウンドしたのですが、木の根元の茶色いウッドチップ・エリアに向かってフェアウエイはすり鉢状に凹んでいまして、フェアウエイにバウンドしたあと、木の根元の結構近くまで吸い寄せられてしまいました。

ヒール寄りでしたので、飛距離も失って打ち下ろしなのに245yぐらいしか出なかったんですね。

計画では、いいショットが打てれば残り110yぐらいの、ヤーデージブックで言いますと、102・ って書いてある地点と ・117って書いている地点の間ぐらいのところに行くつもりでいたんですが。
ま、いつも上手くは行きませんわね、私の実力ですから。(^^;


それでボールの所に行ってみますと、木よりはグリーン寄りの茶色い部分にありまして、木の左側ですし、右打ちの私には、グリーンに打っていくにはさほど支障の無いライにありました。
目の前のすり鉢のマウンドは越えて打たなければならないのですが。

ところがですね、木の幹の下の方に穴が空いておりまして、Bumble Bee(蜂)がたくさんブンブン飛び回っていたんです。


で、まさにこの状況が裁定集に掲載されています。


***

(第3章) 1-4/10 危険な状況;ガラガラヘビや蜂がプレーの妨げとなる

質問: プレーするには危険な状態の所(例えば、ガラガラヘビや蜂の巣の近く)に球が止まった場合、プレーヤーは、①球をあるがままの状態でプレーする、②適用できれば、規則26(ウォーターハザード)または規則28(アンプレヤブルの球)に基づいて処置することの他に、何か選択肢はないか。

回答: ある。そのような危険な状況の所であるがままにプレーすることをプレーヤーに期待することは道理に合わないし、また規則26(ウォーターハザード)または規則28(アンプレヤブルの球)に基づいてプレーヤーに1打の罰を課すことを求めるのもフェアではない。
公正の理念(規則1-4)にしたがって、プレーヤーは追加の選択肢として、危険でない場所で、ホールに近づかず、しかも球の止まっていた箇所に最も近い所に球を罰なしにドロップすることができる。

球がハザード内にあった場合は、できれば同じハザード内に(もしそれが不可能ならば、近くの似たようなハザード内に)ドロップすべきであるが、いずれの場合もホールに近づいてはならない。ハザード内に球をドロップできるそのような場所がない場合、プレーヤーはホールと球のあった箇所とを結んだ線上でそのハザードの後方に、1打の罰のもとに球をドロップすることができる。

その危険な状況以外のものによる障害のためにストロークを行うことが明らかに無理な場合、またはその危険な状況による障害が不必要に異常なスタンスやスイングやプレーの方向をとることによってだけ生じるような場合、プレーヤーは前記の救済を受けることはできないが、適用できる場合に規則26または規則28に基づいて処置することは認められる。

***

(ちなみに、次の1-4/11に書かれていますが、うるしや、さぼてん、いらくさといった植物の茂みで危険な状況には適用されません。)


そういう訳で私は、茶色いエリアの一番左にグリーンに近付かない範囲でドロップする位置を決めてティーでマークをし、(ボールを池から拾う道具で(笑))ボールをピックアップしまして、『罰打無し』でドロップして打ちました。

この時、スタンスは緑色の区域に乗るぐらいまで左に避難したのですが、ボールは茶色い区域です。
蜂は飛び回りますので、どこまで離れれば“危険でない場所”かは、判断の難しいところですが、元のボール位置と同様のライになる茶色い区域の外まで避難する訳には行きませんので、妥当な措置をとったと思います。

150yぐらいで、目の前のマウンドをクリアして打ち下ろしです。
8番アイアンで届きそうな距離ですが、上の枝にかからないよう、6番アイアンでノックダウン・ショット気味に低くハーフショットしました。

結果として、たまたま運良くカップの右手前3歩に付いてくれてバーディーが取れたって訳です。


裁定集はUSGAとR&Aの発行のものの直訳ですので、米国らしく『ガラガラヘビ』が例に出ていて、なんかちょっと可笑しいです。
日本版なら、さしずめマムシですよね。(^^)

この前のドス・ラゴスのコースにも、普通にガラガラヘビ注意の看板が立ってましたからね。(笑)




他にも、こんな裁定があったりしますから、使用ボールを日本でも人気のあるTitlelistのPro V1xあたりにしとこうかなー、なんてムシのいいことも考えちゃったりしますね。(笑)
(行動するまではまだ行かないですけど。)


***

5-1/5 他のプレーヤーから球を借りることはできるか

質問: 正規のラウンド中に手持ちの球を全部使い果たした場合、プレーヤーは他のプレーヤーから球を借りることができるか。

回答: 借りることができる。規則4-4aはプレーヤーがコース上でプレーしている他のプレーヤーからクラブを借りることを禁止しているが、他の用具(例えば、球やタオル、手袋、ティーペッグなど)を他のプレーヤーや局外者から借りることは禁止していない。
付属規則Ⅰのワンボール条件を採用している場合は、プレーヤーはワンボール条件で求められている同じブランド・同じタイプの球を借りなければならない。

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ねー、ボールがおんなじじゃないと、借りられないでしょ?(笑)


今後も、時々面白い事例に出くわしたらアップして行こうと思います。(^^)



おまけ:

私は普段は英語版を読んでいまして、JGAの翻訳の忠実振りには舌を巻いておりますが、それで気が付いたことがありました。

この翻訳なんか、英語の意味を咀嚼してよく補足解説して訳されています。

16-2/3 Casting Shadow on Ball Overhanging Hole
(16-2/3 ホールのふちからせり出して止まっている球を、自分の影の中に入れてホールインさせようとする)

それでも、続く質問内容と回答(16-2/3)をよく読まないと意味わかんないでしょ?(笑)



ところが気が付きましたのは、

英語版のUSGAの裁定集では、裁定集の発行後に、訂正が行われているんです。13-4/38です。
http://www.usga.org/news/2008/January/decision13.html

JGAの日本語版には、13-4/38の回答の2段落目の訂正の部分が「訂正」されるのではなくて、まるまる削除されていますねぇ。


なんでだろ?

1/07/2009

米国ゴルフ場事情-1


題名ほど大げさな話ではなくて恐縮です。(^^;
気が付いた事をいくつか、思いついたときにアップしてみようと思います。


前回の記事で、珍しくイン(バック9)からラウンドした、と書いたのですが、これは米国(私が知るのはロサンゼルス界隈ですが。)では本当に珍しいです。

18ホール、スルーでラウンドするのが一般的なんですよね。

全員が1番からスタートして、18番までスルーでプレーします。
昼食は、あくまでもサンドイッチやホットドッグなどの軽食や飲み物をを買い、ティーイング・グランドでの待ち時間などを利用して済ませます。

これは実は、本来、ゴルフ規則第3章の規則6-8に規定されているんですよね。
競技の場合は、特に、この規則に従うべきです。

裁定集にも、9ホールを終えて45分間TVでゴルフ中継を観戦したケースが書かれています。(なんと競技失格ですよ。(x_x))

裁定集(規則第3章6-8a/1)

この裁定集は、英語で書かれて居るものをJGAが出来るだけ原文に忠実に訳したもので、4,000円で売られていますが、なんと4,000円もするものを、JGAではただで全文web公開してくれているんですね。
なんといういいサービス!♡

激しく脱線しますが(^^;、JGAはJGAにおける裁定集も独自で出しておりまして、こちらも800円で売られているものを、全文web公開してくれています。


私は、英語版の裁定集を購入して持っておりまして、時々拾い読みしているのですが、書いてある事項はどれも興味深く面白くて、読みながらニヤニヤしてしまいます。(笑)

これです。 ↓


Decisions on The Rules of Golf(2008-2009)


余談ついでですが、私の経験的な意見を書きますと、裁定集を読んでおくと楽しくルールに精通出来まして、スコア・アップのために非常に役に立つと思います。(^^)


規定集(いわゆるルールブック)は、読んでも意味が分かりにくく、覚えられないのでお奨めではないです。ちっちゃくてキャディバッグに忍ばせるにはいいのですが。

裁定集をお買い求めください。
もしくは、全部プリントアウトして自分で束にしてもいいかも知れませんけど、非常に分厚くなってしまいます。


話を戻しますが(笑)、もちろん、競技委員会が決めれば、アウトとイン(フロント9とバック9)の間に1時間の昼食タイムを取るのもありかも知んないんですが、ゴルフ本来の精神には“のっとっていない”訳です。

日本でも、ゴルフ場によっては競技会の時にはキチンとスループレイをやっているところも少なく無いでしょうね。





で、ようやく本題に戻りますが(^^;、

全員が18ホール・スループレイでは、1日に入れるお客さん数が減ってしまうではないか?という事になるんですが、実はそうでもないんです。

朝早いスタートでは、バック9だけをプレーするお客さんを入れるんです。
バック9のお客さんがプレーし終える頃、フロント9を終えたお客さんがバック9にやってくる、というタイミングにします。

夕方バック9よりも先に空いてしまうフロント9も、実は埋まります。
どこのゴルフ場も、“Twilight tee time”というのを設定しておりまして、グリーンフィーを値引きして提供しているのです。
“Twilight”は、上手く行けば18ホール回れるかもしれない時間から始まって、どう見ても9ホールぐらいしか回れない時間(Super Twilight)までスタートできます。

コースに拠るんですが、夏場は3時・4時以降、冬場は1時・2時以降というのが一般的です。
特に夏場の夕方スタートは、猛暑を避ける意味でも人気です。例え18ホール終えられなかったとしても、グリーンフィーが半額近い値段ですからね。(^^)

家がコースから近いお客さんやホテルに宿泊しているお客さんなら、喜んで9ホールを約半額でプレーするんじゃないでしょうか。日本でも。


9ホールをプレーする人を上手く集められれば、アウトとインの両方からスタートする日本のゴルフ場のやり方と同じ人数は入れられるはずですよね?

もっと言えば、長い昼食時間やお風呂の時間がない分、一人一人のお客さんがゴルフ場に居る時間はぐっと短くなります。
行き帰りの時間も考えますと、残される家族にとってはその方がずっとありがたい、ってこともあるんじゃ無いでしょうか。

日本のゴルフ場の問題は、グリーンフィーそのものよりも昼食や飲み物やその他キャディフィーなどの収入に頼る収益構造にあるのでは?と思いました。

(とはいえ、私はゴルフ場で入るお風呂が好きでして、今はちょっと寂しい思いをしておりますが。(笑))


もうひとつ、
ゴルフ場が主催するコンペ(英語ではtournamentと言います。)は、ショットガン形式によるものが多いです。
各ホールで一斉にスタートし、全員が約4-5時間で終了するので、夏場でしたら約144人のコンペを午前午後の2回行ったり出来ます。合計288人。

こうしたコンペは、大抵月曜日とかに開催されます。


日本と同様、4-6組くらいの、個人的なコンペも盛んです。
これはもう、日本とほぼおんなじで、ニアピン、ドラコン、ベスグロなどを表彰して景品を出しますが、ぺリアやダブルペリア方式での競技はほとんど見受けません。



今書いていて思ったんですが、日本でも例えば千葉県のゴルフ銀座の只中にあるコースとかでこれをやったら上手く行きませんかね?

18番ホールのグリーン周辺だけでも照明設備を付ければ16人はラウンドアウトできる人を増やせます。
近隣のコースで18ホールをプレーし終えたお客さんを拾えたりするかも知れませんし、近隣のコースで18ホールプレーする前の早朝のお客さんだって場合によっては拾えるかも知れませんよね?

毎週月曜日は、72名-144名ぐらいのオープントーナメントにして、景品出して。
全員ほぼ同時にラウンドを終えますから、ラウンド後の表彰式にもすぐ入れます。

軽食だって、(スキー場値段にして)ホットドッグで400円も取ればぼろ儲けでしょう。
外でラウンドしながら食べると、なんでも美味しいんですよ。(笑)

まぁ、妄想はこのくらいにしておきます。(^^;


1/04/2009

ドス・ラゴス (ゴルフコース)


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。m(__)m


初打ちです。(^^)

昨年末のよい調子を維持してなだれ込みたいなと思いつつ、また新しい未経験のコースをラウンドしようと意気込んで、道路が空いていれば車で40分ぐらいのリバーサイド地区のゴルフ場(インディアン・ヒルズとかグリーン・リバーとか)に行こうと思って家をでたのですが、家をでる時からもう辺りそこら中が濃霧で前が見えません。

そこで、さらにサンディエゴ方面に向かって足を伸ばしまして、コロナのグレン・アイビーというところまで来た辺りで運良く霧が晴れていることを発見。
トリロジー・ゴルフコース・グループの内のトリロジー(グレン・アイビー)っていうコースに行ってみました。
(↑のリンク先のトップには、トリロジー(ラ・キンタ)でエキジビションマッチを行った、フレッド・カプルス、タイガー・ウッズ、アニカ・ソレンスタム、フレッド・ファンクの写真がアップされていますね。)

が!
満員でスタートが取れず。(x_x)



それで、すぐ近くフリーウエイの反対側にあったドス・ラゴス・ゴルフ場に空きがあると言うので、そこでのラウンドになりました。


Dos Lagos Golf Course
http://www.doslagosgolf.com/


超満員のコースのすぐ近くで空きがあるということから、そうグリーンフィーの高いコースでもありませんし全く期待しないで居たのですが、なかなか戦略性の高い、景色の素晴らしいコースでした。

Pete Dyeの甥っ子さんのMatt Dyeの設計のコースです。


コースの奥には、まだ現役で採掘されている石切り場がありました。

米国では非常に珍しい(といいますか私の経験ではここが初めてです。)
10番からのスタートでした。
とは言っても、全員が10番スタートのようです。(^_-;

後で(たぶん)判ったのですが、フロント9の方が、アベレージプレイヤーが手こずるレイアウトのホールが多いんですね。
それで、スムーズに進むように、全員をバック9からスタートさせている様でした。

そんなら1-9と10-18の番号を付け替えればいいじゃない?っては思うんですが、ホールごとの立て札とか、ヤーデージブックとか、スコアカードとか、全部やり直さなくちゃなりませんからね。
それでこんな珍しいことになっちゃったのでしょう。



いくつか写真も撮って来ましたので、ご紹介します。

まずは10番401yパー4のティーイング・グラウンドから16番ホールを横から見た写真です。
10番は、写真の右手側、16番とは逆の方向に打って行きます。

画像をクリックで拡大します。


山が空に映えてとても綺麗でしょう?(^^)

ここはドライバーはフックしましたがフェアウエーに残り、無難に14歩(約10m)の手前登りにつけてパー。



続きまして、15番181yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


この日のティーは10yほど前へ出ていたのですが、ピンが一番奥でした。谷越えの長いパー3です。

4Uで打ちましたが、ちょっとトゥ寄りで打ってしまい、距離が死んでしまってグリーン一番手前に辛うじて乗りました。
なんとも、2段グリーンの登りが35歩(約24m半)も残ったパットになってしまいました。
当然のようにアマチュアサイドに3歩(約2m)残してしまいますが(でもそれでも上出来だったと思います。)、残りのフックラインが入ってくれてラッキー・パー。

年末の好調(っていうか幸運?(笑))は続いているようです。



そしてこの写真が、私お待ちかねの16番376yパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写真に見えますとおり、ティーショットは豪快な打ち下ろしで、2打めは怒涛の急坂登りです。

左はアウト、右の岩場は運か良ければ岩に当たってフェアウエーまで出てきますが、運が悪いとそのままガラガラヘビ注意の看板がある自然保護区域にアウトです。
なんでかといいますと、同伴競技者が二人右の岩場に打ち込みまして、一人は出てきて一人はアウチでしたから、間違いないです。(笑)

ちょっとタイトで緊張しますねー。見るからにフック系の球は駄目ですし。

私は、ドライバーで会心の当たりが打てまして、写っています2つのフェアウエーバンカーのちょうど間ぐらいのベストポジションに付けました。
第2打は、3クラブぐらい大き目のクラブで奥7歩(約5m)にオン。
触るだけのパットで、5cm手前にショートでした。



これは、3番ホール豪快な打ち下ろしのパー3、188yです。

画像をクリックで拡大します。


この日のティーは少し前目でピンも手前、168yぐらいだろうとは思うものの、打ち下ろし分をどのくらい見たらよいのか・・・?

6番Iのスリークォーターぐらいかな?ってオナーで打ったら、グリーン中央付近に落ちた後、するするするーっと、ピンから遠いグリーン左奥方向に。
写真でも判りにくいと思うのですが、この2段グリーン、受けていなくって実は奥の方へ下って行っているんですよね。
クラブ選択ミスったなー。

ここで17番に続いて2度目の3パットをしてしまいました。



最後の写真は、6番ホール436yパー4です。

画像をクリックで拡大します。


写真でも白ティーがすぐ近くにありますので判りますが、実際にはこの日は418yぐらいでした。

右ドッグレッグになっていて、写真で右端の裏の辺りにグリーンがあります。
ティーショットは左の二つのフェアウエーバンカーの方へ打っていくのですが、何しろフェアウエーの右の池に向かって傾いている部分は、ラフまで綺麗に刈り込まれていて、途中で止まってくれません。池まで一直線です。

私のティーショットはまずまずだったのですが、遠い方のフェアウエーバンカーに捉まってしまいました。

そこからグリーンへは約155y。あごも低いしクリーンに打てれば乗せて行けると踏んだんですよね。甘かった。(^^;

ダフリ気味に入ってしまってショート、次打で勝負のいい位置に。・・・と思ったのもつかの間、つるつるつるつると右へ転がって行ってしまい、コトンと池に。(T_T)

ドロップして(というか転がってしまいますので結局プレースして)打った4打目はなんとか乗せたのですが、6歩(約4m)のパットがわずかにショートしてダボでした。