4/30/2010

距離のコントロールは、ライン出しの4倍大切


これは、私の敬愛するデーブ・ペルツ博士の著書「パッティング・バイブル」第8章「Speed Is More Important Than Line」のなかで述べられている金言で、今のところ私のパッティングの信条になっている命題です。
(↑いつもながらいささか大げさな表現です。(笑))


私のこのブログを始めた理由がデジタル・パットとの出逢いであることは何度も書いていますし、パッティング・カテゴリーの記事をひとつでも読んでいただいている方には、パッティングが大好きでパッティング談義も大好きで、みなさんのためになるご意見や経験談をお聞きしたりすることがとても楽しいという、私のゴルフ・ライフ・スタイルをご存知かと思います。(^^)

この場をお借りし、あらためてお礼を申し上げます。m(__)m


また、私のパッティング・カテゴリーの記事では、いろいろと内容が重複したり、反復したり、前後して繋がったり、くどい面もあったりするかと思いますが、自分自身が実践して、復習して、納得して、進めて行く形式で書いていますので、どうかご容赦ください。


ブログ記事の良いところは、記事そのものよりも、かえってコメント欄の方が内容が充実しているようなケースが数多く出てくるところでして、次の記事などはその典型的な例です。↓

過去記事:「スティンプメーターについて

コメント欄のやり取りの充実があればこそ、記事をブログ公開した甲斐があったのだなぁ、と実感いたします。


なにも激論を交わす必要もなく、ふとした何気ないコメントから内容が膨らみますね。

ホームコースの南箱根GCからの景色


Speed (距離のコントロール)が如何に大切かと言う観点では、パッティングの距離感という記事の一連に以前書きました。
(上記記事には、(続き-1)(続き-2)もあったりします。(^^;)

このときには、

>5mのパットで左右に外れるのは余程の大きく曲がるラインでない限り、+/-50cmには収まるけれども、距離が合わなくて縦に外す範囲は+/-50cmに収まらない場合も多々発生します。

という例を挙げて書いていますが、“4倍”の根拠はこれをもっと具体化したデータからでています。


ペルツ先生は、自分がゴルフをせずにプロアマ問わずいろんな人のゴルフ振りを1日中、しかも何日も何日も、観察だけして歩き詳細に記録する、ということが出来る、人間業とは思えない能力を持った超人です。

むしろ変人だと言っても過言ではありません。(笑)


だからこそ、ペルツ・データとその裏づけの説明をする仮説・理論には、どんなレッスン・プロの理論と比べても劣らない信頼性があります。


ペルツ先生によりますと、人間はどうしても「押し出してしまった」とか、「引っ掛けた」というミスは目に見えて判りやすいのでそれに囚われ、一般的なアマチュアは実に練習時間の 90%をライン出しの練習に費やしてしまうのだそうです。

スピード(打つ強さ)のコントロールに関しては、ミスの度合いが見えにくい上、曲がるラインの場合特に外したパットがスピードのミスだったと言う診断を下し難いため、間違ってヒッカケやプッシュに原因を求めてしまったりしがちなんだそうです。

例えば、12フィート(約3.6m)のパットで4インチ(約10.3cm)曲がるラインのパットをアマチュア・ゴルファーの生徒さん達に、オプティマム・スピードで打てばど真ん中から入る打ち出し方向を教えた上でパッティングしてもらってデータを取ったところ、実に外れたパットの80%はスピード・コントロールのミスに分類でき、カップ幅に収まらないほどのpush/pullで外れたパットは、(カップインしなかった)パット全体の約20%だったそうです。

この意味はつまり、ラインの読みは判っていた上で打って、尚且つ外れたパットの統計ですね。
ストロークの技術的ミスのみが抽出されていると言えると思います。

ここから、「“4倍”大切」という表現がされているのですね。


カップインした割合が書かれていないのですが、15-25%ぐらいは入ったものと予想します。
私のデジタルパットで言うせいぜい5歩強の距離のパットですが、このレベル(HDCP15-25)のアマチュアの場合は、ラインが未知だった場合には5%しか入らない距離でもあります。


実際には、ストロークの技術の前に、より正確なラインの読み、というハードルが入ってくるわけなのですが、そこには、ニワトリ-たまごみたいなお話ですが、より正確なストロークが出来ないと読みも磨かれない、という「catch-22(ジレンマ)」が発生します。



以前、「ダウンヒル・スライダー その1」と「ダウンヒル・スライダー その2」という記事をアップいたしましたが、この時にも実は非常に貴重なコメントを頂いております。



それは、yamacchiさんからの目から鱗のコメントでして、「ダウンヒル・スライダー計算」という記事でトラックバックまでしていただけました。m(__)m

そこで上がっていた図が、上のボール軌道図です。


真横のラインで、グリーン面がまったくの平面だったと仮定した時の、ボールが描くべき軌道の計算近似をした図です。
私はこの図を、携帯電話のメモリーに入れて持ち歩いています。


傾斜は2.5度、直線距離にしておおよそ5mの距離のパットについて、打ち出し角を約5度ずつ左右に振った(ミスした)場合と、スピード(打つ強さ)を、約20%ほど強い・弱い場合と、全部で9通りのボール軌道を計算して描いていただけました。

平地で打つ5mよりも強めに打つ必要があるということですね。



摩擦係数の取り方によって(つまりはグリーンの速い遅いによって)、打つ強さの大小には調整が必要ですが、描かれる軌道自体は、ほぼこれに近くなるのが現実になります。

曲りの頂点を越えた後、カップに向かってほぼ垂直に落ちつつ転がるという事実は、目から鱗でありました。

yamacchiさんはこのとき「y方向ゼロ近傍に止めたいとき、つまりカップを大きく通り過ぎない位置に止めたいとき、重要なのは打出し角であることがわかります。」と考察してくださいました。

それは事実なのですが、私は別な認識をいたしました。



こちらに貼り直した図には1-9の番号を打ってあります。

私にとって、4および6という位置は、約1mながら、依然として真横の難しいラインが残ります。
ついでに言いますと、1の位置は「人類には無理。」(笑)な悪夢のラインで、もっと駄目。

9は残るのが比較的好ましい登りのフックラインながら、物理的に一番遠いですね。

ということで強いて選ぶなら、好ましい順番に、58732の順になりましょうかね。 23の順番は微妙ですが。


で、ここで考えます。
5が理想のストロークであるのに対して、1937、は、打ち出し方向と、スピード(打つ強さ)と、ダブルパンチのミスをしているストロークですね。

せめてストロークのスピードがキチンとコントロールされていれば、多少ライン出しがズレていても、258の間に収まるということになります。
4倍大切な、距離のコントロールができていれば、比較的曲りの少ない上り下りのラインが残るというわけです。


もっと突っ込んだ見方をすれば、ラインを浅く読むならば、スピードをミスるにしてもショート目に、ラインを深く読むならば、特にスピードには気をつけてキチッと合わせる。
という風に認識しておけば、7から35の間くらいの位置に持ってくることができて、2パットで収まりやすい、ということになるんじゃないか?

そんな風に深読みするわけなんですね。
ダウンヒル・スライダーに関しては、カップインを決めに行かないスライス・ラインの方がマシだ(3パットしにくい)と以前ひゃっぽさんとのやり取りで書かせていただいたのですが、これは78の位置に残りやすい、ということに他なりません。

忘れてしまってはいけないのは、ダウンヒル・スライダーの真のエネミーは、7の仲間の、「浅く狙って強すぎる」パットで、subconsciousが修正してカップインを狙いに行ってしまった結果、もっと酷い結末を迎えるストロークなのだ、という大前提です。

つまりAiming LineからしてそもそもB側に間違っている。
(yamacchiさんが書いてくださった軌道図は、あくまでも正しいラインの読みは出来ていることが前提なんです。)


通常は、9みたいにカップの向こうを通るのではなく、7のようにカップの手前を通りつつ、9よりももっとカップから遠いところに行ってしまうのが、恐怖のダウンヒル・スライダーの3パット、4パット・コースにつながる落とし穴なのです。


オプティマム・スピードの場合のAiming Lineが判っていることが前提のyamacchiさんが書いてくださった図には、実はこの恐怖のシナリオは現れてこないのです。





4/28/2010

ウエスタン・ヒルズ (カントリー・クラブ)


ちょっと珍しいパターンで、月曜早朝ゴルフに行ってきました。

いつもよく一緒にラウンドする友人は、こういう予約をどこから取ってくるんでしょう?って感じなんですが、たったの$50と、かなりのディスカウント・ディールです。


Western Hills Country Club
http://www.golfwhcc.com/golf/proto/golfwhcc/index.htm


↑のサイトにある写真は10番ホールのグリーンですね。

なにかよくありそうな名前ですから、シンシナティやリトルロックにも同じ名前のゴルフ場があるようですが、南カリフォルニアのチノ・ヒルズというところにあるコースです。
家からは車で30分ぐらいでしょうか。

変則の(35・37の)パー72で、前半はパー3が2つにパー5がひとつだけ、後半は逆にパー5が2つにパー3がひとつだけ、と、なんか似たような距離のパー4 ばっかりの印象を受けるレイアウトです。

朝一番の、6:30amのスタートでした。
と、いいながら、ゴルフ場の門が開くのが6:30am。(x_x)

駐車場に入って靴をはきかえて、プロショップでチェックインして、練習グリーンに寄る暇もなくスタートホールへ。


プロショップに居る人も、スタッフも、通りかかったスーパーインダントの人も、朝っぱらから笑顔が全く無い、妙な感じのするコースでした。
まぁ、普段は完全プライベートのコースですから、我々に対して愛想が良かろうが悪かろうが大勢に影響ないんですけどね・・・。

なんでもこの日は、10時からWSGCAのトーナメントがあるとかで、「10時までに終われる?」って聞かれまして。
「全ー然、大丈夫。」って答えたんですが、予約受けといて今頃聞くかね?って気もしないでもありません・・・。


摩訶不思議なティー・タイムを取ってくれるこの友人、私には本当に貴重なゴルフ・バディです。(笑)

お互いに、

できるだけ行ったことないコースをラウンドしてみたい。
良いコースを割引でラウンドするのが好き。
時間は早朝、トワイライト、厭わない。
ラウンド自体は、楽しくサクサク回るのが好きで、かと言って渋滞ラウンドでも文句いわない。
スコアはともかく、プレーは速い。
時間が許すときは、多少遠くても行っちゃう。
けど、お互い小さい子が二人居て、9ホールのラウンド練習とかが基本。
速いグリーンが好き。

ってことで、ゴルフスタイルが非常に近いので、気が合って、一緒にラウンドすることが多くなっちゃうんですよね。(^^)


コースの総距離は青ティー(パー72)で 6,708y/6,746yですから、決して短いわけではありませんが、タイトな狭いホールが多い印象でした。
でも、まっすぐなレイアウトのホールがほとんどで、トリッキーではないんですね。

ウォーターハザードもあんまり無いですし、バンカーも数えるくらいたまに「うへー、入れたくなーい!」ってのがあるくらいで、全体には印象が薄いです。

ヒルズって名前に付いてるくらいですから、アップダウンや傾斜地のライは大いに予想されました。

そして、コースレート/スロープは72.8/132ですから、なかなかタフな展開も予想されます。



ちょっと面食らったんですが、一番スタートのはずが、前にメンバーさんの3サムが入ってました。

??

ビジターの我々は、乗用カートを使用しなければ駄目だ、と言われましたので、手引きカートの3人はメンバーさんに違いありません。

プレーも早かったですしね。

前に居たメンバーさんの3サムは、我々が2サムで乗用カートってことで配慮くださって、うちのお一方がトイレに行った時に我々をパスさせてくれました。
プロショップの不手際はともかくとして。(笑)



という訳で、いつものようにいくつかのホールの写真をご紹介して行こうと思うのですが、この日はあいにく朝早いうちには霧が出ていました。

これが3番ホール397yのパー4で撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


冒頭に書きましたように、慌ただしくスタートしたため、1番ホールでは写真撮ってる暇ありませんでした。(^^;
っていうか、撮ってもどうせ見えなくて似たようなモノですけどね。(^^)

このホールは見えない中、ドライバーは絶好のドライブ。
打ち下ろしでしたから2打目の残りが約120y。これをグリーンもおぼろげにあの辺?ぐらいしか判らないのにピン右の2歩(約1m半)に付けて(笑)、
バーディー・チャンス。

1番2番のグリーンは柔らかくて遅いグリーンでしたので、真っ直ぐ入れに行ったんですが、これが思いの他ぎゅぎゅっと切れてBに外しました。

この日のグリーンは、とにかく予想以上に切れて、沢山B側に外しました。



これが8番ホールのパー3、159yまで来ますとかなり見えるようになってきました。

画像をクリックで拡大します。


ティーは青と白が同じ場所になっていて、よく分かんないんですが、ちょっと前に出ていたのできっと145yぐらい? 本来の白ティーは逆にもう一段下なので。
グリーンは遙か下に打ち下ろしていて、ピンは青フラッグっぽいから、グリーン奥の方っぽい?
って、ことでジャッジして、弱いhead wind(アゲンストの風)も考慮し、7番Iで打ちました。

このショットは、距離は大体良かったんですが、ギリギリで左に外れて左のガードバンカーに。
バンカーショットは、湿っていて硬く締まった砂からけっこう上手く打てて
4歩(約3m)に付けたんですが、ひと転がり足りずにショートしてボギーでした。



次の写真は9番ホールの374yパー4の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


まだ少し霞んでますね。
ティーショットはちょっとどヒールに当たって引っ張ってしまってフェアウエー左サイド、かなり距離を残してしまいました。

ここからは軽いつま先上がりのライですから、ユーティリティーの4番で
ナチュラル・ドローがかかるのを期待して、気楽に打ってみました。
残り距離が、スプリンクラーヘッドにも書いていなくってよく分かんなかったんですが、たぶん180yぐらい?って感じでした。

このアプローチはグリーン手前、カップまで12歩(約8m半)ぐらいの花道でしたので、PWの転がしで寄せて1歩。パーでした。



後半は霧も晴れて良い天気になって来ました。
これは、13番ホール415yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ちょっと圧迫感ありますね。(笑)
右前方の、こんもりした背の低い木の上をドローで抜いていくようなボールをイメージしてセットアップしまして。
フェアウエーも左に傾いていますし。

慎重に打ちましたが、狙った軌道よりちょっと左、越えようかと思っていた背の低い木の左側を抜けて真っ直ぐ、ほんの少しだけのドローで飛んでいきました。

このホールの2打目も、つま先上がりからナチュラルドローのU4で打って、グリーンの右手前側26歩(約18m)に今度は2オンしました。
この日は遅いグリーンに合わせて、約20%増しのスピードで、30歩ぐらいの感覚で距離だけ合わせに行って、なんとか2パットに収めました。



このコースで唯一と言っていいほど印象的だったホールは、この14番のパー3、155yです。
どこかに193yの隠しフルバック・ティーがあるっぽいんですが、見渡してもどこにあるか判りませんでした。
たぶん後ろのヤブの上にどっかから行けるんでしょう。

画像をクリックで拡大します。


そして、写真を拡大してみていただいて見えますかどうか、グリーンには白の旗と青の旗が2本立っています。
青い方の旗は、じつは11番ホールの旗なのです。
11番グリーンと14番グリーンが、合体してひとつのグリーンになっているんですよね。

セントアンドリュースなんかは、もっとでっかいグリーンで、アウトとインでグリーンを2ホールが共有したりしていますが、ここは、このグリーンだけです。

実は11番のセカンドショットをグリーンちょっと手前にショートしたんですが、なんか心理的に奥のグリーンに打っちゃいけない、って気持ちが働いたような気がします。
旗がグリーン奥目の青なだけに。(^^;

トップですから、14番プレーしてる人居ないはずなんですけどね。(^_-;
頭では分かっていても、subconsciousが・・・。(笑)

14番の方は上手くティーショットが打てました。
7番アイアンがドロー目に入って、ピンの右手前10歩(約7m)にオンしました。

後半に入って、よく切れるグリーンを意識してA側に狙いを修正しては居るのですが、グリーンのスピードは遅いため、距離ぴったり目に曲がる感じを出そうとするとショートしちゃいますし、しっかり目に打つとカップ過ぎてから止まり際にギュッと曲がるし、で最後までグリーンが把握できませんでした。
ここもALに外して2歩オーバーでパー。



最後は、10番のグリーン脇にある池を横切ってティーショットを打っていく
18番ホール、400yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


まぁ写真でもご覧いただけますとおり、池越えって言うほどの影響はありません。

・・・のはずが、友人はトップして目の前のブッシュのちょっと高くなってるところに激突、左にキックして池にはめちゃいましたけれどもね。(笑)
この日は、トップが多発して彼らしからぬプレーをしていました。

正面の、こんもりした低い木の右上をドローで抜けて行くドライブ軌道をイメージして(←この辺り、trimetalさんからのありがたいアドバイスを忠実に実行しています。(^^))、むんっ!って振りましたら、ドローせずに真っ直ぐ行きましたが、まぁいい当たりでしたしフェアウエーは左に傾いていますし、悪くないティーショットになりました。

残りは、またまたよく分からないけど140yと読んで、8番アイアンで打っていきました。
つま先上がりですけど、思ったほどドローせず、奥の青フラッグのピンに対してグリーン右のガードバンカーよりも向こう側のグリーン右サイドに外しました。

クラブ選択はよかったみたい。

20歩(約14m)ぐらいの距離ですが、PWの転がしで寄せて、2歩を無事カップインしてパーでホールアウト。


結局9時20分にはラウンドを終えていました。
(会社には遅刻を申請しておいて10時半までには出勤。)

前半は、タイトなホールのいくつかで木の枝が邪魔して2打目でグリーンを狙えないケースが発生しましたが、このところ基本的には、コルレオーネXさんに教えていただきました、4 Yards More ゴルフ・ティーっていう商品が、私のドライバー・ショットの安定化に非常によい影響を与えてくれていまして、基本的にはとても安定してきています。

こういうコースでティーショットをするには、心強い小道具です。(^^)


全体の印象としては、バミューダ芝のラフがちょっと厄介な感じで、コース自体は狭いような印象でいて広いところもかなりある感じでした。

印象深い景色やハザードのホールはあまりなく、まっすぐなパー4が並んでいる感じで、何度もチャレンジしたいという気にはあまりならないコースでした。
友人も同じ印象だったそうです。

メンバーの方々、いつもここでラウンドなさっているんですよねぇ・・・?




***

追記:

以前、Eagle Eyes サングラスっていうサングラスをご紹介しましたが、こういった霧の中でも肉眼より遥かに見えやすいことが分かりました。

友人が、「お前、なんで全然見えないのにグリーンに乗せられるんだぜ?!」って私に聞いてきたんですが、「ん?」と思ってEagle Eyesサングラスを外してみますと、肉眼では白くなってしまってまったく何も見えませんでした。

かけているとね、かすかにですがバンカーや左右の木とかが、うっすらですが見えてたんです。

ちょっと驚異的でした。(^_-)


ノリさん、これ↑、マジです。(^^))



4/26/2010

インダストリー・ヒルズ(アイク) の2


ここは以前にもご紹介しました。

インダストリー・ヒルズ (アイゼンハワー・コース)の、ディスカウント・ディールが出ていたので、友人とともにGo!


Industry Hills Golf Club at Pacific Palms (Isenhower Course)
http://www.ihgolfclub.com/ike.htm


USオープンの予選会場になったり、LPGAのツアーが開催されたり、いつもコンディションもいいですし、チャレンジングなコースです。


ただし、私にとってインダストリー・ヒルズは、長い方のアイゼンハワー、短くてトリッキーなベーブ・ザハリスの両コース共に90オーバーのスコアを出している苦手コースなのです。

理由はよく分からないのですが以前回った時の印象では、フェアウエーとグリーンの下の土が硬くて、おまけに傾斜地が多くて、思わぬショットが飛び出てしまうために大叩きホールが発生する、って感じでしたでしょうか?

前回は1番ホールと9番ホールでクァドルプル・ボギー、クィンチュープル・ボギーを叩くという失態を演じていますので(^^;、自分のブログ記事をよく読み返しておいて、叩いたホールをマークする方針で望みます。


この日は、風速18mph(←約8m/sぐらい)というかなり強めの風がびゅーびゅー吹き、南カリフォルニアにしてはかなり冷え込みました。

当日一緒にラウンドすることになった方々との兼ね合いもあって、白ティーと青ティーとをまぜこぜにしてのラウンドになりました。(スコアは白ティーで記入します。)



前回の記事では、


派手な打ち下ろしの、4番ホールの451yパー4。

画像をクリックで拡大します。


とか、


長いパー5の、18番627y (黒のチャンピオンティーからだと、652y)。

画像をクリックで拡大します。


とかの写真をご紹介しましたので、


今回は、別なホールの写真をご紹介しようとおもいます。



まずは、豪快な打ち降ろしで景色のいい2番ホール。
366yの短いパー4ですが、グリーンの手前には大きな池がしつらえてあり、風の中をアプローチの打ちやすい方向・距離が残るように右真下にあるフェアウエーに上手く落とせるか否かがカギになります。

画像をクリックで拡大します。


ですが実はこのホール、白ティーからですと321yで、私のドライバーでもなんとかグリーンに届くんです。

そういう訳で、ニヤニヤしながらドライバーを抜く私。(笑)
一緒に行った友人も、「んじゃ俺も。」ってなことで、彼の新兵器の5Wを戻してドライバーを手に。(笑)


かなりいいドライブを打ったんですけどねー、少ーしトゥ寄りに真芯を外したショットはドロー気味に飛んで、写真に矢印を入れた土手のところギリギリに池ポチャしました。(x_x)
友人の方は、芯を喰わなくて池中央の右手前寄りにポチャン。

「グリーン手前の池に打ち込むならパー5なら2打目で。」というのが私のゴルフ信条のひとつなんです。(←またもや大げさ。)

刻んでレイ・アップした後に池に入れるのがサイアクで、ぎりぎりでも届く可能性があるなら思い切って挑戦し(楽しいですしね)、次打はホールから最後に横切った地点を結んで後方、自分の好きな距離まで下がって打てますから、まだ up & down(寄せワン)でパーを取れる可能性が残りますからね。
ドロップなら、気をつければディボット跡にもたぶん入らないで済みます。

で、風も踏まえて70yにするか40yにするか悩んだ末、40yにドロップ。
上手くピン右3歩(約2m)ぐらいのところに打ったんですが、右手前のスロープを転がって戻って来てしまい10歩(約7m)も残って、2パットのボギーでした。(^^;



次は7番ホールのパー4なんですが、443yもあるのに、こんなにドッグレッグなんです。

画像をクリックで拡大します。


正面、左のバンカーからググーっと左に曲がって、写真の画面左端の外にでる辺りの先の方にグリーンがあります。

ここはやはり、左バンカーの向こう側の木のさらに向こう側を左に曲がって行くドローボールが打ちたいところですよね。
写真中央正面の左右のバンカーの間のフェアウエーに打ったのでは、残りが240-250yも残ってしまいますので。

そう思って、ちょっとフックのセットアップをして打ったドライブは、
・・・あろうことか低いフックになって左のバンカーの真上を左に抜けていきました。(x_x)

そういう訳で2打目は8番Iでフェアウエーに戻してレイアップ。
3打目は、180y残っていまして乗らず、グリーン左のバンカーを避けてグリーン右側手前の花道に持って行きました。
ピン位置もグリーン手前で約10歩(7m)の距離でしたが、PWの転がるチップショット(D-Chop)で上手くタップインにつけまして、これもボギー。



このコースには、今は使われていないケーブルカーの名残があります。

この写真がそうなんですが、非常に景色のいい急斜面で、見えていいるのは9番ホールの129yパー3です。

画像をクリックで拡大します。


写真だと判りにくいのですが、このホール自体もかなりの登り傾斜になっていまして、この日はピンが奥だったのと、head wind (向かい風)だったこともあり、165yぐらいう打つつもりで5番Iを選択しました。
前回のラウンドで距離を読み間違い、手前バンカーに突っ込んで大叩きした教訓が活かされています。(^^)

非常にいい感じに打ててドロー気味に行ったんですが、それでもまだカップの右手前9歩(約6m半)でしたので、大きいかな?と思ってたんですが、距離のジャッジは良かったみたいです。

このパットは、思ったよりもグンと曲がって入らないどころか横に80cm程も外れてしまいました。
距離だけでも合わせてあって、良かったです。



次の写真で今回は最後ですが、15番のパー3、156yです。
ここは白ティーの137yでプレーしました。

画像をクリックで拡大します。


ピンの位置は、グリーンの一番遠いところ、右の奥でした。

新しく仕入れたGPSで距離を推定してみますと、+20yぐらいする計算になりそう。
でかくて斜めに長いグリーンなんですよね。
おまけにかなり強い風が右から左へ向かい風です。

打ち降ろしているのを差っ引いても、白からでも160yは打つような感じかな、とジャッジしました。

4番Iでノックダウン・ショットも考えたんですが、このピン位置の場合は手前がバンカーになっていますから上から行きたいとの思惑で、6番Iのフルショットで望みました。

ピンに向かって真っ直ぐ打てたんですが、右から左手前へ、戻る、戻る。
2段グリーンの遥か下、26歩(約18m)も残ってしまいました。
もっとも、一緒になった方の一人はもっと左手前、残り100フィート(約30.3m)ぐらいのパットを残していました。

とにかく距離を合わせようとしてしっかり打ったラグ・パットは、まぁまぁいい距離感だったんですが、思ったように左へは曲がらず真っ直ぐに行って、3歩(約2m)を残しましたが、このパーパットはよく入ってくれました。


やはり、風の強い日は難しいですが、楽しいです。
40-50mphも吹くとゴルフになりませんが。

4/23/2010

タイガーはなぜドライバーが打てていないのか?


ゴルフ・マガジン誌に出ていたんですが、この記事は、ある意味画期的だと思います。

いままで、タイガーのストローク・メカニズムに欠点を指摘したこういう記事というのは、ほとんど見られませんでした。
本人が、スイング改造を行った時に、それを肯定する形で以前のスイングの欠点を解説したものは何度も目にしていますが。


ブレイディ・リッグズという、レッスン・プロの人が書いたものですが、今タイガーが直そうとしてコーチのハンク・ヘイニーと取り組んでいるスイングは、事態を悪化させている、とまで言い切っています。



(確かに最近ドライバーは不調に見えます。)


元記事: 「Why Tiger Can’t Drive?」


私は必ずしもこの記事の内容がすべて正しいと思うわけではありませんが、これもタイガーの「sext スキャンダル」以降、周りの人達の反応が変わって来たことの現れのひとつかなー、と思わないでもありません。


なにはともあれ、技術的に気になる内容ですね。

記事の全訳はしませんが、どういうことなのか述べている部分を抜粋して紹介してみるとともに、私が思ったことも書き留めておこうと思います。



On Sunday at the Masters, Woods had another bad driving day, the kind that has plagued him for years. If you listen to his comments, you keep hear him saying the same thing: "I'm stuck, I'm stuck." (Also, "Tiger
Woods, you suck!")

日曜日のマスターズ最終日、ウッズはここ数年悩まされている症状でまたもやドライバーの調子が悪かった。 本人のコメントをよく聞くと、「 I’m stuck. I’m stuck. (詰まった、詰まった。)」と、いつも同じことを言っているのが聞こえます。
(また、「Tiger Woods, you suck! (タイガー・ウッズ、最低だ!)」とも。)


注: ↑ここのところは、stuckとsuckで韻を踏んで洒落てるんですね。


What he means by "stuck" is that the club is too far behind him as he is coming into impact. With his practice swings before and after he hits the driver, he continues to exaggerate getting the club more out in front of his body on the downswing. He is convinced that being "stuck" is the reason he is so erratic with the driver.

タイガーが、“stuck”と表現しているのは、インパクトを迎えるときにクラブがかなり大きく遅れて来る、という意味です。 ドライバーを打つ前と後の練習スイングでは、タイガーはダウンスイングでクラブを体の前もっとアウト側に持ってこようとし続け、余計に事態を悪化させています。 タイガー自身が、ドライバーが安定しないのは“stuck”してしまうことが原因だと納得してしまっているのです。


これほどまでにゴルフに対してsmart(頭のいい)なプレイヤーが、間違ったことを練習し続けているのはゴルフの7不思議のひとつだと言ってますね。

これほどまでに才能があり、運動神経もよく、人一倍練習するプレイヤーが、いつまでもドライバーをコントール出来ないでいるのは、“being stuck”してしまうことが原因ではないからだ、と断定しています。
もしそうなら、今頃はもうとっくに直っているはずじゃないか、と。


ウッズはこれまでずっと、インパクトでクラブを積極的にリリースするプレイヤーだったのに、ハンク・ヘイニーと組む様になって、クラブと腕と体を一体化して動かすスイングに取り組んでいることが、タイガー自身の自然の本能的な動きであるアグレッシブにターゲットに向けてクラブをリリースし、クラブが体を追い越す本来のスイングを妨げてしまっているのだ、と解説しています。


When he tries to get "unstuck," he is prone to two mistakes. First, the club gets too far out in front of his body, so when he releases normally he hits an enormous pull like he did on the first hole at the Masters on Sunday. The other miss happens when the club is excessively steep coming down: his body gets too far out in front of the club, and he blows it way right like he did on No. 11.

今のスイングのままで、タイガーが“unstuck” しようとすると、2種類のミスが発生してしまいます。 第1に、クラブが身体の前アウトに出すぎるとマスターズ最終日の1番で打ったような大ヒッカケが出てしまいます。 逆にクラブがダウンでスティープ(急勾配)過ぎて降りてくると、タイガーの体はクラブの前はるかアウト側に行ってしまうため、11番で打ったような大きく右に外してしまうミスが出ます。


私は、スイング理論に強くありませんので、his body gets too far out in front of the clubっていう部分がいまいちよく理解出来ていないので申し訳ありません。
・・・ということで、訳した上で原文を載せてます。スミマセン。(^^;



タイガーほどの才能溢れたプレイヤーが、13番で見せたようなdrop-kick sky ballみたいなショットを打ってしまうのはなぜ?
10年前に見せていた、3Wやロングアイアンでのスティンガー・ショットはどこへ行ってしまったの?
あれはカリーム・アブドゥール・ジャバーのスカイ・フック以来の素晴らしく有効な武器だったのに。

でも、いまハンク・ヘイニーと取り組んでいるスイングでは打てないのだ、と解説されています。


97年のマスターズでタイガーが見せていたように、ダウンスイングの初期にはクラブを後ろに残して体を先行させ、ややインサイドからボールにアタックをかけるような感じでインパクトにかけてクラブを完全にリリースするスイングこそが、タイガーの本能に沿っている。

・・・っていうことらしいです。



この記事の最後には、チッピング・ショットのことにも触れられています。

今年のマスターズでは、新グルーヴ・ルールが適用されていますから、フィル・ミケルソンやアンソニー・キムは、いわゆるフロップ・ショットと呼ばれる柔らかく高くボールを上げて、スピンではなく高さでボールを止める打ち方を多用してカップを攻めてきました。

しかし(ツアーでも一番にウエッジのスピンをコントロールするのが上手かったはずの天才プレイヤー)タイガーは、5ヶ月のブランクに加え、ウエッジの新グルーヴの影響でチップ・ショットを制御するのに苦しんでいたことも、興味深かった。 として結んでいます。


(原文をちゃんと全部訳さないでこういうこと言うのもなんですが、) この記事の内容については賛否両論があると思います。

(逆に言うと、あれほどドライバーに苦しみ、チップ・ショットに悩まされつつも、5ヶ月のブランクを克服しつつマスターズを4位の成績で上がってしまうのですから、やはりタイガーだ、という内容もちゃんと書かれています。)


私の場合は、読んで妙に納得しましたのです。




タイガー自身ももちろん、ハンク・ヘイニー・コーチも、この記事を書いているレッスンプロよりもずっとよくゴルフのことを知っているはずですし、権威もありますから、こういう記事を書くには、かなりの英断&勇気が必要ですよね。

まして私の意見は、微塵ほどの影響力もありませんので、続きを見るの方に書いておきます。(笑)


スイング論はともかく、私は以前から気になっていたことがありました。

タイガーが、タイトリストの975Dのプロトタイプのドライバーを使っていた頃、もっとドライバー・ショットに迫力があったし、いざという時の飛距離にも誰をも寄せ付けない凄みがありましたよね。


このころのドライバーは260ccとかの大きさで、現在の460ccのドライバーに比べると総じて重心距離が短く、慣性モーメントが小さいものでした。

重心距離だけをとってみますと、パーシモンのドライバーに近い数値じゃなかったかと思います。
スイングの正確なトッププロにとっては操作性が良い(私などにとっては曲がりやすい)ドライバーでした。


記事中にも解説されていますが、インパクトにかけてクラブヘッドがボールに向けてシャローに入ってくると、わずかにクラブフェースが開いて入ることになり、ややインサイドからアタックをかけ一気にリリースする打ち方ができます。

そういった打ち方には、操作性の高いドライバーの方が向いていると思うんですよね。


タイガーは年齢の割にはゴルフ歴がとても長く、基本のスイングはパーシモンで身に付けているはずですからね。


そういう意味では、ハンク・ヘイニーのスイング論というよりも、道具に合わせた自分の変化をしよう。
最新のテクノロジーに合わせて自分も進化しよう、というタイガーの取り組みなのだろうと、私は勝手に解釈しています。

今年新しく出て既にいろいろなツアーで7勝を上げている新しいFT-Tourドライバーは、重心距離がパーシモン並に短く、ヘッド容積も小さめに出来ています。

ナイキでも、こういう感じのドライバーを作ってタイガーに供給してくれたらなぁ。
・・・などと勝手に妄想していたんですが、今回の記事を読んで、あながち当たらずしも遠からずじゃないかな? なんて思った次第です。


4/20/2010

14本のセットアップ


お友達のひゃっぽさんの、この記事→「新セッティング」 でやり取りさせていただいて、しばし考えました。


私は普段15本バッグに入れて(9ホールとかの)練習ラウンドには行きます。

いざ、トーナメント(←英語のTournamentは、日本式に言うとコンペなんかも含みます。)でラウンドするときはコースに合わせて14本選ぶ、って格好になるんですが、大概の場合は、一番好きなクラブの4番Iを抜きます。

なんだそれ?(笑)



・・・、と自分でも思う。(^^;



で、今ちょっとセッティング変更を考えているんですが、

まず第1候補は、余程のバンカーor池など越えでピンまでが近いから上げて止めたいときなんかの非常事態のみで普段ほとんど使わないし、たまに使うとミス・ショットをしがちな58度のウエッジを抜いちゃおっかな。
っていう案ですね。


次に使わないクラブは・・・、
って、見ていきますと、・・・頻度ならびに重要度が少なく感じるのは、7番アイアン。
次いで5番かな?(さすがに4番抜いてるときは5番欲しいですけど。)

でもねー、7番Iだけ抜けてるの、変ですよね。
日本みたいにキャディさんが付いてくださるラウンドが多いわけではありませんから(「あれ?無くなっちゃった?」って混乱を招くわけでもないですし)、本人が良きゃぁいいんでしょうけど、自分でも抜いたの忘れて捜しちゃうかも知んないし。(笑)


おいおい、長い方の、当たりが良くなけりゃ大して変わんないFWとUTの辺り1本減らせないの?
って言うのが、第3候補ですけど、バックティーでラウンドすることがほとんどなので、この辺のクラブが充実していて欲しいんですよね。


ちなみに7番Iの使用頻度が高くないのは、単純に私が偶数番手が好きだからです。(笑)
迷ったら、6番アイアンを選んでたり、逆に8番アイアンを手にしたり。
ここは7番で打ちたい!って距離はもちろんありますが、6Iの軽めのスイングで打つとか、5Iのノックダウン・ショットで打つとかで代用できちゃいますからね。



ちょっと、大体の距離を書き出してみます。

DR:230-250y
3W:210-230y
2U:200-220y
4U:170-200y
4I:170-180y
5I:160-170y
6I:150-160y
7I:140-150y
8I:130-140y
9I:120-130y
PW:100-120y
50GW:80-100y
54SW:~60-80y
58LW:50-60y



ここで判るのは、ドライバーから4Uまでは、ほぼ20y刻みになっていて、
さらに、PW以下58度のLWまでのところもほぼ20y刻みになっているのに、
4I-PWまでが10y刻みなんですよね。


と、いうことは、4, 6, 8Iと無くても、もしくは5, 7Iが無くて間が飛んでるハーフセットでも、大して困らない、ってことになりますか。(x_x;


とはいえ、この辺りの100y~170yぐらいの距離が、GIR(パーオン)率にとっては重要な距離になって来ますので、クラブを選んだら軽めに打ったり強めに打ったりってことを“考えず”に、「nice & smooth」だけを考えてズバッと打つ、っていうのが私のゴルフ信条です(←いささか大げさです(笑))ので、この辺りのアイアンの充実は助けにこそなれ、邪魔にはなりません。

関連記事→ 「In between clubs (番手と番手の間の距離を打つ。)


逆に、180yから上の距離って言うのは、ちゃんと打てなけりゃ結局大して変わんないじゃん?っていう距離なので、多少クラブを間引いてもグリーン周辺にさえ行っていれば御の字なわけで、1本ぐらい無くってもスコアへの影響は少ないかも知れないのですが、

私ぐらいの飛距離でバックティーが中心ですと、180yから上の距離は、“腕で距離を打ち分けるのは困難”ですから、距離だけでなく、ライや風、傾斜でクラブを選んで、あとはクラブ任せで打って行きたいので、まぁ
3-4本は必要になって来ちゃうんです。

ということは、2Uと4Uを統合して3Uっていうのは、白ティー中心の距離の短いラウンドじゃないと、できません。
偶数のが好きですしね。(笑)



んー、ごちゃごちゃ書いてみましたけど、4Iを戻して、58度のLWを抜くのが良さそうかな。
54のSWを開いて打てば足りますしね。
そもそも58を引っ張り出す時点で、マネージメント失敗のピンチな訳ですしね。(^^;


4Uと4Iってのは、距離がダブっているようで、実は弾道がまるで違います。
ホントは3Iも欲しいんですけど。

あまりにもユーティリティーがフェアウエーバンカーを含めたあらゆるライで打ちやすいので、2番アイアンさん、3番アイアンがラインナップに入ることは今後も当分無いと思われます。


~~~


それはそうと、中身詰めすぎのキャロウエイのスタンド・バッグの一番大きいポケットのファスナーが壊れて閉まらなくなってしまいまして、新しいバッグを購入しました。(^^)

けっこう好きな、OGIOのバッグです。
お気に入りなキャロウエイのFTドライバー配色。(^^)

入り切らないもの少し出しまして、ほんのちょっと軽くなりました。
(でもすでにパンパン。まだ激重ですけど。(笑))





4/18/2010

オーガスタ13番ホール、フィルの第2打


まぁ言わずと知れた、今回のマスターズのベスト・ショットと言われている
フィル・ミケルソンのスーパー・ショットをちょっと振り返ります。



今回のマスターズでのミケルソンのプレー振り、3日目、13-15番でイーグル、イーグル、バーディー(しかもあわや3連続イーグル)という猛チャージを成し遂げ、そのまま押し切った感じの凄い勝利だったと思います。

そして、上の写真の、最終日の13番ホール、パー5でのこのショット。



いやー、すごいです。
あんなところから、カップからわずか4フィート弱に付けていますもんね。



フィルのスーパーショットに付いては、2002年ベスペイジ・ブラック・コースでのUSオープンのときの(知られざる)信じられないスーパーショットのことを、「史上最高のパー・プレイ・・かも?」っていう記事で取り上げました。

やっぱり、こういう人間業とは思えない凄いショットにはゾクゾクきますね。


この記事に、本人の弁が載っています。

(最終日のプレーについて、)
"One of the things I've been saying this week is that I am very relaxed here at Augusta National because you don't have to be perfect," he said. "I've hit a lot of great shots and driven the ball very well, but I made some bad swings on 9, 10 and 11 and was able to salvage par."
(「今週僕がずっと言ってることのひとつに、ここオーガスタ・ナショナルではすべて完璧である必要がないから僕はとてもリラックス出来るんだ。」とミケルソンは言いました。「たくさんのいいショットが打てたし、ボールもよく飛んでたんだけど、9番、10番と11番ではいくつか悪いスイングもやっちゃって、でもパーが拾えた。」)

注: これは、オーガスタにはラフらしいラフが無いので、どこからでもリカバリーショットが打てる、ってことを踏まえて発言しています。


(13番のショットについて、)
"I was going to have to go through that gap if I laid up or went for the green," he said afterward. With that reasoning, he went for it.
(「レイアップするにしても、グリーンを狙うにしても、どの道あの木の間を行かなくちゃならなかったからね、」とミケルソンは後から言いました。
そういう理由があって、グリーンを狙ったのだ、と。


"He said, 'Listen, it's a 6-iron. Just let me execute it,'"
said Jim MacKay, Mickelson's caddie.
(ミケルソンのキャディー、ジム・マッケイによれば、「フィルがね、『いいか、単なる6番アイアンじゃないか。いかせてくれ。』」って言ったんだ。

この時点では、1打差でトップに立っていましたよね。
ジム・マッケイは、レイアップするように強く奨めたんだそうです。

まぁ、そりぁそうですよ。
この2打目をレイアップしても、3打目は9番I以下ウエッジとかの距離ですし、まだ十分にパーもバーディーも狙えます。

結果的には、この4フィートも無いイーグル・パットを外してバーディーにしているんですから、フィルらしいといえばらしいプレーです。


でもレイアップ・ショットじゃぁ、歴史に残るショットになんないですからね。
我々観る方は、チャレンジして欲しいです。




そうなると思い出されるのが、2006年にウイングド・フットで行われた
USオープンです。

前年にPGA(全米プロ)を勝ち、春のマスターズも制して迎えた、フィルにとってはメジャー3連勝のかかったUSオープン。

ゴルフ内容としてはとても好調で、今年よりも充実していたと思うんですよね。



4日目の17番まで終えて+4、先に上がっていたオグリビーに1打差のトップで最終ホールに来ます。
18番は、450yの長いパー4で、登りの左ドッグレッグです。

282y先にあるフェアウエー・バンカーに入れないように、3Wでティーショットを打つプロもたくさん居ましたが、フィルはここでドライバーを選択。
大きく左へ曲げてしまい、テントの屋根に当たってギャラリーに踏み固められたラフに落ちます。

そこからの2打目を、フェアウエーに戻すのではなく、グリーンとの間に立ちはだかる木を大きなスライスで迂回させてグリーンを狙いました。

このショットは曲りが大きすぎ、木に当たって50yも進みませんでした。

3打目も、3番アイアンで大きなスライスを打って木を迂回しグリーンを狙うショットを選択。
このショットも曲がり過ぎて、グリーン左のバンカーに突っ込んでしまいます。

バンカーからも寄らず、2パットのダブル・ボギーにしてしまい、プレーオフの権利さえも失って、手中の勝利を逃してしまった、という顛末はみなさんもご記憶かと思います。


この時の会見で、

"I still am in shock that I did that. I just can't believe I did that.
I am such an idiot."
(「あんなことをしてしまって、いまだにショックだ。あんなことしたなんて信じられないよ。僕はなんて馬鹿なんだろう。」

って、言っていた場面、忘れられませんよね。


で、あの時に、3回も繰り返して言った、「I can't believe I did that.」の
「that」は、

a) ドライバーでティーショットをしたこと
b) 2打目で無理にグリーンを狙いに行ったこと(多分4Wでしょうか?)
c) 3打目もさらにグリーンを狙いに行ったこと(3番I。)
d) かなり目玉気味のバンカーから、サンドセーブを失敗したこと

のうち、一体どれを指しているんだろう?
って言う疑問を、私はずーっと思っていたんです。


a) については、あの日のセットアップではウエッジを4本入れる都合で3Wを入れていなかったため、4Wしか無かった、という説明をしていて、TVの解説のドライバーで行くべきでは無かった、という意見は意に介していないような感じです。

流石に b) かなー?って思ってたんですが、今年のマスターズのこの記事の冒頭のショットを見るに、どうも b) では無さそうだ、という気がしてきました。
本人も、(レフティーのフィルが、)何度も何度も(左曲がりのホールの多い)オーガスタで使う、little bread-and-butter carve slice (打ち慣れてるちょっとしたインテンショナル・スライス)だって言ってるんですよね。

どうやら、b) かc) であれば、むしろ曲げ具合をミスったことを、
若しくはd) を指して、「that」と言ってたんじゃないかと思い始めました。

「I am such an idiot. (僕はなんて馬鹿なんだろう。)」と言うコメントからは、マネージメント面のミスを指しているのであって、技術的な選択した
ショットの成否を言っているのでは無いと思っていたんですが。



2004、2006、2010年と、これで3回マスターズに勝利したフィル・ミケルソン。
2004、2006年のUSオープンは、いずれも2位に終わっています。

成功すれば伝説のスーパー・ショット、失敗してしまうとただの馬鹿。
まさにミケルソンの魅力ですね。

今年もまた、USオープンは誰かに破れてしまう気がしてなりません。(笑)


4/16/2010

ジェリー・ライス、ツアーに挑戦


元NFLサンフランシスコ49ers伝説の名ワイドレシーバー、ジェリー・ライスが今週のネイションワイド・ツアーに、スポンサー招待で挑戦する、という
話題です。



現役時代から、フットボールの練習の日、朝4時起きでゴルフしてから
フットボールの練習、終わった後またゴルフ場へ打ちに行く、って感じで
シーズン中もやっていたそうです。

トーナメントのプロ・アマにも度々出場していました。
プロ・アマでのベストスコアは68だそうです。

NFLには昨年のUSオープンチャレンジに出場したベン・ロスリスバーガーや、一昨年のUSオープンチャレンジに出場したトニー・ロモなど、プロ・アスリートですからゴルフ猛者も少なくありませんが、やはりジェリー・ライスが一番ゴルフ上手いんじゃないでしょうか。


この人は、ABCで人気のDancing with the Stars のシーズン2に出て 2位まで勝ち残ったりしていますし、すごく器用なんですね。



ずば抜けて人柄が良いことでも有名です。

今年、NFLの殿堂入り候補に挙がっているのですが、殿堂入りは120%
間違いありません。


これが記事です。↓

Jerry Rice hopes to catch on in professional golf


出場するのは、サンフランシスコにある、TPC Stonebrae Country Club (パー71、7,188ヤード)で今週行われる、Fresh Express Classicです。


よく言われるんですが、普段のラウンドでアンダー・パーで回るトップアマであっても、プロのトーナメントで良いスコアで回ってくるというのは、全くもって勝手が違うそうですね。

ジェリー・ライスの目標は、2日間で予選通過をすること、だそうです。


一体どうなりますか、注目してみたいと思います。(^^)







***

追記:

今日、1日目を終えた時点で、+12オーバーの153位タイ。
やはり予選通過は、・・・かなり厳しい情勢ですね。

(ちなみにトップは-8アンダーです。)

ツアー・プロって言うのは、やっぱりすごいや。(x_x;


***


2日目は76でラウンドし、151位タイで2日間の予選を終えました。

やはり慣れもあるのでしょうかね?
初日に76でラウンド出来ていたら、もう少しワクワクしたんですが。

次があるかどうか判りませんが、あれば楽しみにしたいと思います。



4/15/2010

タイトリスト 690.MB の 2I


「タイガー、ナイキの新CMが物議」の記事に追記しました。

(アールさんの台詞の出処です。)

興味のある方には、ご参考までに。m(__)m


***


さて突然ですが、もーのすごく久しぶりにeBayで「By it now」以外のオークションでの買い物をしました。

基本的には、私はeBayでは買い物をしません。
手に取ってみたいですし、トラブルも嫌ですし、鑑定眼があるとも思ってませんし。(^^;

ときどき、レア物のマクドナルドのおまけで子どもが入手できなかったやつとか(笑)、品番さえ判っていれば買うのに問題ない部品とか、安価なプリンターのインクとか携帯の電池とか、そんなのは買いますけどね。

クリックで拡大します。


ちなみにこれは、690MBではなくて690・MBという、間にドットの入った2005年以降に出た方のクラブで、690MBとは微妙にスペックが違います。
シャフトは、DGのS300。 米国スペックの定番ですね。


日本ロングアイアニスト協会の、ファルコンさんの啓蒙運動が次第にGDOブログ内にも浸透しつつあることもあり、
(えーっと、ちなみに私は男子5級以下が無いということで資格を有しません。(^^;)

また、「100を切ったその後で・・・・気ままにゴルフブログ」という謙抑なブログ名のまま、最近3Iとか2Iとかを練習なさってるかと思ったら初めて出場なさったオープン・コンペで自己ベストの82を叩き出すという快挙を達成されたMR-Gさんのブログでも刺激されていたせいか(笑)、

美しい2番I がeBayで出ていたので気の迷いで入札してみたら、落札しちゃったのです。(笑)


今のX-Tourというアイアンセットはむちゃくちゃ気に入っているのですが、実は6番Iのフェース部分と8番Iのリーディングエッジ部分に(ボールと一緒に)小石を打った打痕が付いちゃってるんですよね。

両方ともスイートスポットではありませんので急いではいませんが、近い将来の買い替えも視野に入れています。


で、どうせ買うならまだ2014年には早いけど、新グルーブルール適合にしようかしら?と思うわけです。
本来なら、すごい安くなっている程度の良いX-Tourをもう一セット買うところですが、2015年以降使えないんじゃ面白くありませんから。



R&Aのインターナショナル・データベース上で適合機種をざーっと眺めてみて、「欲しいな。」と思ったのは、Titleistの710 AP2っていうやつと、690.MBでした。

でも、見た目だけでは判らないので打ってみたい。
いつもゴルフ用品を買うショップなら、買って使ってみて合わなければ返せますが、AP2は在庫があるけど690.MBはなかなかお目にかかりません。

まぁ、急いで買い換えるつもりは毛頭ありませんので、他にもいろいろ見てみよう、って思ってますけど。

でも、変にストロング・ロフトのセットとかに換えると飛距離とかが訳分んなくなっちゃいそうですし、いまのX-Tourを買うときにX-20 Tourをまず購入してみたけど上手くいかなかった経験からグースのあるクラブは私には駄目だって思ってまして、選択肢は限られてきます。



遼くんはときどき2番Iをバッグに入れるセッティングを使うみたいですけど、米国ではもはやタイガーでさえも2番I はセッティングに入れてませんから、eBayでも全然人気がないみたいです。

eBayで見て、試しに$50上限で入札しておいたら、1bidだけしか入らず、結局$15で落札できてしまいました。

まぁ、このクラブが打ちやすかったら、3I-PWも真剣に探そうかな、という感じで考えてます。



で、届きましたので、ドライビング・レンジに持っていって打ってみました。
練習場ボールを40球ほど出しまして、2番I の1本だけ持って。(笑)



打ってみた感じ、昔のブレード・アイアンよりはずいぶん打ちやすく出来てますね。(^^)
ちょっと感動。(笑)


芝の状態のいいところに置いて打てば、けっこう使えそうな感じです。
もちろんミスは出ますけど、例えばトップに入っちゃったときはボールが全く上がらず地を這う打球で飛んでいくこともありますが、距離を失うくらいで真っ直ぐには行きますし、元々200yの難しいアプローチ・ショットを考えてるなら痛手は小さいです。

全体にボールが低く出ますから、風の影響も受けにくいですし。

しかしながら練習レンジの下の土はなんだかとてもとても硬いので、ほんの少しでもボールが芝に沈んでいると途端に打ちにくいです。

出るミスで痛いのは、フック・ボールかな。

2番Iですから、上のボールにセットした写真でもうかがえるとおり、しっかり打たなくちゃボールが上がってくれませんから20球も続けて打ってるとすぐに疲れてきちゃって(←駄目じゃん。)、曲げ始めちゃいますね。(^^;
私のヘッドスピードですと、少々芝に沈み気味のところをボールの先のターフを取って、ドーンっと打っていくにはパワーが足りません。 芝の下の地面がカチカチだとさらに無理。

最後の方10球ぐらいを薄く4mmぐらいティーアップして打ってみましたら、これは気持ちイイですね。

このクラブの4番I~PWは打ちやすいだろうなぁ、と思った次第です。


でも、依然として実際のラウンドを考えた場合は、私は2番IよりもU4とかU2の方でセッティングします。
あらゆるライへの対応の範囲が広くなりますから。



でね、程度のいい690・MBを探すくらいなら、新しいモデルのAP2の方が安く手に入るかも知れません。
知らなかったんですけど、タイトリストの690・MBは、こちらではものすごく人気が高いみたいですね。

AP2は、ネットのディスカウントの小売だと新品でも$350とかで買えちゃうんですもん。(←ニセモノ?)そう判ってくると今度は、敢えて690・MBの方が欲しくなっちゃう。(笑)
2番Iもすでにありますしね。


でもまだ当分買い換えないと思います。


(どなたか、AP2のバックフェースのTitleistってロゴのところが黒地のモノと白(銀?)地のモノがあるみたいですが、もし違いをご存じの方いらっしゃいましたら教えて下さい。m(__)m)



4/12/2010

携帯アプリのゴルフ用GPS


先日の、ブラックベリーっていう記事の後半で、無料のSwing by Swing (Free Golf GPS Range Finder)っていうアプリケーションをついでにインストールしてみたことを書きましたが、

ポータブルGPSを使ったことがない上に、まだラウンドしてみてもいないのに(一部) レビューします。(笑)


購入サイトに載っているスクリーンショットでは、こんな感じ。



グリフィスパークのウィルソンコースですね、これ。

右上のティーの数字は、赤、白、青ティー別に数字が出てますね。
この間の記事で私が別のコースの1番ホールでのスクリーンショットを載せましたが、あれにはティーが1種類しか載ってませんでしたが、これには理由がありました。


自分の現在地を「白」、グリーンの中央を「緑」のマーカーで表示されています。
それと、フェアウエー上に×を◯で囲んだマークが在りますが、これがクリックした場所で、現在地からその地点までの距離と、その地点からグリーンまでの距離が白抜きの枠でポップアップしています。


これがほぼ全機能ですので(笑)、池までは・・・、とか、バンカーまでは・・・、って時は、その場所をクリックして距離をポップアップさせて使えばいいんですね。

歩いて移動すると現在地からグリーン中央までの距離の数字が短くなっていって、その都度更新・表示されるような感じです。

ですから、この×◯クリック機能を使って、現在地からバンカーや池などのランドマークを参考に地図上でクリックして、距離を測ればいいんですね。

あとは接続がどのくらいスムーズかってところですけど、それは場所によっても違いますしねー。




で、面白いことが分かったんですが、あまりにも単純な仕組みなので、自分の好きなコースがデータベースに無かったら、自分でコースを入力出来るようになっています。


早速お気に入りの コヨーテ・ヒルズを見てみましたら、コースの住所・電話、スコアカードの白ティーの距離までは入力されていましたが、それ以降の入力がなかったらしく、コースが表示されません。

入力の方法のインストラクションをメールで受け取って入力しますか?
って聞かれましたので、「yes」と。(^^)


すぐにメールが来まして、今度はパソコンで作業です。



まずは、住所とか電話とか値段とかコメントとかの入力画面です。
ここは、すでに誰かによって入力されていました。


次はスコアカードの記入。



白ティーの距離は入力済みでしたので、黒ティーと金ティーを私がスコアカードを見ながら入力。
(赤ティーの距離も誰かが入力しといてくれてますね。)
で、「Save & Proceed」をクリックで次へ。


ここからが面倒くさいけど楽しいんですが(^^;、



住所で対応したグーグルの地図が出てきますので、1番ホールから順番に、ティーイング・グラウンドの位置、グリーン中央の位置、の順番にダブルクリックしていきます。

このスクリーンショットは、18番がactiveになっていまして、左上の方の赤い旗をダブルクリックで表示させたところです。
(あ、いや、18番グリーンが入力終わってまた1番がactiveになったところですね。)


もちろんグーグルマップは通常通りズームイン/アウトしたりして、詳細に見ることもできます。

これはしかし、ラウンドしたことあるコースじゃないと間違えちゃいますね。
もしくは、ばっちり全体像のコースレイアウト図を持っているかしないと。

このコースは特に、ホール間のアプローチが登ったり下ったり複雑で、裏に回ったりしますので。
(それで入力されてなかったのかな?)



以上の作業で終了ですが、面倒くさい人は$4.99支払うとプロのスタッフが綺麗に全部入力してくれる、というシステムになっていました。

初めてで慣れていなくてもものの20分ぐらいの作業ですし、やってて楽しかったですから、必要ないサービスだと思いましたけど。


Swing by Swingのシステムは、もし誰かが間違えて入力していても気がついた誰かが直す、っていう、なんか善意で支えるシステムみたいな感じで、ゴルフらしいな。ってちょっと思いましたです。(^^)



***

このソフト、Google Mapにさえ載っていれば、日本のコースも登録できました。

ちょっと驚き。

GPSがそのまま日本でも使えるかどうかはちょっと疑問符ですが(どうなんでしょ?)、いいシステムじゃないでしょうかねー。



4/10/2010

今日は命日です。


 (T_T) ・・・




1分間の、Moment of Silenceを捧げて、1日を始めようと思います。

現地 2010年4月9日


4/09/2010

タイガー、ナイキの新CMが物議


いやー、それにしてもすごいですね、TWはTWでも、トム・ワトソン!(^^)



初日、67の-5アンダーでトップに1打差の2位ですよ!

トップのフレディーも50歳。すごい!


77年と81年に2度もマスターズ・チャンピオンになってますけど、もう29年以上前のことですもんねー。

しかも、今までのどのラウンドを取っても、今日のスコアは自己ベスト・タイだって言うんですから。
オーガスタのコース距離なんか、すんごい伸びてますもんね、30年前からしたら。

思わず、「ゴルフは歳を取るほど上達する」っていう、パラメントさんのブログを思い起こしました。(^^)


***


では、本題を。(^^;

マスターズ初日が始まろうかという中、ナイキが打ったタイガーの新CMが物議を醸してます。

タイガーの公式サイトからも、Youtubeにリンクされています。


まずは、百聞は一見にしかず。




亡くなったお父さん、アールさんの晩年の声が使われていますが、台詞はこう言っています。

"Tiger, I am more prone to be inquisitive, to promote discussion.

I want to find out what your thinking was,
I want to find out what your feelings are,

...and did you learn anything?"



どうお感じになりましたか?
こちら米国では、賛否両論といった感じです。

真摯な感じを受ける。
っていう意見もたくさん聞かれますし、

逆に「Creepy(ちょっと気味悪い)」って意見もあったりします。
お父さんは、もう亡くなっていますしね。

お父さんの浮気癖にタイガーが心を痛めていたなんて話しもありますし。

内容はともかくナイキは時期早尚なんじゃないか、とか、
この、物議を醸す内容こそ広告の真髄だ。とか。



探してみたら、日本語での紹介記事もありました。

「何か学んだか?」 ナイキがウッズCM解禁 (スポーツ・ナビ)
とか、

【最新】NIKEのタイガー・ウッズCM公開!「公共広告機構のCMのようだ」と評判いまいち[動画あり](Get in the Hole)
とか。

この↑中のアールさんのセリフの和訳 (↓)、ちょっと私には座り心地が悪いです。

「タイガー、私は何でも知りたくなる性格で、議論を促進したくなる。
お前は何を考えていたのかが知りたい。お前の気持ちも知りたい。
そして、学んだものはあったのか?」




というわけで、私なら(←正しいとは限りませんが。)こう訳すなぁ、と思うところを。↓


"Tiger, I am more prone to be inquisitive, to promote discussion.
「タイガー、私はお前ときちんと話しをしなくちゃならんが、突っ込んで聞くことになるかも知れん。

I want to find out what your thinking was,
I want to find out what your feelings are,
お前が何を考えていたのか本当のところを知りたいと思うし、
お前がいまはどう感じているのか本当のところを知りたいと思うんだ。


...and did you learn anything?"
...で、お前は何かを学んだか?」


蛇足ながら解説しますと、「prone」という単語には、(好ましくないことを) しがちな、傾向にある、というニュアンスが入りますので、本当は「inquisitive (根掘り葉掘り聞く)」なことはしたくない、という気持ちが入って来ます。

また、「promote discussion」にも、息子と話をするだけなのに、discussion (議論とか、じっくり話すイメージの単語)をプロモートする、という表現は、嫌だがやらねばならん、という気持ちが出ていると思います。


それから、「find out」のoutという前置詞には、fill out ((申込書などの空欄を)“全部”埋める)とか、tired out (疲れ“切る”)とかいうニュアンスがありまして、わざわざoutが付いていますしその上、「know」ではなくて「find」になっていますから、「真相を知りたい、洗いざらい堀り起こしたい」という気持ちが少なからず入った表現だと感じます。


それなのに、ちょっと間を置いて、「I want to...」からは、本来文法的には繋がらない疑問形の「, did you learn anything?」という台詞を、しかし一方で、しかも語尾を上げない肯定文のような調子で問いかけていますから、

(お前のそういった経験したことからでも) 何かを学び、考えるという言うことこそが大切なのだよ、お前にもいつも言っていただろう?
というニュアンスの台詞になると思うんですね。

台詞全体から、「お前はもうよく分かっているだろうから俺には答えなくてもいいが、自分でじっくりよく考えろ。」という、厳しいが優しい父、という雰囲気がよく出ていると感じます。


どうやって亡くなった方の声で台詞を構成したかよく存じませんが、タイガーとアールさんとの父子関係と信頼関係を踏まえた、とてもよく出来た台詞になっていると、私はそう思いました。




***

追記:

アールさんの台詞の出処が分かりました。

2004年に収録されたインタビューから切り取ったものだそうです。↓

Nike ad splices Earl Woods soundbites talking about his wife, not Tiger

「ナイキCMのアール・ウッズの台詞のつなぎ合わせは、タイガーではなく、奥さんについて語ったものだった。」っていう副題が付いていますが、これは間違いですね。

記事をよく読むと、奥さんのクルチダさんと、自分自身の、タイガーに対する接し方、教育方針の違いについて語っていて、やはりタイガーに向けてしゃべった台詞と言って良いように思います。


冒頭の、「タイガー、・・・」っていう名前を呼びかける部分だけ、他から持って来てつなげたんですね。


肝心のタイガー本人も、「お父さんなら、こういう風に言うと思う。」ってコメントしています。(^^)

4/08/2010

ブラックベリーとゴルフ利用


なんだこれ?

さっきGDOから届いたメールですけどね、神奈川県にお住まいの方に人気のコースTOP30‏ って。
神奈川県のコースがただの1個も入ってないじゃん?!(x_x)

事情は承知してますけどねー、

・・・。


***


では、本題に。

いわゆるスマート・フォンってやつのひとつ、
blackberry (www.blackberry.comっていうガジェットをこの5ヶ月ほど使い始めていました。


e-mailやなんかは携帯電話よりはるかに打ちやすいし、スケジュール用のカレンダーも使い易いし、ウエブ・ブラウザー機能もありますし、便利ですね。

でも私の場合、まだあんまり活用出来ているとは言い難いかな。(^^;


あまり携帯電話で長話しないんですが、便利だし、インターネット接続は
月額フラット料金のプランがあって、今までの携帯電話と払う料金も
$10-20/月しか増えないし、相互通話がタダだし、ってことでうちの奥さんの携帯電話も at&t の契約に切り替えると共に blackberry を使い始めました。


で、そうなって来ますと、彼女にはやはり日本語の読み書きが無いとメールなどもなかなか活用しにくいということで、日本語アプリケーションを導入する方法を検索して、ごにょごにょやって、導入してみました。(笑)

私は5ヶ月間も、日本語文字は■■■表示のまんま使ってました。(^^;



段々に使い慣れてきましてね、これはいいなと思ったのは、これ。↓



そうです、USGAのRules of Golfのページです。


文字が小さいのでズーム。↓



うん、このぐらいなら読めますね。 この頃老眼に近づいてる気もしますが、(手間ですけど)まだ大きくズームも出来ますし。


キャディバッグにいつもルールブックは入れていますしこれからも入れますが、裁定集はちょっと分厚いので入れていませんでしたけど、携帯電話はどうせ持って行きますから(ゴルフ中は余程の用事じゃないと出ませんが。)、これなら小さくていいですね。


eBayの「eBay Mobile」みたいに携帯用のサイトが用意されているわけではなくって、サイトそのままを見るんですけどね。

で、元のUSGAのルールのウエブページっていうのは非常によく出来ていまして、よくご覧になる方はご存知かと思いますが、左側のウインドウでスクロールしてRules(ゴルフ規則)が見られるようになっていて、そこをクリックした番号に合わせて右下側のウインドウに出ているDecisions(裁定集)が出てくるようになっていて、そこをクリックすると、ページの真中のところに詳細が出てきて読めるようになっているんですよね。


私はブラックベリーに不慣れだったもんですから 「なんだこれ、ページをスクロールはできるけど、ページ中のウインドウについてるスクロールバーは操作出来ないじゃん?」と思っていたんですけど、

メニューから「Column view」っていう機能を指定して表示させるときれいに並べてくれて、個々の裁定を読みに行くことが出来ました。

Zボタンの長押しが、「Column view」と「Page view」の切り替えのショートカット・キーになっているようですので、ワンタッチで切り替えできますね。

で、不思議なのが、ブラックベリーのアプリケーションを様々扱う、
Blackberry APP Worldってところに、

The Rules of Golf by USGAっていうアプリケーションが$3.99で売ってるんですよ。
http://appworld.blackberry.com/webstore/vendor/2367

無くて用足りるのに。
しかもreview読みますと、「使いにくい!」とか「フリーズする!」とか文句ばかり書いてあります。(笑)

ウエブ接続しなくてもSDカードに内容を全部ストックして置けるって言うんだったら買おうかと思いますが、このアプリを買ってもウエブにはつなげないと読めないらしい・・・。


***

私はどっちかって言いますと、old school(旧式派)でして、先日のティヘラス・クリーク (カントリー・クラブ)のラウンド時にも、ヤーデージ・ブックを購入してラウンドしましたが、いつもよく一緒にラウンドする友人はiPhoneに
GPSのアプリケーションを入れて、残り距離とかを見てショットしています。


で、ちょっと、(トライアル14日間とか、限定機能版とかじゃなくて)完全に
無料のFree Golf GPS Range Finderっていうアプリケーションもついでに入れてみました。

この写真↑をクリックして拡大した大きさが、
ほぼ現物と同じ大きさになってます。


これはもう単純に、Googleマップか何かの航空写真を出してきて、単純にGPSでグリーン中央までの距離を表示してくれるだけのもので、他の機能は、画面上でクリックした場所までの今いる地点からの距離と、クリックした場所からグリーンまでの2つの距離をポップアップして表示するだけ、というシンプルなアプリケーションのようです。

これはときどき使ってもいいかもな。と思いましたです。(^^)

なにより良いのは、レイアウトにも拠りますが常に2-3ホール分ぐらいの広さで表示されているため、コース全体の方角とホールの配置が上空からの情報で把握出来るため、コース全体の大きな傾きやコース全体の木より上空の風向きを頭に入れることができたりしますね。


タダだしね!(笑)




うちの奥さんとも通信できるからってことで日本語も入れましたので、さらにJGAの裁定集のウエブサイトも見てみました。



こちら米国ですと、ブックレットの裁定集自体が定価でも$16とかで打ってますからお値段がそう高くないんですが、JGAの「ゴルフ規則裁定集」は定価だと4,000円もします。

4,000円も取るのに、ウエブサイトだと無料公開しているのは非常に良心的だと素直に思いますが、なんかズレてない?って思ってしまうのも事実です。(笑)


こちらは、Column viewにするまでも無く見ることが出来ます。(^^)

ゴルフ規則と、ゴルフ裁定集がバラバラのルート・ディレクトリに入っているので、2つウインドウが開けるパソコン画面と違って、1画面しか無いガジェットだとちょっと不便ですが、
それ以外の(携帯しやすさとかの)利便性で4,000円の差は吹っ飛んでしまいますね。


4/07/2010

2010 開幕ゲーム (マツイ加入)


2010年シーズンの開幕戦に行ってきました。(^^)

オープニング・ゲームから、いきなりやってくれましたねー、新加入のヒデキ・マツイ。♡
5回の決勝タイムリー・ヒットに、8回の初HR。



もうね、現地エンジェルズ・ファンの心を鷲掴みです。(笑)

2年連続の開幕投手になったジャレッド・ウィーバーも、どんなベテラン・ピッチャーでもむずかしいって言うシーズン最初のゲームでまずまずのピッチングを見せてくれましたし、言うことありません。


例年は、National Anthem(星条旗よ永遠なれ)の時に、あのトップガンで舞台になっていたキャンプ・ペンドルトンからジェット機が編成で飛んできて球場の真上を通り、文字通りの爆音を響かせて通り抜けるんですが、

ことしは、(よく知らないけどたぶん)爆撃機型?の太めの戦闘機が悠然とゆっくり飛んできまして、上空を超低空飛行。

(ホントは球場の一部と一緒に撮れると大きさと迫力が出たと思うんですが、シャッターが間に合わなくて、真上になりました。(^^;)


この写真だとよく雰囲気が出ませんけど、すごい低空飛行で飛んできて、見上げた感じはさながらダイビング中に頭上に出くわす巨大マンタみたいな感じでした。


昨シーズンの地区優勝のペナントを掲げて、



今シーズンも開幕です。



今年は、ホームでオールスター・ゲームもありますから、
燃えますねー。(笑)



4/06/2010

ティヘラス・クリーク (カントリー・クラブ)


イースターの3連休中、家族に半日もらいましてまだ行ったことの無かったコースでラウンドしてきました。

イースターの休日、あさ教会へ行き家族で過ごす人も多いということで、あちこちのコースがディスカウントのキャンペーンを打っています。
金曜日は学校をはじめコミュニティでのエッグ・ハントの催しがあり、土曜日は子供達を連れて公園やLEGOショップ、ディスカバリー・センターなどで楽しく過ごし、日曜日の午前中も公園で過ごした後、友人とは現地で待ち合わせです。(^^)

場所は先日ご紹介しました、ドーヴ・キャニオン (カントリー・クラブ)の近くで、かなりの高低差が予想されました。

オリジナルはTed Robinson Sr. 氏の設計で開場し、後にマネジメント会社が変わり、Dick Bailey氏の設計で、大きなリノベーションが行われたそうです。


Tijeras Creek Country Club
http://www.tijerascreek.com/


開場当時はカントリー・クラブだったようですが、今ではパブリックにオープンされていまして、南カリフォルニア・アマチュア・オープンなど、いろいろな大会が開催されている、チャンピオン・コースです。


コースのホームページにも書かれていますが、ここはフロント9とバック9で、ガラリとコースの様相が変わる、ユニークなデザインです。

前半は割合にひろびろとしたフェアウエーで大きな池が配置されたホールが半分ぐらいあるスタジアムコースといった風情で、後半は多くの自然保護区域に囲まれて山の中のタイトなフェアウエーを辿っていくタフなレイアウトの山岳コースといった風情なんです。

芝は、種類を確認しませんでしたが、全体にねっとりとした芝で、グリーン周りの小さな振り幅のアプローチが、クラブが抜けないので難しい感じ。
フェアウエーからでも、なにかアイアンが突っかかったような(ダフったような)感覚がするときもあるんですけど、ちゃんと思った飛距離に飛んで行ってくれる感じでした。
ラフは割と短めに刈られていて、大きいスイングでしっかり振れば粘いにもかかわらず対応できるタイプのラフでした。



ではいつものようにいくつかのホールをピックアップしてご紹介します。


スタートホールは、遠方の山脈に向かって広々と打って行く気持ちのいいパー5です。
青ティーからは、507y、左ドッグレッグで緩やかに登っていきます。
画像をクリックで拡大します。


写っているのは、この日ご一緒しました、日本からいらっしゃった方です。
現地法人の重役の方と二人でいらしていました。
偶然に日本の方々と一緒になってラウンドするの、実は初めてです。(^^)

「我々、あまり上手くありませんから。」と、日本の方らしい謙遜をおっしゃってましたが、お二人ともいいドライブを放ちました。
写っている若い方は、すごく飛びます。当ると20-30yぐらいアウトドライブされました。
時差ぼけもあってか、かなりボールは暴れてましたけど、いいパワーフェードの持ち主でした。

気持ちがいいティーショットとか言いつつ、私のボールはどこいったと思います?
右のフェアウエイバンカーです。(x_x;

前日に実は背中を寝違えたような痛みがあって、最初の3ホールぐらい右へ右へ外れるドローボールを「うぬっ」とか思いながら打っていたんですが、・・・4番ホールぐらいからはもう忘れていました。(笑)


幸いこのバンカーのあごは高くありませんでしたが、パー5ですから無理する必要もないので6番アイアンでレイアップ。

3打目もグリーン右バンカーより奥に外したものの、カップの見えないチップショット(笑)が2フィートぐらいに寄ってくれてラッキーなパーでした。
ピンが左の奥だったことも幸いしましたね。



この写真は4番ホール、402yパー4の2打目地点です。
画像をクリックで拡大します。


ここからで残りは約135y。

フェアウエー左サイドに打ちましたのでこういった景色ですが、ティーショットがフェアウエー右サイドに行きますと、グリーンまでほとんど水の上を通過するショットを打つことになります。

日本の方お二人は、ティーショットが右の池に張り出したフェアウエー・バンカーでしたが、そこからは2オンするのがかなり難しいアプローチ・ショットになります。

フェアウエーが右に傾いていて、フェアウエー・センターに打っちゃうと右へ落ちていってしまうんです。
・・・って、メンバーさんの現地法人の方に教えていただいたんですが。(^^)

私はピンの左4歩弱(約2m半)の絶好の位置に付けましたが、これを外してパー。

2週間前にエアレーションしたばかりで保護のために芝が伸ばしてあり、アンジュレーションの大きい楽しげなグリーンでしたが、この日は転がらない曲がらないのすごく重いグリーンでした。
スコア記録を見ていただきますと、ものすごいたくさんS(hort)に外しているのが分かります。

脳は分かっていても、subconsciousがショートさせてしまうんですよね、特に下りとか。(x_x;



次の写真は7番ホール、ほぼフラットな200yのパー3です。
画像をクリックで拡大します。


この日はピンの位置が右でしたので、素直に2つのバンカーの間の花道を狙いましたが、ここは例えピンが左であっても私の実力では同じ場所を狙うべきでしょう。

U2で打って、グリーン右はじの方向になかなかいいボールが打てたのですが、オーバーして想定していなかった奥のバンカーに。(x_x)

ややダウンスロープで、グリーンの向こうは大きな池。プレッシャーがかかります。(笑)
トップだけはしないように、とチラッと思いましたが(笑)、できるだけ無心でバンカーショットに望みましたが、やはりsubconsciousが「飛ばしてはいけない!」と勝手に操作しまして、ショート。(笑)

下りの7歩(約5m)が残り、このパットも思ったほど曲がらずにカップの右斜め手前1インチに外れてボギー。



後半に入ってコースの様相がガラリと変わり、象徴的なホールがこの14番ホール、165y打降ろしのパー3です。
画像をクリックで拡大します。


もうなんか、的当てみたいに見えますね。(笑)

(黒ティーからですと、真っ直ぐ後方に登ったところにティーイング・グラウンドがありまして195yあります。)

オナーで打ちましたが、6番Iを右からドロー系のボールで高く上がったボールがカップの右6歩(約4m)の位置に付いてくれました。(^^)
こういうホールでいいのが打てると気持ちイイですね。

・・・でも、このバーディーパットもショートして打ちきれず、パー。(x_x)



そしてこちらは最終の18番のティーです。
401y軽い登りのパー4です。
画像をクリックで拡大します。


左右のバンカーが、ちょうどドライバーの落下地点辺りのフェアウエーををグンと狭めています。

3Wでバンカーを手前に避けることも考えましたが、
この日のティー位置では410yありましたし、ピンも奥。しかもアゲンストです。

と言うわけでドライバーで、むんっ!と振り抜いてみたら、今日一番のティーショットが打てました。(笑)

2打目は160yぐらい残ってましたので、大きめの5番Iを選択。 きれいに打つことが出来てカップの右手前7歩(約5m)の距離にオンできました。

本日最後のバーディーチャンス、しかも好きな距離のフックラインの7歩でしたが、グリーンが非常に重いので、思い切って11歩の強さで狙いに行きましたが、それでもやっとこカップに届くか届かないかぐらいで弱い分最後に切れてカップ左に外して万事休す。(笑)


メンバーの方によれば、いつもはもっと速くてもっと曲がるグリーンだそうですので、今度はその状況下でラウンドしてみたいですね。




今回は、本当に楽しいゴルフで、いくつか珍プレイを経験しましたので、ついでに書き留めておきます。(笑)


まずは、前半上がりの9番ホールでの出来事。

ティーショットは谷越えでかなりの登り、2打目は少し緩やかにはなるものの登りっぱなしの409yパー4で、ハンディキャップ3のタフなホールです。

右の十字型のフェアウエー・バンカーの左を狙ってティーショット。
そこそこの当たりで、2打目はまだグリーンまで180yぐらいの登りが残っています。

これを、5番Iでは到底届きませんからユーティリティーの4番で打っていきました。
ところがこれが、ひどく右に出て行ってしまい、右のカート道に跳ねます。

グリーン後方から撮った9番ホールの写真がこれですが、
白い線で、2打目のボールの軌道を表現してみました。(笑)

画像をクリックで拡大します。


カート道をコンっコンっと跳ねつつ、打った距離以上に進んでいったボールは、写真下段のグリルが据え付けてあるレストラン入口のカウンターのような物に跳ね返り、椰子の木を回りこむようにグリーンに向かい、グリーン右脇のラフに止まりました。(笑)

ラッキーには違いないんですが、笑い転げましたです。

しかもここからの20yぐらいのチップショットがビタッと寄ってしまい、なんともAdventurousな、パーをゲット。(^^)

これ、もうちょっとズレていたとしたら、レストランの屋外席に飛び込んじゃうんですが、動かせない障害物で救済受けるんでしょうね? きっと。(笑)
OB区域指定されていません。(笑)

その場合は、グリーンに近づかないとすると下段の写真右手に写っている木の裏のチッピング・グリーンの方へドロップして木越えでグリーンに戻すんだろか?



もうひとつは、これです。



わっはは、またやってますね。(^^);

13番ホールの519yパー5なんですが、このホールでは酷いティーショットを打ちまして、低ーい引掛けフック。
ちょうど、ホール図の左手前の方に紫で2箇所描かれている変わったブッシュの遠い方の中へ飛び込みました。↓


これ、もうちょっと引いて写真撮ってもらえたら良かったんですが(笑)、私が格闘しているのは一番内側の列ではなくって、2列目なんです。
ですから、パー5ですし、むやみにグリーン方向を向いているわけではなくって、とりあえず脱出を考えているだけなんです。

後ろに打つことも考えましたが、コースに戻すには依然として簡単ではないショットになりますし。
左打ちも考えましたけど、テークバックが隣のブッシュに当る中での左打ちなんてうまく行く自信ないですし。
・・・かといって、写真の体勢でもテークバックは隣の草に当たるしフォロースルーもとても出来ない大ピンチでした。

今にして思えば、アンプレアブルが最善の措置だったかも知れません。
2クラブ・レングズあれば、2列目でしたから脱出可能っぽいですし。


しかし、この体勢からのショットを強行。

・・・結果は、4フィートぐらいしか進みませんでした。(x_x;
まぁ、でも、空振りは避けられて良かったです。
自分では気が付いていませんでしたけど、舌出してますね、なんでか知らん。(笑)


続く3打目も、1列目のブッシュの間から打つ状態で、8番Iでパンチ気味にレイアップ。

4打目は、まだ登りで210yも残っていました。
これを3Wでスムーズに打つことだけ心がけて打ったところ、ちょうど花道にドロー回転で転がってくれて、グリーンに上がってくれました。


ゴルフには面白いこともあるもので、登りの軽いフックの18歩(約12m半)の距離を、24歩ぐらいの気持ちでカツーンと打って、いい具合にカップに向かったボールが最後のひと転がりでカップインしてくれました。(笑)

3人から、「おおおぉー!」って言ってもらいまして。(^^)

これもまた、Adventurousなラッキー・パーでした。


(11番のペナルティは、そう悪いショットでは無かったんですが、ぎりぎり30cmぐらいハザードに入ってしまいまして、続く12番でもティーショットでダグフックを打ってペナルティー。
この3ホール、ティーショットのリズムが何故か狂ってましたです。)