『ゴルフで一番難しいショットは? リー・トレビノが取り上げたショットは意外なものかもしれません。』という記事です。↓
中身を読んでみますと、林の中から脱出するショットだそうです。
横か少し斜めに低く打って出すだけのショットですが、案外に難しい、という解説でした。
まずライが悪い中でしっかりと打たなければならない。
打ち損じて、手前側のラフに捕まって次打を打つのに十分な良い位置まで届かない、とか、あるいは逆に打ち過ぎてしまってフェアウエーの反対側のラフまで行ってしまう、もしくは反対側の林に入ってしまう、なんていうことも起きてしまいかねません。
そしてグリーンを狙うショットでもありませんし、気合も入りにくい。
あまり練習する機会も少ないので、距離感のコントロールが難しい。
などなどの理由で、一番難しいショットの一つなんだよ、とのことです。
賭けゴルフがベースで育った、徹底したフェード打ちのトレビノのことですから、「横のフックラインの2フィートのパットが一番難しい」とか言うんじゃないかなー、って思いながら開きましたので、私には意外でした。
確かに、悪いライから木と木の間を低く打って脱出し、フェアウエーの思った位置にちゃんと止めるっていう練習をやっているゴルファーは多くはないかも知れません。
ということで早速練習を。
私は8番アイアンを持っていくことが多いです。
このショットでは、だいたい60yぐらいのキャリーを想定して打っています。
3階席から打ち下ろしていますので、70yのちょい手前まで飛んでいます。
弾道も少し高く見えてしまいますが、打ち下ろしているから弾道線が下がっていくので高さが出ているように錯覚しますが、胸の高さを超えないくらいの低いショットです。
ボール位置は、右足のずっと右の方です。
草擦りをしてボールへのコンタクト位置を確認しています。
そのボール位置からで方向性を出しませんと、木と木の間は抜けませんから、狙っている方向にボールが出てくれることが大切なポイントになる練習です。
このショットはでも本当、やっておかないとコースでいきなりやるにはハードル高いショットかも知れません。
ライが悪い想定もしておかないとですね。
横に出すだけなのに、スイートスポット近くで打てないこと、ままありそうです。
前の打席が空いていましたので、普段あまり撮れないアングルからも撮ってみました。
こうやってみると、すごい着こんでいますね。この日も気温は 1°C程度でしたので。
手前に自動ティーアップの別のボールがあって画面で右寄りに映っていますのですが、打つボールは画面で左寄りのマットの上に置いているボールです。
ボールをかなり右に置いている位置が確認できました。
左肩からシャフトまで1本になっているイメージで、ボール位置からすれば当然ですがハンドファーストになります。
体重は基本的に左足体重ですが、膝とか足でリズムをとっています。
リストのコックも内観としては全く考えておりません。
このショットを練習して、方向性と距離のコントロールをある程度身につけておけば、林に打ち込んでもあわてずに対処できるかもしれません。
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さて、ラウンドの方は若干暖かくなってきた中、またまた秦野の東京カントリークラブへ行ってきました。
小高くなっている場所(新東名のトンネル造っている上)にゴルフ場がありますので、富士山が良く見渡せます。
御殿場のコースに比べれば小さいですが、神奈川県内のコースの中では絶景ではないでしょうか。
前回は南コースから東のOUTでしたが、今回は東のINコースから南コースでした。
そういう訳で前回ラウンドできなかった東のINコースを中心にラウンドの簡素化記録です。
東京カントリークラブは、アップダウンは激しいのですが、ティーショットを打つところはなかなかに広いです。
東10番はこんな感じです。スタートが10時でしたのでさほど寒くなく半袖でイケました。
このホールはグリーンの右手前14歩にパーオンしたのですが、カップの手前に尾根があってカクンと左へ曲がって流れてしまい、3歩も残ってしまいました。縦距離は悪くなかったのですがラインをちゃんと読めていなくて左へ大きく3歩も。セカンドパットが惜しくもカップに蹴られて外れて3パットのスタート。練習グリーンで1時間以上遊んで練習していたのですけどねー。
こういうのを減らす取り組みの記事を書いたばかりだというのに...
11番はグリーンを手前に外して寄せきれずボギー、12番は長いパー3を乗せて2パットでパー。
私は180-210y前後あるパー3は好きです。必ず乗る訳ではありませんが、慣れてる感はあります。基本的には乗せるというより安全な側、寄せやすい場所に打っていくのですけれど。
眼下に見えているグリーンは18番でしょうか?
ものすごい上りで辿り着くグリーンです。
この13番はグリーンを溢したのですが、寄せてワンパット。
良い流れかと思いきや、14番をダボってしまいました。
距離の長いパー4で、セカンドショットが届かないことは織り込み済みでしたが、38yの寄せが冬芝で若干ダフリ気味に入ってしまいショートして12歩手前。これをちょっと入れに行く気持ちがでてしまいまして(今回は読み違えというより、強く打ってしまいました)、6フィート(約1.8m)もオーバー。返しは下りの6フィートで弱いと曲がるラインで合わせに行って曲がって外すというパットで入らず3パット。
15番は苦手なフェード系の景色のホールのティーショットで、左端にティーアップしたのですが、背後にロープがありましてテークバックでクラブヘッドが当たりそうだったんですよね。ティーアップし直せば良かったのですが、ぎりぎり当たらないのでそのままいったところテークバック時に後ろが気になってとんでもないシャンク気味を放って右の1ペナゾーンに一直線。(月例時にはこのワンペナゾーンはOBゾーンになるそうです。)
ドロップしましたが、サードショットで到底届く距離ではありません。
4打目は42y残していましたがこれを乗せて行って、5歩残っていた上りのパットを決めてボギーで済みました。こういうのは大きいです。
16番は長くないパー5で、順調に行って3打目の約60yがペタピンに付いてくれて、5フィート(約1.5m)がしっかり入ってバーディ。
17番は短いパー3でしたが、ABF(←バーディ取った後やらかすこと)にならないように気をつけて打ったつもりが安全サイドに振れ過ぎてグリーンを外し、しかし寄せやすい位置からタップインに寄せてパー。
東18はパー5で、3打目が強烈に登っているのがティーから見える難ホールです。
写真で上の方にちらっとグリーンが見えています。
ちょっとどうしようかな、という感じ。
ティーショットもこのホールはややトリッキーではありますが狭くはありません。左斜面の向こうに見えている2本の木に向かってその左へドローを打っていきました。右側は落ちて行っていて、木々より右はトラブルになります。
3打目はグリーン面どころかピンの旗の先が見えないくらいの傾斜で、3クラブくらい大き目の選択をして打っていきます。
これは運よく乗ってくれまして、2パットのパーが取れました。
前半は、40(16)となりました。
後半は前回経験している南コースです。
(前回は42(15)でしたから、これより良いスコアで回りたいところ。)
ちょっと慎重に行く気持ちが出たのと、やはり冬芝でグリーン周りの寄せがもう一つ寄り切らない感じで、南の1番、2番はボギーオン2パットのボギーでした。
1番ホールは、カップの周りをボールがぐるっと180°回って戻って来て外れる惜しいパットでした。
南3番のパー5は3打で乗せて行って、2パットでパー。
パットが入って欲しかったんですけどね。
今回この広いコースでOBを打ちました。
前回も右の200yぐらいのところの中断の右端寄りに打ってましたので、このホールは構えるときのアライメントが私は狂ってしまうようです。
変に飛ばそうとかしていないのですけれどね、すごい打ち下ろし自体難しいですし、アゲンストが吹いているときは余計に気持ちよく構えるのが難しいです。
傾斜もきつくさらに左にはペナルティエリアもある左サイドには行きたくないため、右の隠れている広くなっている辺りへ200y程度打っていくのですが、思ったよりもさらに右に出てしまうんです。
次回行ったときは、作戦を変えて、しかもしっかりとセットアップに気をつけて打とうと思います。
このホールもパットに助けられました。6打目でトリプル・オンだったのですが、寄せてワンパットで沈めてダブルボギーに。
5番のパー3は今は干上がっている池越えでしかも前後左右が4つのバンカーで囲まれているグリーンですが、右手前のバンカーがないところに打って、AWのトゥ打ちで寄せて、パー。
6番はパーオンして、11歩の軽い上りの若干最後にスライスするパットが入ってくれてバーディ。
7番は真っ直ぐなパー5でしたが、3打目に「絶対にやってはいけないバンカー越えをバンカーに入れるミス」をやってしまい大ピンチ。
しかもバンカーの砂は薄くて弾かれ、HR気味にグリーン奥の外の凹みを超えてカート道手前のダウンヒルのめちゃ難しいライに。
ダウンヒルから凹みを超えてグリーン面は下っているいわゆるJC(ジェットコースター)ライの絶体絶命だったのですが、これ以上ない寄せが打てまして、カップを過ぎて3歩。
このパットは「今日の中で一番入れたい」パットですと言いつつ、寄せで過ぎて行った転がりを見ていましたので慎重にスパットを見つけてしっかり打って沈めることができ、ボギーセーブしました。
南8番を寄せてアップダウンのパーでしのぎまして、最終ホールの南9番も割と距離の長いパー3も運よく難しいグリーンのカップと同じ段に乗せることが出来まして、「入らなくても良いから届かせる」と声に出して自分に言い聞かせながら打った上りのフックラインのパットは若干弱くて左に曲がりカップ横に外しました。もうちょっと強く打ちたかったなぁ。
後半はパットに助けられて、40(13)となりました。
トータルで、40(16) 40(13)= 80(29)となりました。