亀人さんのコメントを見て、特効薬を思い出しましたのでupします。
OKUさん、やりたいんですけど青木スタイル私には出来ないんです。(笑)
またもやデーブ・ペルツです。
余談ですが、私はこの人のゴルフに対するアプローチ(取り組み方)がとても好きです。
今回はパターのグリップのおすすめです。
(私、ゴルフマガシン誌を定期購読しています。)
パターのグリップについては、一般的には下のリンク先にもありますようにクロスハンドとか色々なグリップの紹介はされますし、ペンデュラム式/ショルダー式などの構え方なども紹介されますね。
↓
パッティング基本 - グリップとストローク
でも、今回の「Life Line」グリップのような説明はそれまで見たことがありませんでした。
記事はここ(ウエブサイト)にもあるのですが、「左手の生命線を使え!」という内容です。
↓
Dave Pelz's Putting Tips
3つ左に引っ張って外し、今度は右に2つ押し出して外した。とかいう風な(特に2mぐらいの)パッティングが安定しない人はこのグリップを試しましょう。となっています。
リンク先を読んでいただければよく分かっちゃうんですが、実感・雑感含めてご紹介しますね。
パターのグリップが、左手の生命線に沿うようにパームで握り、手首を小指側に折るようにしてパターを上から釣るような形、パターのシャフトが前腕と直線になるように握るグリップを生命線(Life Line)グリップと呼びます。
通常のアイアンやドライバーを握るグリップは、パワーを伝えるには非常に適しているのですが、これをパターのグリップに使った場合、ストロークがスムーズに行かなくて押し出したり引っ張ったりしてしまうんですね。
リンクの写真をみましょう。
握り方
左手がよく見えるようにアドレスした写真(デーブ・ペルツ)
いずれも左が普通のアイアンと同じグリップ、右が生命線(Life Line)グリップです。
このグリップは、リストの動きを最小限に抑えることが出来るのが最大の特徴で、またパターを釣るようにして構えられるためラインが出しやすく、前腕と一体化してされて自然なリストの動きを作ってくれるため、パターをスムーズにストロークできるようになります。
例えば鉛筆を指で握った場合は手や手首をどんな方向にも自由に動かすことが出来るが、鉛筆を生命線に沿って握り前腕と直線になるように手首を小指側に曲げると手はロックされ動きが制限されます。と解説されています。
鉛筆持って写真とってみました。(笑)
ロックされるとは言っても、(書かれていませんが)グリップはゆるくゆったり握った方がいいのでしょうね。
鉛筆が細いので力入っているかに見えてしまいます。(^^;
私はひょんなことから知らないうちにこれに近いグリップで生命線に沿って握っていたんですが、これを読んでさらにもう少し小指側にロックしてもいいかも知れないな、と思いました。
当時パターを、35インチから34インチにシャフトカットしてもらったんですよね。(後に間違いが判明します。)
33インチのパターも試しました。
私は前傾が深めなので、短めの33インチのパターは、非常にしっくり握れたんですよ。いい感じしたんです。
鉛も増やして貼って、バランスも違和感ないように調整しまして。
ところがですねー、右に左に外すんです。特にショートパットを。
自分ではいい感じにスムーズにストローク出来ているのに。
なんかわかんないけど自分には握りやすい33インチより34インチの方が合いそうだ、って思っていたんです。
で、今使用中のパターなんですが、おととしこれに変えてしてからすごく距離感のフィーリングが出るようになりましたし、ショートパットも(外しはしますが)割合に引っ掛けたり押し出したりしにくくなりました。(それまで使っていた34インチのパター(現在日本に置き去り)と全く同じピンのオールド・アンサーです。)
ところがですね、同じくシャフトカットしてもらって34インチにしてもらったと思い込んでいたら、実は35インチでした。(驚)
で、35インチですとパターの長さのせいで、グリーン面に自然なソールをするとシャフトが立って、手首を小指側に曲げてグリップしないともてなかったんですね。
そんなこんだで、この記事を読む前にこの形に近いグリップを使っていたのです。
そして理由は分からずに、持ちにくいけど結果はいいなぁー?!と思っていた訳なんですよ。
私同様、すでに知らず知らずにこれに近い形で実践されていた方も多くいらっしゃるかと思います。(^^)
でも、メカニズムを理解することによって、よりスムーズなより正確なストロークを目指して「Life Line」グリップをあらためて意識して作り直してみるのもいいんじゃないかなと感じました。
感覚としてしっくりくるグリップが駄目で、窮屈なグリップが意外に好結果出ていたので??だったんですが、メカニズムが分かったのと、ペルツお墨付きの説明があったので納得です。
手相のことは、Palm Readingと言います。
米国でもけっこう普及してるんですよね。(笑)
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ペルツ曰く、「ベン・ホーガンやバイロン・ネルソンなどの古いフィルムを見るとかなりリストを使ったパッティングに見えるかもしれないが、これは、当時のグリーンはスティンプメーターで5フィートとか7フィートといった速さだったからです。」ということらしいです。
最近のトーナメントのセッティングでは、10-12フィートが主流で、パワーは必要ないがスピードに対して正確なタッチが必要なのだそうです。
(スピードというのは、ボールの転がりのスピードのことで、米国英語でいうところの距離感の事です。)
そうすると我々が行くゴルフコースでは、両方アリってことですかね?10とか12フィートとかはほとんど無いもんなぁ。