Tom Fasio設計のオーシャンビューで景観も美しく、戦略性が高いレイアウトで本当に素晴らしいコースです。
シグニチャーホールの17番パー5のグリーン。すごいです。
Ocean South Course の方が海に近い方に3ホール配置されていたりとか、1番ティーがクラブハウスから橋を渡って近いところに配置されていたりとか、メインのコースのように扱われていますが、実はオーシャンビューになるホールはOcean North Course (その2)の方が多いですし、この17番と18番はものすごくダイナミックな造りで、個人的にはOcean North Courseの方が好きです。
この友達の息子(写真の向かって一番左)は私のGod sonでもあります。
飛距離はすでに負けています。
スコアはまだ頑張れてるかな。実のお父さんはスコアも飛距離ももうとっくに負けてます。笑
もうひとり会社休んできてくれた友達はHDCP Index 0.3です。
こちらは、Ocean South Course の1番ホールの風景。
この友達は大きなバンカーに捕まりはしましたが、「今まで見たパー5のホールで一番ゴージャスなホールだ。」って言って感激してました。 初めてここをラウンドしたっていうことでした。
これが18番ホールの私の2打目地点からグリーンを見たところ。
クリフ越えでグリーン手前が崖になってまして緊張が走るセカンドショットです。
その18番ホールのティーショットの動画。
結果的にベスポジに行きましたが、本人はもう少し安全目の左サイドを狙っています。
フェアウエーもちょっと右に傾いていますのでね。
こちらは海に向かって打ち下ろすホールのひとつ、8番ホールの私のティーショットのスナップです。
動画も少し撮れましたので載せておきます。
こちらも海に向かって打ち下ろす3番ホールのティーショット。
そしてこちらは5番ホールです。
大会主催者の職員の方が撮影してくれました。
気持ち良いんですけど、打ち下ろしで目線の高さに目標がないのってちょっと難しいんですよね。
本当に素晴らしいし楽しいコースなのですが、新型コロナウイルスで日米で始まったゴルフブームのため、グリーンフィーが一気に跳ね上がって$450になってしまったために我々は足が遠のき、実に久しぶりのラウンドでした。
SCGAのジュニアサポートのグループのコンペで、週末のこのコースとしては破格の$120でプレーできました。友だちに感謝します。
スコアの方は、40 38 = 78 (Par 36 35 = 71) でした。
青ティーのコースレート/スロープレートが、71.6/132ということで、ディファレンシャルが5.5でした。
ここはスコアは二の次でラウンドをただただ楽しむのが良いです。
心が癒やされます。
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Aim Pointに関しましては、2010年に細貝さんの『パット・エイミング教本』をご紹介した記事で少し触れたことがあります。
私の友達にもAim Pointの講習を受けたゴルファーが何人かいます。
講習を受けますと、内容を他言してはならない誓約にサインするそうですので、あまり詳しい解説を見ることはありません。
私自身は、『パット・エイミング教本』の内容と、Dave Pelzの『パッティング・バイブル』を熟読していますので傾斜と狙い所、グリーンのパッティングラインのスピードと読み方については理解しておりますので(精密に実行できるかどうかはまた別ですが)、Aim Pointの講習を受ける必要性は感じていません。
受けたら受けたで確認にはなると思いますが、なにしろゴルフのレッスンに関してはゴルフを始めてから一度も受けたことがありませんので、せっかくなのでこのまま行きます。
そういう訳で、こういった動画が出ていることを意外に感じました。
そういう訳で、こういった動画が出ていることを意外に感じました。
傾斜を重力から足で感じ取り、傾斜の斜度を1%、2%、3%という風に分類してジャッジして、それに合わせて出す指を1本、2本、3本に変えてカップから横への距離で狙うところ(Aim Point)を決めるベーシックの部分だけ、Adam Scottが説明しています。
動画以上の内容は、とりあえず見ていただければということでおいておきまして...
以前は前身のDirected Forceパターを使っていましたので、ライ角バランス機能を気に入っているということだと思います。
こちらのリンク先の動画を見ていただきますと、とても興味深いライ角バランスという機能が伺え知れます。↓
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私のブログでは傾斜に関しまして、何度か取り上げています。
グリーンを読むのに、傾斜の把握がものすごく有効ですし、ボールのグリーン上での挙動はほぼ物理法則に則って転がります。(一部芝目の影響や風の影響、ランピードーナッツから受ける影響などの他因子もありますが、基本になりますのはやはり傾斜とスピードです。)
「グリーンの傾斜の読み方、傾斜の斜度の分類を利用した把握と利用法」 2023年3月
これは今年ちょっとこれまでのまとめ的な感じで書きました。
「グリーンの傾斜の真横のラインからよくある往復ビンタの3パット4パットを避けるには」 2023年2月
「傾斜の見極めの方法、ひとつの有用なアイディア」 2023年2月
「左右、上下どっちが重要? (パッティングラインの読み)」2022年4月
「グリーンの傾斜にプラムボブ (Plumb-Bob) を利用する時のポイント」 2016年3月
「グリーンの高低差を読む。」 2011年1月
「距離のコントロールは、ライン出しの4倍大切」2010年4月
13年前にDave Pelzの『パッティング・バイブル』を読んだ時点では理論的には理解したつもりでしたが、実際にどの傾斜が1%かとか、足の裏で感じることをどう測量につなげるのかとか、ではその傾斜に対してどこを狙うのが正しいのかとか、そういうところは具体的に自分で噛み砕いていく必要があるのですよね。
それらすべてを、経験と感覚、フィーリングで感じ取ってしかもそれに合わせて出力もできてしまう人が、センスのあるゴルファーということかと思います。
一方、私の方はあまりセンスがありませんので地道に工夫して分析して、自分なりの方法を見つけて、傾斜1、傾斜2、傾斜3という指標を作り、出力につなげるようにしています。
ある程度、一定の成果をあげているようには思います。
実際のグリーン上でのプレーとしましては、傾斜の読みの正確さと、ボールの挙動、そしてなによりも重量なボールのスピード(ストロークの強さ)が基本になった上に、自分が取っているスタンス位置の傾きと重力の影響もありますし、風が強いとストロークにもボール軌道にも影響が出たりします。
しかもイメージとして、横からのラインでは最後カップ付近では最大傾斜線に乗せるイメージとか、5cm手前に止めるイメージとか、ダウンヒル・スライダー では50cmくらいカップの真上で止めるイメージとか、経験則的に有効なプレーの上でのゴルファー特有のテクニック的な要素もすごく有用で、基本の上にこのイメージ要素が加わってきます。
やっぱりゴルフのスコアの基本はパッティングだと思いますし、スコアに直結する要因でありますし、パッティングを楽しめるとゴルフの楽しみはいっそう深まると思っています。
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こちらは、ショートパットがキレキレに切れることが多く、アンジュレーションが大きく、斜面に造成されたコース全体の傾斜が各グリーンに大きく影響して、ときにはボールが坂を登って転がっていく錯覚を感じることもあるグリーンが難しいコースの、練習グリーンです。
まだスタート前の夜明け時間で、これから太陽が上ってくるところです。
そんなにきつい傾斜に見えないのですが、このパットはほんの少しタップしただけでスルスルスルスルーっと約35フィート(約10.6m)も転がり落ちてきてしまいます。
1球目は下りの速さを見ようと、ほんの触るだけの感じでタップしています。
それに対して、2球目は今度はほぼ横を向くような格好で向きを変えて打ち出していますが、何しろ打ち出しがほんのちょっとのタップですので、ほとんど同じような位置に帰着しています。
こういう切れ方というか流れ方をするグリーンって、富士山周辺の御殿場あたりのコースにもあるんですよね。
下り傾斜が富士山を背にしていると、それほど急傾斜に見えないにも関わらず、ススーっと行ってしまうんですよねー。