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2/29/2024

大藏ゴルフセンターで練習、「本気のリハーサル・ストローク」

先週末は雨続きの天候で、しかも当日もみぞれ模様の冷たい雨と余計に寒く感じる風で体感が氷点下、特に数日間降り続いた雨で地面はべちゃべちゃになっているうえに凍っていると思われますので、入っていたラウンド予定をキャンセルしました。


32°Fが 0°Cですので、Feels like 31°はすごく冷たいです。

そういう訳で雨続きの週末の合間にちょっと晴れた土曜日の午前中に練習場へ。


ーーー


お友だちのさすらいさんブログ記事に練習メニューのことを載せていらっしゃいましたので、自分の練習も振り返ってみました。

場所は、娘の学校へ送り迎えに行ったついでの大蔵ゴルフセンターです。


朝の8時半過ぎ、まだ気温が低い中で練習開始、これはラウンドの1番ティーでのティーショットよろしく、シミュレーションに好都合です。

ある程度体をほぐすように動かした後(柔軟体操ほど丁寧に何かやることはしていません)、とにかく一発ドライバーを打ちます。

そのショットがこちらです。


1.目標方向を見ながらティーアップする位置の手前に立って、3-4回ブンブンと凝り固まった体をほぐす感じで魚突きイメージの「運動」素振りを繰り返し、
(この時は全然ボールのティアップ高さには合わせていませんで、ぶん、ぶんと。。)

2.ボールをティーアップする予定位置の少し手前で、素振りというよりは「ボールなしで本気のリハーサルストローク」を、ワッグルも本番さながらにルーティン通りに行って「打ち」ます。打ってないけど。

3.ティーアップして後方からみてもう一度目標方向とスパットを再確認し、2.で行ったストロークとなるべく同じになるように心がけ、ルーティンとリチュアル(過去記事)を守るようにして、あとはフェースにちゃんと当たることだけ願ってリピート!

という手順でまずは最初の一発を。

この日のショットはたまたまベストに近い出来でした。景色の向きも良かったかと思います。ほぼストレートの強いて言えば若干フェード気味でしたでしょうか? (しかし本人としては軽いドローを打ったつもりでした。)
実際のコースでティーインググラウンドが右を向いていたりしてズレていると上手くいかない要因になりがちです。

それがゆえなのですが、朝イチのドライバーの時はスパットを見て構えたら、スタンスした状態では目標方向は一切見ないまま打つことがほとんどです。
今回もそうしているようです。


ルーティンリチュアルはショットの安定性に置いて非常に重要なのですが、日本ではあまり区別して認識をされていません。


ルーティンというのはショットを行う準備の手順のことでして、これを一定にするとショットの安定に良い影響をしてくれます。

しかしながらルーティンの方は、時としてより入念に行ったり、フィーリングをつかむために回数を増やしたり、減らしたり、草擦りの状態でちょっと位置の修正を入れたり、ある程度の自由度をもって調整しても大丈夫です。

これに対してリチュアルの方は、全く変えない方がベターです。
同じようにストローク前に行う小さい動作ですが、これを一定させることでいつも同じ動きを行うことにつながり、起きてしまうミスを減らすことができます。


私の場合のルーティンは、風向きやティーとフェアウエーの高低差を考慮して、ボールの後ろから狙うべきターゲットを確認し、スパットを見つけ、ターゲット方向を見ながら左から回り込むようにボールに近づき、スパットに対して両足を揃えた状態でスタンス位置のボールからの距離を決め、足位置をやや開いてスタンスを決め、・・・ぐらいのところまでがルーティンになります。主に意識的に行う動作です。

そしてリチュアルは、足位置をやや開いてスタンスを決めつつ、セットアップ位置からクラブを縦ワッグルしてその間に左手のグリップを2度3度と握りなおし、クラブヘッドを右に少し振りつつボールの少し右の位置にヘッド一つ分離してセット、最後に左腰を少しクローズ側に締めて、飛球線方向に真っ直ぐなワッグルを2回、・・・というところまでがストロークに入る前のリチュアルになります。主に無意識に行っている動作がリチュアルに含まれます。


私の場合は(おそらくほかの方もそうですが)ルーティンとリチュアルの間にどちらともいえるような動作が混ざり合っている部分があるようです。

スタンスを決める動作は意識的ですが、その間に2度3度握りなおしている左グリップは無意識です。
ほぼリチュアルに入ったストローク直前の無意識の動作中に、意識的に真っ直ぐ引くワッグルを2度入れています。
以前はオーバーラップした部分がごくわずかで、ルーティンとリチュアルが順番になっているイメージでした。

しばらくは今のコンディションで続けていこうと思っています。


ドライバー1発を打った後、私はたいがい1/2ショットから打ち始めます。


最初にレーザー距離計を取り出して目標までの距離を測ります。
目標方向を意識しながら、ボールの手前で草擦りの素振りをします。練習場でも必ずやるようにしています。回数は2回が多いですが、1回の時も3回以上の時もあります。フィーリングが良い状態でリハーサルを終えます。

実際にボールを打つ段階では、後ろから見てターゲット方向を確認し、スパットを見つけてそこに合わせて構えるようにしています。
スタンスした状態で縦ワッグルをしながらもう一度目標を確認し、草擦りの素振りで得たソールのリアクションの感覚が消えないうちに1/2ショットの決まったテークバックの大きさで打ちます。そのため真っ直ぐ引くためのワッグルは入れません。

実測した距離は30yと書かれた目標のサインまで36yでした。しかし2階席からですのでその分差し引きます。
58°のウエッジで、キャリー27yを打てばちょうどいいかな?と予想しました。

実際に打ってみまして、若干左にズレましたが36yの距離にあるサインの左ピンハイぐらいに着弾しました。思っていたよりキャリーが出たな、という印象の距離感でした。


1球1球、狙って打つ目標を変えて、必要に応じてクラブを変えながらしばらく1/2ショットと3/4ショットを確認練習しました。もちろん草擦りは毎回やります。
リズムとテンポさえ整えば、この二つの種類のショットは練習場のようなライの良いコンディションから大きなミスをすることはそうそうありません。

ごく稀にコースでシャンクが出たりすることはあります。そもそもは傾斜に対処しきれていないケースだと思っていますがもしかすると距離感に気を取られてしまい手が動いてしまうときもあるかも知れません。できるだけ手は使わず、膝で調子を取って打つように心がけています。


そしてフルショットに切り替えます。
私はたいてい9番アイアンか8番アイアンぐらいから始めます。
(このショットが個人的には鬼門で、ショートアイアンで110y-125yくらいの距離を打つだけなのにプレー間隔が空いているとダフったり、引っかけたり、ミスが良く出ます。
テンポが悪くなるのかなと思います。)
ここが個人的には一番の課題です。前傾の姿勢、ボールとの距離をインパクトまでは一定に保つ意識が必要な気がしています。

ラウンド前の練習でしたら、9番を2-3球打つだけですが、練習場では1球ずつ順番にクラブを変えて打っていきます。8,7,6番と上げていくよりはむしろ、3Wや4Uなど織り交ぜながら、全部のクラブを打っていきます。
どのクラブも同じ感覚で打っていますのでスイング的には変わらないのですが、セットアップが少しずつ違いますのでそこの確認になります。あとは練習していない間のゴルフの体の動かし方の感覚を取り戻す感じで打ちます。

個人的に、平らでライの良い状況からは、5Wや3Wは打ちやすいです。


こちらは、6番アイアンのフルショットを打っている動画です。


後ろから見て目標を確認し、ボールの手前に構えて本気のリハーサルストロークで草擦りの素振りをします。
なるべくボールに構えた時と同じストロークができるように心がけます。

この動画では草擦りの素振りの1回目にバランスを崩してフォロースルーで右足が前に出ています。
自分的には悪いことではないような気がしています。本気のリハーサルストロークをしていますので。

ルーティンとリチュアルは、ドライバーを打つ時とほとんど同じに行っています。
実際にボールを打つ前に後ろから目標を確認し、スパットを決めて見失わないようにしてスタンスを取っています。
スタンスをとりつつ縦ワッグルをして左のグリップを2-3回握り直す、この辺りは無意識の動きでして変更が利きません。

DRの時と一点だけ違うのは、ピンに近い目標に向かって打つショットの時はスタンスしてから首を傾けて一応目標方向の確認をしている点があります。


こうしてみますと、私の場合はテークバックの始動以降、つまりスイング中ならびにストロークに関しては、何も注意事項がないことに気がつきました。

最重要は、「本気のリハーサル・ストローク」を欠かさないこと、草擦りでソールからレスポンスをもらうこと、いざボールに向かって要らんことをしないこと、リズムとテンポを保つこと、かなと思っています。



5/01/2023

各ホールごとのスコアにこだわらないコース・マネージメント

私にとっても非常にショッキングなニュースがありました。

まだお若いです。
とても厳しい状況と理解いたしますが、なんとか回復して元気な姿を見せて欲しいと祈ります…。


—-


あまり得意にしていないUpland Hills CCの18番ホールです。
(リンク先の2010年にプレーしたころは、このホールは9番ホールでした。)


以前から距離が短くて箱庭的な良いスコアの出やすいコースですが、2016年ごろに生き残りを賭けてか、10番と18番ホールを宅地用に売却しまして、さらに短くなりました。

歩きやすいし良いコースですが、良いスコアが出てもコース/スロープ・レートが低いのでディファレンシャルは良い数字が出にくいです。
短ければ良いパフォーマンスができるって訳でもありませんからね。

この18番ホール(旧9番ホール)は、距離も短くてそれほど難しくないはずのホールですが、左手前が池で、右へ逃げるとグリーン右のバンカーに捕まり、そのバンカーからはほぼ下り傾斜のバンカーショットをグリーンの後ろが池の状態で打たねばならないという罠が
ありまして、思ったより難しいのです。

この2打目地点の位置は、ここ数年で一番飛んでいたので 2打目をグリーンに打てました。
もしティーショットを左サイドにミスしていると難しいホールになってしまいます。



新型コロナ以降のゴルフブームで、経営的には危機を脱したのではないでしょうか。

癒し系のコースでこの日は +2オーバーの72 (パー70)でしたが (ディファレンシャルは4.7でハンディキャップ計算に入りません...)、以前グリーンがパンパンのカチカチに仕上がっていた日にここで92を打ったこともあったりします。


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普段色々なコースでプレーする中で、18ホール中に 2-3ホールくらい420-460yぐらいの長いパー4のホールがあったりします。
私の飛距離ですと、まずまず良いティーショットをドライバーで打ってフェアウエーから3Wをクリアヒットしても、風や傾斜も含めて、それでもグリーンまで届かないケースもでてきます。

そういうホールは最初から3ショット(でパーオンする)ホールだな、という気持ちで臨んでいます。
自分の中では、このホールのパーは4じゃなくて5だな。的なイメージで。
実際に、ホール・ハンディキャップが、1とか2とかになっている場合が多いですね。

逆に、500yを切るようなパー5とかは、5.4ではなくて4.5狙いのプランでホールを攻めていくときもあります。(ただし短めのパー5には、グリーン周りなどが難しくしてあったり、グリーンが小さく作られていてやさしくないホールも少なくありません。)

コースの総距離が短いコースもありますし、ハザードとかがあまりなくても距離が長いだけで既に難しいコースもあります。 私は青ティーでプレーすることが今のところ多くてしかも飛ぶ方ではありませんのでなおさらです。


米国のコースの場合、コース・レートの他に、コースの難易度の指標になるスロープ・レートというものが各コース評価されて設定されています。
各ラウンドのスコアは、GHINというハンディキャップを管理する機関にポスティングしますと、この二つのレーティングを使って、ディファレンシャルという評価数値になって計算されまして、それがハンディキャップ・インデックスを決めるという仕組みになっています。

計算法は決まっていますので、私は自分でもExcelシートに入力して自分で計算した数字を管理しています。(GHINのデータは、近々20ラウンドのスコアに暫時更新されますので。3年分ぐらいは過去のデータもストックされてはいるようです。)


過去に何度かブログ記事にしているので添付してみます。


イメージ的に言いますと、コースレートの方はスクラッチプレイヤーにとってそのコースの長さとか難しさを評価してあって、ティー別にパーをアジャストしてある数値、という感じです。
コースのパーに対して、+/‐ 1.0~2.0打しか違わないことが多いです。

これに対しまして、スロープ・レートの方は、平均でボギーペースくらいのアベレージゴルファーにとってのそのコースの長さとか難しさを評価した感じの数値指標になっています。

111-119ぐらいのコースはすごく易しい癒し系コース。 
120-124ぐらいは隣のホールもセーフなムニシパルの箱庭系コース。 
125-135ぐらいに大半のコースは入りまして、
128を超えるコースはなかなかタフな難しめ、 
130台のコースというのは、難関コース。 
140を超えるとなると、超難コース。

と当時書いていますが、大体こんなイメージです。

日本のコースにもスロー・プレートを導入するという話が数年前にありましたけど、あんまり捗っていない様子ですね。導入されているコースもあるようです。広く普及して欲しいです。
実際にプレーしてキチンとした評価をする専門のゴルファーが必要ですので、日本で幅広く実施するのがまだ難しいのかも知れません。



こちらの記事では、

・・・で、気が付いた驚くべき事実。 今までは、昨年のクリスマスの日にパームスプリングスでラウンドした時の74がベストスコアだと思っていたんです。
それと今年、ダッド・ミラーで(比較的簡単なコースとはいえ)出した73(パー71)がベストスコアだと、そう思っていた訳ですよ。

ところが、昨年の8月にロス・セラノスというゴルフ場のサウス・コースで回った時の、
81 というスコアが、実はハンディ換算ではベストスコアだったという事が判明しました。(自己ベスト・パフォーマンスと呼ぶべきか?)

前者二つのスコアのディファレンシャルはそれぞれ、5.5、4.3だったのに対し、ロス・セラノスのサウスコース(パー74、黒ティー)のディファレンシャルが 3.9だったんですね。
(ちなみに当時のロス・セラノスのサウスコース(黒ティー)は、コースレート/スロープレートが、76.3/135になっていますが、現在はさらに難しいという評価で76.8/137に改定されています。)


この、その日のラウンドのディファレンシャルというのは、トータルスコアをコースレート/スロープレートでアジャストして計算されます。 ですから、何打打ったか、とコースレート/スロープレートが必要で、そのコースのパーがいくつか、は実はハンディキャップ・インデックスの計算に全く関わってきません。

この事実を逆手に取りますと、というか素直に受け取りますと、各ホールでパーだったとかボギーだったとかは、あんまり関係ない、っていうことになってきます。

ラウンドを通じて18ホールで何打ストロークしたのか、っていう観点で考えてこのホールの自分なりのパーは6だな、とか、そういうマネージメントでプレーすることもできるわけです。
普段の私のラウンドではスコアをパーに対する+/-で記録していますが、トーナメントなどでは3とか4とか5とか6とか書き込むのであって、そこにはパット数すら必要ない訳です。


余談ですが、では本来の各ホールのパー設定は何のためにあるのか?ハンディキャップは何なのか?
っていう点で言いますと、米国の場合は各自がUSGA傘下の各地区の機関、南カリフォルニアでしたらSCGAに登録した上でGHINが管理するシステムで各自の HDCP Indexを持っています。 
あなたの今日現在のハンディキャップは、というのはハンディキャップ・インデックスのことを指します。

その上で、HDCPの実力が違うゴルファーが、ハンディキャップ戦でスコアを争って競う場合には、そのコースでプレーするスコア・ハンディキャップが、持っているハンディキャップ・インデックスをベースに計算されます。
ハンディキャップ・インデックスには、小数点以下一桁が付いていますが、その日プレーするスコア・ハンディキャップは整数です。
そして、両者のスコア・ハンディキャップの差に基づいて、どのホールにハンディキャップを付加するか、がホール・ハンディキャップの高い順に選択されて決まります。
...という使い方になっています。


話がだいぶ逸れましたが、今回のエントリーで考えましたことは、各ホールで自分なりのスコアを想定して、その「個人的パー」をベースにプレーするマネージメントもありなんじゃないか?っていうことなんです。

少なくとも、その日のパフォーマンスを評価しているディファレンシャル、そして今日現在のゴルフのレベルを評価しているハンディキャップ・インデックスでは、各ホールのパーの数字やコース全体のパーの数字は計算には使われていない、っていうことなんです。(日本では意外に聞こえるかもしれませんが。)


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今回のブログ記事から考えましたことは、難しいパー4ですとか、長いパー4 (私には長くて難しいパー4)とか、スコア的には厳しいホールですけれども、これを逆に発想しまして。

もう自分にとっては短いパー5みたいなもんだ、って思うことで「このホールを 3打で乗せよう。」って思って攻略ルートを考えたら、それはもういろんなルートが考えられます。

2つで乗せてパーを取ろうとしたらルートも限られてきて難しいですけど、ボギー狙いでしたなら攻略の自由度も高くなって、コースで一番攻略を考えるのが楽しいホールになります。
3打目が上手く近くに付けばパーも取れたりしますし。

一旦こういったパー4の難ホールを短いパー5だと思ってしまえば、「あれ?このホール楽しいぞ!?」って感じになってきます。

そもそもそのホールのパーがいくつなのか、ということはその日のパフォーマンスを評価するそのラウンドのディファレンシャルには関係ない訳ですので、上がったスコアを5とか4とか書くだけなんですね。
HDCP Indexに反映されるのも、ディファレンシャルですので。



2/23/2023

ティーショットの際のエイミング、セットアップ、心構えなど (現時点での整理)

カリフォルニア州の花、オレンジ色のポピーが満開になる季節です。

北に車で 2時間ほどのLancaster近郊に、Antelope Valleyっていう場所がありまして、ここはもう山々がすっかりポピーに覆われるすごい光景が見られます。



このポピーの群生が、今年になって少しずつ南下して我々のゴルフする環境にちらほら現れ始めました。


来年にはこのDos Lagos GC 18番の後方の山のどのくらいがオレンジ色になるでしょうか。楽しみです。
37 39 = 76  (par 34 36 = 70)


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セットアップに関しては、過去に何度も記事にしています。
それだけ重要視しているのですが、なかなか上手くはいかない証。
これが上手く行けば、8割方ショットは成功すると思っています。(テークバックの始動が上手く行けば9割方は成功。)

そのくらい重要視をしています。


(これは今でも一読の価値があります。)



(ついこの間ひぐけんプロの動画で絶賛されていた、ボールの後方にもスパットを見つけてボールと前方のスパットと3点を結ぶ、っていうのを当時すでにやっていますが、意外に上手く行きませんでした。)

(これは現在続行中です。スパットまでの距離を若干調整中です。)

 (どうやら少なくとも 6度目以上だったようです。)


今回、Hemet Golf Clubをラウンドした際に、友達に動画を撮ってもらいました。(今年元旦にこのコースに行った時は雹が降りました。)

動画を撮らなくても自分で確認できることもありますし、動画を撮ってみて自分でも「あれ?」っていう感じで後から気付くこともありますので、たとえ自分のスイングが不細工に感じたとしても、それでも動画を撮って自分で見返すことは後々の役に立つと思います。


景色の良かったホール 2ヵ所で撮ってもらいました。

まずは10番のティーショットです。


右サイドに特徴的な小山があって、気持のよいティーです。ものすごい左か右以外にOBはないのですが、実は先のFWの方向が斜めになっていてなかなかに構えにくいティーだったりもします。
グリーンは左ドッグレッグしていって、曲がった後の方が長いパー5になっています。

プレーしました黒ティーからは567yですから、距離が長いホールですのでティーショットもある程度は距離を出しておきたいところです。


動画から画像をキャプチャーしました。


現在は「ボーリング打法」を実行中で、 ボールの後方からスパットを決めたらそのスパットに向かって構え、スパットに向かって打っていくという手順ですので、ボールに構えるときはボールとスパットを結んだ線に合わせていますし、この画像の様に顔を上げて目標をちらっと見て再確認するとき以外は、ほぼほぼスパットばかり見ています。

画像上に、スパットの位置に赤いバツ印を入れてみました。
以前は20フィートぐらい先にスパットを、と書いていましたが、今はもう少し近くの 8フィート(ワンピン)ぐらい先にしています。もうちょっと近いかな?
自分の感覚に合う距離で良いと思います。(ただ、ボールに引いた線とかだと短すぎると思いますし、合わせて構えにくい、もしくはズレやすいのかな、と思ったりしています。最短でも 2mぐらいはあった方が良いのではないでしょうか。)

打つ先のターゲットは、フェアウエーの左右2つのバンカーの間です。
画像中に、赤い線で丸く囲んでみました。
ここへ、持ち球の軽いドローを打っていくイメージ。
距離的に、私が届く220yからその先 280yくらいまでの距離にバンカーがありまして、見た目と違ってかなりシビアなあまり広くないエリアに打っていこうとしています。

ただし、バンカーの顎が高くなくて砂が硬めのバンカーでしたので、バンカーに入ってもいいな、という気持ちで打っていますから、プレッシャー的には「狭い」という気持ちにはなっていません。
567yありますから、ティーショットを刻むと 3打目が相当長くなってしまいますので、手前に刻む手は考えませんでした。

一般的には、ターゲットラインを決めて出球の方向性、いわゆる”ライン出し”に気を配り、そのラインに持ち球のフェードとかドローとかを打って線で飛ばしていくゴルファーが多いのかと認識していますが、私の場合は少し違います。
ライン出しはほとんど全く気にしていません。
距離も含めて、赤いサークルのように「あそこへ打っていこう」という意識です。
曲がりが大きかろうが小さかろうが、着弾のターゲットエリアに行くことをイメージして打っています。


気持ち軽いドローを打つイメージで構えたせいもあろうかと思いますが、スタンスの両足を結んだラインは若干右を向いています。
ややクロースド・スタンスを取っているイメージですが、これは無意識です。

セットアップした時の両肩のラインや腰のラインは目標方向を向いているようです。
スタンスの両足のラインだけがクローズ。こういうのって、subconscious(無意識)が勝手にやっているんです。
このセットアップは上手く行っていたと思います。

景色でズレてしまう時もままあるんですよね。セットアップした時には自分では分かりませんので厄介です。打ってから「あちゃー。」って思う訳です。


スイングイメージ的には、右肩はいくらでも上げてきて使うけれども左肩はできるだけ構えた位置で動かさずにテークバックして、魚突きドリルのスイングで前方に突くイメージで打っています。自分で勝手にやっています山本道場式のスイングです。ターンする意識は全くありません。動画ではそう見えませんが。
前方に突いているのになんでボールは目標に向かってくれるんだろう?的な感覚が抜けないまだまだ初心者です。

それから、これも無意識で後から動画で見て気が付いたのですが、打った後にフォロースルーからクラブを戻してきたときに、クラブが目標方向を指しています。
体が硬いので「振り切ったところでフィニッシュを決める」的なことはできませんが、ある程度前傾を保ったままクラブが戻ってきて、そして目標方向を指した状態でボールの行方を見る、っていうのは良い傾向かな、と思いました。特に深い理由はありません。


次の動画は、パー3の14番ホールのティーです。


まぁちょっと野性的なところにあるティーです。
この日はグリーンセンターまで184yくらい、軽いアゲンストですが気になる強さでは吹いていませんでした。
構えやすいロケーションではありませんね。
私のスタンスはボールよりちょっと下がっていたかも知れません。つま先上がり気味。

でもティーイングエリアの右の方へティーアップしますと、景色的には苦手なフェードを打たされるイメージになってしまいますから、この位置でティーアップしました。


さて、またいくつか画像をキャプチャーしました。


画像に黄色く描いたスパットとボールを結んだ線を描きましたが、セットアップするときにはこの線をイメージして、そこに対してスタンスを取り構えを作ります。
このホールは、両足のスタンスはクローズにはなっていませんでした。

もちろんスパットはボールの後方からターゲットを見てライン上に見つけておきます。


一度、顔を上げて目標方向をちらっと見ますが、そこから画像に描き込んだ黄色い線のように目線を辿って戻してきて、


あくまでもスパットを見据えて、ボールの方を見た後もここから意識するのはスパットだけで、目標のターゲット方向はもう全く見ません。
インパクト直後に見るのもこのスパット方向、そして体がボールを追って立っていったところでボールを目線で追います。

私の場合は、インパクト後から無意識にルックアップします。
ボールと一緒に顔が回って目標に向かいます。一般に言われる、ボールがあった位置を見続けて顔を残す、とかは自然な動きでできません。


ここでは5Wを打っていますが、先程のドライバー同様に打った後にシャフトが目標後方を指した状態でボールを見ています。見届けてから、「...missed it to the left. (左にミスった。)」と呟いています。(笑)

やや右寄りのピンに対してグリーンセンターをターゲットにエイミングして打ったのですが、やや左に10yぐらいブレまして、グリーン左サイドにバウンドしたのですがグリーン上の傾斜もあってこのボールはグリーン左に少し転がり落ちてしまいました。

あとで見直してみますと、グリーン右奥のバンカーには届かない距離で打っていますから、エイミングはもっと右にとった方が良かったですね。寄せやすそうです。
左の傾斜下から、上手く上げて打って戻してきて約4歩に付けたのですが、このパットは入らずボギーでした。

左のバンカーは左サイドの手前ですしね。右手前側が安全エリアでした。そこからならパーが拾える率も高そう。
180-190yも打ったら、左右に10yぐらいのブレはショットとしては許容範囲 (甘受範囲?)ですから。約3°、時計の針で0.5秒ぐらいのズレでしょう?私の腕ではこの程度は許容範囲で仕方ないブレ、ミスショットとまでは言えない範囲のブレですが、それだけにもう少し右にエイミングすべきでした。


今のセットアップとエイミングの方法は、今までやってきた中では一番上手くいっている方だと思います。
まだ改善の余地があるとは思いますが、スパットへの距離感も慣れが出てきましたし、ルーティンも一定化してきていると思います。

まぁでも常に、出てくる改善案についてはオープンな受け入れ態勢でいようと思っています。


次の課題としては、気が付かずに右を向いて構えてしまったりするズレをいかに防ぐか。
景色による強要されたズレをどう矯正してきちんと合わせるか、という辺りを考えています。



6/16/2022

スコアが改善して安定してきているので、思い当たるところをメモして記録しておく投稿 / 3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)

こちらは Morongo Golf Club at Tukwet Canyonの 12番ホールのティーです。
リンクしました以前のコース紹介では92打ってますね。
今回プレーしました黒/青のコンビネーションティーからは、コースレートとスロープが72.4/133と、とても難しいコースです。


396yのパー4のこのホール、DR、4Uと打って4歩に付けてバーディーチャンスでしたが、右へ切れる横のライン、少し読みが深すぎて入りませんでした。

このところの好調を維持しておりまして、前半+3(14)、後半+2(16)の 77(30)でした。
コースレート/スロープが72.4/133ですから、Differencialで3.9になります。


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昨年から今年にかけまして、自分でも感じる程度にスコアがグッと安定してきました。
このブログを始めた 2008年ごろからすでに時々は80を切るスコアを出せていましたのですが、ここまでの安定はしていませんでした。

でも、3~10回も80を切ったことがあるゴルファーなら、コンスタントに80を切る技量はあるはずですよね。ポテンシャルとして。(1回とか2回とかですと運が良すぎたきらいもありますが。)

(パーを切るとかアンダーを出すっていうスクラッチゴルファーの場合はまた別レベルです。バーディの方がボギーより多いゴルフが展開できないと到達できないはずです。)


私の場合のスコアの安定化、良化に寄与しているファクターはいくつかあります。 

ドライバーがグッと安定してきた、FWが全然打ちやすくなった、チップショットを単純化して、2x4のシステムを構築したのが機能している(3x4もやめて、できることに特化しました。)、テンポを重視して打ち方を一定させてる、30-60yでワンピンからワンクラブに付けることが多くなった、単純化したことでダフリやトップを大幅に減らした、とか、山本道場の魚突きも違和感なくなってきた、いす軸法が有効活用できて助かるとか、グリーン周りの25y以内も良くなってきた、とか、パターの時にとんでもない読み違いっていうのもかなり減ってきたかな、とか。

そういうの全部が積み上がっていって、パーオン率が1.5ホールぐらい良くなって、スクランブルも数%ぐらい良くなって、みたいな感じで、大きなブレークスルーはまるでなし、っていうところで、1ラウンドだけで見るとショットの飛距離とか精度とか大して変わってないんですよね。
ほんのちょっとパーオン数が増えたかな、ほんのちょっと寄せのカップまでの距離が近く張ってるかな、どダフリとかトップで往復ビンタとかは滅多にやらなくなってきたかな、とか程度の違いで。

松山英樹プロが良く練習しているAngeles Nationalとかだとコンパクションが高くてカチカチのグリーンに対応できずに白ティーからでも楽勝で崩れて 90近く打てます。白ティからでも180、200yのアプローチが多いんですけど、FWで打つから止めらんないんです。で、チップショットもスーってオーバーしちゃうので、風が強めに吹くと1発で崩れることができます。笑


でも、今年は80%くらいのラウンドで 80を切れていて、+2~+3オーバーのスコアでのラウンドも何回かありますし、簡単な短いコースでのパープレーとかもあります。

一応、ここ2年くらいに取り組んできたことを自分のために整理しておくことにします。


1.3x4システムを 2x6システムに再構築 (30-100y)

3x4システムを 2x6システムに再構築したのは、ひとえにミスショットを減らすためで、ウエッジ類は私の場合は1/2ショットと3/4ショットのみにしました。
ウエッジ類のフルショットはひっかけたり下に入って抜けたりしてどうも正確に打てませんので、当面使用禁止。
逆に9番から上は3/4ショットと1/1ショットしか使いません。長いクラブはスピードがないと弾道が出ないので、1/2ショットはミスしてしまいがちなのと転がりが長くなって読みにくいので。
1/1ショット、すなわちフルショットですが、これもマン振りの距離ではなくて、10時半-1時半のイメージの 1/1ショットです。

注: 私の場合の 3/4ショットというのは、一般にいわれているハーフスイングで打つショットに近いものです。9時ー3時のスイングのイメージ。だいたい75%の距離が打てます。

3-wayで使うのはPWぐらいになります。PWの1/1ショットも実はほとんど使いません。8鉄の3/4ショットと距離で言えば被りますし、弾道の高さのちょっとの差ですので、ワンバウンドめの状況で考慮する程度です。結果的に変速の2x4システムといいますか、2x6システムぐらいな感じになっています。

思い返せば、何年も前からレンジファインダー持っていたのですけれど、この3年くらい100y以内、特に50y以内で使うようにして来ていまして、これが大きかったという実感があります。

なにしろ、測って、イメージして、打って、結果見てフィードバック、が出来ますから、ラウンド毎に精度が分かってきます。

しかもどのクラブでも打ち方を変えませんし、スイングのテンポも同じままなので、データを取るだけで、それぞれの距離は大して「練習」をしなくても経験値が積み上がっていきます。

2016年に入手したレンジファインダー(レーザー距離計)によるスコア改善への効果は絶大だったと思います。

ただですね、30y-100yで使うこのシステムですが、毎回のラウンドで30-100yが残るのは、大体 3-4回くらいでしょうか? 上手く行ったパー5の 3打目とか、少し失敗した長いパー4の3打目とか。
ですから、この部分の距離のコントロールがすごい上手く行ったとしてワンピンとかワンクラブに付けて、そのうちの 1/4でもワンパット出来たら御の字なわけです。
貢献打数としては、ラウンドでたかだか1打くらいのセーブになります。

(逆に言うと、この普通にやれば大して寄らなくてロングパットを残してもボギーには収められる可能性が高いこの30-100yの状況ですが、そこからむざむざバンカーに入れるとか、往復ビンタ喰らうとか、2打も3打も増やす要因を防いでいる観点から見れば、1打分以上の貢献をしている面もあるかも知れません。)


2.FWの安定化

私は SLDRの 3Wが好きで、スペックが合っていたのかM3やM5などの 3Wも試したもののSLDRを超えることはなく、っていう変遷で来ました。
SLDRの 3W、3U、5Uの 3本を、170-210yからグリーンへのアプローチに活用してきました。
この辺りの距離からグリーンへ乗せていくことは、私のDRの飛距離でバックティーからのラウンドをするには必要不可欠になります。

そういう訳でこの辺りの距離を打つクラブのスペックを自分にぴったり合わせることは、アイアンセットやドライバーよりもずっとずっと重要になってきます。

いろいろやって、かなり使いやすいクラブスペックになっていたと思いましたが、最近使い始めました、SIM2 Maxの 3W、5Wはべらぼうにうちやすいです。
どノーマルの売ってるまんま、Ventus Blueの5Rのシャフトです。私のスイングスピード、そして打ち方で、そんなに特別なスペックが必要な訳もなく。比較的新しいやさしめのスペックのクラブを選べば良かったのね、と今にして回想する次第です。(笑)

さてスコアへの貢献度ですが、3Wはそもそも難しいですから多少のミスショットも含めて使っていますので、以前の3Wと3Uと比較してどのくらいスコアに出てるかというとラウンドで0.5打とかそれ以下になると思いますが、心理的・気分的な差は私の中では大きく、格段に差があります。

不安なく、狙うつもりでFWを振っていける、というのは、精神的に「無理にDRを飛ばさなくても良い」っていう方向でもプレッシャーを減らしていまして、打数以上に貢献があります。


3.30y以内のグリーン周り (シンプル化)

ハイバンス角を持つ Edelのウエッジの導入がとても大きな助けになりました。
これこそスコア直結っていう訳でもなく数字で見るのは難しいですけど、自分の中ではかなりの差で助かってると思います。
大ダフりやトップしてすっ飛ばすミスの激減。

どんなライからでもある程度ソールが抜けていってくれること、地面にほぼ「刺さらない」こと、突っかかったとしてもある程度ボールを運んではくれること。

そして自分の中で大きかったのは、技(打ち方)の引き出しを「減らした」ことです。

シンプルなチップショットだけを打つことにして、スイングのテンポを一定にすることを最優先、持つ長さも余程の傾斜の斜面でない限り短くも長くも持たない、振り子の腕の長さはテンポを決めるのでなるべく変えない。
ボールにピシっとクラブが入ることを最優先。

上げる、抑えて低く転がしめに行く、潰して打つ、トゥで勢い殺して打つ、フックめに入れる、カットに打って止めに行く、 …今は全部「やらない」です。

ウエッジは、58°、54°、50°、45°のPW、を持ち替えたりはしますが、基本的にライ角も長さも同じですので、チップショットの打ち方は一つだけにしてます。
(グリーンにすごく近い転がしの寄せは、また別です。)

私の場合は、最低限の練習で余分なスコアを減らすだけの方向性です。そもそもデジタルパット自体がその発想でしたし。
スクラッチやトップアマ、プロを目指して、バーディラッシュを目指す人の方法論ではないです。手痛い凡ミスを減らすことを最優先。

30y以内からの寄せで、スクランブルが決まった率はあいにくデータを取っていません(ボギーオンは一括り)でスコアへの貢献度が分かりませんのですが、この部分では大叩きを激減していると思います。
ぴったりくっついてパーセーブの数も増えてはいると思いますが、ラウンドで1打も変わらないでしょう。ラウンドでダボが一つは減るイメージで、全体として約1打の改善を見積もっても良いかも。


4.ダボへの王道を避ける -1  (バンカー越えのバンカー入り)

この取り組みは、地味に大きいと思っています。
1.の内容にも繋がりますが、しっかりと「キャリー」の距離を把握すること。もうこれに尽きると思います。

例えばですが、ハイブリッドでグリーンを狙ったショットが左へ巻いてしまって外れ、ガードバンカーの左に。そこからバンカー越えで約30yの打ち上げのアプローチショット、っていう場面。
あるいは、1打目か 2打目に多少のミスがあって 2打でグリーンに乗らず、フェアウエーのグリーン手前からバンカー越えのアプローチショット、っていう場面。

「一番やってはいけない」ことは、このバンカー越えの状況からむざむざバンカーに入れることです。
多少大きくてもグリーンにさえ乗せておけばボギーには収まる可能性が高いのに。

でも、実際には多いんですよ。
とても良いショットで、ピンに絡むぞ!っていう打球でギリギリバンカーの顎を越えずに捕まり、「あれ?!」ってなってダボピンチ。

ピンまでの距離を測る人はまだ良いですが、グリーン周りの50y以内は距離さえ測らないゴルファーが多いです。
そもそも35yなのか40yなのかも分からない。で、「フィーリング」で寄せを狙います。
で、バンカーに捕まる。軽くダフってしまって距離が落ちて捕まる。綺麗に打ててもギリギリ捕まる。なぜでしょう? 
バンカーの顎はグリーン面よりけっこう高くなっています。30-40yのショットはほぼ放物線に近いんです。カップの上からは降って来ません。という訳でなぜかバンカーの顎に捕まります。

私が努めてやっているのは、ピンまでの距離を測ること。例えば 30yだったとします。
忘れてはならないのが、バンカーの顎の頂上までの距離をレンジファインダーで測ること。大抵、21yとか18yとか出てきます。
バンカー手前のグリーンより低いところから見ると、バンカーの淵からピンまで近く見えるんですよ。すぐ後ろにあるようにしか見えません。
でも大体 8-12yの余裕がある場合が多いです。
これを測ります。余裕があればグリーン面を見に行きます。そして立体的に 3Dでイメージします。
顎のこちら側までが測って 21yでしたら、高さ分も入れて最低でも25yキャリーしておけばバンカーは越えて避けられるでしょう。

上手い人はロブショットで距離を打ち分けられるでしょうが、私は距離感を練習していませんので、やりません。
1.に書きました、2x6システムにLWで 1/2ショットが 27yキャリーとなっていますので、これで行きます。普通のチップショット。弾道はさほど高くありません。27yもキャリーしますと、おそらくカップをオーバーします。運が良いと寄ります。バンカーの顎をクリアした向こう側の下り斜面にワンバウンド目が落ちるとボールがキックして 4-5yもカップをオーバーします。でもそれで良いと思っています。とにかくバンカーには極力入れない。

打ち方は変えませんので、特に練習は要らないです。
スコアへの貢献度は、ラウンドで 0.2打くらいでしょうか?


5.ダボへの王道を避ける -2  (ボギーオンの 3パット)

いわゆる「素ダボ」に付きものが 3パットです。
ダボではなくても、せっかくのパーオンをボギーにしてしまうケースもあります。

これをできるだけ避ける取り組みをしています。

3パットは、中長距離のパットが残っている場面から、が多いですね。
私の場合、グリーンが読めていない、というのが大きな原因になっています。
あまりきちんとグリーンを読めていなくても、ある程度の年数プレーしているゴルファーでしたら、カップから左右へのズレっていうのはだいたい 2フィート(約60㎝)以内には収まるものです。悪くても 3フィート(約91㎝)でしょう。
しかし前後には、6フィートも10フィート(1.8m、3m)も ズレてしまうことが多々あり、これが容易に 3パットに繋がってしまいます。

そこで、考えました。
パッティングのラインを読む際には、どれだけ曲がるかということよりも、登っているのか下っているのか、目の錯覚は起きていないか、景色に惑わされていないか、どの程度の傾斜なのか、これを読むことに注力します。
ラインを横から見る、最大傾斜の一番低い方側から見る、そしてできればグリーンの外からグリーン全体の傾斜も確認する。
これをやるように気を付けますと、前後のミスの幅がぐっと縮まります。
それでも、自分のストロークの方でその読んだラインの傾斜に合わせた強さをきちんと出力できるかどうか、という問題がまだ残りますが、私の場合は 20歩以内であればデジタルに強さをコントロールできます。

極端なことを言いますと、最悪左右の曲がりが分からない場合は真っ直ぐに狙っておけば、前後のスピードがあっている限り 2パットには問題ないのです。セカンドパットには、「必ず登りが残り」ます。

ボールの後ろから、そしてカップの後ろに回り込んで丁寧にラインを読むゴルファーはたくさんいます。大半のゴルファーがそうしていると思います。
でも、それ以上に手間をかけて「ラインを横から読んで」いるアベレージ・ゴルファーはあまり見かけません。
ここにもっと手間をかけ気を使うと、3パットが激減してきます。
スコアが80台くらいのゴルファーにとって、ラウンドで1打くらいのセーブにはなるかと思います。


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私の場合は道具の影響も大きくて、例えばハイバンスのウエッジでゴルフが格段に楽になりました。

それと、FW類もスペックが合うやさしいクラブを使うとものすごく安定します。
自分に合うスペックをフィッティングしないで見つけるのはかなりムズかしいのですが、そこが趣味だったりしますので遠回りしますね。

もっというと、スコアだって本当はレッスンに通うのが一番早く減らせる方法だと、真剣に思います。
...でもそこが趣味なので自分でやりたいといいますか。




5/08/2022

先日の SIM2 MaxのFWを多く使ったラウンドの使用クラブチェック とDos Lagosのラウンド記録

よく夜に家の周り近所をウォーキングしているのですが、その途中のとあるお家の塀の上から、月下美人が顔を出して咲いていました。
英語では、Queen of the Night っていうらしいです。


年に1回だけ、それも夜になって花が開いてたった一晩でしぼんでしまう花で、これをみられるのはとてもラッキーです。(すぐとなりにしぼんだ花が写っていますが、そちらが咲いていたのがその前日で、その花も見まして2日連続で写真に撮ることができました。)

不思議な花ですねー。サボテン科だそうです。


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さて、新規導入のSIM2 Maxの 3W、5Wを試すためとはいえ、ちょっと自分には長すぎるバックティーでプレーした結果、まずまず自信がつくような満足なラウンドができました。

で、どのくらい使ったんだろう、と思って数えてみたら、案の定アイアンがあまり使われていなかったという...。
ちょっとピックアップして列記してみます。


38, 39 = 77 (par 72) :  +2 (15) +3 (14) = +5 (29) 
Rate/Slope 72.2/127
Index 4.3 

使用クラブを調べてみました。 

DR       15回 (直ドラ1回) 
3W        7回 
5W        5回 
5U         3回 
5I          1回 
6I          2回 
7I          2回 
8I             0
9I             0
PW        4回 (D-Chop 2回)
50°           0
54°       4回 (バンカー1回) 
58°       5回 (バンカー1回) 
PT       29回  (+48 shots)

一番お気に入りの、トリプルフォージドのPXG 0211ST アイアンの 8番と9番の出番がありませんでした。PWはかろうじて出番がありましたが、4回中の2回はD-Chopなので実質2回でしょうか。
まぁその2回をいれるにしても、8番I、9番I、PW、50°の4本が、PWの4回のみしか使っていないのはちょっと珍しいでしょうか。

このコースは私にとっては長いのでいつもアイアンを使う機会があまりない印象です。
5I ~ 9I まで 5本も持っててラウンドで 5回しかショットに使ってないのかー。とあらためて思いました。


~~~

それで、この週末の別のラウンドも、使用クラブを記録してみることに。


夜明け時間の写真ですが、ものすごく景色が良いコースで、そしてとても相性が良くて私のHDCPは結果的に半分はここのスコアで出来ていると言っても過言ではないっていうコースでのラウンドです。

パー3が 6ホールあって、パー70のコースです。

先日のラウンド記のコースに比べると、かなりのアップダウンがあります。
9ホールはフラットで 9ホールはアップダウンがきつく、そのアップダウンは後半に多く分布している感じです。

こちらがスコアカードです。
(下段に使用クラブを書き込んでおきました。ラウンド後しばらくなら覚えてますけど。)

また、パット数の下の欄の数字は、カップまでのパットの距離の歩数です。


35, 40 = 75 (par 70) :  +1 (17) +4 (18) = +5 (35) 
Rate/Slope 71.4/128
Index 3.2 

使用クラブ回数

DR       12回
3W        6回 
5W        6回 
5U         1回 
5I          1回 
6I          2回 
7I          1回 
8I          1回
9I          2回
PW        3回 (D-Chop 2回)
50°       1回
54°       1回 
58°       3回  
PT       35回  (+40 shots)

前のラウンドと比べると、ショット数が 8ショット減ってます。
パーが 2つ少ないですから、まぁ 6ショット減ってる相当でしょうか?
で、パット数が 6パット増えているという...。

スピードも 10フィートちょっと出ていて速いんですけどね、ここのグリーン。それ以上に、各グリーンがデカいんです、ここのコース。多分そのせいかと。
だからスコア的には相性が良いのかも。ロングパットは割と苦にしない方ではあると思いますので。このコース(の、特にアップダウンのきついホール)を苦手にしている友達はたくさんいます。

全長が、6,544yってなってますが、フルバックティーが使われていないホールもあるのでもうちょっと短いのかな、と思います。5番と8番のパー3は、この日はスコアカードより長くなってました。カップの位置とかティーの位置の関係で。
でもこうやってあらためてみると、パー70ですから打数あたりにしたらトータルの全長が短くはないかもですね。
やっぱり打ち下ろし、打ち上げのホールが入っていると、全体フラットなコースよりも全長にたいしてプレー長が短く感じます。打ち下ろしのホール、すごく飛ぶもんね。

データでみますと、 ...え、あれ?
3番W、5番W、合計で12回、一つ前のラウンドと同じだけ使ってますね。
5I ~ 9I のアイアン使用回数は2回だけ多いですが。うーむ。

それと、グリーンが大きいからかどうかウエッジ類の回数は激減してます。

3パットしているホールが 2つありますが、段差を登って下る難しい長いパットで、ある程度仕方がない面がありました。その前のグリーンへのショットも難易度が高いショットでしたのでこの辺は無理に改善を目指す部分ではないと思ったりしてます。

なんかこうやって見比べてみますと、1月にクラブ 5本だけラウンドっていうのをやりましたけど、たいして影響なく普通にラウンドできちゃうな、って思ったの当然だったような気がしてきました。

セッティングとしては、長い方のクラブが揃っててウエッジ類が揃ってさえいれば、アイアン類は間引きでも間に合うな、っていう感じがします。

バッグの中の 14本中のクラブで大事な順番は?なんていう記事も書きましたけど、今回の使用回数で並べると、(2ラウンド合計で)

PT  54回
DR 27回
3W 13回
5W 11回
58°  8回

の順番です。(5Wは新入りですが今回の導入前なら 3Uとだいたい同じ飛距離です。)
パター以外は長い順に多く使っているのかー。飛ばないのにバックティーでプレーするとこうなっちゃうっていうことでしょうか。


これはちょっと来週辺りまた、実際距離が短めでセカンドショットにアイアン打つ回数が多くなるコースでのラウンドのデータも見てみた方が良いかもしれません。


ついでに次ページに、今回のラウンド記も書いておこうと思います。
(主にゾンビ立ちの経験を積むのがメインの目的。)


5/05/2022

TaylorMade SIM2 Maxの 3番ウッドと5番ウッド と ゾンビ立ちラウンドリポート

またかよ?って自分でも思いますが、 ...何度も 3Wをトライしています。 
それだけ自分にとって打ちやすいスペックを見つけるのが難しいクラブっていうことかと思っています。

が、今回は朗報かも。


さる 3月頭に SIM2の 3Wは試していました。
あの時は、練習場ではとても良い感じで打てていたのですがいざコースで打ってみるとちょこちょことミスが続きまして。

その後 M5の 3Wにもトライして練習場の段階ですでに玉砕。


今回は、SIM2 Maxの 3Wです。 

シャフトが固定でカチャカチャが使えないため、手持ちのシャフトで試すわけにもいかず、ロフト角やライ角、フェースのオープン度合いも調節ができませんので敬遠してきましたが、対象を拡げて試すことにしました。

こちらです。


そうなんです。
上体の良い個体が中古でお店にありましたので、5Wも加えて 3Wと併せて 2本を入手してきました。


こちらが 3W。



そしてこちらが 5Wです。



既にコースで打っちゃってから撮りましたが、こちらがソール側の写真です。


シャフトは両方ともに純正の Ventus Blue 5Rです。 56gかな。
あとで 5Wの方のシャフトにはおそらく3-5gの鉛を貼って少し重くするかな、と思います。


現行の 2012年モデル、SLDRの 3Wとのヘッドの大きさ比較。


けっこうヘッドが大きく見えます。


それで思い出したのがこの記事で、--> 「スプーン(3+)とパーシモン・ドライバー

2009年当時はグレートビッグバーサII の 3Wと、パーシモンのDRを比べていました。


で、今回は「あれぐらいの大きさかなー?」って思いまして、ずっと以前 長らくの間私のエースドライバーだったグレートビッグバーサのDRと並べてみました。


イイ感じに近い大きさまで迫ってますねー。


ヘッドの大きさもさることながら、シャフトの長さもかなり近い長さになっています。

ヘッドのディープさにはやはり少々差があって、3Wはシャローフェースになっています。


まぁ、でもなかなかに近い大きさになっていて、月日が経ったのをしみじみと感じました。


それで肝心の飛球性能ですが、今回は練習場で打つこと一回もなくコースに持ち込んでラウンドに使用しました。
本来やることではありませんが、タイミング的に入手した翌日でしたのでまぁもういきなり本番、コースに持って行っちゃえ、ってことで。

結論から言うと 2本ともすごく良かったんです。

3Wも 5Wも、どちらも真っ直ぐ系で強いて言えば気持ちフェードしてたかな?ぐらい。
ドローに打とうと思えば打てるけど素直に打って真っ直ぐで使えばいいんじゃない?っていう球筋でした。 もし練習場で打つとドローが出そうかなっていう気がしました。

持って行ったコースがほぼほぼ平らでかなり距離のあるコースでしたが一方で左右に広くはありましたので、友達から「黒でやろうよ要請」があったこともあり、3Wと5Wを多く打つために黒のバックティーからプレーしました。

次ページにラウンドリポートします。
(興味のある方は良かったら。)


4/17/2022

西山式イス軸法が体幹を整える、を応用できないか?

追記: 4/17/2022 

追加動画が出まして、追記しました。
ちょっと問題発生。


---

greenskeeper.org のJohnnyが企画した GolfMoose.com のアウティング・イベントで、The Saticoy Club をプレーしてきました。

普段はラウンド予約できないプライベートのコースです。




ウエブサイトのトップ画像をリンクしてきました。
とてもダイナミックなシグニチャー・ホールの 14番パー5です。

ティーから撮った写真はこんな景色です。


1打目は安全目に右目に狙って打って、2打目はちょい食い込んでいる左サイドの谷越え気味に距離出していって、3打目勝負っていう感じのホールです。

このコースのグリーンはとにかくアンジュレーションがすごくて、しかも速い。
以前トーナメントでここをプレーしたことのある友達は、4フィートのパットをリップオフして外れたら、そこから転がって行ってグリーンの外に20yも出てしまった。とか言っていました。
そんなことがいかにも起きそうなグリーン、5, 6個はあったと思います。

コースはとてもよく整備されていまして、アップダウンもあり、距離も青のバックティーからで 6,601y、スロープレート 72.7/132 (黒のフルバックからだと 7,035y (74.6/138) 、白のレギュラーティーからで 6,230y (71.0/127)) の、とても難しいコースでした。

私は 6ホールしかパーオンせず苦戦しましたが、グリーン周りのチップショットがいくつか上手く寄ってくれて、パットもバーディーこそ取れませんでしたが奇跡的に 3パットなし。スコア的には検討してダボなしの 8ボギーで 80 (32パット) でした。

もともとは、南カリフォルニアの歴史ある古いコースに多いウイリアム・ベルの設計で、のちにアーノルド・パーマーの設計グループが改修したようです。

素晴らしいコースでした。


−−−

4/13/2022

山本道場関連のポストです。

題記の西山式イス軸法を山本道場が体験した動画を見まして。
おおおー、って思いましたので記録しておきます。


お友達のsyoballさんも記事を上げていらっしゃいます。



こちらがその一連の動画です。
(後でもう一つ、データ測定した動画もでますのでまたリンクします。)






一つ目の動画を見てすぐに自分でもやってみました。
ひとりでは確認が難しいのですが、前屈はできるのでやってみました。びっくりです。

(関連動画、3つ追加になりましたのでリンクしました。)

*どうやら、ティーアップとかの動作でイス軸解除されてしまう模様です。
ティーアップした後に、イス軸バランスを取って、それからショットに向かう必要がありそう。
そうなるとゾンビ立ち動作が目立ってしまうので、ラウンド中はハードル上がるなぁ。
ティーアップ前に順番待ちながらやっとくならば、簡単にやれるけど...
(クラブで支えなければ大丈夫なのか??)


こちらに西山先生のイス軸法の説明動画があります。



一方で、そうは言っても 5秒ぐらいでそんなに変わるわけないじゃん?とか、解除ですぐ戻っちゃうから維持されないじゃん?とか思わなくもないですが、西山先生の動画では、これを毎日継続して習慣づけ、イス軸法でいう見方での安定した良い体幹を作る、っていうことですので、少なくとも試してみる価値はあるかな、と思います。

その以前に、5秒で整えられるのですから、イス軸法の整った体幹が少なくとも 40秒ぐらい持続すれば、コースでボールを打つには十分です。

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昨年の 7月に、「オーバースイングの修正ドリル (DR編)」っていう記事を上げていたのですが、その中で、

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

って書いていました。

もう一つ、昨年の 8月に「飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」」っていう記事でセットアップを少々変えたことを書いていますが、この時にも構えた姿勢を取っているときにバランスが悪いと鎖骨の当たりをグッと押されると後ろに傾いてステップバックしてしまう、つまりかかと体重になってしまっている現象を認識していました。

自分では、どっしりと前にも後ろにも倒れにくいバランスで構えているつもりなのに、ズレているんですよねー。

スタンスして構えをセットアップした状態で友達に押してもらうとズレているかどうか分かるのですが、自分ではなかなか感じられません。


上のイス軸法の動画を見て最初に思ったのは、目標としている「前後、そして左右のバランスの取れたふらふらしない構え」をとるのに大いに役立つのではないか? ということです。

コースでは、構えの方向、ボールの位置、も含めてセットアップが重要で、ショットの成否の 90%はアドレスとテークバック (セットアップとテークアウエイ)で決まってしまう実感があります。
バランスも含めて上手く立てた時は、打つ前から良い感じがしてスイングもスムーズに行って良いボールが出てくれるのが分かったりします。

Green River GCの 14番ホール

バランスよく立てているときは、「結果的に」自分とボールとの距離感もズレていなくて芯で打てる感覚がありますよね。
でも感じるのは後の祭りっていうか、いまひとつ確信できているときが少ない。
これが事前に察知できる感覚の持ち主はもっとショットが上手なんじゃないかと思うんです。

是非この西山式イス軸法を使って体幹のバランスを取り、それからセットアップして打つっていうのをまずは練習場でやってみて確認して、効果がありそうならコースのラウンドにも持ち込んで試してみたいと思っています。

また、実践した感想などはブログに書き留めていきたいと思います。



2/10/2022

ゴルフスイング -37 引き続きセットアップとテークアウェイ(真っ直ぐに)の練習


すごく好きなコースです。
有名な設計家のピート・ダイの甥っ子さんのマット・ダイ設計のコースで、とても戦略的です。


ちょっと芝が傷んでいますが、黄色く枯れたバミューダの冬柴です。
下の地面がカチカチでよく転がりますが、アイアンショットにはコツが要ります。

HDCPの半分以上はここのスコアだったりするくらい。
どこに打ったらどこに転がるかよく知っていまして。(笑)

上のリンク先に詳細を記事にしていますが、このホールはコース中でも特に難しいホールのひとつです。


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今回のスイング動画も練習テーマは同じ、こちらの記事の続きになります。


最初の記事から約 4か月が経ちます。
だいぶ違和感は解消されてきたかもしれません。(うねり打法まで行くにはまだ時期尚早というか、テンフィンガーのストロンググリップのままそこまで行くのは難しいのかもしれません。)

余談ですが、今回の記事の題名は英語式に「セットアップとテークアウェイ」と書きましたが、日本でいうところの「アドレスとテークバック」です。
カタカナ和製英語、なんで微妙に変えるんですかね?(笑)


前回のスイング動画はコースでのラウンド中の動きを確認しました。
フォームはともかく、なかなか良いショットが打てていました。 
いつも良いボールが打てたらどんなにか良いのですが、安定させていかなければなりません。テークバックも自然に真っ直ぐに出来るのが理想です。

なにしろ、アドレスがピシッと決まれば、このショットはすでに 80%成功したも同然です。

今回の動画はクラブを少し変えましたので、そこでどう変わったか変わっていないか見たかったので確認してみました。


まずはドライバー。


この動画の時点では、SIM Max-Dに入れていたシャフト (Project X Hand Crafted Loading Zone (LZ) Shaft) に、以前使っていた テーラーメイド M1 430cc のヘッドを付けたドライバーを打っています。

実は手持ちのアイアンセットを何セットか断捨離した際に、SIM Max-DM4も一緒に断舎離しました。あれやこれやと調整を繰り返していましたが、要するに私には合っていなかった、ってことなのかな、と悟りまして。

いくら調整してもボールが高すぎるので、以前とても気に入っていた M1 430ccを試してみたら、全然感触が良いんですよ。
今回の動画は、その感触が良かったときの練習中です。

ですが M1は、TwistedFaceにはなっていませんし、やはり小ぶりヘッドでスイートスポット・エリアは若干小さいですしちょっと古いので、断捨離によってストアクレジットとしてギフトカードにまとまった金額が入ったこともあり、SIM2 ドライバーを購入しました。
 

そして 2つ目は、PXG 0211 COR2 (2019) の 6番アイアンです。


ミスには強いですね。
少々トゥ寄りのヒットでもあまり距離落ちませんし。ヒール寄りでも同様です。

シャフトも若干軽くなり、力まずに打つのにちょうどいい感じ。
打ち込む感じにも使えますし、あるいは払う打ち方でも、おそらくどちらでもレスポンス良く打てそうな感じがします。
私の場合は、基本が魚突きドリルなのですが。

特にフェアウエーの芝に沈んでいるような洋芝特有の状態からでも、バンスが利いてソールが抜けてくれてボールを上げてくれそうな雰囲気がします。


今までのアイアンと比べるとヘッドがやや大きいのですが、この大きさに慣れれば、許容度の大きさは段違いだと思いますので心強いです。



12/14/2021

ゴルフスイング -36 (コース編) Insideに引いているテークバックを少しずつ修正

この写真は Jurupa Hills CC の 9番ホールのグリーンをティー方向に振り向いて撮った写真です。このホールには、変な電柱がグリーン前のフェアウエーに立っていますね。邪魔なんですよ、結構。(笑)
(当たった場合は人工物ですので、無打罰で打ち直しができます。)



このコースは比較的平坦で歩きやすく、距離も 6,124yと短くて(とはいえパー70ですので数字よりは長く感じます)、しかもコースレートとスロープレートもバックの青ティーで 69.1/122 と、比較的易しいコースという位置づけです。(スロープレートについてはリンク先をご参考ください。)

しかしながら、私だけでなく友達もなぜかこのコースを割合に苦手にしています。

狭いホールは狭くて木が迫り出してるしなー、とは思っていたのと、写真でも見て取れますが微妙にコース全体が傾いていて、グリーンが平たく見えるのに意外に思ったよりも切れたりすることも一因だと思っていますが、今回ちょっと気が付きまして。

過去のデータを調べてみたら、苦手意識を裏付けるように毎回パーオン率がやたら低かったんです。
例えば先日良いスコアが出せた Dos Lagos GC だと10/18ぐらい行くのが、Jurupaだと3~4/18になってしまうんです。 ちなみに昨日は少し良かったので 6/18でした。(個人的にグリーンエッジのボールもGIRのデータに含めています。)

で、ラウンドしながらグリーンに注目してみたところ、ここは形状の輪郭にひょうたん的な凹みがつけてあるグリーンが多くて、しかもカップ位置も端っこの設定が多いんですね。実効のグリーンの大きさがちっちゃくなってるときが多い。
この写真の 9番グリーンも実質小さくなってこちら側半分になってます。
ひょうたん型とかフィジェットスピナーみたいな形っぽいグリーンが多いですから、長いパッティングで、間のライン上にラフが食い込む場面がけっこうあったりするのもここのグリーンの特徴です。

この日は、写真でグリーンの左端 (向こうからプレーしてくるとグリーン右端) に写っているボール、バーディーチャンスに付けました。6歩でしたが外しました。(笑) 
スコアの 77はこのコースでは今までのベストスコアだったと思います。

しかもピン位置がグリーンの端っこだから傾斜も比較的きつくなりがち、カップ周りで思ったよりも切れたり、すすーって行っちゃうケースも多くて今いっちょタップインの距離に寄り切らないっていう現象も出てしまいがち。端っこですとグリーンオーバーもしたくないから寄せで突っ込みにくいですし。

スピンコントロールが適当な私には攻略が難しいわけだわ、と気が付きました。

写真ではのどかで簡単そうなコースに見えるのですけれどねー。


---


今回もまたまたスイング動画ですが、こちらの記事の続きになります。


記事から約 2か月が経ちますが、自己診断ではこの時よりもだいぶ修正されてきていると思います。

今回はむしろ(2ヶ月前との比較ではなく)、練習場でスイングやドリルを練習していても、いざコースでのラウンド中には全然違う動きをやっていたりするので、ということを念頭において、同伴の友達に撮ってもらった動画です。

毎ホール撮るという訳にもいきませんが、ラウンド中のちょっと余裕のあるホールで、とか、お互いに撮影をしあったりしています。(^^)


こちらの動画は 15番ホール 520yのパー5 のティーショット、ドライバーです。


ちょっと見えにくいかもしれませんが、打ち降ろしてその先が左ドッグレッグになっています。ちょっと日本のコースを彷彿とさせるような、右側も左側も短めの芝のラフのスロープになっていてすり鉢状といいますか、フェアウエーは狭いのですが打ってみると案外狭くないホールです。

2か月前と比べますと、より真っ直ぐにテークバックを引けるようになってきてはいるかな、と思いました。(他の直したい部分は、今はまだ置いておきます。)

効能としては、左右へのブレの幅がだいぶ小さくなりました。
インサイドに引いてテークバックしてインサイドから降りてきますと、プッシュアウトしたり、逆に大サソリ、あるいは詰まって天ぷら気味とか、色んなミスが出やすいですが、そういう大きなミスが格段に減っています。
まだトゥ寄りに当たってフック目が強くなったりとか、コースではエイミングとセットアップのズレかどうか、どヒールに当たってしまってローフェードになるとかのミスはたまに出たりはしますが、大幅に安定してきています。

もう一つは、インサイドに引く動きで引き起こされるトップでのシャフトクロスも計らずして解消されて収まってきているようです。この部分はスイング中には全く意識していませんでした。
とにかくテークバックだけ。
このホールは 3打目を 6歩に付けてバーディー狙いましたが入らずパーでした。


次の動画は 11番ホール 446yの長いパー4 の大きく左ドッグしているホールのティーショット、ドライバーです。


左サイドの木は気になります (...かといって右サイドの木もせり出していてもっと当てたくありません。) が、長いパー4ですからできればドロー目に打って行って、2オンを狙いたいところです。

このティーショットも、テークバックを真っすぐ引くこととオーバースイングしてシャフトクロスしないことにおいてもスイング的にはそう悪くなかったと思うのですが、かなりトゥ寄りのヒットになりまして、思ったよりも多めに左に曲がってしまいまして、見えている左サイドの高い木はクリアしていったのですが、落下地点近くの木にカキッと当たってしまいました。音が入っていると思います。(笑)

すこし長く残してしまった 2打目は3Wでグリーンの手前 30yぐらいまで持っていけまして、3打目を2歩に付けて、このホールは必死のパー・セーブでした。

カップにぴったり行った感触のいい感じだと思った寄せが、カップをかすめた後にスルスルーっと2歩ぐらい斜め横に行ってしまう、っていう場面がこのコースでは多いのです。

なぜかいつもこのコースで苦戦する理由が判ってきました。


テークバックを真っ直ぐ引くこと以外では、手を自分から動かさないように意識すること、そしてインパクトに向けては 2020年の 8月から続けている「魚突きドリル」の動きを念頭にスイングしています。

スイング動画の3334 と比べますと、スイング中の注意事項の項目数がだいぶ減ったと思います。(笑)
やっぱりスイング中の注意事項は 1つくらいにして「Nice and Smooth」のリズムのストロークを心掛けたいものです。



10/21/2021

ゴルフスイング -34 Insideに引いているテークバックを少しずつ修正

これなんですけどね、Green River GC の 2番ホールのパー3をグリーンからティー方向に撮った写真です。



生涯で 2度目のホールインワンか?!って思いました。惜しい!
2番ホールの青ティーからはこの日 187yで、ほんの軽いアゲンストでした。

カップから 5-6cmのところにに写ってるボールが私が打ったボールなんですが、ティーから見ていて、グリーンのカップ手前に落ちたボールがゆっくりやや右から左に転がっていって、カップ (というかピンの根元) のところでクルッとなって動いたのが見えました
カップの左サイドでリップアウトした模様でした。
止まった距離から言っても、本当に惜しかったっぽいなぁ。
またチャンス来ますでしょうか??

1回目のホールインワンの時の記事は、こちら。--> 「ブレイマーの8番ホールでのホールインワン
...もう 10年以上前かー。


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さて気を取り直して。

今回のスイングの動画も単にスイング改良中の経過を撮ったもので、良くなったところと、まだ全然改良されずに手付かずになっているところと、とりあえずの現状把握が目的です。

前回の「ゴルフスイング -33 トレビューシェのイメージ 」の記事に書いた内容を追随しています。
  1. スタンスを狭目にして、ハンドアップした状態でなるべく構えを高くセットアップする。
  2. テークバックの始動でインサイドに引きすぎる癖を修正してできるだけ真っ直ぐにあげる。
  3. フルスイングでも腕が 10時半ぐらいまでで十分なのでできればそこから切り返す。
  4. 打ち出す目標に対して 10-15yくらい先にスパットを見つけ、そこに対してセットアップしてそのままスパットを通すイメージでストロークする。
  5. 右足太ももの内側に力を溜めて、右に逃げないようにする。
  6. 切り返しの前に左に突っ込む悪い癖が軽減されるように修正する。
繰り返しになりますが、上記が外目には見えにくい自分の中での変更点です。


今回は 、8番アイアンから。


だいぶん改善してきて、インサイドに引かなくなって来てるように思います。
他にいろいろ直したい部分はあるのですが (そもそも構えた時点で体重を真ん中に、ということはもうほんの少し右に乗って構えた方が、とか、もう少し腰を切った位置でインパクトを迎えたい、とか、ホントにいろいろと。)、今の段階ではとりあえずインサイドにテークバックを引かないように。が第1目標です。


キャプチャー画像ですが、クラブシャフトが地面と平行の時に、ちょうどマットの上に影が映ってましてマットの後ろ側の淵と平行ぐらいになっているので、まぁまぁ改善してきてるんじゃないかと思います。
(本人は目一杯外に上げている脳内イメージですが、全然外には上がってませんですね。(^^;)



次は、大好きな 5番ユーティリティー 24°ロフトです。



このキャプチャ画像も同様です。
クラブシャフトの影がちょうどマットの後ろの淵に沿っています。
フェース面は垂直より少しシャット目に。
これをシャドースイングじゃなくて、ボールを真剣に打っている中で修正していくのはなかなか大変で、しかも確認は練習のあとからの確認ってことで、繰り返しの練習が必要になってきますね。
こういうの、レッスン受けると見てもらえてその場で直してもらえて、効率よく練習できるのでしょうね。

ただまぁ自分でやる場合は、自分のその日のテーマだけに注力して好きなようにできるっていうのはあるかも知れません。



さてドライバーが一番私にとっては難しいのですが...



iPhone のビデオ録画のフレームのタイミングですので若干ずつ静止画のタイミングが違っちゃうのですが、まぁ大体で。
トップで左に突っ込む悪癖もかなり軽減しています。(あくまでもそこはまったく意識していないので、というか私は意識しても思うように動ける運動神経ではないので、副作用的な効能でありがたいことです。)

トップでの収まりも、自分的にはこのくらいで良いかな、と思いますし、このテークバックでとにかくしばらくは頑張ってみて、その後に他の直したい部分に着手していきたいと思っています。


それと、どのクラブでも、いったん従来通り的な感じで構えた後に、少し高くハンドアップに構える修正を入れていますが、スイング開始のトリガーにちょうど良いし、毎回意識して高く構えるという意味でも、このままのリチュアルでスイングしていこうと思います。

(ルーティンとリチュアルの違いについてはリンク先をご参考に。)


(実はこの動画を撮った後にまたアドバイス受けまして、さらに少し修正をしようとしています。)



一番最後に、ウエッジ・ショットの動画です。


毎回同じですが、3つの距離を打ち分けるようにしています。
これは 58°のウエッジですので、キャリーが 26y、44y、と 60y、がターゲットです。

それぞれセットアップも別で (力加減による)距離感は使わないように、3つの打ち方と結果としての振り幅で、3通りの距離を作っています。
という訳で、この同じスイングを別のウエッジやショートアイアンに適用すれば、各クラブでそれぞれ 3種類の距離を打ち分けることができます。

器用さや運藤神経、距離感が要らない、私にとってはとても便利な距離の打ち分けの方法です。


余談ですが、キャリーで 26y未満の距離の寄せを打つ時には、私はラグパットの感覚を導入して「グリーン上での転がり具合」をグリーン上の状況や今ボールがいるライの状況分析から想像して、できるだけ具体的なイメージを作り、そのイメージをベースにしてチッピング・ストロークをするようにしています。

今のところ、一番ミス発生率が少なくて適応できる範囲が広いので、1種類の打ち方で、バンカー越えも、打ち上げも、平坦な寄せも、下りも登りも、全部賄うようにしてラウンドしています。
もう少しグリーン周りのショットの種類の引き出しが多いと良いのですが、全部の打ち方に距離感を磨くのは少ない練習量では到底時間が足りませんので、当面はこれで行くつもりです。
Edelのウエッジを導入して以降、ウエッジのフェースを開いて打つことすら全くやっていません。できる限りオートマチックな打ち方で対処をして、安定したラウンドをすることを目指しています。

まずはこのシンプルな態勢で行けるところまで。



10/03/2021

ゴルフスイング -33 トレビューシェのイメージ

こちらは Lakewood CC (CA)の 11番ホールのグリーンから夕暮れ時に撮った写真です。



夕日と雲の具合がすごく綺麗だったのが、写真に上手く撮ることができました
赤く写っている太陽は沈む寸前の高さになってますね。時間的にはここから 40分ほどで暗くなってプレーできなくなってしまいますが、半額以下で13-14ホールをラウンドできるのは良いシステムだと思います。


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タイトルのナンバーリングは雰囲気です。正確に数えるのが難しくなっていますので。

今回のスイングの動画は単にスイング改良中の経過を撮ったもので、特に何かを意図していませんけれども、良くなったところと、まだ全然改良されずに手付かずになっているところと、とりあえずの現状把握が目的です。

実践しているのは「飛距離の把握はキャリーで (バンカー越えなど) & 「ボーリング打法」」の記事に書いたときに加えた改良です。

  1. スタンスを狭目にして、ハンドアップした状態でなるべく構えを高くセットアップする。
  2. テークバックの始動でインサイドに引きすぎる癖を修正してできるだけ真っ直ぐにあげる。
  3. フルスイングでも腕が 10時半ぐらいまでで十分なのでそこから切り返す。
  4. 打ち出す目標に対して 10-15yくらい先にスパットを見つけ、そこに対してセットアップしてそのままスパットを通すイメージでストロークする。
  5. 右足太ももの内側に力を溜めて、右に逃げないようにする。
  6. 切り返しの前に左に突っ込む悪い癖が軽減されるように修正する。
以上が外目には見えにくいですが自分の中での変更点です。


満席なのでちょっと斜めにはなってしまいますが、正面からのアングルを撮ろうとしてみました。この角度の動画って練習場でもコースでも撮りにくいですよね。

こちらは 、5番アイアンです。


少し斜め後方(の前の打席の人の少し向こう)にスマホをセットして、足元には練習用のロッドを置いて右コーナーに向けてエイミングしている格好です。それでも角度的には正面よりも少し右の方(後方)から撮っている角度です。 

今までと比べるとだいぶスタンス幅も狭めてハンドダウンしないように気を付けて構えています。もっとやっても良さそうかなー。

こうやって動画撮りますと、いまだに「こんな打ち方してたのかー!?」って思いますね。


同じ 5番アイアンで後方から撮ったものが、こちらです。


弾道線を入れました。
同時に撮ってはおりませんで別々に 1台のスマホで撮りましたので、こちらの後ろからのアングルでは右コーナーは狙っていません。大体飛んでいる方向のちょっと右、ボールの打ち出し方向ぐらいの方向を向いています。(ナイスショットをすると若干左にズレて着弾するのは今までとずっと同じです。なんでか分かっていないのですが。)

5番アイアンを、まるで 9番アイアンくらいのショートアイアンを打っているかのようなイメージのスイングで打てているところは良くなっているかな、と思いました。

以前から比べると、だいぶオーバースイングも減ってきましたしシャフトクロスも軽減しまして、ショットの安定にはつながってきています。
もう少し飛距離を出すためにはハンドファーストで打っていける必要があると思いますが、そこはとりあえずいまのところ次のステップにしておきます。
ラウンド自体は調子が良いですし、安定性が改善してきたところですので。


スイング始動の時点から今までの自分の動きと違いますので、かなり振りにくいっていうぐらい振りにくい感じがしますのですが、打ったボールはそれまでよりも良い感じで出てくれますし、方向性も良くなってきましたし、安定性も増すように感じます。


本当にまだまだ直したいところも多いスイングですが、少しずつ根気よくやっていきたいと思います。



せっかくなので録画した別のクラブで打っている動画も、「続きを読む>>」の方へアップロードしておこうと思います。


7/29/2021

オーバースイングの修正ドリル (DR編)

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7/29/2021

こちらの 2枚は、Supertwilightという夕暮れプレーでの Lakewood CCの写真です。
いつも 12-16 ホールぐらいプレーして日没になります。18ホール回れない時間帯はグリーンフィーが半額以下になります。(^^)

11番ホールのフェアウエー脇の池


14番ホールのもうすぐ日没


18ホール追われませんし、スコアも付けませんので、練習のつもりでいろいろ打ちます。
新しい夕暮れプレー友達もできました。
このラウンドがいちばんリラックスしますので、かなり好きかも知れません。(^^)

夕暮れプレーとはまた別の、早朝 9ホールのプレーというのもありまして、これもグリーンフィーはだいたいどこのコースも半額になります。


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さて題記の件ですが、早朝の 9ホールのプレーで Lakewood CCのクラチャンの Markに会って知り合いまして、何度か一緒にプレーするうちにいろいろとアドバイスをもらいました。

「だいたいみんなテークバックが大き過ぎるし体が右に流れちゃってるんだよね。」
「トップ作ってみ?」って言われまして、トップで止めたところでグリップをグイって引っ張られますと、よろよろよろ~っとよろけてしまいます。

「コンパクトにトップを作って右の太ももの内側に力込めてみ?」っていうことでやってみますと、グリップを後ろから引っ張られてもよろけません。

その時はちょっとしたアドバイスでしたが、トップをコンパクトにするにはものにするにはどうやればできるようになるんだろう? って思いまして、練習場であの時の感覚を再現するべくいろいろと試してみました。


テークバックの手の位置に意識が行ってしまいますと、「コンパクトに止める」という方向性になってしまって本末転倒でパワーが出せません。
(ちなみに英語では Short Swingっていう表現をします。)

むしろ、「右足の太ももの内側に力を込める」という部分だけに意識を集中してみては?と思いました。
それでとりくんでいますのが、こちらのドリルです。 ↓


 
見たまんまですけれども、野球のバットスイングのテークバックのイメージで右足の太ももの内側に力を込め、そこからアウトサイド低めのボールを打つかのようにアタックしていっています。

素振りを数回繰り返し、イメージが消えないように普通に構えてドライバーを打ってみました。

トップのオーバースイングが多少コンパクトに収まると同時に、一番の悪癖だったトップで左に突っ込む癖が軽減しているように思います。
もうちょっと直したいなぁ。 

このドリルを続けて行ってスイングの改良、コンパクト化をもっと進めていきたいと思っています。



このドリルのスイングと、ひとつ前の記事のドライバーがものすごく具合いが良いので調子に乗りまして、Driver off the deck (直ドラ) を練習してみました。
なかなかボールは上がりにくいですが、思ったよりも打てるように思いました。

パーシモンのウッドのドライバーや、そのあとの GBB (グレートビッグバーサ) くらいまでは高重心設計のヘッドでしたので、普通に直ドラを打ってはいましたが、それ以降のドライバーはどれも低重心設計でフェースの下の方でボールを拾ってバックスピンで上げるようには出来ていませんので試しもしませんでしたが、スペックが合っているドライバーと、たぶん TaylormadeのSpeed Pocketのおかげできちんと当たれば結構飛んでくれるようです。

先日コースでも試してみましたが、私の 3Wではどう頑張っても届かない 236yの軽いアゲンストからグリーン奥に乗せるショットが打てました。

今度いつかできたら動画を撮ってポストしてみたいと思います。


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追記: 8/11/2021

最後のところに、「今度いつかできたら動画を撮ってポストしてみたいと思います。」と書いていましたが、意外に早く撮影する機会に恵まれました。
友達が面白がりまして、Marshall Canyon GCを一緒にラウンドした際にスマホで録画して送ってくれました。



けっこう良い音でバチーンと打てたところが撮れて嬉しい限りです。(スイングはまぁいろいろ直したいところが見えるのはいつものことなので。(笑))

5番ホールかな。結果的には、グリーンの右に外してバンカー越えの約 26yのラフからのチップショットが残りましたが上手く寄ってくれましてパーが取れました。
チャレンジして打って行った甲斐があったと思います。

...手前20-30yに刻んだ方が優しいチップショットが残るんじゃないの? っていうのは確かにそうなんですが、方向が上手く合えばグリーンオンもあったかもしれないショットですので、特に手前が池とか条件が悪くなくて、ボールのライが良ければ積極的に打っていくマネージメントも悪くないと思います。(^^)