8/27/2012
スタッツに見る、タイガーの意外?な苦戦ぶり
まぁ苦戦していること自体は意外ではないのですが。
ベーブ・ペルツの「パッティング・バイブル」を読んだ時点から私がずーっと思っていることなのですが、タイガーが以前ほどの凄み&強さを発揮できなくなった一番の理由に、「ショートパットの出来」が挙げられると思うんですね。
思えば、逆転優勝したアーニー・エルスに4打足りずに勝てなかった全英オープンでも、ショートパットを外して天を仰ぐ姿を何度も見ました。
ずば抜けて強かった頃のタイガーには見られない光景だったと思うんです。
今季のPGAは4つのメジャーも全て終わり、FedExカップのプレーオフのトーナメントが始まっています。
先週のザ・バークレイズでも、68, 69 と2日めまで好位に付けていたタイガーは、3日め4日めで失速してしまいました。
そして、こちらに興味深い分析の記事が出ておりますので、ご紹介いたします。
例によってちょっと内容を抜粋してみますね。
木金の2日間で首位と3打差の好位置につけていたタイガーは、土日の2日間で 72, 76 と崩れてしまった訳ですが、この2日間のパット数がなんと61パットでした。
記事には、「ベスページ・ブラックにNYCの工事現場のおっちゃんを連れてってラウンドさせても、パット数は61も要らないんじゃね?」なんてふざけて書いてますが、・・・それはないでしょ。(笑)
しかしながら、最終日にはフェアウエーヒットが43%、GIR(パーオン)が33%と、パット数が少なく出る筈のプレーぶりでしたから、確かにファーストパットの距離も短かろうことを加味して考えますと、パット数だけ見ればおっちゃんでももう少し少ないかも? という気もして来ます。
土曜日のラウンドでは、3パットが4回もあったそうです。
昨年始まった最新の、パッティングを評価するのに優れた指標 strokes gained putting ( ←過去の記事をご参照方。) でもタイガーは現在 41位。 これでも一昨年・昨年の 109位・45位よりは改善していますが、強かった2009年には42ストロークもパッティングで稼いでいたのと比べると、09年との比較で 30.6ストロークは失っているという計算だそうです。
昨今は、ドライバーなどのショットが格段に安定してきているタイガーに (事実トータル・ドライビングでは今季5位です。) 、もし2009年のパッティングがあったとしたら、トーナメント当たりにして約3.5ストロークのgainがあるそうで、そうなると今季の3勝に加えて、ホンダクラシックを含めた4つのトーナメントとメジャーひとつを勝っていたはずだ、という算用になるのだそうです。
そんな訳で、強かった頃に書いていた過去の記事を振り返ってみます。
・ 10 feet以下なんだなぁ。(ウッズの強さの秘密)
この記事には、タイガーが驚異的な確率で10フィート(約3m5cm) 以下のパットをカップに沈めていることが書かれています。
そしてこちらの記事には、
・ パッティングの距離感(続き2)
3フィート(約91.5cm) のパットを、2002年-2008年の間に、とても人間離れしている脅威の99.6%の確率で沈めたというデータのことを書いていました。
この数字は、「パット・エイミング教本」の著者、細貝隆志さんが物理計算で導いた、人間がなし得る限界値にほぼ等しい驚異的な数値です。(ご参考記事: 「パッティング成功率: 人間の限界値」 )
※ これはパットの各残り距離別のランクトップのプロのデータとPGAトップ100位のプロのデータとを抽出して最適化した上で導き出された限界値の参考数値です。
ちなみに、PGAのプロの3フィートからのパットのカップイン成功率の平均値は約90%です。(もちろんトーナメント中のみの数値です。)
単純計算で言いますと、4日間のトーナメントの間に約3フィートの距離のパットが例えば30回あったとして、トーナメントで3ストロークは優位に立てるのですから、たかが3フィートと言っても大きな差になって来ます。
ところで、「3フィート(約91.5cm) のパットをいかに確実に決めるか」 ということは、私が思いますに、これはもう技術論ではなくて精神論的な部分が占める割合が大きいと思います。
デーブ・ペルツの「パッティング・バイブル」には、完全なペンデュラム式のストロークはプレッシャーにも強く、ここという場面でショートパットを外さない強みをもたらしてくれると書かれていますが、
一方で、「アーノルド・パーマーしかり、ジャック・ニクラスしかり、そして(最強に強かった頃の) タイガーも含めて、パッティング・ストロークのメカニズムはかなり複雑な方に分類される」と書かれてもおります。
ですからタイガーの不調に関しましては、ほんの少しでもパッティングが狂ってしまったら元に戻すのは至難の業であろうと、容易に想像が付く訳です。
フォーリーを新しいコーチに 昨今は復調の兆しを垣間見せているタイガーですが、再び驚異的な強さを見せてメジャー・トーナメントに勝つような日々が来るには、
・・・実はショートパットの改善が必要だという、あまり注目・認知されていない事実が横たわっています。
本当の復活は、まだまだまだまだまだ遠いように思えてなりません。
8/20/2012
サンクレメンテ・ムニシパル (ゴルフコース)
強化月間の最終戦です。(^^)
テメキュラ・クリーク・イン といい ドス・ラゴスの3 といい ちょっとこのところあまりに暑いので、今回は涼しい海風が吹くところという条件で、こちらのサンクレメンテ・ムニシパルを選択しました。
沿岸には太平洋の寒流が来ていますので、気温は10-15度Fくらい低いですし 涼しい海風が吹いて来てくれますから体感温度としては20度Fも違ってきます。 (^^)
昨年も強化月間にラウンドしております すぐ隣にある タレガ・ゴルフクラブ に行こうかとも思ったのですが、取れるスタート時間の都合が合わなかったのと、まだこちらのコースを一度もラウンドしていないということでこちらにしました。
ロサンゼルスからサンディエゴへ電車に乗っていると、途中でイルカがジャンプしていたりクジラが潮を吹いていたりするのが見える地域があるのですが、それがちょうどこのサンクレメンテの辺りです。
こちらがサンクレメンテの駅です。
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写真で見て 線路の左側はすぐにビーチ。ホームの右側は改札もへったくれもなくてすぐに道路です。
小さな小さなホームと販売機だけのかわいい無人駅です。
San Clemente Municipal Golf Course
http://sanclementegc.com/
ムニシパル(市営)のパブリック・コースですが、半分近くのホールから海を望める素晴らしいロケーションでコースの状態もまぁまぁでした。
フェアウエーは傷んでいる部分もありましたが、グリーンは比較的綺麗に整備されていました。
ムニシパルのコースの多くは、料金の安さや敷居の低さから(来る場合が多いと思うのですが)、下手をするとラウンドに6時間以上かかるなんてことがザラにありますので、ちょっと敬遠していたんですよね。
名門のランチョパーク もそうですし、私の好きなリオ・ホンドも土日はそうなります。
非常に人気の高い ロス・バルデス なんかは、スルーで6時間半はかかろうかといった苦行になります。(パロス・バルデス半島に位置していて海が見えますから、すごい人気なんですよね。)
まぁ、家族が居ない期間にラウンドする訳だし時間かかってもいい今だからこそ「行ってみようか?」 ということで、独身の友人と一緒に行ってみました。
今回はもうひとつ、パーシモンのドライバー (ホンマ・エクストラ90) とマグレガー・ミュアフィールドのアイアンセットならびに同じくミュアフィールドのL字パターを持ってラウンドいたしました。
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左側の、古いマグレガーのバッグが私のです。
使っていませんので、ドライバー以外はグリップもものすごい古いまんまなんですが、ダニー・エドワーズのロイヤルグリップだからそのまんまで大丈夫でしょう。
実際にはちゃんと当たると43インチ半のスチールシャフトのパーシモン・ドライバーも良く飛ぶのですが、今回は白ティーからのラウンドにしました。
パー5の2打目は、ドライバーで打つつもりです。
この友人はレフティーなので、打たせてあげられないのが残念でした。(^^)
2番ホールのティーインググラウンド脇に面白いもの発見。
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Mailbox (郵便受け) です。(^^)
もちろんこんなところに郵便屋さんが来るはずもなく。
これには、スコアカードと鉛筆が入っているんですよね。
古いタイプのムニシパルのコースでは、こうやって2番ホールのティー脇にスコアカードが置いてあることが多いんですよね。
1番じゃなくて2番なのは、そこへ来るのはゴルファーだけだからだと思われます。
さて、こちらは3番ホール313yのパー4のティーです。
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ここのコースの中では一番短いパー4です。
グリーンは少しだけ左サイドにあってしかも花道が左側に向いていますので、左側のこんもりした木の右上を抜いて左サイドに打っていくのが良い攻め方だとジャッジしまして打って行きました。
パーシモンのドライバーも、ナチュラルにドロー系のボールが出ます。
2打目を僅かにショートしまして、カップまで9歩(約6m半) のチップショット。
このコースのグリーンは、どれも小さいです。
設立が古いからでしょうね。
1928年の設立で、設計はウイリアム・ベル。 ファエウエーとラフはキクユ芝です。
典型的なロサンゼルス周辺の古いコースという趣ですね。
キクユ芝は粘くないしボールも沈みにくいのですが、根が太くて強いので、逆目になったときは大変です。
特にこういう小さいチップショットの時は要注意で、もしラフからなら尚更です。
こちらは8番ホール。 413yのパー4です。 ここでは一番長いパー4になります。
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グリーンの遙か後方に、海が見えます。素晴らしいです。
右から左アゲンスト気味に 気持よく海風が吹いて、暑さを和らげてくれます。
このホールのティーショットは、フェースのトゥ側で打ってしまいダグフック気味に左のセパレーションの木の辺りに。
2打目は4番アイアンでフックで回して打とうとしましたが、これを木の枝に当ててしまいました。(x_x)
3打目もグリーン右に外して乗らず、ボギー・セーブがやっと。
次の写真は、13番ホールのパー3です。
180yの打ち上げしかもバンカー越えになっていて、ちょっと難しいです。
画像をクリックで拡大します。
195yぐらい打つ感じでしたので、どえらい久しぶりの2番アイアンを打ちました。(2010年2月のこのとき以来。)
ところが、この1球目はなぜか どスライスが出ましてあえなくOB。
木の向こう側のメンテナンス用の小屋の柵の中に打ち込んでしまいました。(^^;
打ち直しは上手く打てたのですが、グリーンの奥のやや右に外しました。 これを2歩(約1m半)に寄せましたが、パットを外してトリプル・ボギーになってしまいました。
後半の14番以降、かなりのアップダウンで高台の方へコースが配置されてきます。
15番のグリーンから見える景色が最高で、スコアカードの表紙になっています。
(コースのサイトの写真はスライドショーになっていますが、3枚目に出てくるのが15番のグリーンから撮られた写真ですね。)
15番は、谷越えの172y、パー3です。
画像をクリックで拡大します。
海は写真で言うと左側の下の方に広がっています。
私が15番グリーンから海の方向を撮った写真は、残念ながら時間帯が悪く逆光でして上手く撮れていません。
コースのサイトの3番目の写真をご覧になって下さい。↓ m(__)m
画像をクリックでサイトの大き目な写真にリンクしてます。
さて、最後にご紹介いたします写真は、最終 18番ホールのティーです。
383yのパー4。 ちょうど250y-340yぐらいのグリーン手前の位置が深くU字型に掘れて凹んでいます。
画像をクリックで拡大します。
パーシモンのドライバーを持って、エイミングしているところです。 右から左の風でややアゲンスト。
これも綺麗なホールですねー。
グリーンの向こうとホールの右手とに海が見えます。
私の飛距離的には、ちょうどU字溝の手前の平らなところまでで止まってくれますから好都合でした。
2打目には150yぐらい残りまして、グリーン右手前の深いバンカーに入れないようにグリーンの左サイドを狙って打って行きましたが、これはグリーン左に外しました。
海の方向へ向かって打つチップショットは、ボールが止まってくれませんので難しいのですが、なんとか3歩(約2m) に寄せました。
このパットは思ったより曲がってくれず外れてボギーでした。
狙い通り、比較的涼しくラウンド出来ました。
そして何よりもうれしい誤算だったのは、プレーの進行状況がそれほど遅くなくて、4時間半で18ホール回って帰ってこられたことです。
最後のアップダウンがきつくなる辺りの4-5ホールは、歩きのグループのスピードが極端に落ちまして すごく待たされましたが、全体的には良いペースで進んでくれました。
これだったら、また土日に来ても楽しくラウンドできるなぁ、と思いましたです。
こんど朝早めのスタートを予約して、また来てみようかしらん。(^^)
8/19/2012
ドス・ラゴス (ゴルフコース)の3 ~夏ver.~
こちらのコースは、以前 2度ほどご紹介しております。
ドス・ラゴス (ゴルフコース)
ドス・ラゴス (ゴルフコース)の2
どちらも 1月にラウンドしていまして、コースの写真が冬の黄色い枯れ芝みたいな部分が多くなっていました。
今回は、夏編!ということで、緑が濃くなっている写真をご紹介いたします。
(ただし、ホールの周りは茶色で岩場でコントラストも綺麗に見えます。 いかにも乾いて暑い禿山に作った感じのコースです。)
Dos Lagos Golf Course
http://www.doslagosgolf.com/
クラブハウスは相変わらず質素なプレハブ調。
もうすでに作りなおす気はない様子です。(笑)
会員制のクラブ・ゴルフ場ではありませんから、立派なクラブハウスは必要ありませんけどね。
私なんかは、これでグリーンフィーがお安い方が良いです。
それでは、以前ご紹介していないホールを中心にいくつか写真をご紹介いたしますね。
最初は、非常にティーショットが窮屈に感じる 3番ホールのパー3、188yです。
画像をクリックで拡大します。
手前は渓谷といいますか実は川で、グリーンの右側までずっと伸びています。
左側の木の裏側は開けていなくて、そのまんまブッシュです。
距離の方も188yでしかもグリーンの方がかなり高くなっていますから、200yは打つ感じですのでとても難しいホールです。
私は幸いにもクラブ選択もぴったりで 5歩(3m半)に付けたのですが、このパットは入らず。
次の写真は、548yのパー5、12番ホールです。
画像をクリックで拡大します。
このホールのティーショットはですね、私が知るかぎりではこれ以上ないんじゃないか?って言うくらいに wide open な(広々とした) ホールじゃないかと思います。
右サイドも左サイドも隣りのホールに隣接していて、セパレーションの木もちいちゃくてすごいまばら。
しかもパー5ですから、少々曲げてもリカバリーが利きます。
もうどこへ打っても大丈夫ってやつですね。
景色だってスカーッとして開放感ありますよね。
もしここより伸び伸びできるティーショットのホールがあったら、お目にかかりたいです。(笑)
こちらの写真も綺麗ですよ。
続く13番ホール、やや長い目の 428y のパー4です。
画像をクリックで拡大します。
大きな池を回りこむように右ドッグレッグになっているホールです。
ティーショットでは池までは届きませんことをGPSで確認はしましたが、本当はもっと左にあるフェアウエーに打つつもりでした。
右にミスしてしまったため、多少のショートカットにはなりますが残り200yのまともにグリーンまでずーっとお水がある池越えが残ってしまいました。(^^;
風もアゲンストでしたが ライは良かったので、3Wで強振して打って行きました。
とても良いボールが打てまして無事に池をクリアしましたが、ピンは手前なのに私のボールはグリーンの一番奥まで転がってしまいました。
ちょっと登ってからカップまでずーっと下っている25歩(17m半) もあるパットでしたが、なんとか上手くラグ・パットを決めて、パーを拾えました。(^^)
もう一つホール番号が続いてしまいますが、こちらは私にとっては信じがたいほど難しい14番ホールの写真です。 614y もある パー5。
画像をクリックで拡大します。
距離的には私のドライバーの落ちどころは、先の方に見えています右サイドの池と、左サイドの茶色い岩場の間の、すごく狭くなっている地域です。 幅20yぐらいですかね?
まずはあんなに狭いところに、風が吹き抜ける中で ボールをコントロールしなければなりません。
池にギリギリ届かない3Wで打つのが正解かもしれないのですが、何しろ618yも有って長い上に、見えている先から今度は左の方へ曲がってかなりの斜度がある急傾斜で登っていくのです。
距離は欲しいんですよね。 刻む余裕は無いといいますか。
私は幸い、ドライバーはその狭いところに持って行けて、2打目の3Wもドロー気味に一番いいボールが打てました。(^^)
ふたつ良いショットを打てて、来たポジションがこちらです。
画像をクリックで拡大します。
フェアウエーのほぼ真ん中です。
上りがきつくて距離感が計算しにくいのですが、GPSでは残り約160yです。
斜度と、ライが左足上がりになるのでロフトが寝る分と、右から左ややフォロー気味の風と、色々計算合わせまして、4Uで打って行きました。
というかですね、すでにこれだけ難しいのに、グリーン正面の手前にあるガードバンカー、ホントに必要ですか??(笑)
私の3打目は、気持ち長すぎましてグリーンの奥に少し溢れて居ました。
グリーン面に上げてから下っていくデリケートなチップショットは上手く打って2歩(1m半)に寄せたんですが、このパットはカップに蹴られて外れてしまいました。
このホールがHDCP2って言うのは、一体どういうことなんでしょう?
さて、最後にご紹介しますのは、またまた続く15番ホールです。 181yのパー3。
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左側は段差になっていて、下にあるのはさっきプレーした14番のフェアウエーですね。
左へ落としたら、ボールが回収できないくらい段差になっていてプレーできません。
風を遮る山もありませんので、吹かれ放題ですね。
このホールで難しいのは風です。
この日は右から左にアゲンスト気味に吹いていました。
ここもやっぱり190yぐらい打つ計算で、あえて右からドローを計算して4Uで回して打ちました。
うまくピンの右側 6歩(約4m)に付いてくれたのですが、このパットも入らず。
風はビュービュー吹いてくれるんですが、なんか暖ったかい風なんですよね。(^^;
いやー、ものすごく暑かったです。 内陸ですので 100度F超えてて、この日は湿度も70%ぐらいありましたかね?
500mlボトル相当で 4本飲み干しました。
・・・どうりで今まで冬しか来なかった訳か・・・。(笑)
8/18/2012
ムーアパーク (カントリー・クラブ)の2
こちらのコースは一昨年の1月にご紹介しています。
今回は夏で季節が全然違いますし、あの時は27ホールのうちの18ホールのプレーでしたので、今回はまだラウンドしていなかったCayon Crest Course を真っ先に入れてもらい、間に合えば3つのコース全部 27ホールを回らせてもらうという予定でラウンドいたしました。(^^)
そういう訳で、Cayon Crest Course を中心に再度ご紹介いたします。
比較的新しいコースですが、ゴルフ雑誌の賞をいくつか受賞していまして我々一般ゴルファーからも非常に評判の良いコースです。
設計は、PGAプロのピーター・ジェイコブセンと、ティーチング・プロのジム・ハーディーの共同設計です。
Moorpark Country Club
http://www.moorparkgolf.com/
土日は$125ですが、今回はフラッシュ・マーケティングのクーポンを購入していましたので格安です。 またもや早朝の6:40スタートで、4時半起きで行きました。
今回は全27ホールを、Cayon Crest Course、Creekside Course、Ridgeline Course、の順で全部ラウンドすることが出来ました。 ラッキー!
前回に続き、ティーは青ティーをチョイス。
グリーンは前回みたいに硬くありませんでした。
暑いので大量に水を撒いているのでしょうか。
スピードも私の基準スピードに近かったです。2年半前の冬に行ったときはもっと速かったと思うんですけどね。
それではいつものようにいくつかのホールの写真をご紹介しますね。
まずはCayon Crest Courseです。
最初の写真は、 Cayon Crest の2番ホール(Get Shorty) 350yのパー4です。
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真ん中に写っている3連バンカーの上を越して、ドライバーを打っていきます。
私はボールが低いので、キャリーを出さなくてはいけないドライバーのティーショットは ちょっと緊張しますね。
このホール自体は短い方ですので、2打目は右にドッグレッグして少し打ち上げになっていますが、それほど難しいホールではありません。
次の写真は、 Cayon Crest の4番ホール(Mountain View) 562yのパー5です。
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すごい、なんか空から後光が差してないですか? (^^)
天使が降りてきそうな雰囲気です。
ホールとしては、ほぼ真ーっすぐに打っていくパー5です。
3打目は1クラブ以上選択ミスしまして、22歩(約15m半) ものパットが残ってしまいました。
カップを舐めるような良いパットができたのですが、ちょっと長すぎまして返しが2歩も残りましたが、無事にカップインしてパーでした。(^^)
前回の記事では確か他のコースの写真の内、どちらも9番ホールをご紹介していたかと思いますけど、Cayon Crest Courseも9番ホールがとても綺麗でした。
Cayon Crest の9番ホール(Duck Blind)501yのパー5です。
画像をクリックで拡大します。
風を計算し、右サイドの池に入れないように打っていきます。
私は2打目を(斜面なのに素振り忘れまして) ひどくトップしてミスしてしまいました。
おまけに、長くなってしまった3打目を(最近苦手な)バンカーに打ち込んでしまいました。
そしてこのバンカーショットを豪快にホームラン。
反対側からのダウンスロープの26歩(約18m)のアプローチを頑張って2歩(約1m半)に寄せてボギーを取れそうだったのですが、外してしまいダボに。(x_x)
さて、Creekside Courseに移りましてのハイライトホールはこちらです。
Creeksideの7番ホール(Big Jake)437y の実に難しいパー4です。
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右はウォーターハザード、左はブッシュがフェアウエー側に食い込んできていてティーショットの落とし所が非常にタイトです。
距離が距離だけに、私ですとドライバーを打たざるを得ません。
ホール図ではそういう感じがしないのですが、グリーン手前の部分にも右から谷が食い込んできていてものすごく狭まっています。
こんな感じ。
画像をクリックで拡大します。
私、フェアウエー左サイドに居るにもかかわらず、グリーン手前に右側からブッシュが食い込んでますでしょ?
軽めなアゲンストで残り195y在ったのですが、2Uで思い切ってスイングしていきました。
なんと4歩(約3m)のバーディー・チャンスに付いてくれたのですが、このパットはスピードが僅かに足りずショートしてしまってカップイン出来ませんでした。
バーディー・パットってショートして外したくないですよねー。(^^;
それからこちら、Ridgeside Courseのハイライトは、6番ホール(Round Up)のパー3をご紹介してみようかと思います。
201yのやや長い目のパー3です。
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なんかパー3に見えないレイアウトですよね。
しかもこの日はピンの位置が右のバンカーにかかる位置。
ここも軽いアゲインストでしたので、3Wでしっかり振って行きました。
・・・のつもりが、少しフック回転がいつもより強めに入ってしまい(少しトゥ寄りのヒットだったのでしょう)、風で曲がりが強調されて、左のバンカーに。
バンカー駄目なんですよねー、近頃。(x_x)
かろうじて出ただけで、18歩も残してダボ・ピンチ。
でもここはなんとか2パットでしのいでボギーで済みました。(^^)
最後に、Ridgeside の9番ホール(Ogo Pogo) 186yのパー3での私のティーショットの様子を友人に撮ってもらいましたので、その写真を。
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グリーンまで豪快に池越えで、見た目の景色が気持ちいいですよね。
ただし打ち損なう訳に行かないというプレッシャーはあります。
このティーショットは、4Uでしっかり目に振って行きました。
ピンの奥、7歩(約5m)に乗ってくれまして、このパットもバーディーが惜しかったのですが、あとひと転がり。(x_x;
まぁでも、パーで最終ホールを締めくくれるのは気持ちがいいですよね。
評判通りの、楽しい、良いコースだと思います。(^^)
8/15/2012
アローウッド (ゴルフ・コース)
昨年よりもペースを落としては居るものの、今週も強化月間ゴルフです。(笑)
このところLA周辺も珍しく湿度が70%以上に上がっていまして、あまりに暑いので倒れちゃいけないと思い、早朝以外のラウンドは海岸線から20分以上離れていないゴルフ場を選ぶことにしました。
まだラウンドしていないコースで海から遠くなくて・・・、ってことで、ちょっと運転の距離は長いのですが取引先のゴルフ好きのブルースさんと一緒に Oceansideのこのコースに来ました。
Arrowood Golf Course
http://www.arrowoodgolf.com/
設計はTed Ribinson Jr.で、お父さんのTed Ribinson Sr.の方のコースは沢山ありますが、Jr.さんの方の設計のコースでのラウンドは初めてです。
以前ご紹介しております、ロビンソンランチ は、Sr.とJr.の共作なので、全く初めてとは言えないかも知れません。
印象としては、お父さんのデザイン思想を忠実に踏襲している印象です。
バンカーが深くてグリーン周りに多くて難しいんですよ。(笑)
少しでも涼しかったらなー、って期待して行ったのですが、やはりTemeculaエリアと比べると雲泥の差でした。
暑いには暑いんですが、そこまでではないですし、海風が吹いてかなり暑さが和らぎます。
木が少ない方のコースでは風はプレーが難しくなりますが、暑い夏には助かる部分の方が多いかも知れません。
ではいくつか写真をご紹介していきますね。
まずはスタート・ホールの1番、384yのパー4です。
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写っているのは、この日にご一緒したロブさんとスティーブさんです。
彼らはいつもここでプレーしているらしくとてもコースに詳しくて、いろいろ教えてもらったtip(一口情報)で随分助かりました。
我々は青ティーからのプレーで、彼らは白ティーからのプレーです。
出だしのホールのティーショットがブラインドって言うのはどうなのよ?っていう感じはしましたが、狭くはないんですよね。
不満感じるのは1回目だけでしょう。
ボールの落下地点はグリーンに向かって下り傾斜で、110yぐらいしか残りません。
左足下がり傾斜に合わせてセットアップが出来れば難しくないんですが、横風でボールが持っていかれてグリーン左端のカラーでした。
次の写真は、4番ホールです。 387yのパー4で、HDCP1のホールです。
画像をクリックで拡大します。
フェアウエーセンターのやや左サイド寄りにある大きなバンカーがけっこうプレッシャーです。
青ティーからは、キャリーで211y打てばバンカーの向こう側のフェアウエーに行けます。
風がフォローでしたので思い切って行ってみました。
芯外したらバンカー。っていうドライバーは緊張しますね。
幸いに上手く行ってくれて、バンカーを越えてバンカーの向こう側の斜面を降りていってくれました。
しかし2打目はまたグリーンまで登っています。
画像をクリックで拡大します。
登っているとグリーンが遠く感じますねー。
こういう状況のショットはショートしがちなので、グリーン後ろの3連バンカーはそれほど威圧感はありません。
・・・といいつつ、グリーン奥目のバンカーにほど近い位置にオンしました。(^^;
次のホールは、12番ホール387yのパー4です。 写真は2打目地点。
画像をクリックで拡大します。
コース図を見れば、フェアウエー左サイドに打っておくのが吉とすぐに判るのですが、私のティーショットは右に出てしかも柄にもなくフェードしてしまってこの位置に来ました。
写真を拡大してよく見て頂きますと、ブッシュの合間に挟まれるようにしてグリーンが見えていますね。
距離はここから約175yでした。
まぁ幸いに木が低い(というか無い?)ですから、傾斜のスタンスに気をつけてグリーンへ打って行きました。
グリーンを右に外しましたが、一応 谷は越えまして一安心。
かなりのつま先上がりの傾斜からの難しいチップショットで寄せきれず6歩(約4m)残しまして、ボギーでした。
今度のホールは、アイランドっぽい(半島って言うべき?) グリーンがある16番ホールです。
442yのパー4。 HDCP2のホールです。
画像をクリックで拡大します。
442yとは言っても、打ち降ろしですからそんなに長いホールではありません。
でも、ドライバーをミスると長いですね。
私はこのホールも右へ少しミスしまして、右サイドのマウンドっぽくなっているラフからで残り約200y。
到底無理とジャッジしまして、カート道を越えた辺りのフェアウエーへレイアップしました。
そこから残りは約120yの3打目勝負。
画像をクリックで拡大します。
もしドライバーを上手く打てたら、本来の 2打目地点はこの写真を撮った辺りになります。
ここからだと、約170-180yぐらい。
風の中をアイランドグリーンに打っていくには易しい距離ではないですねー。
難しいホールだな と思いました。
私の3打目はけっこう上手く打ったなー、と思ったんですが風が思ったより強かったか奥のピンに突っ込みきれておらず10歩(約7m) 残っていました。
もうちょっと近いかと思ったんだけどなー。(^^;
最後にご紹介いたしますのは、フィニッシング・ホールの18番、378yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
ここのドライバーはしっかり打てました。(^^)
残りは125yぐらいでした。
やはり風の計算が重要なショットで、まぁまぁ少し押し戻されつつもグリーンの手前部分に届きました。
このホールは距離が長くない分16番よりは易しいホールですけど、綺麗な池越えは緊張しますね。(^^)
遠出をした甲斐があったな、と思わせてくれるコースでした。
8/13/2012
ラウンド記録 (ジャーニー at パチャンガの2)
友人たちと8人で、ジャーニー・アト・パチャンガへ行って来ました。
昨年3月にSCGAのメンバー・アウティングのひとつとしてショットガンのトーナメントでプレーしています。 あの時は、池越えのパー3、15番からのスタートでした。
ルイゼーニョ族所有の、パチャンガ・カジノが経営しているリゾート・ゴルフ場です。
Journey at Pechanga resort
https://www.pechanga.com/golf/Default.aspx
しかしこの時期は、100度F(38度C)前後の気温ですから、午後のラウンドをするには少々しんどいですね。
しかもこのところのLA周辺は、湿度も高くて70%を超えていまして日本の夏を思い出すほど暑いです。
大量の飲み物を用意して望みました。
昨年に続き 2度目ですから、コースも落とし所とかいろいろまぁまぁ覚えていました。(^^)
今回はトーナメントではありませんのでティーは選べたのですが、白ティーでもスロープ132と十分に難しいですし、友人たちもみな白ティーでしたので私も白からにしました。
この日実は、途中の6番ホールで雷雨による警報の中断がありまして、全員一旦クラブハウスに引き上げました。
約1時間弱の中断でみんな元のホールへ戻って再開しました。
ですから途中から写真は曇っています。
これはしかし非常に助かりました。 なにせ猛暑を覚悟していましたからね。(^^)
前回ご紹介していないホールの写真をいくつかご紹介しまして、ラウンド記録をしておこうかと思います。
まずは とても美しい5番ホール。298yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
向こう岸は真ん中正面の川で分かれていて、側より左側は斜めになっていますので自分の飛距離に合わせて打つ場所を選べます。
川の右サイドのフェアウエーになっている部分は、2打目が川越えにならずに攻めることができますが、確実にキャリーで220y飛ばさないと危ないです。
写真のロバートは2度挑戦しましたが、2度とも惜しくも届かず池ぽちゃに。
・・・っていうかね、左のフェアウエーのバンカーに入らない辺りに打っとけば、そこからグリーンまでもう130yかそこらなのに勝負に行く必要ないしょ?(笑)
まぁでもこれだけ綺麗で広々した景観のホールですと、「行ってみるか!」って気持ちはよく分かります。(^^)
前回もご紹介しました、原住民の小屋を再現したものはコースのところどころにあります。
こちらは9番ホールの途中にあるものです。
画像をクリックで拡大します。
後方には、前回ショットガンで我々のスタートホールだった15番ホールのグリーンが見えています。
我々のゴルフは遊園地に遊びに行くようなものですので、こうしたアトラクションで写真とったりして楽しむのもいい感じと思います。
特に前の組がグリーンを終わるの待ってる間とか、いいですよね。
こちらも前回はご紹介していません素晴らしい景観のホールです。
17番パー3、180yです。
画像をクリックで拡大します。
この日のティーはティーインググラウンドの前の方に出ていて165yぐらいでしたでしょうか?
あのグリーンを、フルバックからですと 243yから狙わなくてはなりませんので、私だったらドライバーか3Wですかね。 ちょっと無理です。(^^;
白ティーからは奥の左目に乗りました。(^^)
最後に、友人に撮ってもらった私が打ってる写真を。
以前の記事でもご紹介している18番ホールの雄大な打ち下ろしです。366y。
いつも素振りはしませんから、今まさに打とうとしている写真です。
前回の経験がありますので、今回は打ち下ろしの難しい6番ホールでもそうだったんですが、大体どの辺の距離に落ちるかも落ちる辺りがどう開けているかも分かっていますので、その分は打ちやすかったです。
テークバックが上がっていく途中かダウンスイングが降りてくる最中かよく判りませんけれども (多分テークバックの途中ですかね?)、それにしても相変わらずまるでウエッジでも打つかのようなドライバーの振り方だな、・・・と再認識してしまいました。(^^;
このショットの時点で、時間は夜の7時ぐらいです。
8/09/2012
フィルの新パターは日本経由
こちらのGolf.comの記事はとても面白い内容でした。
「Phil Mickelson's new Odyssey putter has Japanese roots, complicated history 」
記事によりますと、フィル・ミケルソンが先週のオハイオ州アクロンでのWGC-Bridgestone Invitational の金曜日のラウンドから投入して使っているそうなんですが、オデッセイのパターです。
画像をクリックで記事にリンクしています。
内容をかいつまんでおきますと、
全英オープンのロイヤルリザムで予選落ちした後、余った時間にキャラウエイのクラフト・サービスをやるトラックの中を徘徊しているときにこのパターが目に入ったのだそうです。
Odyssey ProType 18ix というパターなのだそうですが、日本仕様で日本でしか扱っていないそうなんですね。
誰か全英OPに出場した日本のプロが使っているということなんですかね?
トゥの高くなっているデザインや、ホワイトホットの様なインサート、とにかくいきなり惚れ込んじゃったらしいです。
しかしさすが日本仕様モデル、・・・右用しか無い。
そこで、キャロウェイ・ゴルフの主任デザイナー、Austie Rollinson氏に頼んで造ってもらったということなのだそうでして。
2-3日で造ってしまったらしいですよ。
アジャスタブルのウエイトも色々と1時間程度も試行錯誤した結果、写真のように15gを両方に入れることに。
ネックの微調整も施して、以前のL字パターと同じ ライ角 74度 / ロフト角 3度に調整されているそうです。
トーナメントの最中の金曜日からバッグに入ることになり、週末の決勝もこれでパットして気に入り、今もこのパターを使っているそうです。
あまりにあっという間に実践のバッグに入ることになって驚いた、とRollinson氏が話しています。
記事を丸々意訳しただけですが、すごく面白い記事ですよね。(^^)
※追記: ちなみに、PGA Chanpionshipの最終日には既に違うL字パターを使ってましたね。
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ちょっと気になったルールの記事。
「マウスピース着用で失格…直道トホホ」
↑ これって、本当に違反に裁定すべきなんでしょうか?
裁定集の規則14-3 を読んでも、明確に違反であると判断されているとは思えません。
本人が、飛距離が伸びたという自覚があるんなら まぁ違反とジャッジされてもいいですけど、
私としては・・・、
じゃぁ入れ歯は?とか、
いろんなプレイヤーがパフォーマンス向上を信じて身に着けている、ファイテンのネックレスは?とか、
さらにはゴルファー御用達のブレスレット、サボナ とか パワーバランス とか
・・・はどうなの? スコアアップを謳ってますし。
などと、かなり「???」な状態に陥らざるを得ません。
どう思います?
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追記: 8/12/2012
「パット・エイミング教本」の細貝さんからメールで教えていただきました。
マウスピースについては直道が最初の事例なわけではなく、JGA独自で作っている裁定集にすでに載っているそうです。
一方、USGAの裁定集には載っていなかったのですが、調べてみました。
「Pure Power Mouth Guard Endorsed by PGA」
2010年の7月のarticleですが、"TMJ issues (アゴ関節の不具合)" があって歯医者さんの診断書をもらっていれば、Pure Power Mouthguard を使用してよろしい、ということになっているようです。
プレイヤーのロッカーに貼り出されたと書いてあります。
周知徹底していたので、プレイヤーが知らずに失格とかの事態が起きていなかったため、裁定集にも載っていなかったのですね。
PGAにも使用しているプロが居るようです。
アゴ関節に全く問題がない人なんて少数派でしょうから、実質は大半の人が使おうと思えば使える状況にある様子です。
細貝さん、教えていただいてありがとうございます。(^^)
ファイテンやパワーバランスについても今度調べてみます。
8/08/2012
ハシェンダ (ゴルフクラブ)
プラベート・コースで開催されたトーナメントに行って来ました。
スクランブル・フォーマットは、エンジェルズ・チャリティー・トーナメント 以来になりますね。
今回は、LAPD(ロサンゼルス警察)のStarという青少年育成のプログラムを運営している部署が主催したファンドレイザー(募金活動)のためのトーナメントです。
開催されたハシェンダ・ゴルフクラブというゴルフ場は、西海岸ではもっとも古い部類に入る1920年の設立という伝統あるクラブです。
これだけ古いと距離が短かったりするものなのですが、このコースはフルバックですとパー71で 7,000y近くあります。
30年代にはジーン・サラゼンとかの出場するプロのトーナメントが行われていたみたいですね。
Hacienda Golf Club
http://www.haciendagolfclub.com
設計は、Willie Watson氏。
その他何人かが関わって改装されているようです。歴史が長いですからね。
会員はわずか400名しか居ないそうで、ティータイムの予約はとっていないそうです。(@_@)!
料理長のShushan Madenlian氏が南カリフォルニアのエリート・プライベート・シェフに選ばれたとか書かれていますし、なにやら格調高いですね。
数々の古い写真、フィル・ミケルソンが全米アマチュアに出場した頃の写真とかも飾ってありました。
Southland Golf Magazineの写真。
この写真は、16番ホールのパー3のグリーンを17番のフェアウエーから撮影したものですね。
16番のティーは写真の右手にあります。
非常に難しいコースで、フルバックでは、6,955yでパー71、コースレート/スロープは 74.7/143 にもなります。
青ティーからは、6.605yで 73.4/139。 白ティーからでも、6,310yで 72.0/136です。
そういう訳で、こういったイベントの時にいそいそと足を運んでおかないと、なかなかラウンドする機会には恵まれないというわけです。
コースが難しいということもあって、フォーマットは各ショットをベストボールでプレーするスクランブル形式。
それでも、この日は凄まじく暑かったせいもありますかどうか、満員の144名でのプレーは待ち待ちでスルーのラウンドに6時間半以上もかかりました。 ・・・疲れました。
それでは、何枚かコースの写真をご紹介しようと思います。
我チームは、私の他、よく飛ばすハワイアン系の女性1名と、HDCP18-24ぐらいの友人二人です。(^^)
まずは1番ホール。 400yのパー4です。
(我々のラウンドはショットガンで8番からのスタートでしたが、写真は1番からにします。)
画像をクリックで拡大します。
ひたすらまっすぐの打ち下ろしのホールです。
最初は伸び伸びと、という配慮が感じられるスタートホールですね。
でも左のフェアウエイバンカーがちょうどドライバーの距離になっていて、狭いバンカーの右サイドを狙うか、刻んで2打目を長く残すか、思案のしどころでしょう。
今回の場合は、4人ティーショットを打って一番良いのを取れば良いですから狙って打っていくべきですね。
ただしこの日はかなり強めのアゲインストの風が吹いていました。
他の3人はティーショットを曲げてしまい、右の斜面や左の木の中。
私のあまり当たりの良くなかったティーショットは左バンカー左手前でしたが、これを選択。
友人がユーティリティーで非常に上手くうって3歩に付けたため、バーディーでした。
(私のセカンドショットはかろうじてグリーン左端。)
次に315yと短いパー4の3番ホールです。
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このホールは短いのですが、フェアウエーが非常に狭いですね。
この友人が、フェアウエーの良い位置に上手く打ってくれました。
(私はこのホール、右にOBでした。(^^; OB打ったのはここだけですけど。)
グリーンは、なんと右の木の裏っ側に90度ぐらい曲がった位置にあります。
2打目は少ーし木がスタイミーでした。
4人打てる強みで、私は右の木ギリギリに通過するフェード気味を打ってみましたが、登り傾斜で左からの風の距離感が上手く読めず、奥の13歩(約9m)にオン。
他3人のショットもグリーンに乗りませんでしたので、短いのに難しいセカンドショットでした。
次の写真は7番ホールのパー5です。520y。
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ご覧になれますように、かなりの左曲がりのボールを打っていくホールです。
幸い私は左曲がりは得意ですので、まぁまぁ良いティーショットが打てました。(^^)
セカンドの3Wも良く当たってくれて、3打目はこの位置です。
画像をクリックで拡大します。
丸々バンカー越えの登りのアプローチですね。
幸いに旗は青ですので、カップはグリーンの奥です。
約40yぐらいですが、私は他の人の打ったボールの残り90yぐらいの位置が良かったのですが、他の人がここからの方がいいって言うのでここから行きました。
絶妙にバンカーを越えてピンの手前10歩(約7m)につけてくれた人がいて助かりました。
(私はこういうの苦手なんですよねー。(^^; フェース開いて上げて打ったんですが、グリーンの右に外しました。)
つづきまして、10番ホール、500yのパー5。左ドッグレッグです。
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こちらは2打目地点です。
写真の左方向のティーから打って来まして、私のボールは画面真ん中辺りの左から降りてきている斜面の途中にあります。
グリーンまで近そうに見えてまだ260yぐらいありますね。
ここのサードショットは4人全員乗りまして、一番近いのはカップに1歩(60cmぐらい)。
ナイスバーディーでした。 (私のサードショットは、2歩(約1.5m)でした。)
こちらは続く11番ホールですが、90度に右に曲がるドッグレッグの短いパー4です。
300yでティーショットは打ち上げですが正面に打つと240yしか打てません。突き抜けてしまいますので。
安全に行くなら、220yぐらいをフェアウエーセンターに打っていく感じです。
画像をクリックで拡大します。
写真は、グリーンから振り返って撮ってみました。
この写真で言いますと、真左の後方、ず~っと左の方にティーがあります。
スクランブルですので、私はあえてドライバーで大きなスライスを打ってみました。
珍しくスライスが上手く打てることもあるもんですねー。(笑)
上空の木の枝をすれすれでしたが、グリーンと同じ高さになっている平らなベストポジションに持って来ました。
しかしグリーンは完全な砲台でピンはぎりぎり手前の位置と、非常に攻めにくい位置で距離は85y。
私がまず、ショートして手前の坂道を転がり戻らないように十分距離を出してグリーンセンター狙いでオン。 カップより後ろに9歩(約6m半) ぐらい。
あとは他の3人にカップを攻めてアグレッシブに打ってもらえるようにして全員で攻めてみましたが、なかなか難しかった様です。
次の14番ホールはちょっと珍しいです。
ティーショットを、一般道路を越えて打っていきます。 410yのパー4。
画像をクリックで拡大します。
写っているテントは、ビールを配っているおねいちゃんのテントです。(笑)
ティーインググラウンドの切れた先に、一般道路が走っています。
車通りが少ないとはいえ、コース内とかコミュニティー内の道路ではなく、普通の一般道路でした。
コースとしては、やや左へ向かうほぼ真っすぐのレイアウトです。
さて最後に16番ホールのパー3をご紹介します。
最初の、雑誌のサイトにあった写真と同じホールです。 アングルの違いが見えますでしょうか。
170yの難しいパー3です。
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グリーンに、白線で半径10フィートぐらいの円が書いてありまして、なんとかチャレンジみたいなのをやっていましたが、この風とこのレイアウトではグリーンに乗せるだけでも一苦労です。
旗の位置は奥目。 私は右のバンカーの後方の位置にグリーンを外しました。
一人が上手く打ってオンしてくれまして、14歩の登りのパットをうちのチームの女性がスラムダンク!
まさにカップの後ろの壁で真上にポーンと跳ねてカップに入り直すというすごいパットでバーディーでした。(^^)
あまりに暑かったので、時々 iPhoneのレンズが曇っていて写真が部分的にぼやけちゃってますね。
すみません。(^^;
500mlのゲータレードとか水とかアイスティーとかコーラとか、3L以上は飲みましたでしょうかね?
本当に蒸して暑かったです。 (蒸すっていうのはこの辺りでは珍しいのですが、この日は湿度が上がっていました。)
最後の3ホールぐらいは全員ショットがガタガタでした。(笑)
なんとかかんとか、一人ぐらいはまともに行ったボールがあって何とかなった感じです。
ここはスクランブルじゃなくて一人一人のスコアでラウンドしたらかなり厳しそうな難しいコースでしたが、非常に楽しくトーナメントを終えました。
(トーナメントっていうのは英語でして、いわゆる日本で言うコンペって奴ですね。 景品が多数でオークションやくじ引きがあるって言う感じです。 シリアスな競技ゴルフではありません。)
機会があったらちゃんとラウンドしに来てみたいコースですが、厳格なプレイベート・コースですからチャンス無いんだよねー。(^^;
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