1/30/2022

58°のウエッジのフェースを開いて使った時の距離感の考察 (リビュー2)

 Angeles National GC、ジャック・ニクラスの設計でとても難しいコースです。


日本のコース・デベロッパーのミノル・イスタニさん (Cosmo World Corporation)っていうミリオネアの方が所有しているそうです。(--> 今はUSTマミヤが所有している、というお話も聞きました。私には定かではございません。)
ペブルビーチとスパイグラスヒルも一度購入なさって、手放した、ってことだそうでして、現在も北カリフォルニアにすごいゴルフリゾートの開発を計画中だそうです。

日本経営ということもあってか、松山英樹プロもよくここで練習しているのだそうで、プレーしに行くと「Hideki was here yesterday! (昨日ヒデキが来てたよー!)」ってコースの人に教えてもらったりします。
(いや、そりゃぁ日本語はしゃべれますけどね、お友だちとかじゃないですから。畏れ多い。)

古閑プロや丸山プロもこっちに来たときに練習ラウンドしてる、ってサンディエガンさん (今年JPGAでシード権を獲得したエリック杉本プロのお父様)からも以前 お話を伺いました。


写真で分かりますかねー?
硬くて速いので全然止まらないグリーンが、さらにポテトチップス型のすごいアンジュレーションのグリーンで、読むのが難しいったらありゃしない。


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この頃のラウンドでは、わっほーまっちゃんの日常ご推奨の「PING Glide 3.0 Wedge 58°ロフト 14°バンス Wide Sole (ピンポイントで厳密にこのウエッジ)」を使ってまして、本当に洋芝でもよく滑るソールだなぁ、と感心しきりでプレーしているのですが、題記の一点で距離が合わせられずにいるので何とかしよう、という記事です。


昨年末とりあえず一つリビューを書きました。
当然まだ夏芝は経験できてませんし、ほんのちょっと打ってみた段階で。

PING Glide 3.0 Wedge 58°ロフト 14°バンス Wide Sole のリビュー1

実際にコースで打ってみて、軽く感じましたので応急でヘッドに鉛を貼りました。


私の最大の関心事だった、「本当に厄介な KIKUYU芝の逆目」にこのソールはどんな挙動を示すのか? ...は、もちろん最初に試しますよね。(そりゃぁね。)

それで分かったのは、フェースを開いてセットしないといくらこのトゥルントゥルン(byわほまつ) のソールでも突っかかる、という結果でした。

でも驚異的なことに、本当に厄介な KIKUYU芝の逆目でさえも、フェースを開けば、なんとか打ててしまいます!
普通のウエッジでKIKUYU芝の経験ないゴルファーが逆目のタイトなところで打つと、1yしか飛ばないミスをしてしまう状況から、打ててしまうのはすごいです。

贅沢を言うようですが、開いて打った時の距離感を掴んで、カップに寄せるショットを打ちたい。それには普段全くやらなくなったフェースを開いて打つときの距離の指標が欲しい、と思ったわけなんです。


こちらの動画 2本を見ますと、フェースを開いた時の打ち方がふんだんに出てきてとても勉強になります。




以前 58°がバッグに入っていないときに 54°を開いて打つ CT-30 っていうショットを練習していましたが、あの場合はフェースを 30°開いた状態でグリップをしていたんです。

この 58°のワイドソールのウエッジのフェースを開いて使う時、タイトなライや、硬いバンカー、ダウンヒルのライ、などなどでは、フェースを開くのだけれども開いた状態で握り直すのではない、ハンドファーストにしてフェースを開いて使う、そしてハンドダウンでソールのヒール寄りを使う、という打ち方が紹介されています。


先日、「54°のウエッジのフェースを30°開くとロフト角は何度相当になるのだろう?」っていう記事をアップしまして、フェースを開くとどのくらいキャリーの距離が変わるのだろう?っていう検証をしましたが、その中でも、ゴルファーは開いて構えていてもある程度そのフェースを戻しながら打っているようだ、との考察をしていました。
先程の動画でも、フェースは開いて使うのだけれども、フェースは回して戻してきて使うのでボールがフェースにしっかり乗って距離もそれなりにコントロールして出していく打ち方ですよね。

つまり、以前 CT-30 で考えていたような、「単純に 60%飛ぶ」というような換算にはならなさそうだな、と考えています。

一応参考までに、この 58°のワイドソールのウエッジのフェースを20°ほど開いた時の、仰角成分はどのくらいのロフト相当になっているのだろう?ということで、また同じ方法で確かめてみました。
(30°でなく20°開いて検証した理由は、58°を30°も開くと難しくなってしまうので、20°くらいで使うことが多かろう、という想定をしたからです。)

58° を真っ直ぐセットしたとき

58°のフェースを約20°開いてセットしたとき

真っ直ぐセットした方も、実際にチップショットを打つ際には、若干ハンドファーストにしますので、シャフトはロフトを立てる方向に傾きます。

この写真で比較した範囲では、仰角成分は約 11°ほど大きくなります。写真では 70°のウエッジ相当ですね。ただ、戻してきて打つことになりますので、そこまでロフトを開いた状態でボールに入る訳ではなさそうです。

こないだの 54°のウエッジの測定と今回の 58°の違いだけで、似たような感じの結果です。


ちょうど、(KIKUYU芝ではありませんが) 逆目で下が柔らかい激ムズの動画も上がっていました。


やはりこういうライからでは、距離をコントロールするのは難しそうです。
(でも 60°がフェース開かずに打てているので、KIKUYU芝の逆目よりは多少厄介でないライの様子に見えます。枯れてますし。) 

この状況では多くを望んではいけないですね、やっぱり。

とはいえ、フェースを開いた状態での距離感覚はある程度の基準を掴んでおきたいと思います。
まずは良いライから。良いライではフェースは開かないのですが。

(この記事は、途中経過です。まだ距離感つかめておりません。)

練習場のマットからフェースを開いて打ってみてひとつ気が付きましたことは、
58°のフェースを開いて使った場合は、まだ私の場合今の段階ではキャリーの距離が安定していない、ということです。

おそらくなのですが、ウエッジをボールに向かって入れていく動作が一定していないからではなかろうかと思っています。

フェースを開いていると、どうしてもフェースを閉じながらボールへ戻してくる動きが発生します。その方が良いのですが。この時には、キャリーはフェースを開かない場合の約90%ぐらい飛ぶ感じでした。

フェースが開いた状態でグリップを握り直し、開いたまま閉じてくる動きがない入り方でボールに来る打ち方ですと、少し右へ出て上に上がり、キャリーが大きく落ちます。先ほど測定した通り 70°近いロフトで打っていることになり、フェースも右を向いているので、それはそうかな、という感じがします。
この場合ですと、キャリーはフェースを開かない場合の約60%ぐらい飛ぶ感じでした。
コースの芝で打つと、下を抜けるケースも出てきてしまって、打っているつもりの距離の40-50%ぐらいしか飛ばないこともありそうです。
つまりこちらのセットアップの打ち方は私の場合は使い物にならないかな、と思います。


やはり (私には理屈はよく分からないのですが)、「グリップはフェースを開かないで握っておいてハンドファーストにすることでフェースを開いて構え、その形からチップショットをしてインパクトでは開いたフェースを戻して来ながら打つのだけれども、地面にはソールから当たるような打ち方」を、練習して安定させる必要がありそうです。

ここでは、逆目の芝からでも事故なくある程度脱出するためにソールのバンスを使って打つためにフェースを開くわけですから、やはりまず開かずに握っておいてそこからハンドファーストにしてフェースを開いておいて戻してきて打つ方の打ち方が安定して打てるように練習しようと思います。
その上で、マットからではなく実際の芝から打ったときのデータを経験値として積んでいってみたいと思います。


1/23/2022

Cleveland LAUNCHER UHX Utility Irons の5番アイアン

2/11/2022 追記しました。↓

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1/23/2022

Tustin Ranch GC、の 4番ホールのティーです。テッド・ロビンソン設計の全体にはフラットながらとても難しいコースです。

この日は特に、私が苦手な硬くてボールが止まらないグリーンに仕上がっていました。
良いボール打ったな、っていうショットが、グリーンを奥にこぼれたり、思いがけない方向に跳ねてバンカーまで転がり落ちたり。

グリーンが柔らかくて止まるコンディションの日にはアンジュレーションはあるけれどもそんなに難しくは感じないのですが。痺れる池超えのショットが要求されるグリーンが、パー3も含めて 3つほどあります。

この日は加えて 8番ホールまでやけにショットがブレまして、バンカー入りも多かったし苦戦しました。9番で直すきっかけをつかんで良くなったのですが、後半は最終18番で池超えのグリーンへのショットが跳ねてオーバーして、戻しはグリーン面がありえないほどのダウンヒルで、小さく打ってグリーンの外に2バウンドさせて乗せたボールがするするするする転がってグリーンの向こう側へ溢れるほど。最後にダボを打ちまして。 43・41 = 84でした。


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それでですね、この日に投入しましたのが題記の Cleveland LAUNCHER UHX Utility Irons の5番アイアンです。


その前のラウンドで、5番アイアンで芯を外して距離が足らず池に入れてドロップエリア行きのミスショットをしていまして、もうちょっと易しく打てそうな 5番を探してみるかな?ってことでラウンド前にゴルフショップに寄りまして、入手しました。

ユーティリティー・アイアンって名前になってますとおり、ちょっと肉厚のボリュームある多分中空のボディーになっているアイアンで、グースが若干強めに入っている感じ。


構えてみた感じでは、ほぼアイアンっていう感じで構えやすいです。
普通に打てば良い感じ。


ヘッドはこんな感じで、ヒールのところのバックフェースが少しはみ出て見えていますね。
若干のグースがいかにもつかまりが良さそうな雰囲気を醸し出しています。

シャフトには、UST Mamiyaの Recloil 95 の f4 が入っているものを選びました。
店内で試打をして、いきなり感触が良かったので。 


この日のラウンドでは 3回ほど使ってみたのですが、ものすごく安心感がありました。
ボールも簡単に上がって、しっかりと距離も出てくれます。
むしろロフト角が 23°で、IDEA MB2 よりも 3° (ほぼ 1クラブ分) 立っていることもあり、それ以上、1クラブ以上に飛んでしまう感触でした。これから距離に慣れていかないといけませんが。

こういう中空系のアイアンっぽいクラブを試打してみますと、私個人的には自分が思っているより右へ出るモデルが多いように感じるのですが(構え方の問題かも知れません、よく分かりません)、このクラブはまぁまぁ方向性良かったです。

なによりも、クラブのバランスのせいかもしくは上がる安心感からかどうか、力みが出ませんのでミスが出にくい印象を受けました。

なんだかとても頼もしい味方ができた感じです。

あまりに良いので、今のアイアンセットも (とはいえもはや 6~9番, PWだけですが) 現行の IDEA MB2 (2012年のクラブです) から、ちょっと中空系のヘッドの大きめのアイアンに変える手もありかも?って思ってしまいました。


1/20/2022

7フィートのパットの成功率に関する妄想と皮算用 (バーディー少し増産の取り組み ♯1)

Meadowlark GC の 12番ホールのグリーンです。



このコースは距離が短くてコースレートは低い (パー70で、Blue 67.6/114) のですが、なかなかにチャレンジングな易しくはないコースです。
その理由が、この伏せおわん型というかドーム型をしたグリーンです。写真の左の方の傾きを見ていただけますと様子がうかがえるかと思いますが、グリーンの縁寄りの 5-6yはことごとくグリーン外の下の方まで転がり落ちてしまいます。

ぐるーっとこの感じですと、「このグリーン、乗せる部分の大きさ半分ぐらいしかないんじゃないの?」って思います。
しかもコース全体に距離が短いだけに、どのグリーンもワングリーンにしてはやや小さめ。
で、あいにく写真からはみ出て写っていませんが転がり込むラフがKIKUYU芝で芝目の向きによっては非常に厄介です。

まぁでも、バックの青ティーからでも300yを切るパー4が5つもあるくらいで距離が短いですから、100y以内のスキルとティーショットの正確性を試されるという面では少し趣の違った組み立てを要求される良いコースです。この日は12/18ホールをGIR (Greens in Regulation)で乗せましたので調子よかったです。
それなりに池が配置されていたり、敷地内のかなり急な斜面を 7ホールで利用していたり、ゲーム性を高めて造ってある印象です。

アンジュレーションはポテトチップ型ではないけどそこそこに速いですし、カップ付近でどっちに曲がるのかよく分からないので 3-4歩の短めのパットさえなかなか入らず、パッティングは難しいです。パーオンできた 12ホール中ワンパットで入ったのは 1ホールだけでした。


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まぁちょっと表題は大きく出ています。
まだ取らぬ狸の皮算用の段階ですので。(笑)

2022年の課題はチップショットのシンプル化と実践ですが、これを実際の結果すなわちスコアにつなげていくには、その折に残る、2歩とか 3歩とかのパッティングの成功率が大変重要になってきます。


12年も前の記事ですが、ザ・ゴールデン8というパッティングの最重要ゾーンを、今一度もってきて確認してみます。

こちらが、デーブ・ペルツのパッティングバイブルの内容から抽出して合わせて表示したグラフになります。↓ 



青と黄色で構成されています幅を持ったラインが PGAのツアープロのデータ。
ものすごいハイレベルのパッティング成功率です。

そして、ややピンク色に見える 1本線がハンディキャップインデックスで 20+/-5くらいのアベレージの一般アマチュアのパッティング成功率の線です。(米国の生徒さんたちのデータ)


例えばちょうど 3フィート(約 91㎝)のデータを見てみますと、PGAのツアープロで 84~92%ぐらい、HDCP15~25くらいの一般アマチュアで 75%ぐらい、という実情です。
(グリーンの速さやアンジュレーションの差、トーナメントでのプレッシャーとかの要因で言えば条件は違う訳ですが、データとして私が勝手に無理やり同じグラフに入れました。)
 9-17%ぐらい成功率に差があります。

そして例えば 15フィート(約 4.6m)のデータで見ますと、PGAのツアープロで  9~19%ぐらい、HDCP15~25くらいの一般アマチュアで 3%ぐらい、というカップイン率になります。
6-16%ぐらい成功率に差があります。


ところがですね、例えば 6フィート(約 1.8m) のデータの場合、PGAのツアープロで  46~54%ぐらい、HDCP15~25くらいの一般アマチュアで 25%ぐらい、というカップイン率になります。
その差は、21~29%にも解離してしまいます。 

9フィート(約2.7m)の場合はもっと興味深くて、PGAのツアープロで  23~38%ぐらい、HDCP15~25くらいの一般アマチュアで 9%ぐらい、というカップイン率になります。
PGAのツアープロの中でも 15%もの成功率の差が出てきているのと同時に、一般アマチュアとの差も、14~27%と離れています。


まとめますと、1m以下の短い距離では、PGAのツアープロとHDCP20前後のアマチュアの差は 10数%、逆に 5m以上の長いパットになると 1パットの率は 10数%以下の差でしかなくなりますが、その間の、1m~3mのパットにおいては、20-30%も成功率に差が出るよ、ということになります。

この、2フィートから10フィートまでのいわゆるパッティングのマネーゾーンとも呼べる領域を、デーブ・ペルツ先生は「ザ・ゴールデン8」と呼んでいるわけです。
(ツアープロの間では、6~18フィートの間で差が大きいですので、パットの上手・下手の差は、この辺りが勝負になってくる、ということだと思います。)



これを前提としまして。

自分の感覚として(残念ながらデータは集計していないのですが)、ラウンドあたり 1.2個の数少ないバーディーを獲得した中で、3歩とか4歩のバーディーを決められなかった数はかなり多い印象があります。
3~4歩って言いますと、7~9フィートですから、ピンクの線の方ですと約 15%ですね。 85%外れるんですから、まぁよく外す印象ですよね。感覚と合います。

ただ、バーディーを獲得している際に、6歩~10歩ぐらいのバーディーパットが結構入ってくれている印象があります。ピンクの線のデータでは、4%以下の確率なのですが。自分が大きくは期待していない中で、お金のかかっているプロと違いノープレッシャーでストロークしているっていうのもあろうかと思います。HDCPがもう少し少ないっていうことも多少あるかも知れません。


...そういう訳で、これを取り組みとしてスキームを作り、実験して改善につなげることを目下考えています。

データの裏付けがありませんが、自分の感覚として基準にしている 7歩のストロークに自信を持っていますので、軽い登りの 6歩とかが残ると距離感への不安全くゼロでストロークしているわけです。カップインするかどうかはともかく、カップを脅かすパットが打てるイメージが湧きます。


一方で、入れ頃の 3歩 (7フィート、約2.1m)のバーディーパットをせめてもう少し確率よくカップインできないだろうか?と考えるのです。
PGAのツアープロで  40~50%ぐらい、HDCP15~25くらいの一般アマチュアで はたったの18%ぐらい  なんと22~32%も、大きく乖離しています。 この距離が実は最重要距離なんじゃないでしょうか?

この7フィート(約2.1m)、プロと一般アマチュアで一番差が大きい距離のようです。

( 2mのパットを重要視して繰り返しパターマットで練習なさっているゴルファーは多いと思いますが、あの、カップの前がせり上がっていて、しかもカップインさせる練習は、スピードの管理には実のところ最悪の練習だそうです。) 


この距離が外れるのは、強気に行って曲がり切らずに外れる、打てなくて弱いので読みが浅すぎ垂れて外れる、などの、曲がるラインへの対処の上手さ・下手さの技術的な差が大きく出ているのだと気が付きました。


分かってはいることですが、こういう動画を見ますと、はっきり認識できますね。(5フィート(約1.5m)の距離です。)


私個人は、7歩の時にはスピードの管理が一番きちんとできている割に、3歩の時には、多少の強弱が厳密に管理できていないように思います。

比較敵真っ直ぐなラインとか、平らから軽い登りのラインの時には、スピードが多少強すぎてもカップに入ってしまうので、スピードの管理が甘くなってしまっているため、ちょっとでもカップを外して狙うほど曲がるラインになると途端に外すことが多くなっているのでは?という考えにいたりました。


ここで、私の 7歩以下のストロークのスピード管理を振り返ってみますと、

  1歩(0.7m)は、 6.5センチのテークバックで打つ、
  2歩(1.4m)は、10センチのテークバックで打つ、
 
3歩(2.1m)は、13.5センチのテークバックで打つ
  4歩(2.8m)は、17センチ、
  5歩(3.5m)は、20.5センチ、
  6歩(4.2m)は、24センチ、
  7歩(4.9m)は、27.5センチのテークバックで打つ、


  1歩: 6.5センチは、大体[ボール+パターヘッドの幅]ぐらい。
  2歩: 10センチは、靴の幅の広いとこぐらい。
 
3歩: 13.5センチは、[靴の幅+ボール幅1個分弱]
  4歩: 17センチは、スタンス幅でほぼ[ボールから右足ひざ(ズボン)の内側]ぐらい。
  5歩: 20.5センチは、靴幅2個ぐらい。
  6歩: 24センチは、[靴幅2個+ボール幅1個分弱]  (or 7歩のボール1個弱マイナス)
  7歩: 27.5センチは、いつものスタンス幅でほぼ[ボールから右足靴の内側まで]ぐらい。


以上の様になっています。


今回考えました作戦というのは、3歩のストロークの指標を、もっとはっきり視認できる形に改良してはどうか?という目論見です。

両足を揃えて立ち、左足のつま先はいつも通りに若干開き、そのかかとがくっ付いている状態から靴幅で一個分を離して右足を離しますと、ちょうど右足の靴の内側のところ(普段基準の7歩の目安に使っている線)が、ぴったり13.5㎝になることが分かりました。

デジタルパットの師匠のお一人、ノリさんが、最初から使っていらした、スタンス幅を靴幅1個~4個分で変化させてストローク幅を管理する方法、これを応用しない手はなかった。(13年も前から知ってて、今ごろ?(笑))


これでちょっと、3歩 (2.1m) のストロークをこれから練習して安定させていってみたいと思います。
実際には、オプティマム・スピード を打ちたい、という観点から、1.8mくらいのパットの時に 2.1mのストロークが特に有効になる、ということになろうかと思いますが、個々の管理を徹底していけば、間違いなくカップイン率が上がってくることと期待します。まだ皮算用ですが。

ちょっと楽しみかも。(^^)


* この取り組みは失敗に終わっています。さほど安定しませんでした。


1/17/2022

54°のウエッジのフェースを30°開くとロフト角は何度相当になるのだろう?

1/17/2022:  後で写真見なおして訂正入れました。



平らに見えますが、ドドーンと打ち下ろしていて、2打目はググーッとグリーンまで登ってくるレイアウトです。
芦ノ湖カントリーとか、日本の古い設計のコースによく見る感じで、懐かしい感じがします。

短いホールなのですが、グリーン面が見えなくてしかも登りがきつくて距離感が合わせづらく、ティーショットも決して広くないフェアウエーに打たない限り 2打目は木々に阻まれるというホールデザインです。目の前の池はプレーにはほぼ影響ありません。
この日はもうすぐ雨が来るってことで厚い雲に覆われていました。


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先日の「3x4 System (スリーバイフォー・システム) 改訂版 (…いやむしろ 2x4かも。)」という記事で「54°のウエッジのフェースを約30° 開く(一番下のスコアラインを時計の針でいうところの 12時を 1時に合わせるイメージで開く)と、ロフトはいったい何度多くなるのだろう?」っていう疑問を書いていたのですが、それを検証できないかトライしてみました。

そのそも随分以前には 54°のウエッジのフェースを 30°開いて、CT-30 (←クリック)なるショットを練習して使ったりしていました。当時は 58°をウエッジをバッグに入れて持っていませんでしたので。

練習場で30°フェースを開いて打ってみた感じでは、58°よりもちょっと飛ばないかな?くらいな感じで、ロフトでいうと 59°〜60°ぐらい相当なんじゃないか?っていう感覚でいました。
フェースが右向いちゃっていますしね、単純比較はできないので愚問なのかもしれませんけど、実際有効なロフト角としては仰角が何度相当なんだろう?ってふと疑問に思ったわけです。


それでまぁ、その昔作った 方向支持ティー (←クリック)っていうやつを思い出しまして。

フェース面の、ちょうど打点のあたりにティーを立ててみました。
今回は作るの面倒くさいので、両面テープで貼り付けまして。


こちらがフェースを約 30°開いたときの写真です。
(時計の針で 1時方向ということで、30°はセットしやすいと思います。)
シャフトはソールしたときのライ角に斜めに立て掛けてありますが、飛球線方向にはハンドファーストの傾きを入れず、鉛直に立てて写真を撮っています。
大体ボールの高さくらいのカメラ位置から撮影。

ですから ティーの方向 (つまりフェースの向いている方向) は、フェースは目標に対して右を向いていますし、クラフトさんがやるようにシャフトに対してロフト角を測るというわけにも行かず、とりあえずこの写真から仰角成分だけを正面から見たままで平面的に測ってみよう。
相対的な比較くらいはできるかもしれない、という試みです。

見た感じすでに、ティーはえらい上を向いていませんか?
「こんなにもか ?!」っていう印象です。
これ、写真上で測ってみますと仰角成分は、75°ロフト相当 になります。
CT-30 とか言って、調子こいてフェース開いて打ってる場合じゃなかったですね。
( 75°のウエッジが仮に売っていても私には難しすぎますので買わないことでしょう。)


こちらが上から見たところ。


30° フェースが開いた状態にセットしまして、測定をしました。
仰角成分の角度は、写真上で測りました。


この 54°のウエッジを 30°開いた状態で打って、58°のウエッジと打ち比べてみました。
できるだけ同じセットアップで、同じボール位置、同じ振り幅で、同じスイングで打って比べたつもりだったのですが、

結果としては、54°のウエッジを 30°開いた状態で打ったボールは、58°を真っ直ぐ構えて打ったよりも少し飛ばない感じでした。飛距離的には 60°相当くらいな感じ。

同じに打っているつもりでも、実際には開いたフェースを戻しながら打っているのかも知れません。そうしないと、75°の仰角の説明が付きません。


あまりにフェースが上を向いていたので、今度はリーディングエッジを 20°開いて、同じように写真を撮ってみました。


なんかまだまだティーがずいぶん上を向いている感じがします。
画像上で仰角成分を測ってみますと、66°ロフト相当 でした。


フェースの開き具合は、けっこうしっかり合わせています。


これが 20°開いた状態です。(時計の針で言うとたったの 2秒半!)
正味ラウンドでは、このくらい開くだけで良いのかも知れません。
やはりティーはかなり上を向いています。


そもそもこの測り方はどうなんだろう?って思いまして、フェースを開かずにスクエアにセットして写真を撮ってみました。


54°のウエッジを真っ直ぐにセットして。
ソールしていますから、ライ角方向にはシャフトが傾いています。飛球線方向には傾けていません。
これを画面上で測りますと、仰角成分は約 58°相当 (-->54°相当のはず)になりました。

どういうことなのかよく分かりにくいのですが、通常のロフト角というのは、クラフトマンさんの使う器具で、シャフト軸に対してのライ角、ロフト角を測定するのだと思いますが、この測り方だと約 4°大きく出るようです。
(後から写真見なおして思いましたが、これほんの少しフェースが開いちゃってたのかも知れません。)


まとめますと、

54°のウエッジで、
  0° オープン  ==>  58° 仰角 
20° オープン  ==>  66° 仰角 (+12°)
30° オープン  ==>  75° 仰角 (+21°)

しかしながら、フェースを 30°オープンで打ってみると、60°ロフト相当ぐらいの飛距離。(75°相当の飛距離にはなりませんでした。)

という実験結果です。

もうちょっと検証してみる必要がありそうですが、ある程度の目安にはなるのではないかな、と思います。




1/10/2022

クラブ 5本のラウンド at Marshall Canyon GC

Marshall Canyon GC にはいつも鹿のファミリーがコース上にくつろいでいます。
木々の紅葉もとても綺麗で、ハイキングトレイルにも囲まれています。


...で、この日はこの Mountain Lion にも会いました。



パー3の 16番ホールのグリーン奥の木陰にいました。10回以上ラウンドしていますが、初めてです。普段はおそらくコース脇の深い渓谷にいるのだろうと思います。

上り下りもあって、距離は長くはないけどいつもコースの状態も良くて気持ちの良いコースで、価格もリーズナブルですから、ここはとても好きです。


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このところ、2x4 のシステムを使って距離のコントロールをしてラウンドに望んでいます。
原則的に、一番安定して打てる 3/4 (スリークォーター) ショットを軸に、1/2 (ハーフ) ショットも使い、状況に合わせてクラブ選択とショット選択をして打っています。

そこから一歩進めて、あくまでも 3/4が基本のショットですが、少し強く90%ぐらいで、とかのショットも使うケースも使っていけるのでは?
そしてむしろ、いままで自分がフルショットだと思っていたショットは振りすぎて110%になっていたのでは?とか、いろいろと思い巡らせるに至りました。

そんな折に、お友達のしょぼさんがブログに、「アナログ基準とデジタル基準」という記事をお書きになりまして、そこでのやり取りでクラブ 4本とかでコントロールショットを多用してラウンドしたら、1本のクラブでリニアに飛距離をコントロールする実践練習になるんじゃないか?っていう話になりました。

それで、実際にやってみることにしました。

クラブ選択は、コースにもよりますが妄想ラウンドをしてなるべく無理のない組み合わせを選びます。
今回は上記の Marshall Canyon GC で、なかなかのアップダウンはありますが、距離はそう長くないコースです。(長いコースでやると私の場合、2打目に 3Wとか連発になってしまってそもそも普段から青ティーだとアイアンで2打目を打つことが滅多にない、ってケースもありますので、コントロールショットもクソもなくなってしまいます。)


今回の選択は、

ドライバー 
5番ユーティリティー 
8番アイアン
58°のウエッジ
パター

の5本です。


距離的には、

ドライバーが 200-240y、
5番ハイブリッドは、フルショットで約 170y、3/4で打つとランも入れて 130y-140yくらい、
8番アイアンは、3x4 システム72y、92y、125y のキャリー
58°のウエッジは、3x4 システム27y、44y、60y のキャリー 

がそれぞれカバーできますので、これに少し「軽く打つ」だの「強めに打つ」だの織り交ぜて行けば、大概の距離は網羅できるんじゃないかと思われます。
むしろドライバー打ったあとの残り距離の都合次第では、「軽く打つ」だの「強めに打つ」だのの調整すら不要かも知れません。(そこをやることが練習になるという目的なのですが。)

変な悪目立ちはしたくありませんので、とりあえずクラブは全部バッグに入れたまま、ドライバーのカバーを 3W と 3Uに被せて、いざ出陣。(笑)


...先に結論から書きますと、普段のラウンドとほとんど変わりませんでしたどころか、かえって調子良かったんじゃないの?まで感じました。
特に工夫をこらしたショットは 4-5回あったかも知れませんが、全般的には普段どおりラウンドしている感じ。(一緒にラウンドした友達も中盤以降まで今回のチャレンジに気がついていなかった模様です。朝言っといたんだけど。(笑))

大きめのクラブを選択して打つときは (こちらが多くなります) 無理せずに距離をコントロールすることに集中してスイング、そして短めのクラブを選択したときは届かなくて当たり前を前提に打つので余計な気負いもありません。
フルショットで気合い入れる、とかの場面がなくなるんですね。私の場合、ですが。
(ただしドライバーは何度もフルショットで気合い入れました。(笑))


そういう訳で、ラウンド結果の記録と、各ホールについてのコメントは、次ページにします。


1/09/2022

ダボ以上の大叩きホールを出さないための注意事項 4つ

 Boulder City GC の7番ホールです。昨年クリスマスイブのときのラウンドの写真です。


ネバダ州とアリゾナ州の州境になっているコロラド川を堰き止めて作られた巨大な Hoover Damのある、ネバダ州のBoulder Cityに小旅行に行って、初心者の息子を連れて近くのパブリックコースでラウンドしてきました。
少し傾いていますがコース全体に平らで、木もまばらな感じ、ウォーターハザードがいくつかあるくらいで、伸び伸びラウンドできるゴルフ場でした。

珍しく南カリフォルニアが12/24−25と雨模様だったのですが、ネバダ州はパラついたくらいでぜんぜん大丈夫でした。それもあって遠征したのですが。

こういうKIKUYU芝でないゴルフ場で、グリーンのコンパクションといいますか、チップショットが最初のバウンスをしてからのボールの挙動と転がりがイメージと合うコースでのラウンドは良いスコア出ますね。 この日は 38 36でした。
逆に短くて易しいコースでも、グリーンがカチカチで止まらなかったりすると寄せワンが拾えなくなってスコア崩したりします。


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昨年は一段階ステップアップしたといってよいくらいのスコアの改善を果たし、昨年の振り返りのデータ分析をして念頭に書きました記事 (-->「2021年の成績と、2022年の数値目標」) に、主に改善した点を4つ挙げました。

    1. 100以内の 2x4システム の改編で、トータルではなくてキャリーの飛距離に注目し直したことが思いの外良い効果をもたらしてくれたこと。 

    2. ドライバーの長尺化で、スイングが安定し、打球の散らばりが減ったこと。

    3. ハイバンス (しかし有効バンス幅は狭い) のウエッジを購入して洋芝に対応したこと

    4. ウエッジを打つ際に「ミスの最小化」を最重要と考えたこと。

という以上の 4点が主体です。


今年ここからさらに、 猛練習とか、ウエイトで筋肉増強とかではなくて、ゲームマネージメントの工夫とかで考えたらどこを削れるだろうか? というのが今回のメモの主旨です。

分析の中で、スコアに一番貢献したのが、実は (パーオン率) + (ボギーオン率) の合計で、昨年は、15.91/18ホールまで来ていました。
今年は 17/18にできるだけ近づけたいと思います。

これは一重に、ダボ以上の大叩きホールを如何に減らすか、という取り組みに他なりません。


それで、お友だちの syoballさんからいろいろとヒントをいただいているアドバイスを、私なりの解釈で「どう実践していくか」ということを踏まえてまとめておきたいと思います。
そのまま、今年取組む課題となります。

以下、今年のダボ以上削減の取り組み 4点。


1. 1DKJ (一打献上)するときに、乾坤一擲(けんこんいってき) のショットを心掛ける

この 1DKJ という教えは本当に至極名言です。
  (時にsyoballさん、これって一打献上でしたっけ?一打計上でしたっけ?)
ちょっとミスショットが出た結果、次打が困難な状況に陥った時、無理をせずに 1打を献上して大叩きを防ぐ、という言葉です。
例えばこれは、木の中にボールが行ってしまった時に一番安全なルートで横に出す、とか、そういう場面ですね。

ただ、私の解釈ではこの 1DKJ は軽い気持ちで横にポンっと打ってしまってはいけない状況、なのです。
ただの安全策では、1DKJ のはずが、2DKJ、3DKJになってしまいがち。
横に出すだけのはずがフェアウエーに行かず、ダフったり、また木にあてたり、まだラフだったり、もしくはフェアウエー反対側の木の方まで行っちゃったり。

例えば、グリーンの前に池があるパー5の 2打目を池の前に刻んで 3打目勝負とかの場面でもそうです。グリーンに打つわけではないから適当な短いクラブでポーンと打って刻んでおく、ではだめだと思うのです。
間違いなく良いライのしかも、しかも得意距離を残す。

木の中から横に出す場合、どこに、どの距離で、どんな弾道でどのライにボールを運べば、次のショットでグリーンを狙う確率が上がるか。
時には、少々の危険度も含めて考慮して次打の好条件が引き出せるのかもしれない。
そういう熟慮をしたショット選択をして、クラブを選び、グリーンを狙う時以上に考えに考え抜いたショットを打つべきだと思うのです。

ただでさえミスでピンチを迎えた場面、条件の悪い、ライも悪いであろう場所に来てしまっているわけですから。

木から横の方に、ちょんっと出そうとして、枝に当ててしまったり、悪いライにダフってフェアウエーまで届かず、とか、結局 2-3DKJしてしまった経験、誰しも少なくないはずです。
しかも気分も落ちてますしね。

池の前に刻むときも、あれ?ってなって行き過ぎて左足下がりのライを残してしまったり、予定外に得意距離”じゃない”距離を残してしまったり、逆に思ったより距離を残して150-160yも打たなければならなくなったりしてしまった経験、あると思います。
最悪、次の 3打目で池ポチャまでありえます。
できるだけライの良い、比較的平らで、得意距離に近い場所を選定してそこへ全力で持っていく。

1DKJ (一打献上)するときには、かならず乾坤一擲(けんこんいってき) のショットを考えて考えて、次のショットをなるべく良い条件で迎え、どうやったら 「1打のみ」の献上になるのか全力で考えて最大限の努力をしたいと思います。  --> 1DKJ-KKIT

という訳で、 syoballさんの 1DKJ関連の記事のリンクをいくつか貼っておきます。


2. バンカー越えのアプローチショットで、絶対にバンカーに入れない

これも典型的なダボ以上を打ってしまうパターンです。

再びsyoballさんのブログから

①TSでOB打たない 
②セカンドで池入れない 
③3オン3パットしない 
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④3打目でGBに入れない

これはね、もっともな倉本会長のご指摘ではあるのですが、現実問題としては ①~③が確実にできるのはすでにダボを滅多に打たない人だと思ったりします。

ということで、 syoballさんオリジナルの、④がここでの対象です。

これにつきましては私も過去に記事を書いていまして、それがこちらです。
特にバンカー越えに着目しています。

要点をまとめますと、各ウエッジやアイアンの、基準の打ち方の飛距離を、”キャリー”で把握をして、バンカーの淵の上端までの距離を計測して、確実にその距離をキャリーで超えるクラブと打ち方を選択する、という単純な対策です。

しかしながらこの対策が私にはものすごく効果的でした。昨年の後半は、バンカー手前からグリーンに打ってむざむざバンカーに入れる、というショットはほとんどやっていないと思います。
今年もこれを心して徹底します。


3. グリーン周りのショートゲームで往復ビンタを避ける

これはザックリでショートの往往ビンタも含めてですね。
チップショットのミスはあるとは思うのですが、たとえミスしてもグリーン上には残る可能性の高い危険性の少ないショットを常に選択するとか、往復の復の方のチップショットをOKに寄せられるように考えて往の方のミスの度合いを軽減する、っていうことは頭に置くべきだと思うのです。

「ミスの最小化」を最重要と考えた打ち方をする、という方針を、「100y 以内のアプローチのシンプル化とマッピング」にも書きました。
ダフりとトップを最大限避ける、もし起きても大怪我しない、という観点でプレーをしていけば、往復ビンタは大幅に防ぐことができると思っています。


4. バンカーから大ホームラン

これはトラブりますねー。 大体において、次打がもっと難しい状況に陥りがちです。
私はバンカーが、大の苦手ではないですが、あまり得意ではありません。普段、なるべく入れないようにマネージメントしてプレーしています。
最近は、砂があまり入っていない硬いバンカーのコースも増えていて、この発生頻度を落としたいものです。

これはまだ対策できてないのですが、いろいろなバンカーショットの打ち方の中で、あまりヘッドスピードを上げないで打つタイプのバンカーショットを学ぶ機会がありまして、今年はこの打ち方をメインにアレンジをして、バンカー対策していってみようと考えています。(昨年末にイケそうな感触を得ています。)

あまり振り上げない、あまりヘッドスピードを出さない打ち方であれば、仮にホームランしてもそこまで飛ばないで外野フライでアウト、ぐらいの範囲に収まってくれるのではないか?と期待しています。


5. 素ダボは起きる

いわゆるパー4での 3オン 3パット、パー3での 2オン 3パットですが、これはどうしても起きてしまうと思います。

俗にいうボギーオンの状況で、最低でも24フィート(約7m)以内、できれば 8フィート(1ピン)以内には寄せたいところです。30y以内は、できれば 1クラブ(約1m)以内に付けたいですね。グリーンの傾斜やボールのライによっては近くても難しい状況はあるわけですが。

これに関しては、3パット撲滅の鍵 (「ザ・ゴールデン・8」) のパッティングの方で頑張るくらいで、ボギーオンの時は特に 3パットをしないように気を付けてプレーする、くらいしか対策できないと思います。


まだほかにも出てきたら、追記していこうと思います。



1/04/2022

100y 以内のアプローチのシンプル化とマッピング

1/04/2022 追記:  修正して再掲

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Upland Hills CCの 11番ホール左サイドの池です。



いつもではないのですが、この日は数羽のペリカンが舞い降りて来ていました。
本当、ペリカンの体の造りをよく見たり、動きの様子を見ていると、「元恐竜」から進化した、っていう感じがひしひしと伝わってきます。

間近で見るの好きなんですよね。ものすごく大きくて優雅で、結構圧倒されます。


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ちょっと前に、「3x4 System (スリーバイフォー・システム) 改訂版 (…いやむしろ 2x4かも。)」という記事を書きました。

今年はここまでスコアがかなり大幅に改善してきているのですが、このシステムが上手く行っている、という面は大きいと思っています。

そして少なからず、この9月に導入しました Edel Golf のウエッジ 3本 (購入したのは別ソールのも含めて4本です。) が、ベント芝ではなく対処の難しい洋芝のバミューダ芝とかティフトン芝、そして私が一番苦手としている(のに南カリフォルニアにはとても多い) KIKUYU芝のライからプレーする上で、とても助けになっていくれています。

具体的には、17°~25°というハイ・バンス角を持ちながら、そのハイ・バンス部分は幅が狭いという、非常に特徴的なソール形状が、ものすごく良いのです。

打ち方によって合う合わないはあるかも知れませんが、これは本当に優れモノだと思います。

例えばこちらの Edison Golf の Wedges なんかもほぼ同じコンセプトです。
30°のバンス角のウエッジもあります。ただしハイ・バンス部分はリーディングエッジ寄りのごく狭い部分だけです。

(友だちが使っていてとても良いと思いますが、日本の多勢を占める高麗芝とベント芝のゴルフ場でプレーする場合は必要がないかもしれません。)


本題に戻りますが、100以内の 2x4システム を実行するにあたり、なるべくシンプルに、基準になるストロークを決めて、オートマチックにストロークしてミスを極力減らす方向性で取り組むことにしました。

ウエッジを打つ際には「ミスの最小化」を最重要と考えました。
いわゆる「往復びんた」をやってしまうといたずらにスコアを増やしてしまいます。
--> スコアアップ。どんどんアップ。(笑)


気を付けていることがいくつかあります。

2021年の成績と、2022年の数値目標」という年頭の記事の中に、

    4. ウエッジを打つ際には「ミスの最小化」を最重要と考えたこと。


と書いていたのですけれども、その中身、気を付けるための方法、注意点があって、そこを考えながら実践をしています。

具体的には、
  • 1. 58°のLWを導入して以降、ウエッジを開いて使う必要がないので必要最低限以外は開かない。
  • 2. 打点を一定させるため、足を揃えて構え体重移動させない。
  • 3. さらに打点を一定させるため、ボール位置を前後に動かしてボールの高さを変えたりしない。
  • 4. テンポとリズムを一定させ、「Nice and smooth」のオノマトペでストローク。
  • 5. テンポを変えないため、持つ長さをなるべく変えない。(傾斜ライではやむを得ない)
  • 6. 距離の打ち分けにクラブの持ち替えを多用するが、打ち方は同じ。(ウエッジ 4本は同じ長さ)
  • 7. 振り幅を変えてもクラブを同じ長さで使えば基本的にテンポは全く同じ。
  • 8. ライの状態をよく見て、無理なショットをしない。
  • 9. 思い描いたキャリーの距離を打つようにイメージしてストローク。
  • 9. a. その際、バンカー越えでも池越えでも、上げて止めようとしない。確実に意図したキャリーを運ぶことに専念する。
  • 9. b. その際もし弾道を低く出したいなら、単にロフト角の少ないクラブを選ぶ。打ち方では何もしない。
  • 10. ウエッジの「フルショット」は極力、余程の状況でない限り選択しない。

この半年は、ハイバンスのウエッジを活かすこと、データのベースを作ること、の2点に重点を置いて とにかく単純化することに注力しました。

まだしばらくこのまま続けるつもりです。
フェースを開いて積極的にスピンをかけて打つとか、別のテンポで打って距離を微調整するとか、将来的には幅を広げようとは思いますが、「まだお前には早い」と思うのです。

次のステップとして課題にしたいと思います。


現時点では、ウエッジでの「ダフり、トップの撲滅」が第一番の主題で、とにかく大きなミスをしない、ということを最優先に考えたいのです。



1/02/2022

2021年の成績と、2022年の数値目標

あけましておめでとうございます。

初日の出、空に雲が厚くてだめかなー、と思っていたのですが運良く天照大御神を拝むことができました。


西海岸は、当たり前ですが夕日スポットは数多くあるものの、日の出のスポットはほとんどなくて。今年は Shoreline Pedestrian Bridge っていうスポットに来てみました。

運が良かったなー。

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毎年恒例の2021年の成績の振り返りと、2022年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2020年の成績と、2021年の数値目標

こちらは自分だけ用のデータですので、カウントの取り方も独自ですけれど、毎年集計することには意味があると思っています。


昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)


2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57

Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)


2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71

Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)


2019年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  30.21

Putts per GIR:     2.003
(パーオン率は5.86/18ホールで、平均11.73パットでした。)


2020年
Score Average:    +9.6
Putts per Round:  31.56

Putts per GIR:     2.055
(パーオン率は7.11/18ホールで、平均14.61パットでした。)


2021年
Score Average:    +7.7
Putts per Round:  31.70

Putts per GIR:     1.994
(パーオン率は7.94/18ホールで、平均15.79パットでした。)



2021年は、2020年8月から取組んだスイング改造も寄与していますが、100以内のアプローチのシステム変更が功を奏した格好でスコアが大幅に改善し、カンバックの年となりました。
加齢で落ちて来ていた飛距離をドライバーの長尺化もあってやや回復してきていることも大きかったと思います。

今年2022年はこのペースで改善を続け、グリーン周りの30y以内のショートゲームをもう一歩ステップアップしたいなぁ、と希望をしています。また方法論を考えつけると良いのですが。(まだ思いついていません。)

パッティングのスタッツはラウンド当たりのパット数が少し悪化していますが、パーオン率が昨年よりさらに回復してきて、残りパットの距離が増えたかも知れません。引き続き悪化する老眼の影響かも知れません。(笑)
ただし、GIR後のパッティング数は若干改善しまして、久々に 2.0 を切りました。ほんの少しですが、3パットが減り、バーディーが増えたということになろうかと思います。

パーオン率がわずかながら過去最高だった2012年を上回って 7.94/18になったのもスコア的に大きいです。

色々な意味で、2012年のデータに近く戻ったと思いますし、さらに良い部分もありました。

ここからさらにスコアを減らすためには、ショットとショートゲームにさらなる改善を目指し、バーディを増やす必要がありますが、こればかりは狙って獲れるものでもなし、全体の良化によって結果が付いてくれば、という方針で行きたいと思います。


新型コロナウイルスの影響が続き、ラウンドするコースの数が減っていることで、勝手知ったるコースのラウンドが多くなっていることも若干スコアに影響が出ていそうです。

やはりルー・リッキオの法則から言っても、パーオン数を増やすことがスコア改善に即直結すると思いますので、ドライバーの正確性と飛距離に関しては努力をしていかないといけないと思います。しばらくはまだ、友達との青ティーからのプレーが継続します。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2
2019:    +5.2 +4.7 = +9.9
2020:    +5.3 +4.2 = +9.6
2021:    +4.4 +3.3 = +7.7

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)
2019年は約62ラウンドです。 (飛距離が徐々に落ちてる…)
    COVID-19
2020年は約71ラウンドです。 (自分史上初、スイングに取り組む。)
2021年は約99ラウンドです。 (2012以来のカンバックの年。)


初めて、年間平均で (パー72換算で) 80を切れました。
長年憧れていた、「かなり安定して70台を出せる」ゴルファーになってきたかも知れません。

ラウンド数は、昨年に続きコンスタントに週末18ホールをプレーする友だちとラウンドしているのと、家族の半分が日本に帰国したためもあり、さらに増加しました。これがショートゲームやスコアの改善につながっている面もあります。
この部分はたとえラウンド数が減っても安定するように、感覚に頼るのではなく基準ショットとかの基礎をさらに重ねたいと思っています。

昨年同様、メディテーション効果は本当に生活を支えてくれています。ストレスを開放することが人間にとっていかに大切か身に沁みます。

過去に一番好調だった2012年と比べても、前半のスコアより後半の方が良い傾向は広がっています。早朝のラウンドばかりなせいかと思いますが、他にも原因がありそうです。
グリーンのコンパクションとかスピードの速さとか、コースによってのグリーンのボールが切れる傾向とかを、最初の 2-3ホールで探っているっていうことも原因としてありそうな気がします。


一昨年 8月から 山本道場のレッスンに大真面目に取り組んでいまして、この効果はかなり大きかったと思っています。

上手な人のスイングを見て良いところを取り入れるとか自分のスイングを修正するとかの運動能力を持ち合わせていませんので、『頭の中のイメージとしてどう動くと、結果的にこうなる。』っていうことを教えてくれるレッスン、実に助かります。
1年半近くも経過していますが、いまだに「なんでこっちに振ってる(突いてる)つもりなのに、ボールはあっちに良い具合に飛んで行くんだろう?」って思っていたりします。

引き続きパーオン率を改善させることを第一目標に続けていきます。


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バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)
2019:  46個 (62ラウンド)
2020:  58個 (71ラウンド)
2021:  121個 (99ラウンド)
2021:  131個 (111ラウンド)
バーディー数も少し増加しました。
久しぶりに目標とする 1個/ラウンドの率を超え、増加傾向です。
バーディを増やす方法は思いついていません。
できるだけバーディー・パットを打てるチャンスを増やす、という考えで行けば、パーオン数を増やすと同じ取り組みですから、いまのところはそれで行こうと思います。

スコア全体でいえばむしろダボを打たないマネージメントで、グリーンを外した時 (GIRを逃した時) に、いかにパー・パットを打てる状況に持っていくか、できれば 1ピン以内、グリーンが近ければ 1クラブ以内ぐらいにアプローチできるか、というところに重点を置きたいと思います。

昨2020年の8月に、シャフトを重くて硬いカーボンに変えたAdams IDEAのMB2アイアンも良い感じで使えていますがなにしろ 2012年のクラブですから、もう少しForgivingな易しさを求めたアイアンセットが入手出来たら、もしかしたら一大目標にしているパーオン率の改善につながるかも知れませんので、アンテナは張っていたいと思います。


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さて今回も、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


何年も達成に至っておりませんが、基本的には「Z版がんばり率 50%達成」を掲げて目指しております。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)
2019:  232/526 = 44.1% (62ラウンド)
2020:  228/535 = 43.1% (71ラウンド)
2021:  321/766 = 40.9% (99ラウンド)
2021:  371/908 = 40.9% (111ラウンド)
こちらは、寄せワンのパーを増やそうという意に反してさらに悪化しました。
「2021年こそは少し良くなる気配がする」と昨年書いていましたが、そうはなりませんでした。
しかし、 このZ版「がんばり率」のデータは、ボギー・オンしたホールが分母の母数です。
実践中の 100以内の 2x4システム の効能で、この母数が増えたと思うのですが、増えた分が より遠くからボギーオンできてきているケースだという解釈もできまして、そうなるとワンパット圏内に付けて 2打で上がる率が下がってしまうのはなかなか仕方ない面があるかな、という結論に達しました。
この指標の取り方はもうひと工夫をした方が良いかもしれません。


ボギー・オン数も数えておきます。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回、19年8.48回、20年7.52回、21年7.97回。

昨年と違い今回は増えました。同時にパーオン数も増えています。両方足すと15.91/18ホールでした。
…つまりは、やらかすホール数がようやくかなり減ってきたということになります。
ラウンド平均で約2ホールをダボ以上のやらかしですから、あと1.0は減らしたいなぁ。
この点では、昨年立てた改善目標が実現してきているといえるかと思います。



さて、総合的に振り返ってみますと、3年続けてデータが微妙に改善してきていたのが、4年目の昨年は1ステップ、ぽんっとステップアップした感覚があります。

    1. 100以内の 2x4システム の改編で、トータルではなくてキャリーの飛距離に注目し   直したことが思いの外良い効果をもたらしてくれたこと。   

    2. ドライバーの長尺化で、スイングが安定し、打球の散らばりが減ったこと。

    3. ハイバンス (しかし有効バンス幅は狭い) のウエッジを購入して洋芝に対応したこと

この 3点が、スコアの改善に寄与したと考えています。

もう一つは、
    4. ウエッジを打つ際には「ミスの最小化」を最重要と考えたこと。

が実はひそかに大きかったと自己判断しています。


2021年のテーマは「ドライバーの安定性は犠牲にせずに少し飛距離を回復する。」でしたが、長尺化は安定性が犠牲になるどころかかえって安定した感があります。もう少しドライバーだけは飛距離を伸ばしたい気持ちがあります。


2022年のテーマは、シンプル化したショートゲームを、ボールのライの芝の長さや、沈み具合、芝目そして下の地面のコンディション、ボールだけでなくスタンスも含めた傾斜などの状況判断、それからボールの落下地点のコンパクションや傾斜、芝目などの状況を鑑みた挙動分析によるデータの蓄積で、精度を上げていくことを課題としたいと思います。

その次というか、その前のショットで、2打目のショットを安全かつ確率よくグリーンへ運ぶには、ということを次に対策を考えていくステップとしたいと思います。


もうひとつ、まだ実現できていません「調子が良いときにアンダー・パーでラウンドする」っていう願望があります。
このためには、バーディを複数個獲っていくラウンドが必要になります。
そこのところの爆発力が今ひとつ足りないんですねよねー。(スコア大爆発の大叩きはかんたんなのですが。)

2-5歩ぐらいのパットを外したあと、ラインが判っている状態でホールアウト後に練習でパットをやり直すと高確率で入りますので、やっぱりそういう決めどころのラインの正確な読みができていないので、この部分を改善する案も模索していってみたいと思います。