11/29/2008

スコアに対する考え方 -2 (パター編その1)


スコアに対する考え方-1 の続きです。

4.のようなコース・マネジメントで、例えばフック気味の持ち球を考慮して右のカードバンカーの左端ぐらいの位置のグリーンを狙い、(ある意味予定通り)ミスってグリーン左端に乗る、とかいった攻め方をしますと、ガードバンカー上のカップまでかなりの距離のパットが残る、とかそういうケースが多発します。

でも今の私の技量の中では、バンカー越えのアプローチとか、ダウンヒルの下りアプローチとか、厳しい条件下でのアプローチよりも、ロングパットの方が2回でカップイン出来る確率はずっと高いです。
(最近は、D-Chopの精度がなかなか修練されて来ましたので、厳しくないグリーン周りは1.5-2m(2-3歩)以内が多くなって来ました。(^^))

もっと消極的に言いますと、4回かかる確率がずっとずーっと低いです。(笑)


さらには、3.で挙げましたシンプル化したシステムのため、例えば5y長いと分かっていても加減を調節しないで打ちますし、場合によっては15y長いかも知れないと考えていても加減を調節しないで打つことがママあります。

例えば、池越えや、あごの深いバンカー越えなどでピンが手前にある場合。
多少ミスヒットして芯を食わなくても池には入らないクラブを選択しますと、そもそも期待される飛距離が10yから15yは平気で長いクラブを選ぶケースなどはざらです。それで真芯でヒットしたら20yくらい長かったりします。

加えて、風や残り距離そのものの計算間違いもあります。
ピンから離れた位置にグリーンオンするケースは、私のような攻め方をしますと少なくないのです。


そういう訳で、ミドル&ロングパットの距離感は現状、私のスコア作りの肝になって来ます。



5. ミドル&ロングパットはとにかく距離感。

よく言われていることですが、横に外れるのは10m、20mのパットでもせいぜい+/-1m程度。5mなら+/-50cm程度でしょう。(多くの方は、私みたいにブレることもなかろうかと思いますが。)
しかし、10m、20mのパットを縦に+/-1mの範囲に収めるのはすごい大変。
5mを+/-50cmだって、簡単ではありません。

2パットで行くことを主眼に考えた場合、とにかく大事なのは距離を操ることです。
セカンドパットの残り距離を短くすること。

私は、パッティング動画をupした記事にも書いたんですが、「ほとんどの時間をカップを見てパッティングする」という方法論を取っています。
人間の脳には、見た目の距離や傾斜・芝目など視覚から入る情報が非常に重要で、それにグリーンの硬さ柔らかさの足から入る情報や風などの体から入る情報もなるべく脳に入れてあげて、情報処理時間をそれなりに取ってあげると同時に、イメージが消えないようにサポートしてあげる訳ですね。

下手ですから、見ないで距離感を作るのは難しいです。


これにプラスして、つい先ごろ本年のクラチャンを達成なさったgolfreak銀さんのブログに出会い、それが基で拙ブログを始めてからと言うもの、歩測を基本に置いた距離感の構築、振り幅で距離を打ち分けるデジタルパットを実践することによって、漠然としていた距離感の概念をかなり具現化することが出来るようになりました。

脳にインプットする距離の情報がデジタルでイメージされることに。(^^)

元々、アイアンショットもデジタル処理でアバウトな私。(笑)
このパッティング理論(デジタルパット)には惚れ込みました。(レベルの高いgolfreak銀さんの意図するところとは目指すレベル並びに利用法がちょっと異なるかも知れません。(^^;)

ちなみにノリさんのシステムはさらにすごいです。私には真似できないレベルです。(^^;



6. 求めているパッティングの精度はいかほどか。

セオリーでは、「カップインの音を耳で聞け、絶対にヘッドアップはするな。」というのが定石になっていますが、私は、これは1日何時間もグリーンで過ごせるプロ用の格言だと思っております。
5mや10mは見なくても距離感が出せるしラインが判れば入れるつもりだったり、2-3mは距離感なんて傾斜に関わらず間違うことなんてまず無くて高確率で外さないというレベルのパッティングを目的とする人に適用されるべき教え、なのであろうと考えているんです。

私などは、基本的にはすべからく2パットでありさえすればよい。
15m(21歩)以上の3パットはある程度は仕方ない。
1.5m-2m(私で言う2-3歩)は、80%入ってくれれば良い。
5m(約7歩)以内はラインが完全に分かるせめて2度目には入って欲しい。(つまり1回だけ打つ実践ラウンドでは入んなくても仕方なくて、たまさかラインが合っていた時に入ってくれると嬉しい。)
10m(約14歩)以内は入ったらラッキー、そして10m-14m(14-20歩)ぐらいも2パットは確実にしたい。

というレベルが私の現状です。
そのことを、現状の目的を、はっきりと自覚する。

2mを2度3度と外したぐらいでスコアを落とさないのが理想です。理屈で言えば2打3打しか落とさないで済む筈。 (それが時にリズムを崩したりしてなぜか5打6打と落として行ってしまう。(笑))



7. パッティングの種類。(1.5-2mパットか、中長距離パットか?)

見出しはちょっと適当でないかも知れません。
1.5-2mを確実に沈めることと、5m-15mをことごとく2パットに収めることと、どちらが私には重要か?ということをラウンド記録を分析して見極める必要があります。
どちらの要素が、より良いスコアに直結するか?という頻度の問題ですね。

1.5-2mは、セカンドをびたっと打てたときにも来ますし、ロングパットの後にも来ますし、グリーン周りのアプローチの後にも来ます。
この頻度が明らかにラウンド中に多いのであれば、2-Ballパターのような、フェースバランスで真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つパターを選び、この距離をより確実に沈める作戦が有効かもしれません。
(以前私は、カルカベキアも使って流行っていたゼブラ・パターとか、
Carbite社のポーラーバランスパター(ZG)とか、2-Ballパターとか、2m打つのにはボコボコ入るパターを購入して試してみたことがあります。)

5-15mの距離感を主眼にすれば、例えばL字パターを選び、アプローチの距離感ともあわせて鍛錬し、グリーンのスピードに対して3パットをしない、もしくは50cm-1m以内に寄せる回数を増やす作戦の方が有効かも知れません


私の場合は、後者に重きを置いています。
でも、1.5-2mを外しますと心理的なダメージも大きいので(笑)、今のところはピン型のパターをチョイスしています。
明確にあいだを取っている意識ではないのですが。

私のスコアカードから見ますに、中長距離のパットに重きを置いた方が、スコアへの寄与はやや大きそうなんです。発生頻度的には、大体同じくらいです。
でも、コンディションが悪く無ければ、1.5m-2mをものすごく沢山外す方でも無いですから。
もちろんすごく入る方ではありません。

みなさんも、どちらがスコアへの寄与が大きいか、一度分析してみると面白いんじゃないかと思います。


パター編その2に続く。
(その2ではさらに、今度はデータを出します。)


11/27/2008

スコアに対する考え方 -1


これはあくまでも、私自身の今現在までの考え方と言うことでして、これが正しいとか、他の方にお勧めするとか言うようなつもりは全くありません。

でも、ちょっと整理して置きがてら、記事に書いておくことにしました。

私のハンディキャップ・インデックスは(USGAはホームコース作れとか又はグループに入れとかいろいろ制約があって難しいのでSCGCに登録しました。)目下6.5ですが、持てる技とか、ゴルフの上手さ的な、実力的にはハンディキャップ12ぐらいのゴルフのように自分では感じています。正直なところ。
(追記: 後にグループに加入し、SCGA(USGA)に無事加入できました。)

約10年前、日本でホーム持って競技に参加していた頃そのくらいのハンディだったんですが、道具もミュアフィールドのアイアンでしたし、ユーティリティーは持って無かったし、今より飛んでいましたし、その頃に比べて基本的にはあんまり上手くはなってないような気がするからです。
でも、あの頃よりも酷いミスやトータルのスコアが減った自覚はあります。

コース的には米国の方が距離が長くてタフなコースが多いと感じますが、日本にも長いコースはちゃんとありますよね。
OBの多いタフなコースは日本の方が多いですけど、米国にもOBの多いコースや、フェアウエーの狭いコースはあります。


まず言えますのは、練習量が少ないということ。今でも多くは無いです。
プロに習ったことも一度も無い自己流でやってきました。歴は長くてパーシモンの頃から20数年間もやってますけど、ハンディが減るには時間かかってます。100切るのは比較的もたつきませんでしたけど、80切るにはすごい時間かかりました。

スコアにこだわらない練習ラウンドもしますが、常にスコアをどう減らそうか考えてます。
ショットやスイングの美しさにはこだわりませんが、基本を大切にしたいとは思っています。


(私の個人的な整理整頓メモですが、ハンディが12-24ぐらいの方にはスコアアップの参考になるものが、もしかしたら、ある‘かも’知れません。)

以前記事中やコメント欄に書いたこともいくつか重複するかと思います。

逆に、「それは違うよ」とか、「こういうのどぉ?」とかのご指摘は大歓迎いたします。m(__)m
あつかましくって、すみません。(^^;


では、以降メモ。
(下手の恥を晒すようでちと恥ずかしいのですが。)



1. 道具に頼る。(笑)

ユーティリティー・クラブは、フェアウエーウッドが苦手だった私にとって、幸せの福音でした。(←ちょっと大げさ?(笑))
横浜ゴムが一世を風靡したピンクのタラコ・アイアンを出した頃から存在は気になっていたんですが、最初に買ってみたのはつい4-5年前、テイラーメードのRescue Midというクラブです。
今はRescue Dualというクラブの2番と4番を使っています。
カートリッジの手前側をうんと重くしてトゥ側も少し重くしてます。
ちなみに、アイアンと同じ感覚で打てるようにシャフトはスチールのダイナミック・ゴールドです。

自分にとって打ちやすいクラブを見つけると言うことは、間違いなくスコアを減らしてくれますね。見つけるのが意外に難しいんですが。

以前記事にしましたが、100y以下の距離の打ち分けもクラブに頼ったりしてます。ウエッジ今は4本です。一時5本使ってました。
これも10年前にはやっていませんでした。

ドライバーが調子いい日にアイアンの調子が悪く、アイアンが調子いい日にはドライバーがおかしい、なんていうことがある方は、ドライバーのスペックをアイアンと同じ感覚で振れるようにカスタムフィットしてもらうのもひとつの手です。多少飛距離の犠牲は必要かも知れませんけど。



2. 練習内容を絞る

これも以前一部を記事内容にしました。
多彩なショットを身に付けたい気持ちも無くは無いんですが、その前に普通のフルショットもちゃんと打てて無いじゃん?!って事情がありまして、なるべくシンプルになるように工夫しています。
ドライバーを、アイアンと同じ感覚で打てる仕様にカスタムフィットするのもそのひとつ。

8番アイアンとかPWを打っていれば、全部のクラブの練習をしていることになるだろう、というのが理想です。
アイアンの距離の打ち分けは、しません。各クラブの距離に頼るだけ。

練習するのは、フルショット、3/4(スリークォーター)、それにたまに1/2(ハーフ)ショット、ぐらいです。
それも、大抵8番かPWの3/4(スリークォーター)ショットがほとんどの練習時間を占めます。

インテンショナル・フック、スライスもたまにレンジで練習してますが、セットアップを変えるだけでスイングは変えませんので、それ程沢山は練習しません。コースでの使用頻度も多くは無いですし。

他のクラブの練習が必要ないと思っているわけでは無いのですけど、少ない練習量で、どうやって安定したスイングを作ろうか、というやり方で取り組んでいます。
その代わり、ドライビングレンジであっても、pre-shotルーティーンは1球1球欠かさずにやります。



3. システムをシンプル化する。

1.で、120y、100y、80y、60yと、距離の方にあわせてウエッジのロフトを調節したのもその一環なんですが、なるべくシンプルにすることに重点を置いています。

以前ご紹介しましたノックダウン・ショットを打つ際にも、6Iを1インチ短く握って8Iの長さにし、8Iのスタンスを取って、9時-3時(実際には9時半-3時半ぐらい)のスイングで8Iの距離を打つ、といった風に簡略化しておけば、7Iで9Iの長さ・スタンスで9Iの距離、とか、8IでPWの長さ・スタンスでPWの距離、とか、練習しなくても応用して使うことが簡単です。

アイアンは元々、各番手で半インチずつ長さが違っていて、ロフト角も約4度ずつ、ライ角も約0.5度ずつの差でリニアに流れるようになっています。

この間方向指示ティーの記事で触れました、グリーン周りでD-Chopを打つときのPWの構え方も同様の発想で、パターに長さをあわせて半インチ短く握り、パターのスタンスで構えます。
ロングパットのつもりで打つアプローチ・ショットですので。


バンカーショットの飛距離もシステム化したいのですが、今はいろんなアゴの形態や深さ、砂の質の違うバンカーの違いに対応して出すだけで精一杯です。
フェースを開く角度やスタンスの開く角度、違う番手の使用などで距離を変える工夫はしていますが、いまいっちょシンプルなシステムがまだ具現化していません。



4. 現在持てる技量の範囲でスコアを作る。

上手い人のゴルフを見ますと、コースマネジメントとかが本当にしっかりしていて感心させられますが、私も下手なりにマネジメントをしっかりやって、スコアを作ろうとしています。

自分のミスの傾向を把握し、ミスショットを含めた最大公約数で狙う方法・場所・弾道、使うスイング・クラブなどを考慮します。
例としては、バンカーが苦手なら絶対入れないようにするとか、上げるアプローチが苦手ならバンカー越えをなるべく残さないとか、ダウンヒルのアプローチは極力避けるとか、まぁそういう組み立てのことです。(←これ全部私の例です。)

その日に出る球筋も、日によって違いますので(なんでだろ?)、それによっても攻め方を調整します。
ショットが調子悪い日は、ドライバーもアイアンも両方いっぺんに調子悪いですので、例えばそういう日の組み立ては大きく変わって来ちゃいます。徹底して刻むとか。


ミスショットするなら、弾道が予定より低くなってしまうミスの方がダフるより全然いいですね。ランも出ますし、スピンもかかりますし、結果オーライになることも少なくありません。

一方、ウエッジでブレードショットしてしまうのは最悪です。私は朝早くにこのミスが多いのですが。
最近はレイアウトで許される限り、長めのクラブでハーフショットなり、8時-4時なりでバンプ&ランとかで打つようにして(つまり小さいスイングで打つのでミスヒットしてトップとかしても大きくぶっ飛んだり、軽くダフってもザックリはしない)、大怪我を防ぐようにしています。

スタートの短いパー5とかを3打めウエッジでHR打ってOBとか、がっくりするにもほどがありますので。(笑)



なんだろう?
もっといいスコアで上がれそうなはずなのに。っていつも思います。
もうちょっとやり方があるんじゃないだろか?


スコアに対する考え方の項目はまだまだ続きます。(^^;


11/25/2008

パッティング動画1-2


前回のパター動画2つの続きです。

私はパター練習する時、ボールを2つとか3つとかでやるのですが、並べといてそれぞれを打つのではなく、同じ位置にボールを置き直して打つようにしています。世界のアオキがそうしろって言ってたからです。(^^)

3つめは約8m(11歩半)のパットです。
ここも、11歩半というより13歩か14歩ぐらいの強さで打たないと、という状況です。

ただしこれは撮影のし方が全然ダメ、失敗でした。カメラもグリーンのカラーあたりに置いていましたので、セットする時にグリーンの傾きに沿ってしまいました。(x_x;

前回upした2つを撮った後、カメラの向きをその場でほいっと変えて撮っちゃったんですよね。
本当でしたら、後方に映っていますフェンスの縦線が垂直に近いですので、それに合わせてカメラを調節しないといけませんでした。
目標の旗が傾いてしまっているので、余計に錯覚してこれに合わせてしまいました。(^^;

このため、目の真下からボール3つ分ぐらい離れて後ろ体重で構えているように見えてしまいますが、実際には目の真下からボール半個分ぐらいです。

そういう訳でかなりの登りにも関わらずグググーっと右に切れるラインです。そういう風に見え無いんですが。(^^;



右に押し出してしまうミスをしないように、カップ左、後方に見える椰子の木ぐらいの方向の目標に向かって、極端に言いますと、被せ気味に打っていく気持ちの出ているパッティングです。
それが、2球目のボールを打つ直前のワッグル動作でパターヘッドのトゥ側をぐっと押し込むような動きに現れています。
これは本人は完全に無意識の動作でした。(^^;

このパットはオープンスタンスにはなっていませんでしたね。むしろ両かかとの位置で言えば気持ちクローズドぐらいな感じです。(本人はあくまでも意識しておらず、目標(スパット)に対してスクエアスタンスのつもりで居ました。)


時にこういうきつい傾斜の横のラインは打ちすぎると返しが難しくなってしまいます。
カップから30cm以内に付けられるのでなければ、できれば普段は入れに行かずにBS気味に打って、なるべく真っ直ぐに近い登りのラインを残したいところです。

今回の場合、1球目も2球目もライン取りがちょっとA気味です。
こういうラインは登っているというのに、曲がった後は下りに転じてしまいますので、余計に難しいです。
下手にBS気味が過ぎますと、つつーっと右にどんどん下がって行ってしまって大ショート、長いセカンドパットを残しかねませんのでホントに難しいです。




次は、約10m(14歩)の距離。

ちょっと場所を変えました。
このグリーンはスムーズで、なかなかいいグリーンです。Heartwell (タイガーが3、4歳の頃通っていたパー3が18Hのコースです)の練習グリーンです。
大体、内-内の強さで7歩ぐらいでしょうか。

この動画もすみません、カメラ傾いていますね。
グリーン上の旗、特に両脇の2本とは垂直に合っているんですが、これが間違いでした。
後方の照明灯や木が左に傾いています。{汗}
だからですね、画面ではパッと見フックラインなのに、ボールは右へ曲がっていくんですよ。
この類の錯覚によるミスを、私はコースでもやっているんじゃないだろうか?って思ったりしました。(^^;



画面上では、かなり後ろ体重で立っているように見えますが、これはカメラの傾きのせいです。
このグリーンぐらいの速さでの10m(14歩)は、私はけっこう好きな距離です。ボコボコ入るわけではありませんが。(^^)

1球目は、BSに50cm程度ショート。まずまずです。14歩はアグレッシブに入れに行く距離ではありませんので。
先般までの3つの動画のグリーンと違い、小さい振り幅で距離感を出せます。転がりがいいですからね。

2球目も同じ位置からです。
目印も同じで、直後ですから距離感も修正して、ラインも同じで打っていきます。
10cmぐらいのショート。上出来です。

1球目は、若干スピードが足りなかったため、早めにブレイクして、2球目よりも多めに右に行きました。
それと、2球目の方が転がり出しがスムーズなのは、どうやらボールを打つ位置が少しだけ上だったようです。
1球目がぽこぽこっと撥ねたのは、多分松葉です。

(ここの松葉は、日本の松葉ほど強くありません。葉っぱも薄くて、日本の松葉のような大きな影響はありません。余談ですが、アメリカの松葉には、2つ股では無くて3つ股の松葉なんかもポピュラーにありまして、3本とも長くて30cmぐらいあったりして、けっこうびっくりします。)



両方スライスラインでしたので、フックラインもおまけに。
(私は実のところ、フックラインの方が好きです。(^^))
距離はやはり10m(14歩)です。



これはね、カップインしてません。(笑)


11/22/2008

方向指示ティー


今回はですねー、なかなかいいもの作りました。
(とか言うほどの大した工作では無いんですが。(^^;)


これです。↓



長い方が、私がドライバーで使う長さ(っていうか、460cc時代のスタンダードですね)の2インチ3/4、短い方は昔パーシモンの頃スタンダードだった2インチの白いティーです。
ヘッドを平らに削り、板磁石を丸く切って貼り付けてあるだけです。


で、まぁ昔からよく知られているようにこうやって貼り付けて使うんですが、

まずはウエッジ。



長い方を付けてます。
フェースが本当に向いている方向を右脳に意識させてあげるために視覚化しています。

そんなの前から当たり前じゃん。って思うんですが、実際にくっ付けて立体的に視点を変えてみると、「へぇ、こういうことになってんの?」とあらためて思うことも色々と。



こっちは、短い方をパターに付けてます。



これはですね、この間ゴルフ雑誌のレッスンプロの推奨していた練習法にあったんですが、この状態でボールを打つんです。
(雑誌には接着剤でくっ付けてあったんですが。)

ちょうどこのパターですと、ニッケル素材なのでぴとっとくっ付きますので、写真はいつものピン・アンサーと違うパターです。

このシビアな状況(ティーの先)でボールを打つ練習しますと、芯で打つパッティングの練習に格段に効果的だとかって説明でした。

実際、この場合は磁石で付いていますので、もっとシビアになります。ちょっと曲がって当たるとポロっと取れちゃいますし。


ちなみにですが、このパターは、ティアードロップ社のTD21というモデルのパターでして、ほんの一時期、フレディ・カプルスが使っていたんですね。そん時にミーハー心を発揮して買ってみたパターです。(笑)
カプルスといえば、いつもオールド・ピン・アンサーを愛用している人でして、白いラインを3本引いていたんですが、そんなラインの引き方も真似したりしていました。(^^;

ティア・ドロップ社のパターは、実はフェースが縦にバルジがつけてあって局面になってます。ミルド・ラインも水平に入っていましてね。
ハンドファースト気味にヒットしたり、アッパー気味にヒットしたり、とロフト角が多少inconsistentなヒットをしても、パターが修正してくれて結果はconsistentになるという、ありがたい(昔のパーシモン・ドライバーのような)パターです。
どうしてもっと普及しなかったんだろう?
これは余談ですが。



で、ですね、もういっかいウエッジの写真。↓



これは、いつも打つ時の位置にウエッジをスクエアに構えてスタンスしまして、目の位置から写真を撮り、拡大したものです。
ですから、シャフトが左から右に斜めに写ってますね。ハンドファーストに構えていますので。

くっ付いているティーは短い方のやつなんですが、やや飛球線より右を向いて見えますね。
でも、スコアラインは飛球線に直角に構えていますので、確実に飛球線上に向いているはずです。しかしながら、飛球線上の仰角分、斜めに上を向いていますので、私の目の位置/ラインがボールの飛球線上に無い限り、真っ直ぐ左に向いて見えない訳です。

私の目はボールの飛球線上より体寄りの位置にありますので、その分、写真上のティーは真左じゃなくって、ちょっと写真でいう上方向、飛球線からいうと右方向を向いて見えちゃうんですね。

ティーが曲がって付いているわけじゃないんです。


そんなことも踏まえまして、今度はこの写真を見ていただきたいのですが、↓



これは、47度のPWです。
ヒール側がちょっと浮いています。

「D-Chop」を打つ時に、シャフトをパターと同等の長さに短く持ちまして同等の角度にし、パターのスタンスを取ります。

この時には当然、短く持ってパターの位置に立っている分、ヒール側は浮きます。
ヒールを浮かせて吊るように持ち、トゥ寄りで打ってダフリを防ぐ打ち方がありますが、あれとは違う目的でヒールが浮いている訳です。
そして、目の位置をボールの飛球線上に持って来ます。まぁつまりパターと一緒です。

目の位置がボールの飛球線上ですから、ティーは真左を向くのが正しいフェース向きになる、ということを表した写真です。
ヒール側が浮いていますので、スコアラインはあたかも左を向いているように見えるのですが左には向いて‘いない’のです。

ちょっと錯覚しますでしょう?


まぁ、そんなこんなを練習する小道具を作ってみましたよ、という試みでした。(^^;



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11/19/2008

フランクリン D. ルーズベルト (ムニシパル・ゴルフコース)


第32代アメリカ合衆国大統領のルーズベルト大統領の名前が冠されているこのコースは、ロサンゼルス・ダウンタウンの北の方、ドジャースタジアムのすぐ北にあるグリフィス・パークという広大な公園の中にある3コースの中のひとつです。
(26代大統領のテディことセオドア・ルーズベルト大統領じゃない方の人です。)

写真をクリックで拡大


1964年にオープンした歴史のある由緒正しい市営のコースで、よく整備されています。
距離が非常に短いもののアップダウンがかなりあり、ものすごくタイトな造りのパー33(パー5が無くてパー3が3つあります。)しかない、9ホールのコースです。

(他にある2つのコースは18ホールあるんですが、すごい人気があって例えば平日でもなかなか予約が取れません。今度チャンスがあったら行ってみようと思ってます。)

YahooにあるReviewをみても、なかなか評判良いですね。
私もけっこう気に入りました。

ダウンタウンから近いというアクセスは、旅行でいらっしゃる方にもタクシーでもすぐですし、(レビューによると)レンタルクラブも揃っているみたいでなかなか良いんじゃ無いでしょうか。


難点を挙げるとすれば、やはり短いところかな。
私の精度では、ドライバーを一度も使わないラウンドになります。一番長いホールでも392y(2番)ですからね。しかもここだって、左にドッグレッグしていて、もしもドライバーを握ったら綺麗にコントロールされたフックを打たなくちゃなりません。


8番ホールのティーイング・グラウンドからは、マウント・ハリウッドの頂上にあるグリフィス気象台が見えます。
ここにあります写真がそうです。
http://rsmgl.com/


3Wやユーティリティーでも、グリフィス気象台に向かってフェードを打たなければなりません。
遠くの左側に見えている木の左はOBで、真っ直ぐなボールで気象台の下辺りに打つには、距離を190yぐらいに納めておかないと突き抜けてOBにしてしまいます。
そこから80度ぐらい大きく右にドッグレッグして上がって行くんです。





会社から近いので、金曜日の朝、出社前にラウンドしたものを2回分ほどまとめまして。 ↓

11/16/2008

ラウンド記録 (リオ・ホンドの白)


先週、とある会社のフレンドリーコンペに参加してきました。

いやー、調子悪かったです。
久しぶりに(家族の協力で)10時スタートのラウンド、スタート前にたっぷりドライビングレンジでボール打てるってのに、ショットが右へ左へあっちゃこっちゃ、ウエッジやショートアイアンまでアウト・オブ・コントロール。

練習があんまり酷いんで、シューズ変えてみました。
(そんなの役に立ちませんけどね。(x_x;)

いざコースへ出てみたら、多少マシにはなりましたが、どダフったりしまして。いくつも。

まぁそれでも今日は白ティーですし、ドライバー止めまして、ほとんどのショットを大きめのクラブで3/4で打ったりしてなんとかしようと思ったんですけどねー。
ドラコンとかニアピンがある楽しいコンペなんですけど、今日のショット振りではアグレッシブなことしないようにしまして。


白のレギュラー・ティーから。
コースレート/スロープは70.1/118、パーは72です。

1 4 △ 0 3AL(砂1失敗)
2 4 - 1
3 3 △ / 6B
4 4 - 0 7b
5 3 △ / U8AL(砂1失敗)
6 4 +4 2 3AL(砂2回+パットも失敗)
7 5 △ 2 U10B
8 4 △ 2 5A
9 5 ◯ 0 ⑤(砂一!

10 4 - 0 12S-①
11 4 △ 0 U18-2A-(3パット)
12 3 △ / D7-①
13 4 △ 1 U12-B3-(3パット)
14 5 - 0 U7S
15 4 △ 1 D12BL-1-(3パット)
16 4 - 1 U14AL-②
17 3 / 3AL-1-(2mから3パット (x_x))
18 5 - 0 2A (最後のバーディパットも ×!)

44(16)・42(22)= 86(38)


頑張りましたけど、撃沈です。
ただでさえしんどいのに、グリーンはじめコース中エアレーションした直後でして。

土曜日なのによく5組のコンペがいい時間に予約取れたなー、っては思ってたんですよね。


出だし1番409yはDRで曲げると林ですので3Wでティーショット。ダフリ気味に打って残りも約190y。4Uで行きましたが右へぶれてガードバンカーに。
幸いライは良くて3歩(2m)に付けたんですが、外しました。
前途多難です。

2番389yも、U4のティーショットが左へ曲がってよれよれ、左の林ぎりぎりからセカンドはインテンショナル・フックで木を回避して打ってなんとかグリーン右へ。D-Chopで寄せてup & down成功でパー。

なんだかんだこんな感じで我慢しながらボギー、パー、ボギー、パー、ボギーと粘ってプレイしていたんですが、
6番437yのパー4ではティーショットをまたまた木の中に打ち込み、2打めは出すだけ。
さらに220yほど残っていますがこの3打めを3Wで打って右のガードバンカーへ。
そこへ同伴競技者のボールも入ってきてボールが2cmぐらいの隣り合わせに。

マークしてもらって先に打ったんですが、ライをあんまり変えないようにしようとか、足場をあんまりグリグリやんないようにしようとか、ちらっと頭をよぎったのが失敗でしたね。
ミスショットして、目の前のバンカー内の土手にボールが刺さってしまいました。
スタンスも取れないようなどてっ腹に埋まったボールに2度目のバンカーショット。出てくれただけでも御の字です。

そこから6打めは3歩に寄せたものの、またもパットを外してこのホール8の+4オーバー。大崩しです。

9番495yパー5は2オン狙いでドライバーを取り出し、左のラフへ。
3Wで狙いましたが、左のガードバンカー。
そこから5歩に付け、パットが奇跡的に入ってくれて、前半最後でバーディーが来ました。


この日はとにかくエアレーションの穴がボコボコ空いている上に、砂が沢山入れてあって、とてもまともにパット出来ません。
長いやつはまだいいんです。エアレーションした直後ってのはとにかく曲がらないんで、それなりに打てばよいですので。

7番8番のティーショットも3Wで打ったんですが、林の中に。
両方ともなんとかボギーでしのぎ、
問題はショートパットでして、デリケートな短い距離の弱いパットが、穴の空いてる列に沿ってでででーって変な方に吊られて行っちゃうんです。

まぁみんな同じ条件でやってますから文句言えませんけど。


後半は、曲がるショットをなんとか騙し騙し、それなりにコースマネジメントしてみたんですが、何しろ2歩3歩が全然入りません。
後半はなんと3パットが4つ、ワンパットひとつも無しです。


15番323yの短いパー4は3Wでのティーショットがチョロってしまって、
約100y。どダフりでした。
セカンドショットは残り220yの右のバンカー越え、もう一度3Wで打ちましたところ、これが奇跡的に受けグリーンで水を含んで柔らかかった部分にドスンと止まってくれまして、12歩に2オン。かなりの下りのパットは外れて1歩(約70cm)だけオーバーしたんですが、返しが穴の列ぼこぼこに阻まれてリカバリー・パーならず。(T_T)

17番178yはピンが右のバンカー上の一番深い奥の軽い登り。
U4で195yを打つつもりでピンにデッドに行ったところグリーン右にわずかに外しまして、D-Chopで寄せてパーを狙いに行って3歩(約2m)に付けたんですが、そこからなんと3パット。

もう下手すぎの苦しすぎ。(笑)

最後の18番519yのパー5、ドライバーは左のクロスバンカー越えで打ちまして、右のクロスバンカーへ届いてしまいました。バックからだと541yで左のクロスバンカー越えすら厳しいくらいなんですけどね。

クロスバンカーからはユーティリティーで打ちまして、上手くあごをクリアしてくれて予定通りの残り約60y。
GWのSLJでピンハイの2歩(約1.5m)に付け、終わりよければって感じで
〆ようと思って気合い込めたんですけど、パット外しました。ありえないズレ方して外れました。もうヤだ。(笑)

白ティーじゃなかったら、一体いくつ打ってたんでしょう?(x_x;


このコンペではハンディを12いただいていまして、ネットは74でした。
悪い順位じゃなかったですね。みんな苦戦したのかな。

パー3は全部乗らなくてニアピンかすりもしないどころか資格無し。
ドラコンはまぁこのコンペにはすごい飛ぶ人やスクラッチプレイヤー(といってもこのコンペでは甘めのハンディ5がもらえてます)も居ますので無理なんですが、どのホールだったかすら判らないほど余裕無し。(^^;


コース状況に合わせてアジャストしてプレーするということや、自分の調子に合わせてアジャストしてプレーするってことは常々考えたりしているんですが、ダブルパンチだと厳しいね、でも白ティーで助かったのはあったね、というラウンドでした。(^^;

11/14/2008

アイ・ガッチャ・レディ (ウォームアップ・システム)


これはですね、ただの錘です。ただの錘なんですが、シャフトのどこの位置にでも止めて付けられるところがミソなんですね。


I Gotcha Ready - warm up system
http://www.prolinesports.biz/Ready.htm


宣伝文句(というか性能説明)には、3つのポジションで使うと書いてあります。

1. Tempo シャフトの中ほどヘッドから6インチほど上のところに設置して、スイング10回。
スイングのリズムを整え、スムーズなスイング・テンポを作ります。

2. Release シャフトの根元に設置して、スイング10回。
パワフルなクラブのリリースを体得できます。スライス修正にも効力があるそうです。

3. Stretch クラブヘッドに近いところに設置します。一番重い設定ですね。これも10回。
体の柔軟性のためのストレッチが目的です。重いので、筋力強化にも役立つそうです。

女性用の赤、シニア用の茶色もあります。
それぞれ重さがちょっと違うんですね。


この練習器具を私がなぜ購入したのかと申しますと、朝の早朝9ホール練習のスタート前のウォームアップのためなんです。
何しろ朝の6時前にティーアップしますから、まだドライビング・レンジが開いていないんですね。

早朝一番のティーショットほど難しいショットはありません。
今までも、ストレッチ体操ぐらいはやって、素振りしてからスタートしますが、非常に難しいです。
2打目も難しいし、正直最初の2-3ホールぐらいまでは、なにか自分のスイングが出来ないような感じで進んでしまう事も珍しくありません。


そこで、この錘を使って、朝のウォームアップをボールを打つことなくこなしてしまおう、という作戦です。(^^)



最初使い始めたころには、変に腕や肩周りがストレッチされて下半身が今いっちょで、フックが出ちゃったりもしましたけど。
今のところ、どういう感じで使って、下半身とか股関節とかのストレッチと上手く組み合わせて、どうやったら短時間のウォームアップで朝一のティーショットがそこそこに打てるようになるか、現在も実は試行錯誤中です。

とはいえ、これが無い時と比較しますと、格段に良い状態で迎えるようにはなっております。

正直、2. のポジションには、あまり有効性を感じないのですが(笑)、各ポジションのスイング回数をいろいろ変えてみたりして、最適条件を模索して行こうと思っています。

今のところ8番アイアンにつけてウォームアップしていますが、もうちょっと長いクラブも試してみようかと思います。


使っているよ!なんて方がいらっしゃいましたら、どういう使い方をなさっているか教えていただけますと助かります。(・・・っていうのは、ちと虫が良すぎるか?!(笑))


11/10/2008

パッティング動画1-1


パッティング・フォームは、ほとんど気にしたこと無いんですが、たまには動画にとって反省するのもいいかも知んないと思いまして、撮影してみました。

軽くオープンスタンスにしていたり、クローズドスタンス気味だったり、かつっとパンチを入れて打っていたり、流し込むようにそろりと押すような感じで打っていたり、グリーンの芝とか傾斜とか乾き具合とかに影響されてのことか、その都度ちょっとずつ違ううち方を無意識にやっているような覚えもあったりしまして、自分自身確認してみたいと思うところだったりしまして。
(基本的にはスクエアスタンスで構えます。)

実は今回upする練習グリーンは、あまりパット練習には向いていません。(^^;
画面左の、ドライビング・レンジへ行く通路との角度を見ていただくと分かるのですが、かなりきつい傾斜の付いた狭めの3段グリーンでして、しかもグリーン全体が傾斜地にあります。曲がりも大きいですし、グリーン面も多少バンピーであまりスムーズではない方です。

ですが、そういう訳であまり練習する人が来ないことがひとつと、登っているとカメラからボールの行方が見えやすい、という2点の理由で、とりあえずここで撮ってみました。


まずは約5m(7歩)のパットです。
傾斜の登り具合から言って、9歩か10歩ぐらいの距離感で打っています。軽いフックライン。
2球目は入れたいなぁ、という距離です。


1球目は、カップの右を抜けたボールが傾斜でカップの後ろを左に回りこんで80cmぐらい手前まで戻ってきてますね。
結構な斜度です。

2球目はもう少し膨らんだラインでカップに向かい、カップの縁であと一歩届かずに入らず、20cmぐらい戻って来てます。

観察してみますと、(自分では気が付いていませんでしたが)この位置のパットでは軽くオープンスタンスしてますねぇ。なんでかな?

ボールが目の真下に来ていませんねー。ボール1個半ぐらい遠くに居ます。なんでだろ?
(今更ながら、カメラが少しだけ傾いている事が判明しました。1個半じゃなくて半個ぐらいですね。)

これは、左目の真下に来るように近づけて修正したいですね。オープンスタンスにしなければ、もう少し近づいて修正できますね。
(左目の真下という観点で言いますと、今はボールは左目の下よりボール1個ぐらい左に置いて構えるようにしています。その方が見えやすくて、距離感が出やすいので。)


ルーティンとしては、ボール後方からラインを確認し、目印にあわせて構える。
カップを見ながら距離感を感じるとともに体をリラックスさせる素振りをし、ボールに構える。
目印を見失ってしまった場合には、もう一度ボールの後ろに戻ってラインを確認しなおして、パターヘッドを目印にあわせ、スタンスを取って構える。
という手順です。

パターヘッドを目印に合わせてボールに構えた後も、出来るだけカップの方を見ながらグリーンの状態と距離感を右脳にイメージとして確認します。ボールをヒットする時は視線をボールに戻しますが、すぐにまたカップの方を向くように意識して実践しています。
ヘッドアップというか、ルックアップする格好ですね。(いい悪い別にしまして。)

セットアップ時に下を向いている時間は、ボールというよりもパターヘッドと目印を見ています。ボールを打つときにも下を向きますが、ボールというより目印を見ているようなイメージです。
真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すイメージはまるで持っていません。(^^;

リラックスしてスムーズにスイングすることだけ意識しています。
“Nice and smooth”って。



次は、約13m(18歩半)の距離。
すごい登っていまして、2段グリーンになっています。段はまず超えないといけません、という状況。
距離感的には、22歩ぐらい打つ感じです。
このあたりの距離はあんまりまだ得意ではないです。(私は、13-14歩ぐらいの距離が意外と好きです。)

軽いフック・ラインですが、このケースは距離感が最優先事項です。


撮った時ではなく後で思ったことですが、軽くオープン・スタンスにしているのは、強い傾斜に影響されているのだと思います。

傾斜で体が右へ傾いてしまうのを未然に防ぐべく、左の壁を開いてフォローを出やすくしようという反応ではないか?
あるいは、ラインよりも距離感の方に集中しようとしてなってしまったのではなかろうか?
(なにしろやってる時は無意識ですので、分かりません。(^^;)

肩のラインは、転がそうとしているラインに平行です。


このボールは結局、1.5m(2歩)ぐらい手前にショートしています。
段を越えた後が、スーッと行くような気がしてしまうんですが、グリーン全体がかなり傾斜しているため、段を越えた後もまだ登っているんですよね。
ですから、イメージしているよりもボールが行ってくれません。

3-4回打ちましたが、全部ショートしました。

あと気が付きましたのは、けっこうリストを使ってパンチ入れて押し込んでいますね。
素振りの方が振り幅が大きくて、リストアクションが少ないです。なんでいざ打つときに変わったのか?

しかも少しだけトゥ寄りで打ってますね。・・・意識してのことではないです。
もう一個のボールが近いからかなー?(笑)


これだけ距離がありますと、パッティングというよりもどちらかというと
D-Chop打つときみたいな気持ちですね。(っていうか、D-Chopはロングパットみたいな気持ちなんですが。・・なに言ってんだろ?(^^;)

こういう長い距離では、生命線グリップにはあまりしないで、ランニング・アプローチのような感覚でグリップしてます。
少し背を高く構えるようにしまして、距離感を掴みやすく工夫します。
なるべく長くカップの方を見ることによって、目から入る情報、足の裏から入る情報などを脳にイメージしてもらって距離感を出そうという取り組みです。

つらつら解説めいて書いていますが、これは自分がどうやってどういう意識で動いているかという確認でして、これがいい方法だとか、そういう意味では全くありません。
私はまるでお手本になるような代物ではありませんので。(^^;


こうして録画してみますと、パッティングもいろいろと自分で見て確認できるところ、反省できるところが出てきますね。
まだ原因が「?」なままの部分も含めまして。

出来ることならば、普通にラウンドしている最中に、意識してない中で、同伴プレイヤーが撮ってくれたりすると、もっといろいろ判明するかもなー、
って思うんですが、スロープレイも出来ないですし、なかなか難しいですよね・・・。
余計なこと頼んで、彼の方のプレーの集中を乱しちゃう訳にも行かないですしね。


この次は、8mと10mのパットもupしてみます。
(忌憚ない、厳しいご指導も募集いたします。m(__)m)


11/08/2008

3W 購入 (グレート・ビッグバーサII, 3+)


近頃の人には、スプーンって言っても通じないことがあって、ちょっとだけですがびっくりします。

3番ウッドを買いました。

96年以来ですから、12年ぶりですねー、フェアウエイウッド買うの。
使うのも、8年振りぐらいです。

私はどういう訳かというか下手なだけなんですがフェアウエイウッドが苦手でして、バッグに入れていても使用頻度はものすごく低いし、この8年ぐらいはバッグにさえ入って居なかったりします。
ここ3年ぐらいは、ハイブリッドがものすごく打ちやすいことを知りまして、
もっぱらユーティリティーの2番と4番をバッグに入れておりました。

この2本とも、スチールシャフト(ダイナミック・ゴールドのS300)を挿して使用しております。

最後に持っていたスプーンは、キャロウエイのスチールヘッド+の3番でした。これも米国仕様のスチールシャフトです。9年ぐらい前にラスベガスでレンタルクラブを借りた時に気に入りまして、購入しました。でもこれは日本に置いて来てしまって手元にはありません。


今回購入したのは、またまたキャロウエイの、グレート・ビッグバーサIIってクラブの3+です。
いまさら、な旧モデルですが。(^^;



もちろん中古ですね。

ゴルフショップでウエッジのロフト角・ライ角を調整してもらっている間、暇つぶしに店内のユーズド・クラブを鳥かごで試打してみて、「あれ?これ、もしかしたら意外にいけるかも?!」って感じまして、買ってきました。
ちょうどFT-5を返した時のストアクレジットがあったので、買いやすかったんです。



アルディラ・シャフトのNV85 stiff-X tip-350がシャフトカットして刺さっていました。
おそらくバット側でカットだと思われます。
たぶん大体43.5インチ合わせぐらいです。


アルディラのシャフトは、一時期(ってか結構しばらくの間)FT-3にNV65のstiff-Sを入れて使っていましたので、好きな部類のシャフトでした。

Aldila NV shafts (アルディラのHPのNVのページ)



ちょっとハードスペック過ぎるかなー、っても思ったんですが、今でもホンマExtra90のパーシモン・ドライバー(スチールシャフト)なら今で言う直ドラで打てないこともありませんので、まぁFWならこんくらいがいいかも?とか思いまして。

(時に余談ですが、はにかみ王子くんの影響かなにか直ドラを打つ若い人が結構いらっしゃるようですが、みなさん上手いんですねぇ。感心します。
私も、昔ホンマExtra90の頃は結構コースでもトライしましたがあのクラブは高重心ですからねー。フェースの下の方で打っても上がってくれますが、近頃の460ccはみんな低重心でしょう?
私はエースドライバーのFT-3でも直ドラ、とてもじゃないけど打てません。ラフに少し浮いてるとかなら別かもしれないですけど、それとて460ccには芝の抵抗強そう。)


B9のラウンドで7ホールほど使ってみましたけど、けっこういいですね。
内ティーアップして打ったのが5つなので、まだまだ練習してみないとコンペとか競技に投入できるかどうか、まだちょっと分かりませんが、とりあえずいつもバッグに入れといて練習の時は積極的に使おうかと思ってます。
ティーアップは、ユーティリティーやアイアン同様、すごい低くティーアップして打っています。

3Wがまともに使えれば、結構220-230yぐらいを果敢に打っていけますし、DRだとちょっと長過ぎるかなーっていうところへティーショットを打ちたい時にティーアップして使えますし、なかなかいい武器になりそうで楽しみなんですが、何しろFW打つの下手ですからねー。(^^;


問題は、どれ抜いて14本にするかだなぁ。(笑)
順当なら、ユーティリティーの2番(16度)が一番被ってますけどね。これ、使い勝手がいいからなぁ。低い球が打てるし。
ロフトは大差ないですけど、長さが全然違うんですよね。

偶数番手好きの私としては7番アイアンとかの方が断然使用頻度が少ないんですけれども。7番を抜いちゃうものなぁ。(笑)


まぁとりあえず使い勝手いいなぁってまで思えるように、練習することにします。(^^;
多分スペック的には他のクラブとばっちりだと思うんですが、・・・どうでしょう?


11/05/2008

ラウンド記録(リオ・ホンドB9とミードゥラークB9)


両方とも青のバックティーから。

コースレート/スロープは前半70.5/122、後半67.1/115、パーは35・35の70です。

10 3 / - D15S
11 5 0 - D6S
12 4 0 - D7A
13 4 1 △ 6A
14 3 / - ①
15 5 2 - D20B-T
16 4 0 - DS9AL-③
17 3 / △ S3B(砂一失敗)
18 4 1 - DS20A-①

37(17)

自分用に17パットで記録してますが、実際には10、12、18番ホールはカラーからのパターでして、正式にはと言いますか(あまり意味は無いんですが)数えようによっては14パットです。
バーディーチャンスらしいのは11、12番だけでしたけど、入りませんでしたね。
16番はちょっと気を抜いたか、打ちすぎちゃったんですけど、よくリカバーできました。(ホッ。)


10 4 0 - 11AL-②
11 4 0 △ D28S-4S-(3パット)
12 4 1 - ①
13 3 / - ②
14 4 2 △ 6A
15 4 0 - U14AL-③
16 3 / - ②
17 4 1 △ 4A
18 5 0 - U6A

38(16)= 2つ合計: 75(33)

(ちなみに青字はDAPポイントです。)

こちらは、7番-9番をまず3ホールプレーしましてウォームアップ、続けてバック9をプレーしました。(ちなみにそちらは、□、-、△でした。)
7番スタートの12ホールプランを出しているコースはちょっと珍しいですね。

ただ、行った日が悪くて、グリーンはエアレーションをした直後で、遅いし曲がらないし、そうかと思うとポコポコ撥ねて角度変えたりするし、いい状態ではありませんでした。

ここも15番で距離感のミスパットをリカバーできました。
返しのパットの3歩はいつもこのくらい粘り強く入れたいものですね。その前に登りのパットで3歩もオーバーしたくありませんが。(^^)

なんかね、グリーンが遅くてすごい距離感が狂いました。
9ホールとはいえ1日パチンパチン真っ直ぐ目に強く打っていたら、けっこう変になってしまいます。


***

ですから、この次の日にHeartwell のパー3コース&ドライビングレンジに付属している練習グリーンに行って、距離感をもっとずっとスムーズなグリーンに合わせて修正しました。

(ここは今度ご紹介しますが、タイガーウッズが3,4歳の頃によく練習ラウンドしたパー3の18ホールコースで、ことグリーンに関しては、そこいら辺のパー72の18ホールコースよりも手入れがよくてスムーズなグリーンだったりするんです。(^^)
お父さんのアールさんが亡くなった時にも、ここからTV中継がされたりしていました。)



リオ・ホンドはバック9が易しめなんですよね。フロント9の方が長くてレーティングもスロープも高いと思います。10番18番がけっこう難しいので、この二つでパー取れるとラッキーです。

ミードゥラークは逆にフロント9がトリッキーで極端に短く池がらみが多くて厄介です。バック9は距離が普通の短めのコース並みになってハザードが少ないので易しめです。砲台グリーン(というか丘の上グリーンてぐらいのがいくつかあります)が、ちょっと難しくしているのと、アップダウンがあって傾斜地でのショットが少し要求される程度です。

両方とも余程右に曲げないとOBは出ないコースです。

もうちっと、厳しいところで練習しないと、ですね。
ちょっと難しいコースだと、ショートゲームで粘るってのが下手で、すぐに
80後半打っちゃいますからね。

(アクセスとか予約とかが手軽なんですよねー。)

11/04/2008

ゴルフ・ジョーク2本


大統領選挙の前日、ゴルフ仲間から(どういうタイミングか?)ゴルフ・ジョークが2つ、別々にe-mailで送られて来ました。
記念にupしときます。(笑)


1本目は、メールの題名が「ゴルフ・ユーモア」で、
ジョークの題名が、「ゴルフ・パンティー」です。


Subject: Golfing Humor

Golf Panties.

The Swede's wife steps up to the tee and, as she bends over to place
her ball, a gust of wind blows her skirt up and reveals her lack of
underwear. 'Good God, woman! Why aren't you wearing any skivvies?',
Ole demanded. Well, you don't give me enough housekeeping money
to afford any.' The Swede immediately reaches into his pocket and
says, 'For the sake of decency, here's a 50. Go and buy yourself some
underwear.'

Next, the Irishman's wife bends over to set her ball on the tee.
Her skirt also blows up to show that she, too, is wearing no undies.
'Blessed Virgin Mary, woman! You've no knickers. Why not?' She
replies, 'I can't afford any on the money you give me.' Patrick reaches
into his pocket and says , 'For the sake of decency, here's a 20. Go
and buy yourself some underwear!'

Lastly, the Scotsman's wife bends over. The wind also takes her skirt
over her head to reveal that she, too, is naked under it.
'Sweet mudder of Jaysus, Aggie! Where ta friggin hell are yer drawers?'
She too explains, 'You dinna give me enough money ta be able ta
affarrd any.' The Scotsman reaches into his pocket and says, 'Well, fer
the love 'o decency, here's a comb..... Tidy yerself up a bit.

日本語に訳すのはちょっとはばかられるような内容なのもありまして止めときますが、このジョークは国別のイメージとオヤジ的なエロネタさが入り混じっていて、すれすれのところを楽しんでいます。

訳しはしませんが、補足の解説を入れておきます。


最初のスエーデン人の妻と言うのは、タイガー・ウッズにも代表されますが、セクシーな美しい妻というイメージがステレオタイプになっています。

2人目のアイルランド人のイメージと言うのは、すこし貧しい感じ。
米国では、消防士さん肉屋さんとかに多いらしいです。後からの移民が多くて、なかなかいい仕事に就けなかったので、そういうことになったみたいです。緑色のビールとかクローバーとかが有名です。
パドレイグ・ハリントンがそうですね。

3番目のスコットランド人っていうのは、田舎者のださいイメージなんですよね。
サンディ・ライルがそうですが。
このジョークで可笑しいのは、オチもさることながら、Scottish訛りをうまく表現した見慣れない英語の綴りが可笑しいんです。発音綴りってやつですね。


***


2本目は、メールの題名が「USGAルールの変更」で、
ジョークの題名が、「USGAから全てのゴルファーへのお知らせ」です。

って、いうか、グループでは一番ローハンディキャップ(ハンディキャップ・インデックスで2.2)の人から来たので、最初ジョークだと思わなくて、真面目に読み始めてしまいました。(^^;

11月4日から施行されるかも知れない、USGAルールの変更点のお知らせです。
(・・・かも知れないって。(笑) のっけから。)


Subject: Change in USGA rules

THE USGA WOULD LIKE TO INFORM ALL GOLFERS

There is a possibility of MAJOR rule changes to the game of golf, this
may occur sometime after November 4. This is only a preview as the
complete rule book is being written now. Here are a couple of basic
changes.


Golfers with handicaps:

- below 10 will have their green fees increase by 35%
- between 11 and 18 will see no increase in green fees
- above 18 will play for free and even get a check from the club/course
played



The $ amount put in for bets will be as follows:

-for handicaps below 10 an additional $20
-between 11 and 18 no additional amount
-above 18 you will receive the total amount in the pot and you do not
even have to play.


The term "gimme putt" will be changed to "entitlement" and will be
used as follows:

-handicaps below 10, no entitlements
-handicaps 11 to 17, entitlements for putter length putts
-handicaps above 18, if on green, no need to ever putt, just pick it up


These entitlements are intended to bring about fairness in scoring so
that the final scores of all players will be about the same.


In addition, a Player will be limited to a max of one birdie and/or six
pars, any excess must be given to those fellow players who have not
yet scored a birdie or par. Only after all players have received a birdie
or par from the player making the birdie or par, can that Player begin
to count his score again.


The current USGA handicap system will be used for the above
purposes but the term "net score" will be available only for scoring
those players with handicaps 18 and above. This is intended to
"redistribute" the success of winning by making sure that in every
competition the above 18 handicap players will post only "net score"
against every other player's gross score.


These new Rules are intended to CHANGE the game of golf. Golf must
be about Fairness Only, it should have nothing to do with Ability.


Steve x. xxxxxx
xxx-xxx-xxxx (home)
xxx-xxx-xxxx (cell)

------------------------------------------------------------

McCain or Obama? Stay up to date on the latest from the campaign
trail with AOL News.


これが、最後に署名まで入って送られて来まして。(笑)
丁寧に、家の電話番号と携帯の番号も書かれていました。

どうしろと?(笑)