うちの娘用に購入したSurface Pro7。
学校に持って行く用に状態の良い中古を購入しました。
実は家には、グラフィックボードだけで18万円もする40万円超のデスクトップ型ゲーミングPCも娘専用に買ってあります。ゲームもですが、デジタルで絵を描くのが好きなんです。
(息子の方もコンピュータグラフィック系の学校なのでさらに少しハイスペックのデスクトップをデュアルモニターで用意してあげてます。)
2人とも頑張って欲しいな。
大学まで約1時間、毎日毎日背負って持って行くラップトップ、女の子ですからなるべく軽いのにしてあげたいと思いまして。
私が会社で使っているWINDOWSのラップトップ(HPのPROBOOK 430 G8 13.3インチ)は大きさ的にもスペック的にもほぼ同じなのですが、1.4kgします。
娘のSurface Pro7はCPUが少し新しいやつでメモリ容量やストレージ容量は同等ですが、780gなのでほぼ半分の重さです。良いの買ったな、って思っています。
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先日、シミュレーションゴルフにアプローチ練習のモードが追加に なった記事を書いたのですが、あの時点ではクロ狙いを練習するために利用しようと考えていました。
画面に映る景色の様子とピンまでの距離でフィーリングを磨こう、と。
幸いなことに、キャリーとランを合計してキャリーの距離ではなくてあえて「トータル距離」で実感する、という練習をするには、シミュレーションゴルフを利用することがとても合理的だと思うのです。つまり、グリーン上の転がりが良い状態で繰り返しチッピングができる環境が確保できるのですから。
コースのチッピングエリアではちゃんと整備して刈り込んだグリーンへはチッピングさせてもらえませんので、使いようによってはむしろ優れた練習環境かも知れません。(カリフォルニア時代には、多くはありませんが練習させてくれるところも少しありましたが、基本的にはどこもパッティンググリーンとチッピングエリアのグリーンは別物です。)
しかしながら今のところまだ、スクリーン上の景色と実際のコースの見え方の整合性に全幅の信頼は置けません。実際のグリーンとのある程度の差異を把握して、後からアジャストする必要はあるのではないかとは思います。
このような条件下において、やはり私としては決め打ちに近い方法論で距離のコントロールを図りたい。漠然とフィーリングに頼るのではなく、何かしらの基準を決めてそこから拡げる形にしたいと考えました。
そこで思い出しましたのが、お友達のsyoballさんとのやり取りで、何気に「ぽいーっ」っとチップショットを打った時の距離がだいたい一定しているのでそれを利用する方法です。さらにオノマトペでストロークのリズムを一定化して出力を安定させるという手法です。
この「ぽいーっ」っとチップショットする力感は、いわばアプローチショットにおけるマイタッチです。
こちらの記事↓
「オノマトペの活用、リズムとテンポを保つために積極利用」そしてこの時も例によってアイディアが浮かんで、こういうのはどうだろうって発案したまでは良かったのですが、練習環境がないのもあって、書きっぱなしで実践練習できなくてほったらかしになっていました。😅
実際にグリーンに向かってチップショットできる機会がラウンド中に限られてしまうからですね。あまりにサンプル数が少なさすぎます。
我々はプロや研修生のような練習環境は望めませんから。
syoballさんとやり取りしたのはこちらです。
「ぽいっ」
「シュピッ」
って頭の中でイメージしながら、打つ時のリズム、そして動作の強弱、さらにはショットの目的も含めて、自分がやろうとしていることのイメージを音にして表現をして、これをベースに毎回同じ動作ができるように、オノマトペを応用します。
コメントでは、
58°のポイーッが約18y、54°が22y、50°がぼんやり28yぐらい、
58°のシュピッが約24y、54°が35y、50°は分かりません
とか (あの時には)書いています。
当時と現在では、多少「ぽいーっ」の力感も変わっていると思いますので、まずはキャリブレーションといいますか、打ってみてのアセスメントといいますか、とりあえず5球ぐらいずつ打ってみようじゃないか、っていうことで。
そして、このシミュレーターで出してみた数字と実際のコースでの差異はあると思うんですが、それはそれでデータを持った上での 摺り合わせをすればよいわけですから、まずは(仮)と付けた状態でキャリーとラン合計のトータル距離を作ってみます。
もちろんシミュレータ上にはキャリーの距離も表示されますのでそちらで管理する方もいらっしゃるかとは思いますが、私の場合はクロ狙い2.3を打つ時にはファーストバウンスの落としどころはさほど気にしていません。
ロングパットの距離感を応用して使いたいからです。グリーンの傾斜やアンジュレーションを観察した上でロングパットのイメージを作っています。
そしてやってみた動画がこちらです。↓
まずは58°から始めまして、なるべく同じテンポで同じ振り幅でオノマトペを使いながら、「ぽいーっ」と打っていってみます。
今にして思うと、「ぽいっ」っていうより「ぽいーっ」の方に近いリズムです。
まぁ内観で自分が分かって、なるべく一定すればそれでいいわけですが。
最初にピンの位置の設定を20yにして、58°を5球ほど打っています。
15.8yだったり20.6yだったり、まぁまぁバラつきはしますね。だいたい18yのワンピン以内には入りそうです。
自分で「今のは良いリズムだったな」っていうのは分かったりしますので、5球の単純平均ではなくて中心的な距離を選んで加重平均した辺りの数値を拾います。とりあえず18yかな。
次に設定を25yのピンに変更して、54°を5球。
10球打っても良いのですけど、「今のは良いリズムだったな」っていう感覚がありますから、そこを目指します。
そして最後に50°も、設定を30yに変更してできるだけ同じ打ち方で5球ほど。
大まかな感触ですが、
58°が18y
54°が23y
50°が28y
という結果になりました。
以前syoballさんのところのコメントに書いたものと数字はほとんど一緒ですが、今回はキャリーではなくてトータル距離です。
(とりあえず当時書いていた「シュピッ」っていうストロークは今回は無視します。私の精度ではそんなにたくさん種類要りません。)
実際のコースで同じストロークをやった時にどのくらいになるかは、今後チェックしていきます。
そして次に、セットアップ時にフェースを15°くらい開いたらどのくらい距離が落ちるのか?
ということを考えまして、実験してみました。(決め打ちのときに約5y見当で距離を落とすことができますので、同じ方法論を当てはめてみました。)
こちらは各2球くらいづつです。
フェースを開きますと、本人は同じストロークで打っているつもりですが、若干フェースをクローズしながら戻すような動きが入るようです。
結果的に、
58°が18y → 3y減
54°が23y → 3y減
50°が28y → 3y減
くらいの目安でいけそうな気がします。この辺はアバウトです。
コースのグリーン周りの芝の状態によっては、距離に関わらずこちらのセットアップにして芝の上をソールが滑りやすくしてあげる必要が出てくるライも考えられます。
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さて、これだけ準備しますと、
(準備するといっても打ち方は振り幅も含めてたった1種類のストロークしか練習していない訳ですが)
これだけで、3本のウエッジを使えば、15、18、20、23、25、28yと打ち分けられることになる訳です。
これに15y以下で使う改良版のD-Chopを加えれば、30y以下のアプローチのシステムが完成します。
しかもマイタッチのストロークが一つですから練習もほとんど必要ありません。
マイタッチを毎回同じくらいになるように習慣付けさえ行って、練習はそれだけをやれば安定してコントロールできるようになると思います。
ということで、58° チッピングチャレンジということで、10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で58°一本で寄せるトライアルをやってみました。↓
動画でプロジェクタースクリーンが見えにくくて申し訳ありません。
打ってからバーチャル上のボールを目で追っている私のボディーリアクションを見ていただけますと、いかに実戦さながらに意識して打っているかうかがい知れると思います。
10y、15y はカップインさせる気で打っていますね。入ってはいませんが。
20yもいい感じで惜しいチップショットでした。
25yの1球目はシステムがボールをピックアップしてくれませんでした。(セットアップ時点でReadyになっていなかったかも。) この距離になって来ますと、ワンピンに入ってくれれば、そしてあわよくば(ウエッジ)ワンクラブ以内に、っていう心構えでストロークしています。
30yは、27yキャリーの58°の決め打ち1/4ショットで打ちますので、QFテークバックですからむしろプレッシャーなしのオートマチックでストロークしています。
この決め打ちに関してはすでに私の強みになっているのかも?
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ここからはブースが変わっています。
少しは動画上でスクリーンが見やすくなっているかもしれません。
54° チッピングチャレンジ
10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で寄せるトライアルを今度は54°のウエッジ一本で。
これは不思議な現象です。
10y、15yはチップインする気で打っています。
20yはほんのちょっとフェースを開いてますので、若干ボールが上がります。キャリーは出るけど止まるボール。
25yはむしろフェースをほんの気持ち(6度くらい)被せるぐらいのセットアップにしますと、自然とインサイドアウト気味のストロークになるようです。
30yは58°のように決め打ちする訳にはいきませんが、以前の「シュピッ」っていう力感でとりあえず打ってみました。ここで初めて違う振り幅で打っています。
(決め打ちのQFの1/4ショットは、キャリー36y出てしまいます。)
50° チッピングチャレンジ
10、15、20、25、30yの設定のピンを、各 1球限定で寄せるトライアルを50°のウエッジ一本で。(こちらはむしろ転がしアプローチチャレンジの様相になります。)
マイタッチのストロークがトータル28yですから、25yは若干フェース開いて、30yはほんの気持ち被せ気味にドロー目に転がせば良いのは分かっています。
10y、15y、20yは全部転がしで寄せていきます。
この時使うのは、ロングパットの距離感です。15y、20y、若干打ち過ぎてしまっているようです。50°だと転がりが多いんですね。
普段は軽い上りのとき限定で使っていまして、54°の登場機会の方が多いと思います。
バンカーショットモードもありました。
20yと30yが練習できます。
(その他の10y、15y、25yに関しましては、なぜかバンカー練習モードなのにスクリーン上のボールのライがラフになってしまいます。)
バンカーショットに関しましては、マットの上で打つのがどの程度練習になるのかはちょっと疑問です。
疑問ではありますが、ボールに対して 54°のウエッジをダフリ気味に入れて、20y想定、30y想定で 2-3球づつ打ちました。
30yのバンカーショットの方は、意識的に振り幅を大きくしていますがシミュレーターのデータ上は25yしか飛ばせていません。
この練習モードに関しましては、バンカー・シミュレーション用のマットとかを導入しないとあんまり意味があるのかないのか分かりませんでした。
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さらに加えまして、上りグリーンおよび下りグリーンの設定でのチッピングの練習と、
フラット、上り、下り、設定でのパッティング練習の様子は、また今度行ったときに動画を撮りまして別記事でアップロードいたします。
パッティングは特に有意義な練習ができるような気がしますよ!
<< 続く>>
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追記: 次の記事に、実際のコースのグリーンで実証実験した結果(←クリック)を載せています。