今回はですねー、なかなかいいもの作りました。
(とか言うほどの大した工作では無いんですが。(^^;)
これです。↓
長い方が、私がドライバーで使う長さ(っていうか、460cc時代のスタンダードですね)の2インチ3/4、短い方は昔パーシモンの頃スタンダードだった2インチの白いティーです。
ヘッドを平らに削り、板磁石を丸く切って貼り付けてあるだけです。
で、まぁ昔からよく知られているようにこうやって貼り付けて使うんですが、
まずはウエッジ。
長い方を付けてます。
フェースが本当に向いている方向を右脳に意識させてあげるために視覚化しています。
そんなの前から当たり前じゃん。って思うんですが、実際にくっ付けて立体的に視点を変えてみると、「へぇ、こういうことになってんの?」とあらためて思うことも色々と。
こっちは、短い方をパターに付けてます。
これはですね、この間ゴルフ雑誌のレッスンプロの推奨していた練習法にあったんですが、この状態でボールを打つんです。
(雑誌には接着剤でくっ付けてあったんですが。)
ちょうどこのパターですと、ニッケル素材なのでぴとっとくっ付きますので、写真はいつものピン・アンサーと違うパターです。
このシビアな状況(ティーの先)でボールを打つ練習しますと、芯で打つパッティングの練習に格段に効果的だとかって説明でした。
実際、この場合は磁石で付いていますので、もっとシビアになります。ちょっと曲がって当たるとポロっと取れちゃいますし。
ちなみにですが、このパターは、ティアードロップ社のTD21というモデルのパターでして、ほんの一時期、フレディ・カプルスが使っていたんですね。そん時にミーハー心を発揮して買ってみたパターです。(笑)
カプルスといえば、いつもオールド・ピン・アンサーを愛用している人でして、白いラインを3本引いていたんですが、そんなラインの引き方も真似したりしていました。(^^;
ティア・ドロップ社のパターは、実はフェースが縦にバルジがつけてあって局面になってます。ミルド・ラインも水平に入っていましてね。
ハンドファースト気味にヒットしたり、アッパー気味にヒットしたり、とロフト角が多少inconsistentなヒットをしても、パターが修正してくれて結果はconsistentになるという、ありがたい(昔のパーシモン・ドライバーのような)パターです。
どうしてもっと普及しなかったんだろう?
これは余談ですが。
で、ですね、もういっかいウエッジの写真。↓
これは、いつも打つ時の位置にウエッジをスクエアに構えてスタンスしまして、目の位置から写真を撮り、拡大したものです。
ですから、シャフトが左から右に斜めに写ってますね。ハンドファーストに構えていますので。
くっ付いているティーは短い方のやつなんですが、やや飛球線より右を向いて見えますね。
でも、スコアラインは飛球線に直角に構えていますので、確実に飛球線上に向いているはずです。しかしながら、飛球線上の仰角分、斜めに上を向いていますので、私の目の位置/ラインがボールの飛球線上に無い限り、真っ直ぐ左に向いて見えない訳です。
私の目はボールの飛球線上より体寄りの位置にありますので、その分、写真上のティーは真左じゃなくって、ちょっと写真でいう上方向、飛球線からいうと右方向を向いて見えちゃうんですね。
ティーが曲がって付いているわけじゃないんです。
そんなことも踏まえまして、今度はこの写真を見ていただきたいのですが、↓
これは、47度のPWです。
ヒール側がちょっと浮いています。
「D-Chop」を打つ時に、シャフトをパターと同等の長さに短く持ちまして同等の角度にし、パターのスタンスを取ります。
この時には当然、短く持ってパターの位置に立っている分、ヒール側は浮きます。
ヒールを浮かせて吊るように持ち、トゥ寄りで打ってダフリを防ぐ打ち方がありますが、あれとは違う目的でヒールが浮いている訳です。
そして、目の位置をボールの飛球線上に持って来ます。まぁつまりパターと一緒です。
目の位置がボールの飛球線上ですから、ティーは真左を向くのが正しいフェース向きになる、ということを表した写真です。
ヒール側が浮いていますので、スコアラインはあたかも左を向いているように見えるのですが左には向いて‘いない’のです。
ちょっと錯覚しますでしょう?
まぁ、そんなこんなを練習する小道具を作ってみましたよ、という試みでした。(^^;
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→ 「D-Chopにおける注意点」
8 件のコメント:
GGです。 おはようございます。
アプローチで球が右に出ることがあり、「おかしいな」と思っていました。こんな錯覚が原因かも知れませんね。 助かりました。
Posted by:GG at 2008年11月22日(土) 09:33
GGさん、こんにちは。
私は最近、練習場でのショットが不調です。
ちょっと、グリップの基本を再確認してみようか?とか思っていたりします。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年11月22日(土) 14:28
こんにちは。
以前から 何かいい方法はないかと思っていたのですが、 テーにマグネット。
いただきます。
cobra
Posted by:cob ra at 2008年11月23日(日) 12:43
鍛造のクラブなら大抵くっ付きます。
ステンレスでも、304とか303などのオーステナイト系にはくっ付きませんが、フェライト系、マルテンサイト系などだとくっ付きますので。(^^)
Posted by:やきそばパンZ at 2008年11月23日(日) 14:31
素晴しいアイデアですね自分は何時もガムテープでハッ付けてました。スイング動画ですけど、下を打たないか冷や冷やしながら、やってます。
Posted by:能楽師E at 2008年11月25日(火) 17:22
能楽師Eさん、コメントありがとうございます。
私も以前はちょっと厚めの両面テープで付けていたんです。
しかもティーの頭とか削らないまんま。
雑誌読んで、パターに付けて打ってみようと思ったので、工作しました。
私は素振り用の4番アイアンを用意していまして、アスファルトの上でも振ってしまいます。
ソールから火花が出ます。
あんまり打ち込めないので4番を単品の中古で買ったんです。
PWとかでやったら手が死にかねませんので。
Posted by:やきそばパンZ at 2008年11月26日(水) 00:51
昨日のラウンドで、ドライバーを構えた時に「なんかフェースが開いてるなーまあいいや」と思って打ったら見事に右プッシュしました。どうもフェースの向きに無頓着ですので私も方向指示ティーを利用したいと思います。
磁石につかないクラブは(付くクラブでも)、両面テープで十分です。
ウエッジとか結構興味深いですから、お試しあれ!(^^)
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