昨年11月のベア・クリーク以来のSCGAのメンバー・アウティングのひとつとして、ジャーニー・アト・パチャンガへ行って来ました。
元々以前からインディアン種族のひとつルイゼーニョ族が持っているカジノだったのですが、ゴルフ場に関しては2008年8月の開場でして、まだ2年半しか経っていないためGoogle Mapの航空写真にも載っていません。
(事前にコースの脳内シミュレーション・ラウンドしようかと思ったら、駄目でした。(x_x))
新しいコースって訳ですね。
設計は、Arthur Hills/Steve Forrest & Associatesだそうです。
とても美しく、チャレンジングなコースでした。
こんなモニュメントもコース内に造られたりしています。
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Journey at Pechanga resort
http://www.journeyatpechanga.com/Default.aspx
これがクラブハウスからコースへ向かう橋です。
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オイルを含ませた、線路の枕木のような匂いのする木材で作られていました。
下の川の水はちょうど干上がってますね。
コース全体は、かなりのアップダウンがある立地に造成されていまして非常に見晴らしの良いホールがいくつもあります。
木は多くはありませんがけっこう配置されています。
グリーンは、contour(アンジュレーション)がものすごく大きく作られているところがいくつもありまして、ローラーコースターのようでした。
スピード自体は速くはなかったんですよね。
私の基準スピードくらいでしたけれども、下りはところによってものすごく速くなっているように感じました。
コンパクションが硬いので、グリーン周りのチップショットは加減して計算して打たないと、サーッと行ってしまうタイプのグリーンです。
あれでグリーン自体が速かったら桁違いに難しいだろうなぁ。
それでは、いくつかコース紹介の写真を。
この日はトーナメントでしたから白ティー(71.0/132)からラウンドしたのですが、写真はできるだけ一つ後ろの黒ティー(72.7/138)から撮っています。
我々のショットガンは15番ホールの154y(181y)パー3からのスタートでしたが、これはスタートホールとしては優しいホールではありません。
右側は地続きですが、グリーン自体はティーから池越えになっていて右から左へ遠くなっています。
我々4人のうち2人、そしてグリーンを空けて打ってもらった後ろの組はなんと4人全員が池に打ち込みました。 (笑)
ショットガン・スタートだとこういうのはたまにありますねー。
で、続く16番367y(393y)のパー4がまた同じ池を戻るレイアウトでこうなっていました。
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2ホール続けてこう来ると、スタートから全開で行かないと厳しいですね。(笑)
自分の飛距離に合わせて、正面に見えている3つのバンカーのうちどの方向を狙うか選択して打って行き、セカンド・ショットはさらに左方向に向かいます。
グリーンの手前には、さらに池がぐっと入り込んでいて2打目も池越えになりますから、なるべく短い距離を残したいところですが、とはいえ左へ行けば行くほど遠い訳でして、ティーショットは狙いどころが微妙です。
私は飛距離的に真ん中のバンカーの左端ぐらいを狙いましたが、絶対にフックはしたくない状況。
フックしないようにという気持ちだけ強く持って打ったボールは、一番右のバンカーに向かってしまいましたが、ヤーデージブックを見ますとこの一番右の小さく深いバンカーはフェアウエーのやや中程寄りに作ってあるんですよね。 左二つはフェアウエー右サイドです。
白ティーからですと、キャリーで195yでれば越える計算で、かろうじて越えてくれました。(^^)
距離を長くしてしまったので5番アイアンでセカンドを打つハメになりましたが、なんとかパーで切り抜けました。
早くもやってきた美しいフィニッシング・ホールの18番。 366y(394y)のパー4です。
遥か下方の小さく見える右から左へ斜めに向かっているフェアウエーの後ろに、最初の写真の橋とクラブハウス、さらに後方にカジノ・ホテルがそびえています。
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ここも距離的にはバンカーが目標で、余程飛ぶ人でなければバンカーには届かず入らないと思います。
落差が大きいので、1回目のラウンドではその辺りの読みが難しいですけどね。
この日は風が弱くて助かりました。
で、ですね。 ここのグリーンがすごかったんですよ。
私は2打目に少し距離を残していて(と思って)、左へ今度はかなり登っているので大きめには打ったんですが、これが2クラブぐらい大きかったかも。ってことで、えらい目に遭いました。(笑)
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是非、拡大してみて下さい。
私のボールの位置とカップとの間には、ピンの高さほどもあろうかという深い溝が横たわっています。
ほんの少しグリーンのカラーの外でしたから、友人は「フロップショットを打て。」って進めてきましたが、溝からカップまでもそんなにグリーン無いじゃん? 硬いし止まんないべ? と思い、
そうそう、細貝さんの本に習えば、位置のエネルギーでいいんだから溝の下り登り無視して距離だけパターで打てば距離合うんじゃね? しめしめ。
なーんて思ってパターで行きました。
世の中、そう上手く物事運びませんね。(^^;
深い芝でパターを取られてしまい、芯を外してパットして、まんまと溝の底に。(x_x)
・・・かえって計算難しくなっちゃうっての。
まぁ高低差5フィートぐらい、つまり+20歩ぐらいと読んで、15歩(10m半)の距離を35歩の強さで打ちました。
かろうじて2パットですんで、ボギーに。
いやー、私のプレー史上でも1番2番を争うくらいの高低差のパットだったんじゃないかと思います。(^^)
18番と似ていますが、もうひとつ見晴らしが良い豪快な打ち下ろしのホールが6番ホール、441y(458y)のパー4です。
しかも行った先が馬の背で、18番以上に緊張せざるを得ません。
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フェアウエー左にならぶ5つのバンカーより右は広くなっていて距離もないのですが、2打目が長くなりますね。 登って下り。
私は右から2個目のバンカー越えを狙ったのですが、何故かちょっとフェード気味に行って、一番右のバンカーのちょい右ぐらいにランディング。
まぁでもホッとしました。
2打目は登って下って狭まっていく難しい185yが残りましたが、ショットの調子は良かったのでU4で思い切って打って行きまして、グリーン・オンできました。
ここは嬉しかったです。
次にご紹介しますのは、9番ホールのパー5、527y(538y)です。
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フェアウエーのこちら側、右側の茶色っぽい部分は全部OBに指定されていました。
左から右に斜めに配置されているフェアウエーに対して、OB越えで打っていく感じですね。
フェアウエー・センターにある木が目標になりますが、木の真後ろには行きたくありませんね。
右か左がいいです。
私のボールは木の後ろ右寄りに行きまして、2打目はU4のフックショットで刻みました。
あいにく傾斜地のライからだった3打目をショートしてしまってバンカーに入れ、ボギーにしてしまいましたが、ティーショットと2打目はよかったと思います。
最後にご紹介いたしますのは13番、530y(552y)の2度クリーク越えをするパー5です。
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2打目地点と3打目地点の間くらいの右手に小山がありまして、その近くにもインディアンの小屋が作られています。
コースレイアウトにはさほど関係なさそうですが、私の友人の一人が写真の向こう側の方の小屋に打ち込みました。(笑)
遊び心も入っていて、高低差もありますし、グリーンのcontour(アンジュレーション)も大きく、イメージとしては遊園地的なスリル感のある、楽しいコースでした。
普通に予約していきますとかなり値段設定が高いのですが、こんどラウンドする機会があったら、黒ティーからラウンドしてみようと思います。 (青ティーがないんです。)
ちょっとオマケ的に。
トゥで打ってしまいダックフックしてトラブった11番ホールパー5の2打目です。
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ここからはとにかく低くパンチアウト出来ればよしとしてU2をかぶせ気味にハーフ・ショットしました。
幸いパー5ですから、まぁ100yでも前に行けば良いか、というショットです。上手く行ったら150-60yぐらいで。
3打目には165y程度残ってしまい、でもフェアウエーからでしたから5番Iでいい感じに打ったんですが、ぎりぎり左のガードバンカーにキックして転がり込んでしまいました。
ちょっと悔しかったなぁ。
では、ラウンド・スコア記録です。
ショットガン・スタートで、15番ホールから始まってます。
白ティーのコースレート/スロープは71.0/132、パーは36・36=72です。
15 3 - / U23B-②
16 4 - 0 ① (14)
17 3 △ / U8A (18)
18 4 △ 0 UUU15BL-③ (30)
1 5 - 0 DS7B
2 4 △ 1 4A (18)
3 3 - / 4A
4 4 □ 0 ① (バンカー)
5 4 - 0 D6B
6 4 - 0 DD8A
7 4 △ 0 U7S
8 3 - / U15S
9 5 △ 0 8AL-③ (20) (バンカー)
10 4 - 0 DS① (30) (バンカー)
11 5 △ 1 ② (バンカー)
12 4 - 0 ① (14)
13 5 △ 0 2A (バンカー)
14 4 △ 0 ③
(18 4 - 0 ①)
41(17)・41(13)= 82(30)
私としては、初めて来てのこのコースでトーナメントでのスコアとしては非常によい方だと思います。
白ティーからは短かったので、ディファレンシャルは 9.4ですけれど。
ショットガンで14番ホールを終えて終了。
クラブハウスに戻る途中、美しかった18番だけもう一度プレーしました。
そう、あのとてつもないグリーンのホールです。
今度はパー取ってリベンジできて終了。(スコアには関係ありませんけどね。(^^;)
今回もドライバーが好調で、楽しくラウンドできました。
スタートホールの15番は、subconsciousが逃げてしまって超安全サイドのグリーン右サイドへ。(ピン位置は左なのに。)
この23歩は登りも入れて約28歩ぐらい。 うまく2パットで切り抜けました。
2番ホールのDAP 1は、いまでも不可解なんですがフェアウエーど真ん中で何かにキックして、ボールが左に90度に跳ねて行ったんですよ。
それで、2打目はインテンショナル・フックで打っていかざるを得ませんでしたので、1になってます。
すごく上手く打てまして、グリーン手前から駆け上がり、ピンへ向かったんですがそのまま止まらずグリーン奥へこぼしました。
そこからのチップショットが寄せ切れずに4歩残してボギーでした。 こういうのをアップ&ダウン取らないといけませんですね。
ダブルボギーのピンチも何度かあったんですが、パットがしぶとく入ってくれてボギーで済みましたです。
ダブルボギーになった4番ホールは、むしろトリプルにならずに済んだ、という感じ。
良いコースだったんですが、砂がなくなってるバンカーが結構ありまして、ホームランして云々してアップ&ダウンの1パットで頑張ってダボ、でしたからね。
難しいホールじゃなかったのに。(x_x)
最近よく書いてるようなヤな予感がしますが、欲をいえば3度ほどあったバーディー・チャンスをひとつくらいモノにしたかったんですけど、まぁ仕方ありません。
もう少しグリーン周りのチップショットを頑張らないといけませんですね!!
9 件のコメント:
クラブハウスからコースへの橋もいいですねぇ~。
楽しそうなコースですけど、グリーンがローラーコースターっていうのは、ちょっと。。。
スタートホールの14番のパー3、2人が池に入れ、後続グループは全員が池ポチャだったなんて、かなりプレッシャーの掛かるホールだったみたいですね。
18番のグリーン見ましたけど、うねってましたねぇ~。
あの下から2パットで終えたのは、素晴らしい。
そして、流石、Zさんですよね。ゲームが終わってから18番再挑戦し、尚且つ、パーを取るんですから。
私なんか、再挑戦するともっと悪い結果になったりして。。。もっと、努力しようと思います!
スノーマンさん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
後続の4人は、我々がグリーン後方で待っている中、連鎖反応なんでしょうかねー。(笑)
18番のグリーン、写真では伝わりきらないかも知れないんですけど、凄かったです。
カラーからだったら、きっとうまく距離感の計算が合ってくれたんじゃないかと思うのですけど、
ラフから芯外して打っちゃあ距離の合い様がありません。
底から2パットで行けましたけど、3歩をねじ込んでやっとこさですけどね。
20歩分(1.5m分)も強さを足して打つ登りってすごい落差ですよね。
楽しいコースでしたねー。(^^)
☓ 20歩分(1.5m分)も強さを足して打つ登り
◯ 20歩分(高低差にして1.5m分)もストロークの強さを足して打つ登り
すみません。(^^;
こんばんわ (=^・・^=)
今日は 暖かく時間も有ったので
ご要望に お答えして
ターニーを撮影してみました
詳細は こちらで
http://pro230.nekonikoban.org/dr-tourney.html
もう少し 工夫して撮影しないと思ったりしますが・・
橋の風情がステキですね。
カジノとゴルフ・・・・
それもいいかも
dataさん(選ばれし物さん)、こんにちは。
早速拝見しに行きますね。(^^)
Mihoさん、こんにちは。
ゴルフ場を備えているカジノはけっこう多いんですよ。(^^)
ここはずーっとゴルフ場がなかったんですねー。
(とは言え、車で15分ぐらいの範囲にたくさん良いゴルフ場があるので自前で持たなくても用が足りてたんでしょうけれども。)
このコースは白ティからだと距離はさほどなさそうですが、Slopeが132と聞いた時点で難しい事は明らかですね。やはり、アップダウンと谷越え、池越え、アンジュレーションの難しさなのでしょうね。これでグリーンが速かったら、素人はプレーしない方が良いかも知れません。戻ってこれなくなるかもね。
18番のグリーンは凄いです。デズモンド・ミュアヘッド設計のコースもこんなグリーン&フェアウェーですよ。見ても、プレーしても楽しいのですが、少々人工的な作りが、自然な造形が好みのtrimetalには違和感を覚えます。
trimetalさん、こんにちは。
スロープ144とかのコースではありませんので戻ってこれないってところまでではありませんが、難しいコースでした。
ちょっと遊園地っぽいニュアンスで、楽しかったです。
グリーンのスピード自体は、私の基準スピード程度でしたので、その点では助かりました。
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