こちらのコースも、以前から行ってみたいなぁと思っていたコースでした。
ロサンゼルスのダウンタウンの遥か向こう側の北西方向にありまして、家からは道路が空いていたとして1時間半ぐらいかかりますので、ちょっと足が向かなかったという事情があります。
本当はこのコースには暑い時に行くと良いのです。真夏でも涼しいですからねー。
ロサンゼルス市街と比べてますと場合によっては20度Fも気温が低いことが多い場所で、まさに海沿いのリンクスコースです。
Olivas Links Golf Course
http://www.olivaslinks.com/
比較的新しいコースですが、コースのホームページには ベスページ・ブラックやトーリー・パインズに並んで「ゴルフ・ウィーク・マガジン」のベスト市営コースに選ばれた、と書かれています。
コース設計は、リンクス・コースの設計が上手なフォレスト・リチャードソンという方の手によります。
こちらがコースのエントランスです。
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モニュメントの右後方に写っております、プレハブみたいな平屋のとても質素な小さい建物がクラブハウスで、回りにも家など無く、アメリカ式カントリー・クラブ型コースの佇まいとは一線を画していますね。
古き良きスコットランドのリンクスコースを目指した、って感じはいたします。
コースとしましては、フェアウエーが硬くてうねりをかなりつけてはありますけれどもほとんどフラットで、木が少なくて風の影響が出やすい感じ、ラフはなにか特有な感じのクラブ・ソールが抜けない強い芝でディボットが私などには上手く取れませんから、クラブが捻られてしまいます。
ファースト・カットの外側のラフは、くるぶしぐらいまで伸びてるブッシュな感じで、真上から見ないとボールが見つかりません。
こちらが、コースレイアウト図です。
クリックで、コースサイトの大きな図にリンクしています。
9番グリーンと、18番グリーンがくっついていて供用されています。
こんな所にも、リンクスの雰囲気をだそうとしたのかなー。 なんて思ってしまいました。
(けっこう近くって危ないんすよ。)
バンカーは、ポット・バンカーではありませんね。
コースを横切るバーン (burn) もありません。
それではいつものようにコースの写真をいくつかご紹介していきますね。
まずはコースで一番易しいHDCP18の1番ホール。 351yのパー4です。
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フラットですねー、実に。(^^)
気持ちがいいです。
私は早速右側に食い込んできているラフに捕まる立ち上がりでしたが、深いラフから打ったセカンドのアプローチショットが思いの外非常にうまく行きまして、手前から行ったボールがコロコロとグリーンに転がり乗って右奥のカップにするする近づいてくれて5歩(約3m半)のバーディー・チャンスの位置につけました。
これをキャッシュ・イン出来ずに無難なパーのスタート。(^^;
続いての写真は、5番ホールのパー3です。 167y。
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この日は青ティーの位置が、5yかそこら手前でしたでしょうか。
吹いていないように見えてそこそこに風が吹いていましたので、クラブ選択を慎重にして、左右4つのバンカーに入れないようにティーショット。
8歩(約5m半)の距離でしたが、カップに届かずショート。
この日のグリーンは、速そうに見えてそうでもありませんでした。 朝のうちは特に (硬いけど)湿っていたので速くはなかったのです。
グリーン周りからのチップショットが弾かれて硬い印象なので速そうに感じたのですけどねー。
(後半は風で乾いたのもあってか、実際グリーンのスピードが上がりました。)
こちらは10番ホールです。 381yのパー4。
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フェアウエー左サイドの2本の木の少しだけ右を越えていくようなボールがちょうどいい感じです。
しかし私はティーショットは左のラフに入れました。
セカンドはボールが沈んではいませんでしたのでユーティリティーの4番を使ってノックダウン式に打って行きました。 クラブフェースの向きを変えられなくて済むように 2クラブぐらい大きいクラブを使ってリストターンを最小限、かつディボットをとらない感じで。
風もアゲンスト気味でしたしね。
このショットは上手く打てました。 といってもグリーンに乗っただけでカップには遠かったんですが。
ここの難しいラフからやたらに乗せていましたので、友人がちょっと呆れてました。(^_-)
2番ホールで叩きまして、どうやったらあまり狂わされないで済むか、たまたま少しだけ適応できたってだけなんですが。(^^;
11番ホールのティーのすぐ横で、鶴を見かけました。
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日本では鶴はわりと見ましたけど、こちらではあまり見ていませんでしたので、ちょっと新鮮でした。(野生のペリカンとかアザラシとか普通に見てたりはするんですけどね。(^^;)
そしてこちらは続く12番ホールです。 362yの短いパー4です。
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左側の背の高いブッシュは湿地帯でコースの外です。右サイドのフェアウエーバンカーの右とやや後ろ側にも食い込んで、ティーショットが飛ぶ距離のところに池が配されています。
このホールはまさにフェアウエー左サイドにぽつんと立っている小さい木の上を越えていくティーショットを打って行きます。
風に助けられてか残りは約100y、上手くカップを攻めることが出来まして、ここはバーディが獲れました。(^^)
次の写真は、モニュメント的な倒木を切ったものがゴロンと転がっていた14番ホールの2打目地点の手前付近です。
548yのわりと長めなパー5です。
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私のボールは、フェアウエー中央のもう20-30yぐらい先のところに写っています。
2打目もまぁまぁ調子よく打ちましたがラフにかけてしまったため、3打目のアプローチをバンカーに入れることになってしまい、バンカーショットは出たけどグリーンに乗らず、チップ&パットでボギーにしました。
はやりここのラフは何とか慣れたとか言っては見たものの、難しいです。
さて、最後にご紹介いたしますのは18番ホールの2打目地点です。
左側に池とフェアウエーに水鳥達が写っていますが、ティーからグリーン付近までずーっと左サイドに池が続いている、493yのパー5です。
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一応、短いパー5ですからグリーンが空くまで待ってからセカンドショットを3Wで打ってみたのですが、ちょっとクラブフェースのトゥ寄りで打ったショットになりまして、右へ出て左へ戻るショットになりまして距離も大分ショートしました。
3打目もカップに寄せ切れず、パーでした。
木があまりないということで 私としては助かる条件のコースでした(笑)が、なかなか良いプレーが出来たと思います。(^^)
GIRが平均よりずっと良い11ホールを数えましたし、パット数も31と良い数字でした。
本当、もうちょっと近かったなら何度でも頻繁に来たいコースでした。
では、ラウンド・スコア記録です。
青ティーのコースレート/スロープは72.4/132、パーは36・36=72です。
1 4 - 1 U5S
2 5 □ 0 U2A (DD9) (2nd miss)
3 4 ◯ 0 US②
4 5 - 0 U3AS
5 3 - / U8S
6 4 △ 1 UD17AL-U2B- (3パット)
7 4 - 0 UD15AL-①
8 3 □ / D5B (20) (Sx HR)
9 4 - 1 ②
10 4 - 0 D16AL-①
11 4 - 1 D20A-②
12 4 ◯ 0 D③
13 3 - / ① (D16)
14 5 △ 0 ③ (20) (Sx)
15 4 - 1 D3AL
16 4 □ 2 ① (12)
17 3 △ / U7A (40y)
18 5 - 0 UU9BL
40(17)・39(14)= 79(31)
DAPスコアにて<1>が連発していますが、こちらのラフは芝がユニークで難しかったのでかなり上手く打たないと乗らないなー、という感じのホールではそういう表記にいたしました。
なんて言うのでしょうね、ボールが浮いているように見えてもラフの芝でクラブのソールが捕られてしまい、抜けてくれないので方向性よく上手く打てない感じなんです。
セパレーションの木が低くてまばらですから (っていいますか、本当のセパレーションはブッシュなんですけど)、ところによっては隣のホールに行ってしまっても普通に打って戻せますし、かなり広々した印象なのですが、実際にはフェアウエーをヒットしていかないと良いスコアを望めない、そういう感じのコースでした。
16番ホールは、青ティーからでも455y (黒ティーは479y) あります、長いパー4でHDCP1の難しいホールだったんですが、私はここでやはりというか案の定といいますかティーショットで力んでしまい、深い方のラフに入れてしまって結局チップ&パットを決めてもダブルボギー (つまり5オン)、ということになってしまいました。
2番ホールは、ファーストカットのラフで普通に打ってみて、とんでもない方向にボールが飛び出して・・・という感じの崩れ方。
(8番ホールのダボは単にパー3でバンカーショット失敗して、というホールです。)
このへんがこのコースの難しさになってきますね。
調子は非常に良かったと思います。(^^)
8 件のコメント:
いやあ、西海岸には面白そうなコースが一杯で、それも年中プレーできるのは羨ましいですね。
コースレート72.4で、このスコアは素晴らしいと思います。3個のダボがあっても、スコアを作っているのは、パットの調子に負うところ大でしょうか。それでも、2歩と3歩のパットを4回外していますから、もう少しスコアは良くなったかも知れませんね。先日の74から上向きじゃないでしょうか。
trimetalさん、こんにちは。
いやー、こっちばっかり暖かくて申し訳ないです。
このコースは本当に面白い感じでした。
フェアウエーが硬く締まっていて、フェアウエーをヒットすれば距離も稼げる感じするぐらいです。
慣れてる方は、グリーンの外 20yも外側からパターで乗せてきたりしていまして、やけに新鮮な感じがしました。
次行ったときは、グリーンの外でパッティング・ストロークやってみて、おおよそのスピードを掴み、換算を頭に入れて私も挑戦してみよう、とか思ったりしました。
でも、初めて行ったときはそういうの思いついてやってみるまで手が回らないんですよね、写真とったりコース図見たりいろいろ忙しくて。(^^;
この日のスコアはセカンドショットにずいぶん助けられました。
転がり乗せるタイプのグリーンは、私のゲームにはちょっと助かる面がありますですね、どうやら。
(打点の縦ブレ横ブレがあって、球の高さやキャリーがしっかりまとまっていないせいかな?とか思います。)
こんにちは。コメントさせていただくのは本当に久しぶりですね。
いつも通り、日本にはなかなかないコースだよなぁと読ませて
頂きました・・・・・・っが、この写真の鳥は鶴?鷺ではなくて?(^_^;)
確かに日本で見るものより大きそうな気がしますね。
私の実家のほうでこれに良く似た鳥は『ゴイサギ』と言いますね。
こんにちは。
相変わらず好調を維持してますね~。
コチラでも鶴もあまり見かけないけど、野生のアザラシだったらビックリしますね(笑)
間違って遡上してきたアザラシなんて、アイドルになっちゃうくらいですから(笑)
Xさん、こんにちは。
これは鷺でしたか。
写真に比較対象物が無いので大きさが判りにくいですね。地面から頭の先までの高さが4フィート(1.2m)ぐらいありました。
けっこうな迫力でしたです。(^-^)
kobaさん、こんにちは。
ペビルビーチやトーリー・パインズの下の海には、茶色いアザラシが当たり前にごろごろ居るんですよね。
ガラガラヘビもヤバいですけど、クマとかワニとかには会いたくないですねー。あってしたい気もしますけど。(^-^;
好調がコンスタントに続かないのがさびしいところですけどねー。
こんにちわ。
お天気はいいし、スコアーは素晴しいし、羨ましい~。
10番ホールのセカンドショットで、『クラブフェースの向き。。。かつディボットを取らない感じで。』
なるほど、なるほど。。。こんなに考える事があるんだぁ~って、感心してます。
Zさんのゴルフは、今年も上昇するんでしょうね。
シアトルは、まだ天気も悪いのでなかなかプレーするチャンスがありませ~ん!
ですから、毎年の事ですがゴルフの腕は錆び切ってま~す。
Zさんのいう通りで、藍ちゃんのパーソナルインストラクターの講演を聞いたぐらいでは上手くなってなかったデス。
スノーマンさん、こんにちは。
今年もすでに90を打ってますけど、練習のバック9でもけっこう44-5打ったりもしてます。37-8だったりもしますけどね。 基本的には、スコアを数えずにいろいろお試しして練習するようにしてます。(^^;
講演で聞いたことを3日坊主にならずに実行できれば効果出るんでしょうけどねー。(^^)
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