一つ前の記事のフォローアップです。
前記事の写真のこれを、
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20数年前に買って持っていましたパター、ティアドロップ社の TD-21 というパターにセットしてみました。
現在のエースパターに試してみたかったのですが、せっかくバランスもとってあって調子も良いですからグリップも何も変えたくなかったのと、もう 1本買うにはキャメロンはちと高いので、TD-21 にはめてみることにしました。
とりあえず、こんなかんじです。
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TD-21 というパターは、その昔にビンテージのオールド・ピンANSERを愛用していたフレッド・カプルスが一時期使っていたパターなんです。
基本スペックは、PING ANSERとほぼ同じスペックで、フェースの縦方向に緩いバルジが付いています。 パター・フェースの上の方で打っても下の方で打っても、安定したボールが出るようになっているというコンセプトのほんの少し変わり種のパターです。
ヘッドはニッケル製で磁石によく付きます。
感触も良いですし、ANSER型で構えやすいですし、コンセプトが気に入っていて、ずーっと持っていました。 (たまの室内練習ぐらいにしか使っていませんでしたが。)
パターのことはさておき出来上がりですが、上の写真でみましてもグリップの向きとは違う向きにシャフトが斜めに出ているのが見えるかと思います。
グリップの中のシャフトの内部には、私のエース・パターと同様に、100gのカウンター・ウエイトを仕込んであります。
クリックで過去ログの記事にリンクしています。
グリップ自体が普通よりも約40-50g程度重いのでちょっと重すぎかな? とも思いましたが、使ってみたら大丈夫でした。 ヘッドのウエイトではありませんでグリップの中ですからね。
構えた時、上から見た感じはこういう風になります。
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ちょっと写真のとり方の角度が難しくて、ちょっと見えにくいかもしれません。
無理矢理にグリップを写真に入れましたのでね。
実際に自分が構える分には、グリップは殆ど視界に入らず、パター・ヘッド、ボール、そしてカップが視界に入っていて、目の焦点は地面の高さですので余計にグリップは目に入りません。
そういう訳でシャフトが斜めに入っていてもストロークの際には特に違和感は感じません。
一方、パターそのものを外観としてみますと、けっこうな違和感があります。
これも見る角度によるのですが、例えばグリップがパターフェースとちゃんと垂直に入っているかを見てみようとしますと、
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グリップ基準で眺めますと、こんなに曲がって見えます。
グリップの楕円の比較的平らな面とパター・フェースはどうやらオフセットの位置でですが垂直に入っている模様。(確認しにくいです。)
シャフト基準の位置に近づけて見ますとこんなかんじに見えます。
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まぁいずれにしましても、パッティングで構えた際にはグリップは視界に入りません。
グリップ上面に平らな面もありませんしね。
それから、肝心のストロークの際ですが、手に伝わる感触は悪くないです。
通常のグリップは、むしろ楕円部分が縦に来ると思うのですが、こちらのグリップは楕円が横です。
この部分に最大の違和感があるかな? と考えていましたが、そうでもありませんでした。
むしろ、右手の感覚としては開いたり閉じたりせずに操作しやすい感じ。
左手のグリップにもう少しリストをロックした感覚が欲しいな、とは思いましたが、許容範囲でした。 かえって左手でもこねくり回せなくて良いかもしれません。
フォワード・プレスをした形に構えることになるわけですけれども、私の場合は既に元々かなりフォワード・プレスした位置でグリップを構えています。
このグリップにしますと、グリップの位置がちょっと中に入って体の中心に寄りますので、少しばかり動きに自由度が出ますので、その分が「もう少しリストをロックした感覚が欲しいな」という感覚になったのかもしれません。
でも、自由度が出る割には押し出したり引っ掛けたりはしにくいようだと感じました。
結論的に言いますと、非常に気に入りました。
エース・パターのキャメロンのピストル・グリップを入れ替えるほどかといいますと、プレーしたのがまだ 1ラウンドではそこまでのジャッジは出来ませんですね。
基本的には現在のグリップの方も非常に気に入っていまして変えるつもりがないのに、新しい道具に対する興味が先立っての体験・実験ですので、まぁ変えないとは思います。
ショートパットに悩んでいるわけでも、ロングパットに悩んでいるわけでもありませんので、こういった感想になってしまいましたが、このグリップをとても良いと感じるゴルファーも数多くいらっしゃるんじゃないかな、と感じました。 とても良いと思います。
Edel パターのグリップも断面が円形だそうですけれども、グリップ上面の平らな面は要らないような気がします。
すこし違った状態のグリーンでも試してみたいと思いますので、しばらく併用して使ってみようかと思います。
それと、友人たちにもちょっと打ってみてもらって感想を聞いてみようかと思います。 (^^)
16 件のコメント:
常にチャレンジャーですね~!
私は、斜め君が働いてくれてますが、
シャフト左面とフェースが面一の、
某ブログで書いたようなパターが、
欲しいですね。
HFは、自分の意志で、フォワードプレスとして行いたいです。
syoballさん、どうもです。
こちらではたまに、グリップの平らな面を左側にセットしてパターにつける人がいます。
特にスーパーストロークなんかでやる人が多いみたいですね。 平らな面以外ほぼ丸いので。
レフトハンド・ローのグリップにもよく合うんだそうですよ。
ゴルフショップで、このグリップ付けてもらった時にいろいろ店員さんとお話しました。(^^)
色々チャレンジしましょう!
楽しいですからね!(笑)
Press Gripはアイディアですね。
フォワードプレスしなくても始めから、ロフトを殺して構えることができるんですね。
フォワードプレスに慣れていない人にとっては、これでそのままストロークすれば良い転がりになる!
Green Keeperさん、コメントありがとうございます。
人間のアジャストの能力にはいつも驚きますが、私の場合はフォワードプレスしていた分、このグリップを使うとフォワードプレス量を自然に減らす様子です。
横長の楕円は、思ったより持ちやすいです。 こねにくくしてくれる感じ。
もし曲がって見えると目標合わせに影響するかなと思っていたのですが、グリップは視界に入らず全く影響しませんでした。
私の場合は右手でグリップして合わせてから構えるのですが、その際にグリップ断面の形状が違うのも全く影響ありませんでした。
ところで、Green Keeperさんのコメントで、通算5,000コメントを突破いたしました。
ありがとうございます!
記念に景品をお送りいたしますので、ブログ左のメールフォームからメールを頂けますでしょうか?
(スマホの場合は、一度PCヴァージョンの画面に切り替えていただかないと出ないと思います。お手数ですみません。)
なかなか、よさそうですね。
私のほうは、ちょっと違うグリップにたどり着きました。
http://palmbirdputtergrips.com/
PINGにFingerLockというグリップがありますが、このグリップは極端なバックラインがあるような感じで、指が固定されます。その結果ストロークが安定するのですが、ちょっと丸みを帯びた形なのです。
今では発売されて以内のですがParmLockという板のようなグリップがあったんですがこれは手のひらの向きを感じられるグリップでした。
その両方の特徴を併せ持ったグリップを発見したんです。早速、装着したんですが、ショートパットでフェイスが安定しない私にもしかしたらピッタリかもしれません。指を引っ掛けることによってアンコックされた状態となるので、フェース面が安定しました。
これも、重いグリップなのでカウンターバランス効果があります。
うれしいことにホームページにイップスに効果があるって書いてます。(爆)
Dさん、こんにちは。
このグリップを使ってる人見たことありますです。(^^)
今は Super Stroke 含めてテーパーなしが主流のようですね。
指にもパームにもフィットするのですね。
今度また感想を聞かせてください。
僕の友人は、再来週までぐらいには、DirectedForce Putterそのものをフィッティングするって言ってました。
僕はグリップだけですが、なんとも良い感じです。
ただ、エースパターのキャメロンのグリップも良い感じでありまして、ぜひともスイッチするってところまではまだ行かないです。
もう5-6ラウンド、両方を使いながら感触を楽しんでみます。(^^)
実はEdelの丸いグリップにも興味がありまして、代用で極太サイズの丸いグリップ(ウエッジ用?)を試してみたいとも思っています。
それで、ゴルフショップで聞いた話なのですが、Super Strokeグリップを平らな面が左方向に向くようにセットしてつける方が結構いらっしゃるそうです。
左手のパームで面を感じてストロークするらしいです。
>色々チャレンジしましょう!
>楽しいですからね!(笑)
・・・この、理由のところ、賛成!(笑)
syoballさん、
エースパターをいじることなく色々試すには...、
もう一本同じの買うしかないか? とか思い始めてまして、これは悪魔のささやきだなぁ。(笑)
高く付くじゃん? ...要らないのに。 :p
室内で毎日転がすには、エースパターとまったく同じものがあったほうがベターですよね(グリップ実験もさることながら)。室内でエースパターを練習し、次のラウンドでバッグにパターがなくてびっくり!を避けられる(笑)。
職場でも転がすとなると、まったく同じものが最低3本必要ですね!。きりがないですけどちょっと本気。お金がかかってしょうがないので、練習用はシビアでSSの狭いもの、バッグ内のエースはオキニの斜め君にしてますけど。本当は3本まったく同じ斜め君欲しいです。グリップもなにも全部同じやつ。
うーん、説得力ありますなー。
買う気になってきたぞー。(笑)
こうなるとキャメロンなのが痛いのね。
しかもカウンターウエイトも、ソールのウエイトも特別仕様なんですけれども。
2本まではいっとくか?! (x_x)
カスタマイズしたキャメロン*3はなんぼなんでも高すぎできついですね(W)
でも、もし2本そろえたら、YSPZさんの職場のグリーン?を考えると、ご自宅用も必要ですから、結局、まったく同じカスタマイズドキャメロンが3本必要だと思います!。
#そこまでエースパターを愛せたら、すごいですね。
#3本もあるのに、気分転換にならないところが難ですね(爆)
元々キャメロンの重さとバランスを似せて作ったオリジナルのPING ANSER(Dalehead)がありますので、すでに2本あるので3本は作らなくて大丈夫です。(笑)
そして家でもパター練習しませんし、オフィスでも(写真と記事にはしましたが)ほとんど練習しません。
つーか、そもそも車通勤で車にパター入りっぱなしなので、1本で足ります。(^^;
実験的に違うグリップを試したりするやつが欲しいな、って思ったんです。
ソールの錘の方は、以前に記事に書きましたように2個ずつセットで買うやつを何セットか買って、釣り用の鉛詰めて自家製の重さで作ったりしたのが入っているんですが、ちょうどもう1対のヒール側を重くトゥ側を少し軽くセットした錘が残ってますのでね。 もう1本ほぼ同じのが作れます。
なるほど(笑)
パターの改造といえば、一時、シャフトの中に砂を入れる改造に凝ったことがありまして、何本も作りましたが、もう飽きてやめました。
グリーンがガサイので、安定性よりも、いかにヘッドが動くか?のほうが大事だと気付いたからです。
スコア的なことでなくて、使いやすさ(しっくりさ)ですね。
僕はグリップの中の辺りに100g入れていますが、握っている位置の中なのでストロークした時にはほとんど重さを感じません。 バッグから抜いて持つと重いんですが。(笑)
効果は2つで、ひとつはヘッドの動きが感じやすくなります。(ジョン・クックもそう言ってました。)
ふたつ目は、全体には重みがあるので緊張した時に手先を使わず大きい筋肉で打っていけます。
いわゆる手が動かないという場面で、重みで打ってくれる感じ。
このグリップは日本では未だ扱いが無いようです。
そちらでネット販売でもしているのでしたら、日本でも買えますね。
差支えなかったらサイトを教えて下さると有難いです。
Green Keeperさん、このグリップは以前Dさんに教えていただいた
http://yspz.blogspot.com/2016/07/press-grips.html
Directed Forceというパターのもので、グリップ単体でも販売しています。
http://www.directedforce.com/
ただ、僕の場合は3ヶ月かかりました。
そして$40もしました。
(Edelの丸い奴は$10でした。)
もし良かったらお譲りしますよ。
一度使って抜いたものですし、お金は要りませんので!
メールを下さいね。
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