8/13/2012

ラウンド記録 (ジャーニー at パチャンガの2)


友人たちと8人で、ジャーニー・アト・パチャンガへ行って来ました。

昨年3月にSCGAのメンバー・アウティングのひとつとしてショットガンのトーナメントでプレーしています。 あの時は、池越えのパー3、15番からのスタートでした。

ルイゼーニョ族所有の、パチャンガ・カジノが経営しているリゾート・ゴルフ場です。


Journey at Pechanga resort
https://www.pechanga.com/golf/Default.aspx


しかしこの時期は、100度F(38度C)前後の気温ですから、午後のラウンドをするには少々しんどいですね。
しかもこのところのLA周辺は、湿度も高くて70%を超えていまして日本の夏を思い出すほど暑いです。

大量の飲み物を用意して望みました。



昨年に続き 2度目ですから、コースも落とし所とかいろいろまぁまぁ覚えていました。(^^)

今回はトーナメントではありませんのでティーは選べたのですが、白ティーでもスロープ132と十分に難しいですし、友人たちもみな白ティーでしたので私も白からにしました。


この日実は、途中の6番ホールで雷雨による警報の中断がありまして、全員一旦クラブハウスに引き上げました。
約1時間弱の中断でみんな元のホールへ戻って再開しました。

ですから途中から写真は曇っています。

これはしかし非常に助かりました。 なにせ猛暑を覚悟していましたからね。(^^)



前回ご紹介していないホールの写真をいくつかご紹介しまして、ラウンド記録をしておこうかと思います。


まずは とても美しい5番ホール。298yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


向こう岸は真ん中正面の川で分かれていて、側より左側は斜めになっていますので自分の飛距離に合わせて打つ場所を選べます。

川の右サイドのフェアウエーになっている部分は、2打目が川越えにならずに攻めることができますが、確実にキャリーで220y飛ばさないと危ないです。

写真のロバートは2度挑戦しましたが、2度とも惜しくも届かず池ぽちゃに。


・・・っていうかね、左のフェアウエーのバンカーに入らない辺りに打っとけば、そこからグリーンまでもう130yかそこらなのに勝負に行く必要ないしょ?(笑)

まぁでもこれだけ綺麗で広々した景観のホールですと、「行ってみるか!」って気持ちはよく分かります。(^^)



前回もご紹介しました、原住民の小屋を再現したものはコースのところどころにあります。
こちらは9番ホールの途中にあるものです。

画像をクリックで拡大します。


後方には、前回ショットガンで我々のスタートホールだった15番ホールのグリーンが見えています。

我々のゴルフは遊園地に遊びに行くようなものですので、こうしたアトラクションで写真とったりして楽しむのもいい感じと思います。
特に前の組がグリーンを終わるの待ってる間とか、いいですよね。



こちらも前回はご紹介していません素晴らしい景観のホールです。
17番パー3、180yです。

画像をクリックで拡大します。


この日のティーはティーインググラウンドの前の方に出ていて165yぐらいでしたでしょうか?

あのグリーンを、フルバックからですと 243yから狙わなくてはなりませんので、私だったらドライバーか3Wですかね。 ちょっと無理です。(^^;

白ティーからは奥の左目に乗りました。(^^)



最後に、友人に撮ってもらった私が打ってる写真を。
以前の記事でもご紹介している18番ホールの雄大な打ち下ろしです。366y。



いつも素振りはしませんから、今まさに打とうとしている写真です。

前回の経験がありますので、今回は打ち下ろしの難しい6番ホールでもそうだったんですが、大体どの辺の距離に落ちるかも落ちる辺りがどう開けているかも分かっていますので、その分は打ちやすかったです。

テークバックが上がっていく途中かダウンスイングが降りてくる最中かよく判りませんけれども (多分テークバックの途中ですかね?)、それにしても相変わらずまるでウエッジでも打つかのようなドライバーの振り方だな、・・・と再認識してしまいました。(^^;


このショットの時点で、時間は夜の7時ぐらいです。



8/09/2012

フィルの新パターは日本経由


こちらのGolf.comの記事はとても面白い内容でした。

Phil Mickelson's new Odyssey putter has Japanese roots, complicated history 」


記事によりますと、フィル・ミケルソンが先週のオハイオ州アクロンでのWGC-Bridgestone Invitational の金曜日のラウンドから投入して使っているそうなんですが、オデッセイのパターです。


画像をクリックで記事にリンクしています。



内容をかいつまんでおきますと、

全英オープンのロイヤルリザムで予選落ちした後、余った時間にキャラウエイのクラフト・サービスをやるトラックの中を徘徊しているときにこのパターが目に入ったのだそうです。


Odyssey ProType 18ix というパターなのだそうですが、日本仕様で日本でしか扱っていないそうなんですね。
誰か全英OPに出場した日本のプロが使っているということなんですかね?


トゥの高くなっているデザインや、ホワイトホットの様なインサート、とにかくいきなり惚れ込んじゃったらしいです。

しかしさすが日本仕様モデル、・・・右用しか無い。


そこで、キャロウェイ・ゴルフの主任デザイナー、Austie Rollinson氏に頼んで造ってもらったということなのだそうでして。
2-3日で造ってしまったらしいですよ。


アジャスタブルのウエイトも色々と1時間程度も試行錯誤した結果、写真のように15gを両方に入れることに。

ネックの微調整も施して、以前のL字パターと同じ  ライ角 74度 / ロフト角 3度に調整されているそうです。


トーナメントの最中の金曜日からバッグに入ることになり、週末の決勝もこれでパットして気に入り、今もこのパターを使っているそうです。

あまりにあっという間に実践のバッグに入ることになって驚いた、とRollinson氏が話しています。



記事を丸々意訳しただけですが、すごく面白い記事ですよね。(^^)


※追記:  ちなみに、PGA Chanpionshipの最終日には既に違うL字パターを使ってましたね。


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ちょっと気になったルールの記事。

マウスピース着用で失格…直道トホホ


↑ これって、本当に違反に裁定すべきなんでしょうか?

裁定集の規則14-3 を読んでも、明確に違反であると判断されているとは思えません。


本人が、飛距離が伸びたという自覚があるんなら まぁ違反とジャッジされてもいいですけど、

私としては・・・、


じゃぁ入れ歯は?とか、

いろんなプレイヤーがパフォーマンス向上を信じて身に着けている、ファイテンのネックレスは?とか、

さらにはゴルファー御用達のブレスレット、サボナ とか パワーバランス とか


・・・はどうなの? スコアアップを謳ってますし。


などと、かなり「???」な状態に陥らざるを得ません。



どう思います?


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追記:  8/12/2012

パット・エイミング教本の細貝さんからメールで教えていただきました。

マウスピースについては直道が最初の事例なわけではなく、JGA独自で作っている裁定集にすでに載っているそうです。



一方、USGAの裁定集には載っていなかったのですが、調べてみました。

Pure Power Mouth Guard Endorsed by PGA

2010年の7月のarticleですが、"TMJ issues (アゴ関節の不具合)" があって歯医者さんの診断書をもらっていれば、Pure Power Mouthguard を使用してよろしい、ということになっているようです。

プレイヤーのロッカーに貼り出されたと書いてあります。

周知徹底していたので、プレイヤーが知らずに失格とかの事態が起きていなかったため、裁定集にも載っていなかったのですね。

PGAにも使用しているプロが居るようです。


アゴ関節に全く問題がない人なんて少数派でしょうから、実質は大半の人が使おうと思えば使える状況にある様子です。


細貝さん、教えていただいてありがとうございます。(^^)



ファイテンやパワーバランスについても今度調べてみます。



8/08/2012

ハシェンダ (ゴルフクラブ)


プラベート・コースで開催されたトーナメントに行って来ました。

スクランブル・フォーマットは、エンジェルズ・チャリティー・トーナメント 以来になりますね。

今回は、LAPD(ロサンゼルス警察)のStarという青少年育成のプログラムを運営している部署が主催したファンドレイザー(募金活動)のためのトーナメントです。


開催されたハシェンダ・ゴルフクラブというゴルフ場は、西海岸ではもっとも古い部類に入る1920年の設立という伝統あるクラブです。
これだけ古いと距離が短かったりするものなのですが、このコースはフルバックですとパー71で 7,000y近くあります。

30年代にはジーン・サラゼンとかの出場するプロのトーナメントが行われていたみたいですね。


Hacienda Golf Club
http://www.haciendagolfclub.com


設計は、Willie Watson氏。
その他何人かが関わって改装されているようです。歴史が長いですからね。


会員はわずか400名しか居ないそうで、ティータイムの予約はとっていないそうです。(@_@)!

料理長のShushan Madenlian氏が南カリフォルニアのエリート・プライベート・シェフに選ばれたとか書かれていますし、なにやら格調高いですね。

数々の古い写真、フィル・ミケルソンが全米アマチュアに出場した頃の写真とかも飾ってありました。


Southland Golf Magazineの写真。


この写真は、16番ホールのパー3のグリーンを17番のフェアウエーから撮影したものですね。
16番のティーは写真の右手にあります。


非常に難しいコースで、フルバックでは、6,955yでパー71、コースレート/スロープは 74.7/143 にもなります。
青ティーからは、6.605yで 73.4/139。  白ティーからでも、6,310yで 72.0/136です。


そういう訳で、こういったイベントの時にいそいそと足を運んでおかないと、なかなかラウンドする機会には恵まれないというわけです。

コースが難しいということもあって、フォーマットは各ショットをベストボールでプレーするスクランブル形式。
それでも、この日は凄まじく暑かったせいもありますかどうか、満員の144名でのプレーは待ち待ちでスルーのラウンドに6時間半以上もかかりました。 ・・・疲れました。



それでは、何枚かコースの写真をご紹介しようと思います。

我チームは、私の他、よく飛ばすハワイアン系の女性1名と、HDCP18-24ぐらいの友人二人です。(^^)


まずは1番ホール。 400yのパー4です。
(我々のラウンドはショットガンで8番からのスタートでしたが、写真は1番からにします。)

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ひたすらまっすぐの打ち下ろしのホールです。
最初は伸び伸びと、という配慮が感じられるスタートホールですね。

でも左のフェアウエイバンカーがちょうどドライバーの距離になっていて、狭いバンカーの右サイドを狙うか、刻んで2打目を長く残すか、思案のしどころでしょう。

今回の場合は、4人ティーショットを打って一番良いのを取れば良いですから狙って打っていくべきですね。
ただしこの日はかなり強めのアゲインストの風が吹いていました。

他の3人はティーショットを曲げてしまい、右の斜面や左の木の中。
私のあまり当たりの良くなかったティーショットは左バンカー左手前でしたが、これを選択。

友人がユーティリティーで非常に上手くうって3歩に付けたため、バーディーでした。
(私のセカンドショットはかろうじてグリーン左端。)



次に315yと短いパー4の3番ホールです。

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このホールは短いのですが、フェアウエーが非常に狭いですね。

この友人が、フェアウエーの良い位置に上手く打ってくれました。
(私はこのホール、右にOBでした。(^^;  OB打ったのはここだけですけど。)

グリーンは、なんと右の木の裏っ側に90度ぐらい曲がった位置にあります。
2打目は少ーし木がスタイミーでした。

4人打てる強みで、私は右の木ギリギリに通過するフェード気味を打ってみましたが、登り傾斜で左からの風の距離感が上手く読めず、奥の13歩(約9m)にオン。
他3人のショットもグリーンに乗りませんでしたので、短いのに難しいセカンドショットでした。



次の写真は7番ホールのパー5です。520y。

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ご覧になれますように、かなりの左曲がりのボールを打っていくホールです。

幸い私は左曲がりは得意ですので、まぁまぁ良いティーショットが打てました。(^^)


セカンドの3Wも良く当たってくれて、3打目はこの位置です。

画像をクリックで拡大します。


丸々バンカー越えの登りのアプローチですね。
幸いに旗は青ですので、カップはグリーンの奥です。

約40yぐらいですが、私は他の人の打ったボールの残り90yぐらいの位置が良かったのですが、他の人がここからの方がいいって言うのでここから行きました。

絶妙にバンカーを越えてピンの手前10歩(約7m)につけてくれた人がいて助かりました。
(私はこういうの苦手なんですよねー。(^^; フェース開いて上げて打ったんですが、グリーンの右に外しました。)



つづきまして、10番ホール、500yのパー5。左ドッグレッグです。

画像をクリックで拡大します。


こちらは2打目地点です。

写真の左方向のティーから打って来まして、私のボールは画面真ん中辺りの左から降りてきている斜面の途中にあります。

グリーンまで近そうに見えてまだ260yぐらいありますね。

ここのサードショットは4人全員乗りまして、一番近いのはカップに1歩(60cmぐらい)。
ナイスバーディーでした。 (私のサードショットは、2歩(約1.5m)でした。)



こちらは続く11番ホールですが、90度に右に曲がるドッグレッグの短いパー4です。
300yでティーショットは打ち上げですが正面に打つと240yしか打てません。突き抜けてしまいますので。
安全に行くなら、220yぐらいをフェアウエーセンターに打っていく感じです。

画像をクリックで拡大します。


写真は、グリーンから振り返って撮ってみました。
この写真で言いますと、真左の後方、ず~っと左の方にティーがあります。

スクランブルですので、私はあえてドライバーで大きなスライスを打ってみました。

珍しくスライスが上手く打てることもあるもんですねー。(笑)
上空の木の枝をすれすれでしたが、グリーンと同じ高さになっている平らなベストポジションに持って来ました。

しかしグリーンは完全な砲台でピンはぎりぎり手前の位置と、非常に攻めにくい位置で距離は85y。

私がまず、ショートして手前の坂道を転がり戻らないように十分距離を出してグリーンセンター狙いでオン。 カップより後ろに9歩(約6m半) ぐらい。
あとは他の3人にカップを攻めてアグレッシブに打ってもらえるようにして全員で攻めてみましたが、なかなか難しかった様です。



次の14番ホールはちょっと珍しいです。
ティーショットを、一般道路を越えて打っていきます。 410yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


写っているテントは、ビールを配っているおねいちゃんのテントです。(笑)

ティーインググラウンドの切れた先に、一般道路が走っています。
車通りが少ないとはいえ、コース内とかコミュニティー内の道路ではなく、普通の一般道路でした。

コースとしては、やや左へ向かうほぼ真っすぐのレイアウトです。



さて最後に16番ホールのパー3をご紹介します。

最初の、雑誌のサイトにあった写真と同じホールです。 アングルの違いが見えますでしょうか。
170yの難しいパー3です。

画像をクリックで拡大します。


グリーンに、白線で半径10フィートぐらいの円が書いてありまして、なんとかチャレンジみたいなのをやっていましたが、この風とこのレイアウトではグリーンに乗せるだけでも一苦労です。

旗の位置は奥目。 私は右のバンカーの後方の位置にグリーンを外しました。

一人が上手く打ってオンしてくれまして、14歩の登りのパットをうちのチームの女性がスラムダンク!
まさにカップの後ろの壁で真上にポーンと跳ねてカップに入り直すというすごいパットでバーディーでした。(^^)



あまりに暑かったので、時々 iPhoneのレンズが曇っていて写真が部分的にぼやけちゃってますね。
すみません。(^^;

500mlのゲータレードとか水とかアイスティーとかコーラとか、3L以上は飲みましたでしょうかね?
本当に蒸して暑かったです。 (蒸すっていうのはこの辺りでは珍しいのですが、この日は湿度が上がっていました。)


最後の3ホールぐらいは全員ショットがガタガタでした。(笑)
なんとかかんとか、一人ぐらいはまともに行ったボールがあって何とかなった感じです。

ここはスクランブルじゃなくて一人一人のスコアでラウンドしたらかなり厳しそうな難しいコースでしたが、非常に楽しくトーナメントを終えました。
(トーナメントっていうのは英語でして、いわゆる日本で言うコンペって奴ですね。 景品が多数でオークションやくじ引きがあるって言う感じです。 シリアスな競技ゴルフではありません。)


機会があったらちゃんとラウンドしに来てみたいコースですが、厳格なプレイベート・コースですからチャンス無いんだよねー。(^^;