久しぶりにラウンドしてきました。
最近ディスカウントのサイトに出てきたので家族に半日もらえたということで早速行ってみたのですが、以前はプライベートのコースだったらしく、今はパブリックに開放されているようです。
先日ご紹介しました、マイル・スクエア (ゴルフクラブ)と同じ、SCGA所属の設計家、David Rainville氏の設計です。
Upland Hills Country Club
http://golfuhcc.com/
距離はかなり短めで、癒し系コースになりましょうか。 パー70です。
なかなかに綺麗なコースで、クカマンガ・ピークを含めた頂上付近に雪を被った壮大な山々が、いくつかのホールから見えます。 気持ちいいですね。
いかにもカントリー・クラブだったという雰囲気が伺えますのは、各ホールが家に囲まれているところ。
どの家もかなり近いです。 ガラスはちょっと気になりますか。(笑)
ホールとホールの間のカート・パスも家の間を通っていたりしますしね。
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こんな感じです。 (ここは3番と4番の間。)
コースレイアウトとしては、かなりやさしいのですが、グリーンはけっこう厳しかったです。
硬く締まっていてボールが止まりにくく、下りのパットはすごく速くて場所によっては止まりません。
よく切れるラインが多くて、近頃研究していた(←大げさ。(^^;)パッティングの良い実践場になりますね。
(あとで出てきますスコア記録にも、サイド・ラインを表すSが沢山入りまして、ダウンヒルと組み合わさるDSなんてラインが多発しまして、ものすごくやり甲斐がありました。(^^))
クラブハウス前の駐車場と1番ホールのティー、練習グリーンの辺りはこんな感じです。
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写真の左方向から入って来ますが、ゲートの名残がありまして、以前は住人しかゲート内に入れなかったようです。
1番ホールは短めの352yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。 写真は2打目地点。
よく知らないのにフェアウエーが右から左へかなり傾斜していましたので自然に右方向を狙ってドライバーを打ったのですが、ここは本来は3WかU2で打たないとダメですね。
左に写っています、グリーン左手前の池に届いてしまいます。
もしティーから見てフェアウエーど真ん中にドローボールなんか打ったら、傾斜でバウンドが左へ持っていかれて池ポチャ確実でした。
残りは80y程度でしたが、カップの右横ぐらいにバウンドしたと思ったボールがすーっと転がっていって、奥のカラーまで行ってしまいました。
最初ですから下り14歩(約10m)のパットを、オーバーしないぴったりで打つつもりで9歩ぐらいでパットしましたが、思ってもみない幅で右にスライスして行きまして(まぁ池がありますから多少そっちへ曲がるだろうとは思っていたのですが)、なかなか辛い1mぐらいが残りました。
返しじゃなかったら、1mでも外していたかも。
3番ホールのティーからは、壮大な山脈が見えます。 登ってはいますが、距離は短い326yしかありません。
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ティーイング・グラウンドの左の方へ行くと、ぴゅっと尖ったクカマンガ・ピークが見えます。
気持ち左ドッグレッグしていましたから、ここもドライバーを持って気持ちよく振ってドローボールで打ちました。
スライサーの方は、家が近いから打ちにくいかもですね。
まぁ、ドライバー打つ必要は全く無いのですが。(^^)
2打目は90yぐらいで、かなり上手く打てたのですが、やっぱり思ったより止まらず、下りの7歩(約5m)。
見た目には、軽いフック・ラインにすら見えたのですが、実はかなり曲がるスライス・ラインでした。
マウンテン効果って呼んでいるんですが、すべからく山脈から離れる方向へ向かう形で、見えない傾斜がかかっていると考えた方が良さそうです。
毎週来ていると言う地元のプレイヤー2人と一緒にラウンドしたのですが、「へぇー、初めてなのによくそっちに曲がるって読んだねぇ。」って言ってもらえました。
でもですね、7歩しか無いのに、思ったよりスーっと行っちゃって、2歩(約1m半)も残してしまいました。
マウンテン効果を考慮するにはしたのですが、イメージが付いて生き切れていないと申しますか。
でも、このくらいのミスならカバー出来ることも少なくないので助かります。
この写真は、やはり短い5番ホール331yのパー4の2打目地点です。
間にある4番ホールは414yあるのですけどね。
(4番は、2打目3Wで強振しまして、グリーン手前のバンカーの上端に当たったボールがグリーン左寄り手前のカラーに止まりました。)
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この辺りまで来ますと、地元プレイヤーともいろいろ会話しつつラウンドしていまして、グリーン右手前に池があってフェアウエーも右に傾斜しているから、真ん中より右に打つと池に入っちゃうよ。ってアドバイスを貰っていたにも関わらず、3Wで打ったにも関わらず、軽い右ドッグレッグのグリーンに吸い寄せられるように真ん中やや右へ飛んでいって、傾斜で転がりギリギリで池ぽちゃしてしまいました。(x_x;
すぐ近くに、白鷺みたいなのが居ますね。
7番ホールは159yのパー3です。
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まわりの家の感じが、いかにも元カントリー・クラブって感じしますよね。
6番アイアンと5番アイアンで迷った末、風なども考慮して6番を選択しました。
ティーマーカーにもたれかけてあるのは、使わなかった方の5番アイアンです。(笑)
手前のバンカーに入れたくないけど、ピンは真ん中、グリーンは右に傾斜していそうだから、持ち玉のドロー気味でしっかり打とう、なんて余計なこと考えてるから、まんまと当たりが薄くなって、手前のバンカーに突入。(T_T) (笑)
こういう時は、長い目のクラブで軽く打つのも手なんですが、加減する気持ちが出てしまうとかえってショートして手前のバンカーに入ったりするんですよねー。(笑)
英語ですと、「I babied that shot.」 とか言ったりします。
深いヤなバンカーでしたが、砂もたくさん入っていてボール位置は気持ち登りの斜面に目玉にならずに居てくれました。
滅多に無いサンド・セーブが拾えて、ラッキー!
最後になりますが、是非にご覧頂きたい写真は、15番ホールの182y、
パー3です。
画像をクリックで拡大します。
後ろの山が綺麗でしょう?
右端のちょいと尖んがっているのが、クカマンガ・ピークです。
写真じゃなくて現地で観ますと、すごく壮大な感じするんですけどねー。
朝の空気は気持がいいですし。
写っている二人は、この日一緒にラウンドさせてもらったボブ&フランクです。
彼らは、白ティーからプレーしてました。
で、私の青ティーのところに猫ちゃんが座ってまして。
ゴルファーが来ても平然として動かないんですよ。(笑)
すご横で打たせてもらったんですが、この猫ちゃんなにやら鼻で笑っているかのよう。(笑)
右手前にショートしました。
(ピンも赤フラッグで右手前寄りだったんですけどね。)
やっぱりゴルフは気持ちいいし、楽しいですねー。(^^)
ラウンド記録です。
青ティーのコースレート/スロープは68.6/121、パーは35・35=70です。
1 4 - 0 D14BL-①
2 3 - / DS9B
3 4 - 0 DS7AL-②
4 4 - 0 DS17BS-①
5 4 △ 3 U17BB-② (池)
6 5 - 1 D10B
7 3 - / ② (SS)
8 4 - 0 DS3BL-①
9 4 - 0 U9-
10 4 △ 0 14AL-① (S目玉)
11 4 △ 0 UU18S-②
12 4 △ 0 DD17AL-UU8B-① (3パット)
13 5 - 0 D7A
14 4 - 0 7B
15 3 - / ① (10)
16 4 □ 2 3B
17 3 ◯ / © (12)
18 4 - 1 ② (20)
36(17)・39(15)= 75(32)
(今度チップインを© で表すことにしてみました。)
ディファレンシャルを計算したら、6.0でした。
17番のチップイン・バーディーはもうホントにただのラッキーで、グリーン奥のラフ1mくらいに外した、下り12歩くらいをPWでピッて打ったら転がって入りました。(^^;
グリーンはパット数にみえる以上にけっこう苦戦しました。
バーディー・パットがそこそこあったのに、結局決まりませんでしたし。
8番の3歩なんか、すごくよく読んだと思ったんですけど、足りなかったしちょと強かった。
12番ホールなんか、17歩(約12m)の下りで、12歩の強さで打ったつもりだったんですけど、するするするーって行っちゃって、8歩(約5m半)もオーバーしてしまいました。
得てして返しのパットはショートしがちなので、しっかり12歩の強さで(←また?(笑))打ったんですが、カップの右50cmへぴとっと止まるノーチャンスなパッティング。
参りました。
でもでも、こういうグリーンはプレーしていて本当に楽しいですね。
グリーンへ来るまでも、あまりストレスが多くないのもパットを楽しめるいい条件です。
近いうちにまた来たいなぁ、と、かなり本気で思ったりしてます。(^^)
13 件のコメント:
こんにちは、Zさん。
こういうところに住んでいるゴルファーは、自分の家の前のホールからスタートして最終ホールも自分の家の前・・・、何てホントの話なんでしょうか。ホントだったら羨ましい限りですね。よそなんか面倒で行かなくなっちゃうかな
やっぱりグリーンは脳みそが汗をかくくらいが面白いですよね。
お見事なプレーでした
Posted by:ノリ→ともじーさん at 2010年03月22日(月) 17:55
ごめんなさい
宛先訂正しないまま送信してしまいました。
おっちょこちょいですいません
Posted by:ノリ→やきそばパンZさん at 2010年03月22日(月) 18:00
そちらのコースって、なんか公園の延長のような雰囲気があり気軽さと癒しがあって、いいですよね
しかし上手い...
Posted by:Shu at 2010年03月22日(月) 18:46
ノリさん、こんにちは。
カントリークラブって、そういうものらしいですよ。
コースによっていろいろですが、平均的には大体500万円~1千万円ぐらい入会金で支払って、後は月に4万円~5万円ぐらいの月会費を支払うところが多いみたいです。
その代わり、よその人はゲストしか来ませんからTeetimeは取りやすいし、基本的には家もゴルフ場の中にある、って格好です。
ゲートがあって外の人は入って来ませんので、セキュリティーも安全。
そんな余裕のある生活送れる人がカントリークラブで家族ぐるみでゴルフする感じですかね。
月5万円は高いなぁ、って思いますけど、奥さんやお子さんは時間さえあればラウンドし放題、って考えると安く付くのですね。
まぁでも、ココみたいにセミ・パブリックにしてしまうと様相が変わって来ます。
私みたいなのがひょっこり来て週末でも$50そこそこでラウンドできます。
ゲートも開けとかなくちゃなりませんね。
私は今回は打ちませんでしたが、周りの家々にもボールが飛び込んで来ます。(笑)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 00:27
Shuさん、こんにちは。
ホントですね。
まさに公園の一部に作られているパブリック(公営)の値段設定の安いコースも多いです。
(週末は6時間コースになっちゃうので私は行けませんが。)
実は前の日に9ホールの早朝練習ラウンドを近所のパブリックコースでやって、次の日でしたからショットがすごく安定していました。
(日本に帰ったら、それをナシでいいゴルフしないといけないんですよね。
レンジの練習とかで。)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 00:31
以前プライベートだったという雰囲気が出ていますね。
会員が少なくなって経営できなくなったのでしょうか。
ウチの側でもそのような動きのコースがあります。
Posted by:サンディエガン at 2010年03月23日(火) 01:32
Zさん、
コースは短いとは言っても、十分に良いスコアですね。ティーショットが安定しているように見ます。
景色も最高ですね。山の頂に雪が見えるなんて、絵になります。
私も昨日は、これに似たコースをラウンドしました。本当に家が近くで、所々にボールの穴が開いた壁が見えました。
天気が良いところで、BBQの美味しい香りをさせてビールを飲んでいる人が傍らに居ると、ゴルフを止めてBBQに参加したくなります。
また、小さな女の子にティーグラウンドの横で、Helloなんて言われると、本当に可愛いと思っちゃいました。
Posted by:trimetal@CT at 2010年03月23日(火) 03:58
サンディエガンさん、こんにちは。
サンディエガンさんにとっては箱庭みたいなコースですけど、
私にとってはグリーンまでが優しくてグリーンが難しいコースって言うのは一番楽しくラウンド出来るゴルフコースかも知れません。
よほどいい場所にないと、カントリークラブは経営が難しいかも知れませんね。
New PortとかPalos Vardesとかのコースは磐石かも知れませんけど、Uplandだとちょっときつかったのかなー、って思いました。(そもそも設計もパブリックコースの設計家ですしね。)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 04:51
trimetalさん、こんにちは。
嘘か誠か、このティーを使って、安定してきました。(笑)
コルレオーネXさんのお陰です。
2番のティーグランドの横の家で、可愛いプードル系のワンちゃんが出てきまして、まだ頭にカラー巻いた奥さんが出てきまして、「Good morning!」って挨拶しました。
ワンちゃんにカメラ向けて、「OK?」って目で挨拶しましたら、ワンちゃんを少し押してご自分はすすすっと奥に隠れてました。
こういうお家に住むの、いいなぁ、って思いますけど、ゴルフと普段の生活の境界線がますます縮まっても困るような困んないような・・・。(笑)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 04:57
私もティーグランドから徐々に厳しくなっていくような
ゴルフ場が好きです。裏を返せばティーショットが
安定しないってことなんですが。
私が紹介させていただいたティーでティーショットが
安定したならそれはそれで私も嬉しいです。
アメリカのゴルフ場というと広いイメージがありますが
写真から受けるイメージはそうでもなさそうですね。
1番ホールなんかはティーショットが難しそうです。
Posted by:コルレオーネX at 2010年03月23日(火) 09:53
Xさん、こんにちは。
載せなかったんですけどね、6番パー5の539yのティーショットはこんな感じです。
そういう意味では、日本の一部のゴルフ場に似てたかも知れませんね、このコース。
ティーはたぶん、高さが一定するのがいいような気がしてます。
黄色のは、気持ーち高すぎるみたいでフェースの上の方にあたるケースが多いような気がしてます。(スピンが減って弾道が上がりよく飛ぶ。・・けど、度が過ぎるとミスになっちゃいます。)
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 11:45
これぞ正にカントリークラブなんですね
日本の、山肌を切り取って作ったカントリー倶楽部ってのは意味が分かってない・・・とは夏坂健さんの言でしたが、よくわかるような気がします。
あれだけ近くに民家があると、打ち込むのが怖くて、ちょっとびびってしまいますね
Posted by:golfreak銀 at 2010年03月23日(火) 13:13
golfreak銀さん、どうもです!
夏坂健さんはいささか大げさなときも多いですからご注意を。(笑)
「ワン・オン」なんて和製英語は噴飯物だ、っておっしゃってるけど大袈裟だって話を以前書きましたが。
でも、クローズド・サークルの会員の負担だけで運営しようと言うカントリー・クラブは日本では馴染みませんでしたね。
私も、こちらでカントリークラブに入れるくらいの金額を日本では払って会員やってましたけど、環境的には確かに雲泥の差です。
Posted by:やきそばパンZ at 2010年03月23日(火) 15:23
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